JPH10162027A - 情報検索方法及びその装置 - Google Patents

情報検索方法及びその装置

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JPH10162027A
JPH10162027A JP8334978A JP33497896A JPH10162027A JP H10162027 A JPH10162027 A JP H10162027A JP 8334978 A JP8334978 A JP 8334978A JP 33497896 A JP33497896 A JP 33497896A JP H10162027 A JPH10162027 A JP H10162027A
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JP
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Application number
JP8334978A
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English (en)
Inventor
Yasushi Takahashi
靖 高橋
Yoshihito Fujiwara
義仁 藤原
Kimiyoshi Yoshida
公義 吉田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH10162027A publication Critical patent/JPH10162027A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】膨大な情報の中からユーザが希望する情報を容
易に検索する。 【解決手段】ユーザ固有の基本的選択嗜好に基づいて情
報の優先順位を決定することにより、膨大な数の番組の
中から、当該ユーザが所望とする情報を容易に検索し得
る情報検索方法及びその装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)衛星放送受信システムの全体構成(図1) (2)受信復号装置の構成(図2及び図3) (3)受信復号装置による情報検索 (3−1)一般ユーザモデルの構築(図2〜図16) (3−2)初期ユーザモデルの形成(図17〜図26) (3−3)初期ユーザモデルの活用(図27) (3−4)学習ユーザモデルの形成及び活用(図28) (4)実施例の動作及び効果(図29) (5)他の実施例(図30) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は情報検索方法及びそ
の装置に関し、例えば、放送衛星を介して配信される多
数のテレビジヨン番組の中から、視聴者が必要とする番
組を検索する番組検索方法及びその装置に適用して好適
なものである。
【0003】
【従来の技術】放送衛星を介して視聴者にテレビジヨン
番組が配信される衛星放送システムでは、テレビジヨン
信号がデイジタル化され、膨大な数の番組が同時に配信
される。このようなシステムでは、視聴者が選択する番
組数が格段に多くなる。
【0004】また電話回線又は専用回線を介してホスト
側からコンピユータ端末に種々の情報を提供するシステ
ムでは、端末側のユーザが膨大な情報の中から必要とす
る情報を選択し、これをホスト側に要求することにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかるテレビジヨン番
組やコンピユータを利用した情報等の選択を視聴者やユ
ーザが行おうとすると、膨大な番組又は情報の中から所
望の番組又は情報を検索しなければならない分、視聴者
又はユーザの検索操作が煩雑化し、必要とする番組又は
情報を簡単に選択することが困難な問題があつた。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、視聴者又はユーザの検索を格段に容易にし得る情報
検索方法及びその装置を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、ユーザ属性によつて分類されたユ
ーザグループ及び又は情報利用状況に基づく分類項目と
情報内容とからなる一般ユーザ選択嗜好データと、特定
ユーザの基本的情報選択嗜好データとに基づいて特定ユ
ーザ固有の初期ユーザモデルを形成し、初期ユーザモデ
ルと情報利用状況に基づいて、特定ユーザに適合した情
報を検索する。
【0008】本発明によれば、一般ユーザ選択嗜好デー
タを特定ユーザの基本的選択嗜好データによつて補正す
ることにより、特定ユーザに適合した推薦番組が検索さ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0010】(1)衛星放送受信システムの全体構成 図1において1は全体として衛星放送受信システムを示
し、パラボラアンテナ3で受信された放送信号は、受信
復号装置(IRD:Integrated Receiver/Decoder)2で
復調及び圧縮復号される。この結果得られる映像/音声
信号SV1は、続くVHS方式のVCR(Video Cassett
e Recorder) 6に送出される。
【0011】VCR6は、映像/音声信号SV1を内部
に装填されているビデオテープに記録し、又は、当該映
像/音声信号SV1をそのまま出力ラインからモニタ装
置4に送出することにより、これをモニタ表示する。
【0012】また視聴者がリモートコマンダ5を操作す
ると、当該操作に応じた指令が赤外線信号IRに変換さ
れて、受信復号装置2に送出される。受信復号装置2
は、当該指令に基づいてチヤンネル切り換え、ユーザデ
ータの登録/読み出し、当該受信復号装置2に接続され
た各機器(VCR6、VCR7、DVD8及びMD9)
への制御信号CONTの送出等、種々の動作を実行す
る。制御信号CONTは制御ラインを介してVCR6に
送出される。この制御信号CONTによつてVCR6が
制御対象として指定されているとき、当該制御信号CO
NTによつてVCR6が制御される。これに対して制御
信号CONTの制御対象として、VCR6に制御ライン
を介して順次接続された機器(8mm方式のVCR7、デ
イジタルビデオデイスクプレーヤ(DVD:Digital Vi
deo Disc)8、ミニデイスクプレーヤ(MD:Mini Dis
c)9及びモニタ装置4)のいずれかが指定されていると
き、VCR6は制御信号CONTをそのまま続く8mm方
式のVCR7に送出する。
【0013】VCR7は、制御信号CONTを入力する
と、当該制御信号CONTによつて指定されている機器
を判別する。この判別結果がVCR7であるとき、VC
R7は制御信号CONTによつて指定された動作を実行
する。この指示が例えばVCR7に装填されている8mm
ビデオテープを再生する指示である場合、VCR7は当
該ビデオテープを再生することにより、再生ビデオ信号
SV3をモニタ装置4に送出することによりこれを表示
する。また、制御信号CONTによる指示が、受信復号
装置2によつて受信及び復号された放送信号(映像/音
