JPH10164306A - 複合型ファクシミリ装置 - Google Patents

複合型ファクシミリ装置

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JPH10164306A
JPH10164306A JP8329195A JP32919596A JPH10164306A JP H10164306 A JPH10164306 A JP H10164306A JP 8329195 A JP8329195 A JP 8329195A JP 32919596 A JP32919596 A JP 32919596A JP H10164306 A JPH10164306 A JP H10164306A
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JP8329195A
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Koichi Negishi
浩一 根岸
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータから複合型ファクシ
ミリ装置のプロッタに出力しようとしたときに、上記プ
ロッタが使用中であってもプリント出力が待たされない
複合型ファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 パーソナルコンピュータの出力装置とし
ても動作する複合型ファクシミリ装置において、プロッ
タ15が使用中であるときにパーソナルコンピュータ2
からプリント出力要求があった場合、パーソナルコンピ
ュータ2から受け取った出力データをいったん画像メモ
リに蓄積し、上記プロッタ15が使用中でなくなったと
きに出力データをプロッタ15へ出力する構成にした。
また、パーソナルコンピュータ2からの出力データをプ
ロッタ15へ出力中にコピー要求があった場合、出力中
のページの出力が終了すると、パーソナルコンピュータ
15からの後続ページの出力データをいったん画像メモ
リに蓄積し、コピー要求に伴ったコピー出力が終了した
ときに出力データをプロッタ15へ出力する構成にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータの出力装置や複写機としても動作する複合型ファク
シミリ装置に係り、特にパーソナルコンピュータからプ
リント出力要求を受けたときや、コピー要求が発生した
ときなどに、パーソナルコンピュータやコピー操作を行
った利用者などを長時間待ち状態にさせることがない複
合型ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体技術の進歩によるCPUや半導体
メモリなどの低コスト化および大容量化に伴い、情報装
置の多機能化が進んでいる。このような状況のなかで、
ファクシミリ装置の分野においても、ファクシミリ装置
を単にファクシミリ通信だけのために用いるのではな
く、パーソナルコンピュータの出力装置や複写機として
も用いることができる複合型ファクシミリ装置が提供さ
れている。特開平7-87272 号公報に示されたファクシミ
リ装置は上記のような複合型ファクシミリ装置の一つで
あり、ファクシミリ通信だけでなくパーソナルコンピュ
ータの出力装置として用いることが可能である。また、
上記ファクシミリ装置は出力装置として用いる際、ファ
クシミリ装置の制御部のメモリをプリントバッファとし
て用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7-87272 号公報に示されたファクシミリ装置を含め、上
記の従来の技術では、パーソナルコンピュータからファ
クシミリ装置のプロッタに出力しようとしたときに、例
えばコピーや受信画情報出力などのためにプロッタが使
用中であると、パーソナルコンピュータのプリント出力
要求が受け付けられず、プロッタが使用中でなくなるま
でパーソナルコンピュータのプリント出力が待たされて
しまうという問題がある。本発明は上記のような従来の
技術の課題を解決すべく創案されたものであり、請求項
1では、パーソナルコンピュータから複合型ファクシミ
リ装置にプリント出力要求を与えたときに複合型ファク
