JPH10161898A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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- JPH10161898A JPH10161898A JP8320287A JP32028796A JPH10161898A JP H10161898 A JPH10161898 A JP H10161898A JP 8320287 A JP8320287 A JP 8320287A JP 32028796 A JP32028796 A JP 32028796A JP H10161898 A JPH10161898 A JP H10161898A
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- test
- circuit
- semiconductor integrated
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テスト用端子を内部回路の電源端子と共用さ
せ、端子共用がノイズの原因となることを防止する。 【解決手段】 アンチヒューズ13の電極13aを、内
部回路のGNDライン12に接続し、電極13bを入力
端子11に接続する。検査時には、GNDライン12と
入力端子11との間のアンチヒューズ13は電気的に絶
縁状態である。この状態で、入力端子11から入力イン
タフェースブロック14を介して、テスト回路15にテ
スト信号を入力する。実使用時は、アンチヒューズ13
の一対のパッド間に電圧VDDを印加することにより、
内部回路のGNDライン12と入力端子11との間のア
ンチヒューズ13を電気的に導通状態とする。
せ、端子共用がノイズの原因となることを防止する。 【解決手段】 アンチヒューズ13の電極13aを、内
部回路のGNDライン12に接続し、電極13bを入力
端子11に接続する。検査時には、GNDライン12と
入力端子11との間のアンチヒューズ13は電気的に絶
縁状態である。この状態で、入力端子11から入力イン
タフェースブロック14を介して、テスト回路15にテ
スト信号を入力する。実使用時は、アンチヒューズ13
の一対のパッド間に電圧VDDを印加することにより、
内部回路のGNDライン12と入力端子11との間のア
ンチヒューズ13を電気的に導通状態とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
に係り、特に内部回路の検査のためのテスト回路を内蔵
する半導体集積回路に関する。
に係り、特に内部回路の検査のためのテスト回路を内蔵
する半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路は、半導体基板内に複雑
で且つ大規模な回路が集積化されている。この半導体集
積回路の製造時には、完成時に内部回路が正しく動作す
ることを確認し、且つ正しく動作しないものを除外する
ために内部回路の検査が行われる。このような、半導体
集積回路における内部回路の検査能率を向上させるため
に検査専用のテスト回路を内蔵させたものがある。テス
ト回路を内蔵させた半導体集積回路は、内部回路の検査
を容易に且つ能率的に行うことができる。
で且つ大規模な回路が集積化されている。この半導体集
積回路の製造時には、完成時に内部回路が正しく動作す
ることを確認し、且つ正しく動作しないものを除外する
ために内部回路の検査が行われる。このような、半導体
集積回路における内部回路の検査能率を向上させるため
に検査専用のテスト回路を内蔵させたものがある。テス
ト回路を内蔵させた半導体集積回路は、内部回路の検査
を容易に且つ能率的に行うことができる。
【0003】ところで、テスト回路を内蔵した半導体集
積回路においては、検査のために、テスト回路に特別な
入力を与え、且つテスト回路から特別な出力を取り出す
必要がある。これら検査のための入力および出力も、本
来の内部回路と同様に、半導体集積回路の端子を介して
行うことになる。
積回路においては、検査のために、テスト回路に特別な
入力を与え、且つテスト回路から特別な出力を取り出す
必要がある。これら検査のための入力および出力も、本
来の内部回路と同様に、半導体集積回路の端子を介して
行うことになる。
【0004】しかしながら、検査のための入力および出
力は、製造時、特に完成時にのみ必要であり、製造後の
実使用時には、全く不要である。このように、半導体集
積回路の実際の動作時に全く使用しない信号専用に、端
子数の制約が厳しい多機能・高集積の半導体集積回路の
端子を使用することは、好ましいことではない。
力は、製造時、特に完成時にのみ必要であり、製造後の
実使用時には、全く不要である。このように、半導体集
積回路の実際の動作時に全く使用しない信号専用に、端
子数の制約が厳しい多機能・高集積の半導体集積回路の
端子を使用することは、好ましいことではない。
【0005】そこで、従来より、検査時に用いるテスト
端子を、実動作時に用いる端子の一部と共用させ、端子
数の増加を抑える工夫がなされている。例えば、このよ
うな工夫が施された半導体集積回路であるマイクロコン
ピュータの一例が特開平1−171036号公報に示さ
れている。
端子を、実動作時に用いる端子の一部と共用させ、端子
数の増加を抑える工夫がなされている。例えば、このよ
うな工夫が施された半導体集積回路であるマイクロコン
ピュータの一例が特開平1−171036号公報に示さ
れている。
【0006】特開平1−171036号公報に示された
マイクロコンピュータは、図7に示されるように、リセ
ット信号を印加するためのリセット端子1および電源電
圧VCCを印加するための電源端子2等の他に、共用端
子3および制御端子4を有する。共用端子3は、マイク
ロコンピュータモードとテストモードを切り換えるため
のテスト端子機能とEPROM(消去およびプログラム
可能リードオンリメモリ)書き込み用のプログラム電圧
を印加するためのプログラム電源端子機能とを共用する
端子である。制御端子4は、テストモードとEPROM
モードを切り換えるための制御信号を印加するための端
子である。
マイクロコンピュータは、図7に示されるように、リセ
ット信号を印加するためのリセット端子1および電源電
