JPH10161026A - ズームレンズ - Google Patents
ズームレンズInfo
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- JPH10161026A JPH10161026A JP8340502A JP34050296A JPH10161026A JP H10161026 A JPH10161026 A JP H10161026A JP 8340502 A JP8340502 A JP 8340502A JP 34050296 A JP34050296 A JP 34050296A JP H10161026 A JPH10161026 A JP H10161026A
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- group
- lens
- zoom
- focal length
- refractive power
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B15/00—Optical objectives with means for varying the magnification
- G02B15/14—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
- G02B15/144—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only
- G02B15/1441—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive
- G02B15/144109—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive arranged +--+
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- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 変倍に伴って第2群をフローティングさせて
全変倍範囲にわたり高い光学性能を有した4群ズームレ
ンズを得ること。 【解決手段】 物体側より順に変倍の際に固定の正の屈
折力の第1群、変倍用の負の屈折力の第2群、変倍に伴
う像面変動を補正する負の屈折力の第3群、そして固定
の正の屈折力の第4群を有し、該第2群は負の屈折力の
第2A群と正の屈折力の第2B群の2つのレンズ群を有
し、広角端から望遠端への変倍に際し双方は異なった速
度で像面側へ移動しており、該第2A群と第2B群の焦
点距離f2A,f2B、該第2A群と第2B群との主点
間隔等を適切に設定したこと。
全変倍範囲にわたり高い光学性能を有した4群ズームレ
ンズを得ること。 【解決手段】 物体側より順に変倍の際に固定の正の屈
折力の第1群、変倍用の負の屈折力の第2群、変倍に伴
う像面変動を補正する負の屈折力の第3群、そして固定
の正の屈折力の第4群を有し、該第2群は負の屈折力の
第2A群と正の屈折力の第2B群の2つのレンズ群を有
し、広角端から望遠端への変倍に際し双方は異なった速
度で像面側へ移動しており、該第2A群と第2B群の焦
点距離f2A,f2B、該第2A群と第2B群との主点
間隔等を適切に設定したこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はズームレンズに関
し、特に所謂4群ズームレンズにおいて変倍用の第2群
を2つのレンズ群より構成し、変倍に伴う移動量を互い
に異ならしめたフローティングを利用して変倍に伴う収
差変動を補正し、広角端のFナンバーが1.7と大口径
でしかも変倍比13〜26程度と高変倍比の全変倍範囲
にわたり良好なる光学性能を有したテレビカメラや写真
用カメラ、そしてビデオカメラ等に好適なズームレンズ
に関するものである。
し、特に所謂4群ズームレンズにおいて変倍用の第2群
を2つのレンズ群より構成し、変倍に伴う移動量を互い
に異ならしめたフローティングを利用して変倍に伴う収
差変動を補正し、広角端のFナンバーが1.7と大口径
でしかも変倍比13〜26程度と高変倍比の全変倍範囲
にわたり良好なる光学性能を有したテレビカメラや写真
用カメラ、そしてビデオカメラ等に好適なズームレンズ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりテレビカメラや写真用カメラ、
そしてビデオカメラ等には、大口径、高変倍でしかも高
い光学性能を有したズームレンズが要求されている。こ
のうち特に放送用のカラーテレビカメラでは、操作性、
機動性が重視され、その要求に答えて撮像デバイスも最
近では2/3インチで200万画素と高画素化を図った
CCD(固体撮像素子)が発表されている。このCCD
は撮像範囲全体が略均一の解像力を有しているため、こ
れを用いるズームレンズに対しては画面中心から画面周
辺まで解像力が略均一であることが要求されている。
そしてビデオカメラ等には、大口径、高変倍でしかも高
い光学性能を有したズームレンズが要求されている。こ
のうち特に放送用のカラーテレビカメラでは、操作性、
機動性が重視され、その要求に答えて撮像デバイスも最
近では2/3インチで200万画素と高画素化を図った
CCD(固体撮像素子)が発表されている。このCCD
は撮像範囲全体が略均一の解像力を有しているため、こ
れを用いるズームレンズに対しては画面中心から画面周
辺まで解像力が略均一であることが要求されている。
【0003】ズームレンズのうち物体側から順に合焦用
(フォーカス用)の正の屈折力の第1群、変倍用の負の
屈折力の第2群、変倍に伴って変動する像面を補正する
ための正又は負の屈折力の第3群、そして結像用の正の
屈折力の第4群の4つのレンズ群より成る所謂4群ズー
ムレンズは、比較的高変倍化及び大口径比化が容易であ
るため、放送用のカラーテレビカメラに多く用いられて
いる。
(フォーカス用)の正の屈折力の第1群、変倍用の負の
屈折力の第2群、変倍に伴って変動する像面を補正する
ための正又は負の屈折力の第3群、そして結像用の正の
屈折力の第4群の4つのレンズ群より成る所謂4群ズー
ムレンズは、比較的高変倍化及び大口径比化が容易であ
るため、放送用のカラーテレビカメラに多く用いられて
いる。
【0004】4群ズームレンズのうちFナンバー1.6
〜1.8程度、変倍比13程度の大口径、高変倍の4群
ズームレンズが、例えば特開昭54−127322号公
報で提案されている。又、4群ズームレンズにおいて変
倍用の第2群を負の屈折力の2つのレンズ群に分割し、
変倍に際して双方のレンズ群間隔を変えて変倍に伴う収
差変動を補正するズームレンズが、例えば特開平7−1
3075号公報で提案されている。
〜1.8程度、変倍比13程度の大口径、高変倍の4群
ズームレンズが、例えば特開昭54−127322号公
報で提案されている。又、4群ズームレンズにおいて変
倍用の第2群を負の屈折力の2つのレンズ群に分割し、
変倍に際して双方のレンズ群間隔を変えて変倍に伴う収
差変動を補正するズームレンズが、例えば特開平7−1
3075号公報で提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ズームレンズにおいて
大口径比(Fナンバー1.7以上)で高変倍比(変倍比
13以上)で、しかも全変倍範囲にわたり高い光学性能
を得るには、各レンズ群の屈折力やレンズ構成を適切に
設定する必要がある。
大口径比(Fナンバー1.7以上)で高変倍比(変倍比
13以上)で、しかも全変倍範囲にわたり高い光学性能
を得るには、各レンズ群の屈折力やレンズ構成を適切に
設定する必要がある。
【0006】一般に全変倍範囲にわたり収差変動が少な
く高い光学性能を得るには、例えば各レンズ群のレンズ
枚数を増加させて収差補正上の自由度を増やすことが必
要となってくる。この為、大口径比で高変倍比のズーム
レンズを達成しようとすると、どうしてもレンズ枚数が
増加し、レンズ系全体が大型化してくるという問題点が
生じてくる。
く高い光学性能を得るには、例えば各レンズ群のレンズ
枚数を増加させて収差補正上の自由度を増やすことが必
要となってくる。この為、大口径比で高変倍比のズーム
レンズを達成しようとすると、どうしてもレンズ枚数が
増加し、レンズ系全体が大型化してくるという問題点が
生じてくる。
【0007】又、結像性能に関しては、画面中心の最も
像コントラストが良い点、所謂ベスト像面の変倍に伴う
変動が問題となってくる。これは主に変倍に伴う球面収
差の変動に起因している。
像コントラストが良い点、所謂ベスト像面の変倍に伴う
変動が問題となってくる。これは主に変倍に伴う球面収
差の変動に起因している。
【0008】一般に球面収差の変倍に伴う変動は、ズー
ム比をZ、広角端の焦点距離をfWとすると、図32に
示すように球面収差が0の広角端よりズーム位置fWM
=fW×Z1/4 又はfM=fW×Z1/2 まではガウス像
面に対してアンダー(マイナス)傾向となる。そしてズ
ーム位置fWM又はfM付近を過ぎるとアンダー量が少
なくなり、あるズーム位置で0となり、今度はオーバー
(プラス)傾向となる。そしてFナンバーが大きくなっ
てくる(レンズ系が暗くなってくる)Fドロップの始ま
るズーム位置fD付近で最もオーバー(プラス)とな
り、このズーム位置を過ぎると望遠端にかけてオーバー
量が少なくなり、望遠端で略0となってくる。
ム比をZ、広角端の焦点距離をfWとすると、図32に
示すように球面収差が0の広角端よりズーム位置fWM
=fW×Z1/4 又はfM=fW×Z1/2 まではガウス像
面に対してアンダー(マイナス)傾向となる。そしてズ
ーム位置fWM又はfM付近を過ぎるとアンダー量が少
なくなり、あるズーム位置で0となり、今度はオーバー
(プラス)傾向となる。そしてFナンバーが大きくなっ
てくる(レンズ系が暗くなってくる)Fドロップの始ま
るズーム位置fD付近で最もオーバー(プラス)とな
り、このズーム位置を過ぎると望遠端にかけてオーバー
量が少なくなり、望遠端で略0となってくる。
【0009】図33〜図37は4群ズームレンズにおい
て、広角端fW、中間fWM(=fW×Z1/4 程度)、
中間fM(=fW×Z1/2 )、Fドロップのズーム位置
fD、望遠端fTでの第1群(F)から第3群(C)ま
でのレンズ系中を光束が通過するときの状態を示す説明
図である。
て、広角端fW、中間fWM(=fW×Z1/4 程度)、
中間fM(=fW×Z1/2 )、Fドロップのズーム位置
fD、望遠端fTでの第1群(F)から第3群(C)ま
でのレンズ系中を光束が通過するときの状態を示す説明
図である。
【0010】同図に示すように、軸上光線のコンペンセ
ータCへの入射高は広角端fWから焦点距離fWM=f
W×Z1/4 又はズーム位置fM=fW×Z1/2 なるズー
ム位置にかけて急激に低くなる。そしてFドロップ近傍
の焦点距離fDにかけて高くなり、望遠端fTではFド
ロップの為にまた低くなる。一方バリエータVでの軸上
光線高は広角端fWから望遠側に向かって徐々に高くな
り、Fドロップ近傍の焦点距離fDで最高となり、望遠
端fTでFドロップの為に低くなる。まとめると以下の
表のようになる。
ータCへの入射高は広角端fWから焦点距離fWM=f
W×Z1/4 又はズーム位置fM=fW×Z1/2 なるズー
