JPH10160557A - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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JPH10160557A
JPH10160557A JP8337562A JP33756296A JPH10160557A JP H10160557 A JPH10160557 A JP H10160557A JP 8337562 A JP8337562 A JP 8337562A JP 33756296 A JP33756296 A JP 33756296A JP H10160557 A JPH10160557 A JP H10160557A
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JP
Japan
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hopper
gate
frame member
main body
weighing device
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JP8337562A
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English (en)
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Masatoshi Imanaka
正俊 今中
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部が開口され、下部に排出口が設けられた
ホッパ本体と、上記開部排出口を開閉するゲートとが備
えられたホッパを有する計量装置において、上記ホッパ
の構造を容易に細かく分解できるように改良することを
課題とする。 【解決手段】 ホッパ本体20とケーシング22とをそ
の自重でフレーム部材21に内嵌する。フレーム部材2
1とケーシング22とに軸部材31,31,33,3
3,38を挿通し、ホッパ本体20で抜け止めする。軸
部材31,31,33,33に一対のゲート34,35
を揺動可能に軸支すると共に、軸部材38にこれらのゲ
ート34,35を揺動させる被操作レバー43を回動可
能に軸支する。その結果、ホッパ本体20をフレーム部
材21から抜き取ると軸部材31,31,33,33が
抜き取り可能となり、ゲート34,35や被操作レバー
43を分離することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計量装置、特に、
被計量物が給排されるホッパが備えられた計量装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば各種物品の自動計量に用いられる
組合せ計量装置は、特開平8−145769号公報、特
開平7−198465号公報、特開平7−55543号
公報、あるいは特開平6−43012号公報等に開示さ
れているように、計量装置の本体に多数の計量ホッパを
備え、これらのホッパのそれぞれに被計量物を分散供給
してその重量を計量すると共に、該計量値に基づいて組
合せ演算を行ない、その結果、組合せ加算値が所定の目
標重量値に一致するか、又は例えば該目標重量値を下回
らない範囲内で最も近い値となる組合せを求めて、この
最適組合せに該当した計量ホッパのみから被計量物を排
出集合させることにより、上記目標重量又はこれに最も
近い重量の商品を得るように構成されたものである。ま
た、この種の計量装置では、上記各公報にも開示されて
いるように、計量ホッパの直上方に配置され、該計量ホ
ッパから被計量物が排出されたときに次の組合せ演算に
参加する被計量物を直ちに補給するプールホッパが備え
られる場合もある。
【0003】このように、この種の計量装置には多数の
ホッパが備えられるが、その場合に、ゲート式と呼ばれ
るホッパが使用されることがある。このゲート式ホッパ
は、上記各公報にも開示されているように、上部が被計
量物の落下供給される供給口として開口され、且つ、下
部が被計量物の落下排出される排出口として開口された
ホッパ本体と、上記下部排出口を開閉するように揺動可
能に備えられたゲートとを有し、ホッパ本体の上部供給
口を介して供給された被計量物を上記ゲートの揺動操作
により下部排出口から排出するように構成されたもので
ある。また、このとき、上記ゲートとして、単一のゲー
