JPH10164509A - データ記録送信方法及びデータ記録送信装置 - Google Patents

データ記録送信方法及びデータ記録送信装置

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JPH10164509A
JPH10164509A JP32303696A JP32303696A JPH10164509A JP H10164509 A JPH10164509 A JP H10164509A JP 32303696 A JP32303696 A JP 32303696A JP 32303696 A JP32303696 A JP 32303696A JP H10164509 A JPH10164509 A JP H10164509A
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄積系への応用として記録したデータを再度
通信系へ利用する。 【解決手段】 データ記録送信装置1におけるデータ保
持回路10のTカウンタが6400ビットの処理期間を
計時し、この処理期間毎にラッチ105に保持されるス
トローブ信号関連情報を記録する。また、rカウンタ
が、ストローブ信号の有効期間を順に加算する。この6
400ビットの処理期間におけるストローブ信号の有効
期間の合計を400ビットの単位期間で割った整数商を
記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルデータの
送信に関し、より詳細には、デジタル圧縮画像の可変ビ
ットレートによるデータ記録・送信の技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
MPEG(Moving Picture Image Coding Experts Grou
p)に代表される画像圧縮方式で可変ビットレート(V
BR)符号化と呼ばれる手法がある。可変ビットレート
符号化では、例えば、再生される画像データに対して、
ある画像から次の画像への差分が大きい場合は高レート
で、一方、差分が小さい場合は低レートで符号化する。
これにより、画質を落とすことなく平均的なビットレー
トを下げることができ、結果として固定ビットレート
(CBR)符号化と呼ばれる手法に比べて高画質とな
る。
【0003】ところで、MPEGに代表される画像圧縮
方式は、一般的に蓄積系及び通信系の2つに応用され
る。もちろん、上述の可変ビットレート符号化の手法も
主として蓄積系及び通信系の2つに応用されている。蓄
積系への応用としては、例えばハードディスクやCD−
ROM等の媒体に画像データを記録するということが考
えられる。一方、通信系への応用としては、例えば、画
像データを無線又は有線の送信路を介して送信し、送信
先でリアルタイムにその画像データを再生するというこ
とが考えられる。
【0004】しかし、蓄積系への応用で、ハードディス
ク等に記録した画像データを再度通信系へ応用しようと
した場合、後述の問題が生じる。この問題点を説明する
ために、まず可変ビットレート符号化が可能なエンコー
ダからの出力を詳しく説明する。
【0005】画像データを圧縮し、可変ビットレート符
号化が可能なエンコーダでは、元の画像のタイムコード
によりビットレートを変化させながら符号化を行う。こ
のようなエンコーダは、一般的に、一定周期のクロック
信号と、そのクロック信号に同期して出力されるビット
単位で符号化されたストリームデータと、そのストリー
ムデータの有効期間を示すストローブ信号との3つの信
号を出力する。そして、このストローブ信号のデューテ
ィー比によって可変ビットレートを実現している。3つ
の信号の中でクロック信号及びストローブ信号は実質的
に画像に関連したデータではない。
【0006】この3つの信号を図10に基づいて説明す
る。図10は、クロック信号、ストリームデータ及びス
トローブ信号を示している。図10において、ストロー
ブ信号がhighレベルである期間(図10中の期間T
1及びT2)が有効なストリームデータが出力されてい
る期間である。また、ストローブ信号の有効期間(図1
0中では期間T1及びT2)の長さによってビットレー
トが変化することになる。例えば、図10中での一定期
間T3及びT4(T3=T4)を考えると、期間T3に
おける期間T1は、期間T4における期間T2よりも長
くなっている。つまり、期間T3は期間T4に対してビ
ットレートが高い。
【0007】後述の問題点を説明するため、次に、蓄積
系へ可変ビットレート符号化が応用される場合のエンコ
ーダからの信号の記録方法を説明する。例えばハードデ
ィスクやCD−ROM等の媒体へエンコーダからの出力
を記録することを考える。このとき、エンコーダから出
力される上述の3つの信号、すなわちクロック信号、ス
トリームデータ及びストローブ信号の中でストリームデ
ータのみが記録される。その理由は、ストリームデータ
を解析することでビットレートの変化を認識できるため
である。従って、可変ビットレートの変化を示すストロ
ーブ信号を記録しなくてもよい。つまり、再生の際に
は、デコーダがストリームデータを解析し、そのストリ
ームデータのビットレートの変化を認識し、適当なタイ
ミングでCD−ROM等の媒体からストリームデータを
読み出すのである。なお、記録するストリームデータ
は、ストリームデータの有効分のみ(図10中では期間
T1及びT2)を記録すれば十分である。
【0008】上述のように、従来は、例えばハードディ
スクやCD−ROM等の媒体へエンコーダからの出力を
記録する場合、ストリームデータのみが記録され、スト
ローブ信号は記録されない。以下、ハードディスク等に
記録した画像データを再度通信系へ応用した場合の問題
点を説明する。例えば、媒体へ一旦記憶したストリーム
データを送信して、送信先でリアルタイムに画像を再生
するような場合を例に挙げる。この場合、送信先ではデ
コーダを用いて再生するのであるから、送信されたスト
リームデータのビットレートの変化は認識できる。しか
し、送信元ではストローブ信号がないため、ストリーム
データの送信タイミングが分からない。このため、デコ
ーダがストリームデータを読み出す際に、該当するスト
リームデータが送信先のバッファに送信されてきていな
いという状況が起こる可能性がある。逆に、デコーダが
必要とするタイミング以上の速度でストリームデータが
送信され、送信先のバッファが飽和してしまうという可
能性もある。
【0009】このような問題点を解決する方法として次
の2つの方法が考えられる。第1番目の方法としては、
送信元にもデコーダを設けることにより、ストリームデ
ータ内部を解析し、ビットレートの変化を認識してスト
リームデータを送信する方法である。しかし、この方法
によると、送信元の送信装置の構成が複雑になるという
問題がある。
【0010】第2の方法としては、エンコーダから出力
されるストローブ信号を記録するという方法である。し
かし、ストローブ信号をそのまま記録しようとすれば、
記憶容量が膨大となってしまうためあまり実用的ではな
かった。ここで、記憶容量が膨大となってしまう理由
を、図11,図12に基づいて説明する。
【0011】ストローブ信号をそのまま記録する場合、
ストローブ信号は、ストローブ信号の有効期間と無効期
間との比が送信タイミングを示すものとなるため、図1
1中に期間T6,T8で示される有効ストローブ信号と
共に、図11中に期間T5,T7,T9で示される無効
ストローブ信号も記録しなければならない。従って、ス
トリームデータの有効分よりも大きなストローブ信号を
記録することになる。それに加えて、ストローブ信号を
そのまま記録することを考えると、ストローブ信号の出
力ビット数だけの記憶容量が必要となる。
【0012】そこで、ランレングス符号化と呼ばれる方
法を用いて記録する方法がある。この場合には同じスト
ローブ信号が連続する長さを記録する。図12に示すよ
うに、ストローブ信号の無効期間が長さ2、ストローブ
信号の有効期間が長さ9、ストローブ信号の無効期間が
長さ11、ストローブ信号の有効期間が長さ5、ストロ
ーブ信号の無効期間が長さ5という具合いである。この
方法によれば、ストローブ信号の有効期間が200ビッ
ト続く場合、そのまま記録すれば200ビットの記憶容
量が必要であるが、長さ200を記録するため、8ビッ
トの2進数(0〜255を表現できる)を利用すれば事
足りることになる。しかし、例えば、ストローブ信号が
短いビット数で有効期間・無効期間を繰り返し反転する
と、記憶容量が増大してしまう。
【0013】本発明は、上述の第2の方法を工夫するも
のであり、蓄積系への応用として記録したデータを再度
通信系へ利用することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述の目
的を達成するためになされた請求項1に記載のデータ記
録送信方法は、データを可変ビットレートで符号化する
ことが可能なエンコーダからクロック信号に同期して出
力されるストローブ信号に基づいて、所定の処理期間に
おけるストローブ信号の有効期間の合計を所定の単位期
間で除して算出された商をストローブ信号関連情報とし
て所定の処理期間毎に記録し、所定の処理期間を計時し
ながら、記録したストローブ信号関連情報に所定の単位
期間を乗じて算出される期間を有効期間として、かつそ
の有効期間の後に無効期間が連続するように所定の処理
期間に送信すべきストローブ信号を作成して送信すると
