JPH10165323A - 遠隔操作式の排水栓開閉装置 - Google Patents
遠隔操作式の排水栓開閉装置Info
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- JPH10165323A JPH10165323A JP34274296A JP34274296A JPH10165323A JP H10165323 A JPH10165323 A JP H10165323A JP 34274296 A JP34274296 A JP 34274296A JP 34274296 A JP34274296 A JP 34274296A JP H10165323 A JPH10165323 A JP H10165323A
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Abstract
連結杆を挿通して、オーバーフロー口に備えた開閉操作
部を水槽底部の排水栓に連結した遠隔操作式の開閉装置
であって、開閉操作部の一回の押圧操作毎に排水栓を交
互に開閉するように作動する開閉操作部の横の長さを短
くして、オーバーフロー管の設置間隔が狭い場所にも対
応できるようにする。 【解決手段】 開閉操作部5の支持軸部材7と摺動ガイ
ド部材8との間に、開閉操作部の一回の押圧操作毎に排
水栓12を交互に開閉させるロック機構Lを設けるとも
に、支持軸部材7の先端の作動杆13を、オーバーフロー
管内に設けたケース14内で斜面カム部材15に横から係合
させる一方、該カム部材の下方に縦に備えた復元ばね16
により、斜面カム部材を常時上昇方向に付勢させるよう
にした。
Description
けたオーバーフロー口に排水栓の開閉操作部を備え、開
閉操作部の作動をオーバーフロー管内に挿通した連結杆
を介して水槽底部の排水栓に伝達するようにした遠隔操
作式の排水栓開閉装置に関し、オーバーフロー口にある
開閉操作部の押圧操作毎に交互に排水栓の開閉が行われ
るようにしたことを特長とするものである。
を押す1回の押圧操作毎に交互に排水栓を開閉するよう
にした装置には、本出願人の先願に特願平8ー1047
04号がある。
閉操作部の支持軸部材をオーバーフロー口内で摺動自在
に支承し、内面に設けたワンウエイカムにガイドさせて
支持軸部材を開放位置と閉止位置とに制御する摺動ガイ
ド部材を備え、この摺動ガイド部材の内端に、支持軸部
材の摺動方向に沿って横に復元ばねを内装させていたの
で、開閉操作部の押し込み方向の長さすなわち横方向の
長さが長くなり、幅の狭い場所等ではオーバーフロー管
の設置に際して技術的な困難を生ずる場合があった。
て、オーバーフロー口に設置する開閉操作部の横長さを
できるだけ短くしてオーバーフロー管の設置に支障を来
さないようにすることが、解決すべき課題となってい
た。
底部に具えた排水口に遠隔操作式の排水栓を設け、オー
バーフロー口を水槽の側壁に開口させたオーバーフロー
管を排水栓に開閉される排水管に接続するとともに、連
結杆をオーバーフロー管内に挿通して、オーバーフロー
口に臨ませた開閉操作部と排水栓とを連結した遠隔操作
式の排水栓開閉装置において、上記開閉操作部の支持軸
部材と、上記オーバーフロー口内で支持軸部材を摺動自
在にガイドする摺動ガイド部材との間に、上記開閉操作
部の1回の押圧操作毎に交互に上記排水栓を閉止位置と
開放位置とに保持させるためのロック機構を設け、支持
軸部材の内端に、上記オーバーフロー管の上端部に突出
する作動杆を一体に延設する一方、オーバーフロー管の
上端部内に設けた縦のケース内に、前記連結杆の先端部
を下端に接続した斜面カム部材を昇降自在に嵌装し、該
斜面カム部材のカム斜面に上記作動杆の先端を横から係
合させるとともに、斜面カム部材の下方に復元ばねを縦
に設けて、該斜面カム部材を上記連結杆と共に常時上昇
方向に付勢させることにより、前記開閉操作部の作動を
排水栓の昇降動作に伝達させるように構成したことを特
徴とする遠隔操作式の排水栓開閉装置を提供するもので
ある。
に、オーバーフロー管の上端部に設けた縦のケース内
に、排水栓に連なる連結杆の先端を接続した斜面カム部
材を縦に嵌合させ、この斜面カム部材に、支持軸部材の
内端から延設された作動杆の先端を横から係合させると
ともに、該カム部材を下方から復元ばねに上昇方向に付
勢させるようにしたので、装置全体の横方向の長さを短