ト部材のみを備えて、該ゲート部材が揺動することによ
ってホッパ本体の下部排出口を開閉するものと、一対の
ゲート部材を備えて、該ゲート部材が相互に対接離反す
るように揺動することによってホッパ本体の下部排出口
を開閉するものとが知られている。
【0004】そして、このようなゲート式ホッパにおけ
るゲートの揺動操作、換言すればホッパの開閉操作は、
一般に、ホッパ側に設けられたリンク機構等を介して行
なわれる。すなわち、例えば実公平7−6502号公報
には、計量装置の本体側に駆動源としてのモータを備
え、このモータの回転軸にカムを取り付けると共に、該
カムの回転に連動して揺動する操作レバーを計量装置本
体の側面から突出させて設ける一方で、ホッパ側にはリ
ンク機構をゲートと連結させて備え、このホッパを上記
操作レバーとリンク機構とが係合するように計量装置本
体に取り付けて、上記操作レバーの揺動でリンク機構が
操作され、これによりゲートが揺動してホッパが開閉す
る構成が開示されている。また、例えば実開平6−58
328号公報には、計量装置の本体側から進退するプッ
シュロッドを備え、このプッシュロッドでホッパ側のリ
ンク機構を操作することにより、上記ゲートを揺動させ
る構成が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
計量装置においては、スナック菓子や野菜等の等の食品
を扱う場合も多く、また被計量物が飛散し易いため、ホ
ッパの定期清掃や定期点検が不可欠となる。しかしなが
ら、従来の計量装置に備えられるホッパにおいては、上
記のように、駆動モータや操作レバー又はプッシュロッ
ド等の操作部材が計量装置の本体側に備えられているも
のの、ホッパ本体、ゲート、及び上記操作部材で操作さ
れるリンク機構等が全て一体化されて組み付けられてい
たので、このホッパの清掃作業やメンテナンス作業が行
ない難く、手間取るという問題があった。さらに、対接
離反する二つのゲート部材を有するものにおいては、部
品点数が増え、且つ、リンク機構が複雑化して、一層問
題が大きい。
【0006】そこで、本発明は、被計量物が給排される
ホッパの構造をなるべく容易に細かく分解できるように
改良して、その清掃作業やメンテナンス作業が行ない易
くされた計量装置の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願各発明はそれぞれ次のような構成とされている。
【0008】すなわち、本願の特許請求の範囲における
請求項1に記載の発明(以下「第1発明」という。)
は、上部が開放され下部に排出口が設けられたホッパ本
体と、揺動することによりこのホッパ本体の下部排出口
を開閉するゲートとを有するホッパが備えられた計量装
置であって、上記ホッパ本体が、筒状のフレーム部材に
着脱可能に内嵌されていると共に、上記ゲートが、この
フレーム部材に揺動可能に備えられ、且つ、このフレー
ム部材が、計量装置の本体側に着脱可能に係止されてい
ることを特徴とする。
【0009】この第1発明によれば、ホッパ本体がフレ
ーム部材に着脱可能とされているのでホッパ本体とフレ
ーム部材とを分離することができる。このときゲートが
フレーム部材に備えられているので、結局、該ゲートと
して単一のゲート部材のみを備える場合ではホッパ本体
とその単一のゲート部材とを分離することができ、ま
た、一対のゲート部材を備える場合ではホッパ本体とそ
の一対のゲート部材とを分離することができる。また、
フレーム部材が計量装置の本体側に着脱可能とされてい
るのでホッパを計量装置の本体から取り外しすることが
できる。
【0010】また、請求項2に記載の発明(以下「第2
発明」という。)は、上記第1発明において、ゲートは
フレーム部材に挿通された軸部材で揺動可能に軸支され
ていると共に、この軸部材が、上記フレーム部材にホッ
パ本体が内嵌されているときは該ホッパ本体によって抜
け止めされ、上記フレーム部材からホッパ本体が取り外
されたときには抜け止めが解除されてフレーム部材から
抜き取り可能となることを特徴とする。
【0011】この第2発明によれば、フレーム部材から
ホッパ本体が取り外されたときには軸部材がフレーム部
材から抜き取り可能とされているので、結局、ゲートと
して単一のゲート部材のみを備える場合ではフレーム部
材と軸部材とその単一のゲート部材とを分離することが
でき、また、一対のゲート部材を備える場合ではフレー
ム部材と軸部材とその一対のゲート部材とを分離するこ
とができる。
【0012】そして、同じく請求項3に記載の発明(以
下「第3発明」という。)は、上記第2発明において、
