JPH10165414A - 歯科治療用ハンドピース - Google Patents

歯科治療用ハンドピース

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JPH10165414A
JPH10165414A JP32645696A JP32645696A JPH10165414A JP H10165414 A JPH10165414 A JP H10165414A JP 32645696 A JP32645696 A JP 32645696A JP 32645696 A JP32645696 A JP 32645696A JP H10165414 A JPH10165414 A JP H10165414A
Authority
JP
Japan
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light
handpiece
hand
full
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP32645696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Shoji
正和 東海林
Nobuyuki Maejima
伸行 前島
Shinji Hiejima
信治 稗島
Eriko Abe
エリ子 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osada Research Institute Ltd
Original Assignee
Osada Research Institute Ltd
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Publication date
Application filed by Osada Research Institute Ltd filed Critical Osada Research Institute Ltd
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Publication of JPH10165414A publication Critical patent/JPH10165414A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種歯科治療用インスツルメントの動力部と
ハンドピース部を着脱自在にかつ交換可能にするととも
に、動力部に配設された光源を各ハンドピースで共通使
用できるようにする。 【解決手段】 マイクロエンジン用ハンドピース1及び
光重合ハンドピース20は動力部10に対して着脱自在
になっている。動力部10内には、フルカラーLED1
1が内蔵されており、該フルカラーLED11はスイッ
チ12の切り換えによってその発光色が、切り換えら
れ、動力部10にマイクロエンジンハンドピース1が接
続された時は、スイッチ12を白色光に選択することに
よって、その光導体5の先端5aからは切削具4の作業
領域に向けて白色光が照射される。動力部10に対し
て、光重合ハンドピース20が接続されると、スイッチ
12を青色光に選択することによって、光導体21の端
部21aからは青色光が光硬化レジンに向けて照射され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科治療用ハンド
ピース、より詳細には、各種歯科治療用インスツルメン
トの動力部とハンドピース部を着脱自在にかつ交換可能
にするとともに、前記動力部に配設された光源を各ハン
ドピースで共通使用できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】歯科治療においては、口腔内の治療に用
いる各種インスツルメント、例えば、マイクロエンジ
ン,エアータービン,シリンジ,超音波スケーラ等は、
作業部位を照明するための光導体が内蔵されている。
【0003】図2は、光導体が内蔵されている歯科用イ
ンスツルメントの一例としてのマイクロエンジンのハン
ドピース部を示す図で、図中、1は光導体5を内蔵して
いるハンドピース部で、該ハンドピース部は、周知のよ
うに、図示しない動力部に着脱自在に連結されるように
構成されており、動力部に内蔵されているモータの回転
が該ハンドピース1に内蔵されているスピンドル2を通
してヘッド部3に伝達され、該ヘッド部3に設けられて
いるチャック機構を回転する。このチャック機構には、
例えば、歯牙を切削する切削具(バー)4が着脱自在に
装着され、該切削具4が回転されて歯牙の切削が行なわ
れる。
【0004】光導体(光ファイバー束)5は、周知のよ
うに、図示しない一端が、動力部内に配設されている光
源に対向して終端し、他端5aが、図示のように、ヘッ
ド部近傍に終端して、切削具4の作業領域近傍を照明す
る。図2には、マイクロエンジンを例に示したが、前述
のエアータービン,シリンジ,超音波スケーラ等にも、
前記光導体5と同様の光導体及び光源を具備し、作業領
域を照明するようになっている。
【0005】以上に示した例は、光導体5を通して伝達
されてくる光(白色光)を照明に利用するものである
が、光硬化レジンを硬化させるためには青色の光を、カ
リエスを検出する時は緑色の光を照射する等、照明光
(白色光)とは異なった色の光を照射する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、歯科治
療には、種々のインスツメントがあるが、それらから放
射される光は必ずしも同じではなく、前述のように、白
色光,青色光,緑色光等,種々の光があり、放射される
光は、インスツル毎に予め決められており、インスツル
メント間での共通性がなく、各種のインスツルメントを
それぞれ別個に備えていなければならなかった。
【0007】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、特に、歯科用インスツルメントの動力部に
フルカラー(白色)LEDを設け、該フルカラーLED
を光源とすると共に、該動力部に他種のインスツルメン
トのハンドピースを着脱自在にかつ交換可能に連結する
ようにし、前記フルカラーLEDの発光色を連結された
ハンドピースの使用目的に合わせ切り換えるようにする
ことを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、フル
カラーLEDを有する動力部と、該動力部に着脱自在に
かつ交換可能に連結され、前記フルカラーLEDからの
光が伝達される複数種のハンドピース部とから成り、前
記フルカラーLEDは、前記動力部に接続されるハンド
ピースの種類によって発光される光が異なることを特徴
としたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ハンドピースがエアータービン,マイクロエン
ジン,シリンジである時は、前記フルカラーLEDによ
って発光される光は白色光であり、該白色光によって被
治療箇所が照明されることを特徴としたものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ハンドピースが光重合ハンドピースである時
は、前記フルカラーLEDから発光される光は青色光で
あり、該青色光によってレジンの光硬化が行なわれるこ
とを特徴としたものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ハンドピースがカリエス検診用ハンドピースで
ある時は、前記フルカラーLEDによって発生される光
が緑色光であることを特徴としたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例を説明
するための要部概略構成図で、図中、1は一例としての
マイクロエンジンのハンドピース部、10は該マイクロ
エンジンの動力部、20は一例としての光重合ハンドピ
ースで、マイクロエンジン用ハンドピース1と動力部1
0とが着脱自在であることは当然であるが、本発明にお
いては、光重合ハンドピース20も動力部10に対して
着脱自在になっている。
【0013】而して、本発明においては、動力部10内
には、フルカラーLED11が内蔵されており、該フル
カラーLED11はスイッチ12の切り換えによってそ
の発光色が、例えば、白色光,青色光,緑色光等所望の
色に切り換えられるようになっている。このフルカラー
LED11からの光は、動力部10にマイクロエンジン
ハンドピース1が接続された時は、直接に、あるいは、
光導体13を通してハンドピース1の光導体5に伝達さ
れ、スイッチ12を白色光に選択することによって、そ
の先端5aからは切削具4の作業領域に向けて白色光が
照射され、該作業領域が照明される。
【0014】動力部10に対して、前記マイクロエンジ
ンハンドピース1に代わって光重合ハンドピース20が
接続されると、該動力部10内のフルカラーLEDから
発せられた光は、直接或いは光導体13を通して光重合
ハンドピース20内の光導体21に伝達され、スイッチ
12を青色光に選択することによって、その端部21a
からは青色光が光硬化レジンに向けて照射される。な
お、以上には、マイクロエンジンの動力部に配設された
フルカラーLEDを光重合ハンドピースの光源に利用す
るようにした例について説明したが、勿論、カリエス検
診用ハンドピースを接続し、緑色の光が発生するように
することも可能であり、更には、エアータービン,シリ
ンジ等にもフルカラーLEDを設けておき、これらに光
重合ハンドピース,カリス検診用ハンドピースを接続す
るようにしてもよいことは容易に理解されよう。また、
以上には、スイッチ12によってLED11の発光色を
異ならしめるようにした例について説明したが、接続さ
れたハンドピースを自動的に認識し、その接続されたハ
ンドピースの用途に応じた色の光を自動的に選択するよ
うにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、マイクロエンジン,エアータービン,シリン
ジ等における作業領域照明用の光源(フルカラーLE
D)を、光重合ハンドピースの光源やカリエス検診用ハ
ンドピースの光源として共用できるので、これら光重合
ハンドピースやカリエス検診用ハンドピースに光源を必
要としないので、これらを安価に製作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による歯科用ハンドピースの一例を説
明するための要部概略構成図である。
【図2】 従来のマイクロエンジンのハンドピース部の
一例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…マイクロエンジンハンドピース部、5…光導体、1
0…マイクロエンジン動力部、11…フルカラーLE
D、12…スイッチ、13…光導体、20…光重合ハン
ドピース、21…光導体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 エリ子 東京都品川区西五反田5丁目17番5号 株 式会社長田中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フルカラーLEDを有する動力部と、該
    動力部に着脱自在にかつ交換可能に連結され、前記フル
    カラーLEDからの光が伝達される複数種のハンドピー
    ス部とから成り、前記フルカラーLEDは、前記動力部
    に接続されるハンドピースの種類によって発光される光
    を異ならしめることを特徴とする歯科治療用ハンドピー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記ハンドピースがエアータービン,マ
    イクロエンジン,シリンジである時は、前記フルカラー
    LEDによって発光される光は白色光であり、該白色光
    によって被治療箇所が照明されることを特徴とする請求
    項1に記載の歯科治療用ハンドピース。
  3. 【請求項3】 前記ハンドピースが光重合ハンドピース
    である時は、前記フルカラーLEDから発光される光は
    青色光であることを特徴とする請求項1に記載の歯科治
    療用ハンドピース。
  4. 【請求項4】 前記ハンドピースがカリエス検診用ハン
    ドピースである時は、前記フルカラーLEDによって発
    生される光が緑色光であることを特徴とする請求項1に
    記載の歯科治療用ハンドピース。
JP32645696A 1996-12-06 1996-12-06 歯科治療用ハンドピース Pending JPH10165414A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101110443B1 (ko) 2010-05-19 2012-02-16 주식회사 메타바이오메드 다기능 전동식 치근관 충진장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101110443B1 (ko) 2010-05-19 2012-02-16 주식회사 메타바이오메드 다기능 전동식 치근관 충진장치
WO2011145868A3 (ko) * 2010-05-19 2012-03-01 주식회사 메타바이오메드 다기능 전동식 치근관 충진장치

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