縮して、オーバーフロー管の設置に支障を来さないよう
にすることができた。
る。図において、1は水槽、2は水槽1の側壁に開口す
るオーバーフロー口、3はオーバーフロー口2と水槽1
の底部に付設した排水管4とを接続するオーバーフロー
管、5はオーバーフロー口2に設置した排水栓の開閉操
作部である。
部材6を、オーバーフロー管3の上端部7に横架した筒
形の摺動ガイド部材8に嵌合させて左右方向に摺動自在
に支承され、かつ、支持軸部材6と摺動ガイド部材8と
の間に、支持軸部材6の側面に取り付けた二股形の接触
子10と、支持軸部材6の摺動方向に沿って摺動ガイド
部材8の内面に設けたワンウエイカム9とからなるロッ
ク機構Lを備え、接触子10とワンウエイカム9との係
合により、開閉操作部5を押す1回の押圧操作毎に交互
に排水栓の開放位置と閉止位置とに保持するように構成
されている。
ロー管3内に挿通した可撓性の連結杆11により水槽1
の底部に備えられた排水栓12と接続されていて、支持
軸部材6の接触子10をワンウエイカム9に掛止された
り開放されることにより、排水栓12を開放位置と閉止
位置とに切り換えるように作動する。
してオーバーフロー管3の上端部7に達する長さの作動
杆13を一体に延設し、上端部7に設けた縦のケース1
4内にその先端を臨出させている。
栓12に連なる連結杆11の先端部を下端に接続してケ
ース14内に昇降自に縦に嵌装された斜面カム部材15
のカム斜面15’と横から係合し、開閉操作部5の押圧
操作により前進して斜面カム部材15を押し下げる。
の間に縦に設けた復元ばね16に常時上昇方向に付勢さ
れていて、開閉操作部5の押圧が開放されるのに追従し
て上昇し、その昇降によって排水栓12を開閉する。
支持軸部材6の位置を制御するワンウエイカム9と接触
子10の係合と、それにともなう排水栓12の開閉動作
を図2について説明する。図2の(a) に示すように、接
触子10がワンウエイカム9の先端で横に溝に沿って係
合しているとき、支持軸部材6は摺動ガイド部材8から
最大に後退しており、斜面カム部材15を押し上げる復
元ばね16の牽引作用により、排水栓12は閉止状態を
維持している
6は作動杆13を介して斜面カム部材15を押し下げ、
排水栓12を上昇させて開栓する。一方、図2の(b) に
示すように、ワンウエイカム9の底部に具えられている
突起部aに二股形の接触子10の一端が当接して傾斜
し、押し下げた手を放すと、復元ばね16に付勢される
斜面カム部材15が上昇して排水栓12を下降させる
が、その復帰行程で接触子10の他端がワンウエイカム
9の一側に具えられている掛止部bと接し、図2の(c)
に示すように、該掛止部bに掛止される。この掛止位置
において支持軸部材6の後退とともに排水栓12の下降
が阻まれるので開栓状態は継続する。
れると、その押圧行程で、接触子10は、掛止部bとは
逆の側縁に具えれらているワンウエイカム9の緩斜面部
cに他端を誘導されて姿勢を縦に変えつつ前進し、突起
部aと接することなく図2の(d) に示すようにワンウエ
イカム9の底部に達する。
と、姿勢を真縦に変えて後退する接触子10が、図2の
(e) に示すように掛止部bと接することにより半転し
て、先とは逆に傾斜し、他端を緩斜面部cに誘導させつ
つ後退を続けることによりワンウエイカム9の溝に沿っ
て横に姿勢を変えて、図5の(a) に示す位置に復位し、
斜面カム部材15の上昇により排水栓4が開栓状態に復
帰する。
在に支承する排水栓金具、18は排水栓金具17とオー
バーフロー管3と排水管4をT字形に接続する連結管で
ある。
接触子10、連結杆部材11と作動杆13に係合する斜
面カム部材15、斜面カム部材15を下方から付勢する
復元ばね16を備えたこの遠隔操作式の排水栓開閉装置
は、オーバーフロー口2に備えた開閉操作部5の1回の
押圧操作毎に排水栓12を交互に開閉する動作を反復し
て行う。
るものであるが、遠隔操作を要する水槽であれば浴槽に
限らず付設できることはいうまでもない。また、本発明
の実施に際して支持軸部材側にワンウエイカム9を設
け、摺動ガイド部材側に接触子10を設けることは任意
である。更に、ワンウエイカム9と接触子10とからな
るロック機構Lを本発明の要旨にそって適宜な他の構造
のロック機構に変更したり、連結杆部材11と作動杆1
3の形状等を変更できることはいうまでもない。