シミリ装置のプロッタが使用中であっても、パーソナル
コンピュータからのプリント出力要求を受け付け、プロ
ッタが空き次第、パーソナルコンピュータのプリント出
力を実行する複合型ファクシミリ装置を提供することを
目的としている。また、請求項2では、パーソナルコン
ピュータからの出力データを複合型ファクシミリ装置の
プロッタへ出力中にコピー要求が発生した場合、そのと
きプロッタへ出力中の1ページ分の出力が終了し次第、
コピー処理を優先して実行する複合型ファクシミリ装置
を提供することを目的としている。また、請求項3で
は、パーソナルコンピュータで作成されたヘッダ情報を
簡単な操作で送信原稿の冒頭に付加して送信できる利便
性のある複合型ファクシミリ装置を提供することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、パーソナルコンピュー
タの出力装置としても動作する複合型ファクシミリ装置
において、複合型ファクシミリ装置のプロッタが使用中
であるときにパーソナルコンピュータからプリント出力
要求があった場合、上記パーソナルコンピュータから受
け取った出力データをいったん画像メモリに蓄積し、上
記プロッタが使用中でなくなったときに上記出力データ
を上記プロッタへ出力する構成にした。また、請求項2
記載の発明では、パーソナルコンピュータの出力装置と
しても動作する複合型ファクシミリ装置において、パー
ソナルコンピュータからの出力データを複合型ファクシ
ミリ装置のプロッタへ出力中にコピー要求があった場
合、出力中のページの出力が終了すると、パーソナルコ
ンピュータからの後続ページの出力データをいったん画
像メモリに蓄積し、上記コピー要求に伴ったコピー出力
が終了したときに上記出力データを上記プロッタへ出力
する構成にした。また、請求項3記載の発明では、パー
ソナルコンピュータの出力装置としても動作する複合型
ファクシミリ装置において、ヘッダ登録モードが設定さ
れているときにパーソナルコンピュータからプリントデ
ータ出力要求があった場合、上記パーソナルコンピュー
タからの出力データを、割り付けられたキーに対応付け
て画像メモリに蓄積し、送信時に上記割り付けられたキ
ーを操作することにより画像メモリに蓄積された上記出
力データを原稿から読み取った送信画情報と共に送信す
る構成にした。
【0005】
【作用】上記のように構成したので、請求項1記載の発
明では、プロッタが使用中であってもパーソナルコンピ
ュータから複合型ファクシミリ装置へ出力データを出力
でき、プロッタが空き次第、パーソナルコンピュータか
ら受け取った出力データをプロッタへ出力できる。請求
項2記載の発明では、パーソナルコンピュータからの出
力データをプロッタへ出力中であってもコピーができ、
且つ、そのコピー中もパーソナルコンピュータは引き続
いて出力データを出力でき、コピーが終わり次第、続き
の出力データをプロッタへ出力できる。請求項3記載の
発明では、短縮ダイヤルキーなどを押すことにより、パ
ーソナルコンピュータで作成したヘッダ紙を送信原稿の
冒頭に付加した画情報を送信できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係る複合型フ
ァクシミリ装置とこれに接続されたパーソナルコンピュ
ータとからなるシステムの実施の形態の一例を示すブロ
ック図である。図示したように、この複合型ファクシミ
リ装置1は、パーソナルコンピュータ(PC)2からの
出力データを受信するセントロニクスインタフェース部
6、パーソナルコンピュータ2から出力された出力デー
タをプロッタインタフェース仕様の画情報に変換するエ
ミュレート部7、パーソナルコンピュータ2からの出力
データの転送先を切替える切替え部8、内蔵されたプロ
グラムに従って装置全体を管理、制御する制御部11、
操作者が複合型ファクシミリ装置1に指示を与えるため
のキーボードおよびファクシミリ装置1が操作者にメッ
セージ等を与えるための表示手段などから成る操作表示
部12、画情報などを一時的に格納しておくRAM1
3、原稿上の画像を読み取るスキャナ14、符号化復号
化部(DCR)18によって復号化された受信画情報を
RAM13を介して出力するプロッタ15、公衆電話網
を介して遠隔のファクシミリ装置1との間に呼を設定す
