JPH10159746A - 可変速ポンプ装置 - Google Patents
可変速ポンプ装置Info
- Publication number
- JPH10159746A JPH10159746A JP32300296A JP32300296A JPH10159746A JP H10159746 A JPH10159746 A JP H10159746A JP 32300296 A JP32300296 A JP 32300296A JP 32300296 A JP32300296 A JP 32300296A JP H10159746 A JPH10159746 A JP H10159746A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- pump
- temperature
- variable speed
- output frequency
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポンプの過負荷運転時におけるインバ−タや
電動機の焼損を防止させること。 【解決手段】 可変速ポンプ14と、この可変速ポンプ
の運転を制御するインバ−タ12と、上記インバ−タ1
2の温度を検出する温度検出手段12tと、この運転温
度検出手段により検出された上記インバ−タの温度が設
定温度より小さい場合には、上記インバ−タの出力周波
数を上昇させ、上記温度検出手段により検出された上記
インバ−タの温度が設定値より大きい場合には、上記イ
ンバ−タの出力周波数を下降させる制御手段11とを具
備したことを特徴とする。
電動機の焼損を防止させること。 【解決手段】 可変速ポンプ14と、この可変速ポンプ
の運転を制御するインバ−タ12と、上記インバ−タ1
2の温度を検出する温度検出手段12tと、この運転温
度検出手段により検出された上記インバ−タの温度が設
定温度より小さい場合には、上記インバ−タの出力周波
数を上昇させ、上記温度検出手段により検出された上記
インバ−タの温度が設定値より大きい場合には、上記イ
ンバ−タの出力周波数を下降させる制御手段11とを具
備したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過負荷運転時にお
けるインバ−タや電動機の温度上昇による焼損を防止す
る機能を備えた可変速ポンプ装置に関する。
けるインバ−タや電動機の温度上昇による焼損を防止す
る機能を備えた可変速ポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポンプの過負荷運転に関しては、電動機
用サ−マルプロテクタ、配線用遮断器、漏電遮断器等に
よ回路を遮断して、電動機の保護を行なっていた。可変
速ポンプの運転電流を制限する技術としては、特許公報
(特許番号第2523139号)に記載されている。
用サ−マルプロテクタ、配線用遮断器、漏電遮断器等に
よ回路を遮断して、電動機の保護を行なっていた。可変
速ポンプの運転電流を制限する技術としては、特許公報
(特許番号第2523139号)に記載されている。
【0003】また、ポンプを駆動する電動機を商用運転
する場合が多い。最近では、電動機の運転方法として省
エネルギ−効果が高く、目標圧力一定制御が可能なイン
バ−タ制御運転を採用するケ−スが多くなってきてい
る。
する場合が多い。最近では、電動機の運転方法として省
エネルギ−効果が高く、目標圧力一定制御が可能なイン
バ−タ制御運転を採用するケ−スが多くなってきてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような汎用のイン
バ−タでは、過負荷時等の温度上昇時にインバ−タを保
護するために、インバ−タトリップさせて強制的にイン
バ−タの出力を停止させていた。
バ−タでは、過負荷時等の温度上昇時にインバ−タを保
護するために、インバ−タトリップさせて強制的にイン
バ−タの出力を停止させていた。
【0005】しかし、インバ−タの出力を停止させてし
まうと断水してしまうという問題があった。本発明は上
記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、例えば、
ポンプの仕様水量を越えた過負荷運転時等におけるイン
バ−タや電動機の焼損を防止させることができる可変速
ポンプ装置を提供することにある。
まうと断水してしまうという問題があった。本発明は上
記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、例えば、
ポンプの仕様水量を越えた過負荷運転時等におけるイン
バ−タや電動機の焼損を防止させることができる可変速
ポンプ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる可変速
ポンプ装置は、可変速ポンプと、この可変速ポンプの運
転を制御するインバ−タと、上記ポンプを運転すること
により発熱する部分を検出する温度検出手段と、この温
度検出手段により検出された上記ポンプ運転中の温度が
設定温度より大きい場合には上記インバ−タの出力周波
数を下降させ、上記温度検出手段により検出された上記
ポンプ運転中の温度が設定値より小さい場合には、上記
インバ−タの出力周波数を上昇させる制御手段とを具備
したことを特徴とする。請求項2に係わる可変速ポンプ
装置のポンプ運転中の温度の検出は、上記インバ−タ内
で行なうようにしたことを特徴とする。
ポンプ装置は、可変速ポンプと、この可変速ポンプの運
転を制御するインバ−タと、上記ポンプを運転すること
により発熱する部分を検出する温度検出手段と、この温
度検出手段により検出された上記ポンプ運転中の温度が
設定温度より大きい場合には上記インバ−タの出力周波
数を下降させ、上記温度検出手段により検出された上記
ポンプ運転中の温度が設定値より小さい場合には、上記
インバ−タの出力周波数を上昇させる制御手段とを具備
したことを特徴とする。請求項2に係わる可変速ポンプ
