JPH10159931A - 回転−直動変換機構 - Google Patents

回転−直動変換機構

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JPH10159931A
JPH10159931A JP8321356A JP32135696A JPH10159931A JP H10159931 A JPH10159931 A JP H10159931A JP 8321356 A JP8321356 A JP 8321356A JP 32135696 A JP32135696 A JP 32135696A JP H10159931 A JPH10159931 A JP H10159931A
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JP
Japan
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screw
roller
nut
shaft
threads
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JP8321356A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kawase
和夫 川瀬
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Akebono Research and Development Centre Ltd
Original Assignee
Akebono Research and Development Centre Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2247Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers
    • F16H25/2252Planetary rollers between nut and screw

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】効率がよい上に一回転当たりの直動量がを小さ
いローラネジ機構による回転−直動機構を提供する。 【解決手段】 多条の雄ネジを有するシャフト1と多
条の雌ネジを有するナット3の間に前記両ネジに噛み合
うネジを持ったローラ2を介在させてなるローラネジ機
構において、ナット3の雌ネジとシャフト1の雄ネジと
のネジの方向を逆とするとともに、ローラ2のネジ山の
形状を二つの直線あるいは曲面を繋ぎあわせた異なるネ
ジ有効径dR1、dR2からなる形状とし、ナット3のネジ
有効径をd N 、ローラネジ山のつけね部側のネジ有効径
をdR1、ローラネジ山頂部側のネジ有効径をdR2、シャ
フトのネジ有効径をds 、ナット3のネジ条数をJN
ローラ2のネジ条数をJR 、シャフト1のネジ条数をJ
S とした回転−直動変換機構。 即ち、 α=dN /dR1,でγ=dR2/dR1S =(α−γ−1)dR1S =(α−2)・JR,JN =α・JR

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転力を直線運動
に変換する回転−直動変換機構に関するものであり、さ
らに詳細には、ローラネジ機構に関し、効率がよい上に
一回転当たりの直動量を小さくできる回転−直動機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のローラネジ機構としては、特開昭
59−147151号公報に記載されてもの等が知られ
ている。このローラネジ機構は、図6に示すようにシャ
フト10、ナット11、ローラ12とから構成され、リ
テーナ13に保持されたローラ12がシャフト10とナ
ット12との間に介在され、シャフト10が回転すると
ナット11が軸線方向に直線運動する機構となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなローラネジ機構は、 イ)ナットとシャフトのネジが同条数、同向きで、ネジ
のリードはネジピッチ以上として構成されているため、
ナットの一回転当たりのシャフトの移動量をネジピッチ
以下に小さくすることができない。 ロ)ローラのナットに対する軸移動量をなくするには、
ローラに対しナットの条数を多くする必要があるが、こ
うするとナットのリードが大きくなり、所望の軸力を得