声信号SV1)をVCR7において録画する指示である
場合、VCR7は、受信復号装置2からVHS方式のV
CR6及びモニタ装置4を介して入力される映像/音声
信号SV1を録画する。これに対して制御信号CONT
の制御対象がVCR7ではないとき、VCR7は当該制
御信号CONTをそのまま続くDVD8に送出する。
【0014】DVD8は、制御信号CONTを入力する
と、当該制御信号CONTによつて指定されている機器
を判別する。この判別結果がDVD8であるとき、DV
D8は制御信号CONTによつて指定された動作を実行
する。この指示が例えばDVD8に装填されているデイ
スクから映像及び又は音声を再生する指示である場合、
DVD8は当該デイスクを再生することにより、映像/
音声信号SV4をモニタ装置4に送出することによりこ
れを表示する。これに対して制御信号CONTの制御対
象がDVD8ではないとき、DVD8は当該制御信号C
ONTをそのまま続くMD9に送出する。
【0015】MD9は、制御信号CONTを入力する
と、当該制御信号CONTによつて指定されている機器
を判別する。この判別結果がMD9であるとき、MD9
は制御信号CONTによつて指定された動作を実行す
る。この指示が例えばMD9に装填されているデイスク
を再生する指示である場合、MD9は当該デイスクを再
生することにより、音声信号SV5をモニタ装置4に送
出することによりこれを可聴表示する。また、制御信号
CONTによる指示が、受信復号装置2によつて受信及
び復号された放送信号(映像/音声信号SV1)をMD
9において録音する指示である場合、MD9は、受信復
号装置2からVHS方式のVCR6及びモニタ装置4を
介して入力される映像/音声信号SV1の音声信号を録
音する。これに対して制御信号CONTの制御対象がM
D9ではないとき、MD9は当該制御信号CONTをそ
のまま続くモニタ装置4に送出する。このとき、モニタ
装置4は当該制御信号CONTによつて指定された動作
を実行する。
【0016】(2)受信復号装置の構成 図2において、受信復号装置2はパラボラアンテナ3の
LNB(Low Noise Block downconverter) 3Aにより出
力されたRF信号は、フロントエンド20のチユーナ2
1に供給され、復調される。チユーナ21の出力は、Q
PSK復調回路22に供給され、QPSK復調される。
QPSK復調回路22の出力は、エラー訂正回路23に
供給され、誤りが検出、訂正され、必要に応じて補正さ
れる。
【0017】CPU、ROM及びRAMからなるICカ
ードにより構成されているCAM(Conditional Access
Module) 33には、暗号を解読するために必要なキー
が、解読プログラムとともに格納されている。放送衛星
を介して送信される信号は暗号化されているため、この
暗号を解読するためにはキーと解読処理が必要となる。
そこで、カードリーダインタフエイス32を介してCA
M33からこのキーが読み出され、デマルチプレクサ2
4に供給される。デマルチプレクサ24は、このキーを
利用して暗号化された信号を解読する。
【0018】デマルチプレクサ24は、フロントエンド
20のエラー訂正回路23の出力する信号を受け、解読
したビデオ信号をMPEGビデオデコーダ25に供給
し、解読したオーデイオ信号をMPEGオーデイオデコ
ーダ26に供給する。
【0019】MPEGビデオデコーダ25は、入力され
たデイジタルビデオ信号をDRAM25Aに記憶し、M
PEG方式により圧縮されているビデオ信号のデコード
処理を実行する。デコードされたビデオ信号は、NTS
Cエンコーダ27に供給され、NTSC方式の輝度信号
(Y)、クロマ信号(C)及びコンポジツト信号(V)
に変換される。輝度信号及びクロマ信号は、バツフアア
ンプ28Y及び28Cを介して、それぞれSビデオ信号
として出力される。また、コンポジツト信号は、バツフ
アアンプ28Vを介して出力される。
【0020】MPEGオーデイオデコーダ26は、デマ
ルチプレクサ24より供給されたデイジルタオーデイオ
信号をDRAM26Aに記憶し、MPEG方式により圧
縮されているオーデイオ信号のデコード処理を実行す
る。デコードされたオーデイオ信号は、D/A変換器3
0においてデイジタル/アナログ変換され、左チヤンネ
ルのオーデイオ信号はバツフアアンプ31Lを介して出
力され、右チヤンネルのオーデイオ信号は、バツフアア
ンプ31Rを介して出力される。
【0021】RFモジユレータ41は、NTSCエンコ
ーダ27が出力するコンポジツト信号と、D/A変換器
30が出力するオーデイオ信号とをRF信号に変換して
出力する。また、このRFモジユレータ41は、他の機
器から入力されるNTSC方式のRF信号をスルーし
て、他の機器にそのまま出力する。この実施例の場合、
これらのビデオ信号及びオーデイオ信号が、AVライン
を介してVCR6に供給される。
【0022】CPU29は、ROM37に記憶されてい
るプログラムに従つて各種の処理を実行する。また、C
PU29はAV機器制御信号送受信部2Aを制御し、コ
ントロールラインを介して他の機器に所定のコントロー
ル信号を出力し、また、他の機器からのコントロール信
号を受信する。
【0023】このCPU29に対しては、フロントパネ
ル40の操作ボタンスイツチを操作することによつて所
定の指令を直接入力することができる。また、リモート
コマンダ5の操作キーを操作すると、当該リモートコマ
ンダ5のIR発信部によつて赤外線信号が出力され、こ
の赤外線信号がIR受信部39により受光され、受光結
果がCPU29に供給される。従つて、リモートコマン
ダ5を操作することによつてもCPU29に所定の指令
を入力することができる。
【0024】また、CPU29は、デマルチプレクサ2
4が出力するビデオ信号及びオーデイオ信号以外の例え
ばEPG(Electronic Program Guide)情報を取り込み、
これからEPGデータを作成して、SRAM(Static Ra
ndom Access Memory) 36に供給し、記憶させる。EP
G情報は現在時刻から数十時間後までの各放送チヤンネ
ルの番組に関する情報(例えば、番組のチヤンネル、放
送時間、タイトル、ジヤンル、番組解説等)を含んでい
る。このEPG情報は頻繁に伝送されてくるため、SR
AM36には常に最新のEPG情報が保持される。
【0025】EEPROM(Electrically Erasable Pro
gramable Read Only Memory)38には、電源オフ後も保
持しておきたいデータ(書き換え可能な例えばチユーナ
21の過去4週間分の受信履歴や後述する知識ベース部
11のデータ)等が記憶される。また、CPU29は、
カレンダタイマ35が出力する時刻情報と、デマルチプ
レクサ24が受信信号から分離、出力するタイムスタン
プとを比較し、その比較結果に対応して、正しいタイミ
ングでデコード処理ができるように、MPEGビデオデ
コーダ25やMPEGオーデイオデコーダ26を制御す
る。
【0026】さらに、CPU29は、所定のOSD(On-
Screen Display) データを発生したいとき、MPEGビ