共に、エンコーダからストローブ信号と共にクロック信
号に同期して出力されたストリームデータを記録し、そ
の記録したストリームデータをストローブ信号の送信に
対応させて送信することを特徴としている。
【0015】上述の従来技術に示したように、ストロー
ブ信号は、ストリームデータの送信タイミングを知るた
めのものであり、データを可変ビットレートで符号化す
ることが可能なエンコーダからクロック信号に同期し
て、ストリームデータと共に出力される。ところが、ス
トローブ信号をそのまま記録しようとすると記憶容量が
膨大となってしまうため、従来はストリームデータのみ
を記録していた。そのため、一旦、ハードディスク等の
記録媒体に記録されたストリームデータは、デコーダに
よる解析を行わなければ、送信タイミングがわからなく
なってしまっていた。
【0016】そこで、本発明のデータ記録送信方法で
は、ストローブ信号をストローブ信号関連情報に変換す
ることによって少ない記憶容量で記録し、送信の際に
は、記録したストローブ信号関連情報に基づき新たにス
トローブ信号を作成して送信するのである。また、それ
と共にストリームデータを記録し、ストローブ信号の送
信に対応させて送信するのである。
【0017】ここで、ストローブ信号に係る作用につい
て詳しく説明する。本発明のデータ記録送信方法では、
ストローブ信号の有効期間を所定の処理期間毎に合計
し、それを所定の単位期間で割った商をストローブ信号
関連情報として所定の処理期間毎に記録する。
【0018】そして、送信の際には、ストローブ信号関
連情報に所定の単位期間を掛けた期間を有効期間とする
ストローブ信号を作成する。もちろん、このストローブ
信号は所定の処理期間毎に送信するものである。但し、
エンコーダからのストローブ信号の有効期間が所定の処
理期間中のどの期間であったかは、ストローブ信号関連
情報からは判断できない。そこで、所定処理期間の開始
時点から有効期間が連続し、その後、その所定処理期間
の終了時点まで無効期間が連続するようなストローブ信
号を作成する。そして、所定の処理期間を計時しながら
ストローブ信号を送信する。なお、ここでいう「期間」
は、クロック信号に基づく時間で判断してもよいし、便
宜上ストローブ信号のビット数で判断してもよい。
【0019】以上説明した作用により発揮される効果
を、以下〜で詳しく説明する。 ストローブ信号関連情報を所定の処理期間毎に記録す
ることによって、有効期間に関する情報のみを記録すれ
ばよく、無効期間に関する情報を記録する必要がなくな
る。なぜなら、ある処理期間の有効期間がわかれば無効
期間は自ずとわかるからである。
【0020】これによって、上述の図11,図12の例
に示したようなストローブ信号の無効期間に関する情報
を記録する方法に比べて、ストローブ信号の無効期間分
の記憶容量が削減できる。 所定の処理期間のストローブ信号の有効期間を合計し
たことによって、ストローブ信号が、有効期間、無効期
間を何度も繰り返し反転するような場合であっても、記
憶容量が変わらない。
【0021】例えば、上述の図11に示したような方法
では有効期間、無効期間をストローブ信号が反転する毎
に記録することになるために、ストローブ信号の反転に
よって記憶容量が増える結果となっていた。それに対し
て、この場合は、ストローブ信号の有効期間を合計して
おり、ストローブ信号が反転する回数によって記憶容量
が増えるようなことがなくなる。
【0022】所定の処理期間におけるストローブ信号
の有効期間の合計を、所定の単位期間で割ることによっ
て、ストローブ信号の出力期間に比例する記憶容量の増
大は生じない。ここでは、説明上「期間」をエンコーダ
から出力されるストローブ信号のビット数で説明する。
例えば、図8(b)に示すようにエンコーダからのスト
ローブ信号の有効期間の合計が300ビット、200ビ
ット、100ビットのとき、そのまま記録すれば、それ
ぞれ300ビット、200ビット、100ビットという
有効期間に比例する記憶容量が必要になる。ところが、
所定の単位期間を100ビットとすれば、「3」、
「2」、「1」という数値で記憶されることになり、そ
の数値を記録するだけの記憶容量でよくなる。例えば、
ランレングス符号化は、所定の単位期間を1ビットとし
たものと考えられる。
【0023】所定の処理期間で見れば、送信されるス
トローブ信号の有効期間は、エンコーダから出力された
ストローブ信号の有効期間の合計と変わらない。例え
ば、図8(b)に示すように、送信されるストローブ信
号は、所定の処理期間Eに300ビット、所定の処理期
間Fに200ビット、所定の処理期間Gに100ビット
となる。
【0024】これによって、所定の処理期間に対する有
効期間の割合は変わらない。すなわち、各処理期間での
ビットレートは同じとなる。但し、E〜Gの各処理期間
に送信するストローブ信号(図8(b)参照)の有効期
間は、エンコーダから出力されたストローブ信号(図8
(a)参照)の有効期間と比べてずれが生じる。しか
し、送信先のデコーダで再生する上で問題は生じない。
その理由は、送信先のデコーダが読み出すタイミングで
該当するストリームデータが送信先のバッファに送信さ
れておればよいからである。
【0025】以上、〜に示したように、極めて少な
い記憶容量で送信タイミングを維持するためのストロー
ブ信号関連情報が記録できると共に、に示したよう
に、送信するデータを送信先でリアルタイムに再生する
ことができる。すなわち、蓄積系への応用としてハード
ディスク等に一旦記録されたストリームデータを再度通
信系へ利用することが可能となる。
【0026】ところで、本発明では、所定の処理期間に
出力されるストローブ信号の有効期間を所定の単位期間
で割った商は整数でもよいし、あるいは、条件によって
は小数でもよい。条件というのは、ある桁数以下の切捨
てや切上げ等の処理である。なぜなら、小数点以下の桁
数が多くなると記憶容量が大きくなるからである。しか
し、切捨てや切上げ等の処理を行うと誤差が発生するこ
とになる。従って、商は整数で扱うことが望ましい。
【0027】整数で扱うことを考えると、余りが出るこ
とが考えられる。そこで、請求項2に示すように、所定
の処理期間におけるストローブ信号の有効期間の合計を
所定の単位期間で除した場合、ストローブ信号の有効期
間の一部期間が余りとして算出された場合には、その一
部期間を次の処理期間におけるストローブ信号の有効期
間に加算してもよい。例えば、図8における処理期間E
でストローブ信号の有効期間が350ビットであるとす
ると、所定単位期間100ビットで割った余りとしての
50ビットは処理期間Fで出力されるストローブ信号の
有効期間200ビットに加算して、処理期間Fで出力さ
れるストローブ信号の有効期間を250ビットとしても
よい。
【0028】また、ストローブ信号の全出力期間が所定
の処理期間の整数倍となっていない場合が考えられる。
このときは、所定の処理期間で区切ることのできない最
後の処理期間が存在する。ストローブ信号の全出力期間
が所定の処理期間の整数倍となっている場合であって
も、最後の所定の処理期間に余りとなった有効ストロー
ブ信号が出て、次の処理期間に出力されることも考えら
れる。そこで、請求項3に示すように、ストローブ信号
の全出力期間を所定の処理期間に区切っていくと、区切
ることが可能な最後の所定処理期間の後に出力されるス
トローブ信号の有効期間については、当該有効期間を示
す値を直接記録してもよい。
【0029】例えば、図8に示した例で考えると、スト
ローブ信号が1900ビット出力された場合、所定期間
Cの後に100ビットの所定期間に満たない期間ができ
る。このとき、この100ビットの期間中70ビットの
有効期間であったとすると、「70」という数値を記録
してもよい。また、図8中の所定期間Gでストローブ信
号の有効期間が150ビットのときには、端数50ビッ
トの有効期間は最後の所定期間Gの後に出力されたもの
として考えることができる。このとき、その50ビット
のストローブ信号の有効期間を「50」で記録してもよ
い。
【0030】ところで、請求項4に示すように、所定の
処理期間は、所定の単位期間の整数倍とするとよい。そ
の理由は、例えば、制御する上で端数のビット数が出て
くることがなくなり、この制御を例えば回路で構成する
場合にはその回路構成が簡単になる。例えば、図8に示
した例で、所定単位期間を80ビットとした場合、60
0ビットの所定の処理期間を計時するのに、80ビット
ずつ7回計時(560ビット)した後に40ビットの端
数を計時しなければならないというようなことがなくな
る。
【0031】以上説明したデータ記録送信方法をデータ
記録送信装置として構成した場合、請求項5に示すよう
な構成が考えられる。すなわち、データを可変ビットレ
ートで符号化することが可能なエンコーダからクロック
信号に同期して出力されるストリームデータを記録する
ストリームデータ記録手段と、クロック信号に基づいて
所定の単位期間の整数倍である所定の処理期間を計時す
る計時手段と、エンコーダからストリームデータと共に
クロック信号に同期して出力されるストローブ信号の有
効期間を順に加算し、その和が所定の単位期間となる毎
に、その単位期間となった時点を判断し、その判断の回
数を計数する計数手段と、計時手段による所定の処理期
間の計時の終了時点で、計数手段によって計数された判
断回数を記録し、その判断回数を初期化する記録初期化
手段と、クロック信号を出力するクロック信号出力手段
