JPS63210509A - 微粉炭を燃料とする点火バ−ナ - Google Patents

微粉炭を燃料とする点火バ−ナ

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JPS63210509A
JPS63210509A JP4467187A JP4467187A JPS63210509A JP S63210509 A JPS63210509 A JP S63210509A JP 4467187 A JP4467187 A JP 4467187A JP 4467187 A JP4467187 A JP 4467187A JP S63210509 A JPS63210509 A JP S63210509A
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JP
Japan
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pulverized coal
ignition
ignitor
sleeve
fuel
Prior art date
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Pending
Application number
JP4467187A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahisa Masai
政井 忠久
Shigeki Morita
茂樹 森田
Shigeto Nakashita
中下 成人
Ikuhisa Hamada
幾久 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Publication of JPS63210509A publication Critical patent/JPS63210509A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は燃焼装置に係り、特に微粉炭に直接点火する微
粉炭を燃料とする点火バーナに関する。
(従来の技術) 従来技術における微粉炭バーナにおいては、イグナイタ
を用いてガス又は軽油を燃料として点火トーチに点火し
、次いで主バーナに重油を供給して重油燃焼を行ない、
ボイラの負荷が30〜40%に達したとき、微粉炭の供
給を開始し燃料を重油から微粉炭に切り替えた後、ボイ
ラの負荷を100%にして運転するするように設計され
ている。これは燃料として微粉炭は重油に比べて難燃性
であるため、火炉内部が所定の高温に達しないと充分に
燃焼が進まないことによるものである。
火力発電用ボイラにおいては、基礎電力は原子力が主体
となりつつあり、火力発電はいわゆる中間負荷用として
使用する稼動形態に移行する状況にある。このように石
炭焚ボイラでは30〜40%以下のボイラ負荷では重油
燃焼による稼動を余儀なくされているのが実情であった
(発明が解決しようとする問題点) 周知の通り、重油価格は石炭のそれに比べて高価である
から、上記のようにボイラの低負荷運転時に重油燃焼を
実行し、また中間負荷運転故に毎日運転停止や夜間運転
停止を頻繁に実施したりすると、必然的に発電単価が高
くなる。さらに上記の通り石炭焚ボイラでは軽油設備、
重油設備及び石炭設備が共に必要となり、初期設備に対
する設備投資額が過大となり、これらのために要する保
守点検費用も嵩むという問題点があった。本発明は上記
の問題点に鑑み、ボイラに対する点火から全負荷運転状
態に達するまで微粉炭を燃料として使用する微粉炭を燃
料とする点火バーナを提供することを目的としている。
すなわちイグナイタによって直接的に微粉炭を燃料とす
る点火バーナに点火させ、その後微粉炭主バーナに着火
させるものである。但し異常事態に対処しては、必要に
応じて油バーナにも着火できるようになっており、重油
用微粉炭用の同軸バーナとして点火バーナを位置付ける
ものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的は、1次スリーブが火炉に対向する前部に設
けた保炎部に着火用イグナイタを設け、導入する一次空
気のC/A比を0.7〜1.0(1,0が最も好ましい
)とすることによって達成される。
(作用) C/A比0.7〜1.0に調整された1次空気によって
搬送される微粉炭流は、バーナ前面の噴口部に設けられ
た保炎エツジによって小渦流が形成され、この小渦流が
保炎部での燃焼速度を増大させる。
一方保炎部では実質的な流速は零に近くなるため火炎は
安定する。この小渦流域にイグナイタを配置し、点火エ
ネルギーを付加することにより、容易に微粉炭に点火さ
せることができる。イグナイタは微粉炭に点火後、取り
外しが可能のように構゛成される。微粉炭燃焼により火
炎が膨張するために保炎テーパ面が必要となる。一方2
次空気はスワラにより旋回流が与えられるために1点火
後の微粉炭と2次空気の拡散を助成させることにより完
全燃焼が図られるものである。
(実施例) 以下本発明の内容を実施例により図面と共に詳細に説明
する。第1図は本発明に係る微粉炭を燃料とする点火バ
ーナの断面図、第2図は第1図のA親図であるが、先ず
微粉炭の供給は一般に、図示しない粉砕機によって粉砕
の後1次空気によって搬送され、微粉炭・1次空気混合
物1は微粉炭を燃料とする点火バーナへ供給される。粉
砕機で粉砕された後一旦微粉炭ビンに貯溜され、フィー
ダに定量供給後1次空気によって搬送される別の微粉炭
供給手段があるが1本発明は上記何れの供給手段によっ
ても良い。次に2次空気は一般的には強制通風機(FD
P)又は1次空気通風機(PAF)の出口から分岐して
各微粉炭を燃料とする点火バーナへ供給される。しかし
状況に応じて2次空気専用の通風機によって供給される
こともあり特に限定があるものではない。またイグナイ
タは通常油などで使用されている漏洩型トランスによる
