JPH1016595A - 自動変速機の変速操作入力装置 - Google Patents

自動変速機の変速操作入力装置

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Publication number
JPH1016595A
JPH1016595A JP19555896A JP19555896A JPH1016595A JP H1016595 A JPH1016595 A JP H1016595A JP 19555896 A JP19555896 A JP 19555896A JP 19555896 A JP19555896 A JP 19555896A JP H1016595 A JPH1016595 A JP H1016595A
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JP
Japan
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range
shift
select lever
range position
input device
Prior art date
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Pending
Application number
JP19555896A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Miyoshi
啓介 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP19555896A priority Critical patent/JPH1016595A/ja
Publication of JPH1016595A publication Critical patent/JPH1016595A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0204Selector apparatus for automatic transmissions with means for range selection and manual shifting, e.g. range selector with tiptronic

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、セレクトレバー10の揺動操作を介し
てシフトアップ・シフトダウン可能な手動レンジ(Mレ
ンジ)を有する自動変速機の操作装置では、セレクトレ
バーのP・R・N・Dレンジ等が設けられたメインゲー
トに対して、Mレンジがメインゲートの左右一方側に設
けられているため、操作装置の車幅方向サイズが大きく
なり、セレクトレバーの基端部を枢支する機構が複雑化
し、Mレンジと他レンジ間の切換えの操作性を高めるこ
とができない。 【解決手段】 変速操作入力装置1においては、セレク
トレバー10を手動操作して変速段をアップ側とダウン
側とに切換え可能なMレンジを、Pレンジ位置とRレン
ジ位置とDレンジ位置と共通の前記操作面内に、Dレン
ジ位置に隣接するように設け、セレクトレバー10のM
レンジとDレンジ間の位置切換えを規制解除可能に規制
する規制・規制解除機構50を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の変速
操作入力装置に関し、特にセレクトレバーを手動操作し
て変速段をアップ側とダウン側とに切換え可能な手動レ
ンジを設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機の変速操作入力装置には、自
動変速機のレンジをPレンジとRレンジとNレンジとD
レンジのうちから選択するセレクトレバーが設けられて
おり、通常、セレクトレバーはその下端部を回動自在に
枢支して前後方向へ揺動可能に構成され、セレクトレバ
ーのレンジ位置として、前側から順にPレンジ位置、R
レンジ位置、Nレンジ位置、Dレンジ位置が設けられて
いる。
【0003】ここで、ドライバーによる手動変速を可能
にするために、従来より、セレクトレバーを手動操作し
て変速段をアップ側とダウン側とに切換え可能な手動レ
ンジ(Mレンジ)を設けたものも実用化されている。例
えば、特開平4−244655号公報に記載の自動変速
機用変速操作装置においては、セレクトレバーが挿通す
る前後方向に延びる第1シフトゲートを設け、この第1
シフトゲート内でセレクトレバーを前後方向に揺動自在
に構成し、この第1シフトゲートを含む鉛直面内にPレ
ンジ位置、Rレンジ位置、Nレンジ位置、Dレンジ位
置、3速段位置、2速段位置、1速段位置を前側から順
に設け、第1シフトゲートのDレンジ位置に横ゲートを
介して連なり前後方向向きの第2シフトゲートを設け、
Mレンジでは2シフトゲートの中央部にセレクトレンジ
を位置させ、その2シフトゲート内でセレクトレバーを
前方へ所定角度揺動させることで1速だけシフトアップ
可能で、また、セレクトレバーを後方へ所定角度揺動さ
せることで1速だけシフトダウン可能に構成してある。
【0004】他方、特開平6−094111号公報(特
願平4−269461号)に記載された自動変速機の操
