JPH10160410A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JPH10160410A
JPH10160410A JP8316356A JP31635696A JPH10160410A JP H10160410 A JPH10160410 A JP H10160410A JP 8316356 A JP8316356 A JP 8316356A JP 31635696 A JP31635696 A JP 31635696A JP H10160410 A JPH10160410 A JP H10160410A
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JP
Japan
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correlation value
waveform
image
subject
minimum value
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Withdrawn
Application number
JP8316356A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nakamura
研史 中村
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/979,550 priority patent/US5940634A/en
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/36Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体がAF制御可能な最近接距離よりも近
接していることを正確に検出する。 【解決手段】 AFセンサ9で得られた基準画像及び参
照画像の画素データはメモリ122に記憶される。相関
値演算部124で参照画像を1画素単位でシフトしつつ
各シフト位置で参照画像と基準画像との一致度を示す相
関値が演算される。極小値演算部125では相関値列の
極小値が検出され、波形解析部126ではAF制御可能
領域を越える測距可能な近接シフト領域での相関値列の
波形が解析される。そして、極小値の位置が近接シフト
領域にあるとき、又は近接シフト領域で相関値列が単調
減少のときは近接警告が行なわれる。極小値の位置が近
接シフト領域を越える測距不能領域にある場合も波形解
析部126でこれを検出し、正確に近接警告が行なえる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体からの反射
光を受光して得られる被写体像を用いて被写体までの距
離に関する情報を検出する、いわゆる外光型パッシブ方
式の測距装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンパクトカメラ等のレンズ一体型カメ
ラにおいては、ファインダー光学系に隣接して、一対の
ラインセンサとこれらのラインセンサにファインダー内
に設けられた測距フレーム内に含まれる被写体像を結像
させる測距用対物レンズとからなる外光型パッシブ方式
の測距装置が設けられている。
【0003】上記測距装置の測距原理は、基本的に三角
測距法によるもので、一方のラインセンサで取り込まれ
た画像に対する他方のラインセンサで取り込まれた画像
の相対的な位置のずれ量を検出し、このずれ量を用いて
被写体距離を算出するものである。
【0004】図10は、従来の外光型パッシブ方式の測
距装置の測距原理を示す図である。測距装置20内には
被写体像を電気信号に光電変換して取り込む一対のCC
Dラインセンサ21,22からなるAFセンサこのCC
Dラインセンサ21,22に被写体像を結像するレンズ
23,24とが設けられている。CCDラインセンサ2
2の撮像領域の画素数MはCCDラインセンサ21の撮
像領域の画素数Nより所定数rだけ多く設定されてい
る。
【0005】CCDラインセンサ21及びCCDライン
センサ22は同一ライン上に所定の間隔X0を設けて配
置されている。
【0006】CCDラインセンサ22で取り込まれた画
素数Mの画像GRからCCDラインセンサ21で取り込
まれた画像GL(以下、第1画像GLという。)を構成
する画素数Nと同一の画素数を有する一部画像を比較用
の第2画像として抽出するとすると、同図に示すよう
