JPH10164057A - データ会議システム - Google Patents

データ会議システム

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JPH10164057A
JPH10164057A JP8314525A JP31452596A JPH10164057A JP H10164057 A JPH10164057 A JP H10164057A JP 8314525 A JP8314525 A JP 8314525A JP 31452596 A JP31452596 A JP 31452596A JP H10164057 A JPH10164057 A JP H10164057A
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JP
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voice
conference
token
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JP8314525A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Matsubara
俊幸 松原
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の多地点間のデータ会議システムに比
し、接続端末装置数が増大してもハードウェアが大がか
りになることなく、簡易な装置構成により効率的なデー
タ会議を実現できるデータ会議システムを提供する。 【解決手段】 (A)は端末装置がISDN回線の1方
のBチャンネルを介して直列に接続された形態であり、
(B)は同様にBチャンネルを介して端末装置がリング
状に接続された形態を示す。図中、10は端末装置、1
1はISDNインタフェース部、12はISDN回線を
示している。13は会議を進行するにあたっての制御
権、すなわち共通の画面において、描画による加筆,修
正をする権利(アノテーショントークン)のパケット、
及び会議を進行するにあたっての発言権(音声トーク
ン)のパケットを示している。アノテーショントークン
及び音声トークンは、端末装置を順次移動し、会議を合
理的に制御することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、N−ISDN通信
機能を有するデータ会議端末装置によるデータ会議シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン/ワークステーションを
用いたデータ会議システムが普及している。この背景と
して、ITU−Tにおいてデータ会議プロトコルの標準
であるT.120シリーズが勧告化され、これに準拠す
ることにより端末装置間の相互接続性が確保されたとい
う状況がある。また、このようなデータ会議システムの
アプリケーションとして、会議参加者が共通の画面を見
ながら加筆,修正を行うホワイトボード機能、共通のア
プリケーションプログラムを実行するアプリケーション
共有機能、会議資料を送付するためのファイル転送機能
等があり、これらも標準化されようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術による
データ会議システムを多地点間で実現するためには、M
CU(多地点制御装置:Multi-point Control Unit)な
る装置が必要になる。これは、ビデオ会議システムにお
けるMCUと位置づけは同じもので、会議の開催時にす
べての端末装置がこのMCUと接続され、MCUと各々
の端末装置間の通信により、多地点における会議が制御
される。しかしながら、この会議システムへの参加人数
すなわち、接続端末装置数が増えれば、MCUにおける
物理的回線収容数が増大することによってハードウェア
の規模が増大し、コスト増の要因となる。
【0004】本発明は、上述のような実情に鑑みてなさ
れたもので、従来の多地点間のデータ会議システムに比
し、接続端末装置数が増大してもハードウェアが大がか
りになることなく、簡易な装置構成により効率的なデー
タ会議を実現できるデータ会議システムを提供すること
をその解決すべき課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、N−
ISDN回線とのインターフェースによる接続手段と、
データ会議通信手段を有する複数のデータ会議端末装置
が前記接続手段によりN−ISDN回線を介して相互接
続され、多地点間のデータ会議を行うことができるよう
にしたデータ会議システムにおいて、1対の前記データ
会議端末装置を前記N−ISDN回線の有する2つのB
チャンネルのうちの1方により接続することによって、
1台の前記データ会議端末装置に対して、2台の異なる
前記データ会議端末装置が接続できるようにしたことを
特徴としたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記相互接続の形態は、前記複数のデータ会議端末
装置が直列をなすようにしたことを特徴としたものであ