作装置においては、前後方向に延びるメインゲートを介
してセレクトレバーをPレンジ位置、Rレンジ位置、N
レンジ位置、Dレンジ位置に切換え可能に構成し、メイ
ンゲートのDレンジ位置から分岐して少なくとも2つの
ポジションにセレクトレバーを案内可能なサブゲートを
設け、2つのポジションのうちの一方に操作すると1速
だけシフトアップ可能で、また、2つのポジションのう
ちの他方に操作すると1速だけシフトダウン可能に構成
してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平4−244
655号公報の変速操作装置においては、横ゲートと第
2シフトゲートを設けてその第2シフトゲートにセレク
トレバーを操作可能に構成するため、操作装置の車幅方
向サイズが大きくなり、また、横ゲートと第2シフトゲ
ートにわたって揺動可能となるようにセレクトレバーの
基端部を枢支する機構が複雑化し部品数も多くなり製作
コストも高価になる。しかも、Mレンジに切換える際に
は、セレクトレバーをPレンジ〜Dレンジへ切換える通
常の切換え方向と直交する横方向へ操作しなければなら
ないので、Mレンジへの切換えとMレンジからの切換え
の操作性を高めることができない。尚、前記後者の特開
平6−094111号公報の操作装置においても、前記
の操作装置とほぼ同様の欠点がある。本発明の目的は、
車幅方向サイズを小型化すること、セレクトレバーの基
端部を枢支する機構を簡単化すること、Mレンジへの切
換えとMレンジからの切換えの際の操作性を高めるこ
と、等である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動変速機の
変速操作入力装置は、自動変速機のレンジを選択するセ
レクトレバーが、その下端部を回動中心として前後方向
に延びるシフトゲートを含む鉛直の操作面内において揺
動可能に支持され、セレクトレバーがPレンジ位置とR
レンジ位置とNレンジ位置とDレンジ位置とに亙って揺
動にて位置切換え可能に構成された自動変速機の変速操
作入力装置において、前記セレクトレバーを手動操作し
て変速段をアップ側とダウン側とに切換え可能な手動レ
ンジを設けるとともに、その手動レンジ位置をPレンジ
位置とRレンジ位置とDレンジ位置と共通の前記操作面
内に、Dレンジ位置に隣接するように設け、前記セレク
トレバーの手動レンジと他のレンジ間の位置切換えを規
制する切換え規制手段と、その切換え規制手段の規制を
解除する解除手段とを設けたものである。
【0007】セレクトレバーを前後方向に揺動させるこ
とにより、Pレンジ位置とRレンジ位置とNレンジ位置
とDレンジ位置とに亙って切換えることができる。セレ
クトレバーがDレンジ位置にあるとき、セレクトレバー
を前後方向に手動レンジ位置の方へ揺動させることによ
り、Dレンジから手動レンジに切換えることができ、ま
た、セレクトレバーが手動レンジ位置にあるとき、セレ
クトレバーを前後方向にDレンジ位置の方へ揺動させる
ことにより、手動レンジからDレンジに切換えることが
できる。そして、手動レンジにおいてセレクトレバーを
前後方向へ揺動させることにより、手動操作して変速段
をアップ側とダウン側とに切換えることができる。
【0008】Dレンジから手動レンジに切換える場合に
は、解除手段を作動させて規制手段の規制を解除した状
態で、Dレンジ(又は手動レンジに隣接する他のレン
ジ)から手動レンジに切換えることができる。その切換
え後、解除手段の作動を解除すると規制手段が有効とな
り、手動レンジからDレンジ(又は手動レンジに隣接す
る他のレンジ)への切換えが規制される。この手動レン
ジにセレクトレバーを規制した状態において、セレクト
レバーを手動操作して変速段をアップ側とダウン側とに
切換えることができる。手動レンジからDレンジ(又は
手動レンジに隣接する他のレンジ)へ切換える場合に
は、解除手段を作動させて規制手段の規制を解除した状
態で切換えることができる。このように、手動レンジへ
の切換えが規制されるので、セレクトレバーが不用意に
手動レンジに入ったり、手動レンジにおける揺動操作中
に手動レンジから他のレンジへ切換わるのを防止でき
る。
【0009】請求項2の自動変速機の変速操作入力装置
は、請求項1又は請求項2の発明において、前記手動レ
ンジにおいて、セレクトレバーを前方に所定角度以上揺
動させるとアップ側とダウン側の一方に1段変速し、セ
レクトレバーを後方に所定角度以上揺動させるとアップ
側とダウン側の他方に1段変速するように構成されたこ
とを特徴とするものである。このように、手動レンジに
おいてセレクトレバーを前後方向に操作して手動変速操
作するようになっているので操作性に優れる。ここで、
通常ドライバーは加速したい場合にはシフトダウンする
ことに鑑み、手動レンジにおいて、セレクトレバーを前
方へ揺動させると1段シフトダウンし、後方へ揺動させ
ると1段シフトアップするように構成することが望まし
い。
【0010】請求項3の自動変速機の変速操作入力装置
は、請求項1又は請求項2の発明において、前記解除手
段は、ドライバーによる所定の操作を介して規制を解除
するように構成されたことを特徴とするものである。こ
のように構成すると、ドライバーの意思で解除手段を作
動させて規制手段の規制を解除することができるので、
ドライバーの意思に反して不意に規制が解除されること
がない。
