JPH10165587A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH10165587A
JPH10165587A JP8327221A JP32722196A JPH10165587A JP H10165587 A JPH10165587 A JP H10165587A JP 8327221 A JP8327221 A JP 8327221A JP 32722196 A JP32722196 A JP 32722196A JP H10165587 A JPH10165587 A JP H10165587A
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JP
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JP8327221A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特定入賞口への球の入賞を契機として行われる
図柄合わせゲームでの勝敗に色彩的要素を採り入れてゲ
ーム内容に変化を持たせることで、遊技者のスリルと興
奮をより喚起することのできる遊技機を提供する。 【解決手段】第1の画面遊技制御手段50は特定入賞口
に球が入賞したとき、スロットマシーンに見立てた数字
合わせゲームを可変表示手段20上で実行する。「77
7」など数字の揃った状態で停止すると、第2の画面遊
技制御手段60は数字の揃った状態を保持しながら各数
字を再びスクロールさせ、表示色変更手段70はこれと
並行して数字の表示色を順次変更し、スクロール動作の
停止と同時に表示色の変更を停止する。特別価値発生手
段30は、最終的な表示色に応じて、遊技者に有利な特
別価値を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面上に打出
された球が特定入賞口へ入賞したとき、所定の図柄合わ
せゲームを実行し、その実行結果に基づいて遊技者に有
利な特別価値を発生させる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機としては、特定入賞口に球
が入賞したとき液晶ディスプレイに図柄合わせゲームを
表示し、特定の図柄が揃ったとき遊技者に有利な特別価
値を付与する、いわゆるフィーバ機がある。
【0003】フィーバ機は、通常、特定入賞口に球が入
賞したとき、液晶ディスプレイ上に表示されている複数
の図柄をそれぞれ巡回的にスクロール表示させた後、該
スクロール動作を順に停止させて図柄を確定している。
そして、すべての図柄のスクロール動作が停止した際に
特定の図柄が揃うと、遊技者に有利な特別価値を付与す
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、特定入賞口に球が入賞した後に展
開されるゲーム内容が図柄の組み合わせを競うだけなの
で単調で変化に乏しく、遊技者のスリルと興奮を十分に
喚起することが難しいという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、特定入賞口への球の
入賞を契機として行われる図柄合わせゲームでの勝敗に
色彩的要素を採り入れてゲーム内容に変化を持たせるこ
とで、遊技者のスリルと興奮をより喚起することのでき
る遊技機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技盤面(11)上に打出された球が特定入賞口
(12)へ入賞したとき、所定の図柄合わせゲームを実
行し、その実行結果に基づいて遊技者に有利な特別価値
を発生させる遊技機(10)において、任意の図柄を表
示することのできる図柄表示領域を複数備えた可変表示
手段(20)と、前記特定入賞口(12)に球が入賞し
たとき、前記可変表示手段(20)の各図柄表示領域上
に予め定めた複数種類の図柄を巡回的に表示した後、任
意の図柄を表示した状態で該図柄の巡回表示を停止する
第1の画面遊技制御手段(50)と、前記第1の画面遊
技制御手段(50)が図柄の巡回表示を停止した際に当
たりを表す所定の図柄の揃う状態が前記複数の図柄表示
