JP2008130032A - コンテンツ抽出装置、方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンテンツ抽出装置Aは、デジタル放送信号を受信してコンテンツ(テレビ番組など)を記録するコンテンツDB2と、コンテンツ間の類似度(距離)を計算し、2次元配置座標を算出するコンテンツ配置座標演算部6と、表示する所定数のコンテンツを抽出するコンテンツ抽出部7と、抽出されたコンテンツを表示するコンテンツ表示部20と、を備えている。配置座標取得部7aは、検索開始直前に視聴していたコンテンツKiを基に、所定の距離rに位置するコンテンツをコンテンツDB2から取得する。重心絞込み部7cは、コンテンツ数Nが所定数nよりも多いとき、n個に絞り込むために、距離rの円周領域をn分割し、各領域の重心位置を求めて、その重心に位置するコンテンツを抽出する。
【選択図】図1
Description
2)或いは、図25に示すように、少数のコンテンツで構成された多数のコンテンツグループ121aが発生する。
3)類似性の大きなコンテンツばかりが記録されている等、記録されたコンテンツの類似度に偏りが存在する場合には、コンテンツの空間配置に偏りが発生して、図26に示すように、特定の位置に多数のコンテンツを含む、極少数のコンテンツグループ123が生じる。すなわち、視聴候補となるコンテンツグループの数が、少な過ぎる上に、1つのコンテンツグループに含まれるコンテンツの数が多くなり過ぎる。
1)図24に示すようにコンテンツグループが発生しない場合には、コンテンツ選択の手掛かりがなくなり、どのあたりに、どのようなコンテンツがあるのかが掴みにくい。
2)図25に示すようにコンテンツグループの数が多くなり過ぎた場合は、何処のコンテンツグループをコンテンツ選択の手掛かりとしてチェックするのか選択に迷う上に、コンテンツグループの内容をチェックするのに時間が掛かる。
3)図26に示すようにコンテンツグループの数が少なくなった場合には、コンテンツ選択の手掛かりとなる対象のコンテンツグループの選択は容易になるが、その反面、個々のコンテンツグループに含まれる、チェックしなければならないコンテンツの数が多くなり過ぎる。
(1)この目的を達成する為に、本発明のコンテンツ抽出装置の第1の構成は、コンテンツDB、概念ベクトル算出処理部、及びn(nは、2以上の自然数)次元座標算出処理部を備えたコンテンツ配置座標演算部、ユーザの行動を検出する行動検出部、n次元座標算出処理部で算出されたコンテンツの配置座標を基に、視聴候補となるコンテンツを抽出するコンテンツ抽出部、を備えている。
本実施の形態は、上記解決手段(1)に対応する実施の形態である。本実施の形態は、あるコンテンツKiと類似度が同じコンテンツが所定数n個(たとえば8個)より多く存在する場合に、その中からn個の代表コンテンツを抽出する方法の一つであり、あるコンテンツKiから所定の距離rの円周を所定数n(ここでは8個)の領域に分割して、各領域の重心位置を算出し、その重心位置に存在するコンテンツを抽出して表示することを特徴とする。
2)行動検出部21:例えば、ユーザのリモコン操作や顔の向き、視線、体温や心拍などのセンサを含んで構成され、ユーザがどのコンテンツを視聴しているかを常時検出すると共に、ユーザの検索開始タイミングを検出する。
3)コンテンツ抽出部7:配置座標取得部7a、候補確認部7b、重心絞込み部7cを備えている。
3−1)配置座標取得部7aは、検索開始直前に視聴していたコンテンツKiを基に、所定の距離rに位置するコンテンツの配置座標をコンテンツDB2bから取得する。
3−2)候補確認部7bは、取得されたコンテンツ数Nが所定数nよりも多いかどうかを判断する。
3−3)重心絞込み部7cは、コンテンツ数Nが所定数nよりも多いとき、n個に絞り込むために、距離rの円周領域をn分割し、各領域の重心位置を求めて、その重心に位置するコンテンツを抽出する。
図3は、コンテンツ空間の表示例を示す図である。コンテンツ表示部20には、多数のコンテンツ41が表示されている。
(ア)コンテンツKiと類似度が同じn個を抽出するには、図4に示すように、コンテンツKiを中心((1)に対応)に、所定距離rの円周43をn個(Lにより)に分割する。図4はn個に等分割した例である。等分割された領域43は、2)から9)までの領域である。領域43毎の円周上に位置するコンテンツ群の重心コンテンツを抽出する。同じ円周上のコンテンツを選択することで、類似度が同じ8種類のコンテンツが選ばれる。