ゲートは相互に対接離反するように揺動することにより
ホッパ本体の下部排出口を開閉する一対のゲート部材か
らなると共に、これらのゲート部材の揺動機構が、計量
装置の本体側に設けられた操作部材と、ホッパ側に備え
られ、該ホッパがフレーム部材を介して計量装置の本体
に装着されたときに上記操作部材と係合して該操作部材
で揺動操作される被操作部材とを有し、この被操作部材
に一方のゲート部材が連結され且つ他方のゲート部材が
係合されて、この被操作部材の揺動によってこれら一対
のゲート部材がそれぞれ揺動するように構成されてお
り、且つ、この被操作部材がフレーム部材に挿通された
軸部材で揺動可能に軸支されていると共に、この軸部材
が、上記フレーム部材にホッパ本体が内嵌されていると
きは該ホッパ本体によって抜け止めされ、上記フレーム
部材からホッパ本体が取り外されたときには抜け止めが
解除されてフレーム部材から抜き取り可能となることを
特徴とする。
【0013】この第3発明によれば、特に、ゲートとし
て一対のゲート部材を備える場合において、被操作部材
に他方のゲート部材が係合されているので被操作部材と
他方のゲート部材とを分離することができる。このとき
被操作部材に一方のゲート部材が連結されているので、
結局、ゲートとして一対のゲート部材を備える場合にお
いて、その一対のゲート部材同士を分離することができ
る。また、フレーム部材からホッパ本体が取り外された
ときには上記被操作部材の軸部材がフレーム部材から抜
き取り可能とされているのでフレーム部材と軸部材と被
操作部材とを分離することができる。なお、このときさ
らに被操作部材と一方のゲート部材とを分離可能として
もよい。
【0014】以上のように、本発明によれば、ホッパを
計量装置本体から取り外すことができると共に、ホッパ
本体をフレーム部材から抜き取るだけで、このホッパ
を、ホッパ本体と、フレーム部材と、単一のゲート部材
と、又は一方のゲート部材と他方のゲート部材と、これ
らのゲートの軸部材と、被操作部材と、この被操作部材
の軸部材とに容易に細かく分解することができて、清掃
作業やメンテナンス作業が行ない易くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】まず、図1の概略側面図に基づいて、この
実施の形態における計量装置の全体構成を説明すると、
当該計量装置1は、スナック菓子や野菜等の各種物品の
自動計量に用いられる組合せ計量装置であって、中央に
位置する柱状の計量装置本体2と、この本体2の上部に
備えられた被計量物(図示せず)の分散供給装置3と、
上記本体2の周囲に備えられたホッパ装置4と、上記本
体2を下方から支持すると共に上記ホッパ装置4から落
下排出された被計量物を集合させる集合装置5とからな
る。
【0017】集合装置5は、当該組合せ計量装置1の電
源部や、演算装置、あるいは制御装置等を収容する基台
6を有し、該基台6の中央部には開口7が設けられてい
る。この開口7の上部分は内方向に向けての下り傾斜面
とされており、該傾斜面を介して漏斗形状の集合シュー
ト8が上記開口7内に設置されている。そして、上記ホ
ッパ装置4から落下排出された被計量物がこの集合シュ
ート8によって下方に滑落されて該シュート8の下部排
出口9に集合される。
【0018】集合シュート8の内面には複数の支持部材
10…10が取り付けられ、これらの支持部材10…1
0によって計量装置本体2の下部が支持され、これによ
り、該本体2が集合シュート8の中央部上方に据え付け
られている。なお、これらの支持部材10…10は、基
台6側の電源と、計量装置本体2側の上記分散供給装置
3やホッパ装置4とに渡って配設された通電コード等を
通すダクト部材としての機能を兼ねている。
【0019】分散供給装置3は、上記計量装置本体2の
上面中央部に配置された分散テーブル11と、同じく計
量装置本体2の上面に配置され、上記分散テーブル11
から外方向に向けて放射状に延びる12個の供給トラフ
12…12とを有する。これらの分散テーブル11及び
供給トラフ12…12は、加振器によって振動が加えら
れる加振式構造のものであって、その振動により、分散
テーブル11上に投下された被計量物が該テーブル11
から周囲の各供給トラフ12…12に分散されたのち、
これらの各トラフ12…12に沿って外方向に移動され
て該トラフ12…12の外方突端部から下方に落下排出
される。
【0020】なお、この分散供給装置3には、上方向に
向けて立設された3個のハンドル部材13…13及び該
ハンドル部材13…13に渡って架設されたリング部材