ム位置にかけて急激に低くなる。そしてFドロップ近傍
の焦点距離fDにかけて高くなり、望遠端fTではFド
ロップの為にまた低くなる。一方バリエータVでの軸上
光線高は広角端fWから望遠側に向かって徐々に高くな
り、Fドロップ近傍の焦点距離fDで最高となり、望遠
端fTでFドロップの為に低くなる。まとめると以下の
表のようになる。
【0011】
【表1】 コンペンセータC内では基本的に球面収差は補正不足で
ある。リレーレンズ群において広角端では球面収差が略
0となるように補正すると、広角側のズーム位置fW
M,fMでは、コンペンセータCでの軸上光線の変化の
影響が大きく、広角端fWに対しコンペンセータCでの
軸上光線高が低くなるので、球面収差はアンダーへ変動
する。前玉群において望遠端では球面収差が略0となる
ように補正すると、Fドロップのズーム位置fDでは望
遠端に対しバリエータV、コンペンセータCでの軸上光
線高が高くなるので球面収差の高次成分はオーバーへ変
動する。この球面収差の変動はバリエータV、コンペン
セータCの屈折力が大きくなるほど顕著になってくる。
ある。リレーレンズ群において広角端では球面収差が略
0となるように補正すると、広角側のズーム位置fW
M,fMでは、コンペンセータCでの軸上光線の変化の
影響が大きく、広角端fWに対しコンペンセータCでの
軸上光線高が低くなるので、球面収差はアンダーへ変動
する。前玉群において望遠端では球面収差が略0となる
ように補正すると、Fドロップのズーム位置fDでは望
遠端に対しバリエータV、コンペンセータCでの軸上光
線高が高くなるので球面収差の高次成分はオーバーへ変
動する。この球面収差の変動はバリエータV、コンペン
セータCの屈折力が大きくなるほど顕著になってくる。
【0012】特に最近では、ズームレンズの小型軽量化
や広画角化、又は高変倍化の要望により、各レンズ群の
屈折力を強めてズームレンズを達成しようとすることが
試みられている。中でも4群ズームレンズでは、第2群
であるバリエータ、第3群であるコンペンセータの屈折
力を強めて、それらの移動量を減少させることにより、
ズームレンズ全系の小型化を図っており、この為それら
移動レンズ群の収差補正上の負担が増加する傾向があっ
た。
や広画角化、又は高変倍化の要望により、各レンズ群の
屈折力を強めてズームレンズを達成しようとすることが
試みられている。中でも4群ズームレンズでは、第2群
であるバリエータ、第3群であるコンペンセータの屈折
力を強めて、それらの移動量を減少させることにより、
ズームレンズ全系の小型化を図っており、この為それら
移動レンズ群の収差補正上の負担が増加する傾向があっ
た。
【0013】特に放送用のズームレンズのように高仕様
・高性能を要求されるズームレンズの場合には、バリエ
ータVとコンペンセータCを少なくとも1枚の負レンズ
と正レンズの組合せレンズにより構成している。そして
貼合せレンズによる球面収差補正用の発散面を設けた
り、媒質の屈折率差をつけて各レンズ群内部の収差補正
をしている。
・高性能を要求されるズームレンズの場合には、バリエ
ータVとコンペンセータCを少なくとも1枚の負レンズ
と正レンズの組合せレンズにより構成している。そして
貼合せレンズによる球面収差補正用の発散面を設けた
り、媒質の屈折率差をつけて各レンズ群内部の収差補正
をしている。
【0014】しかしながら球面収差の変倍に伴う変動や
高次の色収差等の補正が不十分である為、レンズ枚数を
増加させたり、レンズ群の屈折力を弱めたりしていた。
この為、ズームレンズのコンパクト化及び高性能化を図
るのが大変困難であった。
高次の色収差等の補正が不十分である為、レンズ枚数を
増加させたり、レンズ群の屈折力を弱めたりしていた。
この為、ズームレンズのコンパクト化及び高性能化を図
るのが大変困難であった。
【0015】これに対し先の特開平7−13075号公
報の提案では、近軸的に前玉径を小さくする為だけに変
倍用の第2群を2つの負の屈折力のレンズ群に分割し、
変倍に応じてその間隔を変化させているだけであり、収
差補正上の効果については何ら言及していない。
報の提案では、近軸的に前玉径を小さくする為だけに変
倍用の第2群を2つの負の屈折力のレンズ群に分割し、
変倍に応じてその間隔を変化させているだけであり、収
差補正上の効果については何ら言及していない。
【0016】本発明は所謂4群ズームレンズにおいて、
変倍用のバリエータ(第2群)にフローティングを適用
し、そのレンズ構成、パワー分担等の各要素を適切に設
定することによって、変倍に伴う収差変動、特に球面収
差の変動を良好に補正し、全変倍範囲にわたり高い光学
性能を有した広角端Fナンバー1.7程度、変倍比13
以上の大口径比で高変倍比のズームレンズの提供を目的
とする。
変倍用のバリエータ(第2群)にフローティングを適用
し、そのレンズ構成、パワー分担等の各要素を適切に設
定することによって、変倍に伴う収差変動、特に球面収
差の変動を良好に補正し、全変倍範囲にわたり高い光学
性能を有した広角端Fナンバー1.7程度、変倍比13
以上の大口径比で高変倍比のズームレンズの提供を目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のズームレンズ
は、物体側より順に変倍の際に固定の正の屈折力の第1
群、変倍用の負の屈折力の第2群、変倍に伴う像面変動
を補正する負の屈折力の第3群、そして固定の正の屈折
力の第4群を有し、望遠端の全系の焦点距離とFナンバ
ーを各々fT,FNT、第1群の焦点距離とFナンバー
を各々f1,FN1、該第2群は負の屈折力の第2A群
と、単一レンズ又は接合レンズより成り、物体側のレン
ズ面が凸状の正レンズ2BPとを有した正の屈折力の第
2B群の2つのレンズ群を有し、広角端から望遠端への
変倍に際し双方は異なった速度で像面側へ移動してお
り、該第2A群と第2B群の焦点距離を各々f2A,f
2B、広角端における該第2B群と第3群の横倍率を各
々β2B,β3、該正レンズ2BPの物体側と像面側の
レンズ面の曲率半径を各々R2Ba,R2Bbとしたと
き、
は、物体側より順に変倍の際に固定の正の屈折力の第1
群、変倍用の負の屈折力の第2群、変倍に伴う像面変動
を補正する負の屈折力の第3群、そして固定の正の屈折
力の第4群を有し、望遠端の全系の焦点距離とFナンバ
ーを各々fT,FNT、第1群の焦点距離とFナンバー
を各々f1,FN1、該第2群は負の屈折力の第2A群
と、単一レンズ又は接合レンズより成り、物体側のレン
ズ面が凸状の正レンズ2BPとを有した正の屈折力の第
2B群の2つのレンズ群を有し、広角端から望遠端への
変倍に際し双方は異なった速度で像面側へ移動してお
り、該第2A群と第2B群の焦点距離を各々f2A,f
2B、広角端における該第2B群と第3群の横倍率を各
々β2B,β3、該正レンズ2BPの物体側と像面側の
レンズ面の曲率半径を各々R2Ba,R2Bbとしたと
き、
【0018】
【数1】 −0.044<(R2Bb+R2Ba)/(R2Bb−R2Ba)<1.8 ・・・・・・( 4) 広角端と任意のズーム位置における該第2A群と第2B
群との主点間隔を各々D2ABW,D2AB、ズーム比
をZとし、広角端から焦点距離fM(=fW×Z1/2 )
のズーム範囲内の少なくとも一部のズーム位置におい
て、 D2AB<D2ABW ・・・・・・(5) なる条件を満足することを特徴としている。
群との主点間隔を各々D2ABW,D2AB、ズーム比
をZとし、広角端から焦点距離fM(=fW×Z1/2 )
のズーム範囲内の少なくとも一部のズーム位置におい
て、 D2AB<D2ABW ・・・・・・(5) なる条件を満足することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】図1,図2,図3,図4,図5
は、各々本発明の後述する数値実施例1,2,3,4,
5の中間のズーム位置におけるレンズ断面図である。図
6〜図10は数値実施例1、図11〜図15は数値実施
例2、図16〜図20は数値実施例3、図21〜図25
は数値実施例4、図26〜図30は数値実施例5の広角
端fW、中間fWM、中間fM、Fドロップのズーム位
置fD、望遠端fTの諸収差図である。図31は本発明
のズームレンズにおけるバリエータ(第2群)Vとコン
ペンセータ(第3群)Cの近軸屈折力配置の説明図であ
る。
は、各々本発明の後述する数値実施例1,2,3,4,
5の中間のズーム位置におけるレンズ断面図である。図
6〜図10は数値実施例1、図11〜図15は数値実施
例2、図16〜図20は数値実施例3、図21〜図25
は数値実施例4、図26〜図30は数値実施例5の広角
端fW、中間fWM、中間fM、Fドロップのズーム位
置fD、望遠端fTの諸収差図である。図31は本発明
のズームレンズにおけるバリエータ(第2群)Vとコン
ペンセータ(第3群)Cの近軸屈折力配置の説明図であ
る。
【0020】図中、Fは第1群としての正の屈折力のフ
ォーカス群(前玉レンズ群)である。Vは第2群として
の変倍用の負の屈折力のバリエータであり、負の屈折力
の第2A群VAと単一レンズ又は接合レンズより成り、
物体側のレンズ面が凸状の正レンズ2BPを有した正の
屈折力の第2B群VBの2つのレンズ群を有している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第2A群VAと第
2B群VBの双方を異なった速度で像面側へ移動させ
る、所謂フローティングを利用している。Cは第3群と
しての負の屈折力のコンペンセータであり、変倍に伴う
像面変動を補正するために光軸上を物体側に凸状の軌跡
を有するように往復運動している。SPは絞り、Rは第
4群としての正の屈折力のリレー群である。Gは色分解
プリズムや光学フィルタ等であり、同図ではガラスブロ
ックとして示している。
ォーカス群(前玉レンズ群)である。Vは第2群として
の変倍用の負の屈折力のバリエータであり、負の屈折力
の第2A群VAと単一レンズ又は接合レンズより成り、
物体側のレンズ面が凸状の正レンズ2BPを有した正の
屈折力の第2B群VBの2つのレンズ群を有している。
広角端から望遠端への変倍に際して、第2A群VAと第
2B群VBの双方を異なった速度で像面側へ移動させ
る、所謂フローティングを利用している。Cは第3群と
しての負の屈折力のコンペンセータであり、変倍に伴う
像面変動を補正するために光軸上を物体側に凸状の軌跡
を有するように往復運動している。SPは絞り、Rは第
4群としての正の屈折力のリレー群である。Gは色分解
プリズムや光学フィルタ等であり、同図ではガラスブロ
ックとして示している。
【0021】次に本発明のズームレンズの特徴について
説明する。
説明する。
【0022】本実施形態では第2群Vを2つのレンズ群
VA,VBに分割し、変倍に伴い双方の移動速度を変化
させることによって、双方のレンズ群の光線が通過する
角度や高さを変化させて変倍に伴う収差変動を補正して
いる。
VA,VBに分割し、変倍に伴い双方の移動速度を変化
させることによって、双方のレンズ群の光線が通過する
角度や高さを変化させて変倍に伴う収差変動を補正して
いる。
【0023】今、広角端の焦点距離をfW、ズーム比
(変倍比)をZとしたとき、球面収差がアンダーとなる
中間のズーム位置である焦点距離fWM(=fW×Z
1/4 )と焦点距離fM(=fW×Z1/2 )そして球面収
