JPH10160118A - 流動床加熱用バーナ及び流動床燃焼装置 - Google Patents
流動床加熱用バーナ及び流動床燃焼装置Info
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- JPH10160118A JPH10160118A JP31992896A JP31992896A JPH10160118A JP H10160118 A JPH10160118 A JP H10160118A JP 31992896 A JP31992896 A JP 31992896A JP 31992896 A JP31992896 A JP 31992896A JP H10160118 A JPH10160118 A JP H10160118A
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- combustion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の通常のバーナを流動床内に設置すると、
内部に流動床の粒子が侵入して故障や燃焼不良を生じ
る。 【解決手段】内部に保炎器２を内蔵した燃焼室１から燃
焼ガス通過用筒体部５を突設すると共に、その先に燃焼
ガス噴出用筒体部７を設け、燃焼ガス通過用筒体部及び
燃焼ガス噴出用筒体部は、その断面積を燃焼室の断面積
よりも小さく構成すると共に、燃焼ガス噴出用筒体部に
は多数の噴出孔８を構成する。また、燃焼ガス通過用筒
体部の長さは、燃焼ガス噴出用筒体部の噴出孔から流入
する流動床の粒子の自由表面の先端の到達距離よりも長
く構成している。このような構成のバーナを流動床燃焼
装置に設置する場合、燃焼ガス噴出用筒体部又は燃焼ガ
ス噴出用筒体部と燃焼ガス通過用筒体部は、水平から鉛
直下向きの間の適宜の姿勢で設置することができる。
内部に流動床の粒子が侵入して故障や燃焼不良を生じ
る。 【解決手段】内部に保炎器２を内蔵した燃焼室１から燃
焼ガス通過用筒体部５を突設すると共に、その先に燃焼
ガス噴出用筒体部７を設け、燃焼ガス通過用筒体部及び
燃焼ガス噴出用筒体部は、その断面積を燃焼室の断面積
よりも小さく構成すると共に、燃焼ガス噴出用筒体部に
は多数の噴出孔８を構成する。また、燃焼ガス通過用筒
体部の長さは、燃焼ガス噴出用筒体部の噴出孔から流入
する流動床の粒子の自由表面の先端の到達距離よりも長
く構成している。このような構成のバーナを流動床燃焼
装置に設置する場合、燃焼ガス噴出用筒体部又は燃焼ガ
ス噴出用筒体部と燃焼ガス通過用筒体部は、水平から鉛
直下向きの間の適宜の姿勢で設置することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動床加熱用バー
ナ及び流動床燃焼装置に関するものである。
ナ及び流動床燃焼装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】流動床燃焼装置においては、珪砂等で形
成された流動床を設定温度まで加熱する必要があり、ま
た稼働中に温度が下がった場合、再昇温する必要も生じ
る。従来の流動床加熱用バーナでは、流動床内に設置す
ると、砂等の流動粒子が侵入して燃焼不良を生じるた
め、流動床内に設置して完全燃焼できるものは提供され
ていない。
成された流動床を設定温度まで加熱する必要があり、ま
た稼働中に温度が下がった場合、再昇温する必要も生じ
る。従来の流動床加熱用バーナでは、流動床内に設置す
ると、砂等の流動粒子が侵入して燃焼不良を生じるた
め、流動床内に設置して完全燃焼できるものは提供され
ていない。
【０００３】そこで、流動床を加熱する従来の一般的方
法としては現在、次の４種類が挙げられる。尚、図１
１、図１２にはこれらの手法を適用する要素を概念的に
示している。 ａ：バーナ（上部昇温用バーナ）を流動床の上部に設置
して、上部から加熱する方法 ｂ：流動床内又は側面に補助燃料供給用ノズルを設置
し、ある程度昇温した流動床中に、油や微粉炭等の補助
燃料を供給し燃焼させて加熱する方法 ｃ：砂中バーナと呼ばれる、パイロット保炎機構付きの
バーナにより、ガス燃料等を砂中に噴出し、パイロット
炎で着火させて燃焼させ加熱する方法 ｄ：流動エアー加熱機を設置し、流動エアー自体を加熱
し、それによって流動床を加熱する方法
法としては現在、次の４種類が挙げられる。尚、図１
１、図１２にはこれらの手法を適用する要素を概念的に
示している。 ａ：バーナ（上部昇温用バーナ）を流動床の上部に設置