図5は、円周Lをn個に不等分割した例を示す図である。距離rの円周43上には、複数のコンテンツが存在するため、n分割された各領域の重心を求め、重心に位置するコンテンツをひとつずつ、計n個を抽出する。ユーザには、たとえば、図9の画面20中央に現在見ているコンテンツKi(43)を、その周囲に各領域の重心に位置するコンテンツ(計n個:43−1〜43−8)を表示する(図9)。これにより、コンテンツKiとある一定の類似度を持つ代表コンテンツn個からユーザがコンテンツを選択できるようになる。
(イ)上記(ア)において、距離rの円周を分割する際、n等分するのではなく、以下のようにしてもよい。すなわち、予め全コンテンツ41を、コンテンツ41が持つ意味ベクトル間のユークリッド距離に基づいてK−means法などによりクラスタ化し、クラスタ毎に分割するようにする(図6:45−1〜45−4)。
(ウ)尚、上記(ア)において、分割したn個の領域内で1つずつランダムにn個を抽出してもよい。
(ア)コンテンツKiと類似度が異なるn個のコンテンツを抽出するには、コンテンツKi(1)を中心に同心円的にn分割し(図7)、分割された各領域からひとつずつランダムにコンテンツを抽出する(41a、41b、41c、…)。これにより、コンテンツKiと類似度の異なる代表コンテンツn個からユーザは選べるようになる。図では、現コンテンツから一定距離毎に同心円的に領域を区切り、ドーナツ状の各領域から1つずつランダムにコンテンツを抽出する。これにより、類似度の異なる8種類のコンテンツを選択することができる。
(イ)上記(ア)において同心円的に分割した後、コンテンツKiを中心に、さらに、Lにより円周をm分割する(図8)。そして、n×m分割された各領域(例えばA1)の重心を求め、m分割された各領域内で重心位置のコンテンツ(計n個)を抽出する。この方法においても、現在あるいは直前に視聴していたコンテンツKiと、類似度の異なるn種類のコンテンツ8個からユーザは選べるようになる。
図1は、本実施の形態によるコンテンツ抽出装置Aの一構成例を示す機能ブロック図である。図1に示すコンテンツ抽出装置Aは、デジタル放送信号を受信してコンテンツ(テレビ番組など)を記録するコンテンツDB2と、コンテンツ間の類似度(距離)を計算し、2次元配置座標を算出するコンテンツ配置座標演算部6と、表示する所定数のコンテンツを抽出するコンテンツ抽出部7と、抽出されたコンテンツを表示するコンテンツ表示部20と、を備えている。コンテンツDB2には、コンテンツ2aと共に、コンテンツの配置座標2bが記録されている。上述のように、本実施の形態の特徴であるコンテンツ抽出部7に関連して、行動検出部21と、配置座標取得部7a、候補確認部7b、重心絞込み部7cを備えている。行動検出部21は、例えば、ユーザのリモコン操作や顔の向き、視線、体温や心拍などを検出するセンサであり、ユーザがどのコンテンツを視聴しているかを常時検出すると共に、ユーザの検索開始を検出する。配置座標取得部7aは、検索開始直前に視聴していたコンテンツKiを基に、所定の距離rに位置するコンテンツをコンテンツDB2から取得する。候補確認部7bは、取得されたコンテンツ数Nが所定数nよりも多いか否かを判断する。重心絞込み部7cは、コンテンツ数Nが所定数nよりも多いとき、n個に絞り込むために、距離rの円周領域をn分割し、各領域の重心位置を求めて、その重心に位置するコンテンツを抽出する。
図2は、上記コンテンツ抽出装置の具体的なハードウエアの構成例を示す図である。図2において、受信手段1は、デジタル放送信号を受信し、コンテンツ蓄積手段2においてコンテンツ(テレビ番組など)を蓄積する。入力手段3は、リモコンや顔の向き、視線、体温や心拍などを検出するセンサなどを含み、ユーザの行動を検出する。CPU4は、ワークメモリ5に記憶された内蔵のシステムプログラムに従ってシステム制御を行うほかに、コンテンツ配置座標演算手段6における処理プログラム、およびコンテンツ抽出手段7における処理プログラムを実行してワークメモリ5上に処理結果を作成する。ワークメモリ5は、表示に関するデータや演算に使用するデータおよび演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリであり、CPU4により実行されるプログラム処理において利用されるプログラムや処理データ等を格納する。
