JP3224906B2 - 信号記録方法、信号記録装置、信号再生方法及び信号再生装置 - Google Patents

信号記録方法、信号記録装置、信号再生方法及び信号再生装置

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JP3224906B2
JP3224906B2 JP13358893A JP13358893A JP3224906B2 JP 3224906 B2 JP3224906 B2 JP 3224906B2 JP 13358893 A JP13358893 A JP 13358893A JP 13358893 A JP13358893 A JP 13358893A JP 3224906 B2 JP3224906 B2 JP 3224906B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ信号の記録再生方
法および装置に係り、特にデータ信号の情報量の変動や
ばらつきに応じた圧縮記録および伸長再生を行うデータ
信号の記録再生方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原信号を圧縮することによって生成され
る圧縮信号は、圧縮前の原信号よりもその構成ビット数
などが少ないため、原信号と圧縮信号とを混在させて記
録再生または伝送する場合などには、必然的にそれぞれ
の信号の伝送レートが異なったものとなる。そこで本出
願人は、例えば特開平3−288371号公報におい
て、異なる伝送レートのディジタル信号を磁気テープに
混在して記録再生する装置を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、信号の記録再
生を行う記録媒体の記録容量は、その記録媒体毎にあら
かじめ定められている。例えば、テープやディスクなど
の記録媒体では、データを記録することのできる最大記
録時間が定められている。そこで、記録媒体に対してよ
り多くのデータの記録再生を行うために、原信号を圧縮
した圧縮信号の記録再生を行うことによって、事実上の
単位記録部あたりの記録容量すなわち記録効率を向上さ
せることが一般的に行われている。この目的のために
は、信号の圧縮率をできるだけ高めることが有効であ
る。
【0004】ところで、原信号に含まれる情報量は、例
えば音声信号の場合には、振幅の大小の差,スペクトル
帯域の広がり,聴覚上の可聴領域での信号の有無などに
応じてそれぞれ異なったものとなるので、時間の経過に
したがって上記情報量は時々刻々と変動する。しかしな
がら、上記従来の装置では原信号の情報量の変動に関わ
らず一律の圧縮率で原信号を圧縮して圧縮信号を生成し
ていたため、原信号の情報量が多いときにはその一部が
圧縮によって失われる一方、原信号の情報量が少ないと
きには圧縮信号が冗長となってしまうという問題点があ
った。すなわち、原信号の内容が映像であった場合に
は、例えば「お花畑」などの細かい輝度および色彩の変
化が激しい部分における情報が、原信号の内容が音声で
あった場合には、音程の変化が激しい部分における情報
が、それぞれ上記原信号の圧縮および復元によって著し
く劣化してしまうことがあった。
【0005】したがって本発明の目的は、上記の問題点
を解決して、情報量に変動やばらつきがある(情報量が
多い部分と少ない部分がある)原信号から生成される圧
縮信号の情報量の変動やばらつきを小さくすることによ
り、原信号の情報量の減失を一定水準以下に抑えるとと
もに、圧縮信号を記録再生する際の事実上の記録効率を
向上させることのできるデータ信号の記録再生方法およ
び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のデータ信号の記録方法は、入力される原信
号を所要の圧縮率で圧縮して圧縮信号を生成し、前記圧
縮信号を記録媒体に記録するデータ信号の記録方法にお
いて、前記原信号の情報量に応じて、前記情報量が少な
くなる程圧縮率が高くなるように前記圧縮率を設定し、
前記圧縮率で圧縮された圧縮信号にその圧縮率を表わす
識別符号を付加して記録するものである。そしてさら
に、前記圧縮率は、連続する前記原信号を一定間隔でサ
ンプリングして得られるサンプルデータのそれぞれ、あ
るいは、ある一定の数集めた単位について設定され、前
記サンプルデータを対応する前記圧縮率で圧縮すること
によって圧縮サンプルデータを生成するものである。
【0007】また、本発明のデータ信号の再生方法は、
上述したデータ信号の記録方法によって記録された記録
媒体から再生される再生信号を復号化して圧縮信号を生
成し、前記圧縮信号を所要の伸長率で伸長して原信号を
復元するデータ信号の再生方法において、前記再生信号
から得られる記録データのそれぞれ、あるいは、ある一
定の数集めた単位について、前記記録データから圧縮サ
ンプルデータおよび対応する識別符号を生成し、識別符
号に応じて前記伸長率を設定し、前記伸長率で圧縮サン
プルデータを伸長して得られたデータを連続出力するこ
とによって前記原信号を復元するものである。
【0008】また、本発明のデータ信号の記録装置は、
連続的に入力される原信号を圧縮して得られる圧縮信号
を出力する圧縮部と、前記圧縮信号を記録媒体に記録す
る記録部とを具備するデータ信号の記録装置において、
前記圧縮部は、それぞれ異なる圧縮率でデータを圧縮す
る複数系統の圧縮手段と、前記原信号の情報量に応じ
て、前記情報量が多いときには低い圧縮率、前記情報量
が少ないときには高い圧縮率となるように複数系統の前
記圧縮手段のうちから最適圧縮手段を選択し、前記最適
圧縮手段を特定する識別符号を生成する圧縮選択手段
と、前記圧縮信号に前記最適圧縮手段を示す識別符号を
付加する符号付加手段とを具備する構成としたものであ
る。そしてさらに、前記圧縮選択手段は、連続する前記
原信号を一定間隔でサンプリングして得られるサンプル
データのそれぞれ、あるいは、ある一定の数集めた単位
に対応して、前記サンプルデータから圧縮サンプルデー
タを生成する前記最適圧縮手段を選択するものである。
【0009】また、本発明のデータ信号の再生装置は、
上述したデータ信号の記録装置によって記録された記録
媒体から再生される再生信号を復号化して圧縮信号を生
成する再生部と、前記圧縮信号を所要の伸長率で伸長し
て原信号を復元する復元部とを具備するデータ信号の再
生装置において、前記復元部は、それぞれ異なる伸長率
でデータを伸長する複数系統の伸長手段と、複数系統の
前記伸長手段のうちから、前記再生部から入力される識
別符号に応じた最適伸長手段を選択する伸長選択手段と
を具備する構成とされており、前記再生部から連続出力
される前記圧縮信号から得られ、前記識別符号に対応す
る圧縮サンプルデータのそれぞれ、あるいは、ある一定
の数集めた単位について、前記圧縮サンプルデータを前
記最適伸長手段で伸長してサンプルデータを生成し、前
記サンプルデータを連続出力することによって前記原信
号を復元するものである。
【0010】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0011】本発明のデータ信号の記録方法では、入力
される原信号を所要の圧縮率で圧縮して圧縮信号を生成
し、前記圧縮信号を記録媒体に記録するデータ信号の記