圧VCCを印加するための電源端子2等の他に、共用端
子3および制御端子4を有する。共用端子3は、マイク
ロコンピュータモードとテストモードを切り換えるため
のテスト端子機能とEPROM(消去およびプログラム
可能リードオンリメモリ)書き込み用のプログラム電圧
を印加するためのプログラム電源端子機能とを共用する
端子である。制御端子4は、テストモードとEPROM
モードを切り換えるための制御信号を印加するための端
子である。
【0007】このような、端子の共用機能を実現するた
めに、図7のマイクロコンピュータは、D型フリップフ
ロップ5、バッファ6、インバータ7、アンドゲート8
および9を有する。共用端子3に入力された信号は、バ
ッファ6を介してD型フリップフロップ5のクロック入
力Cに入力される。また、バッファ6の出力は、インバ
ータ7を介してマイクロコンピュータに入力される。バ
ッファ6の出力は、アンドゲート8および9のそれぞれ
に入力される。制御端子4に入力される制御信号は、D
型フリップフロップ5のD入力に供給され、D型フリッ
プフロップ5のQ出力およびQバー(Qの論理否定:反
転Q)出力は、それぞれアンドゲート8および9に入力
される。アンドゲート8および9の出力は、それぞれテ
スト回路およびEPROMに供給される。
めに、図7のマイクロコンピュータは、D型フリップフ
ロップ5、バッファ6、インバータ7、アンドゲート8
および9を有する。共用端子3に入力された信号は、バ
ッファ6を介してD型フリップフロップ5のクロック入
力Cに入力される。また、バッファ6の出力は、インバ
ータ7を介してマイクロコンピュータに入力される。バ
ッファ6の出力は、アンドゲート8および9のそれぞれ
に入力される。制御端子4に入力される制御信号は、D
型フリップフロップ5のD入力に供給され、D型フリッ
プフロップ5のQ出力およびQバー(Qの論理否定:反
転Q)出力は、それぞれアンドゲート8および9に入力
される。アンドゲート8および9の出力は、それぞれテ
スト回路およびEPROMに供給される。
【0008】この図7の構成における各部の信号波形を
図8に示している。
図8に示している。
【0009】すなわち、マイクロコンピュータモード
は、テスト/プログラム電源の共用端子3が“L”(ロ
ーレベル)のときに選択される。このとき、電源端子2
およびリセット端子1には、“H”(ハイレベル)が印
加されるが、アンドゲート8および9からテスト回路お
よびEPROMへの出力はいずれも“L”のままとな
る。
は、テスト/プログラム電源の共用端子3が“L”(ロ
ーレベル)のときに選択される。このとき、電源端子2
およびリセット端子1には、“H”(ハイレベル)が印
加されるが、アンドゲート8および9からテスト回路お
よびEPROMへの出力はいずれも“L”のままとな
る。
【0010】テストモードおよびEPROMモードは、
テスト/プログラム電源の共用端子3が“H”のときに
選択される。共用端子3が“H”に立ち上がる時、制御
端子4が“H”であればテストモードとなり、“L”で
あればEPROMモードとなる。EPROMモードに切
り換えた場合、テスト/プログラム電源用の共用端子3
からプログラム電圧を印加する。
テスト/プログラム電源の共用端子3が“H”のときに
選択される。共用端子3が“H”に立ち上がる時、制御
端子4が“H”であればテストモードとなり、“L”で
あればEPROMモードとなる。EPROMモードに切
り換えた場合、テスト/プログラム電源用の共用端子3
からプログラム電圧を印加する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図7および図8に示し
た、特開平1−171036号公報のマイクロコンピュ
ータでは、共用端子3に入力される信号のレベルによ
り、通常のマイクロコンピュータモードとテストおよび
EPROMモードとが切換えられる。また、共用端子3
の信号レベルにより、テストおよびEPROMモードが
選択されているときは、制御端子4に入力される制御信
号により、テストモードとEPROMモードとが切換え
られる。そして、共用端子3は、テストモードにおける
テスト用端子と、EPROMモードにおけるプログラム
電源端子とに共用される。
た、特開平1−171036号公報のマイクロコンピュ
ータでは、共用端子3に入力される信号のレベルによ
り、通常のマイクロコンピュータモードとテストおよび
EPROMモードとが切換えられる。また、共用端子3
の信号レベルにより、テストおよびEPROMモードが
選択されているときは、制御端子4に入力される制御信
号により、テストモードとEPROMモードとが切換え
られる。そして、共用端子3は、テストモードにおける
テスト用端子と、EPROMモードにおけるプログラム
電源端子とに共用される。
【0012】しかしながら、特開平1−171036号
公報のマイクロコンピュータの場合、共用端子3は、マ
イクロコンピュータモード、テストモードおよびEPR
OMモードのいずれにおいても、D型フリップフロップ
5およびマイクロコンピュータに接続されたままであ
る。このため、共用端子3はノイズを混入し易く、この
ように共用することが誤動作の原因になりかねないとい
う問題がある。
公報のマイクロコンピュータの場合、共用端子3は、マ
イクロコンピュータモード、テストモードおよびEPR
OMモードのいずれにおいても、D型フリップフロップ
5およびマイクロコンピュータに接続されたままであ
る。このため、共用端子3はノイズを混入し易く、この
ように共用することが誤動作の原因になりかねないとい
う問題がある。
【0013】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、テスト用端子を内部回路の電源端子と効果的
に共用させ、端子共用がノイズの原因となることを有効
に防止し得る半導体集積回路を提供することを目的とす
る。
たもので、テスト用端子を内部回路の電源端子と効果的
に共用させ、端子共用がノイズの原因となることを有効
に防止し得る半導体集積回路を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係る半導体集積回路は、電
源ラインを有し、本来の機能を達成するための内部回路
と、検査の際に使用されるテスト回路と、前記テスト回