と、クロック信号出力手段によって出力されるクロック
信号に基づいて所定の処理期間を計時する所定処理期間
計時手段と、記録初期化手段によって記録された判断回
数を読み出し、その読み出した判断回数に所定の単位期
間を乗じて算出される期間を有効期間として算出する有
効期間算出手段と、所定処理期間計時手段により計時さ
れる所定の処理期間に送信すべきストローブ信号で、有
効期間算出手段によって算出された有効期間と、その有
効期間に続く無効期間で構成されるストローブ信号を作
成して送信するストローブ信号送信手段と、ストローブ
信号送信手段によって送信されるストローブ信号に対応
して、ストリームデータ記録手段によって記録されたス
トリームデータを送信するストリームデータ送信手段と
を備えたことを特徴とするデータ記録送信装置である。
【0032】本発明のデータ記録送信装置によれば、可
変ビットレートで符号化されたデータを記録し、記録さ
れたデータを送信する。以下、(1)でデータ記録にお
ける作用を説明し、(2)でデータ送信における作用を
説明する。 (1)最初にデータ記録における作用を説明する。ま
ず、ストリームデータ記録手段は、エンコーダから出力
されるクロック信号に同期して出力されるストリームデ
ータを記録する。エンコーダから出力されるストリーム
データには、上述のように有効なストリームデータと無
効なストリームデータとがあるが、有効なストリームデ
ータだけを記録するのが望ましい。なぜなら、記憶容量
が小さくなり、例えばCD−ROM等の一定サイズの媒
体へ記録する場合等、より多くのデータを記憶できるか
らである。なお、有効なストリームデータと無効なスト
リームデータとの両方を記録することも考えられる。
【0033】計時手段は、エンコーダから出力されるク
ロック信号に基づいて所定の単位期間の整数倍である所
定の処理期間を計時する。計数手段は、エンコーダから
ストリームデータと共にクロック信号に同期して出力さ
れるストローブ信号の有効期間を順に加算する。そし
て、その加算による和が所定の単位期間となる毎に、そ
の時点を判断し、その判断の回数を計数する。そして、
記録初期化手段が、計時手段により所定処理期間の計時
が終了した時点で判断回数を記録して初期化する。な
お、ここでいう「初期化」とは、次に有効ストローブ信
号が所定の単位期間出力されたと判断された時に、判断
回数が「1」となるようにするということである。
【0034】ここで、図9(a)に示すタイムチャート
に基づいて上述のデータ記録における作用を詳しく説明
し、その結果としてストローブ信号の記憶に要する容量
が少なくなることを説明する。なお、図9(a)では、
所定の単位期間を400ビット、所定の処理期間を64
00ビットとする。この場合、便宜上、「期間」をスト
ローブ信号のビット数で扱うものとする。
【0035】図9(a)には、エンコーダから出力され
るストローブ信号及びストリームデータが示されてい
る。図9(a)では、期間[t0〜t4]、期間[t5
〜t7]及び期間[t9〜t11]がストローブ信号の
有効期間である。対応するストリームデータもこれらの
期間で有効となっている。
【0036】ここで、ストリームデータ記録手段は、有
効なストリームデータを記録するものとする。すなわ
ち、上述の期間[t0〜t4],[t5〜t7],[t
9〜t11]で出力されるストリームデータを記録す
る。このとき、計時手段は6400ビットの所定の処理
期間をクロック信号に基づいて計時する。図9(a)中
では、期間[t0〜t8]及び期間[t8〜t12]が
所定の処理期間である。
【0037】そして、計数手段は、ストローブ信号の有
効期間を順に加算して、400ビットとなる毎に、その
時点を判断し、判断回数を計数する。ところで、図9
(a)では、期間[t0〜t1],[t1〜t2],
[t2〜t3],[t10〜t11]がそれぞれ400
ビット、期間[t3〜t4],[t5〜t6],[t6
〜t7],[t9〜t10]がそれぞれ200ビットで
ある。従って、400ビット出力されたという判断が行
われる時点は、時刻t1,t2,t3,t6,t10,
t11となる。
【0038】このとき、記録初期化手段は計時手段によ
る所定期間の計時の終了時点で判断回数を記録して初期
化する。つまり、図9(a)では、時刻t8及びt12
で判断回数を記録して初期化する。時刻t8における判
断回数は、時刻t1,t2,t3,t6の4回となるの
で「4」が記録される。ここで、一旦初期化されるた
め、時刻t10で新たに判断回数は「1」となり、t1
2で記録される判断回数は「2」となる。つまり、40
0ビットのストローブ信号をひとかたまりとして、64
00ビット毎にそれがいくつあるかを記録するのであ
る。
【0039】この方法によれば、例えば6400ビット
のストローブ信号が出力される間、全てのストローブ信
号が有効であった場合、最大値「16」(6400÷4
00)が記録され、全てのストローブ信号が無効であっ
た場合、最小値「0」が記録される。すなわち、640
0ビット毎に「0」〜「16」を表現できる2進数、例
えば5ビットの2進数を記録できる記憶容量が必要とな
るのみである。すなわち、そのまま記録すれば6400
ビット必要となる記憶容量が、この例では5ビットもあ
れば十分となる。また、6400ビットの間にストロー
ブ信号が有効・無効を何度変化しても関係ない。すなわ
ち、上述のランレングス符号化の方法のようにストロー
ブ信号の影響を受けない。
【0040】(2)次に、データ送信における作用を説
明する。クロック信号出力手段は、ストリームデータ及
びストローブ信号を送信するためのクロック信号を出力
する。そして、所定処理期間計時手段はクロック信号に
基づき上述の所定処理期間を計時する。
【0041】有効期間算出手段は、記録された上述の判
断回数を読み出し、その読み出した判断回数と前記所定
の単位期間とを掛け合わせ、有効期間を算出する。そし
て、ストローブ信号送信手段は、所定の処理期間に送信
すべきストローブ信号で、かつ、算出した有効期間と、
その有効期間に続く無効期間で構成されるようなストロ
ーブ信号を作成して送信する。ストリームデータ送信手
段は、送信されるストローブ信号に対応して記録された
ストリームデータを送信する。
【0042】ここで、図9(b)に示すタイムチャート
に基づいて上述のデータ送信における作用を詳しく説明
し、通信系への応用として送信先へ記録したデータを送
信し、再生することが可能であることを説明する。図9
(b)は、送信されるストローブ信号及びそのストロー
ブ信号に対応して送信されるストリームデータを示して
いる。
【0043】所定処理期間計時手段は、クロック信号出
力手段により出力されたクロック信号に基づいて所定の
処理期間を計時する。上述の図9(a)の例に対応させ
て所定の単位期間を400ビット、所定の処理期間を6
400ビットとすると、図9(b)中の期間[t13〜
t15]及び期間[t15〜t17]が所定の処理期間
となる。
【0044】有効期間算出手段は、記録された判断回数
と所定の単位期間である400ビットとを掛け合わせ有
効期間を算出する。つまり、図9(a)では、最初の所
定処理期間で判断回数「4」が記録され、次の所定処理
期間で判断回数「2」が記録された。そこで、400ビ
ット×4=1600ビット、400ビット×2=800
ビットを有効期間として算出する。
【0045】そして、図9(b)に示すように、ストロ
ーブ信号送信手段は、所定の処理期間に送信すべきスト
ローブ信号を、この場合、1600ビットの有効期間、
それに続く4800ビットの無効期間という構成で1つ
作成し、800ビットの有効期間、それに続く5600
ビットの無効期間という構成で1つ作成して、時刻t1
3から最初のストローブ信号を送信し、時刻t15から
次のストローブ信号を送信する。
【0046】ストリームデータ送信手段は、有効ストロ
ーブ信号の送信に対応させて記録した有効分のストリー
ムデータを送信する。図9(b)中では期間[t13〜
t14],[t15〜t16]で記録した有効分のスト
リームデータを送信する。これによれば、ストリームデ
ータの送信タイミングは、エンコーダからの出力タイミ
ングと比べてずれが生じることになる。例えば、図9
(a)の期間[t5〜t6]で出力されたストリームデ
ータBは、図9(b)ではストリームデータAの送信に
連続して送信されることになる。また、図9(a)の期
間[t6〜t7]で出力されたストリームデータCは、
図9(b)では時刻t15より送信されることになる。
さらに、図9(a)の期間[t9〜t11]で送信され
たストリームデータDは、図9(b)ではストリームデ
ータCの送信に連続して送信されることになる。
【0047】ところが、データを再生する上で問題は生
じない。その理由を説明する。従来、ストローブ信号が
記録されることはなかったために、送信タイミングがわ
からず、送信先のデコーダが読み出そうとするタイミン
グで送信先のバッファへ、該当するストリームデータを
送信できないことが再生のできない理由であった。つま
り、エンコーダの出力と全く同じタイミングで送信する
必要はなく、送信先のデコーダが読み出そうとするタイ
ミングで送信先のバッファへ該当するストリームデータ
を送信できていればよいのである。このようなずれの許
容範囲は、送信先のバッファの記憶容量に依存すること
になる。
【0048】以上、(1)及び(2)で説明したよう
に、本発明のデータ記録送信装置によれば、ストローブ
信号を小さな記憶容量で記憶でき、それに基づいてスト