差がオーバーとなるFドロップが始まる焦点距離fDに
おいて、第2A群VAと第2B群VBの主点間隔D2A
Bを適切に調整することにより、即ち双方のレンズ群の
移動速度を変えることにより変倍に伴う球面収差の変動
を良好に補正している。
(変倍比)をZとしたとき、球面収差がアンダーとなる
中間のズーム位置である焦点距離fWM(=fW×Z
1/4 )と焦点距離fM(=fW×Z1/2 )そして球面収
差がオーバーとなるFドロップが始まる焦点距離fDに
おいて、第2A群VAと第2B群VBの主点間隔D2A
Bを適切に調整することにより、即ち双方のレンズ群の
移動速度を変えることにより変倍に伴う球面収差の変動
を良好に補正している。
【0024】次に、本発明のズームレンズにおいて第2
A群VAと第2B群VBを用いてフローティングを行う
ときの光学的作用について、図31を用いて説明する。
A群VAと第2B群VBを用いてフローティングを行う
ときの光学的作用について、図31を用いて説明する。
【0025】ズーム位置Zbでの近軸光線の第2B群V
Bの高さをh、第3群Cの高さをH、第2A群VAと第
2B群VBとの間隔をDとする。フローティングにより
第2B群VBを物体側に移動させたときのズーム位置Z
a(点線で示す位置)での近軸光線の高さをha、像面
補償したときの第3群Cの位置を点線で示しており、第
3群Cへの近軸光線の高さをHa、第2A群VAと第2
B群VBとの間隔をDa(即ちDa<D)として示して
いる。
Bの高さをh、第3群Cの高さをH、第2A群VAと第
2B群VBとの間隔をDとする。フローティングにより
第2B群VBを物体側に移動させたときのズーム位置Z
a(点線で示す位置)での近軸光線の高さをha、像面
補償したときの第3群Cの位置を点線で示しており、第
3群Cへの近軸光線の高さをHa、第2A群VAと第2
B群VBとの間隔をDa(即ちDa<D)として示して
いる。
【0026】本発明によれば、まず広角端における第2
B群VBと第3群Cの横倍率をそれぞれβ2B,β3と
したとき、条件式(3)を満足するようにしている。即
ち、1<β2B,0<β3<1としており、それぞれ拡
大系、縮小系としている。かつ0.37<β2B×β3
<0.73<1とすることにより、第2B群VBの移動
量に対し像面補償のための第3群Cの移動量を小さくし
ている。その為、第2B群VBの移動による収差変化を
収差補正として寄与させることができる。即ち、 h−ha>H−Ha となっている。
B群VBと第3群Cの横倍率をそれぞれβ2B,β3と
したとき、条件式(3)を満足するようにしている。即
ち、1<β2B,0<β3<1としており、それぞれ拡
大系、縮小系としている。かつ0.37<β2B×β3
<0.73<1とすることにより、第2B群VBの移動
量に対し像面補償のための第3群Cの移動量を小さくし
ている。その為、第2B群VBの移動による収差変化を
収差補正として寄与させることができる。即ち、 h−ha>H−Ha となっている。
【0027】更に、第2B群VBは少なくとも単レンズ
又は接合レンズという正の屈折力のレンズ2BPを有
し、該正の屈折力のレンズ2BPの物体側の第1レンズ
面を凸面とし、その曲率半径をR2Ba、該正の屈折力
のレンズ2BPの像面側の最終レンズ面の曲率半径をR
2Bbとしたとき、条件式(4)を満足するようにして
いる。即ち、 −0.044<S<1.8 但し S=(R2Bb+R2Ba)/(R2Bb−R
2Ba) とすることにより、第2B群VBにおける3次の球面収
差係数が全てのズーム位置において正となるようにして
いる。
又は接合レンズという正の屈折力のレンズ2BPを有
し、該正の屈折力のレンズ2BPの物体側の第1レンズ
面を凸面とし、その曲率半径をR2Ba、該正の屈折力
のレンズ2BPの像面側の最終レンズ面の曲率半径をR
2Bbとしたとき、条件式(4)を満足するようにして
いる。即ち、 −0.044<S<1.8 但し S=(R2Bb+R2Ba)/(R2Bb−R
2Ba) とすることにより、第2B群VBにおける3次の球面収
差係数が全てのズーム位置において正となるようにして
いる。
【0028】従って、(イ)第2B群VBがズーム位置
Zaで3次球面収差係数がマイナス側へ変化する。従っ
て、このとき球面収差はオーバーへ変化する。逆に、
(ロ)第2B群VBがズーム位置Zbで3次球面収差係
数がプラス側へ変化する。従って、このとき球面収差は
アンダーへ変化する。という2つの作用が生じる。
Zaで3次球面収差係数がマイナス側へ変化する。従っ
て、このとき球面収差はオーバーへ変化する。逆に、
(ロ)第2B群VBがズーム位置Zbで3次球面収差係
数がプラス側へ変化する。従って、このとき球面収差は
アンダーへ変化する。という2つの作用が生じる。
【0029】このように本発明によれば、第2A群VA
と第2B群VBの間隔を変化させることによる収差変化
を利用し、ズーミングの際の収差変動を抑制している。
と第2B群VBの間隔を変化させることによる収差変化
を利用し、ズーミングの際の収差変動を抑制している。
【0030】以上のように変倍に伴い第2群Vを負の屈
折力の第2A群と正の屈折力の第2B群の2つのレンズ
群より構成、該2つのレンズ群VA,VBをフローティ
ングさせるとともに各レンズ群のレンズ構成(レンズ形
状、屈折力分担、横倍率等)を適切に設定することによ
って、図32の実線で示す従来の球面収差の変動を、点
線で示す球面収差の変動の如く減少させている。
折力の第2A群と正の屈折力の第2B群の2つのレンズ
群より構成、該2つのレンズ群VA,VBをフローティ
ングさせるとともに各レンズ群のレンズ構成(レンズ形
状、屈折力分担、横倍率等)を適切に設定することによ
って、図32の実線で示す従来の球面収差の変動を、点
線で示す球面収差の変動の如く減少させている。
【0031】次に前述の各条件式の技術的意味について
説明する。
説明する。
【0032】条件式(1)は本発明のズームレンズとし
て13倍以上のズーム比を有しズーム全域にて大口径比
化を実現する為のものであり、第1群に条件式(1)を
満足する明るいレンズ系を用いてレンズ系全体の大口径
比を図っている。
て13倍以上のズーム比を有しズーム全域にて大口径比
化を実現する為のものであり、第1群に条件式(1)を
満足する明るいレンズ系を用いてレンズ系全体の大口径
比を図っている。
【0033】条件式(2)は第2群内の収差補正を適正
な範囲内に抑える為に、第2群を構成する第2A群と第
2B群のパワー(屈折力)分担を規定している。下限値
を越えると相対的に第2B群のパワーが強くなり過ぎる
ため球面収差変動の補正の為の移動量は小さくて済む
が、広角側の像面湾曲のアンダーへの変動量を大きくし
たり、望遠側のFドロップ近傍で高次球面収差が発生し
たりしてしまう。上限値を越えると逆に相対的に第2B
群のパワーが弱くなり過ぎる為、第2群全体での球面収
差補正が不足し望遠側でオーバーの球面収差が残存して
しまう。
な範囲内に抑える為に、第2群を構成する第2A群と第
2B群のパワー(屈折力)分担を規定している。下限値
を越えると相対的に第2B群のパワーが強くなり過ぎる
ため球面収差変動の補正の為の移動量は小さくて済む
が、広角側の像面湾曲のアンダーへの変動量を大きくし
たり、望遠側のFドロップ近傍で高次球面収差が発生し
たりしてしまう。上限値を越えると逆に相対的に第2B
群のパワーが弱くなり過ぎる為、第2群全体での球面収
差補正が不足し望遠側でオーバーの球面収差が残存して
しまう。
【0034】条件式(3)は第2B群と第3群の横倍率
の比に関し、本発明では上記述べたように条件式(3)
を満足するように横倍率を設定することで、第2B群の
移動量を第3群に比して大きくしている。下限値を越え
ると第3群の移動をより抑えることができるが、第3群
のパワーが強くなる為、第4群(リレー系)での収差補
正の負担が増加し球面収差の高次が発生してしまう。上
限値を越えると第3群のパワーが弱くなりズーミングの
為の移動量が大きくなりズーム系が大型化してしまう
か、第2B群のパワーが第2A群に対し相対的に弱くな
るため望遠側の収差補正が困難になるか、又は第2B群
の移動量が望遠側で大きくなって、やはりズーム系が大
型化してしまう。
の比に関し、本発明では上記述べたように条件式(3)
を満足するように横倍率を設定することで、第2B群の
移動量を第3群に比して大きくしている。下限値を越え
ると第3群の移動をより抑えることができるが、第3群
のパワーが強くなる為、第4群(リレー系)での収差補
正の負担が増加し球面収差の高次が発生してしまう。上
限値を越えると第3群のパワーが弱くなりズーミングの
為の移動量が大きくなりズーム系が大型化してしまう
か、第2B群のパワーが第2A群に対し相対的に弱くな
るため望遠側の収差補正が困難になるか、又は第2B群
の移動量が望遠側で大きくなって、やはりズーム系が大
型化してしまう。
【0035】条件式(4)は第2B群における3次の球
面収差係数を全てのズーム位置において正に規定するも
のである。この条件式(4)により第2B群の移動を利
用してズーミングの球面収差変動を補正している。第2
A群から第3群にかけては光束は発散系となっているの
で、曲率半径R2Bbが小さくなっても、その最終レン
ズ面で球面収差をアンダーにする効果は期待できない。
そこで下限値を越えると凸面が像面側に向いた正のメニ
スカスレンズ状になり、曲率半径R2Baの変化がマイ
ナス方向になるため、曲率半径R2Baにおいて球面収
差をアンダーにする効果が失われてくるので良くない。
逆に上限値を越えると凸面が物体側に向いた正のメニス
カスレンズ状になり曲率半径R2Bbがプラスで小さく
なるため、曲率半径R2Bbにて発生するオーバーの球
面収差が増加してくるので良くない。
面収差係数を全てのズーム位置において正に規定するも
のである。この条件式(4)により第2B群の移動を利
用してズーミングの球面収差変動を補正している。第2
A群から第3群にかけては光束は発散系となっているの
で、曲率半径R2Bbが小さくなっても、その最終レン
ズ面で球面収差をアンダーにする効果は期待できない。
そこで下限値を越えると凸面が像面側に向いた正のメニ
スカスレンズ状になり、曲率半径R2Baの変化がマイ
ナス方向になるため、曲率半径R2Baにおいて球面収
差をアンダーにする効果が失われてくるので良くない。
逆に上限値を越えると凸面が物体側に向いた正のメニス
カスレンズ状になり曲率半径R2Bbがプラスで小さく
なるため、曲率半径R2Bbにて発生するオーバーの球
面収差が増加してくるので良くない。
【0036】条件式(5)に関しては、ズームレンズの
スペック上、性能上の考慮において、必ずしも広角端か
ら焦点距離fM(=fW×Z1/2 ,Zは変倍比)までの
全てのズーム位置で条件式(5)を満足する必要はな
く、最も球面収差がアンダーとなるズーム位置でのみ条
件式(5)を満足すれば良い。従って条件式(5)を満
足するズーム位置が存在することを前提としている。
スペック上、性能上の考慮において、必ずしも広角端か
ら焦点距離fM(=fW×Z1/2 ,Zは変倍比)までの
全てのズーム位置で条件式(5)を満足する必要はな
く、最も球面収差がアンダーとなるズーム位置でのみ条
件式(5)を満足すれば良い。従って条件式(5)を満
足するズーム位置が存在することを前提としている。
【0037】本発明のズームレンズは以上の諸条件を満
足することによって達成しているが、更に収差補正上、