デオデコーダ25を制御する。MPEGビデオデコーダ
25は、この制御に対応して所定のOSDデータを生成
して、DRAM25Aに書き込み、さらに読み出して出
力する。これにより、所定の文字、図形等をモニタ装置
4に出力し、表示させることができる。
【0027】図2の受信復号装置2において、EPG情
報を基にユーザが所望とする番組を検索する情報検索機
能部のブロツクを図3に示す。すなわち図3において知
識ベース部11、ユーザモデル記憶/活用部14及びE
PGデータ記憶部18として受信復号装置2のEEPR
OM38(図2)が割り当てられ(但し、ユーザモデル
記憶/活用部14の活用部はCPU29(図2)が割り
当てられる)、ユーザモデル形成部13及び情報フイル
タ部19としてCPU29(図2)が割り当てられ、E
PGデータ入力部17としてフロントエンド20(図
2)が割り当てられ、ユーザプロフアイル入力部12及
びユーザ操作部15としてリモコン5及びフロントパネ
ル40(図2)が割り当てられ、検索要求発信部16と
してIR受信部16及びCPU29(図2)が割り当て
られ、推薦情報表示部50としてMPEGビデオデコー
ダ25(図2)が割り当てられ、さらに表示制御部51
としてNTSCエンコーダ27(図2)が割り当てられ
ている。因みに、知識ベース部11のデータは、受信復
号装置2の製品出荷時にはEEPROM38に記憶さ
れ、外部から衛星又はモデム34を介して新たなデータ
を取り込むことにより、更新可能とされている。この知
識ベース部11のデータを更新可能としない場合には、
当該知識ベース部11のデータとして予め記憶されてい
るデータをROM37に記憶させておけば良い。また、
フロントエンド20(図2)やモデム34(インタネツ
トの場合)を介して取り込まれたEPGデータは、SR
AM36に記憶される。
【0028】図3のユーザ操作部15によつて番組ガイ
ドの操作キーが選択されると、図2のCPU29はMP
EGビデオデコーダ25(推薦情報表示部50)を制御
し、モニタ装置4に放送番組選択画面を表示させる。ユ
ーザはこの画面上においてカーソルを所望の番組位置に
移動し、リモートコマンダ5をクリツクすることによ
り、所望の番組を選択指定することができる。
【0029】またCPU29は、EPPROM38(す
なわち図3の知識ベース部11)内部に記憶されている
データをモデム34を介して外部機器から取り込んだ最
新データによつて更新することができる。因みに、EP
PROM38のデータを外部の機器(フロツピイデイス
ク、カード状記録媒体等)から取り込む方法としては、
モデムを用いた通信の他、データ専用の入力ラインを設
けるようにしても良い。
【0030】また、CPU29は、EEPROM38
(すなわちちしいベース部11)内部に記憶されている
データをモデム34や専用に設けられた出力ライン(図
示せず)を介して外部の記憶装置に記憶させ、必要に応
じて取り込むことによつて、更新される前の知識ベース
部11のデータを再び活用することもできる。
【0031】(3)受信復号装置による情報検索 (3−1)一般ユーザモデルの構築 図3は、図2について上述した受信復号装置2の情報検
索に関する部分の機能ブロツクを示すもので、知識ベー
ス部11は、視聴者調査の結果に基づいて得られた「ユ
ーザの視聴行動」を「一般ユーザモデル」として予め格
納している。
【0032】この「一般ユーザモデル」とは、視聴者で
あるユーザを種々の特性に応じて分類し、分類された各
ユーザの視聴する番組をそのジヤンルごとに視聴率で示
すもの、及び、各ユーザの情報利用状況として生活場面
ごとのジヤンル別視聴率、良く見る映像(ジヤンル)、
週間視聴時間等である。
【0033】ユーザの分類手法として、第1に、年齢及
び性別による分類がある。この分類では、10才台から
50才台までの10才刻み及び60才以上の6段階を男
女別にした12項目にユーザを分類する。このように年
齢性別に分類された各ユーザの生活場面別ジヤンル視聴
率をデータテーブルTB1として持つ。このデータは、
図4(A)に示すように、「朝食時」、「昼食時」、
「夕食時」、「平日くつろぐとき」及び「休日くつろぐ
とき」のような生活場面ごとの各番組ジヤンルの視聴率
テーブルである。例えば「朝食時」において複数の番組
ジヤンルの視聴率をそれぞれ年齢男女別にテーブル化し
ておく。
【0034】これらのテーブル化されたデータを、複数
の生活場面ごとにまとめたデータテーブルの具体例を図
5〜図10に示す。図5(A)は10才代男性の各生活
場面ごとの番組ジヤンル別視聴率を示し、図5(B)は
20才代男性の各生活場面ごとの番組ジヤンル別視聴率
を示し、図6(A)は30才代男性の各生活場面ごとの
番組ジヤンル別視聴率を示し、図6(B)は40才代男
性の各生活場面ごとの番組ジヤンル別視聴率を示し、図
7(A)は50才代男性の各生活場面ごとの番組ジヤン
ル別視聴率を示し、図7(B)は60才代男性の各生活
場面ごとの番組ジヤンル別視聴率を示す。
【0035】また図8(A)は10才代女性の各生活場
面ごとの番組ジヤンル別視聴率を示し、図8(B)は2
0才代女性の各生活場面ごとの番組ジヤンル別視聴率を
示し、図9(A)は30才代女性の各生活場面ごとの番
組ジヤンル別視聴率を示し、図9(B)は40才代女性
の各生活場面ごとの番組ジヤンル別視聴率を示し、図1
0(A)は50才代女性の各生活場面ごとの番組ジヤン
ル別視聴率を示し、図10(B)は60才代女性の各生
活場面ごとの番組ジヤンル別視聴率を示す。
【0036】かくして図11に示すように、各年齢性
別、生活場面別及び番組ジヤンル別の視聴率からなるデ
ータテーブルと、各番組ジヤンルの視聴率を各データテ
ーブル間で平均化した平均データテーブルをそれぞれ知
識ベース部11(図3)に格納しておくことにより、ユ
ーザが番組を選択する特徴として、各生活場面に関連し
て視聴番組のジヤンルを決定するといつた習性を、年齢
性別ごとに一般ユーザデータとして予め持つことができ
る。従つて一般ユーザの年齢性別ごとに現れる視聴傾向
を当該データテーブルTB1から求めることができる。
【0037】またユーザの分類手法として、第2に、図
4(B)に示すように、ライフステージによる分類があ
る。この分類では、ユーザの家族や社会とのかかわりを
加味したユーザ個人の成長ステージとして「進学」、
「就職」、「結婚」、「子育て」及び「退職」等の段階
に男女別に分類する。このように分類された各ユーザの
生活場面別ジヤンル視聴率をデータテーブルTB2とし
て持つ。このデータは、「朝食時」、「昼食時」、「夕
食時」、「平日くつろぐとき」及び「休日くつろぐと
き」のような生活場面ごとの各番組ジヤンルの視聴率テ
ーブルである。例えば「朝食時」において複数の番組ジ
ヤンルの視聴率をそれぞれ男女別のライフステージごと
にテーブル化しておく。この際、既婚女性が60才無職
になるまでのステージについては有職婦人と専業主婦と
を分ける。
【0038】かくして、各ライフステージ、生活場面別
及び番組ジヤンル別の視聴率からなるデータテーブル
と、各番組ジヤンルの視聴率を各データテーブル間で平
均化した平均データテーブルをそれぞれ知識ベース部1
