JPH10163637A - 印刷配線板の製造方法 - Google Patents

印刷配線板の製造方法

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JPH10163637A
JPH10163637A JP31758796A JP31758796A JPH10163637A JP H10163637 A JPH10163637 A JP H10163637A JP 31758796 A JP31758796 A JP 31758796A JP 31758796 A JP31758796 A JP 31758796A JP H10163637 A JPH10163637 A JP H10163637A
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】製造工程を追加することなく従来のビルドアッ
プ工法にて製造し、フォトビア孔形成と同時に任意の場
所に自由度の高い任意の形状の分割用溝を形成し、更に
困難な製造条件割りだしが不要となるため、容易に分割
用溝のある多層印刷配線板を製造することを目的とす
る。 【解決手段】ビルドアップ工法を使った印刷配線板にお
いて、回路形成済みの内層コア層4に感光性絶縁樹脂5
の塗布を行ない、フォトビア孔と分割用溝を形成するた
めのマスクフィルム8を使用してフォト法により露光,
現像してフォトビア孔と切断用溝を同時に形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷配線板の製造方
法に関し、特にビルドアップ工法を用いた印刷配線板の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷配線板における分割用溝の形
成方法は、公知技術にて製造した印刷配線板の外形加工
後、ホイールカッタが回転している所に印刷配線板を搬
送させ、機械的に分割用溝を形成している方法が一般的
であるが、特に薄板の印刷配線板の場合に分割用溝を形
成する際、基材に亀裂を生じてしまったり、バリが発生
することがあり、重大な問題となっていた。この問題を
解決する方法として、特開平4−42594号公報によ
ると図4(a)〜(d)に示すように、銅箔10が形成
されたポリイミド樹脂よりなるフレキシブル樹脂基材1
1を使用し、銅箔10の表面上にレジスト製版を行な
い、製版された感光性レジスト13を用いて銅箔10の
所定部をエッチング除去することにより絶縁樹脂基材エ
ッチング用レジストを形成し、この絶縁樹脂基材エッチ
ング用レジストを用いて、スルーホール孔12、分割用
溝7等の所定形状の孔及び溝を所定数だけ基材のエッチ
ング時に一括して形成する方法が開示されている。ま
た、特開平3−232293号公報によると、図5
(a),(b)に示すように、化学切削性ガラス板15
を局部露光、一次熱処理後湿式エッチングしてスルーホ
ール孔12及び分割用溝7を同時に形成する方法が開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の印刷配
線板の製造方法においては以下のような問題があった。
すなわち、図4(a)〜(d)に示した特開平4−42
594号公報と図5(a),(b)に示した特開平3−
232293号公報記載の例では、共に両面印刷配線板
(2層板)のみであり、更に、分割用溝の形成とスルー
ホール孔の形成を同時に形成する製造工程において、分
割用溝は半貫通、スルーホール孔は貫通である必要があ
るため、基材溶解条件の割り出しが大変困難であった。
【0004】本発明の目的は、容易に分割用溝とスルー
ホール孔の形成を同時にできる印刷配線板の製造方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビルドアップ
工法を使った印刷配線板の製造方法において、回路形成
済みの内層コア材に感光性樹脂を塗布する工程と、フォ
トビア孔と分割用溝を形成するためのマスクフィルムを
使用してフォト法により露光,現像してフォトビア孔と
切断用溝を同時に形成する工程を含むことを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0007】図1(a)〜(c),図2(a)〜
(c),図3(a)〜(c)は本発明の一実施の形態の
印刷配線板の製造方法を説明するための工程順に示した
断面図である。本発明の一実施の形態の印刷配線板の製
造方法は、まず、図1(a)に示すように、従来より公
知の方法で導体パターン1とフォトビアランド2を形成
する。この際に使用する絶縁基材3に厚さ100μmの
エポキシ樹脂を用い、銅箔厚は12μmである。次に、
図1(b)に示すように、上記方法にて形成したコア層
4に感光性絶縁樹脂5を両面にそれぞれ厚さ80μm塗
布を行なう。次に、図1(c)に示すように、フォトビ
ア孔6と分割用溝7を形成するためのマスクフィルム8
を予め用意しておき、そのマスクフィルム8を感光性絶