好ましくは次の諸条件のうちの少なくとも1つを満足さ
せるのが良い。
足することによって達成しているが、更に収差補正上、
好ましくは次の諸条件のうちの少なくとも1つを満足さ
せるのが良い。
【0038】(a1)焦点距離fWM(=fW×Z
1/4 )のズーム位置における前記第2A群と第2B群と
の主点間隔をD2ABWMとしたとき、 D2ABWM<D2ABW ・・・・・・(6) なる条件を満足することである。条件式(6)を満足さ
せることによって球面収差をオーバー側へと補正してい
る。
1/4 )のズーム位置における前記第2A群と第2B群と
の主点間隔をD2ABWMとしたとき、 D2ABWM<D2ABW ・・・・・・(6) なる条件を満足することである。条件式(6)を満足さ
せることによって球面収差をオーバー側へと補正してい
る。
【0039】(a2)焦点距離fM(=fW×Z1/2 )
のズーム位置における前記第2A群と第2B群の主点間
隔をD2ABMとしたとき、 D2ABM<D2ABW ・・・・・・(7) なる条件を満足することである。条件式(7)を満足さ
せることによって球面収差をオーバー側へと補正してい
る。
のズーム位置における前記第2A群と第2B群の主点間
隔をD2ABMとしたとき、 D2ABM<D2ABW ・・・・・・(7) なる条件を満足することである。条件式(7)を満足さ
せることによって球面収差をオーバー側へと補正してい
る。
【0040】(a3)Fドロップの始まる全系の焦点距
離をfD、第2A群と第2B群の主点間隔をD2ABF
としたとき、 D2AB<D2ABW を満足する任意の主点間隔D2ABに関して D2AB<D2ABF ・・・・・・(8) なる条件を満足することである。条件式(8)を満足さ
せることによってFドロップにおける焦点距離fD、近
傍での球面収差をアンダー側へ補正している。
離をfD、第2A群と第2B群の主点間隔をD2ABF
としたとき、 D2AB<D2ABW を満足する任意の主点間隔D2ABに関して D2AB<D2ABF ・・・・・・(8) なる条件を満足することである。条件式(8)を満足さ
せることによってFドロップにおける焦点距離fD、近
傍での球面収差をアンダー側へ補正している。
【0041】(a4)第2A群VAと第2B群VBの焦
点距離(広角端)fWと焦点距離fWMでの主点間隔を
D2ABW,D2ABWMとしたとき、 0.0095<(D2ABW−D2ABWM)/f2B<0.05 ・・・・・・・( 9) を満足することである。
点距離(広角端)fWと焦点距離fWMでの主点間隔を
D2ABW,D2ABWMとしたとき、 0.0095<(D2ABW−D2ABWM)/f2B<0.05 ・・・・・・・( 9) を満足することである。
【0042】条件式(9)は広角端に対する焦点距離f
WM(=fW×Z1/4 ,Zは変倍比)のズーム位置で
の、第2B群の第2A群に対する位置を規定したもので
ある。下限値を越えると第2B群の焦点距離に対し相対
的に移動量が小さ過ぎるため、補正不足となりアンダー
の球面収差が残存してしまう。上限値を越えると逆に相
対的に移動量が大き過ぎるため、補正過剰となりオーバ
ーの球面収差が残存してしまう。
WM(=fW×Z1/4 ,Zは変倍比)のズーム位置で
の、第2B群の第2A群に対する位置を規定したもので
ある。下限値を越えると第2B群の焦点距離に対し相対
的に移動量が小さ過ぎるため、補正不足となりアンダー
の球面収差が残存してしまう。上限値を越えると逆に相
対的に移動量が大き過ぎるため、補正過剰となりオーバ
ーの球面収差が残存してしまう。
【0043】次に本発明の後述する各数値実施例のレン
ズ構成の特徴について説明する。尚、以下の説明は数値
実施例の各数値を「mm」単位で表わしたときのもので
ある。
ズ構成の特徴について説明する。尚、以下の説明は数値
実施例の各数値を「mm」単位で表わしたときのもので
ある。
【0044】図1は本発明の数値実施例1のあるズーム
位置におけるレンズ断面図であり、物体距離が2.5m
で焦点距離fW,fWM,fM,fD,fT(望遠端)
での収差図を、各々図6,7,8,9,10に示す。本
実施形態では18倍のズーム比を有し、広角端の焦点距
離が8.5mmと広角化している。
位置におけるレンズ断面図であり、物体距離が2.5m
で焦点距離fW,fWM,fM,fD,fT(望遠端)
での収差図を、各々図6,7,8,9,10に示す。本
実施形態では18倍のズーム比を有し、広角端の焦点距
離が8.5mmと広角化している。
【0045】R1〜R10は正の屈折力のフォーカス用
の第1群Fである。R11〜R20は変倍のため広角端
から望遠端にかけて像面側に移動し、途中で横倍率−1
倍を通過する負の屈折力の第2群Vである。このうちR
11〜R17は負の屈折力の第2A群VA、R18〜R
20は正の屈折力の第2B群VBである。R21〜R2
3は変倍に伴う像面変動を補償する第3群Cで、広角端
から望遠端にかけて物体側に凸状に移動する。R24は
絞りSである。R25〜R41は結像作用を有する第4
群Rで、R42,R43は色分解プリズム、トリミング
フィルター等と等価なガラスブロックPである。
の第1群Fである。R11〜R20は変倍のため広角端
から望遠端にかけて像面側に移動し、途中で横倍率−1
倍を通過する負の屈折力の第2群Vである。このうちR
11〜R17は負の屈折力の第2A群VA、R18〜R
20は正の屈折力の第2B群VBである。R21〜R2
3は変倍に伴う像面変動を補償する第3群Cで、広角端
から望遠端にかけて物体側に凸状に移動する。R24は
絞りSである。R25〜R41は結像作用を有する第4
群Rで、R42,R43は色分解プリズム、トリミング
フィルター等と等価なガラスブロックPである。
【0046】本実施形態では、大口径化の指標として第
1群のFナンバーがFN1=1.099である。これに
対し第1群内では球面収差、軸上色収差の補正のため、
負レンズ1枚、正レンズ4枚で構成し、特に負レンズの
材質のアッベ数を28程度と小さくし、正レンズにはア
ッベ数が95と大きい材質のものを用いている。
1群のFナンバーがFN1=1.099である。これに
対し第1群内では球面収差、軸上色収差の補正のため、
負レンズ1枚、正レンズ4枚で構成し、特に負レンズの
材質のアッベ数を28程度と小さくし、正レンズにはア
ッベ数が95と大きい材質のものを用いている。
【0047】強い負の屈折力を有する第2A群は2枚の
凹レンズと1枚の接合レンズで構成し、各レンズの材質
の屈折率は1.77以上と高くすることで収差の発生を
抑えつつ、接合レンズを構成する凹レンズと凸レンズの
材質のアッベ数の差を約24と大きくすることで色消し
を行っている。
凹レンズと1枚の接合レンズで構成し、各レンズの材質
の屈折率は1.77以上と高くすることで収差の発生を
抑えつつ、接合レンズを構成する凹レンズと凸レンズの
材質のアッベ数の差を約24と大きくすることで色消し
を行っている。
【0048】第2B群は接合レンズ1枚で構成し、凸レ
ンズに対し凹レンズの材質の屈折率を0.3ほど高く、
アッベ数も小さくして、主に望遠側の球面収差やコマ収
差を補正し、色消し効果も持たせている。
ンズに対し凹レンズの材質の屈折率を0.3ほど高く、
アッベ数も小さくして、主に望遠側の球面収差やコマ収
差を補正し、色消し効果も持たせている。
【0049】このときパワー分担は|f2B/f2A|
=6.068として第2群内の収差補正をしつつ、β2
B×β3=0.514として第2B群の移動に対し第3
群の移動を小さくしている。またS=0.245とする
ことにより第2B群内の球面収差補正をアンダーとし、
D2ABW=8.811,D2ABWM=8.229,
D2ABM=8.030,D2ABF=8.569とし
て、D2ABWM<D2ABW,D2ABM<D2AB
W,D2ABWM<D2ABFを満足させ、(D2AB
W−D2ABWM)/f2B=0.0097としてい
る。
=6.068として第2群内の収差補正をしつつ、β2
B×β3=0.514として第2B群の移動に対し第3
群の移動を小さくしている。またS=0.245とする
ことにより第2B群内の球面収差補正をアンダーとし、
D2ABW=8.811,D2ABWM=8.229,
D2ABM=8.030,D2ABF=8.569とし
て、D2ABWM<D2ABW,D2ABM<D2AB
W,D2ABWM<D2ABFを満足させ、(D2AB
W−D2ABWM)/f2B=0.0097としてい
る。
【0050】これによって図6,7,8,9,10に示
すようにズーム全域にわたり球面収差を良好に補正して
いる。
すようにズーム全域にわたり球面収差を良好に補正して
いる。
【0051】図2は本発明の数値実施例2のあるズーム
位置におけるレンズ断面図であり、物体距離が2.5m
で焦点距離fW,fWM,fM,fD,fT(望遠端)
での収差図を、各々図11,12,13,14,15に
示す。本実施形態では13倍のズーム比を有し、広角端
の焦点距離が9.0mmとなっている。
位置におけるレンズ断面図であり、物体距離が2.5m
で焦点距離fW,fWM,fM,fD,fT(望遠端)
での収差図を、各々図11,12,13,14,15に
示す。本実施形態では13倍のズーム比を有し、広角端
の焦点距離が9.0mmとなっている。
【0052】R1〜R10は正の屈折力のフォーカス用
の第1群Fである。R11〜R20は変倍のため広角端
から望遠端にかけて像面側に移動し、途中で横倍率−1
倍を通過する負の屈折力の第2群Vである。このうちR
11〜R17は負の屈折力の第2A群VA、R18〜R
19は正の屈折力の第2B群VBである。R20〜R2
2は変倍に伴う像面変動を補償する第3群Cで、広角端
から望遠端にかけて物体側に凸状に移動する。R23は
絞りSである。R24〜R40は結像作用を有する第4
群Rで、R41,R42は色分解プリズム、トリミング
フィルター等と等価なガラスブロックPである。
の第1群Fである。R11〜R20は変倍のため広角端
から望遠端にかけて像面側に移動し、途中で横倍率−1
倍を通過する負の屈折力の第2群Vである。このうちR
11〜R17は負の屈折力の第2A群VA、R18〜R
19は正の屈折力の第2B群VBである。R20〜R2
2は変倍に伴う像面変動を補償する第3群Cで、広角端
から望遠端にかけて物体側に凸状に移動する。R23は
絞りSである。R24〜R40は結像作用を有する第4
群Rで、R41,R42は色分解プリズム、トリミング
フィルター等と等価なガラスブロックPである。
【0053】本実施形態では、大口径化の指標として第
1群のFナンバーがFN1=1.64である。これに対
し第1群内では球面収差、軸上色収差の補正のため、負
レンズ1枚、正レンズ4枚で構成し、特に負レンズの材
質のアッベ数を27程度と小さくし、正レンズにはアッ
ベ数が95と大きい材質のものを用いている。
1群のFナンバーがFN1=1.64である。これに対
し第1群内では球面収差、軸上色収差の補正のため、負
レンズ1枚、正レンズ4枚で構成し、特に負レンズの材
質のアッベ数を27程度と小さくし、正レンズにはアッ
ベ数が95と大きい材質のものを用いている。
【0054】強い負の屈折力を有する第2A群は2枚の
凹レンズと1枚の接合レンズで構成し、各レンズの材質
の屈折率は1.77以上と高くすることで収差の発生を
抑えつつ、接合レンズを構成する凹レンズと凸レンズの