に、(r+1)個の第2画像GR(i)(i=0,1,…
r)が得られる。なお、各第2画像GR(i)は、画像G
Rの左端を基準位置とすると、この基準位置から画素数
iだけ右側にシフトして画素数Nの一部画像を抽出した
ものである。
【0007】そして、第1画像GLと(r+1)個の第
2画像GR(i)とを比較して両画像が一致する第2画像
GR(i)を算出し、この第2画像GR(i)の第1画像GL
に対するずれ量Xdを算出することにより被写体距離が
算出される。すなわち、測距装置20は、被写体が∞位
置にある場合、第1画像GLと第2画像GR(0)とが一
致するように調整されており、被写体が∞位置から近接
するのに応じて第1画像GLに一致する第2画像GR
(i)が右側にシフトするようになっている。従って、k
番目の第2画像GR(k)が第1画像GLに一致した場
合、第2画像GR(k)の画像GRにおける基準位置から
の距離をXiとすると、第1画像GLと第2画像GR
(k)とのずれ量Xdは(X0+Xi)で算出される。そ
して、∞位置に相当する被写体距離D0は予め設定され
ているので、この被写体距離D0、第1画像GLと第2
画像GR(0)間の距離X0及び第1画像GLと第2画像
GR(k)とのずれ量Xdを用いて被写体距離Dkが算出
される。
【0008】第1画像GLに一致する第2画像GR(k)
は、各第2画像GR(i)の第1画像GLに対する一致度
を示す相関値S(i)を算出することにより行なわれる。
すなわち、この相関値S(i)は、図11に示すように、
第1画像GLを構成する画素データg1(j)とこの画素
データに対応する位置(番号jの位置)の第2画像GR
(k)を構成する画素データg2(j+k)とのレベル差の絶対
値の総和Σ|g2(j+k)−g1(j)|で定義され、第2画
像GR(k)の位置を第1画像GLの基準位置からシフト
位置で表すとすると、図12に示すように、シフト位置
iに対する相関値S(i)の相関値列の波形の極小値Sm
を有する第2画像GR(k)が第1画像GLに一致する第
2画像として算出される。
【0009】なお、測距装置20はカメラのAF制御可
能な被写体距離範囲(以下、AF制御可能範囲とい
う。)の最近接距離よりも近接した範囲まで測距可能に
なされており、図12において、シフト領域w1は被写
体距離の検出可能な領域を示し、近接シフト領域w2
は、上記AF制御可能範囲よりも近接した被写体距離
(図10の近接範囲W)に相当する領域を示している。
【0010】上記外光型パッシブ方式の測距装置を備え
た従来のカメラにおいては、図11において、相関値列
の波形の極小値Smが近接シフト領域w2で検出された
ときは、AF制御ができないので、例えばAF制御にお
ける合焦状態を表示するLED表示を点滅させて被写体
がAF制御可能範囲より近接していることを示す警告
(以下、近接警告という。)を行なうようにしている。
また、相関値列の波形の極小値Smが検出されないとき
は、被写体距離が検出できないので、レリーズ禁止、測
距不能の警告表示等の所定の測距不能処理が行なわれる
ようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の近接
警告は、被写体がAF制御可能範囲より近接しているこ
とを撮影者に報知し、被写体距離を適切にすることによ
りAF制御可能になることを示すものであるから、相関
値列の極小値Smが近接シフト領域w2及びこの領域w
2よりも外側に生じる場合はできる限り近接警告するこ
とが望ましい。
【0012】しかし、上記従来の測距装置は、シフト領
域w1内で相関値列の極小値Smが検出できないとき
は、一律に測距不能処理を行なうようにしているため、
相関値列の極小値Smが近接シフト領域w2の外側に生
じる場合は近接警告されず、測距不能処理が行なわれる
こととなっている。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、相関値列の極小値が測距不能領域に生じる場合
にも確実にこれを検出して近接警告を行なうことのでき
る測距装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の画素を
ライン状に配列し、被写体像をそれぞれ光電変換して取
り込む一対の撮像手段と、上記撮像手段により取り込ま
れた一対の被写体像をシフトすることによりシフト位置
毎に一致度を示す相関値を演算する相関値演算手段と、
上記相関値演算手段で算出されたシフト位置に対する相
関値列の波形の極小値の検出を行なう極小値検出手段