して、上部から加熱する方法 ｂ：流動床内又は側面に補助燃料供給用ノズルを設置
し、ある程度昇温した流動床中に、油や微粉炭等の補助
燃料を供給し燃焼させて加熱する方法 ｃ：砂中バーナと呼ばれる、パイロット保炎機構付きの
バーナにより、ガス燃料等を砂中に噴出し、パイロット
炎で着火させて燃焼させ加熱する方法 ｄ：流動エアー加熱機を設置し、流動エアー自体を加熱
し、それによって流動床を加熱する方法
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の上
述した方法では、夫々次のような課題がある。ａの場
合、上部昇温用バーナの火炎は流動エアーの影響を受け
るため加熱効率が悪い。また燃焼自体が不安定になりや
すく失火の恐れがある。また流動する砂により摩耗して
損傷することがある。ｂの場合、補助燃料を吹き込む前
に流動床の温度を、燃料の着火温度以上にすることが必
要とされる。また、不完全燃焼による未燃分の発生や、
流動する砂による失火の問題がある。ｃの場合、パイロ
ット炎のみでは燃料に十分に着火させることは難しく、
砂の温度が低い場合は、未燃分の発生や失火が問題とな
る。また流動する砂によるバーナの摩耗が懸念される。
ｄの場合、効率的には最も良いと考えられるが、散気装
置等の耐熱性、高温の流動用エアー配管の断熱施工や熱
ロス、イニシャルコストの上昇等の課題がある。本発明
はこのような課題を解決することを目的とするものであ
る。
述した方法では、夫々次のような課題がある。ａの場
合、上部昇温用バーナの火炎は流動エアーの影響を受け
るため加熱効率が悪い。また燃焼自体が不安定になりや
すく失火の恐れがある。また流動する砂により摩耗して
損傷することがある。ｂの場合、補助燃料を吹き込む前
に流動床の温度を、燃料の着火温度以上にすることが必
要とされる。また、不完全燃焼による未燃分の発生や、
流動する砂による失火の問題がある。ｃの場合、パイロ
ット炎のみでは燃料に十分に着火させることは難しく、
砂の温度が低い場合は、未燃分の発生や失火が問題とな
る。また流動する砂によるバーナの摩耗が懸念される。
ｄの場合、効率的には最も良いと考えられるが、散気装
置等の耐熱性、高温の流動用エアー配管の断熱施工や熱
ロス、イニシャルコストの上昇等の課題がある。本発明
はこのような課題を解決することを目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、内部に保炎器を内蔵した燃焼室から
燃焼ガス通過用筒体部を突設すると共に、その先に燃焼
ガス噴出用筒体部を設け、燃焼ガス通過用筒体部及び燃
焼ガス噴出用筒体部は、その断面積を燃焼室の断面積よ
りも小さく構成すると共に、燃焼ガス噴出用筒体部には
多数の噴出孔を構成した流動床加熱用バーナを提案す
る。
ために本発明では、内部に保炎器を内蔵した燃焼室から
燃焼ガス通過用筒体部を突設すると共に、その先に燃焼
ガス噴出用筒体部を設け、燃焼ガス通過用筒体部及び燃
焼ガス噴出用筒体部は、その断面積を燃焼室の断面積よ
りも小さく構成すると共に、燃焼ガス噴出用筒体部には
多数の噴出孔を構成した流動床加熱用バーナを提案す
る。
【０００６】そして本発明では、以上の構成において、
燃焼ガス通過用筒体部の長さは、燃焼ガス噴出用筒体部
の噴出孔から流入する流動床の粒子の自由表面の先端の
到達距離よりも長く構成することを提案する。
燃焼ガス通過用筒体部の長さは、燃焼ガス噴出用筒体部
の噴出孔から流入する流動床の粒子の自由表面の先端の
到達距離よりも長く構成することを提案する。
【０００７】また本発明では、以上の構成において、噴
出孔は、燃焼ガス噴出用筒体部の下半分側に構成するこ
とを提案する。
出孔は、燃焼ガス噴出用筒体部の下半分側に構成するこ
とを提案する。
【０００８】また本発明では、以上の構成において、燃
焼ガス噴出用筒体部には、粒子排出口を下側に向けた先
端部を構成することを提案する。
焼ガス噴出用筒体部には、粒子排出口を下側に向けた先
端部を構成することを提案する。
【０００９】また本発明では、以上の構成において、燃
焼室と燃焼ガス通過用筒体部間をテーパー状に構成する
ことを提案する。
焼室と燃焼ガス通過用筒体部間をテーパー状に構成する
ことを提案する。
【００１０】また本発明では、以上の構成において、燃
焼ガス通過用筒体部又は燃焼ガス噴出用筒体部に曲がり
部を構成することを提案する。
焼ガス通過用筒体部又は燃焼ガス噴出用筒体部に曲がり
部を構成することを提案する。
【００１１】また本発明では、以上の構成において、燃