路にテスト入力を供給すべく、該テスト回路に接続され
る第1の端子と、前記テスト回路からテスト出力を導出
すべく、該テスト回路に接続される第2の端子と、前記
第1および第2の端子の少なくとも一方と前記内部回路
の前記電源ラインとの間に介挿され、当初は電気的に絶
縁されており、電気的操作により、当該端子と前記内部
回路の電源ラインとの間を電気的に導通させるアンチヒ
ューズ手段と、を具備する。
め、この発明の第1の観点に係る半導体集積回路は、電
源ラインを有し、本来の機能を達成するための内部回路
と、検査の際に使用されるテスト回路と、前記テスト回
路にテスト入力を供給すべく、該テスト回路に接続され
る第1の端子と、前記テスト回路からテスト出力を導出
すべく、該テスト回路に接続される第2の端子と、前記
第1および第2の端子の少なくとも一方と前記内部回路
の前記電源ラインとの間に介挿され、当初は電気的に絶
縁されており、電気的操作により、当該端子と前記内部
回路の電源ラインとの間を電気的に導通させるアンチヒ
ューズ手段と、を具備する。
【0015】また、この発明の第2の観点に係る半導体
集積回路は、電源ラインと、内部回路と、テスト回路
と、前記テスト回路にテスト入力を供給すべく、該テス
ト回路に接続される第1の端子と、前記テスト回路から
テスト出力を導出すべく、該テスト回路に接続される第
2の端子と、前記第1および第2の端子の少なくとも一
方と前記電源ラインとの間に介挿され、当初は電気的に
絶縁されており、当該端子と前記内部回路の電源ライン
との間を電気的に導通させるアンチヒューズ手段と、を
具備することを特徴とする。
集積回路は、電源ラインと、内部回路と、テスト回路
と、前記テスト回路にテスト入力を供給すべく、該テス
ト回路に接続される第1の端子と、前記テスト回路から
テスト出力を導出すべく、該テスト回路に接続される第
2の端子と、前記第1および第2の端子の少なくとも一
方と前記電源ラインとの間に介挿され、当初は電気的に
絶縁されており、当該端子と前記内部回路の電源ライン
との間を電気的に導通させるアンチヒューズ手段と、を
具備することを特徴とする。
【0016】前記テスト回路は、入力側に前記第1の端
子に接続された入力インタフェースブロックを含んでい
てもよい。前記テスト回路は、出力側に前記第2の端子
に接続された出力インタフェースブロックを含んでいて
もよい。
子に接続された入力インタフェースブロックを含んでい
てもよい。前記テスト回路は、出力側に前記第2の端子
に接続された出力インタフェースブロックを含んでいて
もよい。
【0017】前記アンチヒューズ手段は、初期状態では
不導通であり、所定値以上の電流を印加することによ
り、電気的に導通するアンチヒューズ素子を含んでいて
もよい。
不導通であり、所定値以上の電流を印加することによ
り、電気的に導通するアンチヒューズ素子を含んでいて
もよい。
【0018】前記アンチヒューズ手段は、前記第1およ
び第2の端子の少なくとも一方と電源ラインのうちの共
通電位ラインとの間に介挿されていてもよい。
び第2の端子の少なくとも一方と電源ラインのうちの共
通電位ラインとの間に介挿されていてもよい。
【0019】前記第1の端子および第2の端子の少なく
とも一方と前記テスト回路との間に介挿され、当初は電
気的に導通しており、電気的操作により、電気的に遮断
するヒューズ手段をさらに含んでいてもよい。
とも一方と前記テスト回路との間に介挿され、当初は電
気的に導通しており、電気的操作により、電気的に遮断
するヒューズ手段をさらに含んでいてもよい。
【0020】前記ヒューズ手段は、初期状態では導通し
ており、所定値以上の電流を印加することにより、電気
的に不導通となるヒューズ素子を含んでいてもよい。
ており、所定値以上の電流を印加することにより、電気
的に不導通となるヒューズ素子を含んでいてもよい。
【0021】前記ヒューズ手段は、前記第2の端子と出
力インタフェースブロックとの間に介挿されていてもよ
い。
力インタフェースブロックとの間に介挿されていてもよ
い。
【0022】テスト入力端子およびテスト出力端子の少
なくとも一方と内部回路の電源ラインとの間にアンチヒ
ューズ素子を介挿していてもよい。
なくとも一方と内部回路の電源ラインとの間にアンチヒ
ューズ素子を介挿していてもよい。
【0023】テスト出力端子とテスト回路の出力インタ
フェースブロックとの間にヒューズ素子を介挿していて
もよい。
フェースブロックとの間にヒューズ素子を介挿していて
もよい。
【0024】この発明の半導体集積回路においては、検
査の際に使用されるテスト回路に、テスト入力を供給す
るための第1の端子、および該テスト回路からテスト出
力を導出するための第2の端子の少なくとも一方と前記
内部回路の前記電源ラインとの間に、電気的操作により
当該端子と前記内部回路の電源ラインとの間を電気的に
導通させるアンチヒューズを介挿する。さらに、必要に
応じて、前記第1の端子および第2の端子の少なくとも
一方と前記テスト回路との間に電気的操作により電気的
に遮断するヒューズを介挿してもよい。検査時には、第
1および第2の端子の一方の共用端子は、内部回路と切
り離されており、検査後にアンチヒューズを導通させ
て、初めて内部回路に結合される。また、検査時には、
第1および第2の端子の一方の共用端子は、テスト回路
に結合しており、検査後にヒューズを不導通として、テ
スト回路との間を遮断する。したがって、テスト用端子
が、内部回路の電源端子と効果的に共用され、端子共用
がノイズの原因となることが有効的に防止される。
査の際に使用されるテスト回路に、テスト入力を供給す
るための第1の端子、および該テスト回路からテスト出
力を導出するための第2の端子の少なくとも一方と前記
内部回路の前記電源ラインとの間に、電気的操作により
当該端子と前記内部回路の電源ラインとの間を電気的に
導通させるアンチヒューズを介挿する。さらに、必要に
応じて、前記第1の端子および第2の端子の少なくとも
一方と前記テスト回路との間に電気的操作により電気的
に遮断するヒューズを介挿してもよい。検査時には、第
1および第2の端子の一方の共用端子は、内部回路と切
り離されており、検査後にアンチヒューズを導通させ
て、初めて内部回路に結合される。また、検査時には、
第1および第2の端子の一方の共用端子は、テスト回路