領域に表示されたとき、該図柄の揃った状態を保持しな
がら各図柄表示領域の図柄を所定期間に渡って巡回表示
する第2の画面遊技制御手段(60)と、前記第2の画
面遊技制御手段(60)によって図柄の巡回表示が行わ
れている間、これと並行して前記図柄表示領域上の図柄
の表示色を繰り返し無作為に変更する表示色変更手段
(70)と、前記第2の画面遊技制御手段(60)が図
柄の巡回表示を停止したときその際の図柄の表示色に応
じて遊技者に有利な特別価値を発生させる特別価値発生
手段(30)と、を具備することを特徴とする遊技機
(10)。
【0007】[2]前記特別価値発生手段(30)は、
遊技者に付与する特別価値として、遊技盤面(11)上
に打ち出された球が前記特定入賞口(12)へ次回以降
入賞した際に前記第1の画面遊技制御手段(50)の実
行する図柄合わせゲームで前記所定の図柄の揃う状態の
出る確率を最終的な図柄の表示色に応じて通常状態より
高く設定することを特徴とする[1]記載の遊技機(1
0)。
【0008】[3]前記特別価値発生手段(30)は、
遊技者に付与する特別価値として、遊技盤面(11)上
に打ち出された球が前記特定入賞口(12)へ次回以降
入賞した際に前記第1の画面遊技制御手段(50)の実
行する図柄合わせゲームで前記所定の図柄の揃う状態の
出る確率を通常状態より高く設定するとともに、該確率
の高い状態を形成する回数を最終的な図柄の表示色に応
じて変更することを特徴とする[1]記載の遊技機(1
0)。
【0009】前記本発明は次のように作用する。可変表
示手段(20)は、任意の図柄を表示することのできる
図柄表示領域を複数備えており、第1の画面遊技制御手
段(50)は、遊技盤面(11)上の特定入賞口(1
2)に球が入賞したとき、図柄合わせゲームとして可変
表示手段(20)の各図柄表示領域に予め定めた複数種
類の図柄を巡回表示した後、いずれかの図柄を表示した
状態で図柄の巡回表示を停止させる。
【0010】第1の画面遊技制御手段(50)による図
柄の巡回表示が停止した際に図柄表示領域に当たりを表
す所定の図柄の揃った状態が表示されたとき、第2の画
面遊技制御手段(60)は、該図柄の揃った状態を保持
しながら各図柄表示領域の図柄を巡回表示した後、その
巡回表示動作を停止させる。
【0011】また、表示色変更手段(70)は、第2の
画面遊技制御手段(60)によって図柄の巡回表示が行
われている間、これと並行して図柄表示領域に表示され
ている図柄の表示色を繰り返し無作為に変更する。
【0012】特別価値発生手段(30)は、第2の画面
遊技制御手段(60)による図柄の巡回表示動作が停止
した時点における図柄の表示色に応じて、遊技者に有利
な特別価値を発生させる。
【0013】たとえば、スロットマシーンに見立てた数
字合わせゲームを図柄合わせゲームとして可変表示手段
(20)に表示する場合に、第1の画面表示制御手段
(50)による図柄の巡回表示が、「777」など数字
の揃った状態で停止すると、第2の画面表示制御手段
(60)は、「777」など各図柄表示領域に表示され
る数字が揃った状態を保持しながら、すべての数字を巡
回的に回転させてスクロールさせる。
【0014】表示色変更手段(70)は、第2の画面表
示制御手段(60)がスクロール動作を行っている間、
これと並行して図柄表示領域に表示される数字の色や数
字の背景色を、たとえば、赤、青、黄の順で巡回的に変
更する。
【0015】第2の画面表示制御手段(60)がスクロ
ール動作(巡回表示動作)を停止すると同時に表示色変
更手段(70)は、表示色の変更動作を停止し、特別価
値発生手段(30)は、停止した際の表示色に応じて大
きさの特別価値を遊技者に付与する。
【0016】このように、図柄合わせゲームに表示色の
変更動作を組み合わせたので、図柄合わせゲームの内容
が変化に富み、遊技者のスリルと興奮をより喚起するこ
とができる。また、図柄の揃った状態を保持しながら図
柄のスクロール動作と表示色の変更動作へ移行するの
で、最初に図柄の揃った際における遊技者の期待と興奮
を、表示色変更による第2段階の画面遊技に継続させ、
さらに増大させることができる。
【0017】特別価値発生手段(30)が遊技者に付与
