JPH10165674A - 本縫環縫併用ミシン - Google Patents
本縫環縫併用ミシンInfo
- Publication number
- JPH10165674A JPH10165674A JP32982796A JP32982796A JPH10165674A JP H10165674 A JPH10165674 A JP H10165674A JP 32982796 A JP32982796 A JP 32982796A JP 32982796 A JP32982796 A JP 32982796A JP H10165674 A JPH10165674 A JP H10165674A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- lock
- sewing machine
- needle bar
- chain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 環縫用針及び布端切断用上刃を本縫用針と連
動して上下動させることができて、それらの駆動機構の
構造を簡単にすることができる本縫環縫併用ミシンを提
供する。 【解決手段】 アーム13に針棒18を垂直方向へ往復
動可能に支持し、その下端に本縫用針20を取り付け
る。針棒18に対し所定角度傾斜した方向へ延びるよう
に、アーム13にガイドロッド21を垂設する。ガイド
ロッド21に摺動部材22を摺動可能に嵌挿支持し、こ
の摺動部材22に環縫用針23及び布端切断用上刃26
を取り付ける。針棒18と摺動部材22とのいずれか一
方には、二叉状の係合部28aを有する作動部材28を
設ける。作動部材28の係合部28aと係合するよう
に、針棒18と摺動部材22との他方に係合ピン29を
突設する。
動して上下動させることができて、それらの駆動機構の
構造を簡単にすることができる本縫環縫併用ミシンを提
供する。 【解決手段】 アーム13に針棒18を垂直方向へ往復
動可能に支持し、その下端に本縫用針20を取り付け
る。針棒18に対し所定角度傾斜した方向へ延びるよう
に、アーム13にガイドロッド21を垂設する。ガイド
ロッド21に摺動部材22を摺動可能に嵌挿支持し、こ
の摺動部材22に環縫用針23及び布端切断用上刃26
を取り付ける。針棒18と摺動部材22とのいずれか一
方には、二叉状の係合部28aを有する作動部材28を
設ける。作動部材28の係合部28aと係合するよう
に、針棒18と摺動部材22との他方に係合ピン29を
突設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加工布の端縁を
切断しながら本縫い縫目と環縫い縫目とを同時に形成す
るようにした本縫環縫併用ミシンに関するものである。
切断しながら本縫い縫目と環縫い縫目とを同時に形成す
るようにした本縫環縫併用ミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の本縫環縫併用ミシンとし
ては、環縫用針を本縫用針と連動して上下方向へ往復動
させるように構成し、布端切断機構の上刃を本縫用針と
は別の駆動機構により往復動させるように構成したもの
が一般的である。
ては、環縫用針を本縫用針と連動して上下方向へ往復動
させるように構成し、布端切断機構の上刃を本縫用針と
は別の駆動機構により往復動させるように構成したもの
が一般的である。
【0003】また、実開昭61‐167177号公報に
おいては、布端切断機構の上刃の上下動駆動力を針棒か
ら得るようにした構成が提案されている。
おいては、布端切断機構の上刃の上下動駆動力を針棒か
ら得るようにした構成が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
一般的な本縫環縫併用ミシンにおいては、布端切断機構
の上刃が本縫用針とは別の駆動機構により往復動される
ように構成されているため、駆動機構の構造が複雑にな
るという問題があった。
一般的な本縫環縫併用ミシンにおいては、布端切断機構
の上刃が本縫用針とは別の駆動機構により往復動される
ように構成されているため、駆動機構の構造が複雑にな
るという問題があった。
【0005】また、前記公報の本縫環縫併用ミシンにお
いても、上刃と本縫用の針棒との間に動力伝達機構が介
在されているものの、その上刃、本縫用の針棒、環縫用
の針などが個別に構成されているため、前記と同様に構
成が複雑になるばかりでなく、それらの部材間にがたつ
きが生じて、騒音の原因になったり、高速運転の障害に
なったりする問題があった。
いても、上刃と本縫用の針棒との間に動力伝達機構が介
在されているものの、その上刃、本縫用の針棒、環縫用
の針などが個別に構成されているため、前記と同様に構
成が複雑になるばかりでなく、それらの部材間にがたつ