以下、図16を参照しながら、コンテンツ抽出部の動作についてフローチャートを参照しながら説明する。
コンテンツ配置座標演算部6は、従来技術(図22)と同様であり、コンテンツDB2、概念ベクトル算出処理部6c、2次元座標算出処理部6b、マップ作成処理部6aを備える。但し、マップ作成処理部6aは任意に設けられる。コンテンツDB2には、コンテンツ2aと共に、コンテンツの配置座標2b、さらに、評価値2cが記録される。
(1)コンテンツKiから距離rのコンテンツ群(抽出候補)の中から、評価値の値が大きい上位n個のコンテンツを抽出して表示する(図13)。これにより、ユーザの嗜好にマッチしたコンテンツを選ぶことができる。
(2)コンテンツKiを中心に、所定距離rの円周をn分割する。各領域内で評価値が最大のコンテンツを抽出して表示する。(同一領域内で最大評価値を持つコンテンツが複数あるときは、その重心位置にあるコンテンツとする。)
(3)コンテンツKiを中心に、所定距離rの円周をn分割する。該円周を含む領域の中で、評価値がある閾値を超えるコンテンツを含む領域P11、P21、P31、P41においてのみ、評価値が最大のコンテンツを抽出して表示する(図14)。
(4)上記(2)〜(3)の領域の分割方法は、上記解決手段(1)における同心円的分割方法でもよい。
(5)コンテンツの評価値を基に、出来上がる分布の重心位置(C1、C2、C3、…)を求め(図15)、そこに位置するコンテンツを抽出し、表示する。
図10は、本発明の第2の実施の形態に係るコンテンツ抽出装置の一構成例を示すブロック図である。デジタル放送信号を受信してコンテンツ(テレビ番組など)を記録するコンテンツDB2、コンテンツ間の類似度(距離)を計算し、2次元配置座標を算出するコンテンツ配置座標演算部6、表示する所定数のコンテンツを抽出するコンテンツ抽出部7、抽出されたコンテンツを表示するコンテンツ表示部20に加え、コンテンツの評価値を算出するコンテンツ評価値演算部22を備えている。
以下、本発明の第2の実施の形態において、ユーザの視聴を検出したときの動作を、図17に示すフローチャート図を参照しながら説明する。
視聴したコンテンツKiと、あるコンテンツKjとの距離をDi,jとすると、コンテンツKjの評価値(W)は次式(1)で与えられる。
(1)式において、定数a,bを変数にして、同じ類似度を持つコンテンツの視聴回数t(繰り返し)に応じて、変えられるようにしてもよい。(繰り返しが多くなると、評価値の加算率(aに相当)を小さく抑えたり、評価値加算の適用範囲(bに相当)を狭くしたりする。)
評価値加算の適用範囲(bに相当)を最適にすることにより、ユーザの嗜好をより適切に反映する評価値になることが期待される。
次に、本発明の第2の実施の形態において、ユーザの検索を検出したときの動作を、フローチャート(図18)を参照しながら説明を行う。コンテンツ抽出処理が開始され、行動検出部21がユーザの検索を検出すると(ステップS210)、配置座標取得部7aの検索部7a−2が、検索直前に視聴していたコンテンツKiから距離rに位置するコンテンツをコンテンツDB2から取得する(ステップS211)。この際、距離rは、予めシステムが設定しておいてもよいし、あるいは、ユーザが検索時に指定できるようにしても良い。
新しく放送されたコンテンツが受信されるたびに、コンテンツ間類似度が計算され、当該コンテンツの座標が決まる。このとき、新コンテンツKnの評価値は、近傍のコンテンツの評価値の平均値とすればよい。尚、これまでは、コンテンツ毎に評価値を持たせていたが、コンテンツマップ全体を所定数の領域(たとえば分類カテゴリなど)に区切って、その領域毎に評価値を持たせても良い。このとき、新コンテンツKnの評価値は、そのコンテンツKnが含まれる領域の評価値とする。これにより、新コンテンツの評価値は一意に決まる。
図19は、本発明の第3の実施の形態に係るコンテンツ抽出装置の一構成例を示すブロック図である。デジタル放送信号を受信してコンテンツ(テレビ番組など)を記録するコンテンツDB2、コンテンツ間の類似度(距離)を計算し、2次元配置座標を算出するコンテンツ配置座標演算部6、ユーザに表示する所定数のコンテンツを抽出するコンテンツ抽出部7、抽出されたコンテンツを表示するコンテンツ表示部20、コンテンツの評価値を算出するコンテンツ評価値演算部22を備えている。
以下、本発明の実施の形態において、ユーザの視聴を検出したときの動作を、フローチャート(図20)を参照しながら説明する。