する特別価値として、次回以降に第1の画面遊技制御手
段(50)によって行われる図柄合わせゲームにおいて
図柄の揃った状態で巡回表示動作の停止する確率を、通
常よりも高い確率に設定し、その確率を最終的に巡回表
示の停止した際の表示色に応じて変更する。または、最
終的な表示色に応じて、確率の高い状態の形成される回
数を変更する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は本発明の一の実施の形態を
示している。図2に示すように、本発明に係る遊技機1
0は、ハンドル14の回転操作によって球を打ち出し、
各種の入賞口への球の入賞を競うパチンコ機である。な
お、本発明に係る遊技機10は、アレンジボール機など
遊技媒体として球を用いる各種のゲーム機に適用するこ
とができる。
【0019】遊技機10は、打ち出された球の流下する
場としての遊技盤面11を備えている。遊技盤面11に
は入賞口や各種の役物、障害釘、アウト口などが配置さ
れている。遊技盤面11の略中央部分には、図柄合わせ
ゲームを表示する中央役物としての可変表示手段20が
設けられている。ここでは、可変表示手段20として、
カラー液晶ディスプレイを用いている。このほか、表示
色を変更できるものであれば、可変表示手段20として
CRTディスプレイなどを用いることもできる。
【0020】可変表示手段20は、0〜9までの1桁の
任意の数字を表示することのできる表示領域を3桁分備
えており、これら表示領域に図柄合わせゲームとして、
スロットマシーンに見立てた数字合わせゲームが表示さ
れる。
【0021】可変表示手段20の下方には、一般に、始
動チャッカーと呼ばれる特定入賞口12が設けられてい
る。遊技盤面11に打ち出された球が特定入賞口12に
入賞することを契機として、可変表示手段20上で数字
合わせゲームが実行される。
【0022】特定入賞口12のさらに下方には、可変入
賞口32が設けられている。可変入賞口32は、普段は
閉じられているが、遊技者に特別価値を付与する際にそ
の入賞口の開閉動作を繰り返して行う大口の入賞口であ
る。可変入賞口32の入賞口を開くことで球の入賞確率
の高い状態が形成される。
【0023】遊技盤面11の下部には、遊技に供される
球を入れる前皿15が、さらにその下部には、前皿15
から溢れた球を受け止める下皿16が設けられている。
下皿16の右横には、球の発射を操作するためのハンド
ル14が設けられている。なお、遊技機10の各種の動
作を制御する制御回路は、遊技盤面11の裏面等の機体
内に取り付けられている。
【0024】図1は、本発明の一実施の形態における遊
技機10の回路構成の概要を表したものである。特定入
賞口12は、入賞した球を検知するための入賞検知スイ
ッチ13を備えている。入賞検知スイッチ13は、機械
的なスイッチのほか、球により光の遮られたことで入賞
を検知する光センサや、球の通過による磁界の変化を検
出する磁気センサなど各種のセンサを用いることができ
る。
【0025】球の入賞を検知した際に入賞検知スイッチ
13から出力される入賞信号41は、可変表示手段20
に表示される数字のスクロール動作を制御する第1の画
面遊技制御手段50に入力されている。第1の画面遊技
制御手段50は、図示しない乱数発生器を備えており、
入賞信号41が入力された際、乱数発生器により無作為
抽選を行なう。
【0026】第1の画面遊技制御手段50の行なう無作
為抽選には、高ランク、中上ランク、低ランク、の3つ
の当たりのランクが設けられている。
【0027】第1の画面遊技制御手段50は、入賞信号
41が入力された時点から可変表示手段20に表示され
る数字をスクロール動作させて連続的に変更し、数字合
わせゲームを実行する。そして、いずれかのランクの当
たりが出たときは、「777」など数字の揃う状態でス
クロール動作を停止させる。一方、抽選結果が外れのと
きは特定の数字の揃わない状態でスクロール動作を停止
させるように可変表示手段20の表示状態を制御するよ
うになっている。また、数字合わせゲームを実行してい
る間、図柄表示領域の背景色を白色で、各数字を黒色で
表示するようになっている。
【0028】第1の画面遊技制御手段50は、数字合わ
せゲームの実行が終了したとき、抽選結果が当たりか否