きが生じて、騒音の原因になったり、高速運転の障害に
なったりする問題があった。
【0006】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、環縫用針及び布端切断用上刃を本縫用針
と連動して上下動させることができて、それらの駆動機
構の構造を簡単にすることができる本縫環縫併用ミシン
を提供することにある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、環縫用針及び布端切断用上刃を本縫用針
と連動して上下動させることができて、それらの駆動機
構の構造を簡単にすることができる本縫環縫併用ミシン
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の本縫環縫併用ミシンの発明で
は、アームに垂直方向へ往復動可能に支持され、下端に
本縫用針を取り付けた針棒と、その針棒に対し所定角度
傾斜した方向へ延びるように、アームに垂設されたガイ
ドロッドと、そのガイドロッドに摺動可能に嵌挿支持さ
れ、環縫用針及び布端切断用上刃を取り付けた摺動部材
と、前記針棒と摺動部材とのいずれか一方に設けられ、
二叉状の係合部を有する作動部材と、その作動部材の係
合部と係合するように、前記針棒と摺動部材との他方に
突設された係合ピンとを備えたものである。
めに、請求項1に記載の本縫環縫併用ミシンの発明で
は、アームに垂直方向へ往復動可能に支持され、下端に
本縫用針を取り付けた針棒と、その針棒に対し所定角度
傾斜した方向へ延びるように、アームに垂設されたガイ
ドロッドと、そのガイドロッドに摺動可能に嵌挿支持さ
れ、環縫用針及び布端切断用上刃を取り付けた摺動部材
と、前記針棒と摺動部材とのいずれか一方に設けられ、
二叉状の係合部を有する作動部材と、その作動部材の係
合部と係合するように、前記針棒と摺動部材との他方に
突設された係合ピンとを備えたものである。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の本縫環縫併用ミシンにおいて、前記作動部材は針棒
に本縫用針を取り付けるための針棒抱きに一体に形成し
たものである。
載の本縫環縫併用ミシンにおいて、前記作動部材は針棒
に本縫用針を取り付けるための針棒抱きに一体に形成し
たものである。
【0009】さて、請求項1に記載の本縫環縫併用ミシ
ンにおいて、針棒が垂直方向に往復動されると、作動部
材の二叉状係合部及び係合ピンを介して、摺動部材が傾
斜方向に上下動される。これにより、環縫用針及び布端
切断用上刃が本縫用針に連動して上下動される。そし
て、布端切断用上刃と下刃との協働により、加工布の端
縁が切断されながら、その切断された布縁に対して、本
縫用針と釜との協働により本縫い縫目が形成されるとと
もに、環縫用針とルーパ機構との協働により環縫い縫目
が形成される。
ンにおいて、針棒が垂直方向に往復動されると、作動部
材の二叉状係合部及び係合ピンを介して、摺動部材が傾
斜方向に上下動される。これにより、環縫用針及び布端
切断用上刃が本縫用針に連動して上下動される。そし
て、布端切断用上刃と下刃との協働により、加工布の端
縁が切断されながら、その切断された布縁に対して、本
縫用針と釜との協働により本縫い縫目が形成されるとと
もに、環縫用針とルーパ機構との協働により環縫い縫目
が形成される。
【0010】従って、この本縫環縫併用ミシンにおいて
は、布端切断用上刃を往復動させるための別の駆動機構
を設ける必要がなく、環縫用針及び布端切断用上刃を本
縫用針と連動して上下動させることができて、それらの
駆動機構の構造を簡単にすることができる。
は、布端切断用上刃を往復動させるための別の駆動機構
を設ける必要がなく、環縫用針及び布端切断用上刃を本
縫用針と連動して上下動させることができて、それらの
駆動機構の構造を簡単にすることができる。
【0011】請求項2に記載の本縫環縫併用ミシンにお
いては、作動部材が針棒に本縫用針を取り付けるための
針棒抱きと一体に形成されている。このため、駆動機構
の構造を一層簡単にすることができる。
いては、作動部材が針棒に本縫用針を取り付けるための
針棒抱きと一体に形成されている。このため、駆動機構
の構造を一層簡単にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態
を、図面に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に示
すように、ミシンフレーム11はベッド12及びアーム
13を備えている。針板14はベッド12上に取り付け
られ、その中央には送り歯用開口14aが形成されてい
る。送り歯15は針板14の送り歯用開口14aから出
没するように、ベッド12内に四運動送り可能に配設さ
れている。押え棒16はアーム13に昇降可能に支持さ