るための網制御装置(NCU)16、G3伝送制御手順
に従ってファクシミリ送受信を行う通信制御部17、低
速モデムおよび高速モデムから成るモデム19、画情報
を蓄積しておく画像メモリ20、制御情報を記憶してい
るパラメータメモリ21などを備えている。パラメータ
メモリ21は、電源遮断時にもその記憶情報が消失しな
いようにバッテリでバックアップされいる。なお、上記
エミュレート部7、切替え部8、制御部11は、例えば
CPUおよびプログラムを内蔵したROMなどにより実
現することができる。また、上記の各部は上記CPUお
よびROMを共有することも可能である。
【0007】上記のように構成された複合型ファクシミ
リ装置1でファクシミリを送信する場合、まず制御部1
1の制御に従ってスキャナ14により画情報をRAM1
3に読み込む。その画情報はDCR18によって符号化
されRAM13または画像メモリ20に格納される。ま
た、操作表示部12により指定された宛先などの発呼時
指定情報が制御部11によって取得され、宛先情報を渡
されたNCU16は指定の宛先との間に呼を設定する。
続いて、通信制御部17により低速モデムを介してフェ
ーズBが実行され、やがてフェーズCに移り、RAM1
3または画像メモリ20内の上記符号化された画情報デ
ータがモデム19内の高速モデムにより変調され、NC
U16を介して送出される。受信時は、NCU16によ
り呼が設定された後、フェーズBに入り、低速モデムを
介して所定の交信が行われ、フェーズCに入り、符号化
された画情報データを受信する。その画情報データはN
CU16、通信制御部17を介してRAM13に格納さ
れ、さらにDCR8により復号化され、RAM13を介
してプロッタ15に出力されるか、画像メモリ20に蓄
積される。このような構成の複合型ファクシミリ装置1
は、プロッタ15をパーソナルコンピュータ(以下、パ
ソコンと略す)2の出力装置として用いたり、スキャナ
14をパソコン2の画像入力装置として用いたり、パソ
コン2で作成された文書をファクシミリ送信したりする
ことができる。
【0008】図2および図3に、第1の実施の形態の動
作フローを示す。以下、図1〜図3などにより、この実
施の形態の動作を説明する。図2はパソコン2からプリ
ント要求が出されるときの動作フロー図である。このフ
ローでは、制御部11は、まずパソコン2からプリント
要求が送られてくるのを監視している(S1→S1)。
そして、セントロニクスインタフェース部6を介してプ
リント要求を受け付けると(S1でYes)、プロッタ
15からプロッタ15の状態情報を取得し、プロッタ1
5が現在使用中であるか否かを判定する(S2)。上記
の判定の結果プロッタ15が現在使用中でなければ(S
2でNo)、制御部11はパソコン2から送られてきた
出力データをプロッタ15に出力させる(S3)。つま
り、パソコン2から送られてきたパソコン仕様のプリン
タ言語(プリントデータ)を、エミュレート部7におい
てプロッタ15のインタフェース仕様に整合するように
変換させ、変換された画情報をプロッタ15に出力させ
る。なお、テキストデータなどはキャラクタジェネレー
タを用いて画情報化する(つまりビットマップ展開す
る)必要があるが、この展開処理もエミュレート部7に
おいて実行される。
【0009】一方、ステップS2においてプロッタ15
が現在使用中であると判定されたならば(S2でYe
s)、切替え部8はプロッタ15へのデータ出力を画像
メモリ20への蓄積に切替える(S4)。そして、パソ
コン2からのプリント要求を受け付け(S5)、パソコ
ン2からプリンタ言語(プリントデータ)が送られてく
ると、エミュレート部7においてプロッタインタフェー
ス仕様の画情報に変換(エミュレート処理)する(S
6)。さらに、その画情報をDCR18で圧縮し、画像
メモリ20に蓄積する(S7)。上記の変換処理(S
6)および圧縮/蓄積処理(S7)は1ページ分の先頭
から順に並行して進められ(S6→S7→S8→S
6)、1ページ分が終了すると(S8でYes)、制御
部11は、セントロニクスインタフェース部6を介してパ
ソコン2へ1ページ分の正常出力終了を示す正常出力通
知を出す(S9)。また、必要であれば、通常のプリン
タへの出力時に行われる1ページ出力終了時のパソコン
・出力装置間交信を疑似的に行う。つまり、パソコンか