録方法において、前記原信号の情報量に応じて、前記情
報量が少なくなる程圧縮率が高くなるように前記圧縮率
を設定し、前記圧縮率で圧縮された圧縮信号にその圧縮
率を表わす識別符号を付加して記録するものである。そ
してさらに、前記圧縮率は、連続する前記原信号を一定
間隔でサンプリングして得られるサンプルデータのそれ
ぞれ、あるいは、ある一定の数集めた単位について設定
され、前記サンプルデータを対応する前記圧縮率で圧縮
することによって圧縮サンプルデータを生成するため、
サンプルデータの情報量の変動やばらつきに応じて時々
刻々と異なる圧縮率の圧縮サンプルデータが生成され、
各サンプルデータの情報量の減失を一定水準以下に抑え
るとともに、記録データを記録再生する際の事実上の記
録効率を向上させることができる。
【0012】本発明のデータ信号の再生方法では、上述
したデータ信号の記録方法によって記録された記録媒体
から再生される再生信号を復号化して圧縮信号を生成
し、前記圧縮信号を所要の伸長率で伸長して原信号を復
元するデータ信号の再生方法において、前記再生信号か
ら得られる記録データのそれぞれ、あるいは、ある一定
の数集めた単位について、前記記録データから圧縮サン
プルデータおよび対応する識別符号を生成し、識別符号
に応じて前記伸長率を設定し、前記伸長率で圧縮サンプ
ルデータを伸長して得られたサンプルデータを連続出力
することによって前記原信号を復元するため、サンプル
データの情報量に変動やばらつきがあった場合でも高品
質で原信号を復元することができる。
【0013】本発明のデータ信号の記録装置では、連続
的に入力される原信号を圧縮して得られる圧縮信号を出
力する圧縮部と、前記圧縮信号を記録媒体に記録する記
録部とを具備するデータ信号の記録装置において、前記
圧縮部は、それぞれ異なる圧縮率でデータを圧縮する複
数系統の圧縮手段と、前記原信号の情報量に応じて、前
記情報量が多いときには低い圧縮率、前記情報量が少な
いときには高い圧縮率となるように複数系統の前記圧縮
手段のうちから最適圧縮手段を選択し、前記最適圧縮手
段を特定する識別符号を生成する圧縮選択手段と、前記
圧縮信号に前記最適圧縮手段を示す識別符号を付加する
符号付加手段とを具備する構成としたものである。そし
てさらに、前記圧縮選択手段は、連続する前記原信号を
一定間隔でサンプリングして得られるサンプルデータの
それぞれ、あるいは、ある一定の数集めた単位に対応し
て、前記サンプルデータから圧縮サンプルデータを生成
する前記最適圧縮手段を選択するため、サンプルデータ
の情報量の変動やばらつきに応じて時々刻々と異なる圧
縮率の圧縮サンプルデータが生成され、各サンプルデー
タの情報量の減失を一定水準以下に抑えるとともに、記
録データを記録再生する際の事実上の記録効率を向上さ
せることができる。
【0014】本発明のデータ信号の再生装置では、上述
したデータ信号の記録装置によって記録された記録媒体
から再生される再生信号を復号化して圧縮信号を生成す
る再生部と、前記圧縮信号を所要の伸長率で伸長して原
信号を復元する復元部とを具備するデータ信号の再生装
置において、前記復元部は、それぞれ異なる伸長率でデ
ータを伸長する複数系統の伸長手段と、複数系統の前記
伸長手段のうちから、前記再生部から入力される識別符
号に応じた最適伸長手段を選択する伸長選択手段とを具
備する構成とされており、前記再生部から連続出力され
る前記圧縮信号から得られ、前記識別符号に対応する圧
縮サンプルデータのそれぞれ、あるいは、ある一定の数
集めた単位について、前記圧縮サンプルデータを前記最
適伸長手段で伸長してサンプルデータを生成し、前記サ
ンプルデータを連続出力することによって前記原信号を
復元するため、サンプルデータの情報量に変動やばらつ
きがあった場合でも高品質で原信号を復元することがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、本発明のデータ信号の記録再生方法お
よび装置の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明のデータ信号の記録方法の
処理フローの一例を示す図である。同図中、ステップ1
01では原信号を一定間隔で区切って得られるサンプル
データが入力される。ステップ102では、異なる圧縮
率でデータを圧縮する複数系統の圧縮手段のうちから、
上記サンプルデータの情報量に応じた圧縮率でデータの
圧縮を行う圧縮手段を適用圧縮手段として選択する。
なわち、原信号の内容が映像であった場合で、細かい輝
度および色彩の変化が激しい部分、原信号の内容が音声
であった場合で、音程の変化が激しい部分等の情報量の
大きさに応じて、異なる圧縮率でデータを圧縮する。
テップ103では、上記適用圧縮手段によってサンプル
データをそれぞれまたはある一定数集めて圧縮して、圧
縮サンプルデータを得る。ステップ104および105
では、圧縮サンプルデータを符号化して記録媒体に記録
するための記録サンプルデータを生成するとともに、上
記圧縮率を特定する識別符号を記録サンプルデータに付
加する。そして、ステップ106で上記記録サンプルデ
ータおよび対応する識別符号を記録媒体に記録する。
【0017】図2は、本発明のデータ信号の再生方法の
処理フローの一例を示す図である。同図中、ステップ2
01では記録媒体から読み出される再生信号から上記記
録サンプルデータおよび対応する識別符号を得る。ステ
ップ202および203では、上記記録サンプルデータ
を復号化して圧縮サンプルデータを生成するとともに、
対応する識別符号の判別を行う。ステップ204では、
判別された識別符号に応じて複数系統の伸長手段のうち
から適用伸長手段を選択する。ステップ205では、適
用伸長手段によって上記圧縮サンプルデータを伸長し
て、サンプルデータを生成する。ステップ206では、
サンプルデータを連続出力することによって原信号を復
元する。
【0018】以上のように、図1に示したデータ信号の
記録方法によれば、原信号の情報量が多いときには低い
圧縮率で、少ないときには高い圧縮率で、原信号を圧縮
して圧縮信号を生成するように定めれば、原信号の情報
量の変動やばらつき(画像の輝度変化や音程の変化など
の度合い)に応じて時々刻々と異なる圧縮率の圧縮信号
が生成され、原信号の情報量の減失(画質や音質の劣
化)を一定水準以下に抑えるとともに、記録データを記
録再生する際の事実上の記録効率を向上させて、長時間
の記録を実現することができる。
【0019】また、図2に示したデータ信号の再生方法
によれば、識別符号に応じて時々刻々と異なる伸長率で
圧縮信号を伸長することにより、原信号の情報量に変動
やばらつきがあった場合でも高品質で復元することがで
きる。
【0020】図3は、本発明のデータ信号の記録装置の
第1実施例を示す図であり、1は入力される原信号を圧
縮して圧縮信号を生成する圧縮部、2は圧縮信号を符号
化して記録信号を生成する記録部、3は記録信号が記録
される記録媒体である。同図中、圧縮部1は、入力され
る原信号(音声信号や映像信号など)を一定時間ごとに
区切って得られるサンプルデータの情報量に応じた圧縮
率をそれぞれまたはある一定数ごとに指定するとともに
当該圧縮率に対応する識別符号を出力する圧縮率指定手
段11と、圧縮率指定手段11からの制御信号を受けて
