JPH10164275A - 電話装置、モデム装置、コンピユータ装置及び通信端末装置 - Google Patents

電話装置、モデム装置、コンピユータ装置及び通信端末装置

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JPH10164275A
JPH10164275A JP8337620A JP33762096A JPH10164275A JP H10164275 A JPH10164275 A JP H10164275A JP 8337620 A JP8337620 A JP 8337620A JP 33762096 A JP33762096 A JP 33762096A JP H10164275 A JPH10164275 A JP H10164275A
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line
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電話装置、モデム装置、コンピユー
タ装置及び通信端末装置において、簡易な構成で異なる
種別の通信ネツトワークへの接続を実現する。 【解決手段】受信したアナログ信号を受信デイジタルデ
ータに変換してコンピユータ装置に供給し又コンピユー
タ装置が送出する送信デイジタルデータをアナログ信号
に変換して送信するデータ入出力手段と、出力音声信号
及び入力音声信号に基づいて音声入出力する音声入出力
手段と、他の電話機と接続した場合は電話回線を又他の
コンピユータ装置と接続した場合はコンピユータ装置
を、音声入出力手段に接続する接続切換え手段とを設
け、コンピユータ装置が受信デイジタルデータから抽出
する出力音声信号を音声入出力手段から出力し又入力し
た入力音声信号をコンピユータ装置で送信デイジタルデ
ータに変換することにより、他の電話機又は他のコンピ
ユータ装置と接続した場合に共通の音声入出力手段を介
して音声入出力し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)第1実施例(図1及び図2) (2)第2実施例(図3及び図4) (3)第3実施例(図5) (4)第4実施例(図6) (5)他の実施例 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は電話装置、モデム装
置、コンピユータ装置及び通信端末装置に関し、例えば
公衆電話回線を用いて2つ以上の異なる通信ネツトワー
クに接続する通信機器に用いられる電話装置、モデム装
置、コンピユータ装置及び通信端末装置に適用して好適
なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、公衆電話回線は通信相手側との間
を電話機を端末装置として接続し、音声によるやりとり
で相互間の意思の伝達を行うようになされていた。しか
し近年、インターネツトに代表されるように、公衆電話
回線を介してコンピユータ装置間を接続し、音声情報だ
けでなく文字や画像情報を伝送し得るようになされてい
る。従来の電話機間の接続による通信ネツトワークを第
1とするなら、こうしたコンピユータ装置間の接続によ
るものは第2の通信ネツトワークと言える。
【0004】このような第2の通信ネツトワークではコ
ンピユータ装置間を接続するための構成が要求される。
すなわちコンピユータ装置間ではデイジタル信号によつ
てデータ伝送がなされるが、公衆電話回線上では情報信
号がアナログ信号の状態で伝送されるため、コンピユー
タ装置と公衆電話回線との間にモデム装置と呼ばれるも
のが必要である。コンピユータ装置から送出されたデイ
ジタル信号でなる情報信号はモデム装置に入力される。
モデム装置は当該情報信号をデイジタル/アナログ変換
してアナログ信号とし、得られたアナログ信号を公衆電
話回線を介して相手側のコンピユータ装置に送信する。
相手側のコンピユータ装置では公衆電話回線を介して送
られてきたアナログ信号でなる情報信号を受信してモデ
ム装置に入力する。モデム装置は入力された情報信号を
アナログ/デイジタル変換してデイジタル信号に復元
し、得られたデイジタル信号をコンピユータ装置に供給
する。
【0005】各コンピユータ装置は、このように公衆電
話回線との間にモデム装置を設けて情報信号をアナログ
/デイジタル変換及びデイジタル/アナログ変換するこ
とにより、アナログ信号のみを伝送し得る公衆電話回線
を用いて情報信号のやりとりを行うことができる。こう
したコンピユータネツトワークは既存の公衆電話回線を
用いて形成されるため、海外等の遠隔地とも比較的低コ
ストで、様々な情報の伝達を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
異なる2種類の通信ネツトワークに接続するために要す
る装置はそれぞれ別個のものであり、一方が他方の機能
を兼用するものでは無いという問題がある。例えば音声
によるやりとりで通信を行う場合、公衆電話回線に接続
するために要する構成は電話機のみである。一方、音声
情報のみで無く、文字や画像情報を伝送して通信を行う
場合、公衆電話回線に接続するために要する構成として
は、モデム装置及びコンピユータ装置が必要であり、電
話機は要しない。したがつて音声情報のみによる通信と
共に、文字や画像情報による通信を行う場合は、電話機
とモデム装置及びコンピユータ装置とを各々別個に用意
しなければならず、全体的な構成及びコストが増加する
傾向にあつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成で異なる種別の通信ネツトワークへの接
続を実現し得る電話装置、モデム装置、コンピユータ装
置及び通信端末装置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、入力される受信デイジタルデータ
から出力音声信号を抽出して送出すると共に入力される
入力音声信号を送信デイジタルデータに変換して送出す
るコンピユータ装置と接続され、電話回線を介して他の
コンピユータ装置と回線接続して送受信を行う場合に受
信したアナログ信号を受信デイジタルデータに変換して
コンピユータ装置に供給すると共にコンピユータ装置か
ら送出される送信デイジタルデータをアナログ信号に変
換して他のコンピユータ装置に送信するデータ入出力手
段と、他のコンピユータ装置と回線接続した場合に入力
される出力音声信号に基づいて音声出力すると共に音声
入力により得られる入力音声信号を送出する音声入出力
手段と、他の電話機と回線接続した場合は電話回線を音
声入出力手段に接続し、また他のコンピユータ装置と回
線接続した場合はコンピユータ装置を音声入出力手段に
接続する接続切換え手段とを設ける。
【0009】他のコンピユータ装置との送受信の際に音
声入出力手段とコンピユータ装置とを接続して、コンピ
ユータ装置により受信デイジタルデータから抽出される
出力音声信号を音声入出力手段から音声出力し又音声入
出力手段から入力される入力音声信号をコンピユータ装
置により送信デイジタルデータに変換するようにしたこ
とにより、他の電話機との接続及び他のコンピユータ装
置との接続のどちらの場合でも音声入出力手段を介して
音声入出力を行うことができ、音声入出力インターフエ
イスを共通化することができる。
【0010】また本発明においては、電話回線を介して
受信したアナログ信号を受信デイジタルデータに変換し
て送出すると共に入力される送信デイジタルデータをア
ナログ信号に変換して送信するデータ入出力手段と、音
声入出力を行う電話機、及びデータ入出力手段から与え
られる受信デイジタルデータから出力音声信号を抽出し
て送出すると共に入力される入力音声信号を送信デイジ
タルデータに変換してデータ入出力手段に供給するコン
ピユータ装置と接続されており、他の電話機と回線接続
した場合は電話回線を電話機に接続し、また他のコンピ
ユータ装置と回線接続した場合は電話機をコンピユータ
装置に接続する接続切換え手段とを設ける。
【0011】他のコンピユータ装置との送受信の際に電
話機とコンピユータ装置とを接続して、コンピユータ装
置により受信デイジタルデータから抽出される出力音声
信号を電話機から音声出力し又電話機から入力される入
力音声信号をコンピユータ装置により送信デイジタルデ
ータに変換するようにしたことにより、他の電話機との
接続及び他のコンピユータ装置との接続のどちらの場合
でも電話機を介して音声入出力を行うことができ、音声
入出力インターフエイスを共通化することができる。
【0012】また本発明においては、電話回線を介して
受信したアナログ信号を受信デイジタルデータに変換し
て送出すると共に、入力される送信デイジタルデータを
アナログ信号に変換して送信するデータ入出力手段と、
データ入出力手段から与えられる受信デイジタルデータ
から出力音声信号を抽出して送出すると共に入力される
入力音声信号を送信デイジタルデータに変換してデータ
入出力手段に供給するデータ処理手段と、音声入出力を
行う電話機と接続され、他の電話機と回線接続した場合
は電話回線を電話機に接続し、また他のコンピユータ装
置と回線接続した場合は電話機をデータ処理手段に接続
する接続切換え手段とを設ける。