1(図3)に格納しておくことにより、ユーザが番組を
選択する特徴として、各生活場面に関連して視聴番組の
ジヤンルを決定するといつた習性を、ライフステージご
とに一般ユーザデータとして予め持つことができる。従
つて一般ユーザのライフステージごとに現れる視聴傾向
を当該データテーブルTB2から求めることができる。
【0039】またユーザの分類手法として、第3に、図
4(C)に示すように、テレビ視聴に関する態度価値観
特性による分類がある。この態度価値観特性による分類
では視聴者をカバーする統計的に有意な数のアンケート
調査から求めたデータを基に、テレビ番組を見ることに
ついての意見(テレビ視聴態度価値観)を因子分析した
結果に基づいて8つの因子に分類する。これらの因子
は、積極参加をするか否かを表す積極参加軸、知識教養
を求めるか否かを表す知識教養軸、テレビを肯定するか
否かを表す肯定/否定軸、テレビを限定して見るか否か
を表すダラダラ/限定軸、話題性を重視するか否かを表
すトレンド指向軸、気まぐれで視聴するか否かを表す気
まぐれ/定番軸、気楽に見るか否かを表す気楽/没入
軸、一人で見るか否かを表す孤独/団らん軸によつて決
定される。このように分類された8因子のそれぞれに強
く反応しているグループを(+)の上位グループ、
(−)の下位グループとしてそれぞれ16%のユーザを
ピツクアツプして各因子(+)グループ、(−)グルー
プとし、各グループの生活場面別ジヤンル視聴率をデー
タテーブルTB3として持つ。このデータは、「朝食
時」、「昼食時」、「夕食時」、「平日くつろぐとき」
及び「休日くつろぐとき」のような生活場面ごとの各番
組ジヤンルの視聴率テーブルである。例えば「朝食時」
において複数の番組ジヤンルの視聴率をそれぞれ各因子
ごとにテーブル化しておく。
【0040】かくして、各因子、生活場面別及び番組ジ
ヤンル別の視聴率からなるデータテーブルと、各番組ジ
ヤンルの視聴率を各データテーブル間で平均化した平均
データテーブルをそれぞれ知識ベース部11(図3)に
格納しておくことにより、ユーザが番組を選択する特徴
として、各生活場面に関連して視聴番組のジヤンルを決
定するといつた習性を、因子(すなわちテレビ視聴態度
価値観)ごとに一般ユーザデータとして予め持つことが
できる。従つて一般ユーザの価値観ごとに現れる視聴傾
向を当該データテーブルTB3から求めることができ
る。
【0041】またテレビ視聴に関する態度価値観特性に
よる分類手法としては、図4(C)に示す因子別の分類
の他に、クラスタによる分類がある。このクラスタによ
る分類では、図4(C)について上述した8種類の因子
のうち、例えばテレビの視聴態度、行動に関する3因子
(積極参加軸、ダラダラ/限定軸、気楽/没入軸)を取
り上げて分析することにより、8つのユーザクラスタを
得る。
【0042】すなわち第1のクラスタとして、ごく平均
的な視聴でわずかにテレビ肯定、ダラダラ視聴ストーリ
性ない気楽な番組を好む「バランス族」、第2のクラス
タとして、テレビをダラダラ見つづけ、ストーリ性ない
気楽な番組を好み、テレビに消極的な「ダラダラザツピ
ング族」、第3のクラスタとして、最もダラダラ視聴
し、テレビに積極参加するほうではなく、ストーリ性や
ドラマ性のある番組を好む「ダラダラ鑑賞族」、第4の
クラスタとして、ストーリ性やドラマ性のある感動を好
み、テレビに積極参加するほうではなく、番組を限定し
てみる「ストーリ番組没入族」、第5のクラスタとし
て、テレビに積極参加して皆で楽しみ、ストーリ性やド
ラマ性ある感動番組を好み、多少ダラダラ視聴の傾向が
ある「テレビは友達感覚族」、第6のクラスタとして、
テレビに否定的かつ消極的であり、見たい番組だけ選
び、ストーリ性ない気楽な番組を見る「アンチテレビ
(TV)族」、第7のクラスタとして、特に見たい番組
だけ選び、比較的テレビに肯定的で参加型であり、ドラ
マ感動型であるか気楽な軽い番組であるかを問わない
「好きだが見れない忙し族」、第8のクラスタとして、
ストーリ性がない気楽で肩がこらない番組を好み、テレ
ビに肯定的で積極参加し、比較的見たい番組だけ選ぶ
「笑つていい族」に分類される。
【0043】かくして、各クラスタ、生活場面別及び番
組ジヤンル別の視聴率からなるデータテーブルと、各番
組ジヤンルの視聴率を各データテーブル間で平均化した
平均データテーブルをそれぞれ知識ベース部11(図
3)に格納しておくことにより、ユーザが番組を選択す
る特徴として、各生活場面に関連して視聴番組のジヤン
ルを決定するといつた習性を、クラスタ(すなわちテレ
ビ視聴態度価値観)ごとに一般ユーザデータとして予め
持つことができる。従つて一般ユーザの価値観ごとに現
れる視聴傾向を当該データテーブルから求めることがで
きる。因みに、図12に第1のクラスタの生活場面別ジ
ヤンル視聴率の具体例を示す。
【0044】また、知識ベース部11(図3)に格納さ
れる一般ユーザデータとして、ユーザの情報利用状況デ
ータがある。第1の情報利用状況データとしては、図1
3(A)に示すように、年齢性別ごとに各番組ジヤンル
に対応した週間視聴率データをテーブル化したもの、及
び、図13(B)に示すように、年齢性別ごとによく見
る番組ジヤンルを視聴率でテーブル化したものがある。
図13(B)のテーブルの具体例を図14に示す。
【0045】また第2の情報利用状況データとしては、
図15(A)に示すように、ライフステージごとに各番
組ジヤンルに対応した週間視聴率データをテーブル化し
たもの、及び、図15(B)に示すように、各ライフス
テージごとによく見る番組ジヤンルを視聴率でテーブル
化したものがある。
【0046】また第3の情報利用状況データとしては、
図16(A)に示すように、因子軸ごとに各番組ジヤン
ルに対応した週間視聴率データをテーブル化したもの、
及び、図16(B)に示すように、各因子軸ごとによく
見る番組ジヤンルを視聴率でテーブル化したものがあ
る。また第4の情報利用状況データとしては、図16
(C)に示すように態度価値観クラスタごとに各ジヤン
ルに対応した週間視聴率データをテーブル化したもの、
及び図16(D)に示すように態度価値観クラスタごと
によく見る番組ジヤンルを視聴率でテーブル化したもの
がある。上述の8つのクラスタと当該各クラスタに対応
する良く見る番組ジヤンルの具体的データを図17に示
す。
【0047】(3−2)初期ユーザモデルの形成 図3において、ユーザはユーザプロフアイル入力部12
を操作することによつて特定ユーザに適合した初期ユー
ザモデルを形成する。すなわち、ユーザはユーサプロフ
アイル部15のリモートコマンダ5(図2)を操作する
ことによつて、モニタ装置4に表示される画面との対話
形式でユーザプロフアイルを入力する。
【0048】この入力手順は、図18に示すように、ま
ずユーザは当該処理手順のステツプSP1においてリモ
ートコマンダ5の「メニユー」ボタンを操作することに
よつて、受信復号装置2のCPU29(図2)がモニタ
装置4の表示画面4Aにメニユー画面を表示する。ユー
ザは続くステツプSP2において、リモートコマンダ5
のカーソル移動キーを操作することによつて、画面上の
カーソルをプロフアイル登録を指示する位置に移動し、