複数系統のいずれかを有効とするスイッチング手段11
aおよび11bと、それぞれ異なる圧縮率でサンプルデ
ータを圧縮して圧縮サンプルデータを生成する複数系統
の圧縮手段12a,12b,12cとを具備している。
このうち、圧縮率指定手段11およびスイッチング手段
11a,11bは、請求項中の圧縮選択手段に相当す
る。
【0021】また、記録部2は、圧縮部1から出力され
る圧縮信号(圧縮サンプルデータを連続させた信号)お
よび識別符号に応じて記録データを生成するエンコード
処理手段21と、エンコード処理手段21から出力され
る記録データのデータ長に応じて記録ヘッド(図示な
し)に対する記録媒体3の走行速度などを制御する記録
媒体制御手段22と、圧縮サンプルデータのデータ長が
符号化するには不十分であるときにダミーデータの付加
および削除を行うダミー付加手段23aおよびダミー削
除手段23bとを具備している。
【0022】圧縮部1に連続的に入力される原信号は、
一定時間ごとに区切られてそれぞれサンプルデータとな
り、圧縮率指定手段11に入力される。圧縮率指定手段
11は、入力されたサンプルデータの情報量に応じた圧
縮率でデータを圧縮できる圧縮手段(適用圧縮手段)
を、圧縮手段12a,12b,12cのうちから指定す
る制御信号を出力するとともに、現在の適用圧縮手段が
圧縮手段12a,12b,12cのうちのいずれである
かを特定する識別符号を出力する。ここで、入力される
原信号の情報量の測定手段としては、例えば前後して入
力されるサンプルデータのレベル差を測定する方法など
を用いることができる。スイッチング手段11a,11
bは、上記制御信号によって適用圧縮手段を選択する。
そこで、選択された適用圧縮手段は、サンプルデータを
それぞれまたは一定数集めて圧縮することにより、圧縮
サンプルデータを生成する。すなわち、圧縮部1から出
力される圧縮信号は、時々刻々と異なる圧縮率で各サン
プルデータを圧縮して得られた圧縮サンプルデータを連
続させたものとなる。なお、圧縮サンプルデータの区切
りおよび圧縮率は、対応して出力される識別符号によっ
て示される。
【0023】記録部2におけるエンコード処理手段21
は、圧縮部1から出力される単数または複数の圧縮サン
プルデータおよび対応する識別符号を読み込んでブロッ
クデータとし、ブロックデータごとに符号化および後述
するヘッダや誤り訂正符号などの付加を行うことによ
り、記録媒体3に記録するための記録ブロックデータを
生成する。ブロックデータに含まれる圧縮サンプルデー
タおよび対応する識別符号の個数は一定としてもよい
し、データ長に応じて変化させてその個数をヘッダ中に
含めて記録してもよい。
【0024】また、各々の圧縮サンプルデータのデータ
長は、いずれの圧縮手段によって圧縮されたのかに応じ
て異なるので、ブロックデータのデータ長も場合によっ
て異なる。よって、ブロックデータのデータ長が短い場
合にはエンコード処理手段21で符号化できないことが
ある。そこで、ブロックデータのデータ長がエンコード
処理手段21による符号化の対象とされるデータ長に満
たない場合には、ダミー付加手段23aによってダミー
データを付加することでデータ長の不足分を補って符号
化を可能とし、エンコード処理手段21で符号化した後
にダミー削除手段23bによってダミーデータを削除し
て、これを記録ブロックデータとする。記録媒体3に対
して出力される記録信号は、上記記録サンプルデータを
連続的に出力したものである。
【0025】ところで、上述において示唆されているよ
うに、単位時間に圧縮部1に入力されるサンプルデータ
の個数は一定であるのに対して、単位時間に圧縮部1か
ら出力される圧縮サンプルデータの個数は指定された圧
縮率によって変動するため、エンコード処理手段21に
よる符号化および後述するヘッダや誤り訂正符号などの
付加が一定の時間間隔で行われる場合には、記録部2か
ら単位時間に出力される記録サンプルデータの個数も変
動する。したがって、記録媒体3に対する事実上の記録
密度を最大にするために、記録部2から単位時間に出力
される記録サンプルデータの個数の変動に追随するよう
に、記録媒体3の走行速度などを変動させる。例えば、
記録信号を光ディスクに記録する場合には、上記記録サ
ンプルデータ数の変動に追随するようにディスクの回転
速度を変化させて、光ディスクの線速度を最大のデータ
量を有する記録サンプルデータの記録を行う場合と同じ
線速度にすることにより、1枚のディスクに記録するデ
ータ量を可能な限り多くすることができる。
【0026】本実施例において、適用圧縮手段の選択条
件は、原信号の情報量が多いときには低い圧縮率の圧縮
手段が、原信号の情報量が少ないときには高い圧縮率の
圧縮手段が、それぞれ上記適用圧縮手段として選択され
るように定める。これによって、原信号の情報量の変動
やばらつきに応じて時々刻々と異なる圧縮率の圧縮信号
が生成され、原信号の情報量の減失を一定水準以下に抑
えるとともに、記録データを記録再生する際の事実上の
記録効率を向上させることができる。
【0027】図4は、本発明のデータ信号の再生装置の
第1実施例を示す図であり、3は記録データが記録され
た記録媒体、4は記録媒体3から再生される再生信号を
復号化して圧縮信号を生成する再生部、5は圧縮信号を
伸長して原信号を復元する復元部である。同図中、再生
部4は、記録媒体3から読み出される再生信号を区切っ
て得られる記録ブロックデータを復号化して単数または
複数の圧縮サンプルデータおよび対応する識別符号を生
成するデコード処理手段41と、記録媒体3の制御を行
う記録媒体制御手段22と、記録ブロックデータが所定
のデータ長に満たないときにダミーデータの付加および
削除を行うダミー付加手段23aおよびダミー削除手段
23bを具備している。
【0028】また、復元部5は、入力される識別符号に
よって圧縮サンプルデータの圧縮率を判別する圧縮率判
別手段51と、圧縮率判別手段51からの制御信号を受
けて複数系統の伸長手段のいずれかを適用伸長手段とし
て選択するスイッチング手段51a,51bと、図3に
示したデータ信号の記録装置における各圧縮手段の圧縮
率に対応する伸長率を有する複数系統の伸長手段52
a,52b,52cとを具備している。このうち、圧縮
率判別手段51およびスイッチング手段51a,51b
は、請求項中の伸長選択手段に相当する。
【0029】再生部4において、デコード処理手段41
は、記録媒体3から読み出された再生信号を区切って得
られる記録ブロックデータを復号化して、単数または複
数の圧縮サンプルデータおよび対応する識別符号を生成
および出力する。このときにも、単位時間に記録媒体3
から読み出される記録ブロックデータの個数が変動する
ため、記録媒体制御手段22によってこの変動に追随す
るように記録媒体3の走行速度などを変動させる。ま
た、図3の場合と同様に、記録ブロックデータのデータ
長がデコード処理手段41による復号化の対象とされる
データ長に満たない場合には、ダミー付加手段23aに
よってダミーデータを付加することでデータ長の不足分
を補って復号化を可能とし、デコード処理手段41で復
号化した後にダミー削除手段23bによってダミーデー
タを削除して、これを圧縮サンプルデータとして出力す
る。なお、記録ブロックデータのデータ長および記録時
における記録媒体3の走行速度などを記録ブロックデー