【0011】請求項4の自動変速機の変速操作入力装置
は、請求項1又は請求項2の発明において、前記手動レ
ンジにおいてセレクトレバーを中立位置に付勢する付勢
手段を設けたことを特徴とするものである。即ち、手動
レンジにおいてセレクトレバーを操作しないときには、
セレクトレバーは付勢手段により中立位置に保持される
ので、車体の振動等によりドライバーの意思に反して変
速段が切換えられることがない。また、セレクトレバー
を操作後に中立位置に操作する必要もない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本実施形態は、前進5速の自動車
用自動変速機に本発明を適用した場合の例であり、本実
施形態の自動変速機には、Pレンジ・Rレンジ・Nレン
ジ・Dレンジ・Mレンジ(手動レンジ)の5つのレンジ
が設けられている。尚、自動車の前後左右を基準に前後
左右を定義して説明する。
【0013】図1〜図3に示すように、自動車用自動変
速機の変速操作入力装置1(以下、変速操作入力装置と
いう)には、自動変速機のレンジを選択するセレクトレ
バー10と、セレクトレバー10の揺動操作を自動変速
機の入力部に伝達する伝達機構25と、セレクトレバー
10の揺動操作に節度感を付与するとともにセレクトレ
バー10を各レンジ位置に位置決めするディテント機構
30と、セレクトレバー10のレンジの位置切換えを規
制する規制機構40と、MレンジとDレンジとの間の切
換えを規制したり規制解除したりする規制・規制解除5
0等が設けられている。
【0014】セレクトレバー10は、左右のフロントシ
ート間のセンターコンソール2の内部から、ゲートプレ
ート5のシフトゲート6を挿通して上方へ延び、セレク
トレバー10の先端部には、セレクトボタン12とホー
ルドスイッチ13を設けた操作ノブ11が装着されてい
る。セレクトレバー10の基端部は、センターコンソー
ル2内において、支持板3の下側のブラケット14に枢
支された支軸15に連結され、セレクトレバー10は、
支軸15を回動中心としてシフトゲート6を含む鉛直面
内において前後に揺動可能に支持され、前側から順に設
けられたPレンジ位置・Rレンジ位置・Nレンジ位置・
Dレンジ位置・Mレンジ位置とに亙って揺動にて位置切
換え可能に構成されている。前記のように、Mレンジ位
置はPレンジ位置とRレンジ位置とNレンジ位置とDレ
ンジ位置と共通の前記操作面内に、Dレンジ位置に隣接
するように設けられている。
【0015】センターコンソール2内には、シフトレバ
ー10の右側において支持板3に立設された規制プレー
ト9が設けられ、この規制プレート9の上端部に、ディ
テント機構30の5つの係止部31が形成されるととも
に、規制プレート9の左面部には、規制機構40のシフ
トロック穴41と、シフトロック穴41の後端に連なる
規制・規制解除機構50のブロック装着穴51が形成さ
れている。
【0016】図3に示すように、セレクトレバー10の
内部には、コイルバネ16で上方へ付勢されたロックロ
ッド17が設けられ、ロックロッド17の上端部には、
セレクトボタン12で下方へ押される操作部材18が固
定され、ロックロッド17の下端部にはガイドピン20
が固定されている。ガイドピン20はセレクトレバー1
0に形成されたガイド孔10aに昇降自在に案内され、
ガイドピン20の右部はセレクトレバー10から右方へ
突出して、規制プレート9のシフトロック穴41とブロ
ック装着穴51に移動可能に嵌まっている。また、セレ
クトレバー10のうちの規制プレート9の僅かに上側に
は、規制ピン22が右側へ突出させて固着されている。
【0017】図2に示すように、セレクトレバー10の
揺動操作を自動変速機の入力部に伝達する伝達機構25
は、支軸15に一体連結されたレバー部材26と、レバ
ー部材26の下端部と自動変速機のコントロールバルブ
ユニットのマニュアルバルブを連動連結するプッシュプ
ルワイヤ27を有している。セレクトレバー10の揺動
操作に節度感を付与するとともにセレクトレバー10を
各レンジ位置に位置決めするディテント機構30は、5
つのレンジ位置に対応させて規制プレート9の上端部に
形成された5つの係止部31と、セレクトレバー10に
ブラケット32を介して取付けられた板バネ33と、板
バネ33の先端部に装着され規制プレート9側に付勢さ
れて係止部31に係合可能なディテント34等で構成さ
れている。
【0018】次に、規制機構40について説明すると、
図2に示すように、規制プレート9のシフトロック穴4
1には、2つの規制部42,43が形成されており、セ
レクトボタン12を操作しない通常時においては、バネ
部材16の付勢力によりガイドピン20がシフトロック
穴41の上端部に当接するため、規制部42によりPレ
ンジとRレンジ間の位置切換えが規制され、規制部43
によりNレンジからRレンジへのセレクトレバー10の
位置切換えが規制される。セレクトボタン12を押し操
作し、操作部材18とロックロッド17を介してガイド
ピン20を規制部42,43よりも下方へ移動させる
と、PレンジとRレンジ間と、NレンジからRレンジへ
の位置切換えが可能になる。
【0019】次に、規制・規制解除機構50について説
明する。この規制・規制解除機構50は、セレクトレバ
ー10のDレンジとMレンジ間の位置切換えを規制解除
可能に規制する機構であり、規制プレート9のブロック
