JPH10162287A - 複合センサ型車両感知器 - Google Patents

複合センサ型車両感知器

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JPH10162287A
JPH10162287A JP32163596A JP32163596A JPH10162287A JP H10162287 A JPH10162287 A JP H10162287A JP 32163596 A JP32163596 A JP 32163596A JP 32163596 A JP32163596 A JP 32163596A JP H10162287 A JPH10162287 A JP H10162287A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲環境の影響を受けずに、車両以外の物体
等と車両との区別を行い、車両検出精度を向上する。 【解決手段】 路面を撮像して車両を検出する車両感知
器であって、可視光線域に感度を有し可視域の画像を撮
像する可視域撮像装置11と、熱赤外線域に感度を有し
赤外線域の画像を撮像する赤外線域撮像装置12と、照
度計21と温度計22とを備え路面付近の環境を測定す
る環境計測装置20と、可視域撮像装置11が出力する
可視域の画像データと赤外線域撮像装置12が出力する
赤外線域の画像データと環境計測装置20が出力する環
境データとを処理して車両を検出する信号処理装置30
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両感知器に関し、
特に車両を検出して交通情報を提供する車両感知器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例として、特開平5−296
766号公報(以下、公報1と記述する)に記載されて
いる障外物検出装置の発明がある。公報1に記載されて
いる発明は、可視光および赤外光を撮像する撮像手段に
よって障外物を検出する。
【0003】図6は、公報1に記載されている障害物検
出装置の構成を示すブロック図である。図6に示した障
害物検出装置は、(m×n)の画素からなるCCDと、
赤外カットフィルタ手段と、赤外カットフィルタ手段を
有する領域の信号とそれ以外の領域の信号とを選択する
領域切替手段とを有する構成となっている。
【0004】また、特開平5−298594号公報(以
下、公報2と記述する)に記載されている画像式車両感
知方法の発明がある。公報2に記載されている発明は、
道路の映像データ(輝度データ群Dt)を得て、車両が
存在せず路面のみの場合に対応した基準路面レベルデー
タ(Dr)を保持し、輝度データ群DtがDrよりも低
く、かつ一定のレベルで変化がほとんどない特徴を検出
して車両と影とを区別する。図7は、公報2に記載され
ている画像式車両感知方法の影判定過程を示すフローチ
ャートである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、車両
が存在しない場合の路面データを取得する際に、確実に
車両が存在しないということを判断することが困難であ
るということである。
【0006】その理由は、公報2に記載されている従来
の技術において、車両と影とを区別する際に、周囲環境
の影響を除去するために、道路の映像データと車両が存
在しない場合の路面データとの差分を用いているからで
ある。
【0007】第2の問題点は、(m×n)の画素からな
るCCDの特定部分に赤外カットフィルタのある部分と
ない部分とを構成しても、可視光線域と熱赤外線域との
光を取得することができないということである。
【0008】その理由は、公報1に記載されている従来
の技術において、異なる2波長帯域の光を電気信号に変
換するために、赤外カットフィルタの有無を利用してい
るからである。
【0009】本発明の目的は、上述した従来の問題点を
解決し、車両や建造物の影、路面状況、車両以外の物体
等の周囲環境の影響を受けずに、車両以外の物体等と走
行中または停止中の車両との区別を行い、車両検出精度
を向上する複合センサ型車両感知器を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の複合センサ型車両感知器は、路面を撮像して
車両を検出する車両感知器であって、可視光線域に感度
を有し、可視域の画像を撮像する可視域撮像装置(1
1)と、熱赤外線域に感度を有し、赤外線域の画像を撮
像する赤外線域撮像装置(12)と、照度計(21)と
温度計(22)とを備え、路面付近の環境を測定する環
境計測装置(20)と、該可視域撮像装置(11)が出
力する可視域の画像データと該赤外線域撮像装置(1
2)が出力する赤外線域の画像データと該環境計測装置
