JP3595074B2 - プリンタにおける用紙押え装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印字する際に用紙を固定するプリンタにおける用紙押え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、小切手や手形等の用紙に金額を印字するプリンタとしては、数字や¥やカンマ等の記号が周面に刻まれた印字輪を並設し、入力した金額に合わせて印字輪をそれぞれ回転して入力した金額を選択した後に選択した印字輪を一斉に打ち下ろして用紙上に印字するものが知られている。このプリンタでは機構部分が多く部品の点数が多いため、製造工程や製造コストの低減を図ることが難しい。1個の印字輪を移動させながら印字する方式のプリンタもあるが、問題は同じである。このため、印字輪をドットプリントヘッドに代え、このドットプリントヘッドを移動させながらフォントに合わせてドットピンを打ち出して印字させるプリンタが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、小切手や約束手形等の用紙に印字する時はドットピンが印字ヘッドから出没しながら印字ヘッドが移動するために、ドットピンが用紙に引っかかったり用紙の表面を擦ったりして用紙を移動させてしまい、用紙上に正しい位置で印字することができない印字ズレが発生する問題点があった。
【0004】
本発明は上記問題点を解消し、印字時に用紙を印字台に固定して印字ズレを防止するプリンタにおける用紙押え装置を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係るプリンタにおける用紙押え装置は、印字台上に載置された用紙の表面に沿ってプリントヘッドを待機位置から一往復移動させて印字すべき文字の上半分と下半分を印字するとともに、印字時に用紙を印字台に押圧固定するプリンタにおける用紙押え装置において、一部が上記印字台上に張り出す板部材からなる用紙押えを上下動可能に配置し、かつ上記用紙押えを印字台に押しつけるように付勢し、上記印字台上の用紙を上記用紙押えに形成した開口部から露出させ、上記開口部から上記用紙にプリントヘッドにより印字するとともに、上記用紙押えに係脱するカムを上記プリントヘッドを移動させるモータの正逆転に連動して正逆転するように設け、上記プリントヘッドが待機位置近傍にあるときに上記カムを上記用紙押えに係合させて該用紙押えを上記付勢に抗して上方に移動させ、上記プリントヘッドが待機位置に戻ると上記モータを停止して上記用紙の押しつけを解除した状態で停止し、上記プリントヘッドが往復移動するときには上記カムを上記用紙押えに係合しないようにしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1、図2は用紙押え装置を適用したプリンタを示し、このプリンタはキーボード1から金額を入力し、入力した金額をディスプレイ2で確認した後、発行キー3を押すことによりモータ4を駆動し、減速機構を介してベルト5を駆動し、このベルト5に固定された印字ヘッド6を移動させながら印字台7に載置した用紙8に金額を印字している。このプリンタはモータ4が停止時には待機位置(図2上に点線で表示)にあり、モータ4が正回転すると左方向に移動し、左端まで移動するとモータ4は逆回転して印字ヘッド6の進行方向を切り替えて右方向に移動し、待機位置まで移動するとモータ4が停止するように制御されている。このプリンタは印字ヘッド6の往路と復路とでその前後位置を変えて少ないドットで大きな文字を印字できるように設定されている。なお、図2において符号23はプラスチック製のプラテンで、印字の際に小切手や約束手形等の用紙の裏面にエンボスを形成する断面がジグザグ状に形成されている。
【0007】
用紙押え装置は、一部が上記印字台7上に張り出す用紙押え9を上下動可能に配置し、かつ上記押え部10を印字台7に押しつけるようにバネ14で付勢するとともに、上記プリントヘッド6を移動させるモータ4に連動してプリントヘッド6が待機位置に戻った時には上記用紙押え9を上記付勢に抗して上方に回動させる駆動手段Aを設けたものである。
【0008】
用紙押え9は印字ヘッド6の下方に配置された板部材で、その前部下面にはゴム板等の弾性材からなる押え部10が固定されている。また、印字ヘッド6の先端6aが移動する部分には開口部9aが形成され、この開口部9aから露出する用紙8に印字できるように形成されるとともに、左右両端部にはそれぞれ起立縁11が形成されている。この用紙押え9の後端はプリンタの後部に位置するとともに、この用紙押え9の起立縁11の略中央はフレーム12に軸13で回動自在に軸支され、用紙押え9が上下動するように設けられている。そして、用紙押え9の後端にはバネ14の下端が取着され、このバネ14の上端はフレーム12に形成されたピン15にかけられて、用紙押え9の後端を常に上方に引き上げ、押え部10を印字台7に押しつけるように付勢している(図3、図4参照)。
【0009】
印字ヘッド6を移動するモータ4の回転を減速する複数の減速歯車からなる減速機構には、押え部10を付勢手段Aに抗して上動させる駆動手段Aが連係している。
【0010】
この駆動手段Aは減速機構に連係する出力軸16に固定された歯車17に噛合するかさ歯車18と、このかさ歯車18の回転軸19の両端近傍に固定された2つのカム20とで構成されている。
【0011】