するようにした本発明によれば、構造が簡単で作動の確
実性が高く、耐久性のある排水栓開閉装置を得ることが
できるとともに、従来品に比較して開閉操作部全体の長
さが短縮されるので、水槽と壁との間隔が狭い場合で
も、オーバーフロー管の設置に支障を来さないという効
果がある。
図
と接触子とで構成したロック機構の作動説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 水槽の底部に具えた排水口に遠隔操作式
の排水栓を設け、オーバーフロー口を水槽の側壁に開口
させたオーバーフロー管を排水栓に開閉される排水管に
接続するとともに、連結杆をオーバーフロー管内に挿通
して、オーバーフロー口に臨ませた開閉操作部と排水栓
とを連結した遠隔操作式の排水栓開閉装置において、上
記開閉操作部の支持軸部材と、上記オーバーフロー口内
で支持軸部材を摺動自在にガイドする摺動ガイド部材と
の間に、上記開閉操作部の1回の押圧操作毎に交互に上
記排水栓を閉止位置と開放位置とに保持させるためのロ
ック機構を設け、支持軸部材の内端に、上記オーバーフ
ロー管の上端部に突出する作動杆を一体に延設する一
方、オーバーフロー管の上端部内に設けた縦のケース内
に、前記連結杆の先端部を下端に接続した斜面カム部材
を昇降自在に嵌装し、該斜面カム部材のカム斜面に上記
作動杆の先端を横から係合させるとともに、斜面カム部
材の下方に復元ばねを縦に設けて、該斜面カム部材を上
記連結杆と共に常時上昇方向に付勢させることにより、
前記開閉操作部の作動を排水栓の昇降動作に伝達させる
ように構成したことを特徴とする遠隔操作式の排水栓開
閉装置。 - 【請求項2】 前記支持軸部材と前記摺動ガイド部材と
の間に設けられて、前記開閉操作部の1回の押圧操作毎
に交互に前記排水栓を閉止位置と開放位置とに保持させ
るロック機構は、上記開閉操作部の支持軸部材と摺動ガ
イド部材との何れか一方の部材に設けられて、上記支持
軸部材の摺動方向に沿って適宜位置に突起部、掛止部、
緩斜面部を配置した溝状のワンウエイカムと、他方の部
材に設けられて、上記ワンウエイカムとの係合により、
開閉操作部の1回の押圧操作毎に交互に上記排水栓を閉
止位置と開放位置とに保持させる二股形の接触子とから
なることを特徴とする遠隔操作式の排水栓開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34274296A JP3225285B2 (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 遠隔操作式の排水栓開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34274296A JP3225285B2 (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 遠隔操作式の排水栓開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10165323A true JPH10165323A (ja) | 1998-06-23 |
JP3225285B2 JP3225285B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=18356147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34274296A Expired - Fee Related JP3225285B2 (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 遠隔操作式の排水栓開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3225285B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-12-06 JP JP34274296A patent/JP3225285B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3225285B2 (ja) | 2001-11-05 |
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