と、上記相関値列の波形の極小値が検出されないとき、
焦点調節可能な被写体の距離範囲よりも近接した測距可
能な距離範囲に対応する近接シフト領域において上記相
関値列の波形が単調減少しているか否かを判別する判別
手段と、上記近接シフト領域において上記相関値列の波
形の極小値が検出されたとき若しくは相関値列の波形が
単調減少しているとき、被写体が焦点調節可能な被写体
の距離範囲よりも近接していることを警告する警告手段
とを備えたものである(請求項1)。
【0015】上記構成によれば、被写体の線状画像が第
1の撮像手段と第2の撮像手段とでそれぞれ取り込まれ
る。第1の撮像手段で取り込まれた第1の被写体像と第
2の撮像手段で取り込まれた第2の被写体像とが相対的
にシフトされて、各シフト位置毎に両被写体像の一致度
を示す相関値が算出される。この後、シフト位置に対す
る相関値列の波形の極小値の検出が行なわれ、極小値が
検出されないときは、更に近接シフト領域において、相
関値列の波形が単調減少しているか否かが判別される。
そして、近接シフト領域において相関値列の波形の極小
値が検出されたとき若しくは相関値列の波形が単調減少
しているとき、被写体が焦点調節可能な被写体の距離範
囲よりも近接していることが警告される。
【0016】また、本発明は、上記測距装置において、
上記判別手段は、最大シフト位置の1つ前のシフト位置
を含む少なくとも3個の連続した相関値列を用いて上記
近接シフト領域における相関値列の波形を判別するもの
である(請求項2)。
【0017】上記構成によれば、最大シフト位置の1つ
前のシフト位置を含む少なくとも3個の連続した相関値
列、すなわち、全シフト数をnとし、i番目のシフト位
置における相関値をS(i)とすると、少なくとも相関値
S(n-3),S(n-2),S(n-1)を用いて単調減少している
(すなわち、S(n-3)>S(n-2)かつS(n-2)>S(n-1)で
ある)か否かが判別され、単調減少しているときは、被
写体が焦点調節可能な被写体の距離範囲よりも近接して
いることが警告される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る測距装置を
備えたカメラの正面図である。カメラ1は、カメラ本体
2の正面略中央にズームレンズからなる撮影レンズ3を
有し、その斜め左上部に測光部4が設けられている。撮
影レンズ3のレンズ系内には複数枚のシャッタ羽根を組
み合わせてなるレンズシャッタが設けられている。ま
た、撮影レンズ3の上部に測距部5が設けられ、その右
側にファインダー対物窓6が設けられ、更にファインダ
ー対物窓6の下部に測距用の補助光発光窓7が設けられ
ている。
【0019】測光部4は、SPC等から成る受光素子を
備え、被写体からの光を受光して被写体の輝度データを
算出するものである。
【0020】測距部5は、図2に示すように、ファイン
ダーの視野枠8の略中央に感度領域81を有するAFセ
ンサ9を備え、上記感度領域81に含まれる被写体から
の反射光を受光して得られる画像情報を用いてカメラ1
から被写体までの距離(以下、被写体距離という。)D
(m)を検出するものである。なお、ファインダー内に
は視野枠8の中央に測距エリアを示すAFフレーム82
が表示されている。撮影者は、焦点を合わせたい被写体
がAFフレーム82内に含まれるようにフレーミングを
行ない、シャッタボタンを半押しすることによりその被
写体に対して焦点調節を行なうことができる。
【0021】測距部5は、図3に示すように、主として
一対のラインイメージセンサ91,92からなるAFセ
ンサ9とこれらのラインイメージセンサ91,92の前
方位置にそれぞれ配置された一対の微小レンズアレイ1
01,102からなるレンズ系11とからなる。ライン
イメージセンサ91,92は、同一ライン上に所定の間
隔を設けて配置されている。ラインイメージセンサ9
1,92は、例えば多数の電荷結合素子(以下、画素と
いう。)を線状に配列して成るCCDラインセンサから
成り、測距部5は、各ラインイメージセンサ91,92
で被写体像の一部を撮像し、両撮像画像を構成するデー
タ(各画素から出力されるデータ。以下、画素データと
いう。)を用いて被写体距離Dを検出する。
【0022】被写体距離Dは、ラインイメージセンサ9
1,92の内、ファインダー光学系12の光軸Lに近い
側のラインイメージセンサ91を第1撮像部、光軸Lに
遠い側のラインイメージセンサ92を第2撮像部とし、
第1撮像部で得られる線状画像と第2撮像部で得られる
線状画像との相対的な位置のずれ量から算出される。
