JPH10164666A - 時刻同期方法 - Google Patents

時刻同期方法

Info

Publication number
JPH10164666A
JPH10164666A JP8320642A JP32064296A JPH10164666A JP H10164666 A JPH10164666 A JP H10164666A JP 8320642 A JP8320642 A JP 8320642A JP 32064296 A JP32064296 A JP 32064296A JP H10164666 A JPH10164666 A JP H10164666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
station
error
slave station
time change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8320642A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Nojima
清司 野島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP8320642A priority Critical patent/JPH10164666A/ja
Publication of JPH10164666A publication Critical patent/JPH10164666A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位局から子局に時刻T1への変更の事前予
告を送信しかつ該予告時刻T1に時刻変更の実行指令を
送信し、この受信で子局が時刻T1への変更を行う時刻
設定方法では、変更が正常になされたか否かを判断でき
ないし、時刻誤差の発生が起きる。 【解決手段】 子局は、時刻変更を行ったときに応答を
上位局に送信し、この受信で上位局は子局の時刻変更が
正常になされたか否かを判断する。また、上位局は、子
局からの応答時刻T1+αと上位局の時計Taとの誤差
を判断し、この誤差に応じて次回の時刻変更時に実行指
令の時刻を修正することで時刻誤差を無くす。また、上
位局は、誤差が許容範囲を越えるときに次回の変更時刻
を待つことなく、時刻T2への時刻を変更し、誤差を修
正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠方監視制御シス
テムにおける上位局と子局との間の時刻同期方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】遠方監視制御システムでは、上位局から
子局に対して時刻同期設定を行い、局間の監視制御の時
刻同定を得る。
【0003】図4は、電気共同研究第47巻第2号に規
定する時刻同期方法を示す。上位局は時刻変更前に設定
予告時間T1を子局に送信しておき、時間T1後に時刻
をT1に変更を行うことを認める指令を送信し、この指
令を受信した子局は自局の時刻をT1に変更する。これ
ら事前予告と時間T1後の実行の2挙動の意図は以下の
ようになる。
【0004】事前予告を受信した子局は、処理負荷の関
係から、時刻設定の優先処理を実施する。つまり、子局
は、時刻変更の実行指令を受信するまで伝送情報の送信
を中止し、変更時刻の精度が失われないようにする。こ
れにより、上位局も時刻変更実行指令の送信までは子局
からの受信負荷が少ないため、時刻変更の精度を確保し
易くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の時刻同期方法に
おいて、子局は、事前予告を受信したときに自局に時刻
編集を終了したデータがある場合、事前予告設定データ
を無視する。これは時刻編集が終了したデータが予告時
刻でないため、当該データに対する時刻変更の不都合を
避けるためである。つまり、事前予告を受信した場合に
も伝送を中止しないことがあり、設定時刻を無視する場
合がある。
【0006】このため、子局が時刻設定を正常に処理で
きない場合、それを上位局が判断できないため、上位局
と子局との間の時刻設定が正常に処理されない場合があ
り、上位局と子局との間で時刻誤差が生じる場合があ
る。
【0007】本発明の目的は、時刻変更が正常になされ
たか否かを正確に判断し、さらに時刻誤差の修正ができ
る時刻設定方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上位局から子
局に時刻変更の事前予告を送信しかつ該予告時刻に時刻
変更の実行指令を送信し、子局は時刻変更の実行指令を
受信したときに時刻変更を行うことにより、上位局と子
局との間の時刻同期を得る遠方監視制御システムにおい
て、前記子局は、前記時刻変更を行ったとき、当該時刻
に変更したことの応答を前記上位局に送信し、前記上位
局は、前記応答の受信から子局の時刻変更が正常になさ
れたか否かを判断することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記上位局は、前記子局
からの応答時刻と上位局の時計との誤差を判断し、この
誤差に応じて次回の時刻変更時に前記実行指令の時刻を
修正することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記上位局は、前記誤差
が許容範囲を越えるときに時刻変更を繰り返して誤差を
修正することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
時刻設定手順である。同図が図4と異なる部分は、子局
が時刻変更を実行したことを上位局に応答する手順を加
え、この応答手順の追加で上位局が時刻変更が正常にな
されたか否かを判断できるようにしたことにある。
【0012】従来の時刻設定方法では、伝送負荷状況か
ら時刻設定による子局の時刻変更が保証されないことが
ある。この問題を解決するため、本実施形態では、上位
局が時刻変更を確認するのいん、子局からの時刻変更実
行の応答を得るようにする。
【0013】これにより、上位局は、子局からの応答か
ら子局が時刻設定指令を正常に受信し、正常に時刻変更
をしたか否かが判断できる。
【0014】なお、子局からの応答が異常又は無応答の
場合、上位局は、子局が時刻設定を未受信と判断する。
【0015】図2は、本発明の他の実施形態を示す。本
実施形態では、上位局は、時刻設定の実行を送信し、子
局からの応答を受信したときの時刻T1+αと、上位局
の時計Taとの比較で両者の誤差を判断し、この誤差の
内容から次回の時刻設定には上位局の実行送信タイミン
グを補正する。
【0016】この補正は、TaがT1+αより進んでい
る場合、次回の事前予告から実行送信までの間隔を長く
し、子局との時刻誤差を修正する。逆に、TaがT1+
αより遅れている場合、事前予告から実行送信までの間
隔を短くし、子局との時刻誤差を修正する。
【0017】なお、αは、伝送速度を考慮した時間であ
り、伝送速度をA(bps)、応答情報をBバイトとす
ると、α=(B/A)*8秒になる。
【0018】本実施形態によれば、上位局では子局から
の応答時刻T1+αと上位局時計Taとの誤差によって
子局との時刻誤差を判断できるし、この判断で時刻変更
の指令送信タイミングを調整することにより、上位局と
子局との時計の誤差を修正できる。
【0019】図3は、本発明の他の実施形態を示し、上
位局が子局からの応答で時刻誤差を判断したときに時刻
再設定の要否を確認する。
【0020】図2に示す実施形態による誤差の判定は、
平均値的な内容(子局の処理により誤差範囲がある)と