【0013】他のコンピユータ装置との送受信の際に電
話機とデータ処理手段とを接続して、データ処理手段に
より受信デイジタルデータから抽出した出力音声信号を
電話機から音声出力し又電話機から入力される入力音声
信号をデータ処理手段により送信デイジタルデータに変
換するようにしたことにより、他の電話機との接続及び
他のコンピユータ装置との接続のどちらの場合でも電話
機を介して音声入出力を行うことができ、音声入出力イ
ンターフエイスを共通化することができる。
【0014】また本発明においては、電話回線を介して
他の電話機又は他のコンピユータ装置と回線接続して送
受信を行い、電話回線を介して他のコンピユータ装置と
回線接続した場合は受信したアナログ信号を受信デイジ
タルデータに変換して送出すると共に入力される送信デ
イジタルデータをアナログ信号に変換して送信するデー
タ入出力手段と、データ入出力手段から与えられる受信
デイジタルデータから出力音声信号を抽出して送出する
と共に入力される入力音声信号を送信デイジタルデータ
に変換してデータ入出力手段に供給するデータ処理手段
と、他のコンピユータ装置と回線接続した場合に出力音
声信号に基づいて音声出力すると共に音声入力により得
られる入力音声信号を送出する音声入出力手段と、他の
電話機と回線接続した場合は電話回線を音声入出力手段
に接続し、また他のコンピユータ装置と回線接続した場
合はデータ処理手段を音声入出力手段に接続する接続切
換え手段とを設ける。
【0015】他のコンピユータ装置との送受信の際に音
声入出力手段とデータ処理手段とを接続して、データ処
理手段により受信デイジタルデータから抽出した出力音
声信号を音声入出力手段から音声出力し又音声入出力手
段から入力される入力音声信号をデータ処理手段により
送信デイジタルデータに変換するようにしたことによ
り、他の電話機との接続及び他のコンピユータ装置との
接続のどちらの場合でも音声入出力手段を介して音声入
出力を行うことができ、音声入出力インターフエイスを
共通化することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0017】(1)第1実施例 図1において、1は電話装置を示し、従来の電話機のよ
うな音声情報のみによる通信ネツトワークに接続し得る
と共に、文字や画像情報による所謂コンピユータネツト
ワークに接続し得るようになされている。電話装置1は
例えば公衆電話回線等の電話回線2と接続されており、
当該電話回線2を介して他の電話機又はコンピユータ装
置(図示せず)と回線接続してデータ伝送を行う。電話
装置1は電話回線2を介して他の電話機と接続する場合
(以下、これを回線交換時と呼ぶ)、電話装置1のみに
よつて音声による送受信を行う。一方、電話回線2を介
して他のコンピユータ装置と接続する場合、電話装置1
はシリアル回線3及びオーデイオ回線4により接続され
たコンピユータ装置5を介してデータの送受信を行う。
【0018】他のコンピユータ装置から送信されるデー
タ信号を受信した場合、電話装置1は電話回線2を介し
てアナログ信号でなるデータ信号を入力する。ここで当
該データ信号は本来デイジタル信号であるが、電話回線
2を介して伝送するために相手側のコンピユータ装置に
よつてアナログ信号に変換されると共に所定の周波数帯
域内の信号に変調されている。電話装置1は、こうした
データ信号を復調すると共にデイジタル信号に復元し、
またデータ信号が圧縮されている場合に伸長処理を施
す。電話装置1は、こうして得られたデイジタル信号S
1を例えばRS−232C等のシリアル回線3を介して
コンピユータ装置5に供給する。コンピユータ装置5は
与えられるデイジタル信号S1を入力し、所定のデータ
処理を行つて出力表示する。同様に電話装置1は、他の
コンピユータ装置にデータ送信を行う場合、コンピユー
タ装置5によつて生成した送信データ信号でなるデイジ
タル信号S1をシリアル回線3を介して入力し、当該デ
イジタル信号S1をデータ圧縮すると共に、アナログ信
号への変換及び所定の周波数帯域内の信号への変調を行
い、電話回線2を介して送信する。
【0019】また電話装置1はオーデイオ回線4によつ
てコンピユータ装置5と接続されている。ここでコンピ
ユータ装置5は上述のデイジタル信号S1に音声データ
が含まれている場合に当該音声データを抽出し、得られ
たアナログなオーデイオ信号S2をオーデイオ回線4を
介して電話装置1に供給するようになされている。電話
装置1は与えられたオーデイオ信号S2を音声出力す
る。同様にユーザが電話装置1を介して入力したアナロ
グな音声信号はオーデイオ信号S2としてオーデイオ回
線4を介してコンピユータ装置5に供給される。コンピ
ユータ装置5は当該オーデイオ信号S2に所定のデータ
処理を施してデイジタルな音声データに変換することに
よりデイジタル信号S1を生成し、当該デイジタル信号
S1をシリアル回線3を介して電話装置1に供給する。
電話装置1は、こうして与えられたデイジタル信号S1
をデータ圧縮すると共に、アナログ信号への変換及び所
定の周波数帯域内の信号への変調を行い、電話回線2を
介して送信する。
【0020】図1との対応部分に同一符号を付して示す
図2において、1は全体として電話装置の内部構成を示
しており、電話回線2を介して受信したデータ信号を回
線I/F部6に入力する。回線交換時、回線I/F部6
は当該データ信号が他の電話機からの呼び出し信号であ
るか否かを信号の周波数等から識別して、他の電話機か
らの呼び出し信号である場合、内部バス7を介して制御
部8に通知する。制御部8は当該通知に応じて、内部バ
ス7を介してリンガー発生部9及び表示部10に制御信
号を供給する。リンガー発生部9はこれに応じて着信音
を出力し、また表示部10は例えば点滅表示を行うこと
により、ユーザに着信を通知する。
【0021】ここで回線I/F部6は切換えスイツチ1
1の一方の入力端子と接続されており、またハンドセツ
ト部12は切換えスイツチ11の出力端子と接続されて
いる。制御部8はリンガー発生部9及び表示部10に制
御信号を供給した後、ハンドセツト部12のフツク状態
の検出を行う。ユーザが着信通知に応じてマイク及びス
ピーカを有するハンドセツト部12を取り上げた場合、
制御部8はハンドセツト部12がオフフツク状態になつ
たことを検出して、切換えスイツチ11に切換え信号を
送出する。切換えスイツチ11はこれに応じて、回線I
/F部6が接続された入力端子とハンドセツト部12が
接続された出力端子とを接続するようにスイツチの切り
換えを行う。これにより電話装置1はハンドセツト部1
2を切換えスイツチ11及び回線I/F部6を介して電
話回線2に接続し、通話を確立する。
【0022】なお電話装置1はキースイツチ部13を有
しており、キースイツチ部13を操作して所望の電話番
号を入力した場合、当該電話番号を内部バス7を介して
制御部8に供給する。制御部8は内部バス7、回線I/
F部6及び電話回線2を順次介して、当該電話番号に応
じた相手側に呼を発行する。またユーザがハンドセツト
部12を元の位置に置いた場合、制御部8はハンドセツ
ト部12がオンフツク状態になつたことを検出して、通
話を終了する。
【0023】一方、入力されるデータ信号が他の電話機
からの呼び出し信号で無い場合、回線I/F部6は当該
データ信号を変復調部14に供給する。なお、これは例
えば相手側のコンピユータ装置とコンピユータ装置5
(図1)とで電話回線2を介してデータ伝送を行う場合
であり、相手側のコンピユータ装置との接続は既に確立
されているものとする。変復調部14は与えられたデー
タ信号が圧縮されている場合に伸長処理すると共に、復
調処理及びアナログ/デイジタル変換してデイジタル信
号S1に変換する。変復調部14は得られたデイジタル
信号S1を内部バス7を介してシリアルI/F部15に
送出する。シリアルI/F部15はシリアル回線3を介
してコンピユータ装置5にデイジタル信号S1を供給す
る。コンピユータ装置5は与えられるデイジタル信号S
1に所定のデータ処理を行つて、デイジタル信号S1で
なる文字情報及び画像情報をモニタ(図示せず)に出力
表示する。
【0024】また上述したように、コンピユータ装置5
はデイジタル信号S1に音声データが含まれている場
合、当該音声データを抽出して得られるアナログなオー
デイオ信号S2をオーデイオ回線4を介して電話装置1
に供給する。電話装置1はオーデイオ信号S2をオーデ
イオI/F部16に入力する。オーデイオI/F部16
はオーデイオ信号S2を切換えスイツチ11の他方の入
力端子に送出すると共に、着信検出部17に与える。着
信検出部17はオーデイオ信号S2から着信通知を示す
音声信号を検出した場合、制御部8に着信を通知する。
例えば相手側のコンピユータ装置からの着信時、当該デ
ータ信号には着信通知信号が含まれている。この着信通
知信号は例えばインターネツトの場合、400[Hz] のトー
ン信号でなり、回線I/F部6では検出し得ない。電話
装置1はこのような着信通知信号を一時コンピユータ装
置5に送出してアナログな音声信号に変換し、得られた
オーデイオ信号S2から当該音声信号を検出することで
着信を識別するようになされている。制御部8は当該通
知に応じて、内部バス7を介してリンガー発生部9及び