るには高トルクの回転動力源、又は高比の減速機が必要
となり、装置の小型化に不利である。 ハ)また、一般にナットを多条としないローラネジ機構
では、ローラがナットに対して相対軸移動をするので、
一公転毎にローラの軸位置の引き戻し機構が必要とな
り、構成が複雑となる。等の問題点がある。
【0004】そこで、本発明は、ローラネジ機構におい
て、ナットとシャフトのネジの方向を逆向きとするとと
もに、ローラのネジ山の形状を二つの直線あるいは曲面
を繋ぎあわせた異なるネジ有効径をもったネジ山形状と
し、ローラの異なるネジ有効径、ナットのネジ有効径、
シャフトネジ有効径、さらには、それぞれのネジ条数を
所定の関係とすることにより、ナットとシャフトの相対
的な一回転当たりのシャフトの軸方向移動量を小さくで
きるようにする。本発明では、ナット(またはシャフ
ト)が一回転した際のシャフトの軸方向移動量を小さく
押さえることができるため、所望の軸力を得るにも低ト
ルクで充分となり、高比の減速機も不要となるため、装
置全体を小型化できるとともに、高効率化を図ることが
できる。また、本機構をブレーキ装置のアクチュエータ
に利用した場合には、小型で高い性能のブレーキ制御が
実現できる。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明が採用
した技術解決手段は、多条の雄ネジを有するシャフト1
と多条の雌ネジを有するナット3の間に前記両ネジに噛
み合うネジを持ったローラ2を介在させてなるローラネ
ジ機構において、ナット3の雌ネジとシャフト1の雄ネ
ジとのネジの方向を逆とするとともに、ローラ2のネジ
山の形状を二つの直線あるいは曲面を繋ぎあわせた異な
るネジ有効径dR1、dR2からなる形状とし、ナット3の
ネジ有効径をdN 、ローラネジ山のつけね部側のネジ有
効径をd R1、ローラネジ山頂部側のネジ有効径をdR2
シャフトのネジ有効径をds 、ナット3のネジ条数をJ
N 、ローラ2のネジ条数をJR 、シャフト1のネジ条数
をJS とし、さらに、α=dN /dR1、 γ=dR2
R1とした時に、 dS =(α−γ−1)dR1S =(α−2)・JRN =α・JR を満足するように各ネジ条数およびネジ有効径を設定す
ることを特徴とする回転−直動変換機構である。
【0006】
【実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実施の形
態を説明すると、図1は第1実施形態としてのローラネ
ジ機構を利用した回転−直動変換機構の断面図、図2は
同側面図、図3は図1中のA−A断面図、図4はナッ
ト、ローラ、シャフトのかみ合い状態を説明する図であ
る。
【0007】図において、1はシャフト、2はローラ、
3はナットであり、これらによってローラネジ機構が構
成されている。シャフト1の外周には、ネジ有効径がd
S 、ネジ条数がJS からなる、たとえば、左ネジが形成
されている。
【0008】ローラ2は、シャフト1のネジに螺合する
ローラネジとして形成され、その両端がリテーナ4に保
持され、かつ、シャフト1の周囲に等ピッチで7本が配
置されている。ローラに形成するネジのネジ山は、図3
に示す如く、ローラ2のネジとナット3の雌ネジとが接
触するまでの点の半径dR1/2(即ち、ローラ側のネジ
山つけね部側のネジ有効半径)と、ローラのネジとシャ
フト側の雄ネジとが接触するまでの点の半径dR2/2
(即ち、ローラネジ山頂部側のネジ有効半径)とが、d
R2>dR1となるようにしてある。言い換えると、ナット
側雌ネジのネジ山の角度θN と、シャフト側の雄ネジの
ネジ山角度θS とがθS >θN となるようにローラ側の
ネジ山が曲面あるいは二つの直線、又は曲線を繋ぎあわ
せた形状として形成されている。
【0009】ローラ2のネジ山頂部側はシャフト1側の
ネジとネジ結合し、ネジ山のつけね部側はナット3側の
ネジとネジ結合しており、さらに、ローラ2のネジ条数
がJ R 、かつ、シャフト1とは逆向きの右ネジとして形
成されている。またリテーナ4より内側のローラ2の一
端側には歯車2aが形成されており、この歯車2aは、
後述するナット3に形成する歯車3aとかみ合ってお
り、歯車2aの歯数は、ローラ2とナット3に形成する
それぞれのネジ有効径の比(即ちdR1/dN :但し、d
N はナットのネジのネジ有効径)と同じギヤ比を持つよ
うな歯数として構成されている。なお、図中5はリテー
ナ4を保持するストップリングであり、また、ナット3