リームデータを送信することによって、一旦記憶したス
トリームデータであっても、データを送信し、その送信
先においてリアルタイムに再生することができる。一旦
蓄積系への応用として記録したデータを、再び通信系へ
応用することが可能となる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施形態のデー
タ記録送信装置1の概略構成を示すブロック図である。
【0050】データ記録送信装置1は、データ保持回路
10と、データ送信回路20と、データ記録送信装置1
全体を制御する制御部50と、データ記録送信装置1に
ハードディスクドライブ(以下「HDD」と記載する)
70を接続するためのディスクインターフェース61
と、データ記録送信装置1に、例えばCD−ROMライ
タ等を接続する入出力インターフェース62とを備えて
いる。
【0051】制御部50は、制御手段としてのCPU5
1と、プログラム記憶手段としてのROM52と、一時
記憶手段としてのRAM53とを備えている。CPU5
1は、ROM52に予め記憶されているプログラムに基
づいて後述するようなデータの記録及び読出処理を行
う。このデータ記録及び読出処理を実行する際、RAM
53はワークエリアとして機能する。
【0052】データ保持回路10は、データを可変ビッ
トレートで符号化可能なエンコーダ80と接続されてい
る。エンコーダ80には、端末82及びビデオ装置85
が接続されており、エンコーダ80は、ビデオ装置85
から出力される映像データをエンコードしてクロック信
号、ストローブ信号及びストリームデータを出力する。
このときのビットレートは端末82によって指示され
る。例えば、図14に示すようなタイムコードとビット
レートの対応を示すタイムテーブル83が端末82内に
用意されており、ビデオ装置85の映像データのタイム
コードに対応するビットレートが指示されることにな
る。
【0053】データ保持回路10は、エンコーダ80か
らのクロック信号、ストローブ信号及びストリームデー
タの3つのデータに基づいて、ストローブ信号関連情報
及び有効なストリームデータを取り出し保持する。な
お、ストローブ信号及びストリームデータは、クロック
信号に同期して出力される。有効なストリームデータは
ストローブ信号の有効期間に対応して出力される。
【0054】制御部50は、データ保持回路10による
ストローブ信号関連情報及び有効なストリームデータの
取り出しに並行して、保持されたストローブ信号関連情
報及び有効なストリームデータをデータ保持回路10よ
り読み出し、HDD70に記録する。また、HDD70
に記録されたストローブ信号関連情報及び有効なストリ
ームデータを読み出し、ストローブ信号関連情報からス
トローブ信号の有効期間を算出して、算出したストロー
ブ信号の有効期間及びストリームデータをデータ送信回
路20へ順次転送する。
【0055】データ送信回路20は、制御部50によっ
て転送されてくるストローブ信号の有効期間に基づき新
たにストローブ信号を作成し、送信路94を介して再生
装置90へ送信すると共に、制御部50によって転送さ
れてくるストリームデータをそのストローブ信号に対応
させ、送信路94を介して再生装置90へ送信する。
【0056】再生装置90は、データ送信回路20から
送信されたデータを一時的に記録するバッファ91と、
バッファ91に送信されてきたストリームデータを解析
して再生するデコーダ92と、再生映像を映し出すモニ
タ93とを備えている。このように本実施形態のデータ
記録送信装置1は、エンコーダ80からの可変ビットレ
ートで出力されるデータを、一旦HDD70へ記録し、
後に再び送信先の再生装置90でリアルタイムに再生で
きるように、記録したデータを送信するものである。ま
た、本実施形態のデータ記録送信装置1は、入出力イン
ターフェース62を介して、従来通りCD−ROM等の
記憶媒体に有効なストリームデータのみを記録すること
もできる。
【0057】次に、本実施形態のデータ記録送信装置1
の特徴であるデータ保持回路10、データ送信回路20
及び制御部50に関して詳しく説明する。なお、(イ)
でデータ保持回路10の構成及び機能、(ロ)で制御部
50によるデータ保持回路10からのデータ記録処理
と、それに伴うデータ保持回路10の動作、(ハ)でデ
ータ送信回路20の構成及び機能、(ニ)で制御部50
によるデータ送信回路20へのデータ転送処理とそれに
伴うデータ送信回路20の動作を説明する。また、以下
の説明では「所定の処理期間」として6400ビット、
「所定の単位期間」として400ビットという具体的数
値を用いることとする。
【0058】(イ)図2に示す回路図に基づいてデータ
保持回路10の構成及び機能を説明する。データ保持回
路10は、エンコーダ80からのクロック信号に基づき
6400ビットの処理期間を計測する「計時手段」とし
てのTカウンタ101と、ストローブ信号がイネーブル
端子に入力され、クロック信号に基づきストローブ信号
の有効期間をカウントするrカウンタ103と、rカウ
ンタ103から400ビット毎に出力されるアクティブ
な信号によりカウントアップするhカウンタ104と、
Tカウンタ101から6400ビット毎に出力されるア
クティブな信号を保持するラッチ102と、Tカウンタ
からアクティブな信号が出力されると、hカウンタ10
4の値を保持するラッチ105とを備えている。
【0059】rカウンタ103は、ストローブ信号の有
効期間を計時し、400ビット毎にhカウンタ104に
対してアクティブな信号を出力する。hカウンタ104
の計数値はTカウンタ101が6400ビット毎に出力
するアクティブな信号によってラッチ105に保持され
る。これによって、6400ビットの所定期間における
ストローブ信号の有効期間の合計を400ビットの単位
期間で割った整数商がラッチ105に保持されることに
なる。すなわち、ラッチ105に保持されるhカウンタ
104の値が「ストローブ信号関連情報」となる。hカ
ウンタ104の計数値がラッチ105に保持されると、
その直後にhカウンタ104はクリアされて0となる。
rカウンタ103及びhカウンタ104は「計数手段」
に相当する。なお、ラッチ102にアクティブな信号が
保持されるとラッチ105に保持されたストローブ信号
関連情報を読み出せるよう構成されており、ラッチ10
5に保持されたストローブ信号関連情報が制御部50に
より読み出されるとクリアされる。
【0060】また、データ保持回路10は、制御部50
からのアクセスを管理するアドレスデコーダ106と、
ストリームデータを8ビット単位にするシフトレジスタ
109と、クロック信号に基づき8ビット毎にアクティ
ブな信号を出力する8ビットカウンタ107と、8ビッ
トカウンタ107から8ビット毎に出力されるアクティ
ブな信号を保持するためのラッチ108と、8ビットカ
ウンタからアクティブな信号が出力されると、シフトレ
ジスタ109に入力されたストリームデータを保持する
ラッチ110とを備えている。
【0061】アドレスデコーダ106は、アドレスバス
に接続されており、制御部50からアクセスがあると対
応するデータがデータバス上に出力されるよう構成され
ている。ラッチ108は、ラッチ110に保持されたス
トリームデータが制御部50により読み出されるとクリ
アされる。
【0062】8ビットカウンタ107及びシフトレジス
タ109のイネーブル端子には、ストローブ信号が入力
されておりストローブ信号の有効期間に対応して動作す
るよう構成されている。これによって、シフトレジスタ
109に入力されるストリームデータは有効なストリー
ムデータのみとなる。
【0063】(ロ)次に制御部50によるデータ保持回
路10からのデータ記録処理と、それに伴うデータ保持
回路10の動作を説明する。なお、制御部50によるデ
ータ記録処理は図3のフローチャートに基づいて説明
し、データ保持回路10の動作は図2の回路図に基づい
て説明する。
【0064】まず、最初のステップS1000におい
て、ストリームデータを記録するためのファイルをオー
プンする。続くS1010では、ストローブ信号関連情
報を記録するためのファイルをオープンする。なお、ス
トリームデータを記録するためのファイル及びストロー
ブ信号関連情報を記録するためのファイルは、HDD7
0に用意されている。次に、S1020では図2中のラ
ッチ108にアクティブな信号が保持されているか否か
を判断する。この処理は、ストリームデータが図2中の
ラッチ110に保持されているか否かを判断するための
処理である。クロック信号に同期して8ビット分のスト
リームデータがシフトレジスタ109に入力され、8ビ
ットカウンタ107からのアクティブな信号により、ラ
ッチ110にその8ビットのストリームデータが保持さ
れ、8ビットカウンタ107からのアクティブな信号が
ラッチ108に保持される。
【0065】S1020で肯定判断された場合、すなわ
ちラッチ108にアクティブな信号が保持されている場
合には、S1030にてラッチ110に保持されている
8ビット分のストリームデータを読み出して、S104
0にてHDD70中のストリームデータを記録するため
のファイルに記録する。そして、S1050へ移行す
る。一方、S1020で否定判断された場合、すなわち
ラッチ108にアクティブな信号が保持されていない場
合には、S1030及びS1040の処理を実行せずS
1050へ移行する。なお、S1040の読み出し処理
と同時にラッチ108はクリアされる。