表示部10に制御信号を供給する。リンガー発生部9は
これに応じて、上述の回線交換時の場合とは異なる着信
音を出力し、また表示部10も回線交換時の場合とは異
なる点滅表示を行うことにより、ユーザに相手側のコン
ピユータ装置からの着信を通知する。
【0025】ユーザが着信通知に応じてマイク及びスピ
ーカを有するハンドセツト部12を取り上げた場合、制
御部8はハンドセツト部12がオフフツク状態になつた
ことを検出して、切換えスイツチ11に切換え信号を送
出する。切換えスイツチ11はこれに応じて、オーデイ
オI/F部16が接続された入力端子とハンドセツト部
12が接続された出力端子とを接続するように接続を切
り換える。これにより電話装置1はハンドセツト部12
を切換えスイツチ11、オーデイオI/F部16及びオ
ーデイオ回線4を介してコンピユータ装置5と接続し、
上述のデータ信号に含まれる音声データをハンドセツト
部12のスピーカから出力する。
【0026】またこうして接続が確立された状態でハン
ドセツト部12のマイクから音声を入力した場合、当該
音声は音声信号に変換されて切換えスイツチ11、オー
デイオI/F部16及びオーデイオ回線4を介してコン
ピユータ装置5に与えられる。コンピユータ装置5は当
該音声信号を音声処理してデイジタル信号S1を生成
し、シリアル回線3を介して電話装置1に供給する。電
話装置1は当該デイジタル信号S1をシリアルI/F部
15及び内部バス7を順次介して変復調部14に供給す
る。変復調部14はデイジタル信号S1をデータ圧縮し
た後にアナログ信号に変換すると共に所定の変調方式で
変調することによりデータ信号を生成して、回線I/F
部6を介して電話回線2に送出して、相手側のコンピユ
ータ装置に送信する。
【0027】なお回線交換時と同様に、ユーザがハンド
セツト部12を元の位置に置いた場合、制御部8はハン
ドセツト部12がオンフツク状態になつたことを検出し
て、相手側のコンピユータ装置とのデータ伝送を終了す
る。
【0028】以上の構成において、電話装置1は回線交
換時、着信したデータ信号が他の電話機からのものであ
ることを回線I/F部6により識別して制御部8に通知
し、ハンドセツト部12のオフフツク時に制御部8から
送出する切換え信号によつて切換えスイツチ11の接続
を切り換えることにより当該切換えスイツチ11及び回
線I/F部6を介してハンドセツト部12を電話回線2
と接続して通話を行うことができる。また他のコンピユ
ータ装置との接続時に電話回線2を介してデータ信号が
着信した場合、当該データ信号を回線I/F部6を介し
て変復調部14に与える。データ信号は伸長処理、復調
処理及びデイジタル信号S1への変換がなされ、こうし
て得られたデイジタル信号S1が内部バス7、シリアル
I/F部15及びシリアル回線3を順次介してコンピユ
ータ装置5に与えられる。デイジタル信号S1はコンピ
ユータ装置5によるデータ処理によつて文字又は画像と
して出力表示される。
【0029】また着信したデータ信号に音声データが含
まれている場合、当該音声データはコンピユータ装置5
によつてデイジタル信号S1から抽出されて音声処理さ
れ、オーデイオ信号S2としてオーデイオ回線4、オー
デイオI/F部16及び切換えスイツチ11を介してハ
ンドセツト部12に供給される。この際、着信開始時に
データ信号に付加されている着信通知信号が着信検出部
17によつて検出され、当該検出結果及びハンドセツト
部12のオフフツクに応じて制御部8から送出される切
換え信号によつて切換えスイツチ11の接続切換えがな
され、ハンドセツト部12のスピーカからオーデイオ信
号S2に基づく音声出力がなされる。またこうした接続
時にハンドセツト部12のマイクから音声を入力した場
合、当該音声は音声信号として切換えスイツチ11、オ
ーデイオI/F部16及びオーデイオ回線4を介してコ
ンピユータ装置5に与えられ、コンピユータ装置5によ
る音声処理によつてデイジタルな音声データに変換され
る。こうして得られた音声データやコンピユータ装置5
によつて生成される文字、画像データはデイジタル信号
S1としてシリアル回線3を介して電話装置1に与えら
れ、シリアルI/F部15、変復調部14、回線I/F
部6及び電話回線2を順次介して送出され、他のコンピ
ユータ装置に送信される。これにより電話装置1は他の
コンピユータ装置とのデータ伝送を行い得る。
【0030】このように電話装置1は他の電話機との回
線交換時、及び他のコンピユータ装置とのデータ伝送
時、回線I/F部6又は着信検出部17によつて、着信
したデータ信号が他の電話機からのものであるか、又は
他のコンピユータ装置からのものであるかを識別して切
換えスイツチ11の接続を切り換えることにより、上述
したどちらの場合でもハンドセツト部12によつて音声
の入出力を行うことができる。また同様に、他の電話機
との回線交換時又は他のコンピユータ装置とのデータ伝
送時とでリンガー発生部9により異なる着信通知音を出
力するようにしたことにより、着信したデータ信号が他
の電話機からのものであるか、又は他のコンピユータ装
置からのものであるかを区別して着信通知することがで
きる。さらにハンドセツト部12のオフフツク、オンフ
ツクによつて、他の電話機との回線交換時に通話開始及
び終了を制御でき、また他のコンピユータ装置とのデー
タ伝送時にデータ伝送の開始及び終了を制御することが
できる。またキースイツチ部13から所望の電話番号を
入力することにより、他の電話機との回線交換時、及び
他のコンピユータ装置とのデータ伝送時、どちらの場合
でも所望の相手先に呼を発行することができる。
【0031】これにより電話装置1は異なる種別の通信
時における音声入出力、着信通知、通信開始及び終了の
制御、呼の発行等のインターフエイスを同一構成によつ
て兼用することができ、これらの構成を電話装置1とコ
ンピユータ装置5とで通信の種別に応じて別々に設ける
ことを不要にし得る。
【0032】以上の構成によれば、変復調部14、切換
えスイツチ11、シリアルI/F部15、オーデイオI
/F部16及び着信検出部17を有する電話装置1を、
デイジタル信号S1から音声データを抽出してオーデイ
オ信号S2を生成すると共にオーデイオ信号S2をデイ
ジタル信号S1に変換するコンピユータ装置5と接続し
て、回線交換時は回線I/F部6による識別によつて切
換えスイツチ11をハンドセツト部12と回線I/F部
6とを接続するように切り換えて通話を行い、他のコン
ピユータ装置との接続時は着信検出部17による着信通
知信号の検出によつて切換えスイツチ11をハンドセツ
ト部12とオーデイオI/F部16とを接続するように
切り換えてコンピユータ装置5を介した音声データの入
出力を行うようにしたことにより、通信の種別に応じて
別々の構成を設けること無く、ハンドセツト部12によ
つて通話及び音声データの入出力を共に行うことがで
き、かくするにつき、簡易な構成により異なる種別の通
信における入出力インターフエイスを共通化することが
できる。
【0033】(2)第2実施例 図1との対応部分に同一符号を付して示す図3におい
て、30はモデム装置を示し、電話機31とコンピユー
タ装置5との間に配されている。モデム装置30は電話
回線2に接続されており、当該電話回線を介して他の電
話機又は他のコンピユータ装置(図示せず)と回線接続
する。またモデム装置30は回線32を介して電話機3
1と接続されており、シリアル回線3及びオーデイオ回
線4を介してコンピユータ装置5と接続されている。
【0034】モデム装置30は図2との対応部分に同一
符号を付した図4に示す内部構成でなり、電話回線2と
接続された回線I/F部6によつてデータ信号の送受信
を行う。回線交換時、回線I/F部6はこのデータ信号
が他の電話機からの呼び出し信号であるか否かを信号の
周波数等から識別して、他の電話機からの呼び出し信号
である場合、内部バス7を介して制御部8に通知する。
制御部8は当該通知に応じて内部バス7を介して切換え
スイツチ11に切換え信号を送出する。切換えスイツチ
11は入力端子の一方が回線I/F部6に接続されてお
り、出力端子が回線32に接続されている。切換えスイ
ツチ11は当該切換え信号に応じて、回線I/F部6と
回線32とを接続するように入力端子及び出力端子の接
続を切り換える。これにより電話機31が電話回線2に
接続される。
【0035】一方、データ信号が他の電話機から着信し
たもので無い場合、回線I/F部6はデータ信号を変復
調部14に供給する。なお、これは例えば他のコンピユ
ータ装置とコンピユータ装置5とで電話回線2を介して
データ伝送を行う場合であり、相手側のコンピユータ装
置との接続は既に確立されているものとする。変復調部
14は与えられるデータ信号が圧縮されている場合に伸
長処理すると共に、復調処理及びアナログ/デイジタル
変換してデイジタル信号S1に変換する。変復調部14
は得られたデイジタル信号S1を内部バス7を介してシ
リアルI/F部15に送出する。シリアルI/F部15
はシリアル回線3を介してコンピユータ装置5にデイジ
タル信号S1を供給する。なお、コンピユータ装置5は
こうして与えられるデイジタル信号S1に基づき文字表
示や画像表示等の出力表示を行う。
【0036】またコンピユータ装置5は音声処理部(図