装着穴51に装着された第1,第2ブロック部材60,
70と、シフトレバー10のガイドピン20及び規制ピ
ン22が設けられている。図4に示すように、ブロック
装着穴51は、シフトロック穴41より深い上端開放状
の穴に形成され、ブロック装着穴51の右端側の縦壁5
2には、T型のガイド孔53が形成されている。ブロッ
ク装着穴51の上端部には、前後1対の規制部55,5
6が形成され、ブロック装着穴51の下端側には、ブロ
ック装着穴51より前後幅のやや小さな穴部51aが形
成され、穴部51aの下側にスプリング装着穴54が形
成されている。
【0020】図5に示すように、第1ブロック部材60
は、ブロック装着穴51の右端側の縦壁52に当接する
縦壁部61、縦壁部61の前後両端部から左側へ延びる
上下長さの異なる1対の側壁部62,63、1対の側壁
部62,63間において縦壁部61の上端部から左側へ
突出状に設けられた係合部64とを一体成形してなり、
縦壁部61の縦壁側にガイド部材(図示略)が固定さ
れ、このガイド部材がT型のガイド孔53に係合され、
このガイド部材により、第1ブロック部材60は、昇降
可能且つ前後に移動可能に、且つ、ブロック装着穴51
からの脱落を防止した状態で、スプリング装着穴54に
装着され引張りスプリング65で下方へ付勢されてブロ
ック装着穴51に装着されている。
【0021】一方、第2ブロック部材70は、第1ブロ
ック部材60の係合部64に係合する係合凹部71を有
する。この係合凹部71の上下長は係合部64の上下長
の略2倍あり、第1ブロック部材60と第2ブロック部
材70とは、上下に相対移動可能に連結されている。係
合凹部71の下側には、ガイドピン20が前側から係合
可能な係合部72が形成され、係合凹部71の上側に
は、規制部55,56に係止される前後1対の被規制部
73,74と、セレクトレバー10の係止ピン22が係
合する係合部75が形成されている。
【0022】次に、前記規制・規制解除機構50の作用
について説明する。セレクトボタン12を操作しない
で、Dレンジ位置からMレンジ位置へセレクトレバー1
0を操作しようとすると、ガイドピン20が下方へ移動
していないため、ガイドピン20がブロック部材60,
70の前部に当たり、セレクトレバー10をDレンジ位
置からMレンジ位置へ切換えることができない。先ず、
セレクトボタン12を押し操作して、ガイドピン20を
下降させた状態で、セレクトレバー10をDレンジ位置
からMレンジ位置へ揺動させると、ガイドピン20が第
1ブロック部材60の側壁部62の下側を通って、図6
に示すように、第2ブロック部材70の係合部72に係
合し、セレクトレバー10をMレンジ位置に切換えるこ
とができる。
【0023】セレクトボタン12を離すと、バネ16で
上方へ付勢されているロックロッド17を介して、図7
に示すように、ガイドピン20とともに第2ブロック部
材70だけが所定ストローク上昇する。これは、第1ブ
ロック部材60がスプリング65で下方へ付勢されてい
るためで、第1ブロック部材60に対して第2ブロック
部材70は相対移動し、第1ブロック部材60の側壁部
62で係合部72の前側が塞がれた状態になり、規制ピ
ン22の一部が係合部75に係合する。
【0024】バネ16の付勢力はスプリング65の付勢
力より大きいため、その後、ガイドピン20と係合部6
4と係合凹部71との係合を介して第1,第2ブロック
部材60,70が一体的に上昇し、図8に示すように、
規制ピン22が係合部75に係合して、Mレンジにおい
て、セレクトレバー10はディテント機構30によりM
レンジ位置の中立位置PNに付勢されて保持され、セレ
クトレバー10を後方へ揺動させ、被規制部74が規制
部56に当接する第1ポジションP1と、セレクトレバ
ー10を前方へ揺動させて被規制部73が規制部55に
当接する第2ポジションP2とに亙って位置切換え可能
な状態になる。
【0025】ここで、セレクトレバー10又は規制プレ
ート9には、セレクトレバー10をDレンジ位置からM
レンジ位置に揺動操作し、中立位置PNにおいて第1ポ
ジションP1と第2ポジションP2とに亙って操作可能
な状態になったのを検出する第1検出スイッチ85と、
セレクトレバー10が第1ポジションP1側へ所定角度
以上揺動したのを検出する第2検出スイッチ86と、セ
レクトレバー10が第2ポジションP2側へ所定角度以
上揺動したのを検出する第3検出スイッチ87が設けら
れ(図10参照)、セレクトレバー10を後方へ前記所
定角度以上揺動させるとアップ側に1段変速し、セレク
トレバー10を前方に前記所定角度以上揺動させるとダ
ウン側に1段変速するように構成されている。
【0026】セレクトレバー10をMレンジ位置からD
レンジ位置へ位置切換えする場合、セレクトボタン12
を操作しなければ、ガイドピン20及び規制ピン22
と、第1,第2ブロック部材60,70との連結が解除
されないため、セレクトレバー10をDレンジ位置まで
揺動操作することができないが、セレクトボタン12を
押し操作してガイドピン20を下降させると、スプリン
グ65の付勢力により第1,第2ブロック部材60,7
0が下降して図6の通常状態に戻り、この状態でセレク
トレバー10を揺動操作すると、セレクトレバー10を
Mレンジ位置からDレンジ位置へ切換えることができ
る。尚、通常時の第1,第2ブロック60,70におい