決定キーによつてこれを選ぶ。
【0049】これにより、モニタ画面に対話画面が表示
され、ユーザはステツプSP3において対話画面との質
問形式でユーザプロフアイルを入力する。ステツプSP
3では、まず、図19に示すような対話画面が表示され
る。図19の場合、知識ベース部11の年齢性別ごとに
分類設定された一般ユーザのデータテーブルTB1(図
4(A))に対応する質問画面であり、ユーザは当該画
面上のカーソルをリモートコマンダ5を操作して移動
し、決定キーをクリツクすることにより、カーソルによ
つて指示された年齢及び性別を入力することができる。
【0050】年齢性別の入力が終了すると、続いて図2
0に示す対話画面がモニタ装置4に表示される。図20
の場合、知識ベース部11のライフステージごとに分類
設定された一般ユーザのデータテーブルTB2(図4
(B))に対応する質問画面であり、ユーザは当該画面
上のカーソルをリモートコマンダ5を操作して移動し、
設定キーをクリツクすることにより、カーソルによつて
指示されたライスステージ項目を入力することができ
る。
【0051】ライフステージの入力が終了すると、続い
て図21に示す対話画面がモニタ装置4に表示される。
図21の場合、知識ベース部11のテレビ視聴に関する
態度価値観の因子ごとに分類設定された一般ユーザのデ
ータテーブルTB3(図4(C))に対応する質問画面
であり、ユーザは当該画面上のカーソルをリモートコマ
ンダ5を操作して移動し、設定キーをクリツクすること
により、カーソルによつて指示された因子項目を入力す
ることができる。
【0052】因子項目の入力が終了すると、続いて図2
2に示す対話画面がモニタ装置4に表示される。図22
の場合、知識ベース部11のテレビ視聴に関する態度価
値観のクラスタごとに分類設定された一般ユーザのデー
タテーブル(図12)に対応する質問画面であり、ユー
ザは当該画面上のカーソルをリモートコマンダ5を操作
して移動し、設定キーをクリツクすることにより、カー
ソルによつて指示されたクラスタを入力することができ
る。
【0053】このようにして図3のユーザプロフアイル
入力部12から入力された特定ユーザのプロフアイルデ
ータは、ユーザモデル形成部13(図3)に送出され
る。ユーザモデル形成部は、ユーザプロフアイル入力部
12から入力されたユーザプロフアイルデータを、知識
ベース部11の各データテーブルに照合して適合するデ
ータテーブルからユーザグループを特定し、これをユー
ザモデルとする。例えば年齢性別のプロフアイル入力か
ら30才代男性のユーザモデルが指定されると、図11
について上述した年齢性別/生活場面別/ジヤンル別視
聴率データからなる各データテーブルから30才代男性
のテーブルが当該特定ユーザのユーザモデルU1Aとして
形成される。
【0054】これと同様にして、ライフステージ別のユ
ーザモデルU1B、因子別のユーザモデル、クラスタ別の
ユーザモデルがそれぞれのプロフアイル入力に応じて形
成される。
【0055】ユーザモデル形成部13は、年齢性別ユー
ザモデルU1Aとライフステージ別ユーザモデルU1Bとか
ら、次式、
【数1】 によつて表される「デモグラフイツクからみた生活場面
ジヤンル視聴率」のテーブルU1 を得る。
【0056】またユーザモデル形成部13は、知識ベー
ス部11に予め格納されている一般ユーザモデルの因子
軸からみた生活場面別ジヤンル視聴率(図4(C))の
各因子に対してこのとき処理している特定ユーザの因子
に関するプロフアイル入力データ(図23)から、当該
特定ユーザに関する因子軸からみた生活場面別ジヤンル
視聴率のテーブルU2 を得る。すなわち、図21につい
て上述した因子項目別のプロフアイル入力データによつ
て、8項目の因子ごとにこのときの特定ユーザの因子値
(n) が求められ、これら8項目の因子値F(n) に対応
した番組ジヤンルごとの視聴率の平均値を生活場面ごと
にテーブル化することによつて、当該特定ユーザに関す
る因子軸からみた生活場面別ジヤンル視聴率テーブルU
2 を得る。
【0057】従つてユーザモデル形成部13は、上述の
「デモグラフイツクからみた生活場面ジヤンル視聴率」
テーブルU1 と、「因子軸からみた生活場面別ジヤンル
視聴率」テーブルU2 とから、次式、
【数2】 によつて当該特定ユーザの「生活場面別ジヤンル視聴
率」データUを得る。この結果、図23に示すように特
定ユーザに関する「生活場面別ジヤンル視聴率」テーブ
ルを得る。
【0058】ここで図23の特定ユーザデータは、30
才男性とした場合であるが、例えばこの特定ユーザが2
8才男性である場合について述べる。知識ベース部11
は、年代別ユーザグループの属性として、各年代別デー
タに補間制御識別子「l」を付けた形式(10,l、2
0,l、30,l、40,l、50,l、60,l)で
属性データを持つ。従つてユーザプロフアイル入力部1
2に「28才男性」というデータが入力されると、ユー
ザモデル形成部13は、ユーザプロフアイル入力部12
から受け取つたデータから補間制御識別子「l」及び年
齢性別を検出し、知識ベース部11から抽出された図2
4に示すような20才男性、30才男性のデータの補間
制御識別子「l」と照合、確認し、各補間制御識別子に
対応する演算式、ここでは線形補間の演算式を適用して
個別ユーザのユーザモデルデータを形成する。
【0059】これにより、連続データである年齢データ
を、10才代刻みで圧縮して知識ベース部11に格納し
ておくことができる。因みに、補間制御を効果的に用い
るユーザ分類の属性として、図24について上述した年
齢属性の他に、ユーザの趣味、スポーツの経験年数、メ
ンバーシツプ会員の継続年数等がある。
【0060】このようにして得られた特定ユーザに関す
る「生活場面別ジヤンル視聴率」のデータは、一般ユー
ザモデルの生活場面を基準にして求められている。この
場合、ユーザモデル形成部13は、図25に示すような
生活場面/時刻対応関数を持ち、この関数がユーザモデ
ル記憶/活用部14に送出されることにより、ユーザが
実際に番組ガイド請求をする時刻nにおける生活場面に
対応したジヤンル嗜好値(視聴率)が当該ユーザモデル
記憶/活用部14において算出される。
【0061】例えば、夕食時の視聴率データに対して
は、19時から20時の間は「1」の係数が掛けられ、21時
には当該係数が「0」となる。20時と21時との間は直線
補間で係数が各データに掛けられる。また21時以降は夕
食後のくつろぐ時のデータに係数「1」が掛けられる
が、20時においては、当該くつろぐ時のデータに対して
「0」の係数が掛けられる。
【0062】具体的な例として、20時40分に番組ガイド
請求があつた場合、ユーザモデル記憶/活用部14は、
夕食時のジヤンル嗜好値をFy 、平日くつろぐ時のジヤ
ンル嗜好値をFk として、20時40分のジヤンル嗜好値F
20を次式、
【数3】 によつて算出する。
【0063】因みに、かかる対応関数によつて得られた
ジヤンル嗜好値は、一般ユーザモデルの生活場面として
決まつた対応関数(パラメータが定数)によつて算出さ
れるものであり、この実施例の場合、ユーザモデル形成
部13は、ユーザプロフアイル入力に基づいて得られた