示せず)を有しており、デイジタル信号S1に音声デー
タが含まれている場合、当該音声データを例えばハード
ウエア又はソフトウエアによる音声処理によつてアナロ
グなオーデイオ信号S2として抽出し、オーデイオ回線
4を介してモデム装置30に供給する。モデム装置30
は、こうして得られるオーデイオ信号S2をオーデイオ
I/F部16に入力する。
【0037】オーデイオI/F部16はオーデイオ信号
S2を切換えスイツチ11の他方の入力端子に送出する
と共に、着信検出部17に与える。着信検出部17はオ
ーデイオ信号S2から着信通知を示す音声信号を検出し
た場合、制御部8に着信を通知する。例えば相手側のコ
ンピユータ装置からの着信時、当該データ信号には着信
通知信号が含まれている。この着信通知信号は例えばイ
ンターネツトの場合、400[Hz] のトーン信号でなり、回
線I/F部6では検出し得ない。モデム装置30はこの
ような着信通知信号を一時コンピユータ装置5に送出し
てアナログな音声信号に変換し、得られたオーデイオ信
号S2を入力して周波数等からこのトーン信号を検出す
るようになされている。
【0038】こうして着信が通知された場合、制御部8
は切換えスイツチ11に切換え信号を送出する。切換え
スイツチ11はこれに応じて、オーデイオI/F部16
が接続された入力端子と回線32が接続された出力端子
とを接続するようにスイツチの接続を切り換える。これ
により電話機31は切換えスイツチ11を介してオーデ
イオI/F部16と接続され、上述のデータ信号に含ま
れる音声データを受話器のスピーカから出力する。ま
た、こうして電話機31とオーデイオI/F部16が切
換えスイツチ11を介して接続された場合、オーデイオ
I/F部16は電話機31に通知信号を供給して、電話
機31のリンガを鳴らすことにより、ユーザに着信を通
知する(図示せず)。
【0039】またこうして接続が確立された状態で電話
機31の送話器のマイクから音声を入力した場合、当該
音声は音声信号に変換されて切換えスイツチ11、オー
デイオI/F部16及びオーデイオ回線4を介してコン
ピユータ装置5に与えられる。コンピユータ装置5はこ
の音声信号を音声処理してデイジタル信号S1を生成
し、シリアル回線3を介してモデム装置30に与える。
モデム装置30は当該デイジタル信号S1をシリアルI
/F部15及び内部バス7を順次介して変復調部14に
供給する。変復調部14はデイジタル信号S1をデータ
圧縮した後にアナログ信号に変換すると共に所定の変調
方式で変調することによりデータ信号を生成して、回線
I/F部6を介して電話回線2に送出して、相手側のコ
ンピユータ装置に送信する。
【0040】以上の構成において、モデム装置30は回
線交換時、着信したデータ信号が他の電話機からのもの
であることを回線I/F部6により識別した場合、当該
識別結果が制御部8に通知され、制御部8から送出する
切換え信号によつて切換えスイツチ11の接続が切り換
えられる。これにより切換えスイツチ11及び回線I/
F部6を介して電話機31が電話回線2と接続されて通
話を行うことができる。
【0041】また他のコンピユータ装置との接続時に電
話回線2を介してデータ信号が着信した場合、当該デー
タ信号は回線I/F部6を介して変復調部14に与えら
れ、データ伸長処理、復調処理及びデイジタル信号S1
への変換がなされる。こうして得られたデイジタル信号
S1は内部バス7、シリアルI/F部15及びシリアル
回線3を順次介してコンピユータ装置5に与えられる。
デイジタル信号S1はコンピユータ装置5によつてデー
タ処理がなされ、文字又は画像として出力表示される。
【0042】また着信したデータ信号に音声データが含
まれている場合、当該音声データはコンピユータ装置5
によつてデイジタル信号S1から抽出されて音声処理さ
れ、オーデイオ信号S2としてオーデイオ回線4、オー
デイオI/F部16、切換えスイツチ11及び回線32
を順次介して電話機31に供給される。この際、着信開
始時にデータ信号に付加されている着信信号が着信検出
部17によつて検出され、当該検出結果に応じて制御部
8から送出される切換え信号によつて切換えスイツチ1
1の接続切換えがなされ、電話機31のスピーカからオ
ーデイオ信号S2に基づく音声出力がなされる。
【0043】またこうした接続時に電話機31のマイク
から音声が入力された場合、当該音声は音声信号として
切換えスイツチ11、オーデイオI/F部16及びオー
デイオ回線4を介してコンピユータ装置5に与えられ、
所定の音声処理によつてデイジタルな音声データに変換
される。こうして得られた音声データやコンピユータ装
置5で生成される文字、画像データはデイジタル信号S
1としてシリアル回線3を介してモデム装置30に与え
られ、シリアルI/F部15、変復調部14、回線I/
F部6及び電話回線2を順次介して送出され、他のコン
ピユータ装置に送信される。これによりモデム装置30
は他のコンピユータ装置とのデータ伝送を行い得る。
【0044】このようにモデム装置30は他の電話機と
の回線交換時、及び他のコンピユータ装置とのデータ伝
送時、回線I/F部6又は着信検出部17によつて、着
信したデータ信号が他の電話機からのものであるか、又
は他のコンピユータ装置からのものであるかを識別して
切換えスイツチ11の接続を切り換えることにより、上
述したどちらの場合でも回線32を介して電話機31に
よつて音声の入出力を行うことができる。このようにモ
デム装置30は異なる種別の通信時における音声入出力
のインターフエイスを電話機31によつて兼用すること
ができ、これらの構成を電話機31とコンピユータ装置
5とで通信の種別に応じて別々に設けることを不要にし
得る。これにより従来の電話機及びコンピユータ装置に
モデム装置30を追加することで、音声入出力のインタ
ーフエイスを共通化することができる。
【0045】以上の構成によれば、変復調部14、切換
えスイツチ11、シリアルI/F部15、オーデイオI
/F部16及び着信検出部17を有するモデム装置30
を電話機31とコンピユータ装置5との間に配して、回
線交換時は回線I/F部6による識別によつて切換えス
イツチ11を回線32と回線I/F部6とを接続するよ
うに切り換えて電話機31を電話回線2に接続して通話
を行い、他のコンピユータ装置との接続時は着信検出部
17による着信通知信号の検出によつて切換えスイツチ
11を回線32とオーデイオI/F部16とを接続する
ように切り換えてコンピユータ装置5を介した音声デー
タの入出力を行うようにしたことにより、通信の種別に
応じて別々の構成を設けること無く、電話機31によつ
て通話及び音声データの入出力を共に行うことができ、
かくするにつき、簡易な構成により異なる種別の通信に
おける入出力インターフエイスを共通化することができ
る。
【0046】(3)第3実施例 図2〜図4との対応部分に同一符号を付して示す図5に
おいて、40は全体としてコンピユータ装置を示し、電
話回線2を介して他の電話機又は他のコンピユータ装置
と回線接続するようになされている。またコンピユータ
装置40は回線32によつて電話機31と接続されてい
る。
【0047】コンピユータ装置40は電話回線2を介し
て受信したデータ信号を回線I/F部6に入力する。回
線交換時、回線I/F部6はこのデータ信号が他の電話
機からの呼び出し信号であるか否かを信号の周波数等か
ら識別して、他の電話機からの呼び出し信号である場
合、内部バス7を介して制御部8に通知する。
【0048】制御部8は当該通知に応じて内部バス7を
介して切換えスイツチ11に切換え信号を送出する。こ
こで回線I/F部6は切換えスイツチ11の一方の入力
端子と接続されており、また切換えスイツチ11の出力
端子は回線32と接続されている。切換えスイツチ11
は切換え信号に応じて、回線I/F部6が接続された入
力端子と回線32が接続された出力端子とを接続するよ
うにスイツチの切り換えを行う。これによりコンピユー
タ装置40は回線32を切換えスイツチ11及び回線I
/F部6を介して電話回線2に接続することで、電話機
31を電話回線2に接続して通話を確立する。
【0049】なおコンピユータ装置40はキースイツチ
部13を有しており、キースイツチ部13を操作して所
望の電話番号を入力した場合、当該電話番号を内部バス
7を介して制御部8に供給する。制御部8は内部バス
7、回線I/F部6及び電話回線2を順次介して、当該
電話番号に応じた相手側に呼を発行する。
【0050】一方、入力されるデータ信号が他の電話機
からの呼び出し信号で無い場合、回線I/F部6は当該
データ信号を変復調部14に供給する。なお、これは例
えば相手側のコンピユータ装置とコンピユータ装置40
とで電話回線2を介してデータ伝送を行う場合であり、
相手側のコンピユータ装置との接続は既に確立されてい
るものとする。変復調部14は与えられたデータ信号が
圧縮されている場合に伸長処理すると共に、復調処理及
びアナログ/デイジタル変換してデイジタル信号S1に
変換する。変復調部14は得られたデイジタル信号S1
を内部バス7を介してデータ処理部41に供給する。デ
ータ処理部41はデイジタル信号S1に所定のデータ処
理を施して表示部42に文字や画像を出力表示する。
【0051】またデータ処理部41はデイジタル信号S