か、および当たりのときはそのランクを示す抽選結果信
号42を出力する。該信号42は、第2の画面遊技制御
手段60および表示色変更手段70へ入力されている。
【0029】第2の画面遊技制御手段60は、第1の画
面遊技制御手段50から入力される抽選結果信号42
が、いずれかのランクの当たりを示しているとき、可変
表示手段20に表示されている全ての数字を、数字の揃
った状態を保持しながら一定期間スクロール動作させた
後、元の数字が表示された状態で該スクロール動作を停
止させる機能を備えている。
【0030】たとえば、第1の画面遊技制御手段50に
よって行われた数字合わせゲームの結果として「77
7」が可変表示手段20に表示されたとき、第2の画面
遊技制御手段60は「777」のように同一の値が3桁
揃った状態のまま図柄を巡回的に一定期間変更した後、
再び「777」の状態を表示するように制御する。
【0031】表示色変更手段70は、第2の画面遊技制
御手段60によって数字の巡回的な変更動作が行われて
いる間、これと並行して可変表示手段20に表示されて
いる数字の表示色を順次変更する回路部分である。表示
色には、赤、青、黄の3色が用意されている。
【0032】このように、数字の色自体を変更する他
に、数字を黒等で表示し、その背景色を赤、青、黄に巡
回的に変更するようにしても良い。また、中抜きの数字
を表示する場合には、数字の内部色と背景色の双方を変
更するようにしても良い。
【0033】表示色の赤は高ランクの当たりに、青は中
ランクの当たりに、黄は低ランクの当たりにそれぞれ対
応しており、表示色変更手段70は、表示色を無作為に
繰り返し変更した後、最終的に抽選結果信号42の示す
当たりのランクに対応した色で表示色の巡回動作を停止
するようになっている。
【0034】特別価値発生手段30は、第1の画面遊技
制御手段50で行われる無作為抽選の当選確率を変更す
る確率変更部31と、可変入賞口32とから構成され
る。
【0035】確率変更部31は、今回行われた無作為抽
選の抽選結果が当たりのとき、その当たりのランクに応
じて、次回以降、特定入賞口12に球が入賞した際に第
1の画面遊技制御手段50の行なう無作為抽選において
当たりの出る確率を変動させる回路部分である。すなわ
ち、第1の画面遊技制御手段50の行う図柄合わせゲー
ムで、「777」などの数字の揃った状態でスクロール
動作を停止させる確率を変更する機能を有する。
【0036】可変入賞口32は、通常状態では閉じてい
るが、遊技者に有利な特別価値を付与するときに開かれ
る大口の入賞口としてアタッカー33を備えている。ア
タッカー33は、ソレノイド34により開閉駆動され
る。
【0037】可変入賞口32は、所定の遊技状態になっ
たとき、一定期間(たとえば29秒)開いた後、短時間
(2秒ほど)閉じるアタッカー33の開閉動作を繰り返
すよう動作する。アタッカー33の開閉されるラウンド
回数の初期値は16回に設定されている。
【0038】各ラウンドにおいて予め定めた個数(たと
えば、10個)の球が入賞すると、所定時間の経過する
前であっても、アタッカー33が閉じられる。これによ
り、入賞により払い出される球の個数が過剰に増えるこ
とを阻止している。
【0039】第1の画面遊技制御手段50、第2の画面
遊技制御手段60、表示色変更手段70等は、遊技機1
0における各種制御の中枢的機能を果たすCPU(中央
処理装置)と、ROM(リード・オンリ・メモリ)と、
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)を主要部とする
回路によって構成されている。
【0040】ROMには、CPUの実行するプログラム
や表示される数字の図柄など各種の固定的データが記憶
されている。またRAMは、プログラムを実行する上で
一時的に必要になるデータを記憶する作業用のメモリで
ある。
【0041】次に、遊技機10における動作の流れを説
明する。図3は遊技機10の行なう動作の流れを、図4
は可変表示手段20の表示内容の変化する過程を示した
ものである。特定入賞口12に球が入賞すると(ステッ
プS101;Y)、第1の画面遊技制御手段50は、無
作為抽選を行い、その抽選結果に応じた数字合わせゲー