次に、本実施例3において、ユーザの検索を検出したときの動作を、フローチャート(図21)を参照しながら説明する。
Claims (30)
- コンテンツ間の類似度を基に、コンテンツ空間上における配置情報を持つ複数のコンテンツから、コンテンツを探すコンテンツ抽出装置であって、
あるコンテンツと所定の類似度を持つ複数のコンテンツを前記類似度と対応関係を持つ前記コンテンツ空間における距離に基づいて、ある数(n個)のコンテンツを抽出することを可能にするコンテンツ抽出部と、
前記コンテンツ抽出部により抽出されたコンテンツを表示部に表示する制御部と
を有することを特徴とするコンテンツ抽出装置。 - 前記制御部は、前記表示部に前記コンテンツのサムネイルを表示することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ抽出装置。
- ある数(n個)のコンテンツを抽出する重心絞込み部を備え、
該重心絞込み部は、
コンテンツの配置座標を用いて、あるコンテンツと前記コンテンツ空間における距離が同程度の複数のコンテンツ群を前記コンテンツ空間においてn分割し、
分割した各領域の重心を求め、
該重心に位置するコンテンツをn個抽出する第1の方法によりコンテンツを抽出することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記重心絞込み部は、
ある数(n個)のコンテンツを抽出する第2の方法として、
コンテンツの配置座標を用いて、あるコンテンツを基に、前記コンテンツ空間におけるn種類の距離によって分類される複数のコンテンツ群を求め、
さらに、前記複数のコンテンツ群のそれぞれが含まれる各領域をm分割し、
n×m分割された各領域の重心を求め、
該重心に位置するコンテンツをn個抽出する
ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記ある数(n個)のコンテンツを抽出する手段として、
コンテンツにユーザの視聴行動を反映する評価値を付与するコンテンツ評価値演算部と、
その評価値を基にn個のコンテンツを抽出する評価値絞込み部を備え、
前記コンテンツ評価値演算部は、ユーザがあるコンテンツを視聴すると、当該コンテンツの評価値を上げると共に、そのコンテンツと類似度(距離)が同じかあるいは近傍のコンテンツの評価値を上げる、すなわち、視聴したコンテンツとの距離が遠いほど評価値が小さくなるようにすることを特徴とし、
前記評価値絞込み部は、あるコンテンツと類似度(距離)が同じ複数のコンテンツの中から、評価値を基にコンテンツ(n個)を抽出する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記評価値絞込み部は、
あるコンテンツと前記コンテンツ空間における距離が同程度のコンテンツ群の中から、評価値の上位n個のコンテンツを抽出することを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記評価値絞込み部は、
あるコンテンツと前記コンテンツ空間における距離が同程度のコンテンツ群をn分割し、該分割された各領域における評価値が最大のコンテンツを計n個だけ抽出することを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記評価値絞込み部は、
あるコンテンツと前記コンテンツ空間における距離が同程度のコンテンツ群をn分割し、評価値がある閾値を超えるコンテンツを含む領域においてのみ、評価値が最大のコンテンツをn個を越えない範囲で抽出することを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記評価値絞込み部は、
あるコンテンツを基に前記コンテンツ空間における距離別に分類した複数のコンテンツの中から、評価値を基にコンテンツをn個だけ抽出することを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記評価値絞込み部は、
あるコンテンツを基に分類した前記コンテンツ空間における距離別の各コンテンツ群から、評価値が上位のコンテンツを計n個だけ抽出することを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記評価値絞込み部は、