とシャフト1の間に配置するローラの本数は、ナットお
よびシャフトのネジ条数の和以下として配置されてい
る。
【0010】ナット3は、前述したローラネジの外周に
配置され、内周に形成した雌ねじがローラネジと螺合し
ており、雌ネジは、ネジの有効径がdN 、ネジ条数がJ
N の右ネジとして形成されている。ナット3には前記ロ
ーラ2に形成した歯車2aと噛み合う歯車が形成されて
おり、ナット3側に形成する歯車3aの歯数はローラネ
ジとナットの有効径の比と同じギヤ比を持つような歯数
として構成されている。
【0011】そして、本例では、ナット1回転当たりの
シャフトの軸方向移動量を小さくするために、ナットの
ネジ有効径をdN 、ローラのネジ山つけね部側のネジ有
効径をdR1、ローラのネジ山頂部側のネジ有効径を
R2、シャフトのネジ有効径をd S 、ナットのネジ条数
をJN 、ローラのネジ条数をJR 、シャフトのネジ条数
をJS とした時に dR1/JR =dN /JN =(dN −2dR1)/JS であ
り、 さらに、 dR2=γ・dR1(但し、γは比例定数) JN =α・JR (dN =α・dR1) 但し、αは比例定数で整数であり、かつ、ナット、ロー
ラ、シャフトの組み合わせからなるローラネジ機構であ
ることからα≧3であるとした時に、 dS =(α−γ−1)dR1S =(α−2)・JRN =α・JR を満足するようにする。さらに、ナット1回転当たりの
シャフトの軸方向移動量をネジの1ピッチよりも小さく
するには、αとγが以下の式をγ<(α・JR +1)/
(α・JR −1)満足するように、設定する。γ<1の
ときはシャフトの移動する方向が反対でγ>(α・JR
−1)/(α・JR +1)とする。
【0012】このように規定されたローラネジ機構は以
下のように作動する。ナット3とスクリュウ1とを相対
回転すると、ローラ2は双方のネジと接触しながらま
た、ローラの歯がナットに形成した歯と噛み合いながら
シャフトの回りを自、公転する。この時、ローラ、ナッ
ト、シャフトのネジ有効径とネジ条数とは dR1/JR =dN /JN =(dN −2dR1)/JS の関係にあるため、言い換えると、ローラ2とナット3
とのネジ条数の比JR /JN と、ローラ2とナット3の
ネジ有効径の比dR1/dN とが等しいので、ローラ2が
ナット3に対し軸方向に相対移動することはない。な
お、ローラとナットは歯車によっても噛み合っているた
め、ローラとナットとは回転すべりを発生することはな
い。
【0013】一方、シャフト1とナット3のネジ有効径
とネジ条数とはdN /JN =(dN−2dR1)/JS
関係から、ナットの一回転に対してシャフトは軸方向の
相対移動をするが、本実施形態では、 さらにdR2=γ・dR1(但し、γは比例定数) JN =α・JR (dN =α・dR1) とした時に、 dS =(α−γ−1)dR1S =(α−2)・JRN =α・JR を満足するように設定されているため、ナット1回転当
たりのシャフトの軸方向移動量を小さくできる。また、
αとγが以下の式をγ<(α・JR +1)/(α・JR
−1)満足するように設定すると、ナット1回転当たり
のシャフトの軸方向移動量をネジの1ピッチよりも小さ
くでき、シャフトの移動時の高トルクが不要となる。
【0014】以下その理由を詳細に説明すると、先述し
たように、 dR1/JR =dN /JNN /JN =(dN −2dR1)/JS であり、さらに、ナットに対しシャフトをN回転させた
ときのシャフトとローラの相対回転数をN1、ローラの
回転数をN2、ナットとローラの相対回転数をN3とす
ると、 N1+N3=N となる。また、図から dN =dS +dR1+dR2 そして夫々互いに接しあう周長の関係より、 π・dR2・N2=π・dS ・N1 π・dR1・N2=π・dN ・N3 ここで、 dR2=γ・dR1N =α・JR とすると、 dS =(α−γ−1)dR1S =(α−2)・JRN =α・JR となる。また、 N=N1+N3 N1=N2・dR2/dS N3=N2・dR1/dN 上記、、式より、 N=N2(α−1)(γ+1)/α(α−γ−1) したがって、ネジピッチをPとした時にナット一回転当
たりのシャフトの相対移動量(それぞれの接点の移動量
差)は、 L=(JS ・p・N1−JN ・p・N3)/N =〔(α−2)・JR ・P・N2・γ/(α−γ−1) −α・JR ・p・N2/α〕/N =JR ・P・α(γ−1)(α−1)/(α−1)(γ+1) =JR ・P・α(γ−1)/(γ+1) 上記式よりLをピッチP以下とするには、 JR ・α・(γ−1)/(γ+1)<1より γ<(α・JR +1)/(α・JR −1)とすればよ