焼ガス通過用筒体部を燃焼室に対して着脱可能に接合し
て突設することを提案する。
焼ガス通過用筒体部を燃焼室に対して着脱可能に接合し
て突設することを提案する。
【００１２】また本発明では、以上の構成において、燃
焼ガス噴出用筒体部を燃焼ガス通過用筒体部に対して着
脱可能に接合して突設することを提案する。
焼ガス噴出用筒体部を燃焼ガス通過用筒体部に対して着
脱可能に接合して突設することを提案する。
【００１３】また本発明では、以上の構成において、燃
焼室を一次燃焼室、燃焼ガス通過用筒体部を二次燃焼室
として動作させることを提案する。
焼室を一次燃焼室、燃焼ガス通過用筒体部を二次燃焼室
として動作させることを提案する。
【００１４】次に本発明では、内部に保炎器を内蔵した
燃焼室から燃焼ガス通過用筒体部を突設すると共に、そ
の先に燃焼ガス噴出用筒体部を設け、燃焼ガス通過用筒
体部及び燃焼ガス噴出用筒体部は、その断面積を燃焼室
の断面積よりも小さく構成すると共に、燃焼ガス噴出用
筒体部には多数の噴出孔を設けた流動床加熱用バーナを
構成し、この流動床加熱用バーナは、燃焼ガス噴出用筒
体部を水平から鉛直下向きの間の適宜姿勢において流動
床内に位置させるように設置した流動床燃焼装置を提案
する。
燃焼室から燃焼ガス通過用筒体部を突設すると共に、そ
の先に燃焼ガス噴出用筒体部を設け、燃焼ガス通過用筒
体部及び燃焼ガス噴出用筒体部は、その断面積を燃焼室
の断面積よりも小さく構成すると共に、燃焼ガス噴出用
筒体部には多数の噴出孔を設けた流動床加熱用バーナを
構成し、この流動床加熱用バーナは、燃焼ガス噴出用筒
体部を水平から鉛直下向きの間の適宜姿勢において流動
床内に位置させるように設置した流動床燃焼装置を提案
する。
【００１５】次に本発明では、内部に保炎器を内蔵した
燃焼室から燃焼ガス通過用筒体部を突設すると共に、そ
の先に燃焼ガス噴出用筒体部を設け、燃焼ガス通過用筒
体部及び燃焼ガス噴出用筒体部は、その断面積を燃焼室
の断面積よりも小さく構成すると共に、燃焼ガス噴出用
筒体部には多数の噴出孔を設けた流動床加熱用バーナを
構成し、この流動床加熱用バーナは、燃焼ガス通過用筒
体部及び燃焼ガス噴出用筒体部を水平から鉛直下向きの
間の適宜姿勢において流動床内に位置させるように設置
した流動床燃焼装置を提案する。
燃焼室から燃焼ガス通過用筒体部を突設すると共に、そ
の先に燃焼ガス噴出用筒体部を設け、燃焼ガス通過用筒
体部及び燃焼ガス噴出用筒体部は、その断面積を燃焼室
の断面積よりも小さく構成すると共に、燃焼ガス噴出用
筒体部には多数の噴出孔を設けた流動床加熱用バーナを
構成し、この流動床加熱用バーナは、燃焼ガス通過用筒
体部及び燃焼ガス噴出用筒体部を水平から鉛直下向きの
間の適宜姿勢において流動床内に位置させるように設置
した流動床燃焼装置を提案する。
【００１６】また本発明では、上記の流動床燃焼装置に
おいて、燃焼ガス通過用筒体部を水平の姿勢で設置する
場合において、最も近い噴出孔からの燃焼ガス通過用筒
体部の長さＬは、断面高さをｄ、流動床に用いられてい
る粒子と燃焼ガス通過用筒体部の部材の安息角をαとし
た場合、Ｌ＞ｄ／tanαとすることを提案する。
おいて、燃焼ガス通過用筒体部を水平の姿勢で設置する
場合において、最も近い噴出孔からの燃焼ガス通過用筒
体部の長さＬは、断面高さをｄ、流動床に用いられてい
る粒子と燃焼ガス通過用筒体部の部材の安息角をαとし
た場合、Ｌ＞ｄ／tanαとすることを提案する。
【００１７】また本発明では、上記の流動床燃焼装置に
おいて、燃焼ガス通過用筒体部又は燃焼ガス噴出用筒体
部を下向きの姿勢で流動床内に位置させて設置する場
合、燃焼ガス通過用筒体部又は燃焼ガス噴出用筒体部に
曲がり部を構成することを提案する。
おいて、燃焼ガス通過用筒体部又は燃焼ガス噴出用筒体
部を下向きの姿勢で流動床内に位置させて設置する場
合、燃焼ガス通過用筒体部又は燃焼ガス噴出用筒体部に
曲がり部を構成することを提案する。
【００１８】以上の本発明のバーナでは燃焼ガス噴出用
筒体部又は燃焼ガス噴出用筒体部と燃焼ガス通過用筒体
部を、水平から鉛直下向きの間の適宜の姿勢で流動床内
に位置させて設置して流動床燃焼装置を構成する。しか
して燃焼室で燃焼した燃焼ガスは、燃焼ガス通過用筒体
部を流れて燃焼ガス噴出用筒体部に至り、これに設けた
噴出孔から流動床内に噴出して加熱に供される。この
際、燃焼ガス通過用筒体部と燃焼ガス噴出用筒体部の断
面積を燃焼室よりも小さくして燃焼室を先絞りに構成し
ていることにより、燃焼室の圧力が高まり、流動床の圧
