JPH1016371A - プリンタにおける用紙押え兼スタンプ装置 - Google Patents

プリンタにおける用紙押え兼スタンプ装置

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JPH1016371A
JPH1016371A JP19289096A JP19289096A JPH1016371A JP H1016371 A JPH1016371 A JP H1016371A JP 19289096 A JP19289096 A JP 19289096A JP 19289096 A JP19289096 A JP 19289096A JP H1016371 A JPH1016371 A JP H1016371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
printing
print head
presser
printer
Prior art date
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Pending
Application number
JP19289096A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kobayashi
岳史 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
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Publication of JPH1016371A publication Critical patent/JPH1016371A/ja
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】印字ズレを防止するとともに、印字と同時に用
紙に必要事項をスタンプすることができるプリンタにお
ける用紙押え兼スタンプ装置の提供。 【解決手段】印字台7上に載置された用紙にプリントヘ
ッド6を移動させながら印字するとともに、印字時に用
紙を印字台7に押圧固定するプリンタにおける押え部装
置ににおいて、一部が上記印字台7上に張り出す用紙押
え9を上下動可能に配置し、かつ上記押え部10を印字
台7に押しつけるように付勢し、上記プリントヘッド6
を移動させるモータ4に連動してプリントヘッド6が待
機位置に戻った時には上記用紙押え9を上記付勢に抗し
て上方に回動させる駆動手段Aを設けるとともに、上記
用紙押えの下面には上記印字台上の用紙に押捺するスタ
ンプ8を取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字する際に用紙
を固定するとともに印字と同時にスタンプも押すことが
できるプリンタにおける用紙押え兼スタンプ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、チェックライタのように小切手や
手形等の用紙に金額を印字するプリンタとしては、数字
や¥やカンマ等の記号が周面に刻まれた印字輪を並設
し、入力した金額に合わせて印字輪をそれぞれ回転して
入力した金額を選択した後に選択した印字輪を一斉に打
ち下ろして用紙上に印字するものが知られている。この
プリンタでは機構部分が多く部品の点数が多いため、製
造工程や製造コストの低減を図ることが難しい。1個の
印字輪を移動させながら印字する方式のプリンタもある
が、問題は同じである。このため、印字輪をドットプリ
ントヘッドに代え、このドットプリントヘッドを移動さ
せながらフォントに合わせてドットピンを打ち出して印
字させるプリンタが考えられている。
【0003】また、従来のチェックライタは金額のみを
小切手、手形等に印字した後に、手書き又はゴム印等で
会社名等の必要事項を記載していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小切手
や約束手形等の用紙に印字する時はドットピンが印字ヘ
ッドから出没しながら印字ヘッドが移動するために、ド
ットピンが用紙に引っかかったり用紙の表面を擦ったり
して用紙を移動させてしまい、用紙上に正しい位置で印
字することができない印字ズレが発生する問題点があっ
た。
【0005】本発明は上記問題点を解消し、印字時に用
紙を印字台に固定して印字ズレを防止するとともに、印
字と同時に用紙に必要事項をスタンプすることができる
プリンタにおける用紙押え兼スタンプ装置を提供するこ
とをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るプリンタにおける用紙押え兼スタンプ
装置は、印字台上に載置された用紙にプリントヘッドを
移動させながら印字するとともに、印字時に用紙を印字
台に押圧固定するプリンタにおける用紙押え兼スタンプ
装置において、一部が上記印字台上に張り出す用紙押え
を上下動可能に配置し、かつ上記用紙押えを印字台に押
しつけるように付勢し、上記プリントヘッドを移動させ