上記カム20は円板の周面の一部に突出部21を形成してなるもので印字ヘッド6が待機位置にある時は図5(a)に示すように突出部21が起立縁11に設けられたローラ22に係合し、用紙押え9の後端をバネ14に抗して押し下げ、軸13を中心に回動させて押え部10を上動させ、モータ4が回転して印字ヘッド6が移動を始めると、モータ4の回転に連動してかさ歯車18を介してカム20が回転し、図5(b)に示すようにカム20の突出部21によるローラ22の押し下げを解除するので、用紙押え9はバネ14に付勢されて後端が上動し、軸13を中心に回動して前端が下動し押え部10が印字台7に押しつけられるように設けられている。
【0012】
上記構成の用紙押え装置によれば、プリンタに電源を入れると図示しない制御部が初期化を行い、モータ4を回転させて印字ヘッド6を待機位置に移動させる。
印字ヘッド6が待機位置に戻る時、減速機構に連動してかさ歯車18が回転し、このかさ歯車18の回転軸19に固定されたカム20が回転する。印字ヘッド6が待機位置の近傍まで移動すると、カム20の突出部21はローラ22に係合する位置に移動し、このローラ22をバネ14に抗して押し下げるので用紙押え9は軸13を中心に回動し、押え部10が上動する。印字ヘッド6が待機位置に到着したことを適宜手段で検出して制御部はモータ4の回転を止めるのでカム20の回転も止まり、押え部10は上動した状態で停止する。
【0013】
用紙押え9が上がった状態で停止しているので用紙8を用紙押え9(押え部10)に邪魔されることなく印字台7上にセットすることができる。キーボード1から金額を入力し、入力した金額をディスプレイ2で確認した後、発行キー3を押すと制御部はモータ4を回転させる。モータ4が回転すると減速機構を介して印字ヘッド6が移動を開始する。印字ヘッド6の移動に連動してカム20が回転し、カム20の突出部21がローラ22の押し下げを解除するので用紙押え9の後端はバネ14に付勢されて上動するので用紙押え9は軸13を中心に回動し、用紙押え9が下動して用紙8を印字台7に押し付けて位置がズレないように固定する。
【0014】
印字ヘッド6はモータ4の回転にしたがって移動しながら制御部からのドット駆動信号にしたがって文字の上半分のドットピンを打ち出しながら左端まで移動する。左端まで移動すると制御部は印字ヘッド6を前方に移動しモータ4を逆転させて印字ヘッド6を待機位置の方向に移動させながら文字の下半分のドットピンを打ち出す。印字ヘッド6が左端まで移動した時、カム20は180度正回転しているがモータ4の逆回転に連動して逆回転する。
【0015】
なお、このカム20の回転角度は歯車17とかさ歯車18のギヤ比によって決まるが180度に限定されるものではなく、印字ヘッド6が左端まで移動する間にカム20の突出部21がローラ22に係合するまで回転しなければよい。
【0016】
印字ヘッド6が待機位置近傍まで移動してくるとカム20の突出部21がローラ22に係合し、バネ14に抗してこれを押し下げるので、用紙押え9は軸13を中心に回動し、この用紙押え9の前部(押え部10)が上動して用紙8の押えつけを解除する。印字ヘッド6が待機位置に戻るとモータ4が停止し、カム20の回転も止まるので用紙押え9の前部は上がり、押え部10は用紙8の押しつけを解除した状態で停止しているので、印字済の用紙8は印字台7上から取り出すことができる。
【0017】
上述のように、印字ヘッド6がドットピンを打ち出しながら左右方向に一往復移動する際に、用紙押え9はバネ14に付勢されて下動し、用紙8を印字台7に固定しているので印字ヘッド6やドットピンが用紙aを擦りながら移動しても用紙aはズレることはなく印字ズレが発生することはない。特に、1つの文字を上下半分に分割し往路で上半分、復路で下半分を印字するプリンタにとっては用紙のズレは印字品質にとって致命的であるが、印字中の用紙aのズレを防止できるので、高品位の印字を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る用紙押え装置を適用したプリンタの斜視図
【図2】上記プリンタの要部を示す平面図
【図3】上記プリンタの要部を示す側面図
【図4】上記プリンタの要部を示す正面図
【図5】(a)(b)は用紙押えの作動態様を示す動作説明図
【符号の説明】
4 モータ
5 ベルト
6 印字ヘッド
7 印字台
8 用紙
9 用紙押え
10 押え部
A 駆動手段

Claims (1)

  1. 印字台上に載置された用紙の表面に沿ってプリントヘッドを待機位置から一往復移動させて印字すべき文字の上半分と下半分を印字するとともに、印字時に用紙を印字台に押圧固定するプリンタにおける用紙押え装置において、
    一部が上記印字台上に張り出す板部材からなる用紙押えを上下動可能に配置し、かつ上記用紙押えを印字台に押しつけるように付勢し、上記印字台上の用紙を上記用紙押えに形成した開口部から露出させ、上記開口部から上記用紙にプリントヘッドにより印字するとともに、
    上記用紙押えに係脱するカムを上記プリントヘッドを移動させるモータの正逆転に連動して正逆転するように設け、上記プリントヘッドが待機位置近傍にあるときに上記カムを上記用紙押えに係合させて該用紙押えを上記付勢に抗して上方に移動させ、上記プリントヘッドが待機位置に戻ると上記モータを停止して上記用紙の押しつけを解除した状態で停止し、上記プリントヘッドが往復移動するときには上記カムを上記用紙押えに係合しないようにした
    ことを特徴とするプリンタにおける用紙押え装置。
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