力変動の影響が少なくなるため安定した燃焼が可能とな
る。また燃焼ガス通過用筒体部を通過する空気及び燃焼
生成物の流速が速いため燃焼中に燃焼ガス通過用筒体部
を介しての流動床の粒子の侵入がない。また燃焼ガス通
過用筒体部は、燃焼ガス噴出用筒体部の最も近い噴出孔
からの長さを流動床の粒子の自由表面の先端の到達距離
よりも長く構成することにより、バーナを流動床燃焼装
置に水平又は緩傾斜角度で下向きに設置した場合、燃焼
停止中においても粒子が燃焼ガス通過用筒体部を経て燃
焼室内に侵入することがない。一方、燃焼ガス通過用筒
体部又は燃焼ガス噴出用筒体部に曲がり部を構成すれ
ば、燃焼ガス噴出用筒体部又は燃焼ガス噴出用筒体部と
燃焼ガス通過用筒体部を、急傾斜角度又は鉛直下向きに
設置することができる。こうして本発明では、流動床を
直接的に効果的に加熱することができる。燃焼ガス通過
用筒体部と燃焼室及びまたは燃焼ガス噴出用筒体部と燃
焼ガス通過用筒体部と燃焼室を着脱可能に接合して突設
する構成とすれば、流動床内に位置している部材が流動
する粒子により摩耗した場合には交換により対処するこ
とができる。
筒体部又は燃焼ガス噴出用筒体部と燃焼ガス通過用筒体
部を、水平から鉛直下向きの間の適宜の姿勢で流動床内
に位置させて設置して流動床燃焼装置を構成する。しか
して燃焼室で燃焼した燃焼ガスは、燃焼ガス通過用筒体
部を流れて燃焼ガス噴出用筒体部に至り、これに設けた
噴出孔から流動床内に噴出して加熱に供される。この
際、燃焼ガス通過用筒体部と燃焼ガス噴出用筒体部の断
面積を燃焼室よりも小さくして燃焼室を先絞りに構成し
ていることにより、燃焼室の圧力が高まり、流動床の圧
力変動の影響が少なくなるため安定した燃焼が可能とな
る。また燃焼ガス通過用筒体部を通過する空気及び燃焼
生成物の流速が速いため燃焼中に燃焼ガス通過用筒体部
を介しての流動床の粒子の侵入がない。また燃焼ガス通
過用筒体部は、燃焼ガス噴出用筒体部の最も近い噴出孔
からの長さを流動床の粒子の自由表面の先端の到達距離
よりも長く構成することにより、バーナを流動床燃焼装
置に水平又は緩傾斜角度で下向きに設置した場合、燃焼
停止中においても粒子が燃焼ガス通過用筒体部を経て燃
焼室内に侵入することがない。一方、燃焼ガス通過用筒
体部又は燃焼ガス噴出用筒体部に曲がり部を構成すれ
ば、燃焼ガス噴出用筒体部又は燃焼ガス噴出用筒体部と
燃焼ガス通過用筒体部を、急傾斜角度又は鉛直下向きに
設置することができる。こうして本発明では、流動床を
直接的に効果的に加熱することができる。燃焼ガス通過
用筒体部と燃焼室及びまたは燃焼ガス噴出用筒体部と燃
焼ガス通過用筒体部と燃焼室を着脱可能に接合して突設
する構成とすれば、流動床内に位置している部材が流動
する粒子により摩耗した場合には交換により対処するこ
とができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】次に本発明のバーナの実施の形態
を図を参照して説明する。図１はバーナの全体構成を模
式的に示すもので、図２は要部の拡大図である。符号１
は燃焼室であり、この燃焼室１は、内部に保炎器２を内
蔵している。保炎器２はカップ状の構成等、適宜であ
る。符号３は燃料供給部、４は燃焼用空気供給部であ
る。
を図を参照して説明する。図１はバーナの全体構成を模
式的に示すもので、図２は要部の拡大図である。符号１
は燃焼室であり、この燃焼室１は、内部に保炎器２を内
蔵している。保炎器２はカップ状の構成等、適宜であ
る。符号３は燃料供給部、４は燃焼用空気供給部であ
る。
【００２０】符号５は燃焼ガス通過用筒体部であり、こ
の燃焼ガス通過用筒体部５はテーパー状部６を介して燃
焼室１の一側に突設している。即ち、燃焼ガス通過用筒
体部５の断面積ａは燃焼室１の断面積Ａよりも小さく構
成している。即ち、図２に示すようにＡ＞ａである。燃
焼室１及び燃焼ガス通過用筒体部５並びに後記燃焼ガス
噴出用筒体部７の横断面形状は、円形の他、楕円形や角
形等適宜である。また燃焼ガス通過用筒体部５は、後に
具体的に説明するように、長さを流動床の粒子の自由表
面の先端の到達距離よりも長く構成している。
の燃焼ガス通過用筒体部５はテーパー状部６を介して燃
焼室１の一側に突設している。即ち、燃焼ガス通過用筒
体部５の断面積ａは燃焼室１の断面積Ａよりも小さく構
成している。即ち、図２に示すようにＡ＞ａである。燃
焼室１及び燃焼ガス通過用筒体部５並びに後記燃焼ガス
噴出用筒体部７の横断面形状は、円形の他、楕円形や角