特定ユーザの「生活場面別ジヤンル視聴率」を当該特定
ユーザの食事時間データに基づいて当該特定ユーザの生
活習慣に適合したデータテーブルに変換するようになさ
れている。
【0064】すなわち知識ベース部11は対応関数につ
いて特定ユーザの生活習慣に応じて変化し得る変数項を
有しており、ユーザモデル形成部13は、当該変数項に
代入する変数データをユーザに入力要求する。この入力
要求としてユーザモデル形成部13は、モニタ装置4に
図26に示すような対話画面を表示する。この画面に基
づいてユーザが普段の夕食開始時刻a、普段の夕食終了
時刻b、早い時の夕食開始時刻c及び遅い時の夕食終了
時刻dを変数データとしてリモートコマンダを用いて入
力すると、ユーザモデル形成部13は当該入力データに
基づいて、番組ガイド請求がある時刻n〔時〕のジヤン
ル嗜好値(視聴率)を算出する。
【0065】すなわち、番組ガイド請求時刻nが時刻a
とbとの間にある場合、時刻nの夕食時の生活場面に関
するジヤンル嗜好値Fynは、一般ユーザの夕食時のジヤ
ンル嗜好値をFy として、次式、
【数4】 によつて算出される。
【0066】また番組ガイド請求時刻nが時刻cとaと
の間にある場合、時刻nの夕食時の生活場面に関するジ
ヤンル嗜好値Fynは、次式、
【数5】 によつて算出される。
【0067】さらに番組ガイド請求時刻nが時刻bとd
との間にある場合、時刻nの夕食時の生活場面に関する
ジヤンル嗜好値Fynは、次式、
【数6】 によつて算出される。
【0068】また、生活場面がm種類あり、番組ガイド
請求時刻nにおける全ての生活場面に関するジヤンル嗜
好値をFn とすれば、次式、
【数7】 によつて表される。ただし、Fn >1の場合はFn =1
であり、ジヤンル嗜好の平均値をFa として、ジヤンル
嗜好値Fn が平均値Fa の一定の割合(例えばFa の1
/2)より少ない場合、Fn = 0.5Fa とする。このよ
うにして得られたデータは、ユーザからの番組ガイド請
求があるたびに算出され、情報フイルタ部19(図3)
に送出される。
【0069】かくして、連続量である時刻が生活場面デ
ータによつてデータ圧縮されるとともに、特定ユーザの
習性に適合したデータに補正される。因みに、情報利用
状況としては、生活場面の他に、メデイア利用に影響す
る通勤時間、情報の要求頻度、ニユースバリユーに関係
する映画、音楽、出版物の発売以降の経過年月等の属性
データを用いることができる。
【0070】(3−3)初期ユーザモデルの活用 ユーザがテレビ視聴時にユーザ操作部15のリモートコ
マンダ5(図2)の番組ガイドキーを操作すると、当該
リモートコマンダ5から検索要求発信部16に対して番
組ガイド請求指令が送出される。検索要求発信部16
は、当該番組ガイド請求に応じて、内部クロツクから読
み取つた曜日時刻データとフイルタデータ出力要求信号
をユーザモデル記憶/活用部14に送出する。
【0071】ユーザモデル記憶/活用部14は、特定ユ
ーザモデルのデータテーブルから当該番組ガイド請求時
の曜日時刻に相当するジヤンル嗜好値Fn を算出し、こ
れによりジヤンル優先順位テーブルを作成して情報フイ
ルタ部19に送出する。
【0072】情報フイルタ部19は、衛星放送波でEP
Gデータ情報入力部17に受信され、EPGデータ記憶
部18に記憶されているEPG(Electronic Program Gu
ide)データのうち、当該ガイド請求時刻に対応するEP
Gデータをジヤンル優先テーブルに従つて並べ替え、こ
れを推薦情報表示部50に送出する。
【0073】推薦情報表示部50は、ジヤンル優先テー
ブルに従つて並べ替えられたEPGデータを、所定の表
示形態に従つてモニタ装置4に表示する。この結果図2
7に示すように、モニタ装置4の表示画面4Aには、番
組ガイド請求時に放映中の番組がその放送局等を示す文
字及び又は図形の組み合わせで一覧表として表示され、
この一覧表のうち、情報フイルタ部19によつて優先順
位が付けられたものだけ、太枠で囲まれる。この太枠に
はジヤンル別に色が付けられており、ユーザはこの色を
参考にしながら太枠で囲まれた番組の中から所望の番組
をカーソルで指定することにより選択する。
【0074】かくして、プロフアイル入力部12から入
力したプロフアイルデータによつて初期ユーザモデルが
形成され、当該データに基づいてユーザが所望とする番
組が選択される。因みに、ユーザが例えば未来の決まつ
た時刻を指定して番組ガイドを請求した場合、検索要求
発信部16は当該時刻及び日にちのデータをユーザモデ
ル記憶/活用部14に送出することにより、当該指定さ
れた時刻及び日にちの番組選択情報を算出することがで
きる。
【0075】(3−4)学習ユーザモデルの形成及び活
用 受信復号装置2は、ユーザモデル記憶/活用部14(図
3)において記憶された初期ユーザモデルを、ユーザの
視聴履歴によつて更新することによつて学習ユーザモデ
ルを形成する。
【0076】すなわち、ユーザモデル記憶/活用部14
は、図28(A)及び(B)に示す時間帯別ジヤンル視
聴頻度データテーブル及び時間帯別チヤンネル視聴頻度
データテーブルを有し、ユーザが例えば5分以上同一番
組を見たときには、当該時間帯の対応するジヤンル頻度
データ及びチヤンネル頻度データに1ポイントを加え、
50分以上同一番組を見たときには、当該時間帯の対応
するジヤンル頻度データ及びチヤンネル頻度データに2
ポイント加える。また5分以上同一番組を見た場合に
は、当該番組のEPGデータをEPGデータ記憶部18
の記録フアイルに加える。
【0077】ユーザモデル記憶/活用部14は、このよ
うにして得られた時間帯別ジヤンル視聴頻度データ及び
時間帯別チヤンネル視聴頻度データに基づいて、特定ユ
ーザの初期ユーザモデルを更新する。初期ユーザモデル
は、図23について上述した生活場面別ジヤンル視聴率
を表す初期データテーブルと、当該生活場面別ジヤンル
視聴率を曜日時刻に対応したデータに変換する特定ユー
ザ固有の対応関数とで構成される。従つて、ユーザモデ
ル記憶/活用部14は、視聴履歴によつて更新される時
間帯別ジヤンル視聴頻度データに基づいて初期ユーザモ
デルを更新し、これにより学習ユーザモデルを形成す
る。初期ユーザモデルの更新手法としては、時間帯別ジ
ヤンル視聴頻度データのポイント数を初期ユーザモデル
の各視聴率データ(嗜好値)に加算、又は、当該ポイン
ト数の大きさに応じて初期ユーザモデルの各視聴率デー
タ(嗜好値)を重み付けする手法等がある。
【0078】かくして、ユーザが番組ガイドを請求する
と、ユーザモデル記憶/活用部14内の学習ユーザモデ
ルによつてジヤンル優先テーブルが作成され、情報フイ
ルタ部19に送出される。従つてモニタ装置4には学習
ユーザモデルによつて決定された推薦番組が表示され、
ユーザは自分の視聴履歴に基づいた番組ガイドを見るこ
とができる。
【0079】因みに、図28(B)に示す時間帯別チヤ
ンネル視聴頻度データは、ユーザがリモートコマンダの
操作によつて指定することにより、チヤンネルごとの視
聴履歴としてモニタ表示することができる。
【0080】(4)実施例の動作及び効果 以上の構成において、図29に示すように、知識ベース