タとともに記録しておけば、上述の制御を容易に行うこ
とができる。
【0030】復元部5において、圧縮率判別手段51
は、再生部4から出力される識別符号により、同時に出
力されている圧縮サンプルデータの圧縮率を判別して、
スイッチング手段51aおよび51bに対して制御信号
を出力する。これによって、スイッチング手段51aお
よび51bは上記圧縮率に対応する伸長率を有する伸長
手段(適用伸長手段)を複数系統の伸長手段52a,5
2b,52cのうちから選択する。選択された適用伸長
手段は、入力される圧縮サンプルデータを伸長してサン
プルデータを生成してこれを連続的に出力することによ
り、原信号が復元される。
【0031】以上のように、図3に示したデータ信号の
記録装置によれば、サンプルデータの情報量が多いとき
には低い圧縮率の圧縮手段を、サンプルデータの情報量
が少ないときには高い圧縮率の圧縮手段を、それぞれ上
記適用圧縮手段として選択するように定めれば、サンプ
ルデータの情報量の変動やばらつきに応じて時々刻々と
異なる圧縮率の圧縮サンプルデータが生成され、各サン
プルデータの情報量の減失(画質や音質の劣化)を一定
水準以下に抑えるとともに、記録データを記録再生する
際の事実上の記録効率を向上させて、長時間の記録を実
現することができる。
【0032】また、図4に示したデータ信号の再生装置
によれば、識別符号に応じて時々刻々と異なる伸長率の
伸長手段を上記適用伸長手段として選択することによ
り、サンプルデータの情報量に変動やばらつきがあった
場合でも高品質で原信号を復元することができる。
【0033】図5は、本発明のデータ信号の記録装置の
第2実施例を示す図である。同図中、圧縮部1および記
録媒体3は図3中のものと同一構成なので、その説明を
省略する。また、2aは記録部であり、図3中のものと
同一構成のエンコード処理手段21と、データのメモリ
への入出力制御を行うメモリ制御手段24と、データを
記憶するメモリ25と、記録媒体3への記録信号の出力
制御を行う記録信号制御手段26とによって構成されて
いる。
【0034】圧縮部1から圧縮信号として連続出力され
る圧縮サンプルデータおよび対応する識別符号は、記録
部2aに入力されるとメモリ制御手段24によって一旦
メモリ25に蓄積される。第1実施例で述べたように各
々の圧縮サンプルデータのデータ長は異なっている。そ
こで、蓄積された複数の圧縮サンプルデータのデータ長
の合計が所定のデータ長に達するまで蓄積を続け、所定
のデータ長に達した後に上記複数の圧縮サンプルデータ
および対応する識別符号をメモリ制御手段24によって
ブロックデータとして読み出す。したがって、情報量の
多いサンプルデータから生成された圧縮サンプルデータ
が連続するときにはブロックデータ中に含まれる圧縮サ
ンプルデータの個数は少なくなり、情報量の少ないサン
プルデータから生成された圧縮サンプルデータが連続す
るときにはブロックデータ中に含まれる圧縮サンプルデ
ータの個数は多くなる。このとき、ブロックデータ中に
1圧縮サンプルデータ未満の端数ビットの空きが生じる
ことがあるが、この端数ビットは適宜ダミービットで埋
めてエンコード処理を行い、その後でダミービットを除
いて記録するようにすればよい。そして、エンコード処
理手段21は、読み出したブロックデータについて符号
化および後述するヘッダや誤り訂正符号などを付加し
て、記録媒体3に記録する記録ブロックデータを生成す
る。
【0035】なお、上記によって生成される記録ブロッ
クデータのデータ長も、圧縮サンプルデータに応じて変
動する。一般に、記録信号出力素子に対する記録媒体3
の相対速度(光ディスクの場合には線速度)は、最大の
情報量を有する記録ブロックデータの記録が可能となる
ように設定されているため、比較的情報量の小さい記録
ブロックデータを記録媒体3に記録するときには、記録
信号制御手段26の制御で上記記録ブロックデータを示
す記録信号を間欠的に出力および記録することにより、
記録媒体3における記録密度との整合を図る。
【0036】図6は、本発明のデータ信号の再生装置の
第2実施例を示す図であり、記録媒体3および復元部5
は図4中のものと同一構成なので、その説明を省略す
る。また、4aは再生部であり、図4中のものと同一構
成のデコード処理手段41と、図5中のものと同一構成
のメモリ制御手段24およびメモリ25と、記録媒体3
からの再生信号の入力制御を行う再生信号制御手段27
とによって構成されている。
【0037】図5に示した圧縮記録装置によって記録が
行われた記録媒体3には、最大の情報量を有する(最長
のデータ長を有する)記録ブロックデータが記録されて
いる場合を除いて、記録ブロックデータを示す記録信号
を間欠的に記録媒体3に出力し、空き領域が無いように
記録されている。このため、再生信号制御手段27の制
御で記録媒体3から記録時と同様に間欠的に再生信号を
読み取って、元の記録ブロックデータを再構成する。デ
コード処理手段41は、再構成された記録ブロックデー
タを復号化して複数の圧縮サンプルデータおよび識別符
号を復元する。メモリ制御手段24は、復元された複数
の圧縮サンプルデータおよび識別符号を一旦メモリ25
に蓄積させるとともに、すでにメモリ25に蓄積されて
いる圧縮サンプルデータおよび圧縮サンプルデータに対
応する識別符号を一組ずつ読み出して、復元部5に対し
て出力する。
【0038】以上により、図5および図6に示したデー
タ信号の記録再生装置によっても、図3および図4の場
合と同様の効果を得ることができる。
【0039】図7は、本発明のデータ信号の記録再生方
法および装置による記録媒体上のデータ記録形式の一例
を示す図である。同図中、31はメニュー情報エリア、
32はデータエリアである。メニュー情報エリア31に
は、データエリア32に記録された記録データについ
て、前述した識別符号,データの伝送レート,記録媒体
の走行速度制御信号,記録ブロックデータに含まれる圧
縮サンプルデータの個数などの情報が記録され、上記の
情報を元にして原信号(サンプルデータ)を容易に復元
することができる。データエリア32には、前述した記
録ブロックデータを表わす記録データが記録される。
【0040】図8は、本発明のデータ信号の記録再生方
法および装置による記録媒体上のデータ記録形式の他の
例を示す図である。図8上段において、31aはヘッ
ダ、32aはデータエリア、33は誤り訂正符号であ
り、これらが一度の記録または再生において書き込みま
たは読み出しされる記録単位を構成する。そして、記録
媒体上には複数の記録単位が連続して記録される。図8
下段において、データエリア32aには、例えば4個の
圧縮サンプルデータ321,322,323,324を
まとめてブロックデータとして符号化することによって
得られる記録ブロックデータが記録されている。この場
合、各圧縮サンプルデータはそれぞれ最適な圧縮率で圧
縮されているため、データ長が異なっている。
【0041】例えば、圧縮前の各サンプルデータのデー
タ長が16ビットとされているとき、圧縮サンプルデー
タ321に適用された圧縮率が50%(比較的低い圧縮
率)だったならば圧縮サンプルデータ321のデータ長
は8ビットとなり、圧縮サンプルデータ322に適用さ
れた圧縮率が75%(比較的高い圧縮率)だったならば
圧縮サンプルデータ322のデータ長は4ビットとな