形等適宜である。また燃焼ガス通過用筒体部５は、後に
具体的に説明するように、長さを流動床の粒子の自由表
面の先端の到達距離よりも長く構成している。
【００２１】上記燃焼ガス通過用筒体部５の先には燃焼
ガス噴出用筒体部７を設けており、この燃焼ガス噴出用
筒体部７は燃焼ガス通過用筒体部５と同じ横断面形状と
しており、この燃焼ガス噴出用筒体部７には多数の噴出
孔８を構成している。この他、接合個所以外の横断面形
状を異ならせることもできる。
ガス噴出用筒体部７を設けており、この燃焼ガス噴出用
筒体部７は燃焼ガス通過用筒体部５と同じ横断面形状と
しており、この燃焼ガス噴出用筒体部７には多数の噴出
孔８を構成している。この他、接合個所以外の横断面形
状を異ならせることもできる。
【００２２】噴出孔８は燃焼ガス噴出用筒体部７のどこ
に設けても良いのであるが、例えば燃焼ガス噴出用筒体
部７を後述するように水平や緩傾斜角度の下向きで設置
する場合には、図１〜図４に示すように、燃焼ガス噴出
用筒体部７の下半分側にのみ構成すれば、噴出孔８を介
しての流動床９の粒子の侵入量が低減されると共に排出
が容易になされる。
に設けても良いのであるが、例えば燃焼ガス噴出用筒体
部７を後述するように水平や緩傾斜角度の下向きで設置
する場合には、図１〜図４に示すように、燃焼ガス噴出
用筒体部７の下半分側にのみ構成すれば、噴出孔８を介
しての流動床９の粒子の侵入量が低減されると共に排出
が容易になされる。
【００２３】また燃焼ガス噴出用筒体部７には、例えば
図５、図６に示すように粒子排出口１０を下側に向けた
先端部１１を構成することができる。
図５、図６に示すように粒子排出口１０を下側に向けた
先端部１１を構成することができる。
【００２４】以上の構成において本発明のバーナは、例
えば、図７、図８の設置例に示すように流動床燃焼装置
に設置する。即ち、図７では燃焼ガス噴出用筒体部７及
び燃焼ガス通過用筒体部５のいずれもが流動床９内に位
置するように、水平に炉壁１２に支持して設置してい
る。また図８では燃焼ガス噴出用筒体部７のみが流動床
９内に位置するように水平に炉壁１２に支持して設置し
ている。
えば、図７、図８の設置例に示すように流動床燃焼装置
に設置する。即ち、図７では燃焼ガス噴出用筒体部７及
び燃焼ガス通過用筒体部５のいずれもが流動床９内に位
置するように、水平に炉壁１２に支持して設置してい
る。また図８では燃焼ガス噴出用筒体部７のみが流動床
９内に位置するように水平に炉壁１２に支持して設置し
ている。
【００２５】このように燃焼ガス通過用筒体部５が水平
の姿勢で上述したように流動床燃焼装置に設置される場
合、燃焼ガス噴出用筒体部７からの長さＬを、断面高さ
をｄ、流動床に用いられている粒子と燃焼ガス通過用筒
体部５の部材の安息角をαとした場合、Ｌ＞ｄ／tanα
とすると、燃焼ガス噴出用筒体部７の端部の天井に噴出
孔８が構成されていた場合でも、流動床８の粒子は、そ
の自由表面が安息角αで傾斜するまで内部に侵入する
が、この状態における自由表面の先端の到達距離はｄ／
tanαであり、燃焼ガス通過用筒体部５の長さＬは、こ
の到達距離よりも長く構成しているため、燃焼停止状態
においても、粒子が燃焼室１内に侵入することはない。
の姿勢で上述したように流動床燃焼装置に設置される場
合、燃焼ガス噴出用筒体部７からの長さＬを、断面高さ
をｄ、流動床に用いられている粒子と燃焼ガス通過用筒
体部５の部材の安息角をαとした場合、Ｌ＞ｄ／tanα
とすると、燃焼ガス噴出用筒体部７の端部の天井に噴出
孔８が構成されていた場合でも、流動床８の粒子は、そ
の自由表面が安息角αで傾斜するまで内部に侵入する
が、この状態における自由表面の先端の到達距離はｄ／
tanαであり、燃焼ガス通過用筒体部５の長さＬは、こ
の到達距離よりも長く構成しているため、燃焼停止状態
においても、粒子が燃焼室１内に侵入することはない。
【００２６】燃焼ガス噴出用筒体部７、燃焼ガス通過用
筒体部５は、上記図７、図８に示すように水平の姿勢で
設置する他、例えば図９に示すように適宜傾斜角度の下
向きの姿勢で流動床燃焼装置に設置することもでき、こ
の場合には、水平の姿勢で設置する場合よりも燃焼ガス
通過用筒体部５の長さを短縮することができる。
筒体部５は、上記図７、図８に示すように水平の姿勢で
設置する他、例えば図９に示すように適宜傾斜角度の下
向きの姿勢で流動床燃焼装置に設置することもでき、こ
の場合には、水平の姿勢で設置する場合よりも燃焼ガス
通過用筒体部５の長さを短縮することができる。
【００２７】また、燃焼ガス噴出用筒体部７、燃焼ガス