14が一体に設けられ、これらのハンドル部材13…1
3やリング部材14を手に持って、この分散供給装置3
全体をそのカバー部材15ごと計量装置本体2からワン
タッチで取り外すことができるようになっている。
【0021】ホッパ装置4は、上記計量装置本体2の周
面上部において、上記各供給トラフ12…12の外方突
端部のそれぞれ直下方に位置するようにして円周上に配
置された12個のプールホッパ16…16と、同じく計
量装置本体2の周面において、上記各プールホッパ16
…16のそれぞれ直下方に位置するようにして円周上に
配置された12個の計量ホッパ17…17とを有する。
これらのプールホッパ16…16及び計量ホッパ17…
17は、次に述べるように上部と下部とが開口されたホ
ッパ本体の該下部排出口にゲートが揺動可能に備えられ
たゲート式構造のものであって、そのゲートの往復揺動
運動により下部排出口が開閉し、上記供給トラフ12…
12からプールホッパ16…16に落下供給された被計
量物が該プールホッパ16…16から計量ホッパ17…
17に、さらに該計量ホッパ17…17から前述の集合
シュート8に落下排出される。
【0022】そして、当該計量装置1は、ここで各計量
ホッパ17…17に分散供給された被計量物の重量を計
量したのち、該計量値をいろいろなパターンで組み合わ
せて加算値を求め、その結果、組合せ加算値が得るべき
商品の正味重量等の目標重量値に一致するか又は該目標
重量値を下回らない範囲内で最も近い値となるような最
適な組合せに該当した計量ホッパ17…17のみからそ
の被計量物を落下排出させて集合シュート8の下部排出
口9に集合させるようになっている。
【0023】なお、上記の組合せ演算の手法及びその実
行に必要な制御装置等については一般に周知であり、ま
た本発明の特徴とするところでもないので、これ以上の
詳しい説明は省略する。
【0024】次に本発明の特徴部分である上記ホッパ1
6…16,17…17の構造について説明する。なお、
プールホッパ16…16と計量ホッパ17…17とで
は、そのホッパ本体の形状が一部異なるだけで全体構成
は同じであるので、以下の説明においてはそのうちの一
つのプールホッパ16を例にとることにする。
【0025】図2は、このプールホッパ16を当該計量
装置1の外方側から見た正面図であり、実線で開いた状
態を、鎖線で閉じた状態を示している。図3は、逆にこ
のプールホッパ16を当該計量装置1の内方側から見た
背面図であり、閉じた状態のみを示している。図4は、
上記図3のア−ア線における平断面図であり、図面上、
上がホッパ16の正面側である。図5は、上記図4のイ
−イ線における縦断面図であり、ホッパの開閉機構、つ
まりゲートの揺動操作機構の閉じた状態を示している。
図6は、図5と同様にして、開いた状態を示している。
【0026】図示したように、このプールホッパ16
は、上部が供給トラフ12…12から落下供給される被
計量物の供給口18として開口され、且つ、下部が計量
ホッパ17…17に落下排出する被計量物の排出口19
として開口されたホッパ本体20を備える。ホッパ本体
20の上部は上方に向けて拡大傾斜して平面視四角形状
の上部供給口18を形成し、中間部は平断面四角形の筒
状とされ、下部は下方に向けて先細りの逆三角形状の正
面側及び背面側の二つの縦壁のみ有して右側面側及び左
側面側に渡って正面視V字状の下部排出口19を形成す
る。ここで、プールホッパ16と計量ホッパ17とで
は、このホッパ本体20における上部の形状が異なった
ものとされている(図1参照)。
【0027】ホッパ本体20の中間部には筒状のフレー
ム部材21が外嵌されている。その場合に、このフレー
ム部材21の内部背面寄りには、さらに、後に述べるゲ
ート部材の揺動機構を収容するケーシング22が内嵌さ
れており、ホッパ本体20は、これらのフレーム部材2
1とケーシング22との間で挟まれた状態で内嵌されて
いる。また、ホッパ本体20は、その中間部と拡大傾斜
する上部との境目の曲折点にフレーム部材21及びケー
シング22の上縁部が当接することによって、該フレー
ム部材21及びケーシング22に対して自重により係止
されている。したがって、ホッパ本体20は、これをフ
レーム部材21に上方から挿通又は上方に抜き取ること
によって、該フレーム部材21に対して容易に着脱する
ことができるようになっている。
【0028】一方、図3に示すように、フレーム部材2
1の背面側には二つのハンガースリット23,23がそ
れぞれ所定の位置に設けられていると共に、図4、図7
あるいは図1に示すように、計量装置本体2の周面にお