【0023】補助光発光窓7は、低輝度時に被写体に向
けて被写体距離を測定するための補助光を発光する窓
で、その内部に近赤外LED等から成る発光素子とこの
発光素子からの発光を集光して被写体に投光するレンズ
とが配置されている。
【0024】図4は、本発明に係る測距装置の制御系を
示すブロック図である。同図において、制御部12は、
AF(自動焦点調節)、AE(自動露出調節)及びレリ
ーズ等のカメラ1の一連の撮影動作を集中制御するマイ
クロコンピュータからなり、測距制御も行うものであ
る。
【0025】制御部12は、A/D変換器121、メモ
リ122、タイミングジェネレータ123、相関値演算
部124、極小値検出部125、波形解析部126及び
被写体距離演算部127を有している。
【0026】A/D変換器121はAFセンサ9から読
み出された画素信号をデジタルの信号(以下、画素デー
タという。)に変換するものである。メモリ122はA
/D変換器121から入力される画素データ及び相関値
演算部124で演算された演算結果を記憶するメモリで
ある。メモリ122は、第1データエリア122a、第
2データエリア122b及び測距データエリア122c
を有し、第1データエリア122aにはラインイメージ
センサ91で受光された線状画像を構成する画素データ
が記憶され、第2データエリア122bにはラインイメ
ージセンサ92で受光された線状画像を構成する画素デ
ータが記憶される。また、測距データエリア122cに
は相関値演算部124で演算された演算結果が記憶され
る。
【0027】タイミングジェネレータ123はAFセン
サ9による被写体像の取込みを制御するためのタイミン
グ信号を生成するものである。タイミングジェネレータ
123は撮像動作を制御する制御信号(電荷蓄積時間を
制御する制御信号)を生成し、この制御信号をAFセン
サ9に出力するとともに、AFセンサ9から画素データ
を読み出すための読出クロックを生成し、この読出クロ
ックをAFセンサ9、A/D変換器121及びメモリ1
22に出力する。
【0028】相関値演算部124は第1撮像部で得られ
た線状画像(以下、基準画像という。)と第2撮像部で
得られた線状画像から画素位置をライン方向にシフトし
て抽出される基準画像と同一画素数の複数の一部線状画
像(以下、参照画像という。)との一致度を示す相関値
を演算するものである。すなわち、図5に示すように、
第1撮像部で得られた基準画像GLに画素データg1
(0)〜g1(n-1)が含まれ、第2撮像部で得られた線状画
像GRに画素データg1(0)〜g1(n+r-1)が含まれてい
るとすると、基準画像GLは画素データg1(0)〜g1
(n-1)で構成されている。また、線状画像GRの左端位
置を基準位置とし、この基準位置から画素数iだけ右方
向にシフトして得られる基準画像と同一画素数nの参照
画像をGR(i)(i=0,1,…r)とすると、参照画
像GR(i)は画素データg2(i)〜g2(i+n)で構成され
ている。
【0029】なお、画素データg1(k)は基準画像GL
の各画素位置に左端位置から右方向に0,1,2,…の
番号を付与した場合の番号kの画素位置の画素データを
示している。同様に画素データg2(k)は線状画像GR
の各画素位置に左端位置から右方向に0,1,2,…の
番号を付与した場合の番号kの画素位置の画素データを
示している。
【0030】なお、本実施の形態では、参照画像GR
(i)を1画素ピッチずつシフトさせて抽出しているが、
2画素ピッチ乃至数画素ピッチずつシフトさせて参照画
像GR(i)を抽出するようにしてもよい。
【0031】基準画像GLと参照画像GR(i)間の相関
値S(i)は、基準画像GLを構成する画素データg1(j)
とこの画素データに対応する位置(番号(j+i)の位
置)の参照画像GR(i)を構成する画素データg2(j+i)
とのレベル差の絶対値の総和Σ|g2(j+i)−g1(j)|
(j=0,1,…n−1)で定義され、相関値S(i)は
シフト位置iにおける相関値を示している。そして、相
関値演算部124では全てのシフト位置における基準画
像GLと参照画像GR(i)間の相関値S(i)が演算され、
この演算結果はメモリ122に記憶される。
【0032】極小値検出部125は相関値演算部124
で算出された各シフト位置iに対する相関値S(i)から
なる相関値列波形の極小値Smを検出するとともに、こ
の極小値Smを有するシフト位置を検出するものであ
る。
【0033】すなわち、相関値演算部124では、図6
に示すようなシフト数iに対する相関値S(i)のデータ