れ、その下端には押え足17が取り付けられている。そ
して、送り歯15が四運動送りされるとき、この押え足
17との協働によって、加工布に送りが付与される。
を、図面に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に示
すように、ミシンフレーム11はベッド12及びアーム
13を備えている。針板14はベッド12上に取り付け
られ、その中央には送り歯用開口14aが形成されてい
る。送り歯15は針板14の送り歯用開口14aから出
没するように、ベッド12内に四運動送り可能に配設さ
れている。押え棒16はアーム13に昇降可能に支持さ
れ、その下端には押え足17が取り付けられている。そ
して、送り歯15が四運動送りされるとき、この押え足
17との協働によって、加工布に送りが付与される。
【0013】針棒18は前記アーム13に垂直方向へ往
復動可能に支持され、その下端には針棒抱き19を介し
て本縫用針20が取り付けられている。ガイドロッド2
1はアーム13の下面に垂設され、針棒18に対し布送
り込み側へ所定角度傾斜して延びている。摺動部材22
はガイドロッド21に摺動可能に嵌挿支持され、その下
部には環縫用針23が取り付けられている。そして、本
縫用針20が上下動されるとき、ベッド12内に配設さ
れた図示しない釜との協働により、加工布の端縁の若干
内側に本縫い縫目が形成される。また、環縫用針23が
上下動されるとき、ベッド12内に配設された図示しな
いルーパ機構との協働により、加工布の端縁に縁かがり
としての環縫い縫目が形成される。
復動可能に支持され、その下端には針棒抱き19を介し
て本縫用針20が取り付けられている。ガイドロッド2
1はアーム13の下面に垂設され、針棒18に対し布送
り込み側へ所定角度傾斜して延びている。摺動部材22
はガイドロッド21に摺動可能に嵌挿支持され、その下
部には環縫用針23が取り付けられている。そして、本
縫用針20が上下動されるとき、ベッド12内に配設さ
れた図示しない釜との協働により、加工布の端縁の若干
内側に本縫い縫目が形成される。また、環縫用針23が
上下動されるとき、ベッド12内に配設された図示しな
いルーパ機構との協働により、加工布の端縁に縁かがり
としての環縫い縫目が形成される。
【0014】布端切断機構24は前記本縫用針20及び
環縫用針23の針落下点よりも布送り側に位置するよう
に、針板14の側部に配設されている。すなわち、この
布端切断機構24の下刃25は針板14の側部に隣接す
るように、ベッド12に固定配置されている。布端切断
機構24の上刃26は下刃25に係合可能に対応するよ
うに、取付部材27を介して摺動部材23の下部に取り
付けられている。そして、上刃26が上下動されると
き、下刃25との協働により、本縫用針20及び環縫用
針23による縫目形成に先立って、加工布の端縁が切断
形成される。
環縫用針23の針落下点よりも布送り側に位置するよう
に、針板14の側部に配設されている。すなわち、この
布端切断機構24の下刃25は針板14の側部に隣接す
るように、ベッド12に固定配置されている。布端切断
機構24の上刃26は下刃25に係合可能に対応するよ
うに、取付部材27を介して摺動部材23の下部に取り
付けられている。そして、上刃26が上下動されると
き、下刃25との協働により、本縫用針20及び環縫用
針23による縫目形成に先立って、加工布の端縁が切断
形成される。
【0015】作動部材28は前記針棒抱き19の上部に
一体に形成され、その先端には二叉状の係合部28aが
形成されている。係合ピン29は摺動部材22の側面に
突設され、作動部材28の二叉状係合部28aに係合さ
れている。そして、針棒18が垂直方向へ往復動される
とき、この作動部材28の二叉状係合部28a及び係合
ピン29を介して摺動部材22が傾斜方向に上下動され
て、環縫用針23及び上刃26が本縫用針20と連動し
て上下動される。
一体に形成され、その先端には二叉状の係合部28aが
形成されている。係合ピン29は摺動部材22の側面に
突設され、作動部材28の二叉状係合部28aに係合さ
れている。そして、針棒18が垂直方向へ往復動される
とき、この作動部材28の二叉状係合部28a及び係合
ピン29を介して摺動部材22が傾斜方向に上下動され
て、環縫用針23及び上刃26が本縫用針20と連動し
て上下動される。
【0016】次に、前記のように構成された本縫環縫併
用ミシンの動作を説明する。さて、この本縫環縫併用ミ
シンにおいて、アーム13内に配設された図示しない主
軸の回転に伴い、針棒18が垂直方向に往復動される
と、作動部材28の二叉状係合部28a及び係合ピン2
9を介して、摺動部材22が傾斜方向に上下動される。
これにより、針棒18の下端に取り付けられた本縫用針
20が上下動されるとともに、この本縫用針20に連動
して、環縫用針23及び布端切断用上刃26が上下動さ