通過用筒体部５を下向きの姿勢、特に急傾斜角度や鉛直
下向きの姿勢で設置する場合には、例えば図１０に示す
ように燃焼ガス通過用筒体部５に曲がり部１３を構成す
ることができる。曲がり部１３は燃焼ガス通過用筒体部
５にではなく、燃焼ガス噴出用筒体部７に構成すること
もできるし、両方に構成することもできる。
通過用筒体部５を下向きの姿勢、特に急傾斜角度や鉛直
下向きの姿勢で設置する場合には、例えば図１０に示す
ように燃焼ガス通過用筒体部５に曲がり部１３を構成す
ることができる。曲がり部１３は燃焼ガス通過用筒体部
５にではなく、燃焼ガス噴出用筒体部７に構成すること
もできるし、両方に構成することもできる。
【００２８】上述したように燃焼ガス噴出用筒体部７の
噴出孔８を下半分側にのみ構成すれば、燃焼ガス噴出用
筒体部７が水平または緩傾斜角度の下向きに設置されて
いる場合でも、流動床９の粒子の、噴出孔８からの流入
量を低減でき、排出も容易に行われる。また燃焼ガス噴
出用筒体部７に上述したように粒子排出口１０を下側に
向けた先端部１１を構成することにより、やはり、流入
量が低減されると共に排出が容易になる。
噴出孔８を下半分側にのみ構成すれば、燃焼ガス噴出用
筒体部７が水平または緩傾斜角度の下向きに設置されて
いる場合でも、流動床９の粒子の、噴出孔８からの流入
量を低減でき、排出も容易に行われる。また燃焼ガス噴
出用筒体部７に上述したように粒子排出口１０を下側に
向けた先端部１１を構成することにより、やはり、流入
量が低減されると共に排出が容易になる。
【００２９】また本発明のバーナでは、燃焼室１内で完
全燃焼をさせることを基本とするが、場合によっては、
燃焼室１を一次燃焼室、燃焼ガス通過用筒体部５を二次
燃焼室として動作させることもできる。
全燃焼をさせることを基本とするが、場合によっては、
燃焼室１を一次燃焼室、燃焼ガス通過用筒体部５を二次
燃焼室として動作させることもできる。
【００３０】また本発明のバーナでは、図示を省略して
いるが、燃焼ガス通過用筒体部５と燃焼室１及びまたは
燃焼ガス噴出用筒体部７と燃焼ガス通過用筒体部５等の
適所をフランジ接合やねじ接合等により着脱可能に接合
する構成とすることができ、この場合には、燃焼ガス噴
出用筒体部７や燃焼ガス通過用筒体部５が流動床９の粒
子により摩耗した場合に、容易に交換が可能となる。
いるが、燃焼ガス通過用筒体部５と燃焼室１及びまたは
燃焼ガス噴出用筒体部７と燃焼ガス通過用筒体部５等の
適所をフランジ接合やねじ接合等により着脱可能に接合
する構成とすることができ、この場合には、燃焼ガス噴
出用筒体部７や燃焼ガス通過用筒体部５が流動床９の粒
子により摩耗した場合に、容易に交換が可能となる。
【００３１】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、次の
ような効果がある。 ａ．従来の通常のバーナを流動床内に設置すると、内部
に流動床の粒子が侵入して故障や燃焼不良を生じるが、
本発明のバーナでは燃焼室への粒子の侵入を効果的に防
止することができるので、燃焼ガス噴出用筒体部を流動
床の内部に位置させて、この燃焼ガス噴出用筒体部に設
けた噴出孔から噴出する燃焼ガスにより流動床を直接的
に効率よく加熱することができる。 ｂ．流動床燃焼において問題となる、圧力変動による燃
焼性の悪化に対しては、燃焼室が先絞りの構成であるた
め、十分に安定して燃焼させることが可能である。 ｃ．構造が単純であるため、製造コストが安価である。 ｄ．燃焼ガス噴出用筒体部や燃焼ガス通過用筒体部を着
脱可能とすれば、摩耗時の交換が容易となる。
ような効果がある。 ａ．従来の通常のバーナを流動床内に設置すると、内部
に流動床の粒子が侵入して故障や燃焼不良を生じるが、
本発明のバーナでは燃焼室への粒子の侵入を効果的に防
止することができるので、燃焼ガス噴出用筒体部を流動
床の内部に位置させて、この燃焼ガス噴出用筒体部に設
けた噴出孔から噴出する燃焼ガスにより流動床を直接的
に効率よく加熱することができる。 ｂ．流動床燃焼において問題となる、圧力変動による燃
焼性の悪化に対しては、燃焼室が先絞りの構成であるた
め、十分に安定して燃焼させることが可能である。 ｃ．構造が単純であるため、製造コストが安価である。 ｄ．燃焼ガス噴出用筒体部や燃焼ガス通過用筒体部を着
脱可能とすれば、摩耗時の交換が容易となる。
【図１】 本発明によるバーナの全体構成を模式的に示
す説明的断面図である。
す説明的断面図である。
【図２】 図１の要部の拡大図である。