る。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記相互接続の形態は、前記複数のデータ会議端末
装置がリング状をなすようにしたことを特徴としたもの
である。
【0008】請求項4の発明は、請求項1ないし3いず
れか1記載の発明において、描画,ポインティング及び
文書ファイルのページ捲り機能等を含む会議制御機能を
実行するための制御信号をアノテーションデータとして
送信するための送信権であるアノテーショントークン
が、前記複数のデータ会議端末装置を順次移動していく
ようにしたことを特徴としたものである。
【0009】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれか1記載の発明において、音声による発言を音声デ
ータとして送信するための送信権である音声トークン
が、前記複数のデータ会議端末装置を順次移動していく
ようにしたことを特徴としたものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項1ないし5いず
れか1記載の発明において、前記アノテーショントーク
ン及び/または音声トークンを有していない前記データ
会議端末装置では、他の前記データ会議端末装置から入
力された前記アノテーションデータ及び/または音声デ
ータを再生及び/または表示するとともに、前記アノテ
ーションデータ及び/または音声データを前記アノテー
ショントークン及び/または音声トークンの進行方向と
同じ方向に送出することにより、前記データ会議システ
ムが備えるすべてのデータ会議端末装置に前記アノテー
ションデータ及び/または音声データを伝達させるよう
にすることを特徴としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、N−ISDNとのイン
タフェースによる接続手段,データ会議通信手段を有し
たデータ会議端末装置において、1対のデータ会議端末
装置がN−ISDNの有する2つのBチャンネルのうち
1方により接続され、1台のデータ会議端末装置に対し
て2台の異なるデータ会議端末装置が接続できるように
することにより、複数のデータ会議端末装置が直列もし
くはリング型に接続された一連の多地点間のデータ会議
システムを実現すること、更には、描画による加筆・修
正,ポインティング,文書ファイルのページ捲り等の会
議制御(以下、アノテーションと称す)を行うための送
信権であるアノテーショントークン及び/または音声に
よる発言を送信するための送信権(すなわち、通常の会
議における挙手及び挙手により発言を認める行為を電子
化したもの)である音声トークンが、複数のデータ会議
端末装置を順次移動すること、更には、アノテーション
トークン及び/または音声トークンを有していない端末
装置では、ISDNの一方のBチャンネルから入力され
た会議制御を実行するための制御信号であるアノテーシ
ョンデータ及び/または音声によって発言したデータで
ある音声データは、自端末装置により再生するととも
に、他方のBチャンネル(他の2台の端末装置に接続さ
れている場合)に送出するか、入力したBチャンネルに
戻す(他の1台の端末装置のみに接続されている場合)
ことにより、各データがすべての端末装置に到達するよ
うにしたことを特徴としたものである。
【0012】すなわち、本発明の会議システムは、多地
点での会議システムを実現する際、各々の端末装置内に
MCUと同等の機能を設けることにより、端末装置のI
SDNインタフェースにおける2つの情報チャンネルを
物理的にMCUが提供する論理チャンネルとし、同じ機
能を有した別の端末装置に接続することにより、物理的
に多地点の端末装置との間でリンクが形成され、簡易に
システムを構築できるようにしたものである。
【0013】以下に本発明によるデータ会議システムの
実施例を添付された図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明が適用される会議システムの概要を示し
た図で、末端の端末装置がN−ISDN回線の1つの情
報チャンネルのみに接続されて直列状になった形態を
(A)に、(A)に示す末端の端末装置同士が接続され
リング状になった形態を(B)に示している。図1にお
いて、10は会議システムのアプリケーションを実行す
るための端末装置、11はISDNとの通信制御を行う
ためのISDNインタフェース部、12はISDN回線
を示しており、端末装置同士が接続されているようすを
概念的に示すものである。また、13はアノテーション
トークンのパケット及び音声トークンのパケットを示し
ている。
【0014】アノテーショントークン及び音声トークン
の各々は、閉域接続されたグループの中に唯一存在する
ものである。また、アノテーションを行う端末装置のみ
が発言権を持つという構成にした場合は、アノテーショ
ントークン,音声トークンを1つのトークンにまとめる
ことも可能である。図1(A)に示す形態においては、
各々のトークンは矢印の方向に制御を移していくことと
し、トークンが末端の端末装置に到達した場合、折り返
し逆方向に対し制御を移していく。また、図1(B)に
示す形態においては、一定の方向(この場合、矢印に示
す時計周り方向)に制御を移していく。