【0066】S1050では、ラッチ102にTカウン
タ101からのアクティブな信号が保持されているか否
かを判断する。この処理は、ラッチ105に6400ビ
ットの処理期間に対応するストローブ信号関連情報が保
持されているか否かを判断する処理である。Tカウンタ
101が6400ビットの処理期間を計時してアクティ
ブな信号を出力することにより、ラッチ105にストロ
ーブ信号関連情報としてhカウンタ104の計数値が保
持され、Tカウンタ101からのアクティブな信号がラ
ッチ102に保持される。その直後にhカウンタ104
はクリアされて0となる。
【0067】S1050で肯定判断された場合、すなわ
ちラッチ102にアクティブな信号が保持されている場
合には、S1060にてラッチ105に保持されている
ストローブ信号関連情報を読み出し、S1070にてス
トローブ信号関連情報を記録するためのHDD70中の
ファイルに記録する。そして、S1080へ移行する。
一方、S1050で否定判断された場合、すなわちラッ
チ102にアクティブな信号が保持されていない場合に
は、S1060及びS1070の処理を実行せずS10
80へ移行する。
【0068】なお、S1060の読み出し処理と同時
に、ラッチ102はクリアされる。また、S1070で
は、ストローブ信号関連情報がHDD70中のファイル
に、図13に示すようなフォーマットで記録される。つ
まり、1つのストローブ信号関連情報の記憶領域として
8ビットの記録領域が割り当てられており、最上位ビッ
トに0が記録され、下位7ビットにストローブ信号関連
情報が記録される。図13では、最初の処理期間のスト
ローブ信号関連情報が4であり、次の処理期間でのスト
ローブ信号関連情報が2である。このように、最上位ビ
ットを0として順にストローブ信号関連情報が記憶され
ていき、最後の列にrカウンタ103に残った400ビ
ット未満のストローブ信号の有効期間が記録される。こ
のとき、400ビット単位で記録されたストローブ信号
関連情報と区別するために最上位ビットを1として記録
する。
【0069】S1080では、エンコーダ80からのデ
ータ出力が終了したか否かを判断する。この判断はエン
コーダからのクロック信号に基づいて行われる。S10
80で否定判断された場合、すなわちエンコーダ80か
らのデータ出力が終了していない場合には、S1020
へ移行し、それ以降の処理を繰り返す。一方、S108
0で肯定判断された場合、すなわちエンコーダ80から
のデータ出力が終了した場合にはS1090へ移行す
る。
【0070】S1090では、エンコーダ80からの出
力の終了時点でrカウンタ103に残った400ビット
未満のストローブ信号の有効期間を読み出し、そのスト
ローブ信号の有効期間を直接記録する。繁雑になるた
め、図2では省略したが、上述の有効期間を取り出すた
めに、rカウンタ103の計数値を読み出す回路が用意
されている。rカウンタ103に残った400ビット未
満のストローブ信号の有効期間は、上述のように、図1
3に示すフォーマットの最後の列に記録され、この場合
は、最上位ビットを1として下位の7ビットにrカウン
タの計数値が記録される。
【0071】続くS1100では、ストリームデータを
記録するためのファイルをクローズする。そして、S1
110では、ストローブ信号関連情報を記録するための
ファイルをクローズして処理を終了する。なお、ストリ
ームデータを記録したファイルには、ストリームデータ
の有効分のみが記録されているので、例えばCD−RO
M等に記録する場合には、それを読み出して入出力イン
ターフェース62を介して記録すればよい。また、制御
部50は「記録初期化手段」及び「ストリームデータ記
録手段」に相当し、制御部50が実行する処理の内、ス
テップS1060及びS1070が記録初期化手段とし
ての処理に相当し、ステップS1030がストリームデ
ータ記録手段としての処理に相当する。
【0072】(ハ)図4は、データ送信回路20の回路
構成を示す回路図である。次に図4に示す回路図に基づ
きデータ送信回路20の構成及び機能を説明する。デー
タ送信回路20は、クロック信号を出力する「クロック
信号出力手段」としてのクロックジェネレータ135
と、クロックジェネレータ135からのクロック信号に
基づいて6400ビットの処理期間を計時するための
「所定処理期間計時手段」としてのTカウンタ137
と、アドレスバスに接続され図1に示す制御部50から
データ送信回路20に対するアクセスを管理するアドレ
スデコーダ134と、制御部50によって図1に示すH
DD70からストローブ信号関連情報が読み出され、そ
のストローブ信号関連情報から算出されたストローブ信
号の有効期間を保持するストローブラッチ140と、ス
トローブラッチ140から転送される有効期間のストロ
ーブ信号に基づき、クロックジェネレータ135からの
クロック信号に基づいてストローブ信号を生成し送信す
る「ストローブ信号送信手段」としてのストローブカウ
ンタ139とを備えている。
【0073】なお、クロックジェネレータ135から出
力されるクロック信号の周波数はエンコーダ80から出
力されたクロック信号の周波数と同じである。アドレス
デコーダ134からは信号H〜Mが制御部50のアクセ
スに対応して出力される。また、データ送信回路20
は、制御部50によってHDD70から8ビット単位で
読み出されたストリームデータを保持するラッチ131
と、ラッチ131から転送される8ビット単位のストリ
ームデータを1ビット単位(シリアル)にし、クロック
ジェネレータ135からのクロック信号に基づいてバッ
ファ91に送信するシフトレジスタ132と、クロック
ジェネレータ135からのクロック信号に基づいて8ビ
ットの期間を計時する8ビットカウンタ133とを備え
ている。
【0074】シフトレジスタ132及び8ビットカウン
タ133のイネーブル端子には、ストローブカウンタ1
39から出力されるストローブ信号が入力されており、
ストローブ信号の有効期間のみ動作するよう構成されて
いる。これによって、ストリームデータはストローブ信
号に対応して送信されることになる。なお、シフトレジ
スタ132は「ストリームデータ送信手段」に相当す
る。
【0075】さらにまた、データ送信回路20は、8ビ
ットカウンタ133が8ビットの期間を計時する毎に出
力するアクティブな信号を保持するためのラッチ136
と、Tカウンタ137が6400ビット毎に出力するア
クティブな信号を保持するためのラッチ138とを備え
ている。ラッチ136は、制御部50がストリームデー
タをラッチ131に書き出すタイミングを判断するため
のものであり、ラッチ138は制御部50がストローブ
信号の有効期間をストローブラッチ140に書き出すタ
イミングを判断するためのものである。ラッチ136及
びラッチ138は、制御部50による書き出しが行われ
ると同時にアドレスデコーダ134から出力される信号
I及びKによってそれぞれクリアされる。
【0076】また、データ送信回路20は、8ビットカ
ウンタ133からの出力とアドレスデコーダ134から
の信号Hとが入力される2入力OR142と、Tカウン
タ137の出力とアドレスデコーダ134からの信号J
とが入力される2入力OR141とを備えている。2入
力OR142の出力はシフトレジスタ132のLD端子
に入力され、2入力OR141の出力はストローブカウ
ンタ139のLD端子に入力されている。
【0077】これによって、アドレスデコーダ134か
らの信号Hがアクティブになったとき又は8ビットカウ
ンタ133からの出力がアクティブになったときには、
シフトレジスタ132にラッチ131に保持されている
ストリームデータが転送される。同様にアドレスデコー
ダからの信号Jがアクティブになったとき又はTカウン
タからの出力がアクティブになったときには、ストロー
ブラッチ140に保持されているストローブ信号の有効
期間が、ストローブカウンタ139に転送される。
【0078】ストローブカウンタ139及びTカウンタ
137のイネーブル端子には、アドレスデコーダ134
の信号Lが入力されており、この信号Lがアクティブに
なるとデータの送信が開始される。 (ニ)次に、制御部50によるデータ送信回路20への
データ転送処理と、それに伴うデータ送信回路20の動
作を説明する。なお、制御部50によるデータ転送処理
は図5、図6及び図7のフローチャートに基づいて説明
し、データ送信回路20の動作については図4の回路図
に基づいて説明する。
【0079】図5中の最初のステップS1200におい
て、制御部50はストローブ信号関連情報を記録したフ
ァイル及びストリームデータを記録したファイルをオー
プンする。続くS1210では、ストリームデータを記
録したHDD70中のファイルから8ビット単位でスト
リームデータを読み出す。そして、S1220にて、読
み出したストリームデータを図4中のラッチ131に書
き出す。この処理でラッチ136はクリアされる。
【0080】S1230では、図4中のラッチ131に
保持された8ビットのストリームデータをシフトレジス
タ132へ転送する。これは、シフトレジスタ132の
LD端子への入力信号であるアドレスデコーダ134か
らの信号Hをアクティブにすることによって行われる。
【0081】S1240及びS1250は、上述のS1
210及びS1220と同様の処理が行われる。すなわ
ち、ストリームデータを記録したファイルから8ビット
単位でストリームデータを読み出し(S1240)、読