(20)が出力する環境データとを処理して車両を検出
する信号処理装置(30)とを有する。
【0011】上記本発明の複合センサ型車両感知器は、
前記環境計測装置が路面付近の前記環境データを所定の
時間ごとに取得する第1の手段と、前記可視域撮像装置
が前記可視域の画像を撮像する第2の手段と、前記赤外
線域撮像装置が前記赤外線域の画像を撮像する第3の手
段と、前記信号処理装置が該環境データと該可視域の画
像データとを用いて路面の周囲環境を検出する第4の手
段と、該第4の手段によって検出された該周囲環境によ
って天候状態を判定する第5の手段と、該第5の手段に
おいて通常の天候状態にあると判定された場合には、該
可視域の画像データを用いて車両の第1の候補を検出す
る第6の手段と、該第6の手段において該車両の第1の
候補を検出したか否かを判定し、該車両の第1の候補を
検出しなかった場合には該第1の手段に戻る第7の手段
と、該第7の手段において該車両の第1の候補を検出し
た場合または該第5の手段において悪天候状態にあると
判定された場合には、該赤外線域の画像データを用いて
車両の第2の候補を検出する第8の手段と、該第8の手
段において該車両の第2の候補を検出したか否かを判定
し、該車両の第2の候補を検出しなかった場合には該第
1の手段に戻る第9の手段と、該第9の手段において該
車両の第2の候補を検出した場合には、最終的な車両の
検出を行って検出結果を出力する第10の手段とを有す
る。
【0012】また、上記本発明の複合センサ型車両感知
器は、前記第4の手段が、前記可視域撮像装置が取得し
た前記可視域の画像データを用いて路面輝度データの平
均値と標準偏差とを算出する第11の手段と、該平均
値、該標準偏差および前記環境データとあらかじめ設定
してある第1の基準値とを比較する第12の手段と、該
平均値が第1の基準値以下である場合には第17の手段
に進む第13の手段と、該第13の手段において該平均
値が該第1の基準値よりも大きい場合であって該標準偏
差が該第1の基準値以上である場合には、該第17の手
段に進む第14の手段と、該第14の手段において該標
準偏差が該第1の基準値よりも小さい場合であって該環
境データが該第1の基準値以上である場合には、該第1
7の手段に進む第15の手段と、該第15の手段におい
て該環境データが該第1の基準値よりも小さい場合には
悪天候状態にあると判定する第16の手段と、天候が通
常の天候状態にあると判定する該第17の手段とを有す
ることができる。
【0013】さらに、上記本発明の複合センサ型車両感
知器は、前記第8の手段が、前記赤外線域撮像装置が取
得した前記赤外線域の画像データと、車両が存在しない
ときの路面データとを比較する第21の手段と、該赤外
線域の画像データの温度が該路面データの温度以下であ
る場合には第26の手段に進む第22の手段と、該第2
2の手段において該赤外線域の画像データの温度が該路
面データの温度よりも大きい場合には、該赤外線域の画
像データの面積を計算する第23の手段と、該第23の
手段において該面積があらかじめ設定されている第2の
基準値以下である場合には該第26の手段に進む第24
の手段と、該第24の手段において該面積が該第2の基
準値よりも大きい場合には検出した車両候補が車両であ
ると判定する第25の手段と、検出した車両候補が車両
以外の物体であると判定する該第26の手段とを有する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】[1]構成の説明 図1は、本発明の一実施の形態における複合センサ型車
両感知器の基本構成を示すブロック図である。図1に示
した複合センサ型車両感知器は、撮像部10と環境計測
部20と信号処理部30とを有する構成となっている。
撮像部10は、可視CCDカメラ11と、赤外線域撮像
カメラ12とを備える構成となっている。環境計測部2
0は、照度計21と、温度計22とを備える構成となっ
ている。信号処理部30は、ビデオA/D変換器31,
33と、フレームメモリ32,34と、ディジタルシグ
ナルプロセッサ(以下、DSPと記述する)35と、C
PU36と、外部出力I/F37と、A/D変換器3
8,39とを備える構成となっている。
【0016】撮像部10は路面上方に設置される。可視
CCDカメラ11は、可視域(例えば0.4〜0.8μ
m)に感度を有する。赤外線域撮像カメラ12は、赤外
域(例えば3〜5μmまたは8〜12μm)に感度を有
する。
【0017】環境計測部20は、撮像部10と一体とな
り路面上方に設置される。照度計21は、路面付近の太
陽光照度を計測する。温度計22は、路面付近の外気温
度を計測する。
【0018】信号処理部30において、ビデオA/D変
換器31は、可視CCDカメラ11の映像信号を取込ん
でディジタル画像に変換する。フレームメモリ32は、