に結合しており、検査後にヒューズを不導通として、テ
スト回路との間を遮断する。したがって、テスト用端子
が、内部回路の電源端子と効果的に共用され、端子共用
がノイズの原因となることが有効的に防止される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0026】図1〜図3を参照してこの発明による半導
体集積回路の第1の実施の形態を説明する。
体集積回路の第1の実施の形態を説明する。
【0027】図1は、この発明の第1の実施の形態に係
る半導体集積回路の要部の構成を示している。
る半導体集積回路の要部の構成を示している。
【0028】図1に示す半導体集積回路は、入力端子1
1、共通電位ライン(以下「GNDライン」と称する)
12、アンチヒューズ13、入力インタフェースブロッ
ク14、およびテスト回路15を具備している。
1、共通電位ライン(以下「GNDライン」と称する)
12、アンチヒューズ13、入力インタフェースブロッ
ク14、およびテスト回路15を具備している。
【0029】入力端子11は、共用端子であり、検査用
のテスト入力が与えられるテスト入力端子および電源の
アース電位すなわち共通電位(以下、「GND電位」と
称する)用の端子(以下、「GND端子」と称する)の
両方に共用される。GNDライン12は、内部回路(図
示していない)のGND電位を与えるGNDラインであ
る。
のテスト入力が与えられるテスト入力端子および電源の
アース電位すなわち共通電位(以下、「GND電位」と
称する)用の端子(以下、「GND端子」と称する)の
両方に共用される。GNDライン12は、内部回路(図
示していない)のGND電位を与えるGNDラインであ
る。
【0030】アンチヒューズ13は、一対の電極13a
および13bを有し、GNDライン12と入力端子11
との間に図示のように跨って配設され、電気的にはGN
Dライン12と入力端子11との間に介挿されている。
第1の電極13aは、GNDライン12に接続され、第
2の電極13bは入力端子11に接続されている。
および13bを有し、GNDライン12と入力端子11
との間に図示のように跨って配設され、電気的にはGN
Dライン12と入力端子11との間に介挿されている。
第1の電極13aは、GNDライン12に接続され、第
2の電極13bは入力端子11に接続されている。
【0031】アンチヒューズ13は、図2に示すよう
に、一対の電極13aおよび13bと、これらにそれぞ
れ電気的に接続された一対のパッド13cおよび13d
とで構成される。
に、一対の電極13aおよび13bと、これらにそれぞ
れ電気的に接続された一対のパッド13cおよび13d
とで構成される。
【0032】アンチヒューズ13は、当初は図2のよう
に、第1の電極13aと第2の電極13bとの間が分離
しており、両電極間は電気的に絶縁されている。そし
て、第1および第2の電極13aおよび13bには、そ
れぞれ第1および第2のパッド13cおよび13dが接
続されている。図3に示すように、第1および第2のパ
ッド13cおよび13dにそれぞれ所定の電源電圧VD
DおよびGND電位を与えることにより、溶融したアル
ミニウム配線によって、第1および第2の電極13aお
よび13bの間が電気的に導通される。
に、第1の電極13aと第2の電極13bとの間が分離
しており、両電極間は電気的に絶縁されている。そし
て、第1および第2の電極13aおよび13bには、そ
れぞれ第1および第2のパッド13cおよび13dが接
続されている。図3に示すように、第1および第2のパ
ッド13cおよび13dにそれぞれ所定の電源電圧VD
DおよびGND電位を与えることにより、溶融したアル
ミニウム配線によって、第1および第2の電極13aお
よび13bの間が電気的に導通される。
【0033】テスト回路15は、この半導体集積回路に
内蔵された検査専用の回路である。入力端子11は、入
力インタフェースブロック14を介してテスト回路15
に接続されている。
内蔵された検査専用の回路である。入力端子11は、入
力インタフェースブロック14を介してテスト回路15
に接続されている。
【0034】次に、上述のように構成された半導体集積
回路の動作について説明する。
回路の動作について説明する。
【0035】上述したように、図1の半導体集積回路
は、アンチヒューズ13の第1の電極13aを、半導体
集積回路における論理回路等の内部回路のGNDライン
12に接続し、アンチヒューズの第2の電極13bを入
力端子11に接続している。
は、アンチヒューズ13の第1の電極13aを、半導体
集積回路における論理回路等の内部回路のGNDライン
12に接続し、アンチヒューズの第2の電極13bを入
力端子11に接続している。
【0036】半導体集積回路の検査時には、内部回路の
GNDライン12と共用端子である入力端子11との間
のアンチヒューズ13は電気的に絶縁状態である。この
状態で、入力端子11から入力インタフェースブロック
14を介して、テスト回路15にテスト信号を入力する
ことができる。
GNDライン12と共用端子である入力端子11との間
のアンチヒューズ13は電気的に絶縁状態である。この
状態で、入力端子11から入力インタフェースブロック
14を介して、テスト回路15にテスト信号を入力する
ことができる。
【0037】そして、半導体集積回路の実使用時は、ア
ンチヒューズ13の一対のパッド13cおよび13d間
に電圧VDDを印加することにより、内部回路のGND
ライン12と入力端子11との間のアンチヒューズ13
を電気的に導通状態とし、内部回路のGNDライン12
を強化することができる。
ンチヒューズ13の一対のパッド13cおよび13d間
に電圧VDDを印加することにより、内部回路のGND
ライン12と入力端子11との間のアンチヒューズ13
を電気的に導通状態とし、内部回路のGNDライン12
を強化することができる。
【0038】すなわち、入力端子11は、次のような原
理によって、テスト入力端子およびGND端子として共
用される。
理によって、テスト入力端子およびGND端子として共
用される。
【0039】(1) 入力端子11をテスト端子として使用
する場合 検査時は、アンチヒューズ13により入力端子11とG
NDライン12との間を電気的に遮断しているので、入
力端子11から入力したテスト信号は、入力インタフェ