【図３】 燃焼ガス噴出用筒体部の断面構成を示す図２
のＡ−Ａ線断面図である。
のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】 燃焼ガス噴出用筒体部の断面構成の他例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図５】 燃焼ガス噴出用筒体部の先端部の構成例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図６】 燃焼ガス噴出用筒体部の先端部の他の構成例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図７】 本発明によるバーナを流動床燃焼装置に設置
した状態の一例を模式的に示す説明図である。
した状態の一例を模式的に示す説明図である。
【図８】 本発明によるバーナを流動床燃焼装置に設置
した状態の他例を模式的に示す説明図である。
した状態の他例を模式的に示す説明図である。
【図９】 本発明によるバーナを流動床燃焼装置に設置
した状態の更に他例を模式的に示す説明図である。
した状態の更に他例を模式的に示す説明図である。
【図１０】 本発明によるバーナを流動床燃焼装置に設
置した状態の更に他例を模式的に示す説明図である。
置した状態の更に他例を模式的に示す説明図である。
【図１１】 従来の一般的方法を適用する流動床燃焼装
置の例を概念的に示す断面図である。
置の例を概念的に示す断面図である。
【図１２】 流動床を加熱する従来の要素を示す断面図
である。
である。
１ 燃焼室（一次燃焼室） ２ 保炎器 ３ 燃料供給部 ４ 燃焼用空気供給部 ５ 燃焼ガス通過用筒体部（二次燃
焼室） ６ テーパー状部 ７ 燃焼ガス噴出用筒体部 ８ 噴出孔 ９ 流動床 １０ 粒子排出口 １１ 先端部 １２ 炉壁 １３ 曲がり部
焼室） ６ テーパー状部 ７ 燃焼ガス噴出用筒体部 ８ 噴出孔 ９ 流動床 １０ 粒子排出口 １１ 先端部 １２ 炉壁 １３ 曲がり部
Claims (13)
- 【請求項１】 内部に保炎器を内蔵した燃焼室から燃焼
ガス通過用筒体部を突設すると共に、その先に燃焼ガス
噴出用筒体部を設け、燃焼ガス通過用筒体部及び燃焼ガ
ス噴出用筒体部は、その断面積を燃焼室の断面積よりも
小さく構成すると共に、燃焼ガス噴出用筒体部には多数
の噴出孔を構成したことを特徴とする流動床加熱用バー
ナ - 【請求項２】 燃焼ガス通過用筒体部の長さは、燃焼ガ
ス噴出用筒体部の噴出孔から流入する流動床の粒子の自
由表面の先端の到達距離よりも長く構成したことを特徴
とする請求項１記載の流動床加熱用バーナ - 【請求項３】 噴出孔は、燃焼ガス噴出用筒体部の下半
分側に構成することを特徴とする請求項１記載の流動床
加熱用バーナ - 【請求項４】 燃焼ガス噴出用筒体部には、粒子排出口
を下側に向けた先端部を構成したことを特徴とする請求
項１又は３記載の流動床加熱用バーナ - 【請求項５】 燃焼室と燃焼ガス通過用筒体部間をテー
パー状に構成したことを特徴とする請求項１記載の流動
床加熱用バーナ - 【請求項６】 燃焼ガス通過用筒体部又は燃焼ガス噴出
用筒体部に曲がり部を構成することを特徴とする請求項
１〜５までのいずれか１項に記載の流動床加熱用バーナ - 【請求項７】 燃焼ガス通過用筒体部を燃焼室に対して
着脱可能に接合して突設することを特徴とする請求項１
〜６までのいずれか１項に記載の流動床加熱用バーナ - 【請求項８】 燃焼ガス噴出用筒体部を燃焼ガス通過用
筒体部に対して着脱可能に接合して突設することを特徴
とする請求項１〜７までのいずれか１項に記載の流動床
加熱用バーナ - 【請求項９】 燃焼室を一次燃焼室、燃焼ガス通過用筒
体部を二次燃焼室として動作させることを特徴とする請
求項１〜８までのいずれか１項に記載の流動床加熱用バ
ーナ - 【請求項１０】 内部に保炎器を内蔵した燃焼室から燃
焼ガス通過用筒体部を突設すると共に、その先に燃焼ガ
ス噴出用筒体部を設け、燃焼ガス通過用筒体部及び燃焼
ガス噴出用筒体部は、その断面積を燃焼室の断面積より
も小さく構成すると共に、燃焼ガス噴出用筒体部には多
数の噴出孔を設けた流動床加熱用バーナを構成し、この
流動床加熱用バーナは、燃焼ガス噴出用筒体部を水平か
ら鉛直下向きの間の適宜姿勢において流動床内に位置さ
せるように設置したことを特徴とする流動床燃焼装置 - 【請求項１１】 内部に保炎器を内蔵した燃焼室から燃
焼ガス通過用筒体部を突設すると共に、その先に燃焼ガ