ビデオA/D変換器31のデータを保持する。ビデオA
/D変換器33は、赤外線域撮像カメラ12の映像信号
を取込んでディジタル画像に変換する。フレームメモリ
34は、ビデオA/D変換器33のデータを保持する。
A/D変換器38は、照度計21の信号をディジタルデ
ータに変換する。A/D変換器39は、温度計22の信
号をディジタルデータに変換する。ディジタルシグナル
プロセッサ35は、フレームメモリ32に保持されてい
る可視域における路面および車両の映像と、フレームメ
モリ34に保持されている赤外線域における路面および
車両の映像と、A/D変換器38によって変換された照
度データと、A/D変換器39によって変換された温度
データとを基にして、車両の検出、車両の影または建造
物等の影と車両との区別、および天候状態の判断を演算
する。CPU36は、各部の制御および検出結果の集計
を行う。外部出力I/F37は、CPU36によって集
計された結果を外部に出力する。
【0019】[2]動作の説明 図2は、本発明の一実施の形態における複合センサ型車
両感知器の動作を示すメインフローチャートであり、車
両を検出する際に複数の情報を組合せて車両と影とを区
別する処理を示している。図3は、図2における天候状
態の判定処理を示すフローチャートであり、図4は、図
2における赤外線域車両判定の処理を示すフローチャー
トである。図5は、車両判定処理の各条件における可視
画像および赤外画像の信号強度を示す図である。
【0020】初めに、図2ないし図4を用いて、図1に
示した構成における車両検出処理を示す。 照度計21および温度計22を用いて、一定時間毎に
道路付近の照度および温度を計測し、そのデータを取得
する(F1)。 可視域CCDカメラ11および赤外線域撮像カメラ1
2を用いて、あらかじめ設定してある道路を含む領域を
撮像し、それぞれから2次元画像を取得する(F2,F
3)。 可視域CCDカメラ11が取得した画像(以下、可視
画像と記述する)データと、温度データおよび照度デー
タとを基にして、路面の周囲環境を検出して、天候状態
を判定する(F4)。 天候状態によって車両判定を可視画像データおよび赤
外線域撮像カメラ12が取得した画像(以下、赤外画像
と記述する)データの両方で行うか、赤外画像データの
みで行うかを決定する(F5)。 通常天候であると判定した場合には、可視画像データ
を用いて車両候補の検出を行う。このとき、車両以外に
も車両の影、建造物の影等も全て検出する(F6)。 可視画像データによる車両候補の検出の有無を判定
し、車両候補を検出した場合には、次の赤外画像データ
による車両候補の検出に進む。車両候補を検出しない場
合には、に戻って、F1から繰り返す(F7)。 通常天候であると判定した場合および悪天候であると
判定した場合のいずれも、赤外画像データを用いて車両
候補の検出を行う(F8)。 赤外画像データによる車両候補の検出の有無を判定
し、車両候補を検出した場合には、およびの結果を
基にして、最終的な車両判定を行う。車両候補を検出し
ない場合には、に戻って、F1から繰り返す(F
9)。 F9において車両であると判定した場合には、感知出
力、速度、車種等を算出して、最終的な判定結果として
出力する(F10)。
【0021】図3を用いて、上述のF4における天候状
態の判定処理を説明する。可視画像データにおいて、あ
らかじめ設定してある領域内の路面の輝度データの平均
値および分散値を算出して(F11)、既知データ(ス
レッショルド)と比較する(F12)。輝度データの平
均値と既知データとを比較して(F13)、輝度データ
の平均値が既知データ以下である場合には、通常の天候
であると判定する(F17)。輝度データの平均値が既
知データよりも大きい場合には、分散値および気温デー
タを用いて判定する。分散値が既知データよりも小さく
(F14)、かつ気温データが既知データよりも低い場
合には(F15)、悪天候(降雪)であると判定する
(F16)。それ以外の、分散値が既知データ以上であ
るか、または気温データが既知データ以上である場合に
は、通常の天候であると判定する(F17)。
【0022】図4を用いて、上述のF8における車両判
定の処理を詳細に説明する。F6において車両候補が存
在した位置と同じ領域を、赤外画像データについても処
理する。ただし、F5において悪天候状態にある判定し
た場合には領域の限定はしない。
【0023】現在取得している赤外画像データをあらか
じめ取得してある背景データ(車両の存在しないときの
路面データ)と比較して(F21)、取得したデータが
路面よりも高温となっているか否かを判定する(F2
2)。取得したデータが路面よりも高温であると判定し
た場合には、高温となっている領域の面積を計算して
(F23)、その面積が既存データ(スレッショルド)
よりも大きいか否かを判定する(F24)。その面積が