あるコンテンツを基に、前記コンテンツ空間における距離別に、コンテンツ群をn分割し、分割された各領域において評価値が最大のコンテンツを計n個だけ抽出することを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記評価値絞込み部は、
あるコンテンツと類似度(距離)が同じコンテンツ群をn分割し、評価値がある閾値を超えるコンテンツを含む領域においてのみ、評価値が最大のコンテンツ(計最高n個)を抽出することを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記評価値絞込み部は、
評価値で形成される分布の固まり(n個)毎に重心位置を求め、
その重心に位置するコンテンツ(計n個)を抽出する
ことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記コンテンツ評価値演算部は、
コンテンツ評価値を算出する別の方法として、ユーザ行動をパタン毎に分けてコンテンツの評価値を算出し、ユーザ検索時の行動パタンに対応するパタン別の評価値を用いてコンテンツを抽出することを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記コンテンツ評価値演算部は、時間の経過と共に、元の値に戻るように演算されることを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ抽出装置。
- 前記コンテンツ抽出部において、検索開始時または直前に視聴していたコンテンツを基に、類似度を求めることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ抽出装置。
- ユーザがコンテンツを視聴しているか、あるいは、検索を行うかに関連するユーザの行動を検出する行動検出部と、
コンテンツを蓄積するコンテンツDBと、
該コンテンツDBに格納されているコンテンツに基づいて概念ベクトルを算出する概念ベクトル算出処理部と、
各コンテンツの概念ベクトルに基づいて、全ての二つのコンテンツの組合せについて、コンテンツ間の距離を算出し、コンテンツの2次元平面上での位置情報を算出するn(nは、2以上の自然数)次元座標算出処理部を備えたコンテンツ配置座標演算部と、
前記行動検出部においてコンテンツの検索が行われることが検出されると、前記n次元座標算出処理部で算出されたコンテンツの位置座標を基に、視聴候補となるコンテンツを抽出するコンテンツ抽出部と
を備えることを特徴とするコンテンツ抽出装置。 - さらに、前記行動検出部において、ユーザがコンテンツを視聴していることを検出すると、当該コンテンツの評価値を上げると共に、そのコンテンツと類似度(距離)が同じかあるいは近傍のコンテンツの評価値を上げる、すなわち、視聴したコンテンツとの距離が遠いほど評価値が小さくなるようにするコンテンツ評価値演算部を有することを特徴とする請求項17に記載のコンテンツ抽出装置。
- 前記コンテンツ抽出部は、
コンテンツ選択基準となるコンテンツKiから、n次元配置座標上での距離が所定の距離r±Δ1(Δ1は、0<Δ1≦r/2)の範囲に位置するコンテンツを、視聴候補のコンテンツとしてコンテンツDBから取得するコンテンツ候補取得部と、
前記配置座標取得部で取得された視聴候補コンテンツの数Nが、予め設定した数nよりも多いか否かを判断するコンテンツ候補確認部と、
コンテンツ数Nが所定数nよりも多いとき、n個に絞り込むために、距離r±Δ1の領域をn分割し、各分割領域のコンテンツ分布の重心位置を求め、その重心位置に最も近い位置に存在するコンテンツを抽出するコンテンツ絞込み部と
を備えていることを特徴とする請求項17に記載のコンテンツ抽出装置。 - 前記コンテンツ絞込み部が、コンテンツ数Nが所定数nよりも多いとき、n個に絞り込むために、距離r±Δ1の領域に含まれるコンテンツの中から、予め設定したコンテンツ評価基準に基づき、評価値の上位n個のコンテンツを抽出することを特徴とする請求項17に記載のコンテンツ抽出装置。
- コンテンツ間の類似度を基に、コンテンツ空間上における配置情報を持つ複数のコンテンツから、コンテンツを探すコンテンツ抽出方法であって、
あるコンテンツと所定の類似度を持つ複数のコンテンツを前記類似度と対応関係を持つ前記コンテンツ空間における距離に基づいて、ある数(n個)のコンテンツを抽出するステップと、
抽出された前記コンテンツを表示するステップと
を有することを特徴とするコンテンツ抽出方法。 - 前記コンテンツを抽出するステップは、ある数(n個)のコンテンツを抽出する重心絞込みステップを含み、