ては、その下端部が穴部51aに嵌合して前後に移動し
ないように保持されている。
【0027】尚、図1、図9、図10に示すように、シ
フトゲート6が形成されたゲートプレート5上には、O
N・OFF切換え式のO/D・OFFスイッチ88(オ
ーバードライブオフスイッチ)及びSNOWスイッチ8
9が設けられており、セレクトレバー10がDレンジ位
置にある場合、O/D・OFFスイッチ88がONの状
態で、最高速段(5速段)がカットされ、SNOWスイ
ッチ89がONの状態では、最低速段(1速段)がカッ
トされるように油圧回路81が制御される。また、前記
ホールドスイッチ13は、一般的なON・OFF切換え
押しボタンスイッチであり、第1〜第3検出スイッチ8
5〜87はマイクロスイッチで構成されている。
【0028】次に、自動変速機の制御系について図10
のブロック図を参照して説明する。自動変速機のコント
ロールユニット80には、車速センサ82からの車速信
号と、スロットル開度センサ83からのスロットル開度
信号と、P・R・N・D・Mのシフト位置を検出するイ
ンヒビタ84からのシフト位置信号と、ホールドスイッ
チ13と第1〜第3検出スイッチ85〜87とO/D・
OFFスイッチ88とSNOWスイッチ89からのスイ
ッチ信号が入力され、コントロールユニット80からは
自動変速機の油圧回路81に設けられた複数のソレノイ
ドバルブに駆動信号が出力される。
【0029】前記コントロールユニット80のROMに
は、変速操作入力装置1からのスイッチ信号に基づいて
変速レンジと変速段を設定する変速レンジ・変速段設定
制御の制御プログラムと、設定された変速レンジ又は変
速段に基づく変速制御と自動車の運転状態に基づいて変
速段を自動変速する自動変速制御の制御プログラムやそ
れに付随する複数の変速マップなどが予め入力格納され
ている。尚、前記変速制御に関しては一般的な構成なの
でその詳細な説明は省略する。
【0030】ここで、変速レンジ・変速段設定制御の概
要について図11を参照して説明する。ホールドスイッ
チ13は、Mレンジにおいて限定自動変速モードとホー
ルドモード(変速段固定モード)とに切換える為のもの
で、セレクトレバー10をMレンジへ移動させない状態
では、コントロールユニット80において、ホールドス
イッチ13からのスイッチ信号はキャンセルされる。セ
レクトレバー10をMレンジへ移動させ、ホールドスイ
ッチ13がOFFの状態では、限定自動変速モードが設
定され、ホールドスイッチ13がONの状態では、ホー
ルドモードが設定される。
【0031】図11に示すように、Mレンジにおいてホ
ールドスイッチ13がOFFの状態、即ち限定自動変速
モードに設定された状態では、1速〜現在の変速段の範
囲で自動変速制御され、また、Mレンジにおいてホール
ドスイッチ13がONの状態、即ちホールドモードが設
定された状態では、現在の変速段が保持される。そし
て、限定自動変速モードに設定された状態において、セ
レクトレバー10を第1ポジションP1へ揺動操作する
と、変速段範囲が1速から現在の変速段よりも1段上の
変速段までの範囲に設定され、第2ポジションP2へ揺
動操作すると、変速段範囲が1速から現在の変速段より
も1段下の変速段までの範囲に設定される。ホールドモ
ードが設定された状態において、セレクトレバー10を
第1ポジションP1へ揺動操作すると、変速段が1段だ
けシフトアップされた状態でホールドされ、第2ポジシ
ョンP2へ揺動操作すると、変速段が1段だけシフトダ
ウンされた状態でホールドされる。
【0032】次に、前記変速レンジ・変速段設定制御の
ルーチンについて図12〜図14に示すフローチャート
を参照しながら説明する。尚、図中Si(i=1、2、
3、・・・)は各ステップを示すものである。イグニシ
ョンスイッチの投入とともにこの制御が開始されると、
先ず、必要な初期設定が実行され(S1)、車速信号と
スロットル開度信号とシフト位置信号等のスイッチ信号
などが読み込まれ(S2)、選択レンジがPレンジ又は
Rレンジ又はNレンジ又はDレンジであるか否かが判定
され(S3)、Yesの場合には選択レンジに応じて自
動変速機の油圧回路81が制御され(S4)、Noの場
合、つまりMレンジが選択されている場合にはS5以降
が実行される。
【0033】第1検出スイッチ85がONか否かが判定
され(S5)、ONの場合、即ちセレクトレバー10が
Mレンジの中立位置PNになると、SNOWスイッチ8
9とO/D・OFFスイッチ88からの指令をキャンセ
ルし(S6)、次に、ホールドスイッチ13がONか否
が判定され(S7)、ONの場合にはホールドモードに
なり、S9〜S20において変速段設定制御が実行さ
れ、OFFされている場合には限定自動変速モードにな
り、S21〜S32において変速レンジ設定制御が実行
される。
【0034】ホールドスイッチ13がONの場合、図1
3に示すように、先ず、第2検出スイッチ86がONか
否か、即ち、セレクトレバー10が第1ポジションP1
へ操作されたか否かが判定され(S9)、Yesの場合
には、セレクトレバー10が中立位置PNに復帰して第
2検出スイッチ86がOFFになるまで待ち(S1
0)、OFFになると現在の変速段IがI=5か否かが
判定され(S11)、I=5の場合にはこれ以上シトフ
アップできないのでI=5に設定され(S12)、I=
5でない場合には、変速段Iが1段シフトアップされる