材質のアッベ数の差を約24と大きくすることで色消し
を行っている。
凹レンズと1枚の接合レンズで構成し、各レンズの材質
の屈折率は1.77以上と高くすることで収差の発生を
抑えつつ、接合レンズを構成する凹レンズと凸レンズの
材質のアッベ数の差を約24と大きくすることで色消し
を行っている。
【0055】第2B群は凸の単レンズ1枚で構成してい
る。
る。
【0056】このときパワー分担は|f2B/f2A|
=3.499として第2群内の収差補正をしつつ、β2
B×β3=0.713として第2B群の移動に対し第3
群の移動を小さくしている。またS=−0.031とす
ることにより第2B群内の球面収差補正をアンダーと
し、D2ABW=9.759,D2ABWM=8.91
1,D2ABM=9.729,D2ABF=11.29
4として、D2ABWM<D2ABW,D2ABM<D
2ABW,D2ABWM<D2ABFを満足させ、(D
2ABW−D2ABWM)/f2B=0.0223とし
ている。
=3.499として第2群内の収差補正をしつつ、β2
B×β3=0.713として第2B群の移動に対し第3
群の移動を小さくしている。またS=−0.031とす
ることにより第2B群内の球面収差補正をアンダーと
し、D2ABW=9.759,D2ABWM=8.91
1,D2ABM=9.729,D2ABF=11.29
4として、D2ABWM<D2ABW,D2ABM<D
2ABW,D2ABWM<D2ABFを満足させ、(D
2ABW−D2ABWM)/f2B=0.0223とし
ている。
【0057】これによって図11,12,13,14,
15に示すようにズーム全域にわたり球面収差を良好に
補正している。
15に示すようにズーム全域にわたり球面収差を良好に
補正している。
【0058】図3は本発明の数値実施例3のあるズーム
位置におけるレンズ断面図であり、物体距離が3.0m
で焦点距離fW,fWM,fM,fD,fT(望遠端)
での収差図を、各々図16,17,18,19,20に
示す。本実施形態では20倍のズーム比を有し、広角端
の焦点距離が9.0mmとなっている。
位置におけるレンズ断面図であり、物体距離が3.0m
で焦点距離fW,fWM,fM,fD,fT(望遠端)
での収差図を、各々図16,17,18,19,20に
示す。本実施形態では20倍のズーム比を有し、広角端
の焦点距離が9.0mmとなっている。
【0059】R1〜R10は正の屈折力のフォーカス用
の第1群Fである。R11〜R20は変倍のため広角端
から望遠端にかけて像面側に移動し、途中で横倍率−1
倍を通過する負の屈折力の第2群Vである。このうちR
11〜R15は負の屈折力の第2A群VA、R16〜R
20は正の屈折力の第2B群VBである。R21〜R2
3は変倍に伴う像面変動を補償する第3群Cで、広角端
から望遠端にかけて物体側に凸状に移動する。R24は
絞りSである。R25〜R41は結像作用を有する第4
群Rで、R42,R43は色分解プリズム、トリミング
フィルター等と等価なガラスブロックPである。
の第1群Fである。R11〜R20は変倍のため広角端
から望遠端にかけて像面側に移動し、途中で横倍率−1
倍を通過する負の屈折力の第2群Vである。このうちR
11〜R15は負の屈折力の第2A群VA、R16〜R
20は正の屈折力の第2B群VBである。R21〜R2
3は変倍に伴う像面変動を補償する第3群Cで、広角端
から望遠端にかけて物体側に凸状に移動する。R24は
絞りSである。R25〜R41は結像作用を有する第4
群Rで、R42,R43は色分解プリズム、トリミング
フィルター等と等価なガラスブロックPである。
【0060】本実施形態では、大口径化の指標として第
1群のFナンバーがFN1=1.055と大変明るくな
っている。これに対し第1群内では球面収差、軸上色収
差の補正のため、負レンズ1枚、正レンズ4枚で構成
し、特に負レンズの材質のアッベ数を25程度と小さく
し、正レンズにはアッベ数が95と大きい材質のものを
用いている。
1群のFナンバーがFN1=1.055と大変明るくな
っている。これに対し第1群内では球面収差、軸上色収
差の補正のため、負レンズ1枚、正レンズ4枚で構成
し、特に負レンズの材質のアッベ数を25程度と小さく
し、正レンズにはアッベ数が95と大きい材質のものを
用いている。
【0061】強い負の屈折力を有する第2A群は1枚の
凹レンズと1枚の接合レンズで構成し、各レンズの材質
の屈折率は1.77以上と高くすることで収差の発生を
抑えつつ、接合レンズを構成する凹レンズと凸レンズの
材質のアッベ数の差を約24と大きくすることで色消し
を行っている。
凹レンズと1枚の接合レンズで構成し、各レンズの材質
の屈折率は1.77以上と高くすることで収差の発生を
抑えつつ、接合レンズを構成する凹レンズと凸レンズの
材質のアッベ数の差を約24と大きくすることで色消し
を行っている。
【0062】第2B群は1枚の凹レンズと1枚の凸レン
ズで構成している。この凹レンズは第1面が凹面のメニ
スカスレンズとなっているので、発散光束中ではオーバ
ーの球面収差の発生量が少なく、第2B群全体でアンダ
ーの球面収差を持たせることができる。また軸外光線に
対して、従来アンダーへ変位する焦点距離fWM,fM
付近の像面湾曲も、この凹レンズの構成とフローティン
グによりオーバー側へ補正することができる。
ズで構成している。この凹レンズは第1面が凹面のメニ
スカスレンズとなっているので、発散光束中ではオーバ
ーの球面収差の発生量が少なく、第2B群全体でアンダ
ーの球面収差を持たせることができる。また軸外光線に
対して、従来アンダーへ変位する焦点距離fWM,fM
付近の像面湾曲も、この凹レンズの構成とフローティン
グによりオーバー側へ補正することができる。
【0063】このときパワー分担は|f2B/f2A|
=10.28として第2群内の収差補正をしつつ、β2
B×β3=0.409として第2B群の移動に対し第3
群の移動を小さくしている。またS=−0.043とす
ることにより第2B群内の球面収差補正をアンダーと
し、D2ABW=17.0,D2ABWM=14.20
9,D2ABM=14.734,D2ABF=15.8
99として、D2ABWM<D2ABW,D2ABM<
D2ABW,D2ABWM<D2ABFを満足させ、
(D2ABW−D2ABWM)/f2B=0.0254
としている。
=10.28として第2群内の収差補正をしつつ、β2
B×β3=0.409として第2B群の移動に対し第3
群の移動を小さくしている。またS=−0.043とす
ることにより第2B群内の球面収差補正をアンダーと
し、D2ABW=17.0,D2ABWM=14.20
9,D2ABM=14.734,D2ABF=15.8
99として、D2ABWM<D2ABW,D2ABM<
D2ABW,D2ABWM<D2ABFを満足させ、
(D2ABW−D2ABWM)/f2B=0.0254
としている。
【0064】これによって図16,17,18,19,
20に示すようにズーム全域にわたり球面収差、像面湾
曲を良好に補正している。
20に示すようにズーム全域にわたり球面収差、像面湾
曲を良好に補正している。
【0065】図4は本発明の数値実施例4のあるズーム
位置におけるレンズ断面図であり、物体距離が5.0m
で焦点距離fW,fWM,fM,fD,fT(望遠端)
での収差図を、各々図21,22,23,24,25に
示す。本実施形態では26倍のズーム比を有し、広角端
の焦点距離が10.5mmとなっている。
位置におけるレンズ断面図であり、物体距離が5.0m
で焦点距離fW,fWM,fM,fD,fT(望遠端)
での収差図を、各々図21,22,23,24,25に
示す。本実施形態では26倍のズーム比を有し、広角端
の焦点距離が10.5mmとなっている。
【0066】R1〜R8は正の屈折力のフォーカス用の
第1群Fである。R9〜R17は変倍のため広角端から
望遠端にかけて像面側に移動し、途中で横倍率−1倍を
通過する負の屈折力の第2群Vである。このうちR9〜
R15は負の屈折力の第2A群VA、R16〜R17は
正の屈折力の第2B群VBである。R18〜R20は変
倍に伴う像面変動を補償する第3群Cで、広角端から望
遠端にかけて物体側に凸状に移動する。R21は絞りS
である。R22〜R38は結像作用を有する第4群R
で、R39,R40は色分解プリズム、トリミングフィ
ルター等と等価なガラスブロックPである。
第1群Fである。R9〜R17は変倍のため広角端から
望遠端にかけて像面側に移動し、途中で横倍率−1倍を
通過する負の屈折力の第2群Vである。このうちR9〜
R15は負の屈折力の第2A群VA、R16〜R17は
正の屈折力の第2B群VBである。R18〜R20は変
倍に伴う像面変動を補償する第3群Cで、広角端から望
遠端にかけて物体側に凸状に移動する。R21は絞りS
である。R22〜R38は結像作用を有する第4群R
で、R39,R40は色分解プリズム、トリミングフィ
ルター等と等価なガラスブロックPである。
【0067】本実施形態では、大口径化の指標として第
1群のFナンバーがFN1=1.265となっている。
これに対し第1群内では球面収差、軸上色収差の補正の
ため、負レンズ1枚、正レンズ3枚で構成し、特に負レ
ンズの材質のアッベ数を25程度と小さくし、正レンズ
にはアッベ数が95と大きい材質のものを用いている。
1群のFナンバーがFN1=1.265となっている。
これに対し第1群内では球面収差、軸上色収差の補正の
ため、負レンズ1枚、正レンズ3枚で構成し、特に負レ
ンズの材質のアッベ数を25程度と小さくし、正レンズ
にはアッベ数が95と大きい材質のものを用いている。
【0068】強い負の屈折力を有する第2A群は2枚の
凹レンズと1枚の接合レンズで構成し、各レンズの材質
の屈折率は1.77以上と高くすることで収差の発生を
抑えつつ、接合レンズを構成する凹レンズと凸レンズの
材質のアッベ数の差を約26と大きくすることで色消し
を行っている。
凹レンズと1枚の接合レンズで構成し、各レンズの材質
の屈折率は1.77以上と高くすることで収差の発生を
抑えつつ、接合レンズを構成する凹レンズと凸レンズの
材質のアッベ数の差を約26と大きくすることで色消し
を行っている。
【0069】第2B群は1枚の凸レンズで構成してい
る。
る。
【0070】このときパワー分担は|f2B/f2A|
=4.955として第2群内の収差補正をしつつ、β2
B×β3=0.383として第2B群の移動に対し第3
群の移動を小さくしている。またS=1.755とする
ことにより第2B群内の球面収差補正をアンダーとし、
D2ABW=11.0,D2ABWM=6.997,D
2ABM=8.315,D2ABF=8.777とし
て、D2ABWM<D2ABW,D2ABM<D2AB
W,D2ABWM<D2ABFを満足させ、(D2AB
W−D2ABWM)/f2B=0.0482としてい
る。
=4.955として第2群内の収差補正をしつつ、β2
B×β3=0.383として第2B群の移動に対し第3
群の移動を小さくしている。またS=1.755とする
ことにより第2B群内の球面収差補正をアンダーとし、
D2ABW=11.0,D2ABWM=6.997,D
2ABM=8.315,D2ABF=8.777とし
て、D2ABWM<D2ABW,D2ABM<D2AB
W,D2ABWM<D2ABFを満足させ、(D2AB
W−D2ABWM)/f2B=0.0482としてい
る。
【0071】これによって図21,22,23,24,