ける各ホッパの取付部位にはプレート部材24…24が
備えられ、各プレート部材24には上記ハンガースリッ
ト23,23と対応して係合し得る二本のピン部材2
5,25が突設されて、フレーム部材21は、これらの
ハンガースリット23,23とピン部材25,25との
係合を介して計量装置本体2に対して着脱可能とされて
いる。
【0029】このフレーム部材21の背面寄りに内嵌さ
れたケーシング22は、相互に外内方向対称に形成され
た正面側ケース26と背面側ケース27との組合せでな
ると共に、各ケース26,27の下部にはそれぞれ左右
一対の二つの孔29,29;30,30が形成されて、
該孔29,30;29,30に比較的長寸法の左右一対
の二本の軸部材31,31が挿通されて軸受けされた状
態で正面側ケース26と背面側ケース27とに渡って架
設されている。その場合に、これらの孔29,29;3
0,30のうち、正面側ケース26の孔29,29は、
内嵌されるホッパ本体20と対接する面において拡径し
た段付形状とされており、この拡径部に軸部材31,3
1の扁平円形頭部がケーシング22の外周面から突出せ
ず略面一に着座して、この状態でホッパ本体20により
抜け止めされている。
【0030】また、フレーム部材21の正面側にもその
下部に左右一対の二つの孔32,32が形成され、該孔
32,32に比較的短寸法の左右一対の二本の軸部材3
3,33が挿通されて軸受けされた状態で正面方向に突
出して設けられている。その場合に、これらの孔32,
32も、内嵌されるホッパ本体20と対接する面におい
て拡径した段付形状とされており、この拡径部に軸部材
33,33の扁平円形頭部がフレーム部材21の内周面
から突出せず略面一に着座して、この状態でホッパ本体
20により抜け止めされている。
【0031】そして、これらの左右一対の軸部材31,
33;31,33に、上記V字状下部排出口19の右側
面側又は左側面側をそれぞれ開閉する第一ゲート部材3
4又は第二ゲート部材35が各支持ブラケット36,3
7を介して揺動可能に軸支されている。これらの第一、
第二のゲート部材34,35は図2に示す矢印A,B方
向に相互に左右対称に対接離反する往復揺動運動をし、
同図に鎖線で、又は図3、図5に示すように矢印A方向
に揺動したときにはホッパ本体20の下部排出口19が
閉じられ、逆に同図に実線で、又は図6に示すように矢
印B方向に揺動したときにはホッパ本体20の下部排出
口19が開かれるようになっている。
【0032】次に、ゲート部材34,35をこのように
往復揺動運動させる機構、つまりホッパの開閉機構につ
いて説明する。
【0033】図4ないし図6に示すように、上記ケーシ
ング22には、ゲート部材34,35を軸支するための
軸部材31,31及び孔29,29,30,30に加え
て、これらの間でやや第二ゲート部材35寄りの位置に
第三の軸部材38及び孔39,40が略同じ高さで設け
られている。これらの孔39,40のうち、正面側ケー
ス26の孔39は、他の正面側ケース26の孔29,2
9と同様、内嵌されるホッパ本体20と対接する面にお
いて拡径した段付形状とされており、この拡径部に軸部
材38の扁平円形頭部がケーシング22の外周面から突
出せず略面一に着座して、この状態でホッパ本体20に
より抜け止めされている。そして、この軸部材38に所
定形状の被操作レバー41が回動可能に軸支されてい
る。
【0034】この被操作レバー41は中心部にボス部4
2を有し、該ボス部42が正面側ケース26と背面側ケ
ース27との間において上記軸部材38に外嵌されてい
ると共に、このボス部42に該ボス部42を挟んでそれ
ぞれ上下方向に延びる上方延設部43と下方延設部44
とが一体に設けられた構成とされている。これらのうち
上方延設部43には、次に述べる第一ゲート部材34の
ローラ50が転動可能に係合する係合溝45が形成さ
れ、また、下方延設部44には、同じく次に述べる計量
装置本体2側に備えられた操作レバー55の係合溝56
に転動可能に係合するローラ46が台部47を介して背
面方向に突出して設けられている。
【0035】また、第一ゲート部材34の支持ブラケッ
ト36においてケーシング22側の軸部材31で軸支さ
れる部位にもボス部48が設けられ、このボス部48に
該ボス部48からゲート部材34を取り付けた支持ブラ
ケット36と反対方向側に延びるアーム部49が一体に
形成されて、このアーム部49に備えられたローラ50
が上記被操作レバー41の係合溝45に転動可能に係合
している。
【0036】さらに、同じく第二ゲート部材35の支持
ブラケット37においてケーシング22側の軸部材31