ら見ればあたかもプリンタへ出力しているかのように画
像メモリ20への蓄積を行うわけである。
【0010】全ページ出力終了でないならば(S10で
No)、ステップS5〜S10の処理をくり返し、全ペ
ージ出力が終了すると(S10でYes)、制御部11
は、図4に示すように、ファイル番号、種別、蓄積先頭
アドレスから成る蓄積ファイル管理テーブルに1ファイ
ル分の情報を書き込んでこの動作フローを終了する。な
お、上記の種別とは、図4に示したように、代行受信、
PCプリント(上記のプリント出力)、親展受信など、
この複合型ファクシミリ装置1において行われる画像メ
モリ20内へ蓄積された情報の種別を意味する。また、
上記蓄積ファイル管理テーブルはRAM13内またはパ
ラメータメモリ21内などに設けられる。
【0011】図3に示すように、この実施の形態の複合
型ファクシミリ装置では、周期的に待機状態監視を行っ
ている。つまり、画像メモリ20に蓄積された、図2の
フロー図で示したようなパソコン2からの出力ファイル
や受信出力ファイル(例えば代行受信ファイルなど)の
有無を蓄積ファイル管理テーブル(図4)を参照して判
定する処理(S11)、およびプロッタ15の使用状態
の判定処理(S12)をくり返し行っているわけである
(S11→S12→S11)。そして、パソコン2から
の出力ファイルなどがあり(S11でYes)、プロッ
タ15が空いているとき、または空いたとき(S12で
Yes)、制御部11は蓄積ファイル管理テーブルに記
録された蓄積先頭アドレスに従って読み出し、プロッタ
15に出力する(S13)。
【0012】こうして、出力すべきファイルを全て出力
し終ると(S14でYes)、この動作フローを終了す
る。なお、ステップS11において出力ファイルがない
と判定された場合は(S11でNo)、何もせずにこの
動作フローを終了する。 図5は本発明の第2の実施の
形態を示す複合型ファクシミリ装置の動作フロー図であ
る。このフローでは、制御部11は、コピー要求の有無
を監視しており(S21→S21)、操作表示部12内
のコピーボタンの押下などによるコピー要求を認知する
と(S21でYes)、制御部11はプロッタ15が現
在使用状態であるかそれとも未使用状態であるかを判定
する(S22)。そして、プロッタ15が現在使用状態
であるならば(S22でNo)、パソコン2からの出力
データを現在プリント出力中であるか否かを判定する
(S23)。判定の結果、パソコン2からの出力データ
をプリント出力中であるならば(S23でYes)、そ
の時出力中のページの出力終了を待って(S24でYe
s)、切替え部8はパソコン2からの出力データの出力
先をプロッタ15から画像メモリ20へ切替える(S2
5)。こうして、パソコン2から送られて来る出力デー
タは画像メモリ20に蓄積される(図2のS5〜S10
参照)。
【0013】上記の切替えによりプロッタ15が未使用
状態になったので、続いて、制御部11は前記コピー要
求を受け付け(S26)、コピー処理、すなわちスキャ
ナ14による画像読み取り処理とプロッタ15による記
録紙上への画像形成処理を行う(S27)。なお、ステ
ップS22でプロッタ15が未使用状態であると判定さ
れた場合も(S22でYes)コピー要求を受け付け
(S26)、コピー処理を行う(S24)。また、ステ
ップS23でパソコン2からの出力データをプリント中
ではないと判定された場合、つまり他の要因によりプロ
ッタ15が使用状態の場合は(S23でNo)、プロッ
タ15が空くのを待って(S28)コピー要求を受け付
ける(S26)。
【0014】図6は本発明の第3の実施の形態を示す複
合型ファクシミリ装置の要部動作フロー図であり、
(a)はヘッダ登録時の動作フローを、(b)は待機時
の動作フローを示している。図6(a)に示すヘッダ登
録時の動作フローでは、まず、ヘッダ紙を割り付ける宛
先短縮ダイヤルキーを選択する(S31)。つまり、利
用者は例えば表示されたメニューのなかからキー登録を
選択した後、操作表示部12内の複数の宛先短縮ダイヤ
ルキー(ワンタッチキー)のなかの一つの宛先短縮ダイ
ヤルキーを押下する。そうすると、制御部11は、押下
された番号の宛先短縮ダイヤルキーを認知し、図7に示
すような、例えばパラメータメモリ21などに設けられ