【0015】図2は、本発明に適用される端末装置の構
成例を示すブロック図で、図中、21は会議システム全
体を制御する会議システム制御部、22はISDNイン
ターフェース部で、Tは送信部、Rは受信部を示し、#
1と#2を合わせた部分が図1におけるISDNインタ
フェース部11に相当する。この実施例では、N−IS
DNの基本レートインタフェース(情報チャンネル:2
チャンネル)を前提とし、2チャンネル分のISDNイ
ンタフェース部(各々を#1,#2とする)を有し、図
1に示す構成をとると、基本的に各々のチャンネルが別
の端末装置と接続されることになる。このとき、図1
(A)に示す構成を本端末装置により形成した場合に
は、末端の端末装置では、どちらかのチャンネルの送信
部及び受信部が使われることになる。このISDNイン
タフェース部において、音声とデータが多重化され、別
々のサブチャンネル上を各々のデータが流れていること
も考えられる。これは、ITU−T勧告H.221(N
−ISDNにおける多重化方式)に相当する。
【0016】また、図2において、23は入力デバイス
からきたアノテーションのための信号を本会議システム
のプロトコルに合致したフォーマットにするエンコード
部、24は閉域接続されたグループ内に流れるアノテー
ションのためのデータを自端末装置のディスプレイに表
示するためのデコード部、25は音声入出力制御を行う
音声制御部、26はマウス/ペン等の入力デバイス、2
7はディスプレイ、28はスピーカ、29はマイクを示
している。
【0017】次いで、図2を参照してアノテーションデ
ータ,音声データの流れを説明する。同図において、I
SDNインタフェース部22の#1の受信部から入力さ
れたアノテーションデータは、会議制御部21によりア
ノテーションデータとして認識され、デコード部24に
送られると同時にISDNインタフェース部22の#2
の送信部に送られ次の端末装置に送信される(直列に接
続された端末の端末装置では、#1より送信されること
になる。以下、#2からの送信については、同様の理解
を前提とする)。デコード部24に送られたアノテーシ
ョンデータはデコードされ、ディスプレイ27に送出さ
れる。音声データも同様に会議制御部21により音声デ
ータとして認識され、音声制御部25に送出されると同
時にISDNインタフェース部22の#2の送信部に送
られ次の端末装置に送信される。音声制御部25に送ら
れた音声データは、デコードされアナログ音声信号に変
換されスピーカ28に送出される。
【0018】次にアノテーショントークン,音声トーク
ンについて説明する。図2において、ISDNインタフ
ェース部22の#1の受信部から入力されたアノテーシ
ョントークンは、会議制御部21によりアノテーション
トークンとして認識され、認識されると同時にこのアノ
テーショントークンをウェイト中であるタスクに対しシ
グナルが送出される。これはソフトウェアインタラプト
により実現され、もし、ウェイト中のタスクが存在すれ
ば、そのタスクに制御が移り、ウェイト中のタスクがな
ければ、そのまま制御が戻り、アノテーショントークン
はISDNインタフェース部22の#2の送信部に送ら
れ次の端末装置に送信される。
【0019】また、ISDNインタフェース部22の#
1の受信部から入力された音声トークンは、会議制御部
21により音声トークンとして認識され、認識されると
同時にこのボイストークンをウェイト中であるタスクに
対しシグナルが送出される。これはソフトウェアインタ
ラプトにより実現され、もし、ウェイト中のタスクが存
在すれば、そのタスクに制御が移り、ウェイト中のタス
クがなければ、そのまま制御が戻り、音声トークンはI
SDNインタフェース部22の#2の送信部に送られ次
の端末装置に送信される。
【0020】次に、図2を参照してアノテーショントー
クンもしくは音声トークンを得るときの任意の端末装置
(以下、自端末装置と記す)からの制御・発信の動作に
ついて説明する。マウス,ペン等の入力手段により共通
画面を制御する場合、まず、マウス,ペン等を用いて描
画やポインティングのアクションを起こすことにより動
作が開始され、この動作によりアノテーション開始のシ
グナルが送出される。このシグナルをウェイト中の自端
末装置のアノテーション制御タスクは、このシグナルを
トリガーとして起動され、アノテーションシグナル(ア
ノテーショントークンを受信したことにより発せられる
シグナル)ウェイト状態に入る。
【0021】ここでタイムアウト時間を設けておき、時
間内にアノテーションシグナルが入ってこなければ、描
画やポインティングが不可である旨を通知する。画面を
制御するアプリケーションプログラムは、その通知をG
UI(グラフィックユーザインタフェース)を使ってユ
ーザにに示す。具体的には、描画の場合、一旦ローカル
に描画を行ったあと前記の不可である旨が通知されれ
ば、その描画を消減させるようにする。
【0022】また、時間内にアノテーションシグナルが
入ってくれば、描画やポインティングが可である旨を通
知する。画面を制御するアプリケーションプログラム
は、その通知をGUIを使ってユーザに示す。具体的に
は、描画の場合、一旦ローカルに描画を行ったあと前記
の可である旨が通知されれば、その描画の色を変えるこ