るモータに連動してプリントヘッドが待機位置に戻った
時には上記用紙押えを上記付勢に抗して上方に回動させ
る駆動手段を設けるとともに、上記用紙押えの下面には
上記印字台上の用紙に押捺するスタンプを取り付けたこ
とを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1、図2は用紙押え兼スタンプ
装置を適用したプリンタを示し、このプリンタはキーボ
ード1から金額を入力し、入力した金額をディスプレイ
2で確認した後、発行キー3を押すことによりモータ4
を駆動し、減速機構を介してベルト5を駆動し、このベ
ルト5に固定された印字ヘッド6を移動させながら印字
台7に載置した用紙aに金額を印字している。このプリ
ンタはモータ4が停止時には待機位置(図2の右端位
置)にあり、モータ4が正回転すると左方向に移動し、
左端まで移動するとモータ4は逆回転して印字ヘッド6
の進行方向を切り替えて右方向に移動し、待機位置まで
移動するとモータ4が停止するように制御されている。
このプリンタは印字ヘッド6の往路と復路とでその前後
位置を変えて少ないドットで大きな文字を印字できるよ
うに設定されている。なお、図2において符号23はプ
ラスチック製のプラテンで、印字の際に小切手や約束手
形等の用紙の裏面にエンボスを形成する断面がジグザグ
状に形成されている。
【0008】用紙押え兼スタンプ装置は、一部が上記印
字台7上に張り出す用紙押え9を上下動可能に配置し、
かつ上記押え部10を印字台7に押しつけるようにバネ
14で付勢し、上記プリントヘッド6を移動させるモー
タ4に連動してプリントヘッド6が待機位置に戻った時
には上記用紙押え9を上記付勢に抗して上方に回動させ
る駆動手段Aを設けるとともに、上記用紙押え9の下面
の前部一側には上記印字台7上の用紙に押捺するスタン
プ8を取り付けたものである。
【0009】用紙押え9は印字ヘッド6の下方に配置さ
れた板部材で、その前部下面にはゴム板等の弾性材から
なる押え部10が固定されている。また、印字ヘッド6
の先端6aが移動する部分には開口部9aが形成され、
この開口部9aから露出する用紙aに印字できるように
形成されるとともに、左右両端部にはそれぞれ起立縁1
1が形成されている。この用紙押え9の後端はプリンタ
の後部に位置するとともに、この用紙押え9の起立縁1
1の略中央はフレーム12に軸13で回動自在に軸支さ
れ、用紙押え9が上下動するように設けられている。そ
して、用紙押え9の後端にはバネ14の下端が取着さ
れ、このバネ14の上端はフレーム12に形成されたピ
ン15にかけられて、用紙押え9の後端を常に上方に引
き上げ、押え部10を印字台7に押しつけるように付勢
している(図3、図4参照)。
【0010】印字ヘッド6を移動するモータ4の回転を
減速する複数の減速歯車からなる減速機構には、押え部
10を付勢手段Aに抗して上動させる駆動手段Aが連係
している。
【0011】この駆動手段Aは減速機構に連係する出力
軸16に固定された歯車17に噛合するかさ歯車18
と、このかさ歯車18の回転軸19の両端近傍に固定さ
れた2つのカム20とで構成されている。
【0012】上記カム20は円板の周面の一部に突出部
21を形成してなるもので印字ヘッド6が待機位置にあ
る時は図5(a)に示すように突出部21が起立縁11
に設けられたローラ22に係合し、用紙押え9の後端を
バネ14に抗して押し下げ、軸13を中心に回動させて
押え部10を上動させ、モータ4が回転して印字ヘッド
6が移動を始めると、モータ4の回転に連動してかさ歯
車18を介してカム20が回転し、図5(b)に示すよ
うにカム20の突出部21によるローラ22の押し下げ
を解除するので、用紙押え9はバネ14に付勢されて後
端が上動し、軸13を中心に回動して前端が下動し、押
え部10が印字台7に押しつけられるように設けられて
いる。このとき同時に、スタンプ8も印字台7上に押し
付けられる。
【0013】スタンプ8はできるだけ薄いものが好まし
く、表面には通常は会社名、部課名等の所定の必要事項
を表示した印影が形成されるが、これとともにあるいは
これとは別に図形や記号を表示してもよい。
【0014】上記構成の用紙押え兼スタンプ装置によれ
ば、プリンタに電源を入れると図示しない制御部が初期
化を行い、モータ4を回転させて印字ヘッド6を待機位
置に移動させる。
【0015】印字ヘッド6が待機位置に戻る時、減速機
構に連動してかさ歯車18が回転し、このかさ歯車18
の回転軸19に固定されたカム20が回転する。印字ヘ
ッド6が待機位置の近傍まで移動すると、カム20の突
出部21はローラ22に係合する位置に移動し、このロ
ーラ22をバネ14に抗して押し下げるので用紙押え9
は軸13を中心に回動し、押え部10が上動する。印字
ヘッド6が待機位置に到着したことを適宜手段で検出し
て制御部はモータ4の回転を止めるのでカム20の回転
も止まり、押え部10は上動した状態で停止する。
【0016】用紙押え9が上がった状態で停止している
ので用紙aを用紙押え9(押え部10)に邪魔されるこ