たダイヤルキー管理テーブルを参照して上記宛先短縮ダ
イヤルキーが既に割り付け(登録)されているか否かを
判定する(S32)。上記の判定の結果が割り付けられ
ていないということであれば(S32でYes)、制御
部11はヘッダ紙の割り付け(登録)か否かを利用者に指
示させ(S33)、ヘッダ紙の割り付けであるならば
(S33でYes)RAM13内の所定領域に設けられ
たヘッダ登録モードフラグをオンにする(S34)。ま
た、上記所定領域にフラグ情報と共に選択された宛先短
縮ダイヤルキーの番号を記憶しておく。
【0015】一方、ステップS32において、その番号
の宛先短縮ダイヤルキーが既に割り付けられていると判
定されたならば(S32でNo)、その旨を操作表示部
12に表示し、既に割り付けられていた割り付けを消去
(解除)するか否かを利用者に指示させる(S35)。
そして、消去するという指示が操作表示部12から入力さ
れると(S35でYes)、ダイヤルキー管理テーブル
からその番号の宛先短縮ダイヤルキー(例えば図7に示
した短縮A)の登録内容(図7の例では右欄の内容)を
消去し(S36)、前記ステップS33へ進む。また、
ステップS35において消去しないという指示が入力さ
れた場合は(S35でNo)、他の宛先短縮ダイヤルキ
ーを選択させるためにステップS31へ戻る。また、ス
テップS33において、ヘッダ紙の割り付け(登録)で
ないと判定されたならば(S33でNo)、この動作フ
ローを抜け、他のキー登録処理を実行する。
【0016】こうして、ステップS34を実行した後は
図6(b)に示す待機時の動作フローに移る。この待機
時の動作フローでは、パソコン2からプリント出力要求
が送られてくるのを監視しており(S41→S41)、
プリント出力要求を受信すると(S41でYes)、制
御部11はRAM13内の前記所定領域を参照し、ヘッ
ダ登録モードフラグがオンか否かを判定する(S4
2)。そして、上記フラグがオンならば(S42でYe
s)、プリント出力をプロッタ15への出力から画像メ
モリ20への蓄積に切替え(S43)、パソコン2から
送られてくるヘッダ文を画情報化し、さらに圧縮(符号
化)して画像メモリ20内に蓄積する(図2のS5〜S
7参照)(S44)。なお、上記ヘッダ文とは、1枚の
ヘッダ紙に記載するための宛先や発信者名などを含んだ
テキストである。パソコン2において予めこのヘッダ文
を作成しておき、ステップS34終了後、上記ヘッダ文
を出力(送信)するわけである。画情報化されたヘッダ
文の蓄積が終了すると(S45でYes)、制御部11
は、蓄積したヘッダ文画情報(画データ)の格納領域の
先頭アドレスを当該宛先短縮ダイヤルキーの番号に対応
付けてダイヤルキー管理テーブルに書き込む(図7参
照)(S46)。そして、ヘッダ登録モードフラグをリ
セット(オフ)する(S47)。
【0017】この後、利用者がこの実施例の複合型ファ
クシミリ装置により宛先短縮ダイヤルキーにより宛先を
指定して発信すると、もし上記宛先短縮ダイヤルキーに
ヘッダ紙(ヘッダ文)が割り付けられているならば、単
に短縮された宛先指定が可能になるだけでなく、スキャ
ナ14にセットした原稿から読み取った送信画情報の前に
(つまり最初に送信されるページとして)当該ヘッダペ
ージが送信される。つまり、制御部11は、発信時に押
下された宛先短縮ダイヤルキーの番号を取得すると、ダ
イヤルキー管理テーブルを参照し、上記番号に対応付け
られた画情報の先頭アドレス(画データアドレス)を取
得できたならば、その先頭アドレスに続く領域からヘッ
ダ紙(ヘッダ文)の画情報を読み出し、その画情報を最
初の送信ページの画情報として送信させ、後続ページの
画情報としてスキャナ14から読み取った画情報を送信
する。こうして、この実施例によれば、簡単な操作で宛
先指定およびヘッダ付き画情報を送信することができ
る。なお、以上の説明におけるパソコン2は、パソコン
以外の情報処理装置であってもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような優れた効果を発揮できる。請求項1記載の発
明では、プロッタが使用中であってもパーソナルコンピ
ュータから複合型ファクシミリ装置へ出力データを出力
でき、プロッタが空き次第、上記出力データをプロッタ
へ出力できるので、パーソナルコンピュータは常に待た