とによって、すべての端末装置に対して制御が完了した
ことをユーザに示す。
【0023】次に、自端末装置より発言する場合、ま
ず、音声制御部25に接続されたマイクボタンを押すこ
とにより動作が開始され、この動作により音声開始のシ
グナルが送出される。このシグナルをウェイト中の自端
末装置の音声制御タスクは、このシグナルをトリガーと
して起動され、音声シグナル(音声トークンを受信した
ことにより発せられるシグナル)ウェイト状態に入る。
ここでアノテーション制御タスク同様、タイムアウト時
間を設けて、時間内に音声シグナルが入ってこなけれ
ば、自端末装置からの発言が不可である旨を通知する。
また、時間内に音声シグナルが入ってくれば、音声制御
部25は、その通知をインジケータに出力する。
【0024】図3は、アノテーション表示に関するフロ
ーダイアグラムを示している。同図において、アノテー
ションデータがISDNインタフェース部の#1より受
信されると、そのデータをデコードし、ディスプレイに
表示するとともに、ISDNインタフェース部の#2か
ら次の端末装置にそのままのデータを転送する。
【0025】図4は、音声データ出力に関するフローダ
イアグラムを示している。同図において、音声データが
ISDNインタフェース部の#1より受信されると、そ
の音声データをデコードし、スピーカに出力するととも
に、ISDNインタフェース部の#2から次の端末装置
にそのままの音声データを転送する。
【0026】図5は、アノテーショントークン受信に関
するフローダイアグラムを示している。同図において、
アノテーショントークンがISDNインタフェース部の
#1より受信されると、アノテーショントークンをウェ
イトしている自端末装置のアノテーション制御タスクに
対してシグナルを送信するコマンドが発行される。この
処理により、自端末装置のアノテーション制御タスクが
ウェイト中であれば、このタスクに制御が移り、処理が
一巡して再びウェイト中に入ることにより、制御がこの
タスクに戻る。ウェイト中でなければ制御は移らず、そ
のままアノテーショントークンを解放し、ISDNイン
タフェース部の#2から次の端末装置にまわす。
【0027】図6は、音声トークン受信に関するフロー
ダイアグラムを示している。同図において、音声トーク
ンがISDNインタフェース部の#1より受信される
と、音声トークンをウェイトしている自端末装置音声制
御タスクに対してシグナルを送信するコマンドを発行す
る。この処理により、自端末装置音声制御タスクがウェ
イト中なら、このタスクに制御が移り、処理が一巡して
再びウェイト中に入ることにより、制御がこのタスクに
戻る。ウェイト中でなければ制御は移らず、そのまま音
声トークンを解放し、ISDNインタフェース部の#2
から次の端末装置にまわす。
【0028】図7は、自端末装置のアノテーション制御
に関するフローダイアグラムを示している。同図におい
て、自端末装置のマウスまたはペンによる入力が発生す
ると、タスクはマウス/ペンによるシグナルウェイト状
態から抜けアノテーションイベントウェイト状態に入
る。ここでアノテーショントークンを受信すれば、マウ
ス/ペンによるアノテーションが可能となる。ここで
は、GUIを用いて、ポインティングや描画を行った
後、例えば、ポインティングの場合はカーソルがその場
所に固定され、描画の場合は引いた線分の色を変えると
いうような表示を行うことにより、アノテーションが確
定したことをユーザに示す。逆にタイムアウトが発生し
た場合は、マウス/ペンによるアノテーションは不可と
なり、GUIを用いて、ポインティングや描画を行った
後、例えば、ポインティングの場合はカーソルがその場
所から消滅し、描画の場合は引いた線を消滅させるとい
うような表示を行うことにより、アノテーションが不可
であることをユーザに示す。
【0029】図8は、自端末装置の音声制御に関するフ
ローダイアグラムを示している。同図において、自端末
装置のマイクボタンによる入力が発生すると、タスクは
マイクボタンによるイベントウェイト状態から抜け音声
トークンウェイト状態に入る。ここで音声トークンを受
信すれば、マイクからの発言が可能となり、音声制御部
25に接続されたインジケータにより発言が可能である
旨をユーザに示す。逆にタイムアウトが発生した場合
は、別のインジケータの指示により発言が不可である旨
をユーザに知らせる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1ないし3の効果:N−ISDNとのインタフェ
ースによる接続手段を備え、データ会議通信機能を有し
たデータ会議端末装置において、1組のデータ会議端末
装置の接続には、N−ISDN回線のBチャンネルのう
ち1方を用いるようにし、基本的には2つのBチャンネ
ル各々を別のデータ会議端末装置と接続する形態をとる
ことにより、一連の多地点間のデータ会議システムを実
現することが可能となり、接続端末装置数が増大しても
ハードウエアが大がかりになることなく、簡易な装置構
成により効果的なデータ会議を行うことができる。
【0031】請求項4ないし6の効果:請求項1ないし
3の効果に加えて、描画,ポインティング及び文書ファ
イルのページ捲り等のアノテーションを行うためのアノ