が得られる。なお、図6において、横軸のAF制御可能
領域(A)はカメラ1のAF制御可能な被写体距離範囲
(a)(以下、AF制御範囲(a)という。)に対応す
るシフト数iの範囲であり、近接シフト領域(B)はA
F制御範囲(a)よりも近接した測距可能な被写体距離
範囲(b)(以下、近接範囲(b)という。)に対応す
るシフト数iの範囲であり、測距不能領域(C)は最大
シフト数rを越えているため、測距できない領域であ
る。
【0034】被写体Qが接近するのに応じて基準画像G
Lに一致する参照画像GR(i)のシフト位置iは大きく
なるから、近接シフト領域(B)は所定のシフト数qか
ら最大シフト数rの範囲となり、シフト数qはAF制御
可能なシフト領域の最大シフト数となる。また、測距不
能領域(C)は、近接シフト領域(B)の外側となるか
ら、近接範囲(b)よりも近接した被写体距離範囲
(c)(以下、測距不能範囲(c)という。)に対応し
ている。
【0035】極小値検出部125は、例えば隣接する2
個の相関値S(i),S(i+1)の変化量の符号を判別し、S
(i-1)−S(i)<0かつS(i)−S(i+1)>0であれば、シ
フト数iを相関値列の波形の極小値Smのシフト位置と
して検出する。図6の例ではS(r-1)−S(r-2)<0かつ
S(r)−S(r-1)>であるから、相関値S(r-1)が極小値
Smとして検出され、シフト数(r−1)が極小値Sm
のシフト位置として検出される。
【0036】波形解析部126は近接シフト領域(B)
における相関値列の波形を解析し、被写体が近接範囲
(b)及び測距不能範囲(c)に位置しているか否かを
判別するものである。相関値列の波形の極小値Smが検
出されると、その極小値Smに対するシフト位置i若し
くはその近傍位置(i+Δi)(但し、Δi<画素ピッ
チPx,図6のSm′位置参照)に基準画像GLと一致
する参照画像GR(i)又はGR(i+Δi)が存在するから、
極小値Smが近接シフト領域(B)で検出される場合
は、この検出結果により被写体が近接範囲(b)に存在
することが判別される。しかし、図7に示すように、極
小値Smが近接シフト領域(B)では検出されず、測距
不能領域(C)で検出されると推定される場合は、極小
値Smを検出する方法では被写体が近接範囲(b)又は
測距不能範囲(c)に存在していることを検出すること
はできない。
【0037】波形解析部126は近接シフト領域(B)
における相関値列の波形を解析し、その波形が単調減少
していることを検出することにより被写体が近接範囲
(b)又は測距不能範囲(c)に存在していることを検
出する。すなわち、波形解析部126は、極小値検出部
125による隣接する2個の相関値S(i),S(i+1)の変
化量の符号の判別結果に基づき、近接シフト領域(B)
における少なくとも相関値S(r-2),S(r-1),S(r)間
の変化がS(r-2)−S(r-1)<0かつS(r-1)−S(r)<0
であれば、相関値列の波形が単調減少していると判断し
てこれを検出する。
【0038】なお、通常、相関値演算の精度を高めるた
めに補間演算が行なわれる。相関値演算では、第1撮像
部の基準画像GLに対して第2撮像部の参照画像GR
(i)を1画素ピッチずつシフトしつつ両画像の一致度を
示す相関値S(0)〜S(r)を演算しているので、相関値列
の波形の極小値Sm′が画素ピッチ間に生じた場合、そ
の極小値Sm′から算出される基準画像GLと参照画像
GR(i+Δi)とのずれ量Xi′と極小値Smから算出さ
れる基準画像GLと参照画像GR(i)とのずれ量Xiと
に誤差を生じることになる。補間演算は、極小値Smを
有するシフト位置を含む少なくとも4個の連続する相関
値S(i),S(i+1),S(i-1),S(i-2)を用いて正確な極
小値Sm′に対するシフト位置(i+Δi)を補間する
ものである。
【0039】補間演算を行なわれる場合、極小値Smが
最大シフト数rの近傍で生じると、相関値S(r-2),S
(r-1),S(r)間の変化では相関値列の波形の単調減少を
検出できなくなるとともに、補間演算が行なえないため
に極小値Smが生じるシフト数も算出できない場合が生
じる。
【0040】すなわち、例えば図6に示すように、極小
値Sm′がシフト数(r−1)と最大シフト数rとの間
で生じるような場合、相関値S(r-2),S(r-1),S(r)
間の変化を判別すると、S(r-2)−S(r-1)<0かつS(r
-1)−S(r)>0となるので、相関値列の波形が単調減少
しているとは判断されない。一方、補間演算を行なう場