(S13)。例えば、現在の変速段Iが3速の場合に
は、変速段が4速に切換えられる。
【0035】第2検出スイッチ86がOFFの場合に
は、第3検出スイッチ87がONか否か、即ち、セレク
トレバー10が第2ポジションP2へ操作されたか否か
が判定され(S14)、Yesの場合には、セレクトレ
バー10が中立位置PNに復帰して第3検出スイッチ8
7がOFFになるまで待ち(S15)、OFFになると
現在の変速段IがI=1か否かが判定され(S16)、
I=1の場合にはこれ以上シトフダウンできないのでI
=1に設定され(S17)、I=1でない場合には、変
速段Iが1段シフトダウンされる(S18)。例えば、
現在の変速段Iが3速の場合には、変速段が2速に切換
えられる。第2検出スイッチ86及び第3検出スイッチ
87がOFFの場合、即ち、セレクトレバー10が中立
位置PNに保持されている場合には現在の変速段Iが次
回の変速段Iとして設定される(S19)。こうして変
速段Iが設定されると、自動変速機の油圧回路81によ
り変速段Iになるように制御される。
【0036】S7においてホールドスイッチ13がOF
Fの場合、図14に示すように、第2検出スイッチ86
がONか否か、即ち、セレクトレバー10が第1ポジシ
ョンP1へ操作されたか否かが判定され(S21)、Y
esの場合には、セレクトレバー10が中立位置PNに
復帰して第2検出スイッチ86がOFFになるまで待ち
(S22)、OFFになると現在の変速段IがI=5か
否かが判定され(S23)、I=5の場合にはシフト可
能な変速レンジRをこれ以上大きく設定できないので変
速レンジRがR=1〜5に設定され(S24)、I=5
でない場合には、変速レンジRを拡大するためR=1〜
(I+1)に設定される(S25)。例えば、現在の変
速段Iが3速の場合には、1速から4速の範囲で変速段
を自動変速制御できるようになる。
【0037】第2検出スイッチ86がOFFの場合に
は、第3検出スイッチ87がONか否か、即ち、セレク
トレバー10が第2ポジションP2へ操作されたか否か
が判定され(S26)、Yesの場合には、セレクトレ
バー10が中立位置PNに復帰して第3検出スイッチ8
7がOFFになるまで待ち(S27)、OFFになると
現在の変速段IがI=1か否かが判定され(S28)、
I=1の場合には変速レンジRをこれ以上小さく設定で
きないので変速レンジRがR=1に設定され(S2
9)、I=1でない場合には、変速レンジRを縮小する
ためR=1〜(I−1)に設定される(S30)。例え
ば、現在の変速段Iが3速の場合には、1速と2速の範
囲で変速段を自動変速制御できるようになる。
【0038】第2検出スイッチ86及び第3検出スイッ
チ87がOFFの場合、即ち、セレクトレバー10が中
立位置PNに保持されている場合には現在の変速レンジ
Rが次回の変速レンジRとして設定される(S31)。
こうして変速レンジRが設定されると、自動変速機の油
圧回路81により、自動変速制御により変速レンジR内
において運転状態などに応じて自動変速制御される。
【0039】上記変速操作入力装置1によれば、セレク
トレバー10が、その下端部を回動中心として前後方向
に延びるシフトゲート6を含む鉛直の操作面内において
揺動可能に支持され、Mレンジ位置をPレンジ位置とR
レンジ位置とDレンジ位置と共通の前記操作面内に、D
レンジ位置に隣接するように設けたので、セレクトレバ
ー10を車幅方向へ揺動させる必要がなく、セクトレバ
ー10の下端部を枢支する機構を簡単化でき、変速操作
入力装置1が車幅方向に大型化するのを防止できる。し
かも、セレクトレバー10を前後方向に揺動させること
でMレンジに切換えることができるので、Dレンジから
Mレンジへの切換え及びMレンジからDレンジの切換え
の操作性を高めることができる。
【0040】しかも、規制・規制解除機構50を設ける
ことで、DレンジからMレンジへの切換えを規制した
り、その規制を解除したりすることができ、Mレンジか
らDレンジへの切換えを規制したり、その規制を解除し
たりすることができる。即ち、規制・規制解除機構50
により、DレンジからMレンジへの切換えの誤操作およ
びMレンジからDレンジへの切換えの誤操作を確実に防
止することができる。更に、Mレンジにおいて、セレク
トレバー10を後方に所定角度以上揺動させるとアップ
側に1段変速し、セレクトレバー10を前方に所定角度
以上揺動させるとダウン側に1段変速するように構成し
たので、Mレンジにおいてもセレクトレバー10を前後
方向に操作して手動変速操作できるから、操作性に優れ
る。
【0041】ここで、通常ドライバーは加速したい場合
にはシフトダウンすることに鑑み、Mレンジにおいて、
セレクトレバー10を前方へ揺動させると1段シフトダ
ウンし、後方へ揺動させると1段シフトアップするよう
に構成することで、ドライバーの操作感覚にマッチし操
作性が良くなる。また、規制・規制解除機構50は、ド
ライバーによるセレクトボタン12の押し操作を介して
規制を解除するように構成されているので、ドライバー
の意思で規制・規制解除機構50による規制を解除で
き、ドライバーの意思に反して不意に規制が解除される
ことがなく信頼性に優れたものになる。また、Mレンジ
においてセレクトレバー10を中立位置PNに付勢する
ディテント機構30により、車体の振動等によりドライ