1に音声データが含まれている場合、当該音声データを
内部バス7を介して音声処理部43に供給する。音声処
理部43は音声データをアナログなオーデイオ信号S2
に変換して着信検出部17及び切換えスイツチ11の他
方の入力端子に供給する。着信検出部17はオーデイオ
信号S2から着信通知を示す音声信号を検出した場合、
制御部8に着信を通知する。例えば相手側のコンピユー
タ装置からの着信時、当該データ信号には着信通知信号
が含まれている。この着信通知信号は例えばインターネ
ツトの場合、400[Hz] のトーン信号でなり、回線I/F
部6では検出し得ない。コンピユータ装置40はこのよ
うな着信通知信号を音声処理部43によつてアナログな
音声信号に変換し、得られたオーデイオ信号S2を用い
て着信検出を行うようになされている。
【0052】制御部8は当該通知に応じて、内部バス7
を介して切換えスイツチ11に切換え信号を送出する。
切換えスイツチ11はこれに応じて、音声処理部43が
接続された入力端子と回線32が接続された出力端子と
を接続するようにスイツチの接続を切り換える。これに
よりコンピユータ装置40は回線32を切換えスイツチ
11を介して音声処理部43と接続し、上述のデータ信
号に含まれる音声データを電話機31のスピーカから出
力する。また、こうして電話機31とオーデイオI/F
部16が切換えスイツチ11を介して接続された場合、
オーデイオI/F部16は電話機31に通知信号を供給
して、電話機31のリンガを鳴らすことにより、ユーザ
に着信を通知する(図示せず)。
【0053】またこうして接続が確立された状態で電話
機31のマイクから音声を入力した場合、当該音声は音
声信号に変換されて切換えスイツチ11を介して音声処
理部43に与えられる。音声処理部43はこの音声信号
を音声処理してデイジタル信号S1を生成し、内部バス
7を介してデータ処理部41に供給する。データ処理部
41は当該音声信号によるデイジタル信号S1や文字及
び画像情報でなるデイジタル信号S1を変復調部14に
供給する。変復調部14はデイジタル信号S1をデータ
圧縮した後にアナログ信号に変換すると共に所定の変調
方式で変調することによりデータ信号を生成して、回線
I/F部6を介して電話回線2に送出して、相手側のコ
ンピユータ装置に送信する。
【0054】以上の構成において、コンピユータ装置4
0は回線交換時、着信したデータ信号が他の電話機から
のものであることを回線I/F部6により識別して制御
部8に通知し、制御部8から送出される切換え信号によ
つて切換えスイツチ11の接続を切り換えることにより
回線32、切換えスイツチ11及び回線I/F部6を介
して電話機31を電話回線2と接続して通話を行うこと
ができる。また他のコンピユータ装置との接続時に電話
回線2を介してデータ信号が着信した場合、当該データ
信号は回線I/F部6を介して変復調部14に与えら
れ、データ伸長処理、復調処理及びデイジタル信号S1
への変換がなされる。こうして得られたデイジタル信号
S1は内部バス7を介してデータ処理部41に与えられ
る。デイジタル信号S1はデータ処理部41によるデー
タ処理がなされた後、表示部42に文字又は画像として
出力表示される。
【0055】また着信したデータ信号に音声データが含
まれている場合、当該音声データは音声処理部43に与
えられ、デイジタル信号S1から抽出されて音声処理さ
れることでオーデイオ信号S2として着信検出部17及
び切換えスイツチ11に供給される。この際、着信開始
時にデータ信号に付加されている着信通知信号が着信検
出部17によつて検出され、当該検出結果に応じて制御
部8から送出される切換え信号によつて切換えスイツチ
11の接続切換えがなされ、電話機31のスピーカから
オーデイオ信号S2に基づく音声出力がなされる。また
こうした接続時に電話機31のマイクから音声を入力し
た場合、当該音声は音声信号として回線32及び切換え
スイツチ11を介して音声処理部43に与えられ、音声
処理されることによつてデイジタルな音声データに変換
される。こうして得られた音声データやデータ処理部4
1で生成される文字、画像データはデイジタル信号S1
として変復調部14に供給され、圧縮処理、デイジタル
/アナログ変換及び変調処理がなされた後、回線I/F
部6及び電話回線2を介して送出され、他のコンピユー
タ装置に送信される。これによりコンピユータ装置40
は他のコンピユータ装置とのデータ伝送を行い得る。
【0056】このようにコンピユータ装置40は他の電
話機との回線交換時、及び他のコンピユータ装置とのデ
ータ伝送時、回線I/F部6又は着信検出部17によつ
て、着信したデータ信号が他の電話機からのものである
か、又は他のコンピユータ装置からのものであるかを識
別して切換えスイツチ11の接続を切り換えることによ
り、上述したどちらの場合でも電話機31によつて音声
の入出力を行うことができる。またキースイツチ部13
から所望の電話番号を入力することにより、他の電話機
との回線交換時、及び他のコンピユータ装置とのデータ
伝送時、どちらの場合でも所望の相手先に呼を発行する
ことができる。これによりコンピユータ装置40は異な
る種別の通信時における音声入出力及び呼の発行等のイ
ンターフエイスを同一構成によつて兼用することがで
き、これらの構成を電話機31と通信の種別に応じて別
々に設けることを不要にし得る。
【0057】以上の構成によれば、電話機31を回線3
2によつて切換えスイツチ11に接続し、回線交換時は
回線I/F部6による識別によつて切換えスイツチ11
を回線32と回線I/F部6とを接続するように切り換
えて通話を行い、他のコンピユータ装置との接続時は着
信検出部17による着信通知信号の検出によつて切換え
スイツチ11を回線32と音声処理部43とを接続する
ように切り換えて音声データの入出力を行うようにした
ことにより、通信の種別に応じて別々の構成を設けるこ
と無く、電話機31によつて通話及び音声データの入出
力を共に行うことができ、かくするにつき、簡易な構成
により異なる種別の通信における入出力インターフエイ
スを共通化することができる。
【0058】(4)第4実施例 図2及び図5との対応部分に同一符号を付して示す図6
において、50は全体として通信端末装置を示し、電話
回線2を介して他の電話機及び他のコンピユータ装置と
回線接続するようになされている。通信端末装置50は
受信したデータ信号を回線I/F部6に入力する。回線
I/F部6はこのデータ信号が他の電話機からの呼び出
し信号であるか否かを受信した信号の周波数等から識別
して、他の電話機からの呼び出し信号である場合、内部
バス7を介して制御部8に通知する。制御部8は当該通
知に応じて、内部バス7を介してリンガー発生部9及び
表示部42に制御信号を供給する。リンガー発生部9は
これに応じて着信音を出力し、また表示部42は所定の
通知表示を行うことにより、ユーザに着信を通知する。
【0059】ここで回線I/F部6は切換えスイツチ1
1の一方の入力端子と接続されており、またハンドセツ
ト部12は切換えスイツチ11の出力端子と接続されて
いる。制御部8はリンガー発生部9及び表示部42に制
御信号を供給した後、ハンドセツト部12のフツク状態
の検出を行う。ユーザが着信通知に応じてマイク及びス
ピーカを有するハンドセツト部12を取り上げた場合、
制御部8はハンドセツト部12がオフフツク状態になつ
たことを検出して、切換えスイツチ11に切換え信号を
送出する。切換えスイツチ11はこれに応じて、回線I
/F部6が接続された入力端子とハンドセツト部12が
接続された出力端子とを接続するようにスイツチの切り
換えを行う。これにより通信端末装置50はハンドセツ
ト部12を切換えスイツチ11及び回線I/F部6を介
して電話回線2に接続し、通話を確立する。
【0060】なお通信端末装置50はキースイツチ部1
3を有しており、キースイツチ部13を操作して所望の
電話番号を入力した場合、当該電話番号を内部バス7を
介して制御部8に供給する。制御部8は内部バス7、回
線I/F部6及び電話回線2を順次介して、当該電話番
号に応じた相手側に呼を発行する。またユーザがハンド
セツト部12を元の位置に置いた場合、制御部8はハン
ドセツト部12がオンフツク状態になつたことを検出し
て、通話を終了する。
【0061】一方、入力されるデータ信号が他の電話機
からの呼び出し信号で無い場合、回線I/F部6は当該
データ信号を変復調部14に供給する。なお、これは例
えば相手側のコンピユータ装置と通信端末装置50とで
電話回線2を介してデータ伝送を行う場合であり、相手
側のコンピユータ装置との接続は既に確立されているも
のとする。変復調部14は与えられたデータ信号が圧縮
されている場合に伸長処理すると共に、復調処理及びア
ナログ/デイジタル変換してデイジタル信号S1に変換
する。変復調部14は得られたデイジタル信号S1を内
部バス7を介してデータ処理部41に送出する。データ
処理部41はデイジタル信号S1に所定のデータ処理を
行つて表示部42に文字又は画像を出力表示する。
【0062】またデータ処理部41はデイジタル信号S
1に音声データが含まれている場合、当該音声データを
内部バス7を介して音声処理部43に供給する。音声処
理部43はデイジタルデータでなる音声データをアナロ