部11に予め格納されている一般ユーザモデルは、一般
ユーザのテレビ視聴スタイルを分析した結果であり、必
ずしも特定ユーザにそのまま当てはまるものではない。
従つて特定ユーザがユーザプロフアイル入力部12から
入力した当該特定ユーザのプロフアイルデータに基づい
て一般ユーザモデルを補正することにより、当該特定ユ
ーザ固有の初期ユーザモデルが形成される。
【0081】このとき特定ユーザプロフアイルとして入
力するデータは、図19について上述した特定ユーザの
年齢性別、図20について上述した特定ユーザのライフ
ステージ、図21について上述した「テレビ視聴の態度
価値観」因子、図22について上述した「テレビ視聴の
態度価値観」クラスタであり、これらのプロフアイルデ
ータは、特定ユーザのテレビ放送や番組に対する自身の
基本的な好み、価値観、テレビの見かた・態度といつた
長期的に変わらない特定ユーザの基本データである。
【0082】従つて、かかるプロフアイルデータによつ
て形成された初期ユーザモデルは、特定ユーザの長期的
に変わらない固有の基本的モデルとなる。このようにし
て形成された初期ユーザモデルを、特定ユーザの実際の
視聴履歴データによつて補正することにより、その時々
の放送内容や視聴環境等の状況変化、気分の変化に応じ
た当該特定ユーザの選択傾向を、特定ユーザ固有の基本
的モデルの上に反映させた学習ユーザモデルが形成され
る。
【0083】このように基本的モデルの上に形成された
学習ユーザモデルによつて番組の優先順位を決定するこ
とにより、偶然性のある過去の視聴履歴によつて大きく
左右されることなく、視聴履歴を特定ユーザの現在の番
組選択傾向として反映させることができる。
【0084】かくして以上の構成によれば、特定ユーザ
固有の基本的選択嗜好に基づいて番組の優先順位が決定
されることにより、ユーザは膨大な数の番組の中から、
自己の基本的選択嗜好を基にした現在嗜好傾向のある番
組リストを容易に得ることができる。因みに、実際の番
組選択リスト表示例を参考図面1及び参考図面2に示
す。
【0085】(5)他の実施例 なお上述の実施例においては、番組の分類として「ニユ
ース」、「スポーツ」、「バラエテイ」、「ドラマ」、
「映画」、「ドキユメンタリ」、「音楽」、「文化」及
び「子供番組」等のジヤンルを設定した場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、他の種々のジヤンルや
更に細分化したジヤンルあるいは出演者分類等、他の分
類法で設定しても良い。
【0086】また上述の実施例においては、年齢性別、
ライフステージ、態度価値観因子及び態度価値観クラス
タによる分類に基づいて初期ユーザモデルを形成した場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらの
うち1つ又は2つのみを選択して形成するようにしても
良い。
【0087】また上述の実施例においては、知識ベース
部11に例えば年齢データとして10才刻みの離散的デ
ータを格納しておき、これを線形補間する場合について
述べたが、線形補間に代え、台形補間等種々の補間演算
を適用することができる。
【0088】また上述の実施例においては、モニタ装置
4に表示される番組リストの表示例として図27に示す
ように複数の番組リストと選択された番組リストを同時
に表示する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば図30に示すように、選択された番組リスト
のみをその内容説明文とともに表示するようにしても良
い。
【0089】また上述の実施例においては、本発明をデ
イジタル衛星放送の番組を検索する装置に適用した場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、イ
ンタネツトによる膨大な情報の検索、ミニデイスク(M
D)、デイジタルビデオデイスク(DVD)等のパツケ
ージ情報の検索等、種々の情報検索装置に広く適用する
ことができる。デイジタルビデオデイスク装置8やミニ
デイスク装置9に適用する場合、図1において、デイジ
タルビデオデイスク(DVD)8及びミニデイスク(M
D)9は、それぞれ複数枚のデイスクを収納し、ユーザ
の指定によつてデイスクを選択するいわゆるデイスクチ
エンジヤを有し、収納されている各デイスクのパツケー
ジ情報(デイスクタイトルとそのジヤンル等)を制御ラ
インを介して受信復号装置(IRD)2のSRAM36
(図2)に格納しておき、図3について上述した場合と
同様にして、ユーザ固有の基本的選択嗜好に基づいて複
数のデイスクのなかから特定ユーザに適合したデイスク
を選択してモニタ画面にガイド表示する。これにより、
ユーザはモニタ画面に表示されたリストのなかから自分
に合つたデイスクを選択し、これに応じてIRD2から
の制御信号がデイジタルビデオデイスク装置8又はミニ
デイスク装置9に送出され、該当するデイスクが選択さ
れる。因みに、各デイスクのパツケージ情報(デイスク
のタイトルとそのジヤンル)は、予め各デイスクに記録
しておき、これをデイスクチエンジヤが読み取るように
したり、又はデイスクチエンジヤに各デイスクを装填す
る際にユーザが入力するようにしても良い。
【0090】また、複数のデイスクの中からユーザに適
合したデイスクを選択する他に、予めSRAM36に各
デイスクに収録されている全ての番組、又は曲目をその
ジヤンルとともに記憶させておき、特定ユーザに合つた
番組、又は曲目を検索するようにしても良い。この結果
ユーザによつて選択された番組又は曲目が収録されてい
るデイスクが選択される。
【0091】またインタネツト情報を検索する場合に
は、通信回線を介して入力されるインタネツト情報(各
ホームページに関するタイトルやそのジヤンル等)をS
RAM36に格納しておき、ユーザの基本的選択嗜好に
基づいた情報を検索するようにしても良い。
【0092】さらに上述の実施例においては、衛星放送
受信復号装置(IRD)2内に情報検索装置を設けた場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば個
人用コンピユータ内蔵ソフト及び当該コンピユータから
IRD2、VCR6、7、DVD8及びMD9をそれぞ
れ制御するシステムにおいて、当該個人用コンピユータ
によつてユーザの基本的選択嗜好に基づいた番組、曲目
を選択するようなシステムを構成しても良い。この場
合、個人用コンピユータに代え、専用の機器(少なくと
も図3に示す情報検索ブロツクを有する)を設けるよう
にしても良い。
【0093】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ユーザ固
有の基本的選択嗜好に基づいて情報の優先順位を決定す
ることにより、膨大な数の番組の中から、当該ユーザが
所望とする情報を容易に検索し得る情報検索方法及びそ
の装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報検索装置を用いた衛星放送受
信システムを示すブロツク図である。
【図2】情報検索装置を含む受信復号装置の構成を示す