み出したストリームデータをラッチ131に書き出す
(S1250)。
【0082】S1210〜S1250の処理によって、
シフトレジスタ132に8ビットのストリームデータが
保持され、ラッチ131にはそれに続く8ビットのスト
リームデータが保持されていることになる。S1260
では、ストローブ信号関連情報を記録したHDD70中
のファイルからストローブ信号関連情報を読み出す。続
くS1261では、読み出したストローブ信号関連情報
に基づき6400ビットの処理期間に対するストローブ
信号の有効期間を算出する。この有効期間算出処理につ
いては後述する。そして、S1262では、算出したス
トローブ信号の有効期間を図4中のストローブラッチ1
40に書き出す。
【0083】S1263では、ストローブラッチ140
に保持されたストローブ信号の有効期間をストローブカ
ウンタ139へ転送する。これは、ストローブカウンタ
139のLD端子への入力信号であるアドレスデコーダ
134からの信号Kをアクティブにすることによって行
われる。
【0084】S1264〜S1266では、S1260
〜S1262と同様の処理を行う。すなわち、ストロー
ブ信号関連情報を記録したHDD70中のファイルから
ストローブ信号関連情報を読み出し(S1264)、ス
トローブ信号の有効期間を算出し(S1265)、スト
ローブラッチ140に書き出す(S1266)。
【0085】S1260〜S1266の処理によって、
図4中のストローブカウンタ139には最初の6400
ビットの処理期間に対応するストローブ信号の有効期間
がセットされ、ストローブラッチ140には次の640
0ビットの処理期間に対応するストローブ信号の有効期
間が保持される。
【0086】そして、図6中のS1267で送信の開始
を指示する。この処理は、ストローブカウンタ139及
びTカウンタ137のイネーブル端子への入力信号であ
るアドレスデコーダ134からの信号Lをアクティブと
する処理である。これによって、図4中のストローブカ
ウンタ139及びTカウンタ137がクロックジェネレ
ータ135からのクロック信号に同期して動作を開始す
る。
【0087】図4中のストローブカウンタ139は、セ
ットされた有効期間をカウントしている間は有効なスト
ローブ信号を出力し続け、有効期間のカウントが終了す
ると無効なストローブ信号を出力する。Tカウンタ13
7は6400ビットの処理期間をカウントするとアクテ
ィブな信号を出力する。この信号はラッチ138に保持
されると同時にストローブカウンタ139のLD端子へ
入力される。LD端子へアクティブな信号が入力される
ことで、ストローブカウンタ139にストローブラッチ
140から次の処理期間におけるストローブ信号の有効
期間が転送される。
【0088】そして、ストローブカウンタ139が有効
なストローブ信号を出力している間は8ビットカウンタ
133及びシフトレジスタ132のイネーブル端子にア
クティブな信号が入力されることになるため、有効なス
トローブ信号の出力期間に対応して、8ビットカウンタ
133及びシフトレジスタ132が動作する。
【0089】シフトレジスタ132はセットされている
8ビット単位のストリームデータを1ビット単位(ビッ
トシリアル)で送信する。8ビットカウンタは8ビット
毎にアクティブな信号を出力する。この信号はラッチ1
36に保持されると共に、2入力OR142を介してシ
フトレジスタ132のLD端子へ入力される。シフトレ
ジスタ132はアクティブな信号がLD端子に入力され
ると、ラッチ131から次の8ビットのストリームデー
タを転送する。
【0090】このように、ストローブカウンタは640
0ビット毎にストローブ信号の有効期間をストローブラ
ッチ140からTカウンタ137に基づき転送し、シフ
トレジスタ132は、ストローブカウンタが有効なスト
ローブ信号を出力している間、8ビット毎にラッチ13
1よりストリームデータを転送する。
【0091】これらのデータ送信の動作に対応して以下
に説明するように、制御部50がストローブラッチ14
0及びラッチ131へのデータの書き出しを行う。S1
270では、ラッチ136にアクティブな信号が保持さ
れているか否かを判断する。この処理は、ラッチ136
に保持される8ビット単位のストリームデータが既にシ
フトレジスタ132に転送されているか否かを判断する
ための処理である。8ビットの期間が8ビットカウンタ
133により計時されシフトレジスタ132にラッチ1
36に保持されたストリームデータが転送されている場
合、ラッチ131には8ビットの期間を計時したカウン
タ133から出力されたアクティブな信号が保持されて
いる。
【0092】S1270で肯定判断された場合、すなわ
ちラッチ136にアクティブな信号が保持されている場
合には、S1280にてストリームデータを記録したH
DD70中のファイルから8ビット単位でストリームデ
ータを読み出し、S1290にて、読み出したストリー
ムデータラッチ131へ書き出す。このとき、アドレス
デコーダ134からはラッチ136に対する信号Iがア
クティブで出力されラッチ136がクリアされる。一
方、S1270で否定判断された場合、すなわちラッチ
136にアクティブな信号が保持されていない場合に
は、S1280及びS1290の処理を実行せずS13
00へ移行する。
【0093】S1300では、ラッチ138にアクティ
ブな信号が保持されているか否かを判断する。この処理
は、ストローブラッチ140に保持されるストローブ信
号の有効期間が既にストローブカウンタ139に転送さ
れているか否かを判断するための処理である。6400
ビットの処理期間が計時され、ストローブカウンタ13
9にストローブラッチ140に保持されたストローブ信
号の有効期間が転送されている場合、ラッチ138に
は、6400ビットの処理期間を計時したTカウンタ1
37からのアクティブな信号が保持されている。
【0094】S1300で肯定判断された場合、すなわ
ちラッチ138にアクティブな信号が保持されている場
合には、S1310にてストローブ信号関連情報の記録
されたHDD70中のファイルからストローブ信号関連
情報を読み出し、S1315でストローブ信号関連情報
からストローブ信号の有効期間を算出し、S1320に
てストローブラッチ140へ算出した有効期間を書き出
して1330へ移行する。なお、S1320の書き出し
処理では、アドレスデコーダ134からの信号Kがアク
ティブとなり、ラッチ138はクリアされる。一方、S
1300で否定判断された場合、すなわちラッチ138
にアクティブな信号が保持されていない場合には、S1
310〜S1320の処理を実行せずS1330へ移行
する。
【0095】S1330では、ストリームデータを全て
読み出したか否かを判断する。ストリームデータを全て
読み出している場合(S1330:YES)、S134
0にてストリームデータを記録したファイル及びストロ
ーブ信号関連情報を記録したファイルをそれぞれクロー
ズして処理を終了する。一方、ストリームデータを全て
読み出していない場合(S1330:NO)、S127
0へ移行して以降の処理を繰り返す。
【0096】なお、制御部50が「有効期間算出手段」
に相当し、制御部50が実行する処理の内、ステップS
1260,S1261,S1264,S1265,S1
310,S1315が有効期間算出手段としての処理に
相当する。次にS1261,S1265,S1315に
示した有効期間算出処理を図7のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0097】まず、最初のステップS1400におい
て、読み出したストローブ信号関連情報の最上位ビット
が0であるか否かを判断する。最上位ビットが0である
場合(S1400:YES)、ストローブ信号関連情報
を400倍する。一方、最上位ビットが0でない場合
(S1400:NO)、S1410の処理を実行せず本
有効期間算出処理を終了する。つまり、最上位ビットを
0として通常記録されるストローブ信号関連情報は、有
効期間を400ビットの単位期間で割った商であるた
め、400倍して有効期間を算出するのである。最後に
図2中のrカウンタ103に残ったストローブ信号の有
効期間については上述したように最上位ビットを1とし
て記録されている。この場合、有効期間を記録している
ため読み出したストローブ信号関連情報がそのままスト
ローブ信号の有効期間になるのである。
【0098】以上説明した本実施形態のデータ記録送信
装置1の動作を図9のタイミングチャートに基づいて具
体的に説明する。まず、図9(a)に基づきデータ記録
の動作を説明する。図9(a)には、エンコーダ80か
ら出力されるストローブ信号及びストリームデータが示
されている。図9(a)では、期間[t0〜t4]、期
間[t5〜t7]及び期間[t9〜t11]がストロー
ブ信号の有効期間である。対応するストリームデータも
これらの期間で有効となっている。
【0099】ここで、図2に示したようにストリームデ
ータを取り出すシフトレジスタ109及び8ビット単位
でストリームデータを取り出すための8ビットカウンタ
107のイネーブル端子にはストローブ信号が入力され
ており、ストローブ信号の有効期間でのみ動作するよう
構成されているので、ストリームデータの有効分のみが
ラッチ110に保持される。すなわち、上述の期間[t
0〜t4],[t5〜t7],[t9〜t11]で出力
されるストリームデータが制御部50によって記録され
る。