既存データ(スレッショルド)よりも大きい場合には、
車両であると判定する(F25)。F22において、取
得したデータが路面以下の温度であるか、または面積が
既存データ以下である場合には、車両以外の物体である
と判定する(F26)。
【0024】次に、図5を用いて、車両判定処理の各条
件における可視画像および赤外画像の道路横断方向一ラ
インの信号強度の例として、車両および車両以外の物体
の説明をする。
【0025】図5(a)は、2車線道路の第1車線に白
色車両が存在し、第2車線に黒色車両が存在する場合を
示している。可視画像データでは、白色車両は路面より
も信号強度(輝度)が大きく、黒色車両は路面よりも信
号強度(輝度)が小さくなっている。また、赤外画像デ
ータでは、両車両とも車体の熱によって路面よりも信号
強度(温度)が大きい。
【0026】図5(b)は、第1車線に車両が存在し、
第2車線には第1車線に存在する車両の影がある場合を
示している。可視画像データでは、第1車線には車両が
存在するということを検出するが、第2車線では影を黒
い車両と誤感知して車両候補として処理する場合があ
る。赤外画像データでは、第2車線の影は路面の温度で
判定すると車両とは判定されず、第1車線の車両のみが
検出される。
【0027】図5(c)は、第1車線、第2車線の両方
に建造物の影が存在する場合を示している。可視画像デ
ータでは、両車線またはどちらかの車線に黒色車両が存
在すると誤感知して車両候補として処理する場合があ
る。赤外画像データでは、路面温度で判定するので、車
両以外であると判定する。
【0028】図5(d)は、悪天候時に第1車線および
第2車線に車両が存在する場合を示している。悪天候時
のような可視画像の低コントラスト時には、可視画像デ
ータではほとんど車両として検出することができない。
しかし、赤外画像データによって車両を検出することが
できる。
【0029】図5(e)は、降雪時に第1車線および第
2車線に車両が存在する場合を示している。降雪時に
は、路面の輝度レベルは通常天候時よりも高くなる。こ
のため、可視画像データでは、車両が走行した場合には
若干レベルは変動するが、車体に積もった雪によって車
両検出は困難である。赤外画像データでは、ボンネット
等の熱または窓ガラス部分が、降雪時の路面よりも信号
強度が高くなり、車両を検出することができる。
【0030】
【発明の効果】第1の効果は、車両や建造物等の影、路
面状況、車両以外の物体等の周囲環境の影響を除去し
て、路面、建造物等と車両とを区別することができると
いうことである。これによって、周囲環境の影響を受け
ずに、車両以外の物体等と走行中または停止中の車両と
の区別を行い、車両検出精度を向上することができる。
【0031】その理由は、可視光線域に感度を有する可
視域撮像装置と熱赤外線域に感度を有する赤外線域撮像
装置と周囲の環境を測定する環境計測装置とを用いて、
可視域画像の信号強度である輝度と赤外線域画像の信号
強度である温度との両方から車両を検出するからであ
る。
【0032】第2の効果は、悪天候時においても、車両
の周囲環境の変化に左右されない赤外線域撮像装置が車
両検出の判定を行うことができるということである。
【0033】その理由は、可視域撮像装置による路面輝
度レベル平均値および分散値と気温データとによって悪
天候(降雪等)であるか否かを判定して、通常天候時に
は可視域撮像装置と赤外線域撮像装置とを用いて車両を
検出し、悪天候時には可視域撮像装置では車両検出結果
が不正確となるので赤外線域撮像装置のみを用いて、路
面よりも高温となっている車体のボンネット部および窓
ガラスを検出して車両を検出することによって、車両判
定を行うからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における複合センサ型車
両感知器の基本構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態における複合センサ型車
両感知器の動作を示すメインフローチャート
【図3】図2における天候状態の判定処理を示すフロー
チャート
【図4】図2における赤外線域車両判定の処理を示すフ
ローチャート
【図5】車両判定処理の各条件における可視画像および
赤外画像の信号強度を示す図
【図6】特開平5−296766号公報に記載されてい
る障外物検出装置の構成を示すブロック図
【図7】特開平5−298594号公報に記載されてい
る画像式車両感知方法を示すフローチャート
【符号の説明】
10 撮像部 11 可視CCDカメラ 12 赤外線域撮像カメラ 20 環境計測部 21 照度計 22 温度計 30 信号処理部 31,33 ビデオA/D変換器 32,34 フレームメモリ 35 ディジタルシグナルプロセッサ(DSP) 36 CPU 37 外部出力I/F 38,39 A/D変換器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面を撮像して車両を検出する車両感知