25に示すようにズーム全域にわたり球面収差を良好に
補正している。
25に示すようにズーム全域にわたり球面収差を良好に
補正している。
【0072】図5は本発明の数値実施例5のあるズーム
位置におけるレンズ断面図であり、物体距離が2.5m
で焦点距離fW,fWM,fM,fD,fT(望遠端)
での収差図を、各々図26,27,28,29,30に
示す。本実施形態では18倍のズーム比を有し、広角端
の焦点距離が8.5mmと実施形態1と略同じスペッ
ク、レンズ構成をしており、第2B群のレンズ構成だけ
が異なっている。
位置におけるレンズ断面図であり、物体距離が2.5m
で焦点距離fW,fWM,fM,fD,fT(望遠端)
での収差図を、各々図26,27,28,29,30に
示す。本実施形態では18倍のズーム比を有し、広角端
の焦点距離が8.5mmと実施形態1と略同じスペッ
ク、レンズ構成をしており、第2B群のレンズ構成だけ
が異なっている。
【0073】実施形態1とは逆に、第2B群VBは物体
側から凹レンズ1枚と凸レンズ1枚の接合レンズとなっ
ている。即ちフローティングの効果により凹レンズがど
ちらの向きでも収差補正が可能となっている。
側から凹レンズ1枚と凸レンズ1枚の接合レンズとなっ
ている。即ちフローティングの効果により凹レンズがど
ちらの向きでも収差補正が可能となっている。
【0074】本実施形態では、大口径化の指標として第
1群のFナンバーがFN1=1.099である。これに
対し第1群内では球面収差、軸上色収差の補正のため、
負レンズ1枚、正レンズ4枚で構成し、特に負レンズの
材質のアッベ数を28程度と小さくし、正レンズにはア
ッベ数が95と大きい材質のものを用いている。
1群のFナンバーがFN1=1.099である。これに
対し第1群内では球面収差、軸上色収差の補正のため、
負レンズ1枚、正レンズ4枚で構成し、特に負レンズの
材質のアッベ数を28程度と小さくし、正レンズにはア
ッベ数が95と大きい材質のものを用いている。
【0075】強い負の屈折力を有する第2A群は2枚の
凹レンズと1枚の接合レンズで構成し、各レンズの材質
の屈折率は1.80以上と高くすることで収差の発生を
抑えつつ、接合レンズを構成する凹レンズと凸レンズの
材質のアッベ数の差を約21と大きくすることで色消し
を行っている。
凹レンズと1枚の接合レンズで構成し、各レンズの材質
の屈折率は1.80以上と高くすることで収差の発生を
抑えつつ、接合レンズを構成する凹レンズと凸レンズの
材質のアッベ数の差を約21と大きくすることで色消し
を行っている。
【0076】このときパワー分担は|f2B/f2A|
=6.068として第2群内の収差補正をしつつ、β2
B×β3=0.514として第2B群の移動に対し第3
群の移動を小さくしている。またS=0.792とする
ことにより第2B群内の球面収差補正をアンダーとし、
D2ABW=8.811,D2ABWM=7.893,
D2ABM=8.292,D2ABF=11.607と
して、D2ABWM<D2ABW,D2ABM<D2A
BW,D2ABWM<D2ABFを満足させ、(D2A
BW−D2ABWM)/f2B=0.0154としてい
る。
=6.068として第2群内の収差補正をしつつ、β2
B×β3=0.514として第2B群の移動に対し第3
群の移動を小さくしている。またS=0.792とする
ことにより第2B群内の球面収差補正をアンダーとし、
D2ABW=8.811,D2ABWM=7.893,
D2ABM=8.292,D2ABF=11.607と
して、D2ABWM<D2ABW,D2ABM<D2A
BW,D2ABWM<D2ABFを満足させ、(D2A
BW−D2ABWM)/f2B=0.0154としてい
る。
【0077】これによって図26,27,28,29,
30に示すようにズーム全域にわたり球面収差を良好に
補正している。
30に示すようにズーム全域にわたり球面収差を良好に
補正している。
【0078】以上説明したように、本発明においては第
2群を負の屈折力の第2Aレンズ群と正の屈折力の第2
Bレンズ群の2群で構成し、その相対位置を変化させる
ことでズーミングによる収差変動を極力抑制している。
特に前述したように、移動方法、横倍率、パワー分担、
レンズ形状等を所定の条件を満足させるように規定する
ことにより、変倍に伴う収差変動、特に球面収差の変動
を良好に補正している。
2群を負の屈折力の第2Aレンズ群と正の屈折力の第2
Bレンズ群の2群で構成し、その相対位置を変化させる
ことでズーミングによる収差変動を極力抑制している。
特に前述したように、移動方法、横倍率、パワー分担、
レンズ形状等を所定の条件を満足させるように規定する
ことにより、変倍に伴う収差変動、特に球面収差の変動
を良好に補正している。
【0079】また第2B群の物体側に第1面が凹面のメ
ニスカス状の凹レンズを構成すれば、軸外光線に対し
て、従来アンダーへ変位する焦点距離fWM,fM付近
の像面湾曲もよりオーバー側へ補正することができ、画
面中心、周辺とも光学性能を向上させることができる。
更に本発明による収差補正上の余裕を各レンズ群の屈折
力を強めることに振り向ければレンズ系の軽量、コンパ
クト化も可能となる。
ニスカス状の凹レンズを構成すれば、軸外光線に対し
て、従来アンダーへ変位する焦点距離fWM,fM付近
の像面湾曲もよりオーバー側へ補正することができ、画
面中心、周辺とも光学性能を向上させることができる。
更に本発明による収差補正上の余裕を各レンズ群の屈折
力を強めることに振り向ければレンズ系の軽量、コンパ
クト化も可能となる。
【0080】次に本発明の数値実施例を示す。数値実施
例においてRiは物体側より順に第i番目のレンズ面の
曲率半径、Diは物体側より第i番目のレンズ厚及び空
気間隔、Niとνiは各々物体側より順に第i番目のレ
ンズのガラスの屈折率とアッベ数である。又、表−1に
各数値実施例における各レンズ群の焦点距離を示す。 (数値実施例1) F= 8.5〜152.94 FNO=1:1.75 〜2.4 2ω= 65.8°〜 4.1° R 1= -147.41 D 1= 2.70 N 1=1.73429 ν 1= 28.5 R 2= 213.78 D 2= 5.96 R 3= -1100.11 D 3=10.36 N 2=1.43496 ν 2= 95.1 R 4= -106.54 D 4= 0.20 R 5= 153.31 D 5=13.68 N 3=1.43985 ν 3= 95.0 R 6= -185.59 D 6= 0.15 R 7= 104.23 D 7=10.13 N 4=1.49845 ν 4= 81.6 R 8= -793.19 D 8= 0.15 R 9= 60.63 D 9= 6.71 N 5=1.71615 ν 5= 53.8 R10= 114.85 D10=可変 R11= 69.48 D11= 0.75 N 6=1.88814 ν 6= 40.8 R12= 19.94 D12= 4.86 R13= -97.00 D13= 0.75 N 7=1.82017 ν 7= 46.6 R14= 26.67 D14= 3.37 R15= -178.68 D15= 7.01 N 8=1.81265 ν 8= 25.4 R16= -12.70 D16= 0.75 N 9=1.77621 ν 9= 49.6 R17= 59.88 D17=可変 R18= 28.79 D18= 7.10 N10=1.51678 ν10= 54.7 R19= -16.33 D19= 0.80 N11=1.82017 ν11= 46.6 R20= -47.49 D20=可変 R21= -31.16 D21= 0.90 N12=1.77621 ν12= 49.6 R22= 37.96 D22= 3.72 N13=1.85501 ν13= 23.9 R23=-11234.33 D23=可変 R24= ∞(絞り) D24= 1.00 R25= -306.05 D25= 4.60 N14=1.77621 ν14= 49.6 R26= -43.57 D26= 0.15 R27= 173.19 D27= 5.91 N15=1.50014 ν15= 65.0 R28= -45.15 D28= 0.15 R29= 52.56 D29= 8.13 N16=1.48915 ν16= 70.2 R30= -33.02 D30= 1.50 N17=1.83932 ν17= 37.2 R31= 232.55 D31=32.00 R32= 129.75 D32= 6.19 N18=1.48915 ν18= 70.2 R33= -44.38 D33= 0.15 R34= -233.91 D34= 1.50 N19=1.82017 ν19= 46.6 R35= 24.83 D35= 7.13 N20=1.51977 ν20= 52.4 R36= -106.35 D36= 0.15 R37= 84.55 D37= 6.34 N21=1.48915 ν21= 70.2 R38= -30.53 D38= 1.60 N22=1.83932 ν22= 37.2 R39= -319.59 D39= 0.15 R40= 59.58 D40= 5.86 N23=1.51825 ν23= 64.2 R41= -45.11 D41= 2.00 R42= ∞ D42=50.00 N24=1.51825 ν24= 64.2 R43= ∞
例においてRiは物体側より順に第i番目のレンズ面の
曲率半径、Diは物体側より第i番目のレンズ厚及び空
気間隔、Niとνiは各々物体側より順に第i番目のレ
ンズのガラスの屈折率とアッベ数である。又、表−1に
各数値実施例における各レンズ群の焦点距離を示す。 (数値実施例1) F= 8.5〜152.94 FNO=1:1.75 〜2.4 2ω= 65.8°〜 4.1° R 1= -147.41 D 1= 2.70 N 1=1.73429 ν 1= 28.5 R 2= 213.78 D 2= 5.96 R 3= -1100.11 D 3=10.36 N 2=1.43496 ν 2= 95.1 R 4= -106.54 D 4= 0.20 R 5= 153.31 D 5=13.68 N 3=1.43985 ν 3= 95.0 R 6= -185.59 D 6= 0.15 R 7= 104.23 D 7=10.13 N 4=1.49845 ν 4= 81.6 R 8= -793.19 D 8= 0.15 R 9= 60.63 D 9= 6.71 N 5=1.71615 ν 5= 53.8 R10= 114.85 D10=可変 R11= 69.48 D11= 0.75 N 6=1.88814 ν 6= 40.8 R12= 19.94 D12= 4.86 R13= -97.00 D13= 0.75 N 7=1.82017 ν 7= 46.6 R14= 26.67 D14= 3.37 R15= -178.68 D15= 7.01 N 8=1.81265 ν 8= 25.4 R16= -12.70 D16= 0.75 N 9=1.77621 ν 9= 49.6 R17= 59.88 D17=可変 R18= 28.79 D18= 7.10 N10=1.51678 ν10= 54.7 R19= -16.33 D19= 0.80 N11=1.82017 ν11= 46.6 R20= -47.49 D20=可変 R21= -31.16 D21= 0.90 N12=1.77621 ν12= 49.6 R22= 37.96 D22= 3.72 N13=1.85501 ν13= 23.9 R23=-11234.33 D23=可変 R24= ∞(絞り) D24= 1.00 R25= -306.05 D25= 4.60 N14=1.77621 ν14= 49.6 R26= -43.57 D26= 0.15 R27= 173.19 D27= 5.91 N15=1.50014 ν15= 65.0 R28= -45.15 D28= 0.15 R29= 52.56 D29= 8.13 N16=1.48915 ν16= 70.2 R30= -33.02 D30= 1.50 N17=1.83932 ν17= 37.2 R31= 232.55 D31=32.00 R32= 129.75 D32= 6.19 N18=1.48915 ν18= 70.2 R33= -44.38 D33= 0.15 R34= -233.91 D34= 1.50 N19=1.82017 ν19= 46.6 R35= 24.83 D35= 7.13 N20=1.51977 ν20= 52.4 R36= -106.35 D36= 0.15 R37= 84.55 D37= 6.34 N21=1.48915 ν21= 70.2 R38= -30.53 D38= 1.60 N22=1.83932 ν22= 37.2 R39= -319.59 D39= 0.15 R40= 59.58 D40= 5.86 N23=1.51825 ν23= 64.2 R41= -45.11 D41= 2.00 R42= ∞ D42=50.00 N24=1.51825 ν24= 64.2 R43= ∞