ースブロック14を介してテスト回路15に供給され
る。
する場合 検査時は、アンチヒューズ13により入力端子11とG
NDライン12との間を電気的に遮断しているので、入
力端子11から入力したテスト信号は、入力インタフェ
ースブロック14を介してテスト回路15に供給され
る。
【0040】(2) 入力端子11をGND端子として使用
する場合 実使用時は、アンチヒューズ13に所定の電圧VDDを
印加し、一対の電極13a−13b間を電気的に導通さ
せ、入力端子11とGNDライン12との間を接続す
る。したがって、共用端子である入力端子11から負電
源電位を内部回路に供給するとともに、内部回路のGN
Dライン12を強化することができる。
する場合 実使用時は、アンチヒューズ13に所定の電圧VDDを
印加し、一対の電極13a−13b間を電気的に導通さ
せ、入力端子11とGNDライン12との間を接続す
る。したがって、共用端子である入力端子11から負電
源電位を内部回路に供給するとともに、内部回路のGN
Dライン12を強化することができる。
【0041】以上においては、テスト入力端子とGND
端子とを共用する場合について説明したが、テスト出力
端子とGND端子とを共用するようにしてもよい。
端子とを共用する場合について説明したが、テスト出力
端子とGND端子とを共用するようにしてもよい。
【0042】図4は、この発明の第2の実施の形態に係
る半導体集積回路の要部の構成を示している。
る半導体集積回路の要部の構成を示している。
【0043】図4に示す半導体集積回路は、出力端子2
1、GNDライン22、アンチヒューズ23、出力イン
タフェースブロック24、テスト回路25およびヒュー
ズ26を具備している。GNDライン22、アンチヒュ
ーズ23およびテスト回路25は、図1に示したGND
ライン12、アンチヒューズ13およびテスト回路15
と全く同様である。そして、この場合は、入力端子11
に代えて出力端子21、入力インタフェースブロック1
4に代えて出力インタフェースブロック24を設け、さ
らにヒューズ26を設けている。
1、GNDライン22、アンチヒューズ23、出力イン
タフェースブロック24、テスト回路25およびヒュー
ズ26を具備している。GNDライン22、アンチヒュ
ーズ23およびテスト回路25は、図1に示したGND
ライン12、アンチヒューズ13およびテスト回路15
と全く同様である。そして、この場合は、入力端子11
に代えて出力端子21、入力インタフェースブロック1
4に代えて出力インタフェースブロック24を設け、さ
らにヒューズ26を設けている。
【0044】すなわち、出力端子21は、共用端子であ
り、検査用のテスト出力を導出するテスト出力端子およ
び電源のGND電位用のGND端子の両方に共用され
る。GNDライン22は、内部回路(図示していない)
のGND電位を与えるGNDラインである。
り、検査用のテスト出力を導出するテスト出力端子およ
び電源のGND電位用のGND端子の両方に共用され
る。GNDライン22は、内部回路(図示していない)
のGND電位を与えるGNDラインである。
【0045】アンチヒューズ23は、一対の電極23a
および23bを有し、GNDライン22と出力端子21
との間に図示のように跨って配設され、電気的にはGN
Dライン22と出力端子21との間に介挿されている。
第1の電極23aは、GNDライン22に接続され、第
2の電極23bは出力端子21に接続されている。
および23bを有し、GNDライン22と出力端子21
との間に図示のように跨って配設され、電気的にはGN
Dライン22と出力端子21との間に介挿されている。
第1の電極23aは、GNDライン22に接続され、第
2の電極23bは出力端子21に接続されている。
【0046】アンチヒューズ23は、当初は、第1の電
極23aと第2の電極23bとの間が分離しており、両
電極間は電気的に絶縁されている。そして、第1および
第2の電極23aおよび23bには、それぞれ第1およ
び第2のパッドが接続されている。これら第1および第
2のパッドにそれぞれ所定の電源電圧およびGND電位
を与えることにより溶融したアルミニウム配線によっ
て、第1および第2の電極23aおよび23bの間が電
気的に導通される。
極23aと第2の電極23bとの間が分離しており、両
電極間は電気的に絶縁されている。そして、第1および
第2の電極23aおよび23bには、それぞれ第1およ
び第2のパッドが接続されている。これら第1および第
2のパッドにそれぞれ所定の電源電圧およびGND電位
を与えることにより溶融したアルミニウム配線によっ
て、第1および第2の電極23aおよび23bの間が電
気的に導通される。
【0047】ヒューズ26は、一対の電極26aおよび
26bを有し、出力インタフェースブロック24と出力
端子21との間に図示のように跨って配設され、電気的
には出力インタフェースブロック24と出力端子21と
の間に介挿されている。第1の電極26aは、出力イン
タフェースブロック24の出力側に接続され、第2の電
極26bは出力端子21に接続されている。
26bを有し、出力インタフェースブロック24と出力
端子21との間に図示のように跨って配設され、電気的
には出力インタフェースブロック24と出力端子21と
の間に介挿されている。第1の電極26aは、出力イン
タフェースブロック24の出力側に接続され、第2の電
極26bは出力端子21に接続されている。
【0048】ヒューズ26は、図5に示すように、一対
の電極26aおよび26bと、これらにそれぞれ電気的
に接続された一対のパッド26cおよび26dとで構成
される。
の電極26aおよび26bと、これらにそれぞれ電気的
に接続された一対のパッド26cおよび26dとで構成
される。
【0049】アンチヒューズ26は、当初は図5のよう
に、第1の電極26aと第2の電極26bとの間が接続
されており、両電極間は電気的に導通している。そし
て、第1および第2の電極26aおよび26bには、そ
れぞれ第1および第2のパッド26cおよび26dが接
続されている。図6に示すように、第1および第2のパ
ッド26cおよび26dにそれぞれ所定の電源電圧VD
DおよびGND電位を与えることにより、アルミニウム
配線が溶融することによって、第1および第2の電極2
6aおよび26bの間が電気的に不導通すなわち絶縁状
態となる。