装置のポンプ運転中の温度の検出は、上記インバ−タ内
で行なうようにしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施の形態について説明する。図1において、11は本装
置を統括して制御するためのCPU(中央処理装置)で
ある。このCPU11には、図2のフロ−チャ−トに示
す制御を行なう制御プログラムが記憶されている。この
CPU11にはインバ−タ12が接続されている。この
インバ−タ12の出力周波数はCPU11からの指令信
号aにより行われる。
施の形態について説明する。図1において、11は本装
置を統括して制御するためのCPU(中央処理装置)で
ある。このCPU11には、図2のフロ−チャ−トに示
す制御を行なう制御プログラムが記憶されている。この
CPU11にはインバ−タ12が接続されている。この
インバ−タ12の出力周波数はCPU11からの指令信
号aにより行われる。
【0008】このインバ−タ12の出力はモ−タ13に
出力される。つまり、インバ−タ12の出力周波数に応
じてモ−タ13の回転数が可変制御される。このモ−タ
13にはポンプ14が接続されている。また、インバ−
タ12の温度Tuは温度検出部12tで検出される。こ
の検出温度TuはCPU11に出力される。
出力される。つまり、インバ−タ12の出力周波数に応
じてモ−タ13の回転数が可変制御される。このモ−タ
13にはポンプ14が接続されている。また、インバ−
タ12の温度Tuは温度検出部12tで検出される。こ
の検出温度TuはCPU11に出力される。
【0009】このポンプ14の吐出側は逆止弁15、仕
切弁16を介して給水管17に接続される。この給水管
17には圧力タンク18が接続されている。
切弁16を介して給水管17に接続される。この給水管
17には圧力タンク18が接続されている。
【0010】さらに、給水管17において、圧力タンク
18の下流側に圧力センサ19が接続されている。この
圧力センサ19により検出された圧力信号はCPU11
に出力される。
18の下流側に圧力センサ19が接続されている。この
圧力センサ19により検出された圧力信号はCPU11
に出力される。
【0011】次に、上記のように構成された本発明の一
実施の形態の動作について図2のフロ−チャ−トを参照
して説明する。まず、通常のポンプ運転制御が行われる
(ステップS1)。
実施の形態の動作について図2のフロ−チャ−トを参照
して説明する。まず、通常のポンプ運転制御が行われる
(ステップS1)。
【0012】そして、温度検出部12tにより温度Tu
を読み取る(ステップS2)。そして、この温度Tuと
設定温度Tsとが比較される(ステップS3)。このス
テップS3の判定で「Tu=Ts」と判定された場合に
は、通常のポンプ運転が行われる(ステップS4)。
を読み取る(ステップS2)。そして、この温度Tuと
設定温度Tsとが比較される(ステップS3)。このス
テップS3の判定で「Tu=Ts」と判定された場合に
は、通常のポンプ運転が行われる(ステップS4)。
【0013】一方、ステップS3の判定で「Tu>T
s」と判定された場合には、インバ−タの出力周波数を
強制的に下げる制御が行われる(ステップS5)。さら
に、ステップS3の判定で「Tu<Ts」と判定された
場合には、インバ−タの出力周波数を上昇させる制御が
なされる(ステップS6)。
s」と判定された場合には、インバ−タの出力周波数を
強制的に下げる制御が行われる(ステップS5)。さら
に、ステップS3の判定で「Tu<Ts」と判定された
場合には、インバ−タの出力周波数を上昇させる制御が
なされる(ステップS6)。
【0014】このように、インバ−タ12の出力電流値
が上昇するとインバ−タユニットの温度が上昇するた
め、その温度を随時測定し、温度Tuが設定温度Tsを
越えると、出力周波数を下げ、検出温度Tuが設定温度
Tsより下がると出力周波数を上げるようにしている。
このため、インバ−タ12やモ−タ13の保護を計るこ
とができる。特に、夏場の暑い時期や、高温機器が近く
にある場合などでは、運転電流増加時の温度上昇時にイ
ンバ−タを保護することができるため一層効果的であ
る。
が上昇するとインバ−タユニットの温度が上昇するた
め、その温度を随時測定し、温度Tuが設定温度Tsを
越えると、出力周波数を下げ、検出温度Tuが設定温度
Tsより下がると出力周波数を上げるようにしている。
このため、インバ−タ12やモ−タ13の保護を計るこ
とができる。特に、夏場の暑い時期や、高温機器が近く
にある場合などでは、運転電流増加時の温度上昇時にイ
ンバ−タを保護することができるため一層効果的であ
る。
【0015】
【発明の効果】請求項1及び請求項2記載の発明によれ
ば、インバ−タユニットの温度を検出し、ポンプを駆動
するモ−タの運転電流が上昇することにより、インバ−
タユニットの温度が上昇し、温度が設定値より越える
と、インバ−タの出力周波数を下げるようにしたので、
電動機やインバ−タの保護を計ることができる。
ば、インバ−タユニットの温度を検出し、ポンプを駆動
するモ−タの運転電流が上昇することにより、インバ−
タユニットの温度が上昇し、温度が設定値より越える
と、インバ−タの出力周波数を下げるようにしたので、
電動機やインバ−タの保護を計ることができる。
【0016】特に、夏場の暑い時期等の周囲温度が高い
場合でも、設定温度上限までの運転は可能である。ま
た、拘束時の急激な温度上昇にも対応可能となる。さら
に、渦巻きポンプの場合、大容量負荷のポンプでも例え
ば少水量領域のみの運転であれば、1まわり以上小さい
電動機やインバ−タで対応することも可能である。
場合でも、設定温度上限までの運転は可能である。ま
た、拘束時の急激な温度上昇にも対応可能となる。さら
に、渦巻きポンプの場合、大容量負荷のポンプでも例え
ば少水量領域のみの運転であれば、1まわり以上小さい
電動機やインバ−タで対応することも可能である。
【図1】本発明の一実施の形態に係わる可変速ポンプ装