【0100】このとき、図2中のTカウンタ101は6
400ビットの処理期間をエンコーダ80からのクロッ
ク信号に基づいて計時し、6400ビット毎にアクティ
ブな信号を出力する。図9(a)中では、期間[t0〜
t8]及び期間[t8〜t12]が6400ビットであ
るため、時刻t8及びt12でTカウンタ101からア
クティブな信号が出力される。
【0101】そして、図2中のrカウンタ103は、ス
トローブ信号の有効期間を順に加算して、有効期間が4
00ビットとなる毎にアクティブな信号をhカウンタ1
04へ出力する。hカウンタ104はrカウンタ103
からアクティブな信号が出力されるとカウントアップす
る。ところで、図9(a)では、期間[t0〜t1],
[t1〜t2],[t2〜t3],[t10〜t11]
がそれぞれ400ビット、期間[t3〜t4],[t5
〜t6],[t6〜t7],[t9〜t10]がそれぞ
れ200ビットである。従って、rカウンタ103から
アクティブな信号が出力される時刻は、時刻t1,t
2,t3,t6,t10,t11となる。
【0102】制御部50は図2中のラッチ102にTカ
ウンタ101からのアクティブな信号が保持されている
場合、ラッチ105に保持されているストローブ信号関
連情報であるhカウンタ104の計数値をHDD70へ
記録する。そして、ラッチ105の値を読み出すと同時
にラッチ102をクリアする。つまり、図9(a)で
は、時刻t8及びt12でラッチ102にアクティブな
信号が保持されるため、そのすぐ後にラッチ105に保
持されたストローブ信号関連情報が記録される。時刻t
8におけるラッチ105の値は、時刻t1,t2,t
3,t6でhカウンタ104がカウントアップされるた
め「4」となる。ここで、hカウンタ104はクリアさ
れて0となるため、時刻t10で新たにhカウンタ10
4の値は「1」となり、t12でのhカウンタ104の
値は「2」、従ってt12でのラッチ105の値は
「2」となる。
【0103】これによって、6400ビットの処理期間
の全てのストローブ信号が有効であった場合、ラッチ1
05には最大値「16」が保持され、全てのストローブ
信号が無効であった場合、ラッチ105には最小値
「0」が保持される。従って、本実施形態では6400
ビット毎の処理期間に対してストローブ信号関連情報を
記録するための記憶容量を6400ビットの処理期間毎
に8ビット用意している。また、図2中のrカウンタ1
03は、ストローブ信号の有効期間を順に加算していく
ため、6400ビットの間にストローブ信号が有効・無
効を何度変化しても関係ない。すなわち、上述の従来技
術に示したランレングス符号化の方法のようにストロー
ブ信号の影響を受けない。
【0104】次に、図9(b)に基づきデータ送信の動
作を説明する。図9(b)は、送信されるストローブ信
号及びそのストローブ信号に対応して送信されるストリ
ームデータを示している。図4中のTカウンタ137は
クロックジェネレータ135から出力されたクロック信
号に基づいて6400ビットの処理期間を計時する。図
9(b)中の期間[t13〜t15]及び[t15〜t
17]が6400ビットの処理期間であり、Tカウンタ
137は時刻t15及びt17でアクティブな信号を出
力する。
【0105】制御部50は、ストローブ信号関連情報を
HDD70より読み出し、ストローブ信号の有効期間を
算出する。つまり、図9(a)では、最初の処理期間で
ラッチ105の値「4」がストローブ関連情報として記
録され、次の処理期間でラッチ105の値「2」が記録
された。そこで、制御部50は、400ビット×4=1
600ビット、400ビット×2=800ビットを有効
期間として算出する。
【0106】そして、ストローブカウンタ139はスト
ローブラッチ140から転送されセットされた有効期間
をカウントしながら有効なストローブ信号を図9(b)
中の時刻t14まで送信する。そして、セットされた有
効期間が0となると、Tカウンタ137がアクティブな
信号を出力する時刻t15まで無効なストローブ信号を
送信する。
【0107】図4中のシフトレジスタ132及び8ビッ
トカウンタ133のイネーブル端子にはストローブカウ
ンタ139から送信されるストローブ信号が入力されて
おり、ストローブ信号の送信に対応してストリームデー
タの有効分を送信する。図9(b)中では期間[t13
〜t14],[t15〜t16]で、有効分のストリー
ムデータを送信する。
【0108】これによれば、ストリームデータの送信タ
イミングは、エンコーダ80からの出力タイミングと比
べてずれが生じることになる。例えば、図9(a)の期
間[t5〜t6]で出力されたストリームデータBは、
図9(b)ではストリームデータAの送信に連続して送
信されることになる。また、図9(a)の期間[t6〜
t7]で出力されたストリームデータCは、図9(b)
では時刻t15より送信されることになる。さらに、図
9(a)の期間[t9〜t11]で送信されたストリー
ムデータDは、図9(b)ではストリームデータCの送
信に連続して送信されることになる。
【0109】以上説明してきた本実施形態のデータ記録
送信装置1により発揮される効果を詳しく説明する。本
実施形態のデータ記録送信装置1においては、図2に示
したデータ保持回路10のTカウンタ101が6400
ビットの処理期間を計時し、この処理期間毎にラッチ1
05に保持されるストローブ信号関連情報を記録するこ
とにより、ストローブ信号の無効期間に関する情報を記
録する必要がなくなる。なぜなら、6400ビットの処
理期間中の有効期間に対応する情報がストローブ信号関
連情報であり、ストローブ信号関連情報を記録すること
によって、ストローブ信号の無効期間は自ずとわかるか
らである。
【0110】これによって、上述の図11,図12の例
に示したようなストローブ信号の無効期間に関する情報
を記録する方法に比べて、ストローブ信号の無効期間分
の記憶容量が削減できる。一方、図2中のストローブ信
号の有効期間を計時するrカウンタ103は、ストロー
ブ信号の有効期間を順に加算していくため、ストローブ
信号が有効期間、無効期間を何度も繰り返し反転しても
影響されない。これによって、ストローブ信号関連情報
は、6400ビットの処理期間中のストローブ信号の有
効期間の合計に関する情報となり、6400ビットの処
理期間毎に一定の記憶容量となる。
【0111】例えば、上述の図11に示したような方法
では有効期間、無効期間をストローブ信号が反転する毎
に記録することになるために、ストローブ信号の反転に
よって記憶容量が増える結果となっていた。それに対し
て、この場合は、ストローブ信号が反転する回数によっ
て記憶容量が増えるようなことがなくなる。
【0112】さらに、6400ビットの処理期間におけ
るストローブ信号の有効期間の合計を、400ビットの
単位期間で割った整数商を記録することによって、スト
ローブ信号の出力期間に比例する記憶容量の増大は生じ
ない。例えば、ストローブ信号の有効期間が1200ビ
ット、1600ビット、6000ビットであった場合、
そのまま記録すれば1200ビット、1600ビット、
6000ビットという有効期間に比例する記憶容量が必
要となる。ところが、400ビットの単位期間でわった
整数商を記録するようにしたことによって、この場合は
それぞれ「3」、「4」、「15」を記録すればよいこ
とになる。
【0113】これらによって、本データ記録送信装置1
では、ストローブ信号関連情報を極めて小さな記憶容量
で記録することができる。例えば、クロック信号が15
MHz、平均ビットレート5Mbpsの画像データを1
0分間記録する場合を考える。このとき、ストローブ信
号をそのまま記録すると、2250Mバイトもの記憶容
量となってしまう。それに対して、データ記録送信装置
1で記録すると、6400ビットに8ビットの記憶容量
となるため、84.4Mバイトとなる。
【0114】また、本実施形態のデータ記録送信装置1
においては、図4に示したデータ送信回路20のTカウ
ンタ137が6400ビットの処理期間を計時し、Tカ
ウンタ137から6400ビット毎に出力されるアクテ
ィブな信号に基づいて制御部50がストローブ信号関連
情報を読み出し、そのストローブ信号関連情報に基づく
ストローブ信号をストローブカウンタ139が送信す
る。これによって、6400ビットの処理期間で見れ
ば、送信されるストローブ信号の有効期間は、エンコー
ダ80から出力されたストローブ信号の有効期間の合計
と変わらない。これによって、送信先の再生装置90で
リアルタイムにストリームデータを再生することができ
る。
【0115】但し、6400ビットの処理期間単位での
ビットレートは、エンコーダ80から出力されたときの
ビットレートとほぼ等しくなるが、上述したように、6
400ビットの処理期間よりも小さな期間でのビットレ
ートは、エンコーダ80から出力されたときのビットレ
ートとは一般的に一致しない。ところが、再生装置90
での再生に影響はない。この理由を説明する。従来、ス
トローブ信号が記録されることはなかったために、送信
タイミングがわからず、送信先の再生装置90のデコー
ダ92がバッファ91から読み出そうとするタイミング
で送信先のバッファ91へ、該当するストリームデータ
を送信できないことが再生のできない理由であった。つ
まり、エンコーダ80の出力と全く同じタイミング(ビ
ット単位で同期させて)送信する必要はなく、再生装置
90のデコーダ92が読み出そうとするタイミングで再
生装置90のバッファ91へ該当するストリームデータ