グなオーデイオ信号S2に変換して着信検出部17及び
切換えスイツチ11の他方の入力端子に供給する。着信
検出部17はオーデイオ信号S2から着信通知を示す音
声信号を検出した場合、制御部8に着信を通知する。例
えば相手側のコンピユータ装置からの着信時、当該デー
タ信号には着信通知信号が含まれている。この着信通知
信号は例えばインターネツトの場合、400[Hz] のトーン
信号でなり、回線I/F部6では検出し得ない。通信端
末装置50はこのような着信通知信号をアナログな音声
信号に変換し、得られたオーデイオ信号S2の周波数等
から当該着信通知を示す音声信号を検出することで着信
検出を行うようになされている。
【0063】制御部8は当該通知に応じて、内部バス7
を介してリンガー発生部9及び表示部42に制御信号を
供給する。リンガー発生部9はこれに応じて、上述の回
線交換時の場合とは異なる着信音を出力し、また表示部
42も回線交換時の場合とは異なる点滅表示を行うこと
により、ユーザに相手側のコンピユータ装置からの着信
を通知する。ユーザが着信通知に応じてマイク及びスピ
ーカを有するハンドセツト部12を取り上げた場合、制
御部8はハンドセツト部12がオフフツク状態になつた
ことを検出して、切換えスイツチ11に切換え信号を送
出する。切換えスイツチ11はこれに応じて、音声処理
部43が接続された入力端子とハンドセツト部12が接
続された出力端子とを接続するようにスイツチの接続を
切り換える。これにより通信端末装置50はハンドセツ
ト部12を切換えスイツチ11を介して音声処理部43
と接続し、オーデイオ信号S2に基づきハンドセツト部
12のスピーカから音声出力する。
【0064】またこうして接続が確立された状態でハン
ドセツト部12のマイクから音声を入力した場合、当該
音声は音声信号に変換されて切換えスイツチ11を介し
て音声処理部43に与えられる。音声処理部43はこの
音声信号を音声処理してデイジタル信号S1を生成し、
内部バス7を介して変復調部14に供給する。変復調部
14はデイジタル信号S1をデータ圧縮した後にアナロ
グ信号に変換すると共に所定の変調方式で変調すること
によりデータ信号を生成して、回線I/F部6を介して
電話回線2に送出して、相手側のコンピユータ装置に伝
送する。なお回線交換時と同様に、ユーザがハンドセツ
ト部12を元の位置に置いた場合、制御部8はハンドセ
ツト部12がオンフツク状態になつたことを検出して、
相手側のコンピユータ装置とのデータ伝送を終了する。
【0065】以上の構成において、通信端末装置50は
回線交換時、着信したデータ信号が他の電話機からのも
のであることを回線I/F部6により識別して制御部8
に通知し、ハンドセツト部12のオフフツク時に制御部
8から送出される切換え信号によつて切換えスイツチ1
1の接続を切り換えることにより当該切換えスイツチ1
1及び回線I/F部6を介してハンドセツト部12を電
話回線2と接続して通話を行うことができる。また他の
コンピユータ装置との接続時に電話回線2を介してデー
タ信号が着信した場合、当該データ信号は回線I/F部
6を介して変復調部14に与えられ、データ伸長処理、
復調処理及びデイジタル信号S1への変換がなされる。
こうして得られたデイジタル信号S1は内部バス7を介
してデータ処理部41に与えられる。デイジタル信号S
1はデータ処理部41によるデータ処理によつて表示部
42に文字又は画像として出力表示される。
【0066】また着信したデータ信号に音声データが含
まれている場合、デイジタル信号S1は音声処理部43
に与えられ、音声処理部43による音声処理によつてオ
ーデイオ信号S2に変換されて着信検出部17及び切換
えスイツチ11に供給される。この際、着信開始時にデ
ータ信号に付加されている着信通知信号が着信検出部1
7によつて検出され、当該検出結果及びハンドセツト部
12のオフフツクに応じて制御部8から送出される切換
え信号によつて切換えスイツチ11の接続切換えがなさ
れ、ハンドセツト部12のスピーカからオーデイオ信号
S2に基づく音声出力がなされる。またこうした接続時
にハンドセツト部12のマイクから音声を入力した場
合、当該音声は音声信号として切換えスイツチ11を介
して音声処理部43に与えられ、デイジタルな音声デー
タに変換される。こうして得られた音声データやデータ
処理部41で生成される文字、画像データはデイジタル
信号S1として変復調部14、回線I/F部6及び電話
回線2を介して送出され、他のコンピユータ装置に送信
される。これにより通信端末装置50は他のコンピユー
タ装置とのデータ伝送を行い得る。
【0067】このように通信端末装置50は他の電話機
との回線交換時、及び他のコンピユータ装置とのデータ
伝送時、回線I/F部6又は着信検出部17によつて、
着信したデータ信号が他の電話機からのものであるか又
は他のコンピユータ装置からのものであるかを識別して
切換えスイツチ11の接続を切り換えることにより、上
述したどちらの場合でもハンドセツト部12によつて音
声の入出力を行うことができる。また同様に、他の電話
機との回線交換時又は他のコンピユータ装置とのデータ
伝送時とでリンガー発生部9により異なる着信通知音を
出力するようにしたことにより、着信したデータ信号が
他の電話機からのものであるか、又は他のコンピユータ
装置からのものであるかを区別して通知することができ
る。さらにハンドセツト部12のオフフツク、オンフツ
クによつて、他の電話機との回線交換時に通話開始及び
終了を制御でき、また他のコンピユータ装置とのデータ
伝送時にデータ伝送の開始及び終了を制御することがで
きる。またキースイツチ部13から所望の電話番号を入
力することにより、他の電話機との回線交換時、及び他
のコンピユータ装置とのデータ伝送時、どちらの場合で
も所望の相手先に呼を発行することができる。
【0068】これにより通信端末装置50は異なる種別
の通信時における音声入出力、着信通知、通信開始及び
終了の制御、呼の発行等のインターフエイスを同一構成
によつて兼用することができ、これらの構成を別構成と
して通信の種別に応じて別々に設けることを不要にし得
る。
【0069】以上の構成によれば、回線交換時は回線I
/F部6による識別によつて切換えスイツチ11をハン
ドセツト部12と回線I/F部6とを接続するように切
り換えて通話を行い、他のコンピユータ装置との接続時
は着信検出部17による着信通知信号の検出によつて切
換えスイツチ11をハンドセツト部12と音声処理部4
3とを接続するように切り換えて音声データの入出力を
行うようにしたことにより、通信の種別に応じて別々の
構成を設けること無く、ハンドセツト部12によつて通
話及び音声データの入出力を共に行うことができ、かく
するにつき、簡易な構成により異なる種別の通信におけ
る入出力インターフエイスを共通化することができる。
【0070】(5)他の実施例 なお上述の第1及び第4実施例においては、リンガー発
生部9による音声出力によりユーザに着信を通知する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば振
動部を設けて当該振動部によつて所定の振動パターンを
発生することによりユーザに着信を通知するようにして
もよい。
【0071】また上述の第1〜第4実施例においては、
回線交換時に他の電話機からの着信であるか否かを回線
I/F部6による周波数成分等からの検出によつて識別
し、また他のコンピユータ装置との接続時に着信したデ
ータ信号から音声処理によつて音声データを抽出してア
ナログなオーデイオ信号S2とし、これを着信検出部1
7による周波数成分等からの検出によつて識別する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば発信
先から電話番号通知がなされる場合、予め所定の接続先
を複数登録しておき、着信時に通知される電話番号に基
づいて相手側が電話機からの接続であるのか、またはコ
ンピユータ装置からであるかを識別するようにしてもよ
い。
【0072】また上述の第1及び第4実施例において
は、ハンドセツト部12により音声の入出力を行う場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばハン
ドセツト部12に換えてスピーカ及びマイクを設けて音
声の入出力を行うようにしてもよい。なお、この場合、
ハンドセツト部12のオンフツク又はオフフツク状態を
制御部8に通知する代替として、キースイツチ部13を
操作して通信開始又は通信終了を示すコマンドを制御部
8に供給するようにする。これにより実施例の場合と同
等の効果を得ることができる。
【0073】また上述の第1〜第4実施例においては、
アナログ回線である公衆電話回線を介して他の電話機や
他のコンピユータ装置と接続する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えばISDN、イーサネ
ツト、無線電話回線等を介して接続する場合に適用して
もよい。この場合も上述の実施例と同様の効果を得るこ
とができる。
【0074】さらに上述の第1〜第4実施例において
は、他のコンピユータ装置からの着信時、着信を通知す
るトーン信号を受信したデータ信号から抽出し、着信検
出部17によつてオーデイオ信号S2から当該トーン信