合、求める極小値Sm′の前後に少なくとも2個の相関
値を必要とし、図6の例では、相関値S(r-2),S(r-
1),S(r),S(r+1)が必要であるが、シフト数(r+
1)に対する相関値S(r+1)は存在しないので、補間演
算により極小値Sm′を算出することもできない。
【0041】このような問題を回避するためには、補間
演算を行って高精度に被写体距離を算出する場合は、相
関値S(r)を除き、近接シフト領域(B)における少な
くとも相関値S(r-3),S(r-2),S(r-1)間の変化によ
り相関値列の波形の単調減少を検出するようにするとよ
い。すなわち、S(r-3)−S(r-3)<0かつS(r-2)−S
(r-1)<0であれば、相関値列の波形が単調減少してい
ると判断してこれを検出するようにするとよい。
【0042】被写体距離演算部127は極小値検出部1
25の検出結果と波形解析部126の解析結果とを用い
て被写体距離に関する情報を演算するものである。被写
体距離演算部127はAF制御可能領域(A)で極小値
Smが検出されたときは、この極小値Smとこの極小値
Smに隣接する複数の相関値とを用いて補間演算を行な
い、この補間演算により算出された極小値Sm′に対す
るシフト位置に基づき被写体距離Dを算出する。この被
写体距離Dの情報はAF制御のためにAF制御回路14
に出力される。
【0043】また、被写体距離演算部127は近接シフ
ト領域(B)で極小値Smが検出されたとき、若しくは
近接シフト領域(B)における相関値列の波形が単調減
少していると判断されたときは、この情報を、例えばフ
ァインダー内の表示部13に出力し、被写体が近接範囲
(b)若しくは測距不能範囲(c)に位置していること
の警告表示(以下、この警告を近接警告という。)を行
なう。この警告表示は、例えばAF制御における合焦状
態を示すLED表示を点滅させたり、警告表示専用のL
EDを点灯して行なわれる。なお、ブザーによる警告音
で近接警告を行なうようにしてもよい。また、極小値S
mが検出されず、近接シフト領域(B)における相関値
列の波形の単調減少が検出されないときは、測距不能の
情報として出力され、この情報に基づきレリーズの禁止
処理やファインダー内の表示部13における警告表示等
が行なわれる。
【0044】次に、本発明に係るカメラの測距装置の測
距動作について、図8のフローチャートを用いて説明す
る。
【0045】まず、測光部4により被写体輝度が検出さ
れる(#2)。続いて、ラインイメージセンサ91,9
2の積分動作(受光動作)が開始される(#4)。な
お、ラインイメージセンサ91,92の積分時間Tの最
大値は、撮影準備として許容される測距処理時間から予
め設定されており、実際のラインイメージセンサ91,
92の積分時間Tは、入射光量に応じて変化し、積分時
間の最大値以内に受光量が所定値(測距処理に必要な信
号レベル)に達すると、その時点で積分動作は終了する
ようになっている。
【0046】続いて、所定の積分時間Tが経過した後
(#6でYES)、ラインイメージセンサ91,92の
各画素データの読出しが行われる(#8)。読み出され
た画素データは、差分変換、重心変換等のフィルタリン
グ処理が行われた後(#10)、図9に示す「相関値演
算」のサブルーチンに従って相関演算が行われる(#1
2)。なお、差分変換とは、読み出された画素データ
を、例えば数画素分離れた画素データ間の差分のデータ
に変換するものである。すなわち、k番目の画素データ
をg(k)(k=1,2,…n)、離散画素数をsとする
と、フィルタリング処理により画素データg(k)は、差
分データΔg(k)=g(k)−g(k+s)に変換される。
また、重心変換は、差分データΔg(k)の位置を変換す
るものである。すなわち、差分データΔg(k)の位置
を、例えば(k+s)/2の画素位置を代表するデータ
とする。このフィルタリング処理は、ラインイメージセ
ンサ91,92間の感度差に基づく検出誤差を低減する
ための処理である。
【0047】「相関値演算」のサブルーチンに移行する
と、まず、シフト数をカウントするカウンタKの値が
「0」に設定される(#30)。続いて、画素位置の番
号をカウントするカウンタjの値が「0」に設定され
(#32)、#34〜#40のループ処理によりシフト
数K=0における基準画像GLと参照画像GR(0)との
相関値S(0)が下記演算式で演算される。
【0048】
【数1】
【0049】なお、上記(2)式は、画素位置jにおけ
る基準画像GLを構成する画素データg1(j)とシフト