されずにプリント出力できる。また、請求項2記載の発
明では、パーソナルコンピュータからの出力データをプ
ロッタへ出力中であってもコピーができ、且つ、そのコ
ピー中もパーソナルコンピュータは引き続いて出力デー
タを出力でき、コピーが終わり次第、続きの出力データ
をプロッタへ出力できるので、コピーもパーソナルコン
ピュータのプリント出力も待たされないで済む。また、
請求項3記載の発明では、短縮ダイヤルキーなどを押す
ことにより、パーソナルコンピュータで作成したヘッダ
紙を送信原稿の冒頭に付加した画情報を送信できるの
で、極めて簡単な操作でヘッダ付き画情報を送信でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合型ファクシミリ装置とこれに
接続されたパーソナルコンピュータとからなるシステム
の実施の形態の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の複合型ファクシミ
リ装置の動作フローを示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の複合型ファクシミ
リ装置の第1の実施の形態の他の動作フローを示す図で
ある。第1の実施の形態の
【図4】本発明の第1の実施の形態の複合型ファクシミ
リ装置の要部のデータ構成を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の複合型ファクシミ
リ装置の動作フローを示す図である。
【図6】(a)及び(b)は本発明の第3の実施の形態
の複合型ファクシミリ装置の動作フローを示す図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態の複合型ファクシミ
リ装置の要部のデータ構成を示す図である。
【符号の説明】 1 複合型ファクシミリ装置、2 パーソナルコンピュ
ータ、6 セントロニクスインタフェース部、7 エミ
ュレート部、8 切替え部、11 制御部、12 操作
表示部、13 RAM、14 スキャナ、15 プロッ
タ、18 符号化復号化部、20 画像メモリ、21
パラメータメモリ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータの出力装置とし
    ても動作する複合型ファクシミリ装置において、複合型
    ファクシミリ装置のプロッタが使用中であるときにパー
    ソナルコンピュータからプリント出力要求を受けた場
    合、上記パーソナルコンピュータから受け取った出力デ
    ータをいったん画像メモリに蓄積し、上記プロッタが使
    用中でなくなったときに上記出力データを上記プロッタ
    へ出力する構成にしたことを特徴とする複合型ファクシ
    ミリ装置。
  2. 【請求項2】 パーソナルコンピュータの出力装置とし
    ても動作する複合型ファクシミリ装置において、パーソ
    ナルコンピュータからの出力データを複合型ファクシミ
    リ装置のプロッタへ出力中にコピー要求が発生した場
    合、出力中のページの出力が終了すると、パーソナルコ
    ンピュータからの後続ページの出力データをいったん画
    像メモリに蓄積し、上記コピー要求に伴ったコピー出力
    が終了したときに上記出力データを上記プロッタへ出力
    する構成にしたことを特徴とする複合型ファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 パーソナルコンピュータの出力装置とし
    ても動作する複合型ファクシミリ装置において、ヘッダ
    登録モードに設定されているときにパーソナルコンピュ
    ータからプリントデータ出力要求を受けた場合、上記パ
    ーソナルコンピュータからの出力データを、予め割り付
    けられたキーに対応付けて画像メモリに蓄積し、送信時
    に上記割り付けられたキーを操作することにより画像メ
    モリに蓄積された上記出力データを原稿から読み取った
    送信画情報と共に送信する構成にしたことを特徴とする
    複合型ファクシミリ装置。
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