号を検出することにより着信を判別する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、例えば他のコンピユー
タ装置からの発呼信号を検出して着信を検出するように
してもよい。
【0075】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力され
る受信デイジタルデータから出力音声信号を抽出して送
出すると共に入力される入力音声信号を送信デイジタル
データに変換して送出するコンピユータ装置に、電話回
線を介して他のコンピユータ装置と回線接続して送受信
を行う場合に受信したアナログ信号を受信デイジタルデ
ータに変換してコンピユータ装置に供給すると共にコン
ピユータ装置から送出される送信デイジタルデータをア
ナログ信号に変換して他のコンピユータ装置に送信する
データ入出力手段と、他のコンピユータ装置と回線接続
した場合に入力される出力音声信号に基づいて音声出力
すると共に音声入力により得られる入力音声信号を送出
する音声入出力手段と、他の電話機と回線接続した場合
は電話回線を音声入出力手段に接続し、また他のコンピ
ユータ装置と回線接続した場合はコンピユータ装置を音
声入出力手段に接続する接続切換え手段とを設けた電話
装置を接続して、他のコンピユータ装置との送受信の際
に音声入出力手段とコンピユータ装置とを接続するよう
に切り換えてコンピユータ装置により受信デイジタルデ
ータから抽出される出力音声信号を音声入出力手段から
音声出力し又音声入出力手段から入力される入力音声信
号をコンピユータ装置により送信デイジタルデータに変
換するようにしたことにより、他の電話機との接続及び
他のコンピユータ装置との接続のどちらの場合でも音声
入出力手段を介して音声入出力を行うことができ、音声
入出力インターフエイスを共通化することができ、かく
するにつき、簡易な構成で異なる種別の通信ネツトワー
クへ接続できる電話装置を実現し得る。
【0076】また本発明によれば、電話回線を介して受
信したアナログ信号を受信デイジタルデータに変換して
送出すると共に、入力される送信デイジタルデータをア
ナログ信号に変換して送信するデータ入出力手段と、他
の電話機と回線接続した場合は電話回線を電話機に接続
し、また他のコンピユータ装置と回線接続した場合は電
話機をコンピユータ装置に接続する接続切換え手段とを
設けたモデム装置を、音声入出力を行う電話機、及びデ
ータ入出力手段から与えられる受信デイジタルデータか
ら出力音声信号を抽出して送出すると共に入力される入
力音声信号を送信デイジタルデータに変換してデータ入
出力手段に供給するコンピユータ装置に接続して、他の
コンピユータ装置との送受信の際に電話機とコンピユー
タ装置とを接続するように切り換えて、コンピユータ装
置により受信デイジタルデータから抽出される出力音声
信号を電話機から音声出力し又電話機から入力される入
力音声信号をコンピユータ装置により送信デイジタルデ
ータに変換するようにしたことにより、他の電話機との
接続及び他のコンピユータ装置との接続のどちらの場合
でも電話機を介して音声入出力を行うことができ、音声
入出力インターフエイスを共通化することができ、かく
するにつき、簡易な構成で異なる種別の通信ネツトワー
クへ接続できるモデム装置を実現し得る。
【0077】また本発明によれば、電話回線を介して受
信したアナログ信号を受信デイジタルデータに変換して
送出すると共に入力される送信デイジタルデータをアナ
ログ信号に変換して送信するデータ入出力手段と、デー
タ入出力手段から与えられる受信デイジタルデータから
出力音声信号を抽出して送出すると共に入力される入力
音声信号を送信デイジタルデータに変換してデータ入出
力手段に供給するデータ処理手段と、他の電話機と回線
接続した場合は電話回線を電話機に接続し、また他のコ
ンピユータ装置と回線接続した場合は電話機をデータ処
理手段に接続する接続切換え手段とを設けたコンピユー
タ装置を、音声入出力を行う電話機と接続して、他のコ
ンピユータ装置との送受信の際に電話機とデータ処理手
段とを接続するように切り換えて、データ処理手段によ
り受信デイジタルデータから抽出した出力音声信号を電
話機から音声出力し又電話機から入力される入力音声信
号をデータ処理手段により送信デイジタルデータに変換
するようにしたことにより、他の電話機との接続及び他
のコンピユータ装置との接続のどちらの場合でも電話機
を介して音声入出力を行うことができ、音声入出力イン
ターフエイスを共通化し得、かくするにつき、簡易な構
成で異なる種別の通信ネツトワークへ接続できるコンピ
ユータ装置を実現し得る。
【0078】また本発明によれば、電話回線を介して他
の電話機又は他のコンピユータ装置と回線接続して送受
信を行い、電話回線を介して他のコンピユータ装置と回
線接続した場合は受信したアナログ信号を受信デイジタ
ルデータに変換して送出すると共に入力される送信デイ
ジタルデータをアナログ信号に変換して送信するデータ
入出力手段と、データ入出力手段から与えられる受信デ
イジタルデータから出力音声信号を抽出して送出すると
共に入力される入力音声信号を送信デイジタルデータに
変換してデータ入出力手段に供給するデータ処理手段
と、他のコンピユータ装置と回線接続した場合に出力音
声信号に基づいて音声出力すると共に音声入力により得
られる入力音声信号を送出する音声入出力手段と、他の
電話機と回線接続した場合は電話回線を音声入出力手段
に接続し、また他のコンピユータ装置と回線接続した場
合はデータ処理手段を音声入出力手段に接続する接続切
換え手段とを設けて、他のコンピユータ装置との送受信
の際に音声入出力手段とデータ処理手段とを接続して、
データ処理手段により受信デイジタルデータから抽出し
た出力音声信号を音声入出力手段から音声出力し又音声
入出力手段から入力される入力音声信号をデータ処理手
段により送信デイジタルデータに変換するようにしたこ
とにより、他の電話機との接続及び他のコンピユータ装
置との接続のどちらの場合でも音声入出力手段を介して
音声入出力を行うことができ、音声入出力インターフエ
イスを共通化し得、かくするにつき、簡易な構成で異な
る種別の通信ネツトワークへ接続できる通信端末装置を
実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による電話装置の構成を示
すブロツク図である。
【図2】電話装置の内部構成を示すブロツク図である。
【図3】本発明の第2実施例によるモデム装置の構成を
示すブロツク図である。
【図4】モデム装置の内部構成を示すブロツク図であ
る。
【図5】本発明の第3実施例によるコンピユータ装置の
構成を示すブロツク図である。
【図6】本発明の第4実施例による通信端末装置の構成
を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1……電話装置、2……電話回線、3……シリアル回
線、4……オーデイオ回線、5、40……コンピユータ
装置、6……回線I/F部、7……内部バス、8……制
御部、9……リンガー発生部、10、42……表示部、
11……切換えスイツチ、12……ハンドセツト部、1
3……キースイツチ部、14……変復調部、15……シ
リアルI/F部、16……オーデイオI/F部、17…
…着信検出部、30……モデム装置、31……電話機、
32……回線、41……データ処理部、43……音声処
理部、50……通信端末装置。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される受信デイジタルデータから出力
    音声信号を抽出して送出すると共に入力される入力音声
    信号を送信デイジタルデータに変換して送出するコンピ
    ユータ装置と接続されており、電話回線を介して他のコ
    ンピユータ装置と回線接続して送受信を行う場合、受信
    したアナログ信号を上記受信デイジタルデータに変換し
    て上記コンピユータ装置に供給すると共に上記コンピユ
    ータ装置から送出される上記送信デイジタルデータを上
    記アナログ信号に変換して上記他のコンピユータ装置に
    送信するデータ入出力手段と、 上記他のコンピユータ装置と回線接続した場合、入力さ
    れる上記出力音声信号に基づいて音声出力すると共に音
    声入力により得られる上記入力音声信号を送出する音声
    入出力手段と、 他の電話機と回線接続した場合は上記電話回線を上記音
    声入出力手段に接続し、また上記他のコンピユータ装置
    と回線接続した場合は上記コンピユータ装置を上記音声
    入出力手段に接続する接続切換え手段とを具えることを
    特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】上記データ入出力手段は、 上記他の電話機からの着信を検出すると共に、上記電話
    回線を介する回線接続及び当該電話回線を介する送受信
    を行う回線接続手段と、 上記他のコンピユータ装置から受信した上記アナログ信
    号を伸長処理及び復調処理して、得られた上記受信デイ
    ジタルデータを上記コンピユータ装置に送出すると共