【0081】
【表2】 (数値実施例2) F= 9.0〜116.96 FNO=1:1.7〜2.1 2ω= 62.9°〜 5.4° R 1= -287.41 D 1= 2.25 N 1=1.76168 ν 1= 27.5 R 2= 246.83 D 2=10.00 R 3= -459.10 D 3=13.28 N 2=1.43985 ν 2= 95.0 R 4= -123.96 D 4= 0.14 R 5= 228.46 D 5=11.95 N 3=1.43985 ν 3= 95.0 R 6= -580.33 D 6= 0.14 R 7= 124.74 D 7=14.97 N 4=1.49845 ν 4= 81.6 R 8= -538.65 D 8= 0.14 R 9= 76.15 D 9= 8.73 N 5=1.65425 ν 5= 58.5 R10= 158.18 D10=可変 R11= 52.15 D11= 1.08 N 6=1.82017 ν 6= 46.6 R12= 27.53 D12= 5.82 R13= -236.13 D13= 0.90 N 7=1.82017 ν 7= 46.6 R14= 61.81 D14= 5.24 R15= -31.80 D15= 6.01 N 8=1.81265 ν 8= 25.4 R16= -17.93 D16= 0.90 N 9=1.77621 ν 9= 49.6 R17= 36.72 D17=可変 R18= 43.32 D18= 7.36 N10=1.57047 ν10= 42.8 R19= -40.71 D19=可変 R20= -39.94 D20= 0.81 N11=1.77621 ν11= 49.6 R21= 67.85 D21= 3.44 N12=1.85501 ν12= 23.9 R22= 329.71 D22=可変 R23= ∞(絞り) D23= 2.53 R24= -110.96 D24= 3.62 N13=1.71615 ν13= 53.8 R25= -67.26 D25= 0.10 R26= 137.95 D26= 4.01 N14=1.72794 ν14= 38.0 R27= -128.14 D27= 0.15 R28= 72.49 D28= 6.86 N15=1.67340 ν15= 47.3 R29= -36.03 D29= 1.30 N16=1.81077 ν16= 41.0 R30= 835.07 D30=30.50 R31= -2541.34 D31= 5.26 N17=1.48915 ν17= 70.2 R32= -42.21 D32= 0.15 R33= 1193.18 D33= 1.40 N18=1.77621 ν18= 49.6 R34= 17.69 D34= 7.78 N19=1.62287 ν19= 60.3 R35= -734.70 D35= 0.15 R36= 91.87 D36= 6.59 N20=1.48915 ν20= 70.2 R37= -24.30 D37= 2.00 N21=1.83932 ν21= 37.2 R38= -285.78 D38= 0.15 R39= 36.32 D39= 6.64 N22=1.48915 ν22= 70.2 R40= -42.49 D40= 2.00 R41= ∞ D41=50.00 N23=1.51825 ν23= 64.2 R42= ∞
【0082】
【表3】 (数値実施例3) F= 9.0〜180.39 FNO=1:1.8〜2.8 2ω= 62.9°〜 3.5° R 1= -270.97 D 1= 2.70 N 1=1.81265 ν 1= 25.4 R 2= 223.34 D 2= 3.06 R 3= 675.35 D 3= 7.79 N 2=1.43985 ν 2= 95.0 R 4= -144.35 D 4= 0.20 R 5= 143.84 D 5= 8.49 N 3=1.45720 ν 3= 90.3 R 6= -283.85 D 6= 0.15 R 7= 89.46 D 7= 7.38 N 4=1.49845 ν 4= 81.6 R 8= 1403.77 D 8= 0.15 R 9= 55.40 D 9= 6.00 N 5=1.71615 ν 5= 53.8 R10= 108.71 D10=可変 R11= 890.96 D11= 0.80 N 6=1.82017 ν 6= 46.6 R12= 14.61 D12= 4.27 R13= -130.68 D13= 5.50 N 7=1.81265 ν 7= 25.4 R14= -14.15 D14= 0.80 N 8=1.77621 ν 8= 49.6 R15= 32.90 D15=可変 R16= -32.74 D16= 0.80 N 9=1.82017 ν 9= 46.6 R17= -183.39 D17= 0.15 R18= 47.72 D18= 4.41 N10=1.66152 ν10= 50.9 R19= -43.83 D19=可変 R20= -24.43 D20= 0.90 N11=1.77621 ν11= 49.6 R21= 41.67 D21= 3.53 N12=1.85501 ν12= 23.9 R22= -546.84 D22=可変 R23= ∞(絞り) D23= 1.00 R24= 293.55 D24= 5.27 N13=1.77621 ν13= 49.6 R25= -48.37 D25= 0.15 R26= 106.29 D26= 5.93 N14=1.48915 ν14= 70.2 R27= -57.87 D27= 0.15 R28= 68.79 D28= 8.02 N15=1.48915 ν15= 70.2 R29= -35.20 D29= 1.50 N16=1.83932 ν16= 37.2 R30= 454.90 D30=32.00 R31= 189.87 D31= 4.96 N17=1.51825 ν17= 64.2 R32= -60.68 D32= 0.15 R33= 487.04 D33= 1.50 N18=1.82017 ν18= 46.6 R34= 17.13 D34= 9.66 N19=1.54344 ν19= 47.2 R35= -115.15 D35= 0.15 R36= 44.93 D36= 9.80 N20=1.51825 ν20= 64.2 R37= -21.69 D37= 1.60 N21=1.83932 ν21= 37.2 R38= 66.62 D38= 0.15 R39= 54.48 D39=10.61 N22=1.53430 ν22= 48.9 R40= -23.54 D40= 6.00 R41= ∞ D41=50.00 N23=1.51825 ν23= 64.2 R42= ∞
【0083】
【表4】 (数値実施例4) F=10.5〜273.22 FNO=1:1.8〜2.9 2ω= 55.3°〜 2.3° R 1= 602.70 D 1= 2.50 N 1=1.81265 ν 1= 25.4 R 2= 178.63 D 2= 4.50 R 3= 303.39 D 3=10.73 N 2=1.43496 ν 2= 95.1 R 4= -465.55 D 4= 0.50 R 5= 145.28 D 5=16.67 N 3=1.49845 ν 3= 81.6 R 6= -579.24 D 6= 0.15 R 7= 111.76 D 7= 9.28 N 4=1.69979 ν 4= 55.5 R 8= 228.82 D 8=可変 R 9= 782.62 D 9= 1.00 N 5=1.88814 ν 5= 40.8 R10= 24.69 D10= 5.35 R11= -204.99 D11= 1.50 N 6=1.80811 ν 6= 46.6 R12= 215.82 D12= 1.64 R13= -162.04 D13= 1.50 N 7=1.77621 ν 7= 49.6 R14= 32.74 D14= 5.14 N 8=1.85501 ν 8= 23.9 R15= 99.49 D15=可変 R16= 52.70 D16= 6.41 N 9=1.85501 ν 9= 23.9 R17= 192.36 D17=可変 R18= -40.67 D18= 1.50 N10=1.74795 ν10= 44.8 R19= 38.64 D19= 7.25 N11=1.81265 ν11= 25.4 R20= 480.22 D20=可変 R21= ∞(絞り) D21= 1.93 R22= -351.87 D22= 5.74 N12=1.70557 ν12= 41.2 R23= -56.85 D23= 0.10 R24= 155.09 D24=10.27 N13=1.51825 ν13= 64.2 R25= -40.27 D25= 1.40 N14=1.81265 ν14= 25.4 R26= -91.51 D26= 0.10 R27= 46.71 D27= 9.58 N15=1.48915 ν15= 70.2 R28= -376.71 D28=30.04 R29= -62.75 D29= 1.50 N16=1.82017 ν16= 46.6 R30= 104.60 D30= 4.40 R31= 117.54 D31= 1.50 N17=1.83932 ν17= 37.2 R32= 37.94 D32= 7.34 N18=1.48915 ν18= 70.2 R33= -64.63 D33= 0.15 R34= 136.14 D34= 5.82 N19=1.51314 ν19= 60.5 R35= -56.32 D35= 1.40 N20=1.83932 ν20= 37.2 R36= -65.50 D36= 0.15 R37= 60.07 D37= 4.10 N21=1.48915 ν21= 70.2 R38= 638.18 D38= 3.40 R39= ∞ D39=55.50 N22=1.51825 ν22= 64.2 R40= ∞