位置Kにおける参照画像GR(K)を構成する画素データ
g2(j+K)とのレベル差ΔD(j)の演算式であり、上記
(1)式は、全画素位置jのレベル差ΔD(j)の総和の
演算式である。
【0050】シフト数K=0における基準画像GLと参
照画像GR(0)との相関値S(0)の演算が終了すると(#
40でYES)、カウント値Kが1だけインクリメント
され(#42)、このカウント値Kが最大シフト数rを
越えたか否かが判別される(#44)。そして、K≦r
であれば(#44でNO)、#32に戻り、上記と同様
の演算を行なってシフト数K=1における基準画像GL
と参照画像GR(1)との相関値S(1)の演算が行なわれ
る。
【0051】以下、同様の方法でシフト数K=2,3,
…rにおける基準画像GLと参照画像GR(K)との相関
値S(2),S(3),…S(r)の演算が行なわれ(#32〜
#44のループ)、シフト数K=rにおける基準画像G
Lと参照画像GR(r)との相関値S(r)の演算が終了する
と(#44でYES)、続いて、シフト数Kに対する相
関値S(K)の相関値列について上述した方法により極小
値Smを求める極小値演算が行なわれる(#46)。
【0052】続いて、極小値Smが算出されたか否かが
判別され(#48)、極小値Smが算出されていると
(#46でYES)、フラグFLGAが「1」にセット
され(#50)、極小値Smが算出されていなければ
(#46でNO)、フラグFLGAが「0」にリセット
されて(#52)、リターンする。ここにフラグFLG
Aは極小値Smが算出されていること、すなわち、測距
可能な範囲(図6において、AF制御可能範囲(a)及
び近接範囲(b))に被写体が位置していることを示す
フラグである。
【0053】図8に戻り、相関値演算が終了すると、フ
ラグFLGAが「1」にセットされている否かが判別さ
れ(#14)、フラグFLGAが「1」にセットされて
いれば(#14でYES)、相関演算の結果に基づいて
補間演算が行われる(#16)。続いて、補間演算によ
り算出されたより正確な極小値Sm′に対するシフト位
置から基準画像GLと参照画像GR(i+Δi)とのずれ量
Xdが算出され、このずれ量Xdと∞位置に相当する被
写体距離D0と基準画像GLと参照画像GR(0)間の距
離X0とを用いて被写体距離Dxが算出される(#1
8)。
【0054】続いて、算出された被写体距離Dxが予め
設定されたAF制御可能な最近接距離Dkを越えている
か否かが判別され(#20)、Dx≦Dkであれば(#
20でNO)、被写体距離DxをAF制御回路14に出
力してAF処理(自動焦点調節処理)が行なわれる(#
22)。一方、Dx>Dkであれば(#20でYE
S)、被写体が近接範囲(b)に位置していると判断し
て、フィンダー内の表示部13に近接警告が行なわれる
(#26)。
【0055】また、ステップ#14でフラグFLGAが
「0」にリセットされていれば(#14でNO)、最大
シフト数rの1つ前のシフト数(r−1)に対応する相
関値S(r-1)とこれに隣接する連続した相関値S(r-2),
S(r-3)とを用いて相関値列の波形が近接シフト領域
(B)において単調減少しているか否かが判別される。
すなわち、S(r-2)>S(r-1)かつS(r-3)>S(r-2)であ
るか否かが判別され(#24)、S(r-2)>S(r-1)かつ
S(r-3)>S(r-2)であれば(#24でYES)、上述し
た近接警告が行なわれ(#26)、S(r-2)>S(r-1)か
つS(r-3)>S(r-2)でなければ(#24でNO)、上述
した所定の測距不能警告が行なわれる(#28)。
【0056】なお、上述のステップ#24においては、
相関値S(r-1),S(r-2),S(r-3)に代えて相関値S
(r),S(r-1),S(r-2)を用い、S(r-1)>S(r)かつS
(r-2)>S(r-1)であるか否かにより相関値列の波形が近
接シフト領域(B)において単調減少しているか否かを
判別するようにしてもよい。
【0057】なお、上記実施の形態では、第1撮像部の
基準画像GLに対して第2撮像部の参照画像GR(i)の
みをシフトしてシフト位置毎の相関値S(i)を算出する
タイプについて説明したが、基準画像GL及び参照画像
GRの両方を相互にシフトしてシフト位置毎の相関値S
(i)を算出するタイプについても本願発明を適用するこ
とができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被写体像を一対の撮像手段で光電変換して取り込み、両
撮像手段で取り込まれた2つの画像を相対的にシフトし