る。そこで、ヘッダ31aに、データの記録位置を示す
信号,同期信号,各圧縮サンプルデータに対応する識別
符号または各圧縮サンプルデータの開始/終了位置な
ど、各圧縮サンプルデータの圧縮方法を示す符号を記録
することによって、データの再生および伸長を容易にで
きるようにしている。また、誤り訂正符号33は、記録
媒体からの再生信号の読み出し時にデータの読み誤りを
認識してこれを訂正可能としている。
【0042】さらに、図示しないが、図7および図8の
データ記録形式を共用したデータ記録形式、すなわち、
ひとつのメニュー情報エリアと複数の記録単位によって
構成されるデータ記録形式において、メニュー情報エリ
アには、記録再生時のデータの伝送レート,記録信号出
力素子に対する記録媒体の相対速度制御信号,各記録単
位中の圧縮サンプルデータの個数などの情報を記録し、
各々の記録単位中のヘッダには、各圧縮サンプルデータ
の開始/終了位置を記録するようにする。これによっ
て、記録媒体にアクセスして最初にメニュー情報エリア
を読み出すことで、データエリアへのアクセスに必要な
制御情報や全体の圧縮サンプルデータのばらつきなどの
情報を知ることができる。そして、各記録単位を読み出
しながら、それぞれ対応する伸長手段で原信号の復元を
行うことができる。
【0043】なお、本発明のデータ信号の記録装置にお
ける圧縮部と、本発明のデータ信号の再生装置における
復元部をデータの通信伝送に適用することにより、事実
上の単位時間あたりのデータ通信量を増大させて、伝送
効率を向上させることなども可能である。
【0044】また、上記実施例では、サンプリング率
(入力信号の単位時間あたりのサンプル数)を一定と
し、各サンプルあたりのビット数(量子数)を情報量に
応じて可変とする場合について述べたが、周波数帯域が
時々刻々変化するような情報量の変動を示す原信号に対
しては、原信号の周波数成分が高くなるほどサンプリン
グ率が高くなるように(すなわち、圧縮率が低くなるよ
うに)し、原信号の周波数成分が低くなるほどサンプリ
ング率が低くなるように(すなわち、圧縮率が高くなる
ように)することも可能である。この場合には、情報量
の多少を検出測定する手段として、原信号に含まれる高
域スペクトラムの有無を検出する方法などを用いること
ができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明のデ
ータ信号の記録方法によれば、入力される原信号を所要
の圧縮率で圧縮して圧縮信号を生成し、前記圧縮信号を
記録媒体に記録するデータ信号の記録方法において、前
記原信号の情報量に応じて、前記情報量が少なくなる程
圧縮率が高くなるように前記圧縮率を設定し、前記圧縮
率で圧縮された圧縮信号にその圧縮率を表わす識別符号
を付加して記録するものである。そしてさらに、前記圧
縮率は、連続する前記原信号を一定間隔でサンプリング
して得られるサンプルデータのそれぞれ、あるいは、あ
る一定の数集めた単位について設定され、前記サンプル
データを対応する前記圧縮率で圧縮することによって圧
縮サンプルデータを生成するため、サンプルデータの情
報量の変動やばらつきに応じて時々刻々と異なる圧縮率
の圧縮サンプルデータが生成され、各サンプルデータの
情報量の減失を一定水準以下に抑えるとともに、記録デ
ータを記録再生する際の事実上の記録効率を向上させる
ことができるという効果が得られる。
【0046】また、本発明のデータ信号の再生方法によ
れば、上述したデータ信号の記録方法によって記録され
た記録媒体から再生される再生信号を復号化して圧縮信
号を生成し、前記圧縮信号を所要の伸長率で伸長して原
信号を復元するデータ信号の再生方法において、前記再
生信号から得られる記録データのそれぞれ、あるいは、
ある一定の数集めた単位について、前記記録データから
圧縮サンプルデータおよび対応する識別符号を生成し、
識別符号に応じて前記伸長率を設定し、前記伸長率で圧
縮サンプルデータを伸長して得られたサンプルデータを
連続出力することによって前記原信号を復元するため、
サンプルデータの情報量に変動やばらつきがあった場合
でも高品質で原信号を復元することができるという効果
が得られる。
【0047】また、本発明のデータ信号の記録装置によ
れば、連続的に入力される原信号を圧縮して得られる圧
縮信号を出力する圧縮部と、前記圧縮信号を記録媒体に
記録する記録部とを具備するデータ信号の記録装置にお
いて、前記圧縮部は、それぞれ異なる圧縮率でデータを
圧縮する複数系統の圧縮手段と、前記原信号の情報量に
応じて、前記情報量が多いときには低い圧縮率、前記情
報量が少ないときには高い圧縮率となるように複数系統
の前記圧縮手段のうちから最適圧縮手段を選択し、前記
最適圧縮手段を特定する識別符号を生成する圧縮選択手
段と、前記圧縮信号に前記最適圧縮手段を示す識別符号
を付加する符号付加手段とを具備する構成としたもので
ある。そしてさらに、前記圧縮選択手段は、連続する前
記原信号を一定間隔でサンプリングして得られるサンプ
ルデータのそれぞれ、あるいは、ある一定の数集めた単
位に対応して、前記サンプルデータから圧縮サンプルデ
ータを生成する前記最適圧縮手段を選択するため、サン
プルデータの情報量の変動やばらつきに応じて時々刻々
と異なる圧縮率の圧縮サンプルデータが生成され、各サ
ンプルデータの情報量の減失を一定水準以下に抑えると
ともに、記録データを記録再生する際の事実上の記録効
率を向上させることができるという効果が得られる。
【0048】また、本発明のデータ信号の再生装置によ
れば、上述したデータ信号の記録装置によって記録され
た記録媒体から再生される再生信号を復号化して圧縮信
号を生成する再生部と、前記圧縮信号を所要の伸長率で
伸長して原信号を復元する復元部とを具備するデータ信
号の再生装置において、前記復元部は、それぞれ異なる
伸長率でデータを伸長する複数系統の伸長手段と、複数
系統の前記伸長手段のうちから、前記再生部から入力さ
れる識別符号に応じた最適伸長手段を選択する伸長選択
手段とを具備する構成とされており、前記再生部から連
続出力される前記圧縮信号から得られ、前記識別符号に
対応する圧縮サンプルデータのそれぞれ、あるいは、あ
る一定の数集めた単位について、前記圧縮サンプルデー
タを前記最適伸長手段で伸長してサンプルデータを生成
し、前記サンプルデータを連続出力することによって前
記原信号を復元するため、サンプルデータの情報量に変
動やばらつきがあった場合でも高品質で原信号を復元す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ信号の記録方法の処理フローの
一例を示す図である。
【図2】本発明のデータ信号の再生方法の処理フローの
一例を示す図である。
【図3】本発明のデータ信号の記録装置の第1実施例を
示す図である。
【図4】本発明のデータ信号の再生装置の第1実施例を
示す図である。
【図5】本発明のデータ信号の記録装置の第2実施例を
示す図である。
【図6】本発明のデータ信号の再生装置の第2実施例を
示す図である。
【図7】本発明のデータ信号の記録再生方法および装置
による記録媒体上のデータ記録形式の一例を示す図であ
る。
【図8】本発明のデータ信号の記録再生方法および装置