    器において、 可視光線域に感度を有し、可視域の画像を撮像する可視
    域撮像装置と、 熱赤外線域に感度を有し、赤外線域の画像を撮像する赤
    外線域撮像装置と、 照度計と温度計とを備え、路面付近の環境を測定する環
    境計測装置と、 該可視域撮像装置が出力する可視域の画像データと該赤
    外線域撮像装置が出力する赤外線域の画像データと該環
    境計測装置が出力する環境データとを処理して車両を検
    出する信号処理装置とを有することを特徴とする、複合
    センサ型車両感知器。
  2. 【請求項2】 前記環境計測装置が路面付近の前記環境
    データを所定の時間ごとに取得する第1の手段と、 前記可視域撮像装置が前記可視域の画像を撮像する第2
    の手段と、 前記赤外線域撮像装置が前記赤外線域の画像を撮像する
    第3の手段と、 前記信号処理装置が該環境データと該可視域の画像デー
    タとを用いて路面の周囲環境を検出する第4の手段と、 該第4の手段によって検出された該周囲環境によって天
    候状態を判定する第5の手段と、 該第5の手段において通常の天候状態にあると判定され
    た場合には、該可視域の画像データを用いて車両の第1
    の候補を検出する第6の手段と、 該第6の手段において該車両の第1の候補を検出したか
    否かを判定し、該車両の第1の候補を検出しなかった場
    合には該第1の手段に戻る第7の手段と、 該第7の手段において該車両の第1の候補を検出した場
    合または該第5の手段において悪天候状態にあると判定
    された場合には、該赤外線域の画像データを用いて車両
    の第2の候補を検出する第8の手段と、 該第8の手段において該車両の第2の候補を検出したか
    否かを判定し、該車両の第2の候補を検出しなかった場
    合には該第1の手段に戻る第9の手段と、 該第9の手段において該車両の第2の候補を検出した場
    合には、最終的な車両の検出を行って検出結果を出力す
    る第10の手段とを有することを特徴とする、請求項1
    に記載の複合センサ型車両感知器。
  3. 【請求項3】 前記第4の手段が、 前記可視域撮像装置が取得した前記可視域の画像データ
    を用いて路面輝度データの平均値と標準偏差とを算出す
    る第11の手段と、 該平均値、該標準偏差および前記環境データとあらかじ
    め設定してある第1の基準値とを比較する第12の手段
    と、 該平均値が第1の基準値以下である場合には第17の手
    段に進む第13の手段と、 該第13の手段において該平均値が該第1の基準値より
    も大きい場合であって該標準偏差が該第1の基準値以上
    である場合には、該第17の手段に進む第14の手段
    と、 該第14の手段において該標準偏差が該第1の基準値よ
    りも小さい場合であって該環境データが該第1の基準値
    以上である場合には、該第17の手段に進む第15の手
    段と、 該第15の手段において該環境データが該第1の基準値
    よりも小さい場合には悪天候状態にあると判定する第1
    6の手段と、 天候が通常の天候状態にあると判定する該第17の手段
    とを有する、請求項2に記載の複合センサ型車両感知
    器。
  4. 【請求項4】 前記第8の手段が、 前記赤外線域撮像装置が取得した前記赤外線域の画像デ
    ータと、車両が存在しないときの路面データとを比較す
    る第21の手段と、 該赤外線域の画像データの温度が該路面データの温度以
    下である場合には第26の手段に進む第22の手段と、 該第22の手段において該赤外線域の画像データの温度
    が該路面データの温度よりも大きい場合には、該赤外線
    域の画像データの面積を計算する第23の手段と、 該第23の手段において該面積があらかじめ設定されて
    いる第2の基準値以下である場合には該第26の手段に
    進む第24の手段と、 該第24の手段において該面積が該第2の基準値よりも
    大きい場合には検出した車両候補が車両であると判定す
    る第25の手段と、 検出した車両候補が車両以外の物体であると判定する該
    第26の手段とを有する、請求項2または3に記載の複
    合センサ型車両感知器。
JP32163596A 1996-12-02 1996-12-02 複合センサ型車両感知器 Expired - Lifetime JP2850890B2 (ja)

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