置の構成を示すブロック図。
置の構成を示すブロック図。
【図2】動作を説明するためのフロ−チャ−ト。
11…CPU、12…インバ−タ、13…モ−タ、14
…ポンプ、15…逆止弁、16…仕切弁、17…給水
管、18…圧力タンク、19…圧力センサ。
…ポンプ、15…逆止弁、16…仕切弁、17…給水
管、18…圧力タンク、19…圧力センサ。
Claims (2)
- 【請求項1】 可変速ポンプと、 この可変速ポンプの運転を制御するインバ−タと、 上記ポンプを運転することにより発熱する部分を検出す
る温度検出手段と、 この温度検出手段により検出された上記ポンプ運転中の
温度が設定温度より大きい場合には上記インバ−タの出
力周波数を下降させ、上記温度検出手段により検出され
た上記ポンプ運転中の温度が設定値より小さい場合に
は、上記インバ−タの出力周波数を上昇させる制御手段
とを具備したことを特徴とする可変速ポンプ装置。 - 【請求項2】 上記ポンプ運転中の温度の検出は、上記
インバ−タ内で行なうようにしたことを特徴とする請求
項1記載の可変速ポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32300296A JPH10159746A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 可変速ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32300296A JPH10159746A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 可変速ポンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10159746A true JPH10159746A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18150047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32300296A Pending JPH10159746A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 可変速ポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10159746A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004052583A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Kawamoto Densan Kk | ポンプ用制御盤 |
JP2004316504A (ja) * | 2003-04-15 | 2004-11-11 | Hitachi Koki Co Ltd | 空気圧縮機及びその制御方法 |
US6947364B1 (en) | 2000-05-15 | 2005-09-20 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Detecting track jumps during reading or writing of data on an optical disk |
JP2009008091A (ja) * | 2004-07-26 | 2009-01-15 | Ebara Corp | 消火ポンプ装置 |
US7704052B2 (en) | 2003-03-31 | 2010-04-27 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Air compressor and method for controlling the same |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP32300296A patent/JPH10159746A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6947364B1 (en) | 2000-05-15 | 2005-09-20 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Detecting track jumps during reading or writing of data on an optical disk |
JP2004052583A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Kawamoto Densan Kk | ポンプ用制御盤 |
US7704052B2 (en) | 2003-03-31 | 2010-04-27 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Air compressor and method for controlling the same |
US8328524B2 (en) | 2003-03-31 | 2012-12-11 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Air compressor and method for controlling the same |
JP2004316504A (ja) * | 2003-04-15 | 2004-11-11 | Hitachi Koki Co Ltd | 空気圧縮機及びその制御方法 |
JP2009008091A (ja) * | 2004-07-26 | 2009-01-15 | Ebara Corp | 消火ポンプ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040416 |