い。 言い換えると、ローラネジつけね側のネジ有効径d
R1と、ネジ山頂部側のネジ有効径dR2との比γがγ<
(α・JR +1)/(α・JR −1)を満足するように
設定すればよい。たとえば、ローラのネジ条数を1、ナ
ットのネジ条数を4、dR1を1、dR2を1.1とした時
に、α=4、γ=1.1 、JR =1であることから、 L=p・JR ・α(γ−1)/(γ+1) =0.19・p・JR
【0015】以上のように設定することにより、本発明
では、ナットが一回転した際のシャフトの軸方向移動量
を小さく押さえることができるため、シャフトの移動量
を精密に制御することが可能となり、たとえば、本機構
をブレーキ装置のアクチュエータに利用した場合には、
精度の高いブレーキ制御が実現できる。また、所望の軸
力を得るにも低トルクで充分となり、高比の減速機も不
要となるため、装置全体を小型化できるとともに、高効
率化を図ることができる。
【0016】次に、前記例においてローラ2のネジとナ
ット3の雌ネジとが接触するまでの点の半径dR1/2
(即ち、ローラ側のネジ山つけね部側のネジ有効半径)
と、ローラのネジとシャフト側の雄ネジとが接触するま
での点の半径dR2/2(即ち、ローラネジ山頂部側のネ
ジ有効半径)とが、dR2>dR1となるようにするための
他の実施形態を図5を参照して説明する。この例は、図
5に示す如く、ローラに形成するネジのネジ山は、断面
が略3角形からなる三角ねじで構成され、前記ローラに
ネジ結合するナットおよびシャフトのネジのネジ山は、
断面が角ネジとして形成され、前記ナットの角ネジの歯
幅をTN とし、シャフトの角ネジの歯幅をTS とした時
に、TN <TS であるようにする。こうすることにより
ローラ2のネジとナット3の雌ネジとが接触するまでの
点の半径dR1と、ローラのネジとシャフト側の雄ネジと
が接触するまでの点の半径dR2とが、dR2>dR1という
関係となり、前述した実施形態と同様にナットが一回転
した際のシャフトの軸方向移動量を小さく押さえること
ができる。
【0017】なお、本発明に係わる回転−直動変換機構
は従来公知のブレーキのアクチュエータとして利用する
ことができることは当然である。また、ブレーキ装置の
アクチュエータとして利用した場合、ロータの回転を制
御することにより容易にアンチロック制御やトラクショ
ン制御等を実行することができることは言うまでもな
い。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明によれば、
ローラネジ機構において、ナットが一回転した際のシャ
フトの軸方向移動量を小さく押さえることができるた
め、シャフトの移動量を低トルクで精密に制御すること
が可能となり、たとえば、本機構をブレーキ装置のアク
チュエータに利用した場合には、精度の高いブレーキ制
御が実現できる、などの優れた効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる、回転−直動変換
機構の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係わる、回転−直動変換
機構の側面図である。
【図3】図2中のA−A断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係わるナット、ローラ、
シャフトのかみ合い状態を説明する図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係わる回転−直動変
換機構の断面図である。
【図6】従来のローラネジ機構の断面図である。
【符号の説明】
1 シャフト 2 ローラ 2a 歯車 3 ナット 3a 歯車 4 リテーナ 5 ストップリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多条の雄ネジを有するシャフト1と多条の
    雌ネジを有するナット3の間に前記両ネジに噛み合うネ
    ジを持ったローラ2を介在させてなるローラネジ機構に
    おいて、ナット3の雌ネジとシャフト1の雄ネジとのネ
    ジの方向を逆とするとともに、ローラ2のネジ山の形状
    を二つの直線あるいは曲面を繋ぎあわせた異なるネジ有
    効径dR1、dR2からなる形状とし、ナット3のネジ有効