となく印字台7上にセットすることができる。キーボー
ド1から金額を入力し、入力した金額をディスプレイ2
で確認した後、発行キー3を押すと制御部はモータ4を
回転させる。モータ4が回転すると減速機構を介して印
字ヘッド6が移動を開始する。印字ヘッド6の移動に連
動してカム20が回転し、カム20の突出部21がロー
ラ22の押し下げを解除するので用紙押え9の後端はバ
ネ14に付勢されて上動するので用紙押え9は軸13を
中心に回動し、用紙押え9が下動して用紙aを印字台7
に押し付けて位置がズレないように固定する。
【0017】用紙押え9の回動と同時に、スタンプ8も
印字台7上の用紙aに押圧されるので、用紙aにはスタ
ンプ8に形成された印影が押捺される。
【0018】印字ヘッド6はモータ4の回転にしたがっ
て移動しながら制御部からのドット駆動信号にしたがっ
て文字の上半分のドットピンを打ち出しながら左端まで
移動する。左端まで移動すると制御部は印字ヘッド6を
前方に移動しモータ4を逆転させて印字ヘッド6を待機
位置の方向に移動させながら文字の下半分のドットピン
を打ち出す。印字ヘッド6が左端まで移動した時、カム
20は180度正回転しているがモータ4の逆回転に連
動して逆回転する。
【0019】なお、このカム20の回転角度は歯車17
とかさ歯車18のギヤ比によって決まるが180度に限
定されるものではなく、印字ヘッド6が左端まで移動す
る間にカム20の突出部21がローラ22に係合するま
で回転しなければよい。
【0020】印字ヘッド6が待機位置近傍まで移動して
くるとカム20の突出部21がローラ22に係合し、バ
ネ14に抗してこれを押し下げるので、用紙押え9は軸
13を中心に回動し、この用紙押え9の前部(押え部1
0)が上動して用紙aの押えつけを解除する。印字ヘッ
ド6が待機位置に戻るとモータ4が停止し、カム20の
回転も止まるので用紙押え9の前部は上がり、押え部1
0は用紙aの押しつけを解除した状態で停止しているの
で、印字済の用紙aは印字台7上から取り出すことがで
きる。
【0021】上述のように、印字ヘッド6がドットピン
を打ち出しながら左右方向に移動する際に、用紙押え9
はバネ14に付勢されて下動し、用紙aを印字台に固定
しているので印字ヘッド6やドットピンが用紙aを擦り
ながら移動しても用紙aはズレることはなく印字ズレが
発生することはない。特に、1つの文字を上下半分に分
割し往路で上半分、復路で下半分を印字するプリンタに
とっては用紙aのズレは印字品質にとって致命的である
が、印字中の用紙aのズレを防止できるので、高品位の
印字を実現することができる。
【0022】また、用紙押え9の下動に連動してスタン
プ8が印字台7上の用紙aに押捺するので、印字後に会
社名等を手書きしたりゴム印を押したりする手間を省く
ことができるので、作業が楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る用紙押え兼スタンプ装置を適用し
たプリンタの斜視図
【図2】上記プリンタの要部を示す平面図
【図3】上記プリンタの要部を示す側面図
【図4】上記プリンタの要部を示す正面図
【図5】(a)(b)は用紙押えの作動態様を示す動作
説明図
【符号の説明】 a 用紙 4 モータ 5 ベルト 6 印字ヘッド 7 印字台 8 スタンプ 9 用紙押え 10 押え部 A 駆動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字台上に載置された用紙にプリントヘ
    ッドを移動させながら印字するとともに、印字時に用紙
    を印字台に押圧固定するプリンタにおける用紙押え装置
    において、 一部が上記印字台上に張り出す用紙押えを上下動可能に
    配置し、かつ上記用紙押えを印字台に押しつけるように
    付勢し、 上記プリントヘッドを移動させるモータに連動してプリ
    ントヘッドが待機位置に戻った時には上記用紙押えを上
    記付勢に抗して上方に回動させる駆動手段を設けるとと
    もに、 上記用紙押えの下面には、上記印字台上の用紙に押捺す
    るスタンプを取り付けたことを特徴とするプリンタにお
    ける用紙押え兼スタンプ装置。
JP19289096A 1996-07-03 1996-07-03 プリンタにおける用紙押え兼スタンプ装置 Pending JPH1016371A (ja)

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JP19289096A JPH1016371A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 プリンタにおける用紙押え兼スタンプ装置

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JPH1016371A true JPH1016371A (ja) 1998-01-20

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