なり、時刻誤差がその都度変化する可能性がある。
【0021】そこで、本実施形態では、子局からの応答
情報による時刻の誤差が許容範囲を越える場合には、時
刻T2に再度の時刻設定を行い、これを許容範囲内にな
るまで繰り返す。
【0022】図3では、時刻T1の変更に対する応答で
誤差が大きいため、上位局は時刻T2への事前予告と時
刻T2での実行指令を行い、子局からの応答が上位局の
時計Tbに同一となった場合を示す。
【0023】本実施形態によれば、上位局と子局との時
刻誤差が大きくなったときに次回の修正時刻を待つ事な
く再修正を行うことにより、上位局と子局との平均的な
時刻誤差を一層少なくできる。
【0024】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、時刻変
更時に子局から上位局に応答情報を送信することによ
り、子局での時刻設定が正常になされたか否かを上位局
が判断でき、子局での時刻設定が正常に処理されない場
合における時刻誤差の発生を予測できる。
【0025】また、本発明によれば、子局からの応答で
時刻誤差を上位局が判断し、次回の実行指令でこの誤差
を修正するようにしたため、時刻誤差を修正できる。
【0026】また、本発明によれば、時刻誤差が許容範
囲を越えるときに時刻変更を繰り返すため、時刻誤差を
小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す上位局での正常/以上
の判断。
【図2】本発明の他の実施形態を示す誤差の判断と修
正。
【図3】本発明の他の実施形態を示す誤差の修正と確
認。
【図4】従来の時刻設定方法を示す手順。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位局から子局に時刻変更の事前予告を
    送信しかつ該予告時刻に時刻変更の実行指令を送信し、
    子局は時刻変更の実行指令を受信したときに時刻変更を
    行うことにより、上位局と子局との間の時刻同期を得る
    遠方監視制御システムにおいて、 前記子局は、前記時刻変更を行ったとき、当該時刻に変
    更したことの応答を前記上位局に送信し、 前記上位局は、前記応答の受信から子局の時刻変更が正
    常になされたか否かを判断することを特徴とする時刻同
    期方法。
  2. 【請求項2】 前記上位局は、前記子局からの応答時刻
    と上位局の時計との誤差を判断し、この誤差に応じて次
    回の時刻変更時に前記実行指令の時刻を修正することを
    特徴とする時刻同期方法。
  3. 【請求項3】 前記上位局は、前記誤差が許容範囲を越
    えるときに時刻変更を繰り返して誤差を修正することを
    特徴とする時刻同期方法。
JP8320642A 1996-12-02 1996-12-02 時刻同期方法 Pending JPH10164666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8320642A JPH10164666A (ja) 1996-12-02 1996-12-02 時刻同期方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8320642A JPH10164666A (ja) 1996-12-02 1996-12-02 時刻同期方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10164666A true JPH10164666A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18123696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8320642A Pending JPH10164666A (ja) 1996-12-02 1996-12-02 時刻同期方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10164666A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010101793A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Sokkia Topcon Co Ltd 時刻同期システム
JP2011040870A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Kddi Corp 光伝送システム及び時刻基準パルスを用いた同期方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010101793A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Sokkia Topcon Co Ltd 時刻同期システム
JP2011040870A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Kddi Corp 光伝送システム及び時刻基準パルスを用いた同期方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10025738B2 (en) Time and event based message transmission
US20040223515A1 (en) Method and apparatus for the synchronization of a system time of a communications network with a clock reference
US20090259885A1 (en) Systems and methods for redundancy management in fault tolerant computing
JPH10164666A (ja) 時刻同期方法
CN106656702A (zh) 智能冗余串行总线的时序控制方法
US6434705B1 (en) Method and apparatus for interfacing isochronous communication systems
JP2004234098A (ja) 時刻同期システム
JP2821091B2 (ja) 遠方監視制御装置および時刻同期装置
JP2723281B2 (ja) 遠方監視制御装置
JPH0160853B2 (ja)
JP2541492B2 (ja) マイクロプロセッサ遠隔リセット方式
JPH03107790A (ja) 遠方監視制御装置
JPH08146164A (ja) テレメータ装置の時刻修正方式
JPH0895664A (ja) 情報処理システム及びリモート保守方法
JPH10164147A (ja) データ受信特性調整方式
JP3442685B2 (ja) 遠方監視制御システム
JPS63213013A (ja) 計算機ネツトワ−クシステムの時刻指定方式
JPH10228330A (ja) コンピュータの時刻修正方式
JPH06303684A (ja) 遠方監視制御装置
JP4097064B2 (ja) プログラムダウンロード方法及びシステム
JPH05336082A (ja) 応答データの正当性の検出方法
CN114915365A (zh) 时间同步方法及介质
JPH09233153A (ja) ネットワークシステム
JP2002236187A (ja) ローカル時間オフセット変更判定方法及び時計装置
JP2003203267A (ja) 自動販売機内におけるマスタとスレーブ間の伝送速度の設定方法