を送信できていればよいのである。このようなずれの許
容範囲は、再生装置90のバッファ91の記憶容量に依
存することになる。
【0116】また、本実施形態のデータ記録送信装置1
は、400ビット毎にストローブ信号の有効期間を示す
rカウンタ103を利用しており、6400ビットの処
理期間をTカウンタ101が計時した時点でrカウンタ
103はストローブ信号の有効期間の端数を保持してい
る。これによって、ある処理期間におけるストローブ信
号の有効期間を400ビットの単位期間で割った余りと
しての期間は、次の処理期間におけるストローブ信号の
有効期間に加算されることになる。つまり、6400ビ
ット毎に記録されるストローブ信号関連情報は整数とし
て扱うことができ、端数のストローブ信号の有効期間も
欠落しない。
【0117】さらにまた、本実施形態のデータ記録送信
装置1は、制御部50の読み出し処理において、最後の
処理期間のストローブ信号をrカウンタ103から直接
読み出して記録している。これによって、最後にrカウ
ンタ103に残ったストローブ信号の有効期間も欠落し
ない。
【0118】なお、本実施形態のデータ記録送信装置1
では、図2中の400ビットのrカウンタ103に対し
て、その整数倍の期間である6400ビットを計時する
Tカウンタ101を利用していることにより、回路構成
が簡潔になるという効果もある。
【0119】以上、本発明はこのような実施形態に何等
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲において種々なる形態で実施し得る。例えば、上記実
施の形態においては、8ビット単位で制御部50により
データを転送していたが、バッファを持たせ複数バイト
を一度に転送しても良い。さらにデータの転送において
割り込みやDMAを用いる事も有用である。
【0120】ファイルの形式も上記実施形態のように二
つのファイルにするのではなく、一つのファイルにまと
める事もできる。この場合にはストローブ信号関連情報
を先に記録する必要がある。なぜなら、送信時データ長
をストローブ信号関連情報により認識しなければならな
いからである。そのための構成としては、ストリームデ
ータを6400ビットの処理期間の間メモリ上のバッフ
ァに保持し、その処理期間中のストローブ信号関連情報
が決まった後、ストローブ信号関連情報、ストリームデ
ータの順にファイルに記録するようにすればよい。
【0121】また、処理期間を6400ビット、単位期
間を400ビットとすることも限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のデータ記録送信装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図2】実施形態のデータ記録送信装置のデータ保持回
路の回路図である。
【図3】データ保持回路からのデータ記録処理を示すフ
ローチャートである。
【図4】実施形態のデータ記録送信装置のデータ送信回
路の回路図である。
【図5】CPUにおけるデータ記録回路へのデータ送信
処理を示すフローチャートの前半部分である。
【図6】CPUにおけるデータ記録回路へのデータ送信
処理を示すフローチャートの後半部分である。
【図7】CPUにおけるストローブ信号関連情報からス
トローブ信号の有効期間を算出する有効期間算出処理を
示すフローチャートである。
【図8】ストローブ信号の記録及び送信を示すタイムチ
ャートである。
【図9】ストローブ信号及びストリームデータの記録及
び送信を示すタイムチャートである。
【図10】エンコーダから出力される信号を示すタイム
チャートである。
【図11】エンコーダから出力される信号をビット単位
で表現したタイムチャートである。
【図12】ストローブ信号をランレングス符号化したタ
イムチャートである。
【図13】ストローブ信号関連情報の記録フォーマット
を示す説明図である。
【図14】端末内のタイムテーブルの説明図である。
【符号の説明】
1…データ記録送信装置 10…データ保持回
路 20…データ送信回路 50…制御部 51…CPU 52…ROM 53…RAM 61…ディスクイ
ンターフェース 62…入出力インターフェース 70…ハードディ
スクドライブ 80…エンコーダ 82…端末 83…タイムテーブル 85…ビデオ装置 90…再生装置 91…バッファ 92…デコーダ 93…モニタ 94…送信路 101…Tカウンタ 103…rカウン
タ 104…hカウンタ 106…アドレス
デコーダ 107…8ビットカウンタ 109…シフトレ
ジスタ 102,150,108,110……ラッチ 132…シフトレジスタ 133…8ビット
カウンタ 134…アドレスデコーダ 135…クロック
ジェネレータ 137…Tカウンタ 139…ストロー
ブカウンタ 131,136,138…ラッチ 140…ストロー
ブラッチ 141,142…2入力OR

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを可変ビットレートで符号化可能
    なエンコーダからクロック信号に同期して出力されるス
    トローブ信号に基づき、所定の処理期間における前記ス
    トローブ信号の有効期間の合計を所定の単位期間で除し
    て算出された商をストローブ信号関連情報として前記所
    定の処理期間毎に記録し、 前記所定の処理期間を計時しながら、前記記録したスト
    ローブ信号関連情報に前記所定の単位期間を乗じて算出
    される期間を有効期間として、かつ当該有効期間の後に
    無効期間が連続するように前記所定の処理期間に送信す
    べきストローブ信号を作成して送信すると共に、 前記エンコーダからストローブ信号と共に前記クロック
    信号に同期して出力されたストリームデータを記録し、 当該記録したストリームデータを前記ストローブ信号の
    送信に対応させて送信することを特徴とするデータ記録
    送信方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の処理期間におけるストローブ
    信号の有効期間の合計を前記所定の単位期間で除した場
    合、前記ストローブ信号の有効期間の一部期間が余りと
    して算出された場合には、当該一部期間を次の処理期間
    におけるストローブ信号の有効期間に加算することを特
    徴とする請求項1に記載のデータ記録送信方法。
  3. 【請求項3】 前記ストローブ信号の全出力期間を前記
    所定の処理期間に区切った場合に区切ることが可能な最
    後の処理期間の後に出力されるストローブ信号の有効期
    間については、当該有効期間を示す値を直接記録するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ記録送信
    方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の処理期間は、前記所定の単位
    期間の整数倍とすることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載のデータ記録送信方法。
  5. 【請求項5】 データを可変ビットレートで符号化可能
    なエンコーダからクロック信号に同期して出力されるス
    トリームデータを記録するストリームデータ記録手段
    と、 前記クロック信号に基づいて所定の単位期間の整数倍で
    ある所定の処理期間を計時する計時手段と、 前記エンコーダから前記ストリームデータと共に前記ク
    ロック信号に同期して出力される前記ストローブ信号の
    有効期間を順に加算し、その和が所定の単位期間となる
    毎に、当該単位期間となったことを判断し、当該判断の
    回数を計数する計数手段と、 前記計時手段による前記所定の処理期間の計時の終了時
    点で、前記計数手段によって計数された前記判断回数を
    記録して初期化する記録初期化手段と、 クロック信号を出力するクロック信号出力手段と、 前記クロック信号出力手段によって出力されるクロック
    信号に基づいて前記所定の処理期間を計時する所定処理
    期間計時手段と、 前記記録初期化手段によって記録された判断回数を読み
    出し、当該読み出した判断回数に前記所定の単位期間を
    乗じて算出される期間を有効期間として算出する有効期
    間算出手段と、 前記所定処理期間計時手段により計時される前記所定の
    処理期間に送信すべきストローブ信号であって、前記有
    効期間算出手段によって算出された有効期間及び当該有
    効期間に続く無効期間で構成されるストローブ信号を作
    成して送信するストローブ信号送信手段と、 前記ストローブ信号送信手段によって送信されるストロ
    ーブ信号に対応して、前記ストリームデータ記録手段に
    よって記録されたストリームデータを送信するストリー
    ムデータ送信手段と、 を備えたことを特徴とするデータ記録送信装置。
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CN100426844C (zh) * 2005-05-23 2008-10-15 索尼株式会社 图像处理装置、图像拍摄装置以及图像处理方法

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