に、第1の電極26aと第2の電極26bとの間が接続
されており、両電極間は電気的に導通している。そし
て、第1および第2の電極26aおよび26bには、そ
れぞれ第1および第2のパッド26cおよび26dが接
続されている。図6に示すように、第1および第2のパ
ッド26cおよび26dにそれぞれ所定の電源電圧VD
DおよびGND電位を与えることにより、アルミニウム
配線が溶融することによって、第1および第2の電極2
6aおよび26bの間が電気的に不導通すなわち絶縁状
態となる。
【0050】テスト回路25は、この半導体集積回路に
内蔵された検査専用の回路である。ヒューズ26を介し
て出力端子21に接続された出力インタフェースブロッ
ク24の入力側はテスト回路25に接続されている。
内蔵された検査専用の回路である。ヒューズ26を介し
て出力端子21に接続された出力インタフェースブロッ
ク24の入力側はテスト回路25に接続されている。
【0051】次に、上述のように構成された半導体集積
回路の動作について説明する。
回路の動作について説明する。
【0052】上述したように、図4の半導体集積回路
は、アンチヒューズ23の第1の電極23aを内部回路
のGNDライン22に接続し、アンチヒューズの第2の
電極23bを出力端子21に接続している。さらに、ヒ
ューズ26の第1の電極26aを出力インタフェースブ
ロック24の出力端に接続し、ヒューズ26の第2の電
極26bと出力端子21とを接続している。
は、アンチヒューズ23の第1の電極23aを内部回路
のGNDライン22に接続し、アンチヒューズの第2の
電極23bを出力端子21に接続している。さらに、ヒ
ューズ26の第1の電極26aを出力インタフェースブ
ロック24の出力端に接続し、ヒューズ26の第2の電
極26bと出力端子21とを接続している。
【0053】半導体集積回路の検査時には、出力インタ
フェースブロック24と共用端子である出力端子21と
の間のヒューズは電気的に導通状態、内部回路のGND
ライン22と出力端子21との間のアンチヒューズは電
気的に絶縁状態であるため、出力端子21から、テスト
信号を出力させることができる。
フェースブロック24と共用端子である出力端子21と
の間のヒューズは電気的に導通状態、内部回路のGND
ライン22と出力端子21との間のアンチヒューズは電
気的に絶縁状態であるため、出力端子21から、テスト
信号を出力させることができる。
【0054】そして、半導体集積回路の実使用時は、ヒ
ューズ26の一対のパッド26cおよび26d間に電圧
VDDを印加することにより、出力インタフェースブロ
ック24と出力端子21との間のヒューズ26を電気的
に絶縁状態にする。また、アンチヒューズ23の一対の
パッド間に電圧VDDを印加することにより、内部回路
のGNDライン22と出力端子21との間のアンチヒュ
ーズ23を電気的に導通状態にする。このことにより、
内部回路のGNDライン22を強化することができる。
ューズ26の一対のパッド26cおよび26d間に電圧
VDDを印加することにより、出力インタフェースブロ
ック24と出力端子21との間のヒューズ26を電気的
に絶縁状態にする。また、アンチヒューズ23の一対の
パッド間に電圧VDDを印加することにより、内部回路
のGNDライン22と出力端子21との間のアンチヒュ
ーズ23を電気的に導通状態にする。このことにより、
内部回路のGNDライン22を強化することができる。
【0055】すなわち、出力端子21は、次のような原
理によって、テスト出力端子およびGND端子として共
用される。
理によって、テスト出力端子およびGND端子として共
用される。
【0056】(1) 出力端子21をテスト端子として使用
する場合 検査時は、ヒューズ26により、出力インタフェースブ
ロック24と出力端子21との間は電気的に接続してい
る。また、アンチヒューズ23により出力端子21とG
NDライン22との間は電気的に遮断している。このた
め、テスト回路25から出力インタフェースブロック2
4を介して出力されたテスト信号は、出力端子21から
外部に導出される。
する場合 検査時は、ヒューズ26により、出力インタフェースブ
ロック24と出力端子21との間は電気的に接続してい
る。また、アンチヒューズ23により出力端子21とG
NDライン22との間は電気的に遮断している。このた
め、テスト回路25から出力インタフェースブロック2
4を介して出力されたテスト信号は、出力端子21から
外部に導出される。
【0057】(2) 出力端子21をGND端子として使用
する場合 実使用時は、ヒューズ26およびアンチヒューズ23に
所定の電圧VDDを印加する。これによって、ヒューズ
26により、一対の電極26a−26b間を電気的に不
導通とし、出力インタフェースブロック24と出力端子
21との間を電気的に遮断する。また、アンチヒューズ
23により、一対の電極23a−23b間を電気的に導
通させ、出力端子21とGNDライン22との間を電気
的に接続する。したがって、共用端子である出力端子2
1により、内部回路のGNDライン22を強化すること
ができる。
する場合 実使用時は、ヒューズ26およびアンチヒューズ23に
所定の電圧VDDを印加する。これによって、ヒューズ
26により、一対の電極26a−26b間を電気的に不
導通とし、出力インタフェースブロック24と出力端子
21との間を電気的に遮断する。また、アンチヒューズ
23により、一対の電極23a−23b間を電気的に導
通させ、出力端子21とGNDライン22との間を電気
的に接続する。したがって、共用端子である出力端子2
1により、内部回路のGNDライン22を強化すること
ができる。
【0058】なお、上述では、テスト入力端子またはテ
スト出力端子とGND端子を共用させる場合を説明した
が、GND端子でなく電源のVDD端子等のホット側端
子をテスト用入力端子またはテスト用出力端子と共用さ
せるようにしてもよい。また、テスト用入力端子および
出力端子と電源のGND端子およびホット側端子とをそ
れぞれ共用させるようにしてもよく、逆に、テスト用出
力端子および入力端子と電源のGND端子およびホット
側端子とをそれぞれ共用させるようにしてもよい。
スト出力端子とGND端子を共用させる場合を説明した
が、GND端子でなく電源のVDD端子等のホット側端
子をテスト用入力端子またはテスト用出力端子と共用さ