縁樹脂5に重ねて4J/cm2 のUV光を照射し露光を
行なう。その時のフォトビア孔径は0.15mm、分割
用溝幅は0.15mmとする。(通常ビルドアップ基板
で使われているフォトビア孔径と同等)次に、図2
(a)に示すように、ブチル系溶剤により現像を行ない
フォトビア孔6bと分割用溝7を同時に形成する。次
に、図2(b)に示すように、無電解銅めっき及び電気
銅めっきを行ない、フォトビア6aを形成する。
【0008】その後、図2(c)に示すように、両面1
回ビルドアップしたコア9に再び感光性絶縁樹脂5を両
面にそれぞれ厚さ80μm塗布を行なう。次に、図3
(a)に示すように、フォトビア孔6bと図2(a)に
て作成した分割用溝7と同じ箇所に再びフォトビア孔6
bと分割用溝7を形成するためのマスクフィルム8を予
用意しておき、そのマスクフィルム8を感光性絶縁樹脂
膜5に重ねて4J/cm2 のUV光を照射し露光を行な
う。その時のフォトビア孔6bの径は0.15mm、分
割用溝7の幅は0.15mmとする。(通常ビルドアッ
プ基板で使われているフォトビア孔径と同等)次に、図
3(b)に示すように、ブチル系溶剤により現像を行な
いフォトビア孔6bと分割用溝7を同時に形成する。そ
の時、分割用溝7がコア層4まで到達するまで現像を行
なう。ブチル系溶剤は感光性樹脂の感光していない箇所
のみ現像され、フォトビアランド2や絶縁基材3は溶解
されないので、分割用溝7が貫通してしまうことはな
い。次に、図3(c)に示すように、無電解銅めっき及
び電気銅めっきを行ない、フォトビア6aを形成する。
【0009】これにより、フォトビア6aと分割用溝7
が同時に形成できる。従って、製造工程を追加すること
なく従来のビルドアップ工法で製造できるため、多層印
刷配線板の製造にも適用でき、フォトビア孔6bの形成
と同時に任意の場所に自由度の高い任意の形状の分割用
溝7を形成することができ、感光性絶縁樹脂5が溶解し
なくなるまで現像すればよいので、困難な製造条件割り
だしが不要ととなるため、容易に分割用溝7のある多層
印刷配線板を製造することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、製造工程
を追加することなく従来のビルトアップ工法にて製造
し、フォトビア孔形成と同時に任意の場所に自由度の高
い任意の形状の分割用溝を形成することができる。更
に、困難な製造条件割りだしが不要となるため、容易に
分割用溝のある多層印刷配線板を製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は本発明の一実施の形態の印刷
配線板の製造方法を説明するための工程順に示した断面
図である。
【図2】(a)〜(c)は本発明の一実施の形態の印刷
配線板の製造方法を説明するための工程順に示した断面
図である。
【図3】(a)〜(c)は本発明の一実施の形態の印刷
配線板の製造方法を説明するための工程順に示した断面
図である。
【図4】(a)〜(d)は従来の印刷配線板の製造方法
の一例を説明するための工程順に示した断面図である。
【図5】(a),(b)は従来の印刷配線板の一例の分
割用溝のスルーホール孔の断面図である。
【符号の説明】
1 導体パターン 2 フォトビアランド 3 絶縁基材 4 コア層 5 感光性絶縁樹脂 6a フォトビア 6b フォトビア孔 7 分割用溝 8 マスクフィルム 9 両面1回ビルドアップしたコア 10 銅箔 11 フレキシブル樹脂基材 12 スルーホール孔 13 感光性レジスト 14 外形支持バー 15 化学切削性ガラス板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビルドアップ工法による印刷配線板の製
    造方法において、エポキシ樹脂の絶縁基材上に導体パタ
    ーンとフォトビアランドを形成する工程と、この絶縁基
    材上に導体パターンとフォトビアランドを形成したコア
    層に感光性絶縁樹脂を両面に塗布し、マスクフィルムを
    当接しUV光を照射し露光,現像を行いフォトビア孔と
    分割用溝を同時に形成する工程と、無電解銅めっき及び
    電気銅めっきを行いフォトビアを形成し両面1回ビルド
    アップしたコアを形成する工程と、このコアに再び感光
    性樹脂を両面に塗布しマスクフィルムを当接しUV光を
    照射し露光,現像して前記フォトビア孔と前記分割用溝
    と同じ箇所に再びフォトビア孔と分割用溝を同時に形成
    する工程と、無電解銅めっき及び電気銅めっきを行いフ
    ォトビアを形成する工程とを含むことを特徴とする印刷
    配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記露光,現像がブチル系溶剤により行
    われることを特徴とする請求項1記載の印刷配線板の製
    造方法。
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