ムを実行する(ステップS102)。
【0042】すなわち、可変表示手段20に表示されて
いる数字をスクロール動作させて一定期間、巡回的に変
更する。そして、抽選結果がいずれかのランクの当たり
のときは、図4に示すように「777」の数字の揃った
状態(20a)でスクロール動作を停止させる。この
際、数字の色は黒で背景色は白である。抽選結果が外れ
のときは、数字の揃わない状態でスクロール動作を停止
する。
【0043】いずれかのランクの当たりが出たとき(ス
テップS103;Y)、第1の画面遊技制御手段50は
その旨を示す抽選結果信号42を出力し、これを受け
て、第2の画面遊技制御手段60は、図4に示すように
可変表示手段20に表示されている数字「777」を再
び一定期間スクロール動作させる。この際、3桁とも同
一の数字が揃った状態(20b)のままでスクロール動
作が行われる。
【0044】表示色変更手段70は、第2の画面遊技制
御手段60がスクロール動作を行っている間、これと並
行して背景色の表示色を繰り返し順次変更する(ステッ
プS104)。
【0045】一定期間に渡って数字の変更を行った後、
第2の画面遊技制御手段60は再び「777」の表示さ
れた状態(図4、20c)でスクロール動作を停止さ
せ、これと同時に表示色変更手段70は抽選結果信号4
2の示す当たりのランクに応じた色の背景色を表示した
状態で表示色の変更動作を停止する(ステップS10
5)。
【0046】最終的な表示色が赤(高ランク色)のとき
は(ステップS106;Y)、3回の権利発生を行なう
(ステップS107)。すなわち、特定入賞口12に球
が入賞した際に行われる無作為抽選で当たりの出る確率
が、通常状態よりも高くなる期間を、以後3回に渡って
形成する。
【0047】最終的な表示色が青のときは(ステップS
108;Y)、2回の権利を発生させる(ステップS1
09)。また最終的な表示色が黄のときは(ステップS
110;Y)、1回の権利を発生させる(ステップS1
11)。すなわち、確率の高くなる状態の形成される回
数を変更している。
【0048】このように、権利の発生回数を変更するほ
か、表示色に応じて次回以降の所定回数、当たりの出る
確率の高さを変更するようにしても良い。すなわち、い
わゆる確率変動とし、その確率を表示色に応じて変更す
るようにしても良い。
【0049】最終的な表示色がいずれの色であっても、
数字合わせゲームで当たりが出た場合には、可変入賞口
32を開閉動作させて、球の入賞確率の高い状態を形成
する(ステップS112)。第1の画面遊技制御手段5
0の行った数字合わせゲームの抽選結果が外れとなり、
「777」の数字の揃う状態が可変表示手段20に表示
されなかったときは(ステップS103;N)、可変入
賞口32を開閉動作させることなく処理を終了する(エ
ンド)。
【0050】このように、特定入賞口12に球が入賞し
たとき、第1段階の画面遊技として通常の数字合わせゲ
ームを行い、これで当たりが出たとき、数字やその背景
の表示色を変更する第2段階の画面遊技を行なうので、
画面遊技の内容が変化に富み、遊技者のスリルと興奮を
十分に喚起することができる。また、表示色を変更する
際、スクロール動作を3桁の数字が揃った状態のまま行
うので、第1段階の画面遊技と表示色の変更による第2
段階の画面遊技との間に継続性が生まれ、第1段階の画
面遊技によって喚起された遊技者の期待感や興奮をその
まま第2段階の画面遊技に継続し、さらに増大すること
ができる。
【0051】以上説明した実施の形態では、図柄合わせ
ゲームとして数字合わせゲームを行なうようにしたが、
フルーツや魚など他の図柄を揃える図柄合わせゲームで
あっても良い。また、表示色を、3色の間で巡回的に変
更するようにしたが、表示色の数はこれに限定されるも
のではない。
【0052】このほか、第1の画面遊技制御手段の行っ
た無作為抽選の結果に応じて表示色を変更するようにし
たが、第1の画面遊技制御手段における無作為抽選に当
たりのランクを設けず、表示色変更手段が独自に最終的
な表示色を別途行う無作為抽選により決定するようにし
ても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明にかかる遊技機によれば、画面遊