で軸支される部位にもボス部51が設けられ、このボス
部51に該ボス部51からゲート部材35を取り付けた
支持ブラケット37と反対方向側に延びるアーム部52
が一体に形成されて、このアーム部52の先端部と上記
被操作レバー41の上方延設部43の先端部とがリンク
53で連結されている。
【0037】一方、図7に示すように、計量装置本体2
の周面におけるプレート部材24の斜め下方には、該本
体2内部に収容された図示しないモータ等の駆動源によ
って支軸54を中心に矢印C,D方向に揺動する操作レ
バー55が備えられ、この操作レバー55の先端部には
上記被操作レバー41の下方延設部44に設けられたロ
ーラ46が転動可能に係合する係合溝56が形成されて
いる。
【0038】そして、前述のように、フレーム部材21
がその背面側に形成されたハンガースリット23,23
とプレート部材24に突設されたピン部材25,25と
の係合を介して計量装置本体2に装着されたときに、上
記操作レバー55の係合溝56と被操作レバー41のロ
ーラ46とが係合し、これにより、操作レバー55が矢
印C方向に揺動したときには被操作レバー41の上方延
設部43が図5に示すように矢印E方向に揺動してホッ
パ本体20の下部排出口19が閉じられ、逆に操作レバ
ー55が矢印D方向に揺動したときには被操作レバー4
1の上方延設部43が矢印F方向に揺動して図6に示す
ようにホッパ本体20の下部排出口19が開かれるよう
になっている。
【0039】以上のような構成により、このホッパ16
は計量装置本体2から取り外して細かく分解することが
できる。
【0040】すなわち、いま、ホッパ16が全ての構成
部材が組み付けられた状態で計量装置本体2に装着され
ているとすると、まず、フレーム部材21を少し持ち上
げて手前に引き抜くことによりハンガースリット23,
23とピン部材25,25との係合が解除されてこのホ
ッパ16を計量装置本体2から容易に取り外すことがで
きる。
【0041】次に、ホッパ本体20を上方に抜き取るこ
とによりこのホッパ本体20をフレーム部材21から分
離することができる。その場合に、第一、第二のゲート
部材34,35を軸支する軸部材31,31,33,3
3及び被操作レバー41を軸支する軸部材38が、ホッ
パ本体20が抜き取られたことによって抜け止めが解除
され、それぞれフレーム部材21の内方向に抜き取り可
能となり、これらの軸部材31,31,33,33,3
8を抜き取ることによって、第一ゲート部材34と第二
ゲート部材35とをフレーム部材21から取り外すこと
ができ、且つ、相互に分離することができる。
【0042】その結果、このホッパ16は、計量装置本
体2から容易に取り外すことができると共に、ホッパ本
体20をフレーム部材21から抜き取るだけで、ホッパ
本体20と、フレーム部材21と、第一ゲート部材34
と、第二ゲート部材35と、これらのゲート部材34,
35の軸部材31,31,33,33と、被操作レバー
41の軸部材38とに容易に細かく分解され、清掃作業
やメンテナンス作業が行ない易くなる。
【0043】なお、このとき被操作レバー41と第二ゲ
ート部材35とを連結するリンク53を分解可能とし
て、該被操作レバー41と第二ゲート部材35とをさら
に分離するようにしてもよい。その場合には、例えば、
リンク軸100,100には拡径の頭部を形成せず、そ
して該リンク軸100,100の長さを略ケーシング2
2の幅いっぱいとしてリンク軸100,100の両端部
が正面側ケース26及び背面側ケース27の内面を摺動
するように構成するとよい。これにより、ケーシング2
2をフレーム部材21から抜き取って正面側ケース26
と背面側ケース27とに分解したときに、リンク軸10
0,100を被操作レバー41及び第二ゲート部材35
から抜き取ることができ、リンクプレートを外して被操
作レバー41と第二ゲート部材35とをさらに分離する
ことが可能となる。
【0044】なお、計量ホッパ17…17に対するプレ
ート部材24…24は計量装置本体2の周面に直接取り
付けられず、該本体2の内部に収容されたロードセル等
で構成される計量器に懸架されていると共に、操作レバ
ー55…55ないしその駆動源等もプレート部材24…
24に備えられて、全ての荷重が計量器に負荷されるよ
うになっている。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホッパを計量装置本体から取り外すことができると共
に、ホッパ本体をフレーム部材から抜き取るだけで、こ
のホッパを、ホッパ本体と、フレーム部材と、単一のゲ