による記録媒体上のデータ記録形式の他の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 圧縮部 11 圧縮率指定手段 11a,11b スイッチング手段 12a,12b,12c 圧縮手段 2,2a 記録部 21 エンコード処理手段 22 記録媒体制御手段 23a ダミー付加手段 23b ダミー削除手段 24 メモリ制御手段 25 メモリ 26 記録信号制御手段 27 再生信号制御手段 3 記録媒体 4,4a 再生部 41 デコード処理手段 5 復元部 51 圧縮率判別手段 51a,51b スイッチング手段 52a,52b,52c 伸長手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 裕 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 映像メディア研 究所内 (56)参考文献 特開 平2−194734(JP,A) 特開 平2−270490(JP,A) 特開 平2−34038(JP,A) 特開 平3−80713(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 7/30 G11B 20/10 301

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される原信号を所要の圧縮率で圧縮
    して圧縮信号を生成し、前記圧縮信号を記録媒体に記録
    するデータ信号の記録方法において、 連続する前記原信号を一定間隔でサンプリングして得ら
    れるサンプルデータのそれぞれの情報量に応じて、ある
    いは、前記サンプルデータをある一定の数集めた単位の
    情報量に応じて、前記情報量が少なくなる程圧縮率が高
    くなるように前記圧縮率を設定し、 前記サンプルデータを対応する前記圧縮率で圧縮するこ
    とによって圧縮サンプルデータを生成し、 相前後する2以上の圧縮サンプルデータおよび対応する
    識別符号をまとめてブロックデータを生成し、 前記ブロックデータを符号化することによって記録ブロ
    ックデータを生成し、前記記録ブロックデータを記録デ
    ータとして前記記録媒体に記録することを特徴とするデ
    ータ信号の記録方法。
  2. 【請求項2】 入力される原信号を所要の圧縮率で圧縮
    して圧縮信号を生成し、前記圧縮信号を記録媒体に記録
    するデータ信号の記録方法において、 連続する前記原信号を一定間隔でサンプリングして得ら
    れるサンプルデータのそれぞれの情報量に応じて、ある
    いは、前記サンプルデータをある一定の数集めた単位の
    情報量に応じて、前記情報量が少なくなる程圧縮率が高
    くなるように前記圧縮率を設定し、 前記サンプルデータを対応する前記圧縮率で圧縮するこ
    とによって圧縮サンプルデータを生成し、 相前後する一定数の圧縮サンプルデータおよび対応する
    識別符号に対し、ダミーデータを付加することによって
    所定のデータ長を有するブロックデータを生成し、 前記ブロックデータを符号化してから前記ダミーデータ
    を削除することによって記録ブロックデータを生成し、 前記記録ブロックデータを記録データとして前記記録媒
    体に記録することを特徴とすることを特徴とするデータ
    信号の記録方法。
  3. 【請求項3】 入力される原信号を所要の圧縮率で圧縮
    して圧縮信号を生成し、前記圧縮信号を記録媒体に記録
    するデータ信号の記録方法において、 連続する前記原信号を一定間隔でサンプリングして得ら
    れるサンプルデータのそれぞれの情報量に応じて、ある
    いは、前記サンプルデータをある一定の数集めた単位の
    情報量に応じて、前記情報量が少なくなる程圧縮率が高
    くなるように前記圧縮率を設定し、 前記サンプルデータを対応する前記圧縮率で圧縮するこ
    とによって圧縮サンプルデータを生成し、 データ長の合計が所定内の相前後する2以上の圧縮サン
    プルデータおよび対応する識別符号に対し、ダミーデー
    タを付加することによって前記所定のデータ長を有する
    ブロックデータを生成し、 前記ブロックデータを符号化してから前記ダミーデータ
    を削除することによって記録ブロックデータを生成し、 前記記録ブロックデータを記録データとして前記記録媒
    体に記録することを特徴とするデータ信号の記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のデータ信号の記録方法に
    よって記録された記録媒体から再生される再生信号を復
    号化して圧縮信号を生成し、前記圧縮信号を所要の伸長
    率で伸長して原信号を復元するデータ信号の再生方法に
    おいて、 前記再生信号から得られる記録データの各々は記録ブロ
    ックデータを含む構成とされており、 前記記録データのそれぞれについて、あるいは、前記記
    録データをある一定の数集めた単位で、 前記記録ブロックデータを復号化してブロックデータを
    生成し、 前記ブロックデータから相前後する2以上の圧縮サンプ
    ルデータおよび対応する前記識別符号を生成することを
    特徴とするデータ信号の再生方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のデータ信号の記録方法に
    よって記録された記録媒体から再生される再生信号を復
    号化して圧縮信号を生成し、前記圧縮信号を所要の伸長
    率で伸長して原信号を復元するデータ信号の再生方法に
    おいて、 前記再生信号から得られる記録データの各々は記録ブロ
    ックデータを含む構成とされており、 前記記録データのそれぞれについて、あるいは、前記記
    録データをある一定の数集めた単位で、 前記記録ブロックデータにダミーデータを付加してから
    復号化することによって所定のデータ長を有するブロッ
    クデータを生成し、 前記ブロックデータから前記ダミーデータを削除するこ
    とによって相前後する所定数の圧縮サンプルデータおよ
    び対応する識別符号を生成することを特徴とするデータ
    信号の再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のデータ信号の記録方法に
    よって記録された記録媒体から再生される再生信号を復
    号化して圧縮信号を生成し、前記圧縮信号を所要の伸長
    率で伸長して原信号を復元するデータ信号の再生方法に
    おいて、 前記再生信号から得られる記録データの各々は記録ブロ
    ックデータを含む構成とされており、 前記記録データのそれぞれについて、あるいは、前記記
    録データをある一定の数集めた単位で、 前記記録ブロックデータにダミーデータを付加してから
    復号化することによって所定のデータ長を有するブロッ
    クデータを生成し、 前記ブロックデータから前記ダミーデータを削除するこ
    とにより、データ長の合計が所定内である相前後する2
    以上の圧縮サンプルデータおよび対応する識別符号を生
    成することを特徴とするデータ信号の再生方法。
  7. 【請求項7】 連続的に入力される原信号を圧縮して得