ス噴出用筒体部を設け、燃焼ガス通過用筒体部及び燃焼
ガス噴出用筒体部は、その断面積を燃焼室の断面積より
も小さく構成すると共に、燃焼ガス噴出用筒体部には多
数の噴出孔を設けた流動床加熱用バーナを構成し、この
流動床加熱用バーナは、燃焼ガス通過用筒体部及び燃焼
ガス噴出用筒体部を水平から鉛直下向きの間の適宜姿勢
において流動床内に位置させるように設置したことを特
徴とする流動床燃焼装置 - 【請求項１２】 燃焼ガス通過用筒体部を水平の姿勢で
設置する場合において、最も近い噴出孔からの燃焼ガス
通過用筒体部の長さＬは、断面高さをｄ、流動床に用い
られている粒子と燃焼ガス通過用筒体部の部材の安息角
をαとした場合、Ｌ＞ｄ／tanαとすることを特徴とす
る請求項１０又は１１に記載の流動床燃焼装置 - 【請求項１３】 燃焼ガス通過用筒体部又は燃焼ガス噴
出用筒体部を下向きの姿勢で流動床内に位置させて設置
する場合、燃焼ガス通過用筒体部又は燃焼ガス噴出用筒
体部に曲がり部を構成することを特徴とする請求項１０
又は１１記載の流動床燃焼装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31992896A JPH10160118A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 流動床加熱用バーナ及び流動床燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31992896A JPH10160118A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 流動床加熱用バーナ及び流動床燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10160118A true JPH10160118A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18115811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31992896A Pending JPH10160118A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 流動床加熱用バーナ及び流動床燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10160118A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008007372A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Nippon Oil Corp | 改質器および間接内部改質型固体酸化物形燃料電池 |
| JP2008007371A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Nippon Oil Corp | 改質器および間接内部改質型固体酸化物形燃料電池 |
| JP2011094868A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Osaka Gas Co Ltd | 流動床式焼却炉のガスノズル |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP31992896A patent/JPH10160118A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008007372A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Nippon Oil Corp | 改質器および間接内部改質型固体酸化物形燃料電池 |
| JP2008007371A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Nippon Oil Corp | 改質器および間接内部改質型固体酸化物形燃料電池 |
| JP2011094868A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Osaka Gas Co Ltd | 流動床式焼却炉のガスノズル |
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