バーの意思に反して変速段が切換えられることがない
し、セレクトレバー10を操作後に中立位置PNに操作
する必要もない。しかも、セレクトレバー10を中立位
置PNに付勢するのに、ディテント機構30を適用する
ことで、構造が簡単化し製作コスト的にも非常に有利に
なる。
【0042】前記実施形態を部分的に変更した変更形態
について説明する。但し、前記実施形態と同じものには
同一符号を付して説明する。 1〕 図15に示すように、変速操作入力装置1Aにお
いては、セレクトレバー10のレンジ位置を、前側から
順にPレンジ位置・Rレンジ位置・Nレンジ位置・Mレ
ンジ位置・Dレンジ位置に設定したものである。この場
合、規制・規制解除機構50Aにおいては、図16に示
すように、ブロック装着穴51Aの前後両側に規制機構
40のシフトロック穴41Aが連なり、また、図17に
示すように、第1ブロック部材60Aの1対の側壁部6
2Aは同じ上下長さに形成され、第2ブロック部材70
Aの係合部72Aは左側から切欠状に形成されている。
【0043】即ち、この変速操作入力装置1Aによれ
ば、前記実施形態と同様の作用・効果を奏するが、図1
8に示すように、セレクトボタン13を操作してガイド
ピン20を下降させた状態では、ガイドピン20が係合
部72Aを通って前後に移動できるため、シフトレバー
10をNレンジ位置とMレンジ位置間において位置切換
え可能になり、Mレンジ位置とDレンジ位置間において
位置切換え可能になる。尚、前記ディテント機構30の
前記レンジ位置に対応させて規制プレート9の上端部に
5つの係止部が形成されている。
【0044】2〕その他、Mレンジ位置において、セレ
クトレバー10を前方へ前記所定角度以上揺動させると
アップ側に1段変速し、セレクトレバー10を後方へ前
記所定角度以上揺動させるとダウン側に1段変速するよ
うに構成してもよい。 3〕ゲートプレート5に設けられたO/D・OFFスイ
ッチ88、SNOWスイッチ89を、操作ノブ11に設
けてもよい。 4〕前記変速操作入力装置1,1Aを、前進4速の自動
車用自動変速機に適用してもよい。 5〕ホールドスイッチ13を省略し、Mレンジにおい
て、前記変速段設定制御のみを実行するように構成して
もよい。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、セレクトレバ
ーが、その下端部を回動中心として前後方向に延びるシ
フトゲートを含む鉛直の操作面内において揺動可能に支
持され、手動レンジ位置をPレンジ位置とRレンジ位置
とDレンジ位置と共通の前記操作面内に、Dレンジ位置
に隣接するように設けたので、セレクトレバーを車幅方
向へ揺動させる必要がなく、セクトレバーの下端部を枢
支する機構を簡単化でき、操作入力装置が車幅方向に大
型化するのを防止できる。しかも、セレクトレバーを前
後方向に揺動させることで手動レンジに切換えることが
できるので、Dレンジから手動レンジへの切換え及び手
動レンジからDレンジの切換えの操作性を高めることが
できる。
【0046】前記セレクトレバーの手動レンジと他のレ
ンジ間の位置切換えを規制する切換え規制手段と、その
切換え規制手段の規制を解除する解除手段とを設けたの
で、他のレンジから手動レンジへの切換えを規制した
り、その規制を解除したりすることができる。また、手
動レンジから他のレンジへの切換えを規制したり、その
規制を解除したりすることができる。即ち、規制手段に
より、他のレンジから手動レンジへの切換えの誤操作お
よび手動レンジから他のレンジへの切換えの誤操作を確
実に防止することができる。また、解除手段により、規
制手段の規制を解除して、他のレンジから手動レンジへ
の切換えおよび手動レンジから他のレンジへの切換えを
可能にすることができる。
【0047】請求項2の発明によれば、請求項1又は請
求項2と同様の効果を奏するが、前記手動レンジにおい
て、セレクトレバーを前方に所定角度以上揺動させると
アップ側とダウン側の一方に1段変速し、セレクトレバ
ーを後方に所定角度以上揺動させるとアップ側とダウン
側の他方に1段変速するように構成したので、手動レン
ジにおいてもセレクトレバーを前後方向に操作して手動
変速操作できるから、操作性に優れる。ここで、通常ド
ライバーは加速したい場合にはシフトダウンすることに
鑑み、手動レンジにおいて、セレクトレバーを前方へ揺
動させると1段シフトダウンし、後方へ揺動させると1
段シフトアップするように構成する場合には、ドライバ
ーの操作感覚にマッチし操作性が良くなる。
【0048】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2と同様の効果を奏するが、前記解除手段は、ドラ
イバーによる所定の操作を介して規制を解除するように
構成されているので、ドライバーの意思で解除手段を作
動させて規制手段の規制を解除することができ、ドライ
バーの意思に反して不意に規制が解除されることがなく
信頼性に優れたものになる。
【0049】請求項4の発明によれば、請求項1又は請
求項2と同様の効果を奏するが、前記手動レンジにおい
てセレクトレバーを中立位置に付勢する付勢手段を設け
たので、車体の振動等によりドライバーの意思に反して
変速段が切換えられることがない。また、セレクトレバ