    られる圧縮信号を出力する圧縮部と、 前記圧縮信号を記録媒体に記録する記録部とを具備する
    データ信号の記録装置において、 前記圧縮部は、 それぞれ異なる圧縮率でデータを圧縮する複数系統の圧
    縮手段と、 連続する前記原信号を一定間隔でサンプリングして得ら
    れるサンプルデータのそれぞれの情報量に対応して、あ
    るいは、前記サンプルデータをある一定の数集めた単位
    の情報量に対応して、前記情報量が多いときには低い圧
    縮率、前記情報量が少ないときには高い圧縮率となるよ
    うに、前記サンプルデータから圧縮サンプルデータを生
    成する最適圧縮手段を選択し、前記最適圧縮手段を特定
    する識別符号を生成する圧縮選択手段と、 前記圧縮信号に前記最適圧縮手段を示す識別符号を付加
    する符号付加手段とを具備する構成とされるとともに、 前記記録部は、 前記圧縮部から入力される相前後する2以上の圧縮サン
    プルデータおよび対応する識別符号をまとめて符号化す
    ることによって記録ブロックデータを生成するエンコー
    ド処理手段を具備する構成とされており、 前記記録ブロックデータを記録データとして前記記録媒
    体に記録することを特徴とするデータ信号の記録装置。
  8. 【請求項8】 連続的に入力される原信号を圧縮して得
    られる圧縮信号を出力する圧縮部と、 前記圧縮信号を記録媒体に記録する記録部とを具備する
    データ信号の記録装置において、 前記圧縮部は、 それぞれ異なる圧縮率でデータを圧縮する複数系統の圧
    縮手段と、 連続する前記原信号を一定間隔でサンプリングして得ら
    れるサンプルデータのそれぞれの情報量に対応して、あ
    るいは、前記サンプルデータをある一定の数集めた単位
    の情報量に対応して、前記情報量が多いときには低い圧
    縮率、前記情報量が少ないときには高い圧縮率となるよ
    うに、前記サンプルデータから圧縮サンプルデータを生
    成する最適圧縮手段を選択し、前記最適圧縮手段を特定
    する識別符号を生成する圧縮選択手段と、 前記圧縮信号に前記最適圧縮手段を示す識別符号を付加
    する符号付加手段とを具備する構成とされるとともに、 前記記録部は、 前記圧縮部から入力される相前後する一定数の圧縮サン
    プルデータおよび対応する識別符号に対してダミーデー
    タを付加することにより、所定のデータ長を有するブロ
    ックデータを生成するダミー付加手段と、 前記ブロックデータを符号化するエンコード処理手段
    と、 符号化された前記ブロックデータから前記ダミーデータ
    を削除して記録ブロックデータを生成するダミー削除手
    段とを具備する構成とされており、 前記記録ブロックデータを記録データとして前記記録媒
    体に記録することを特徴とするデータ信号の記録装置。
  9. 【請求項9】 連続的に入力される原信号を圧縮して得
    られる圧縮信号を出力する圧縮部と、 前記圧縮信号を記録媒体に記録する記録部とを具備する
    データ信号の記録装置において、 前記圧縮部は、 それぞれ異なる圧縮率でデータを圧縮する複数系統の圧
    縮手段と、 連続する前記原信号を一定間隔でサンプリングして得ら
    れるサンプルデータのそれぞれの情報量に対応して、あ
    るいは、前記サンプルデータをある一定の数集めた単位
    の情報量に対応して、前記情報量が多いときには低い圧
    縮率、前記情報量が少ないときには高い圧縮率となるよ
    うに、前記サンプルデータから圧縮サンプルデータを生
    成する最適圧縮手段を選択し、前記最適圧縮手段を特定
    する識別符号を生成する圧縮選択手段と、 前記圧縮信号に前記最適圧縮手段を示す識別符号を付加
    する符号付加手段とを具備する構成とされるとともに、 前記記録部は、 前記圧縮部から入力される相前後するデータ長の合計が
    所定内である2以上の圧縮サンプルデータおよび対応す
    る識別符号に対してダミーデータを付加することによ
    り、所定のデータ長を有するブロックデータを生成する
    ダミー付加手段と、 前記ブロックデータを符号化するエンコード処理手段
    と、 符号化された前記ブロックデータから前記ダミーデータ
    を削除して記録ブロックデータを生成するダミー削除手
    段とを具備する構成とされており、 前記記録ブロックデータを記録データとして前記記録媒
    体に記録することを特徴とするデータ信号の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記記録部は、 前記記録データのデータ長に応じて前記記録媒体に対す
    る伝送レートを設定する記録媒体制御手段を具備する構
    成とされており、 前記伝送レートを表わすレートデータと前記記録データ
    とをそれぞれ対応させて前記記録媒体に記録することを
    特徴とする請求項7、8または9記載のデータ信号の記
    録装置。
  11. 【請求項11】 連続的に入力される原信号を圧縮して
    得られる圧縮信号を出力する圧縮部と、 前記圧縮信号を記録媒体に記録する記録部とを具備する
    データ信号の記録装置において、 前記圧縮部は、 それぞれ異なる圧縮率でデータを圧縮する複数系統の圧
    縮手段と、 連続する前記原信号を一定間隔でサンプリングして得ら
    れるサンプルデータのそれぞれの情報量に対応して、あ
    るいは、前記サンプルデータをある一定の数集めた単位
    の情報量に対応して、前記情報量が多いときには低い圧
    縮率、前記情報量が少ないときには高い圧縮率となるよ
    うに、前記サンプルデータから圧縮サンプルデータを生
    成する最適圧縮手段を選択し、前記最適圧縮手段を特定
    する識別符号を生成する圧縮選択手段と、 前記圧縮信号に前記最適圧縮手段を示す識別符号を付加
    する符号付加手段とを具備する構成とされるとともに、 前記記録部は、 データを一時的に蓄積するメモリと、 前記圧縮部から相前後して入力される2以上の圧縮サン
    プルデータおよび対応する識別符号を一旦前記メモリに
    蓄積させた後、蓄積された2以上の前記圧縮サンプルデ
    ータおよび対応する前記識別符号をまとめてブロックデ
    ータを生成するメモリ制御手段と、 前記ブロックデータを符号化して記録ブロックデータを
    生成するエンコード処理手段とを具備する構成とされて
    おり、 前記記録ブロックデータを記録データとして所定の伝送
    レートで前記記録媒体に記録することを特徴とするデー
    タ信号の記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項7ないし11のうちいずれか1
    記載のデータ信号の記録装置によって記録された記録媒
    体から再生される再生信号を復号化して圧縮信号を生成
    する再生部と、 前記圧縮信号を所要の伸長率で伸長して原信号を復元す
    る復元部とを具備するデータ信号の再生装置において、 前記復元部は、 それぞれ異なる伸長率でデータを伸長する複数系統の伸
    長手段と、 複数系統の前記伸長手段のうちから、前記再生部から入