せるようにしてもよい。また、テスト用入力端子および
出力端子と電源のGND端子およびホット側端子とをそ
れぞれ共用させるようにしてもよく、逆に、テスト用出
力端子および入力端子と電源のGND端子およびホット
側端子とをそれぞれ共用させるようにしてもよい。
【0059】さらに、上述では、テスト用出力端子につ
いて、用済み後にヒューズによりテスト回路から切り離
すようにしたが、テスト用入力端子についても同様に切
り離すようにしてもよい。
いて、用済み後にヒューズによりテスト回路から切り離
すようにしたが、テスト用入力端子についても同様に切
り離すようにしてもよい。
【0060】また、アンチヒューズとして、所定電圧の
印加により、それまで分離していたアルミニウム配線を
相互に溶着させて導通させるアンチヒューズ素子、およ
びヒューズとして、所定電圧の印加により、それまで導
通していたアルミニウム配線を溶断させて不導通とする
ヒューズ素子を用いたが、実質的にこれらに類する機能
を有していれば、どのようなアンチヒューズ素子または
ヒューズ素子を用いるようにしてもよい。
印加により、それまで分離していたアルミニウム配線を
相互に溶着させて導通させるアンチヒューズ素子、およ
びヒューズとして、所定電圧の印加により、それまで導
通していたアルミニウム配線を溶断させて不導通とする
ヒューズ素子を用いたが、実質的にこれらに類する機能
を有していれば、どのようなアンチヒューズ素子または
ヒューズ素子を用いるようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の半導体
集積回路においては、検査の際に使用されるテスト回路
に、テスト入力を供給するための第1の端子、および該
テスト回路からテスト出力を導出するための第2の端子
の少なくとも一方と前記内部回路の前記電源ラインとの
間に、電気的操作により当該端子と前記内部回路の電源
ラインとの間を電気的に導通させるアンチヒューズを介
挿する。さらに、必要に応じて、前記第1の端子および
第2の端子の少なくとも一方と前記テスト回路との間に
電気的操作により電気的に遮断するヒューズを介挿して
もよい。検査時には、第1および第2の端子の一方の共
用端子は、内部回路と切り離されており、検査後にアン
チヒューズを導通させて、初めて内部回路に結合され
る。また、検査時には、第1および第2の端子の一方の
共用端子は、テスト回路に結合しており、検査後にヒュ
ーズを不導通として、テスト回路との間を遮断する。し
たがって、テスト用端子が、内部回路の電源端子と効果
的に共用され、端子共用がノイズの原因となることも防
止される。
集積回路においては、検査の際に使用されるテスト回路
に、テスト入力を供給するための第1の端子、および該
テスト回路からテスト出力を導出するための第2の端子
の少なくとも一方と前記内部回路の前記電源ラインとの
間に、電気的操作により当該端子と前記内部回路の電源
ラインとの間を電気的に導通させるアンチヒューズを介
挿する。さらに、必要に応じて、前記第1の端子および
第2の端子の少なくとも一方と前記テスト回路との間に
電気的操作により電気的に遮断するヒューズを介挿して
もよい。検査時には、第1および第2の端子の一方の共
用端子は、内部回路と切り離されており、検査後にアン
チヒューズを導通させて、初めて内部回路に結合され
る。また、検査時には、第1および第2の端子の一方の
共用端子は、テスト回路に結合しており、検査後にヒュ
ーズを不導通として、テスト回路との間を遮断する。し
たがって、テスト用端子が、内部回路の電源端子と効果
的に共用され、端子共用がノイズの原因となることも防
止される。
【0062】すなわち、この発明によれば、テスト用端
子を内部回路の電源端子と効果的に共用させ、端子共用
がノイズの原因となることを有効に防止し得る半導体集
積回路を提供することができる。
子を内部回路の電源端子と効果的に共用させ、端子共用
がノイズの原因となることを有効に防止し得る半導体集
積回路を提供することができる。
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る半導体集積
回路の要部の構成を示すブロック図である。
回路の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の半導体集積回路に用いられるアンチヒュ
ーズの動作を説明するための不導通状態の図である。
ーズの動作を説明するための不導通状態の図である。
【図3】図1の半導体集積回路に用いられるアンチヒュ
ーズの動作を説明するための導通状態の図である。
ーズの動作を説明するための導通状態の図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態に係る半導体集積
回路の要部の構成を示すブロック図である。
回路の要部の構成を示すブロック図である。
【図5】図4の半導体集積回路に用いられるヒューズの
動作を説明するための導通状態の図である。
動作を説明するための導通状態の図である。
【図6】図4の半導体集積回路に用いられるヒューズの
動作を説明するための不導通状態の図である。
動作を説明するための不導通状態の図である。
【図7】従来のテスト回路を内蔵した半導体集積回路の
一例の構成を示すブロック図である。
一例の構成を示すブロック図である。
【図8】図7の半導体集積回路の動作を説明するための
各部の動作波形図である。
各部の動作波形図である。
11 入力端子 12,22 共通電位ライン(GNDライン) 13,23 アンチヒューズ 13a,13b,23a,23b,26a,26b
電極 13c,13d,26c,26d パッド 14 入力インタフェースブロック 24 出力インタフェースブロック 15,25 テスト回路 26 ヒューズ
電極 13c,13d,26c,26d パッド 14 入力インタフェースブロック 24 出力インタフェースブロック 15,25 テスト回路 26 ヒューズ
Claims (11)
- 【請求項1】 電源ラインを有し、本来の機能を達成す
るための内部回路と、 検査の際に使用されるテスト回路と、 前記テスト回路にテスト入力を供給すべく、該テスト回
路に接続される第1の端子と、 前記テスト回路からテスト出力を導出すべく、該テスト
回路に接続される第2の端子と、 前記第1および第2の端子の少なくとも一方と前記内部