れる。
用ミシンの動作を説明する。さて、この本縫環縫併用ミ
シンにおいて、アーム13内に配設された図示しない主
軸の回転に伴い、針棒18が垂直方向に往復動される
と、作動部材28の二叉状係合部28a及び係合ピン2
9を介して、摺動部材22が傾斜方向に上下動される。
これにより、針棒18の下端に取り付けられた本縫用針
20が上下動されるとともに、この本縫用針20に連動
して、環縫用針23及び布端切断用上刃26が上下動さ
れる。
【0017】そして、加工布に対する本縫用針20及び
環縫用針23の針落下点よりも布送り込み側において、
布端切断用上刃26と下刃25との協働により、加工布
の端縁が切断形成される。また、この切断形成された加
工布の端縁に対して、環縫用針23と図示しないルーパ
機構との協働により環縫い縫目が形成されるとともに、
加工布の端縁から所定間隔をおいた内側位置に対して、
本縫用針20と図示しない釜との協働により本縫い縫目
が形成される。
環縫用針23の針落下点よりも布送り込み側において、
布端切断用上刃26と下刃25との協働により、加工布
の端縁が切断形成される。また、この切断形成された加
工布の端縁に対して、環縫用針23と図示しないルーパ
機構との協働により環縫い縫目が形成されるとともに、
加工布の端縁から所定間隔をおいた内側位置に対して、
本縫用針20と図示しない釜との協働により本縫い縫目
が形成される。
【0018】前記の実施形態によって期待できる効果に
ついて、以下に記載する。 (a) この実施形態の本縫環縫併用ミシンにおいて
は、針棒18が垂直方向に往復動されるとき、作動部材
28の二叉状係合部28a及び係合ピン29を介して、
摺動部材22が傾斜方向へ上下動されて、環縫用針23
及び布端切断用上刃26が本縫用針20と連動して上下
動されるようになっている。このため、布端切断用上刃
26を上下方向へ往復動させるための別の駆動機構を設
ける必要がなく、本縫用針20、環縫用針23及び布端
切断用上刃26のための駆動機構の構造を簡単にするこ
とができる。
ついて、以下に記載する。 (a) この実施形態の本縫環縫併用ミシンにおいて
は、針棒18が垂直方向に往復動されるとき、作動部材
28の二叉状係合部28a及び係合ピン29を介して、
摺動部材22が傾斜方向へ上下動されて、環縫用針23
及び布端切断用上刃26が本縫用針20と連動して上下
動されるようになっている。このため、布端切断用上刃
26を上下方向へ往復動させるための別の駆動機構を設
ける必要がなく、本縫用針20、環縫用針23及び布端
切断用上刃26のための駆動機構の構造を簡単にするこ
とができる。
【0019】(b) この実施形態の本縫環縫併用ミシ
ンにおいては、ガイドロッド21に1つの摺動部材22
が摺動可能に嵌挿支持され、その摺動部材22に環縫用
針23及び布端切断用上刃26が取り付けられている。
このため、環縫用針23及び布端切断用上刃26をアー
ム13に上下動可能に支持するための支持機構を別々に
設ける必要がなく、それらの支持機構の構造を簡略化す
ることができる。
ンにおいては、ガイドロッド21に1つの摺動部材22
が摺動可能に嵌挿支持され、その摺動部材22に環縫用
針23及び布端切断用上刃26が取り付けられている。
このため、環縫用針23及び布端切断用上刃26をアー
ム13に上下動可能に支持するための支持機構を別々に
設ける必要がなく、それらの支持機構の構造を簡略化す
ることができる。
【0020】(c) この実施形態の本縫環縫併用ミシ
ンにおいては、二叉状係合部28aを有する作動部材2
8が、針棒18に本縫用針20を取り付けるための針棒
抱き19と一体に形成されている。このため、針棒18
上に針棒抱き19とは別に作動部材28を取り付ける必
要がなく、駆動機構の構造を一層簡単にすることができ
る。
ンにおいては、二叉状係合部28aを有する作動部材2
8が、針棒18に本縫用針20を取り付けるための針棒
抱き19と一体に形成されている。このため、針棒18
上に針棒抱き19とは別に作動部材28を取り付ける必
要がなく、駆動機構の構造を一層簡単にすることができ
る。
【0021】(d) この実施形態の本縫環縫併用ミシ
ンにおいては、摺動部材22に環縫用の針23と、上刃
26とが固定されているため、それらの間のがたつきを
防止できるとともに、低騒音や高速運転が可能になり、
しかも、部品点数を少なくして構成を簡素化することが
できる。
ンにおいては、摺動部材22に環縫用の針23と、上刃
26とが固定されているため、それらの間のがたつきを
防止できるとともに、低騒音や高速運転が可能になり、
しかも、部品点数を少なくして構成を簡素化することが
できる。
【0022】なお、この発明は、次のように変更して具
体化することも可能である。 (1) 二叉状係合部28aを有する作動部材28を針
棒抱き19と別に形成して、針棒18に取り付けるよう