てシフト位置毎に両画像の一致度を示す相関値を算出
し、この相関値を用いて被写体距離を検出する測距装置
であって、焦点調節可能な被写体の距離範囲よりも近接
した距離範囲に対応する近接シフト領域において、相関
値列の波形の極小値が検出されたとき若しくは相関値列
の波形が単調減少しているとき、被写体が焦点調節可能
な被写体の距離範囲よりも近接していることを警告する
ようにしたので、被写体が焦点調節可能な被写体の距離
範囲よりも近接しているときは確実にこれを検出して撮
影者に被写体の近接状態を警告することができる。
【0059】また、本発明は、最大シフト位置の1つ前
のシフト位置を含む少なくとも3個の連続した相関値列
を用いて近接シフト領域における相関値列の波形を判別
するようにしたので、補間演算により被写体距離が算出
される場合にも近接シフト領域における相関値列の波形
の単調減少を確実に検出し、撮影者に被写体の近接状態
を警告することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測距装置を備えたカメラの正面図
である。
【図2】撮影画面内のAFセンサの感度領域を示す図で
ある。
【図3】測距部の構成を示す図である。
【図4】本発明に係る測距装置の制御系のブロック図で
ある。
【図5】相関値を演算するための基準画像と参照画像と
の関係を示す図である。
【図6】シフト数iに対する相関値S(i)の相関値列波
形の一例を示す図である。
【図7】シフト数iに対する相関値S(i)の相関値列波
形の他の例を示す図である。
【図8】本発明に係る測距装置の測距動作を示すフロー
チャートである。
【図9】「相関値演算」のサブルーチンのフローチャー
トである。
【図10】従来の外光型パッシブ方式の測距装置の測距
原理を示す図である。
【図11】相関値S(k)を演算するための第1画像GL
と第2画像GR(k)間相互の画素データの関係を示す図
である。
【図12】シフト数に対する相関値の波形の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 カメラ本体 3 撮影レンズ 4 測光部 5 測距部 6 ファインダー対物窓 7 補助光発光窓 8 視野枠 81 感度領域 82 AFフレーム 9 AFセンサ(撮像手段) 91,92 ラインイメージセンサ 10 レンズ系 101,102 レンズアレイ 11 ファインダー光学系 12 制御部(警告手段) 121 A/D変換器 122 メモリ 123 タイミングジェネレータ 124 相関値演算部(相関値演算手段) 125 極小値演算部(極小値検出手段) 126 波形解析部(判別手段) 127 被写体距離演算部 13 表示部(警告手段) 14 AF制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素をライン状に配列し、被写体
    像をそれぞれ光電変換して取り込む一対の撮像手段と、
    上記撮像手段により取り込まれた一対の被写体像をシフ
    トすることによりシフト位置毎に一致度を示す相関値を
    演算する相関値演算手段と、上記相関値演算手段で算出
    されたシフト位置に対する相関値列の波形の極小値の検
    出を行なう極小値検出手段と、上記相関値列の波形の極
    小値が検出されないとき、焦点調節可能な被写体の距離
    範囲よりも近接した測距可能な距離範囲に対応する近接
    シフト領域において上記相関値列の波形が単調減少して
    いるか否かを判別する判別手段と、上記近接シフト領域
    において上記相関値列の波形の極小値が検出されたとき
    若しくは相関値列の波形が単調減少しているとき、被写
    体が焦点調節可能な被写体の距離範囲よりも近接してい
    ることを警告する警告手段とを備えたことを特徴とする
    測距装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の測距装置において、上記
    判別手段は、最大シフト位置の1つ前のシフト位置を含
    む少なくとも3個の連続した相関値列を用いて上記近接
    シフト領域における相関値列の波形を判別するものであ
    ることを特徴とする測距装置。
JP8316356A 1996-11-27 1996-11-27 測距装置 Withdrawn JPH10160410A (ja)

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