    力される識別符号に応じた最適伸長手段を選択する伸長
    選択手段とを具備する構成とされるとともに、前記再生
    部は、 連続する前記再生信号から得られる記録データに含まれ
    る記録ブロックデータを復号化することによって、相前
    後する2以上の圧縮サンプルデータおよび対応する識別
    符号を生成するデコード処理手段を具備する構成とされ
    ており、 前記再生部は、前記圧縮サンプルデータを前記圧縮信号
    として、対応する前記識別符号とともに出力し、 前記復元部は、前記再生部から連続出力される前記圧縮
    信号から得られ、前記識別符号に対応する圧縮サンプル
    データのそれぞれについて、あるいは、前記識別符号に
    対応する圧縮サンプルデータをある一定の数集めた単位
    について、前記圧縮サンプルデータを前記最適伸長手段
    で伸長してサンプルデータを生成し、前記サンプルデー
    タを連続出力することによって前記原信号を復元するこ
    とを特徴とするデータ信号の再生装置。
  13. 【請求項13】 請求項7ないし11のうちいずれか1
    記載のデータ信号の記録装置によって記録された記録媒
    体から再生される再生信号を復号化して圧縮信号を生成
    する再生部と、 前記圧縮信号を所要の伸長率で伸長して原信号を復元す
    る復元部とを具備するデータ信号の再生装置において、 前記復元部は、 それぞれ異なる伸長率でデータを伸長する複数系統の伸
    長手段と、 複数系統の前記伸長手段のうちから、前記再生部から入
    力される識別符号に応じた最適伸長手段を選択する伸長
    選択手段とを具備する構成とされるとともに、前記再生
    部は、連続する前記再生信号から得られる記録データに
    含まれる記録ブロックデータにダミーデータを付加して
    所定のデータ長とするダミー付加手段と、前記ダミーデ
    ータを付加された前記記録ブロックデータを復号化して
    ブロックデータを生成するデコード処理手段と、前記ブ
    ロックデータから前記ダミーデータを削除して、相前後
    する一定数の圧縮サンプルデータおよび対応する識別符
    号を生成するダミー削除手段とを具備する構成とされて
    おり、前記再生部は、前記圧縮サンプルデータを前記圧
    縮信号として、対応する前記識別符号とともに出力し、
    前記復元部は、前記再生部から連続出力される前記圧縮
    信号から得られ、前記識別符号に対応する圧縮サンプル
    データのそれぞれについて、あるいは、前記識別符号に
    対応する圧縮サンプルデータをある一定の数集めた単位
    について、前記圧縮サンプルデータを前記最適伸長手段
    で伸長してサンプルデータを生成し、前記サンプルデー
    タを連続出力することによって前記原信号を復元するこ
    とを特徴とするデータ信号の再生装置。
  14. 【請求項14】 請求項7ないし11のうちいずれか1
    記載のデータ信号の記録装置によって記録された記録媒
    体から再生される再生信号を復号化して圧縮信号を生成
    する再生部と、前記圧縮信号を所要の伸長率で伸長して
    原信号を復元する復元部とを具備するデータ信号の再生
    装置において、前記復元部は、それぞれ異なる伸長率で
    データを伸長する複数系統の伸長手段と、複数系統の前
    記伸長手段のうちから、前記再生部から入力される識別
    符号に応じた最適伸長手段を選択する伸長選択手段とを
    具備する構成とされるとともに、前記再生部は、連続す
    る前記再生信号から得られる記録データに含まれる記録
    ブロックデータにダミーデータを付加して所定のデータ
    長とするダミー付加手段と、 前記ダミーデータを付加された前記記録ブロックデータ
    を復号化してブロックデータを生成するデコード処理手
    段と、 前記ブロックデータから前記ダミーデータを削除して、
    データ長の合計が所定内である相前後する2以上の圧縮
    サンプルデータおよび対応する識別符号を生成するダミ
    ー削除手段とを具備する構成とされており、 前記再生部は、前記圧縮サンプルデータを前記圧縮信号
    として、対応する前記識別符号とともに出力し、 前記復元部は、前記再生部から連続出力される前記圧縮
    信号から得られ、前記識別符号に対応する圧縮サンプル
    データのそれぞれについて、あるいは、前記識別符号に
    対応する圧縮サンプルデータをある一定の数集めた単位
    について、前記圧縮サンプルデータを前記最適伸長手段
    で伸長してサンプルデータを生成し、前記サンプルデー
    タを連続出力することによって前記原信号を復元するこ
    とを特徴とするデータ信号の再生装置。
  15. 【請求項15】 前記再生部は、 前記記録データに対応して前記記録媒体に記録されたレ
    ートデータに応じて前記記録媒体からの前記記録データ
    の伝送レートを設定する記録媒体制御手段を具備する構
    成とされており、 前記記録データのデータ長に応じて前記記録媒体からそ
    れぞれ異なる伝送レートで前記記録データを読み出すこ
    とを特徴とする請求項12〜14のいずれか1記載のデ
    ータ信号の再生装置。
  16. 【請求項16】 請求項7ないし11のうちいずれか1
    記載のデータ信号の記録装置によって記録された記録媒
    体から再生される再生信号を復号化して圧縮信号を生成
    する再生部と、 前記圧縮信号を所要の伸長率で伸長して原信号を復元す
    る復元部とを具備するデータ信号の再生装置において、 前記復元部は、 それぞれ異なる伸長率でデータを伸長する複数系統の伸
    長手段と、 複数系統の前記伸長手段のうちから、前記再生部から入
    力される識別符号に応じた最適伸長手段を選択する伸長
    選択手段とを具備する構成とされるとともに、前記再生
    部は、 連続する前記再生信号から得られる記録データに含まれ
    る記録ブロックデータを復号化してブロックデータを生
    成するデコード処理手段と、 データを一時的に蓄積するメモリと、 前記ブロックデータを一旦前記メモリに蓄積させた後、
    前記ブロックデータから相前後する2以上の圧縮サンプ
    ルデータおよび対応する識別符号を生成するメモリ制御
    手段とを具備する構成とされており、 前記再生部は、所定の伝送レートで前記記録データを前
    記記録媒体から読み出した後、前記圧縮サンプルデータ
    を前記圧縮信号として、対応する前記識別符号とともに
    出力し、 前記復元部は、前記再生部から連続出力される前記圧縮
    信号から得られ、前記識別符号に対応する圧縮サンプル
    データのそれぞれについて、あるいは、前記識別符号に
    対応する圧縮サンプルデータをある一定の数集めた単位
    について、前記圧縮サンプルデータを前記最適伸長手段
    で伸長してサンプルデータを生成し、前記サンプルデー
    タを連続出力することによって前記原信号を復元するこ
    とを特徴とするデータ信号の再生装置。
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