回路の前記電源ラインとの間に介挿され、当初は電気的
に絶縁されており、電気的操作により、当該端子と前記
内部回路の電源ラインとの間を電気的に導通させるアン
チヒューズ手段と、を具備することを特徴とする半導体
集積回路。 - 【請求項2】 電源ラインと、 内部回路と、 テスト回路と、 前記テスト回路にテスト入力を供給すべく、該テスト回
路に接続される第1の端子と、 前記テスト回路からテスト出力を導出すべく、該テスト
回路に接続される第2の端子と、 前記第1および第2の端子の少なくとも一方と前記電源
ラインとの間に介挿され、当初は電気的に絶縁されてお
り、当該端子と前記内部回路の電源ラインとの間を電気
的に導通させるアンチヒューズ手段と、を具備すること
を特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項3】 前記アンチヒューズ手段は、初期状態で
は不導通であり、所定値以上の電流を印加することによ
り、電気的に導通するアンチヒューズ素子を含むことを
特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路。 - 【請求項4】 前記アンチヒューズ手段は、前記第1お
よび第2の端子の少なくとも一方と電源ラインのうちの
共通電位ラインとの間に介挿されることを特徴とする請
求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の半導体集積
回路。 - 【請求項5】 前記第1の端子および第2の端子の少な
くとも一方と前記テスト回路との間に介挿され、当初は
電気的に導通しており、電気的操作により、電気的に遮
断するヒューズ手段をさらに含むことを特徴とする請求
項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の半導体集積回
路。 - 【請求項6】 前記ヒューズ手段は、初期状態では導通
しており、所定値以上の電流を印加することにより、電
気的に不導通となるヒューズ素子を含むことを特徴とす
る請求項5に記載の半導体集積回路。 - 【請求項7】前記テスト回路は、入力側に前記第1の端
子に接続された入力インタフェースブロックを含む、こ
とを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
半導体集積回路。 - 【請求項8】前記テスト回路は、出力側に前記第2の端
子に接続された出力インタフェースブロックを含む、こ
とを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
半導体集積回路。 - 【請求項9】前記テスト回路は、出力側に前記第2の端
子に接続された出力インタフェースブロックを含み、 前記ヒューズ手段は、前記第2の端子と出力インタフェ
ースブロックとの間に介挿される、ことを特徴とする請
求項6に記載の半導体集積回路。 - 【請求項10】 テスト入力端子およびテスト出力端子
の少なくとも一方と内部回路の電源ラインとの間にアン
チヒューズ素子が介挿されていることを特徴とする半導
体集積回路。 - 【請求項11】 テスト出力端子とテスト回路の出力イ
ンタフェースブロックとの間にヒューズ素子が介挿され
ていることを特徴とする請求項10に記載の半導体集積
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8320287A JPH10161898A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8320287A JPH10161898A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10161898A true JPH10161898A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18119827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8320287A Pending JPH10161898A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10161898A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004088749A1 (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-14 | Fujitsu Limited | 半導体集積回路装置、および半導体集積回路装置の制御方法 |
JP2016042061A (ja) * | 2014-08-18 | 2016-03-31 | トヨタ自動車株式会社 | 検査用基板構造 |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP8320287A patent/JPH10161898A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004088749A1 (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-14 | Fujitsu Limited | 半導体集積回路装置、および半導体集積回路装置の制御方法 |
US7135882B2 (en) | 2003-03-31 | 2006-11-14 | Fujitsu Limited | Semiconductor integrated circuit device and control method for the semiconductor integrated circuit device |
CN100370614C (zh) * | 2003-03-31 | 2008-02-20 | 富士通株式会社 | 半导体集成电路装置及半导体集成电路装置的控制方法 |
JP2016042061A (ja) * | 2014-08-18 | 2016-03-31 | トヨタ自動車株式会社 | 検査用基板構造 |
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