ーを操作後に中立位置に操作する必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る変速操作入力装置の斜
視図である。
【図2】図1の変速操作入力装置の左側面図である。
【図3】図2のIII −III 線断面図である。
【図4】規制プレートの要部斜視図である。
【図5】第1,第2ブロック部材の斜視図である。
【図6】規制・規制解除機構(規制解除時)の左側面図
である。
【図7】規制・規制解除機構(ブロック部材の移動時)
の左側面図である。
【図8】規制・規制解除機構(規制時)の左側面図であ
る。
【図9】自動変速機のレンジとスイッチ類の説明図であ
る。
【図10】自動変速機の制御系のブロック図である。
【図11】変速操作入力装置のシフトパターンの説明図
である。
【図12】変速レンジ・変速段設定制御のルーチンのフ
ローチャートである。
【図13】変速段設定制御のルーチンのフローチャート
である。
【図14】変速レンジのルーチンのフローチャートであ
る。
【図15】変更形態に係る変速操作入力装置の斜視図で
ある。
【図16】図15の変速操作入力装置の規制プレートの
要部斜視図である。
【図17】図15の変速操作入力装置のブロック部材の
斜視図である。
【図18】規制・規制解除機構(規制解除時)の左側面
図である。
【符号の説明】
1 自動変速機の変速操作入力装置 9 規制プレート 10 セレクトレバー 12 ホールドスイッチ 13 セレクトボタン 25 伝達機構 30 ディテント機構 40 規制機構 50 規制・規制解除機構 85〜86 第1〜第3検出スイッチ 88 O/D・OFFスイッチ 89 SNOWスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機のレンジを選択するセレクト
    レバーが、その下端部を回動中心として前後方向に延び
    るシフトゲートを含む鉛直の操作面内において揺動可能
    に支持され、セレクトレバーがPレンジ位置とRレンジ
    位置とNレンジ位置とDレンジ位置とに亙って揺動にて
    位置切換え可能に構成された自動変速機の変速操作入力
    装置において、 前記セレクトレバーを手動操作して変速段をアップ側と
    ダウン側とに切換え可能な手動レンジを設けるととも
    に、その手動レンジ位置をPレンジ位置とRレンジ位置
    とDレンジ位置と共通の前記操作面内に、Dレンジ位置
    に隣接するように設け、 前記セレクトレバーの手動レンジと他のレンジ間の位置
    切換えを規制する切換え規制手段と、その切換え規制手
    段の規制を解除する解除手段とを設けたことを特徴とす
    る自動変速機の変速操作入力装置。
  2. 【請求項2】 前記手動レンジにおいて、セレクトレバ
    ーを前方に所定角度以上揺動させるとアップ側とダウン
    側の一方に1段変速し、セレクトレバーを後方に所定角
    度以上揺動させるとアップ側とダウン側の他方に1段変
    速するように構成されたことを特徴とする請求項1に記
    載の自動変速機の変速操作入力装置。
  3. 【請求項3】 前記解除手段は、ドライバーによる所定
    の操作を介して規制を解除するように構成されたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動変速機の
    変速操作入力装置。
  4. 【請求項4】 前記手動レンジにおいてセレクトレバー
    を中立位置に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1又請求項2に記載の自動変速機の変速操作入
    力装置。
JP19555896A 1996-07-04 1996-07-04 自動変速機の変速操作入力装置 Pending JPH1016595A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100380059B1 (ko) * 2000-09-04 2003-04-14 현대자동차주식회사 자동변속기용 셀렉터 레버유닛의 쉬프트 스위치 조작장치
WO2004089676A2 (de) * 2003-04-04 2004-10-21 ZF Lemförder Metallwaren AG Shift by wire-schaltung mit p-position

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WO2004089677A3 (de) * 2003-04-04 2004-12-02 Zf Lemfoerder Metallwaren Ag Shift by wire - schaltung mit p-position
WO2004089676A3 (de) * 2003-04-04 2004-12-02 Zf Lemfoerder Metallwaren Ag Shift by wire-schaltung mit p-position
US7603926B2 (en) 2003-04-04 2009-10-20 ZF Lemfolder Metallwaren AG Shift-by-wire shifting with P position

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