高圧放電式やパルスイグナイタ方式の利用又は高温発熱
型のグローヒータでも差し支えない。
但し微粉炭はガス・重油に比べて点火がやや困難である
ので高出力型が好ましく50〜200ジユールの発熱量
が必要である。
一般に点火バーナは主バーナに付設されるので、2次空
気の外側に燃焼空気が供給されるようになっている。こ
の燃焼空気は状況により旋回が伴っていたり、また流速
や温度も点火条件によって変化するものである。このよ
うに外部の撹乱要因が強いので、ある意味では2次空気
流によって、微粉炭を燃料とする点火バーナの火炎を前
記撹乱から保護してやる必要がある6つまり2次空気の
ドラフト(バーナ差圧)を、上記主バーナのドラフトよ
り高く採ることによって達成できるものである。第1図
において微粉炭・1次空気混合物1は点火バーナの中心
部に供給され、1次スリーブ2によって導かれ、バーナ
噴口3から図示しない炉内へ供給される。バーナ噴口3
には保炎エツジ9の作用により、微粉炭流の2次スリー
ブ側に小さな乱流が形成され、これによって燃焼速度が
向上する。また保炎エツジ9、保炎部10及び保炎テー
パ面8で構成される保炎機構によってバーナ前面には1
次空気の噴流に伴う渦流14が形成され火炎安定性を向
上させる。一方2次空気4は1次スリーブ2と2次スリ
ーブ5の間に形成される環状空間を通り、保炎テーパ而
8と2次スリーブテーパ部6の中間のテーパ環状空間内
に設けられたスワラ7により、旋回流17となって炉内
へ向かって噴出される。保炎部10の一隅にイグナイタ
スリーブ11が構成されており、イグナイタスリーブ1
1の内部にはイグナイタロッド12が装着されている。
イグナイタスリーブ11とイグナイタロッド12間の空
間に火炉方向に向かうシーリングエア18が供給され、
微粉炭燃焼に伴う灰がこの空間からバーナ内に侵入する
のを防止している。イグナイタロツド12の先端にはイ
グナイタ13が装着されている。イグナイタ13は、バ
ーナ噴口3から噴出する微粉炭流が直接イグナイタ13
に接触しない位置すなわち保炎テーパ面に近接する保炎
部10上の前記よどみ部に設けられて点火の確実性を保
持するように配慮されている。また点火バーナの中心部
に油供給管19及びアトマイザ20が設けられている。
これは点火の異常時に対応するためのものであって、不
使用時には図示しない駆動装置によって除却可能のよう
に構成されている。第2図に示す複数個の保炎エツジ9
は微粉炭の通過に伴う耐摩耗性向」二の見地からセラミ
ックス成型品が好ましく、またバーナの外周部分にはス
ワラ7と2次空気噴口21が設けられ、前述のように2
次空気は旋回しつつ放射状に火炉に向かって噴出される
。第3図は第1図のB部詳細を示す図で、微粉炭・1次
空気混合物1の導入に伴って保炎部10上には渦流14
が発生し、前記C/A比0.7〜1.0の1次空気によ
って微粉炭が超微粒化されているから、この渦流14近
傍は最も点火の容易な空間領域となっている。一方2次
空気はスワラ7によって旋回しながら放射状に噴出する
ので、そのフローパターンは第4図に示すように、中央
部に逆流16による逆流域が発生するため、微粉炭の主
流は矢印17のような拡散流を形成し燃焼効率を向上さ
せるものである。
本発明の微粉炭を燃料とする点火バーナは、火炎の安定
性を大幅に改善したものであり、保炎機構は主バーナに
対しても応用が可能である。また上述の通り本発明は微
粉炭を燃料とする点火バーナとして説明してきたが、重
油、微粉炭兼用のバーナとしても使用することができる
ものである。
(発明の効果) 本発明の実施により、点火時から軽油等の液体燃料を使
用する必要がなくなり、特に毎日起動運転や毎週起動運
転及びボイラ負荷30〜40%以下での運転が多い中間
負荷ボイラに適用した場合に、燃料費削減の効果は極め
て大なるものがある。また状況によっては、油系統の付
帯設備を省略することも可能となるので、設備投資費用
や保守管理費用の削減が可能となり、発ffi原価の大
幅な低減が可能となるなどの顕著な効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る微粉炭を燃料とする点火バーナの
断面図、第2図は第1図のA矢視図、第3図は第1図B
部詳細図、第4図は2次空気流の説明図である。 1・・・微粉炭・1次空気混合物 2・・・1次スリーブ   3・・・バーナ噴口4・・
・2次空気     5・・・2次スリーブ6・・・2
次スリーブテーパ部 7・・・スワラ      8・・・保炎テーパ而9・
・・保炎エツジ    10・・・保炎部11・・・イ
グナイタスリーブ12・・・イグナイタロッド13・・
・イグナイタ    14・・・渦流15・・・2次空
気流    16・・・逆流17・・・微粉炭拡散流 
  18・・・シーリングエア19・・・油供給管  
   20・・・油アトマイザ21・・・2次空気噴口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、微粉炭搬送用の1次空気を導入する1次スリーブと
    、この1次スリーブの外側に2次空気を導入する2次ス
    リーブとを備える微粉炭を燃料とする点火バーナにおい
    て、前記1次スリーブが火炉に対向する前部に設けた保
    炎部と、この保炎部に着火用イグナイタを設けているこ
    とを特徴とする微粉炭を燃料とする点火バーナ。 2、前記1次スリーブ内に導入する1次空気量は、C/
    A比(微粉炭が完全燃焼するに必要な空気量/供給空気
    量)が0.7〜1.0であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の微粉炭を燃料とする点火バーナ。
JP4467187A 1987-02-27 1987-02-27 微粉炭を燃料とする点火バ−ナ Pending JPS63210509A (ja)

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