テーショントークン及びまたは音声による発言権である
音声トークンは、接続された複数のデータ会議端末装置
を順次移動するようにし、更には、アノテーションデー
タ及び/または音声データを再生及び/または表示しな
がら各トークンを送信するようにすることにより、合理
的かつ簡易なシステム制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される会議システムの概要を示し
た図である。
【図2】本発明に適用される端末装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】アノテーション表示に関するフローダイアグラ
ムである。
【図4】音声データ出力に関するフローダイアグラムで
ある。
【図5】アノテーショントークン受信に関するフローダ
イアグラムである。
【図6】音声トークン受信に関するフローダイアグラム
である。
【図7】自端末装置のアノテーション制御に関するフロ
ーダイアグラムである。
【図8】自端末装置の音声制御に関するフローダイアグ
ラムである。
【符号の説明】
10…データ会議端末装置、11…ISDNインタフェ
ース部、12…ISDN回線、13…会議を進行するに
あたっての制御権、21…会議システム制御部、22…
ISDNインタフェース部、23…エンコード部、24
…デコード部、25…音声制御部、26…マウス/ペン
等の入力デバイス、27…ディスプレイ、28…スピー
カー、29…マイク。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N−ISDN回線とのインターフェース
    による接続手段と、データ会議通信手段を有する複数の
    データ会議端末装置が前記接続手段によりN−ISDN
    回線を介して相互接続され、多地点間のデータ会議を行
    うことができるようにしたデータ会議システムにおい
    て、1対の前記データ会議端末装置を前記N−ISDN
    回線の有する2つのBチャンネルのうちの1方により接
    続することによって、1台の前記データ会議端末装置に
    対して、2台の異なる前記データ会議端末装置が接続で
    きるようにしたことを特徴とするデータ会議システム。
  2. 【請求項2】 前記相互接続の形態は、前記複数のデー
    タ会議端末装置が直列をなすようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のデータ会議システム。
  3. 【請求項3】 前記相互接続の形態は、前記複数のデー
    タ会議端末装置がリング状をなすようにしたことを特徴
    とする請求項1記載のデータ会議システム。
  4. 【請求項4】 描画,ポインティング及び文書ファイル
    のページ捲り機能等を含む会議制御機能を実行するため
    の制御信号をアノテーションデータとして送信するため
    の送信権であるアノテーショントークンが、前記複数の
    データ会議端末装置を順次移動していくようにしたこと
    を特徴とする請求項1ないし3いずれか1記載のデータ
    会議システム。
  5. 【請求項5】 音声による発言を音声データとして送信
    するための送信権である音声トークンが、前記複数のデ
    ータ会議端末装置を順次移動していくようにしたことを
    特徴とする請求項1ないし4いずれか1記載のデータ会
    議システム。
  6. 【請求項6】 前記アノテーショントークン及び/また
    は音声トークンを有していない前記データ会議端末装置
    では、他の前記データ会議端末装置から入力された前記
    アノテーションデータ及び/または音声データを再生及
    び/または表示するとともに、前記アノテーションデー
    タ及び/または音声データを前記アノテーショントーク
    ン及び/または音声トークンの進行方向と同じ方向に送
    出することにより、前記データ会議システムが備えるす
    べてのデータ会議端末装置に前記アノテーションデータ
    及び/または音声データを伝達させるようにすることを
    特徴とする請求項1ないし5いずれか1記載のデータ会
    議システム。
JP8314525A 1996-11-26 1996-11-26 データ会議システム Pending JPH10164057A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100556727B1 (ko) * 1998-12-31 2006-05-03 엘지전자 주식회사 다자간 음성통화시의 패킷 전송방법
JP2008204469A (ja) * 2008-03-10 2008-09-04 Fuji Xerox Co Ltd 情報表示処理システム、クライアント端末、管理サーバ、プログラム
US7558221B2 (en) 2004-02-13 2009-07-07 Seiko Epson Corporation Method and system for recording videoconference data

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