該重心絞込みステップは、
コンテンツの配置座標を用いて、あるコンテンツと前記コンテンツ空間における距離が同程度の複数のコンテンツ群を前記コンテンツ空間においてn分割するステップと、
分割した各領域の重心を求めるステップと、
該重心に位置するコンテンツをn個抽出する第1の方法によりコンテンツを抽出するステップと
を有することを特徴とする請求項21に記載のコンテンツ抽出方法。 - 前記コンテンツを抽出するステップは、ある数(n個)のコンテンツを抽出する重心絞込みステップを含み、
該重心絞込みステップは、ある数(n個)のコンテンツを抽出する第2の方法として、
コンテンツの配置座標を用いて、あるコンテンツを基に、前記コンテンツ空間におけるn種類の距離によって分類される複数のコンテンツ群を求めるステップと、
前記複数のコンテンツ群のそれぞれが含まれる各領域をm分割し、n×m分割された各領域の重心を求めるステップと、
該重心に位置するコンテンツをn個抽出するステップと
を有することを特徴とする請求項21に記載のコンテンツ抽出方法。 - 前記ある数(n個)のコンテンツを抽出するステップは、
コンテンツにユーザの視聴行動を反映する評価値を付与するステップと、
その評価値を基にある数(n個)のコンテンツを抽出するステップと、を含み、
前記コンテンツを抽出するステップは、ユーザがあるコンテンツを視聴すると、当該コンテンツの評価値を上げると共に、そのコンテンツと類似度(距離)が同じかあるいは近傍のコンテンツの評価値を上げる、すなわち、視聴したコンテンツとの距離が遠いほど評価値が小さくなるようにすることを特徴とし、
前記評価値を付与するステップは、あるコンテンツと類似度(距離)が同じ複数のコンテンツの中から、評価値を基にコンテンツ(n個)を抽出するステップを有することを特徴とする請求項21に記載のコンテンツ抽出方法。 - ユーザがコンテンツを視聴しているか、あるいは、検索を行うかに関連するユーザの行動を検出するステップと、
コンテンツDBに格納されているコンテンツに基づいて概念ベクトルを算出するステップと、
各コンテンツの概念ベクトルに基づいて、全ての二つのコンテンツの組合せについて、コンテンツ間の距離を算出し、コンテンツの2次元平面上での位置情報を算出するステップと、
前記行動を検出するステップにおいてコンテンツの検索が行われることが検出されると、コンテンツの位置座標を基に、視聴候補となるコンテンツを抽出するステップと
を備えることを特徴とするコンテンツ抽出方法。 - さらに、前記行動検出部において、ユーザがコンテンツを視聴していることを検出すると、当該コンテンツの評価値を上げると共に、そのコンテンツと類似度(距離)が同じかあるいは近傍のコンテンツの評価値を上げる、すなわち、視聴したコンテンツとの距離が遠いほど評価値が小さくなるようにするステップと
を有することを特徴とする請求項25に記載のコンテンツ抽出方法。 - 前記コンテンツを抽出するステップは、
コンテンツ選択基準となるコンテンツKiから、n次元配置座標上での距離が所定の距離r±Δ1(Δ1は、0<Δ1≦r/2)の範囲に位置するコンテンツを、視聴候補のコンテンツとしてコンテンツDBから取得するステップと、
取得された視聴候補コンテンツの数Nが、予め設定した数nよりも多いか否かを判断するステップと、
コンテンツ数Nが所定数nよりも多いとき、n個に絞り込むために、距離r±Δ1の領域をn分割し、各分割領域のコンテンツ分布の重心位置を求め、その重心位置に最も近い位置に存在するコンテンツを抽出するステップと
を含むことを特徴とする請求項25に記載のコンテンツ抽出方法。 - コンテンツ数Nが所定数nよりも多いとき、n個に絞り込むために、距離r±Δ1の領域に含まれるコンテンツの中から、予め設定したコンテンツ評価基準に基づき、評価値の上位n個のコンテンツを抽出するステップを有することを特徴とする請求項25に記載のコンテンツ抽出方法。
- 請求項21から28までのいずれか1項に記載のステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項29に記載のプログラムを記録するコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
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