【0084】
【表5】 (数値実施例5) F= 8.5〜153.18 FNO=1:1.75 〜2.4 2ω= 65.8°〜 4.1° R 1= -172.57 D 1= 2.70 N 1=1.73429 ν 1= 28.5 R 2= 191.87 D 2= 5.64 R 3=-11038.86 D 3=10.14 N 2=1.43496 ν 2= 95.1 R 4= -116.68 D 4= 0.20 R 5= 140.30 D 5=13.35 N 3=1.43985 ν 3= 95.0 R 6= -210.11 D 6= 0.15 R 7= 102.10 D 7= 9.81 N 4=1.49845 ν 4= 81.6 R 8= -971.59 D 8= 0.15 R 9= 60.41 D 9= 6.51 N 5=1.71615 ν 5= 53.8 R10= 114.75 D10=可変 R11= 58.89 D11= 0.75 N 6=1.88814 ν 6= 40.8 R12= 18.30 D12= 6.09 R13= -40.56 D13= 0.75 N 7=1.82017 ν 7= 46.6 R14= 33.28 D14= 2.45 R15= 108.06 D15= 7.07 N 8=1.81265 ν 8= 25.4 R16= -15.11 D16= 0.75 N 9=1.82017 ν 9= 46.6 R17= 59.88 D17=可変 R18= 27.43 D18= 0.80 N10=1.77621 ν10= 49.6 R19= 18.35 D19= 5.81 N11=1.52032 ν11= 59.0 R20= -218.92 D20=可変 R21= -33.72 D21= 0.90 N12=1.77621 ν12= 49.6 R22= 42.88 D22= 3.67 N13=1.85501 ν13= 23.9 R23= 573.18 D23=可変 R24= ∞(絞り) D24= 1.00 R25= -532.45 D25= 4.69 N14=1.71615 ν14= 53.8 R26= -40.92 D26= 0.15 R27= 101.56 D27= 5.53 N15=1.48915 ν15= 70.2 R28= -71.24 D28= 0.15 R29= 46.14 D29= 7.66 N16=1.48915 ν16= 70.2 R30= -47.78 D30= 1.50 N17=1.83932 ν17= 37.2 R31= 221.97 D31=32.00 R32= -372.52 D32= 4.57 N18=1.48915 ν18= 70.2 R33= -46.15 D33= 0.15 R34= -976.24 D34= 1.50 N19=1.80811 ν19= 46.6 R35= 18.19 D35= 8.13 N20=1.51977 ν20= 52.4 R36= -82.18 D36= 0.15 R37= 159.05 D37= 6.16 N21=1.48915 ν21= 70.2 R38= -22.86 D38= 1.60 N22=1.83932 ν22= 37.2 R39= -170.53 D39= 0.15 R40= 48.97 D40= 6.54 N23=1.52032 ν23= 59.0 R41= -30.98 D41= 2.00 R42= ∞ D42=50.00 N24=1.51825 ν24= 64.2 R43= ∞
【0085】
【表6】
【0086】
【表7】
【0087】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、所謂4群
ズームレンズにおいて、変倍用のバリエータ(第2群)
にフローティングを適用し、そのレンズ構成、パワー分
担等の各要素を適切に設定することによって、変倍に伴
う収差変動、特に球面収差の変動を良好に補正し、全変
倍範囲にわたり高い光学性能を有した広角端Fナンバー
1.7程度、変倍比13以上の大口径比で高変倍比のズ
ームレンズを達成することができる。
ズームレンズにおいて、変倍用のバリエータ(第2群)
にフローティングを適用し、そのレンズ構成、パワー分
担等の各要素を適切に設定することによって、変倍に伴
う収差変動、特に球面収差の変動を良好に補正し、全変
倍範囲にわたり高い光学性能を有した広角端Fナンバー
1.7程度、変倍比13以上の大口径比で高変倍比のズ
ームレンズを達成することができる。
【図1】 本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】 本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図3】 本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図4】 本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図5】 本発明の数値実施例5のレンズ断面図
【図6】 本発明の数値実施例1の焦点距離fWの収差
図
図
【図7】 本発明の数値実施例1の焦点距離fWMの収
差図
差図
【図8】 本発明の数値実施例1の焦点距離fMの収差
図
図
【図9】 本発明の数値実施例1の焦点距離fDの収差
図
図
【図10】 本発明の数値実施例1の焦点距離fTの収
差図
差図
【図11】 本発明の数値実施例2の焦点距離fWの収
差図
差図
【図12】 本発明の数値実施例2の焦点距離fWMの
収差図
収差図
【図13】 本発明の数値実施例2の焦点距離fMの収
差図
差図
【図14】 本発明の数値実施例2の焦点距離fDの収
差図
差図
【図15】 本発明の数値実施例2の焦点距離fTの収
差図
差図
【図16】 本発明の数値実施例3の焦点距離fWの収
差図
差図
【図17】 本発明の数値実施例3の焦点距離fWMの
収差図
収差図
【図18】 本発明の数値実施例3の焦点距離fMの収
差図
差図
【図19】 本発明の数値実施例3の焦点距離fDの収
差図
差図
【図20】 本発明の数値実施例3の焦点距離fTの収
差図
差図
【図21】 本発明の数値実施例4の焦点距離fWの収
差図
差図
【図22】 本発明の数値実施例4の焦点距離fWMの
収差図
収差図
【図23】 本発明の数値実施例4の焦点距離fMの収
差図
差図
【図24】 本発明の数値実施例4の焦点距離fDの収
差図
差図
【図25】 本発明の数値実施例4の焦点距離fTの収
差図
差図
【図26】 本発明の数値実施例5の焦点距離fWの収
差図
差図
【図27】 本発明の数値実施例5の焦点距離fWMの
収差図
収差図
【図28】 本発明の数値実施例5の焦点距離fMの収
差図
差図
【図29】 本発明の数値実施例5の焦点距離fDの収
差図
差図
【図30】 本発明の数値実施例5の焦点距離fTの収
差図
差図
【図31】 本発明のズームレンズのある焦点距離にお
ける第2,3群の近軸屈折力配置の説明図
ける第2,3群の近軸屈折力配置の説明図
【図32】 球面収差の変倍による変動の説明図
【図33】 焦点距離fWの変倍中の軸上光線の状態の
説明図
説明図
【図34】 焦点距離fWMの変倍中の軸上光線の状態
の説明図
の説明図
【図35】 焦点距離fMの変倍中の軸上光線の状態の
説明図
説明図
【図36】 焦点距離fDの変倍中の軸上光線の状態の
説明図
説明図
【図37】 焦点距離fTの変倍中の軸上光線の状態の
説明図
説明図
F 第1群 V 第2群 VA 第2A群 VB 第2B群 C 第3群 R 第4群 SP 絞り e e線 S サジタル像面 M メリディオナル像面 G ガラスブロック
Claims (4)
- 【請求項1】 物体側より順に変倍の際に固定の正の屈
折力の第1群、変倍用の負の屈折力の第2群、変倍に伴
う像面変動を補正する負の屈折力の第3群、そして固定
の正の屈折力の第4群を有し、望遠端の全系の焦点距離
とFナンバーを各々fT,FNT、第1群の焦点距離と
Fナンバーを各々f1,FN1、該第2群は負の屈折力
の第2A群と、単一レンズ又は接合レンズより成り、物
体側のレンズ面が凸状の正レンズ2BPとを有した正の
屈折力の第2B群の2つのレンズ群を有し、広角端から
望遠端への変倍に際し双方は異なった速度で像面側へ移
動しており、該第2A群と第2B群の焦点距離を各々f
2A,f2B、広角端における該第2B群と第3群の横
倍率を各々β2B,β3、該正レンズ2BPの物体側と
像面側のレンズ面の曲率半径を各々R2Ba,R2Bb
としたとき、 1.05<FN1 但し FN1=f1/(fT/FNT) 3.4<|f2B/f2A|<10.5 1<β2B 0<β3<1 0.37<β2B×β3<0.73 −0.044<(R2Bb+R2Ba)/(R2Bb−
R2Ba)<1.8 広角端と任意のズーム位置における該第2A群と第2B
群との主点間隔を各々D2ABW,D2AB、ズーム比
をZとし、広角端から焦点距離fM(=fW×Z1/2 )
のズーム範囲内の少なくとも一部のズーム位置におい
て、 D2AB<D2ABW なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 【請求項2】 焦点距離fWM(=fW×Z1/4 )のズ
ーム位置における前記第2A群と第2B群との主点間隔
をD2ABWMとしたとき、 D2ABWM<D2ABW なる条件を満足することを特徴とする請求項1のズーム
レンズ。 - 【請求項3】 焦点距離fM(=fW×Z1/2 )のズー
ム位置における前記第2A群と第2B群の主点間隔をD
2ABMとしたとき、 D2ABM<D2ABW なる条件を満足することを特徴とする請求項1のズーム
レンズ。 - 【請求項4】 Fドロップの始まる全系の焦点距離をf
D、第2A群と第2B群の主点間隔をD2ABFとした
とき、 D2AB<D2ABW を満足する任意の主点間隔D2ABに関して D2AB<D2ABF なる条件を満足することを特徴とする請求項1のズーム
レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340502A JPH10161026A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | ズームレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340502A JPH10161026A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | ズームレンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10161026A true JPH10161026A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18337589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8340502A Pending JPH10161026A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | ズームレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
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