に構成すること。
体化することも可能である。 (1) 二叉状係合部28aを有する作動部材28を針
棒抱き19と別に形成して、針棒18に取り付けるよう
に構成すること。
【0023】(2) 二叉状係合部28aを有する作動
部材28を摺動部材22に一体に形成し、係合ピン29
を針棒抱き19に突設すること。
部材28を摺動部材22に一体に形成し、係合ピン29
を針棒抱き19に突設すること。
【0024】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、布端切断用上刃を上下方向へ往復動させる
ための別の駆動機構を設ける必要がなく、環縫用針及び
布端切断用上刃を本縫用針と連動して上下動させること
ができて、それらの駆動機構の構造を簡単にすることが
できるとともに、低騒音や高速運転が可能になる。
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、布端切断用上刃を上下方向へ往復動させる
ための別の駆動機構を設ける必要がなく、環縫用針及び
布端切断用上刃を本縫用針と連動して上下動させること
ができて、それらの駆動機構の構造を簡単にすることが
できるとともに、低騒音や高速運転が可能になる。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、針棒に本
縫用針を取り付けるための針棒抱きとは別に、二叉状係
合部を有する作動部材を針棒に取り付ける必要がなく、
駆動機構の構造を一層簡単にすることができる。
縫用針を取り付けるための針棒抱きとは別に、二叉状係
合部を有する作動部材を針棒に取り付ける必要がなく、
駆動機構の構造を一層簡単にすることができる。
【図1】 この発明の本縫環縫併用ミシンの一実施形態
を示す要部側面図。
を示す要部側面図。
【図2】 その本縫環縫併用ミシンの要部斜視図。
【符号の説明】 11…ミシンフレーム、12…ベッド、13…アーム、
18…針棒、19…針棒抱き、20…本縫用針、21…
ガイドロッド、22…摺動部材、23…環縫用針、24
…布端切断機構、25…下刃、26…上刃、28…作動
部材、28a…二叉状係合部、29…係合ピン。
18…針棒、19…針棒抱き、20…本縫用針、21…
ガイドロッド、22…摺動部材、23…環縫用針、24
…布端切断機構、25…下刃、26…上刃、28…作動
部材、28a…二叉状係合部、29…係合ピン。
Claims (2)
- 【請求項1】 アームに垂直方向へ往復動可能に支持さ
れ、下端に本縫用針を取り付けた針棒と、 その針棒に対し所定角度傾斜した方向へ延びるように、
アームに垂設されたガイドロッドと、 そのガイドロッドに摺動可能に嵌挿支持され、環縫用針
及び布端切断用上刃を取り付けた摺動部材と、 前記針棒と摺動部材とのいずれか一方に設けられ、二叉
状の係合部を有する作動部材と、 その作動部材の係合部と係合するように、前記針棒と摺
動部材との他方に突設された係合ピンとを備えた本縫環
縫併用ミシン。 - 【請求項2】 前記作動部材は、針棒に本縫用針を取り
付けるための針棒抱きに一体に形成した請求項1に記載
の本縫環縫併用ミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32982796A JPH10165674A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 本縫環縫併用ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32982796A JPH10165674A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 本縫環縫併用ミシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10165674A true JPH10165674A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18225682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32982796A Pending JPH10165674A (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 本縫環縫併用ミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10165674A (ja) |
-
1996
- 1996-12-10 JP JP32982796A patent/JPH10165674A/ja active Pending
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