ート部材と、又は一方のゲート部材と他方のゲート部材
と、これらのゲートの軸部材と、被操作部材と、この被
操作部材の軸部材とに容易に細かく分解することができ
て、清掃作業やメンテナンス作業が行ない易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る計量装置の全体構成を示す概略
側面図である。
【図2】 同計量装置の周面に備えられたホッパの一部
切欠き正面図である。
【図3】 同ホッパの一部切欠き背面図である。
【図4】 図3のア−ア線における平断面図である。
【図5】 同ホッパが閉じた状態におけるホッパの開閉
機構を示す図4のイ−イ線における一部切欠き縦断面図
である。
【図6】 同ホッパが開いた状態におけるホッパの開閉
機構を示す図4のイ−イ線における一部切欠き縦断面図
である。
【図7】 同計量装置本体の周面におけるホッパ取付部
位の拡大図である。
【符号の説明】
1 計量装置 2 計量装置本体 4 ホッパ装置 16 プールホッパ 17 計量ホッパ 18 上部供給口 19 下部排出口 20 ホッパ本体 21 フレーム部材 22 ケーシング 31,33,38 軸部材 34,35 ゲート部材 41 被操作レバー 55 操作レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開放され下部に排出口が設けられ
    たホッパ本体と、揺動することによりこのホッパ本体の
    下部排出口を開閉するゲートとを有するホッパが備えら
    れた計量装置であって、上記ホッパ本体が、筒状のフレ
    ーム部材に着脱可能に内嵌されていると共に、上記ゲー
    トが、このフレーム部材に揺動可能に備えられ、且つ、
    このフレーム部材が、計量装置の本体側に着脱可能に係
    止されていることを特徴とする計量装置。
  2. 【請求項2】 ゲートはフレーム部材に挿通された軸部
    材で揺動可能に軸支されていると共に、この軸部材が、
    上記フレーム部材にホッパ本体が内嵌されているときは
    該ホッパ本体によって抜け止めされ、上記フレーム部材
    からホッパ本体が取り外されたときには抜け止めが解除
    されてフレーム部材から抜き取り可能となることを特徴
    とする請求項1に記載の計量装置。
  3. 【請求項3】 ゲートは相互に対接離反するように揺動
    することによりホッパ本体の下部排出口を開閉する一対
    のゲート部材からなると共に、これらのゲート部材の揺
    動機構が、計量装置の本体側に設けられた操作部材と、
    ホッパ側に備えられ、該ホッパがフレーム部材を介して
    計量装置の本体に装着されたときに上記操作部材と係合
    して該操作部材で揺動操作される被操作部材とを有し、
    この被操作部材に一方のゲート部材が連結され且つ他方
    のゲート部材が係合されて、この被操作部材の揺動によ
    ってこれら一対のゲート部材がそれぞれ揺動するように
    構成されており、且つ、この被操作部材がフレーム部材
    に挿通された軸部材で揺動可能に軸支されていると共
    に、この軸部材が、上記フレーム部材にホッパ本体が内
    嵌されているときは該ホッパ本体によって抜け止めさ
    れ、上記フレーム部材からホッパ本体が取り外されたと
    きには抜け止めが解除されてフレーム部材から抜き取り
    可能となることを特徴とする請求項2に記載の計量装
    置。
JP8337562A 1996-12-02 1996-12-02 計量装置 Pending JPH10160557A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014235141A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 大和製衡株式会社 組合せ秤
JP2017015600A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 大和製衡株式会社 ホッパ及びこれを備えた組合せ秤

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JP2014235141A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 大和製衡株式会社 組合せ秤
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