    に、上記コンピユータ装置から与えられる上記送信デイ
    ジタルデータを圧縮処理及び変調処理して、得られた上
    記アナログ信号を上記回線接続手段に送出するデータ変
    復調手段とを具えることを特徴とする請求項1に記載の
    電話装置。
  3. 【請求項3】上記データ入出力手段は、 上記コンピユータ装置から与えられる上記出力音声信号
    に基づき、上記他のコンピユータ装置からの着信を検出
    する着信検出手段を具えることを特徴とする請求項2に
    記載の電話装置。
  4. 【請求項4】上記回線接続手段又は上記着信検出手段の
    検出結果に応じて、各々異なる着信音を出力する着信通
    知手段を具えることを特徴とする請求項3に記載の電話
    装置。
  5. 【請求項5】上記回線接続手段又は上記着信検出手段の
    検出結果に応じて、各々異なる表示パターンを出力表示
    する着信通知手段を具えることを特徴とする請求項3に
    記載の電話装置。
  6. 【請求項6】上記回線接続手段又は上記着信検出手段の
    検出結果に応じて、各々異なる振動パターンを出力する
    着信通知手段を具えることを特徴とする請求項3に記載
    の電話装置。
  7. 【請求項7】他のコンピユータ装置と電話回線を介して
    接続した場合、受信したアナログ信号を受信デイジタル
    データに変換して送出すると共に、入力される送信デイ
    ジタルデータを上記アナログ信号に変換して送信するデ
    ータ入出力手段と、 音声入出力を行う電話機、及び上記データ入出力手段か
    ら与えられる上記受信デイジタルデータから出力音声信
    号を抽出して送出すると共に入力される入力音声信号を
    上記送信デイジタルデータに変換して上記データ入出力
    手段に供給するコンピユータ装置と接続されており、他
    の電話機と回線接続した場合は上記電話回線を上記電話
    機に接続し、また他のコンピユータ装置と回線接続した
    場合は上記電話機を上記コンピユータ装置に接続する接
    続切換え手段とを具えることを特徴とするモデム装置。
  8. 【請求項8】上記データ入出力手段は、 上記他の電話機からの着信を検出すると共に、上記電話
    回線を介する回線接続及び当該電話回線を介する送受信
    を行う回線接続手段と、 上記他のコンピユータ装置から受信した上記アナログ信
    号を伸長処理及び復調処理して、得られた上記受信デイ
    ジタルデータを上記コンピユータ装置に送出すると共
    に、上記コンピユータ装置から与えられる上記送信デイ
    ジタルデータを圧縮処理及び変調処理して、得られた上
    記アナログ信号を上記回線接続手段に送出するデータ変
    復調手段とを具えることを特徴とする請求項7に記載の
    モデム装置。
  9. 【請求項9】上記データ入出力手段は、 上記コンピユータ装置から与えられる上記出力音声信号
    に基づいて、上記他のコンピユータ装置からの着信を検
    出する着信検出手段を具えることを特徴とする請求項8
    に記載のモデム装置。
  10. 【請求項10】電話回線を介して受信したアナログ信号
    を受信デイジタルデータに変換して送出すると共に、入
    力される送信デイジタルデータを上記アナログ信号に変
    換して送信するデータ入出力手段と、 上記データ入出力手段から与えられる上記受信デイジタ
    ルデータから出力音声信号を抽出して送出すると共に入
    力される入力音声信号を上記送信デイジタルデータに変
    換して上記データ入出力手段に供給するデータ処理手段
    と、 音声入出力を行う電話機と接続されており、他の電話機
    と回線接続した場合は上記電話回線を上記電話機に接続
    し、また他のコンピユータ装置と回線接続した場合は上
    記電話機を上記データ処理手段に接続する接続切換え手
    段とを具えることを特徴とするコンピユータ装置。
  11. 【請求項11】上記データ入出力手段は、 上記他の電話機からの着信を検出すると共に、上記電話
    回線を介する回線接続及び当該電話回線を介する送受信
    を行う回線接続手段と、 上記他のコンピユータ装置から受信した上記アナログ信
    号を伸長処理及び復調処理して、得られた上記受信デイ
    ジタルデータを上記データ処理手段に送出すると共に、
    上記データ処理手段から与えられる上記送信デイジタル
    データを圧縮処理及び変調処理して、得られた上記アナ
    ログ信号を上記回線接続手段に送出するデータ変復調手
    段とを具えることを特徴とする請求項10に記載のコン
    ピユータ装置。
  12. 【請求項12】上記データ入出力手段は、 上記出力音声信号に基づき、上記他のコンピユータ装置
    からの着信を検出する着信検出手段を具えることを特徴
    とする請求項11に記載のコンピユータ装置。
  13. 【請求項13】上記入出力手段は、 上記受信したアナログ信号に含まれる発呼信号に基づ
    き、上記他のコンピユータ装置からの着信を検出する着
    信検出手段を具えることを特徴とする請求項11に記載
    のコンピユータ装置。
  14. 【請求項14】電話回線を介して他の電話機又は他のコ
    ンピユータ装置と回線接続して送受信を行い、上記電話
    回線を介して他のコンピユータ装置と回線接続した場合
    は受信した上記アナログ信号を受信デイジタルデータに
    変換して送出すると共に入力される送信デイジタルデー
    タを上記アナログ信号に変換して送信するデータ入出力
    手段と、 上記データ入出力手段から与えられる上記受信デイジタ
    ルデータから出力音声信号を抽出して送出すると共に入
    力される入力音声信号を上記送信デイジタルデータに変
    換して上記データ入出力手段に供給するデータ処理手段
    と、 上記他のコンピユータ装置と回線接続した場合、上記出
    力音声信号に基づいて音声出力すると共に音声入力によ
    り得られる上記入力音声信号を送出する音声入出力手段
    と、 上記他の電話機と回線接続した場合は上記電話回線を上
    記音声入出力手段に接続し、また上記他のコンピユータ
    装置と回線接続した場合は上記データ処理手段を上記音
    声入出力手段に接続する接続切換え手段とを具えること
    を特徴とする通信端末装置。
  15. 【請求項15】上記データ入出力手段は、 上記他の電話機からの着信を検出すると共に、上記電話
    回線との回線接続及び当該電話回線を介する送受信を行
    う回線接続手段と、 上記他のコンピユータ装置から受信した上記アナログ信
    号を伸長処理及び復調処理して、得られた上記受信デイ
    ジタルデータを上記データ処理手段に送出すると共に、
    上記データ処理手段から与えられる上記送信デイジタル
    データを圧縮処理及び変調処理して、得られた上記アナ
    ログ信号を上記回線接続手段に送出するデータ変復調手
    段とを具えることを特徴とする請求項14に記載の通信
    端末装置。
  16. 【請求項16】上記データ入出力手段は、 上記出力音声信号に基づいて、上記他のコンピユータ装
    置からの着信を検出する着信検出手段を具えることを特
    徴とする請求項15に記載の通信端末装置。
  17. 【請求項17】上記データ入出力手段は、 上記受信したアナログ信号に含まれる発呼信号に基づ
    き、上記他のコンピユータ装置からの着信を検出する着
    信検出手段を具えることを特徴とする請求項15に記載
    の通信端末装置。
  18. 【請求項18】上記回線接続手段又は上記着信検出手段
    の検出結果に応じて、各々異なる着信音を出力する着信
    通知手段を具えることを特徴とする請求項16に記載の
    通信端末装置。
  19. 【請求項19】上記回線接続手段又は上記着信検出手段
    の検出結果に応じて、各々異なる表示パターンを出力表
    示する着信通知手段を具えることを特徴とする請求項1
    6に記載の通信端末装置。
  20. 【請求項20】上記回線接続手段又は上記着信検出手段
    の検出結果に応じて、各々異なる振動パターンを出力す
    る着信通知手段を具えることを特徴とする請求項16に
    記載の通信端末装置。
  21. 【請求項21】上記回線接続手段又は上記着信検出手段
    の検出結果に応じて、各々異なる着信音を出力する着信
    通知手段を具えることを特徴とする請求項17に記載の
    通信端末装置。
  22. 【請求項22】上記回線接続手段又は上記着信検出手段
    の検出結果に応じて、各々異なる表示パターンを出力表
    示する着信通知手段を具えることを特徴とする請求項1
    7に記載の通信端末装置。
  23. 【請求項23】上記回線接続手段又は上記着信検出手段
    の検出結果に応じて、各々異なる振動パターンを出力す
    る着信通知手段を具えることを特徴とする請求項17に
    記載の通信端末装置。
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