    径をdN 、ローラネジ山のつけね部側のネジ有効径をd
    R1、ローラネジ山頂部側のネジ有効径をdR2、シャフト
    のネジ有効径をds 、ナット3のネジ条数をJN 、ロー
    ラ2のネジ条数をJR 、シャフト1のネジ条数をJS
    した時に以下の条件を満足するように各ネジ条数および
    ネジ有効径を設定することを特徴とする回転−直動変換
    機構。 即ち、 α=dN /dR1 γ=dR2/dR1とした時に dS =(α−γ−1)dR1S =(α−2)・JRN =α・JR を満足すること。
  2. 【請求項2】請求項1において、ローラ2のネジ山の形
    状を二つの直線あるいは曲面を繋ぎあわせた異なるネジ
    有効径dR1、dR2からなる形状とし、ナット3のネジ有
    効径をdN 、ローラネジ山のつけね部側のネジ有効径を
    R1、ローラネジ山頂部側のネジ有効径をdR2、ナット
    3のネジ条数をJN 、ローラ2のネジ条数をJR 、シャ
    フト1のネジ条数をJS とした時に以下の条件を満足す
    るように各ネジ条数およびネジ有効径を設定することを
    特徴とする回転−直動変換機構。 即ち、 dR1/JR =dN /JN =(dN −2dR1
    /JSR2=γ・dR1(但し、γは比例定数) JN =α・JR (dN =α・dR1) とした時に、αとγが以下の式を満足すること。 γ<(α・JR +1)/(α・JR −1)
  3. 【請求項3】ローラに形成するネジのネジ山は、ローラ
    2のネジとナット3の雌ネジとが接触するまでの点の半
    径dR1/2と、ローラのネジとシャフト側の雄ネジとが
    接触するまでの点の半径dR2/2とが、dR2>dR1とな
    るようにしてあることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の回転−直動変換機構。
  4. 【請求項4】ローラに形成するネジのネジ山は、断面が
    略3角形からなる三角ねじで構成され、前記ローラにネ
    ジ結合するナットおよびシャフトのネジのネジ山は、断
    面が角ネジとして形成され、前記ナットの角ネジの歯幅
    をTN とし、シャフトの角ネジの歯幅をTS とした時
    に、TN <TS であるようにしたことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の回転−直動変換機構。
JP8321356A 1996-12-02 1996-12-02 回転−直動変換機構 Pending JPH10159931A (ja)

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JP8321356A JPH10159931A (ja) 1996-12-02 1996-12-02 回転−直動変換機構
US08/980,945 US5992258A (en) 1996-12-02 1997-12-01 Rotation/linear motion converting mechanism
DE19753445A DE19753445A1 (de) 1996-12-02 1997-12-02 Mechanismus zum Umwandeln einer Rotationsbewegung in eine Translationsbewegung

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US08/980,945 US5992258A (en) 1996-12-02 1997-12-01 Rotation/linear motion converting mechanism

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004094870A1 (ja) * 2003-04-24 2004-11-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 遊星式差動ねじ型回転一直線運動変換装置
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CN114321309A (zh) * 2021-12-27 2022-04-12 李桐谋 具有微小导程的滚柱丝杠结构

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