ブロツク図である。
【図3】受信復号装置の情報検索機能ブロツクを示すブ
ロツク図である。
【図4】生活場面別ジヤンル視聴率を中心にしたデータ
テーブルを示す略線図である。
【図5】生活場面別ジヤンル視聴率の具体例を示す略線
図である。
【図6】生活場面別ジヤンル視聴率の具体例を示す略線
図である。
【図7】生活場面別ジヤンル視聴率の具体例を示す略線
図である。
【図8】生活場面別ジヤンル視聴率の具体例を示す略線
図である。
【図9】生活場面別ジヤンル視聴率の具体例を示す略線
図である。
【図10】生活場面別ジヤンル視聴率の具体例を示す略
線図である。
【図11】年齢性別/生活場面別/ジヤンル別視聴率デ
ータの構成を示す略線図である。
【図12】第1のクラスタによる生活場面別ジヤンル視
聴率を示す略線図である。
【図13】「視聴率データ」及び「良く見る映像デー
タ」を基にしたユーザモデルを示す略線図である。
【図14】年齢別良く見る映像データの具体例を示す略
線図である。
【図15】「視聴率データ」及び「良く見る映像デー
タ」を基にしたユーザモデルを示す略線図である。
【図16】「視聴率データ」及び「良く見る映像デー
タ」を基にしたユーザモデルを示す略線図である。
【図17】クラスタ別良く見る映像データの具体例を示
す略線図である。
【図18】プロフアイル登録処理手順を示すフローチヤ
ートである。
【図19】対話画面を示す略線図である。
【図20】対話画面を示す略線図である。
【図21】態度価値観因子に関するプロフアイル入力時
の対話画面を示す略線図である。
【図22】態度価値観クラスタに関するプロフアイル入
力時の対話画面を示す略線図である。
【図23】特定ユーザのデータテーブルを示す略線図で
ある。
【図24】線形補間の識別子付き知識ベースデータを示
す略線図である。
【図25】対応関数によるデータ変換の説明に供する略
線図である。
【図26】対話画面を示す略線図である。
【図27】選択番組の表示例を示す略線図である。
【図28】視聴履歴データを示す略線図である。
【図29】ユーザモデルの構築手順を示す略線図であ
る。
【図30】選択番組の他の表示例を示す略線図である。
【符号の説明】
2……受信復号装置、4……モニタ装置、5……リモー
トコマンダ、11……知識ベース部、12……ユーザプ
ロフアイル入力部、13……ユーザモデル形成部、14
……ユーザモデル記憶/活用部、17……EPGデータ
入力部、19……情報フイルタ部、50……推薦情報表
示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/40 310F 370G 15/403 340A

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザ属性によつて分類された一般ユーザ
    グループ及び又は情報利用状況に基づく分類項目と情報
    内容とからなる一般ユーザ選択嗜好データと、特定ユー
    ザの基本的情報選択嗜好データとに基づいて上記特定ユ
    ーザ固有の初期ユーザモデルを形成し、 上記初期ユーザモデルに基づいて、上記特定ユーザに適
    合した情報を検索することを特徴とする情報検索方法。
  2. 【請求項2】上記情報検索方法は、 上記初期ユーザモデル及び上記特定ユーザの情報選択履
    歴に基づいて学習ユーザモデルを形成し、 上記学習ユーザモデルに基づいて、上記特定ユーザに適
    合した情報を検索することを特徴とする請求項1に記載
    の情報検索方法。
  3. 【請求項3】上記一般ユーザ選択嗜好データは連続デー
    タを離散データに変換してなり、 上記離散データを所定の補間手法を用いて補間すること
    により上記連続データを算出することを特徴とする請求
    項1に記載の情報検索方法。
  4. 【請求項4】上記補間手法は、上記ユーザ属性及び又は
    上記情報利用状況に応じた補間手法であることを特徴と
    する請求項3に記載の情報検索方法。
  5. 【請求項5】上記一般ユーザ選択嗜好データは連続デー
    タを離散的データに変換してなり、 上記離散的データを所定の対応関数を用いて上記連続デ
    ータに変換することを特徴とする請求項1に記載の情報
    検索方法。
  6. 【請求項6】上記離散的データでなる上記一般ユーザ選
    択嗜好データを上記特定ユーザ固有の連続データに変換
    することを特徴とする請求項5に記載の情報検索方法。
  7. 【請求項7】ユーザ属性によつて分類された一般ユーザ
    グループ及び又は情報利用状況に基づく分類項目と情報
    内容とからなる一般ユーザ選択嗜好データを記憶する記
    憶手段と、 上記記憶手段から読み出される上記一般ユーザ選択嗜好
    データと特定ユーザの基本的情報選択嗜好データとに基
    づいて上記特定ユーザ固有の初期ユーザモデルを形成す
    る初期ユーザモデル形成手段と、 上記初期ユーザモデルに基づいて、上記特定ユーザに適
    合した情報を検索する検索手段とを具えることを特徴と
    する情報検索装置。
  8. 【請求項8】上記情報検索装置は、 上記初期ユーザモデル及び上記特定ユーザの情報選択履
    歴に基づいて学習ユーザモデルを形成する学習ユーザモ
    デル形成手段を具え、 上記学習ユーザモデルに基づいて、上記特定ユーザに適
    合した情報を検索することを特徴とする請求項7に記載
    の情報検索装置。
  9. 【請求項9】上記記憶手段は、連続データを離散的デー
    タに変換してなる上記一般ユーザ選択嗜好データを記憶
    し、 上記初期ユーザモデル形成手段は、上記離散データを所
    定の補間手法を用いて補間することにより上記連続デー
    タを算出することを特徴とする請求項7に記載の情報検
    索装置。
  10. 【請求項10】上記記憶手段は、上記補間手法を特定す
    る識別子を上記離散データとともに記憶することを特徴
    とする請求項9に記載の情報検索装置。
  11. 【請求項11】上記記憶手段は、連続データを離散的デ
    ータに変換してなる上記一般ユーザ選択嗜好データを記
    憶し、 上記初期ユーザモデル形成手段は、上記離散データを所
    定の対応関数を用いて上記連続データに変換することを
    特徴とする請求項7に記載の情報検索装置。
  12. 【請求項12】上記対応関数は、上記離散データととも
    に上記記憶手段に記憶されることを特徴とする請求項1
    1に記載の情報検索装置。
  13. 【請求項13】上記離散的データでなる上記一般ユーザ
    選択嗜好データを上記特定ユーザ固有の連続データに変
    換することを特徴とする請求項11に記載の情報検索装
    置。
  14. 【請求項14】上記情報検索装置は、 上記記憶手段の一般ユーザ選択嗜好データを、書換え用
    記憶手段に書き換える書換え手段を具え、 上記記憶手段のデータを書き換えることを特徴とする請
    求項7に記載の情報検索装置。
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