技を図柄合わせゲームと表示色の変更の2段階に展開し
て行うようにしたので、画面遊技の内容が変化に富み、
遊技者により一層のスリルと興奮を与えることができ
る。また、図柄の揃った状態を保持しながら表示色の変
更動作を行う第2段階の画面遊技へ移行するようにした
ので、第1段階の画面遊技で図柄が揃った際の期待と興
奮を、第2段階の画面遊技へ継続させ、さらに増大する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機の回路構成
の概要を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技機を示す正面
図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技機の行なう動
作の流れを示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技機の有する可
変表示手段に表示される表示内容の変化過程を示した説
明図である。
【符号の説明】
10…遊技機 11…遊技盤面 12…特定入賞口 13…入賞検知スイッチ 14…ハンドル 15…前皿 16…下皿 20…可変表示手段 32…可変入賞口 41…入賞信号 42…抽選結果信号 50…第1の画面遊技制御手段 60…第2の画面遊技制御手段 70…表示色変更手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面上に打出された球が特定入賞口へ
    入賞したとき、所定の図柄合わせゲームを実行し、その
    実行結果に基づいて遊技者に有利な特別価値を発生させ
    る遊技機において、 任意の図柄を表示することのできる図柄表示領域を複数
    備えた可変表示手段と、 前記特定入賞口に球が入賞したとき、前記可変表示手段
    の各図柄表示領域上に予め定めた複数種類の図柄を巡回
    的に表示した後、任意の図柄を表示した状態で該図柄の
    巡回表示を停止する第1の画面遊技制御手段と、 前記第1の画面遊技制御手段が図柄の巡回表示を停止し
    た際に当たりを表す所定の図柄の揃った状態が前記複数
    の図柄表示領域に表示されたとき、該図柄の揃った状態
    を保持しながら各図柄表示領域の図柄を所定期間に渡っ
    て巡回表示する第2の画面遊技制御手段と、 前記第2の画面遊技制御手段によって図柄の巡回表示が
    行われている間、これと並行して前記図柄表示領域上の
    図柄の表示色を繰り返し無作為に変更する表示色変更手
    段と、 前記第2の画面遊技制御手段が図柄の巡回表示を停止し
    たときその際の図柄の表示色に応じて遊技者に有利な特
    別価値を発生させる特別価値発生手段と、 を具備することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記特別価値発生手段は、遊技者に付与す
    る特別価値として、遊技盤面上に打ち出された球が前記
    特定入賞口へ次回以降入賞した際に前記第1の画面遊技
    制御手段の実行する図柄合わせゲームで前記所定の図柄
    の揃う状態の出る確率を最終的な図柄の表示色に応じて
    通常状態より高く設定することを特徴とする請求項1記
    載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記特別価値発生手段は、遊技者に付与す
    る特別価値として、遊技盤面上に打ち出された球が前記
    特定入賞口へ次回以降入賞した際に前記第1の画面遊技
    制御手段の実行する図柄合わせゲームで前記所定の図柄
    の揃う状態の出る確率を通常状態より高く設定するとと
    もに、該確率の高い状態を形成する回数を最終的な図柄
    の表示色に応じて変更することを特徴とする請求項1記
    載の遊技機。
JP8327221A 1996-12-06 1996-12-06 遊技機 Pending JPH10165587A (ja)

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