JPH10159022A - 土木工学構造物における少なくとも1つの固定点を位置決めするための装置およびその使用 - Google Patents

土木工学構造物における少なくとも1つの固定点を位置決めするための装置およびその使用

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JPH10159022A
JPH10159022A JP9184595A JP18459597A JPH10159022A JP H10159022 A JPH10159022 A JP H10159022A JP 9184595 A JP9184595 A JP 9184595A JP 18459597 A JP18459597 A JP 18459597A JP H10159022 A JPH10159022 A JP H10159022A
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bridge
bridge deck
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ブルノ・ドマンジ
Alfred Krief
アルフレッド・クリフ
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    • E01D19/04Bearings; Hinges
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
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    • E04H9/021Bearing, supporting or connecting constructions specially adapted for such buildings
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正常時には構造物部分の一点を固定されてい
ると考えられる部分を支持する他の点に対して適所にロ
ックする、少なくとも1つの固定点を、土木工学構造物
の中に位置決めするための装置を提供する。 【解決手段】 妨害作用がなくなるとすぐに構造物部分
をその初めの位置に戻すために、この装置(32)は、
固定点のいずれの側にも対向して取り付けられた少なく
とも2つのプレストレス緩衝ばねを含み、これらのばね
は、まず橋床(10)などの相対的に移動することがで
きる構造物部分に作用し、次いで橋脚(11)などの固
定されていると考えられる構造物部分に作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木工学構造物に
おいて少なくとも1つの固定点を位置決めするための装
置に関し、またこのような構造物の保持物におけるこの
装置の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】特に橋梁や陸橋などの土木工学構造物
は、第1に地面に結合されて固定されていると考えられ
る支持体を含み、第2に、これらの支持体の上に置かれ
熱膨張を受けやすく、そしてコンクリート橋床の場合に
は収縮とクリープを受けやすい橋床などの鋼鉄部分また
はコンクリート部分を含む。
【0003】したがってこの形式の構造物では、固定支
持体と1つまたは複数の橋床などの1つまたは複数の構
造部分との両方が存在し、これらの橋床の長さは、年間
を通じると、例えば長さが800mの橋梁では400m
m程度変化することがある。したがってこの長さの連続
的変化は、膨脹または収縮する橋床とその支持体、例え
ば橋床を支持する橋脚頂部との間に相対的移動を生じさ
せる。
【0004】これらの要因を考慮に入れるために、第1
に橋床を支持する橋脚と支持体とに対して橋床が自由に
膨脹、収縮できるように、そして第2に橋床が制御でき
ないように動く可能性を防ぐために橋床上のどこかに1
つの固定点を設けるように、摩擦係数の低い滑動ケーシ
ングを有する支持体によって、または橋床と橋脚頂部と
の間の弾性的支持体または剛性取付け台もしくはその両
方によって、橋床と橋脚頂部との間の結合が達成され
る。
【0005】本発明をさらによく理解するために、まず
図1ないし図6を参照して従来の技術にしたがって使用
される主な手段を説明し、次いで図8と図9を参照して
本発明を説明するが、図7は従来の技術と本発明の両方
によって得られた結果を説明するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】提起される基本的な問
題の1つは、例えば橋床の場合に、この橋床が年間を通
じて自由に膨脹および収縮できるが単一ユニットとして
は移動しないことを保証し、そして固定された定着点を
維持する固定点を作るという問題である。固定点が例え
ば橋脚の1つと橋床の対応する一点との間の結合部に形
成され、そして特別の用心がなされない場合には、例え
ば地震の際などには、橋脚は橋梁を保持することができ
ないので、橋脚によって引き起こされる移動の影響の下
で橋梁が崩壊することになる。発生するこの問題を回避
するために、過度の応力がかかった場合に例えば留めく
さびのせん断の結果として固定支持体が破壊される場合
には、問題は、橋床の付随する転位移動を制御すること
ができず、そしてまた余震の際に橋床を保持するための
固定支持体はもはや全くなくなることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、土木工
学構造物を支持すると同時に、構造物にその支持体に対
する所定の自由度、特に橋床の熱膨脹移動などの熱膨脹
移動を許す滑り支持体などの、周知の形式の装置を備え
た土木工学構造物において、正常時には構造物部分の一
点を橋脚または他の何らかの支持体などの固定されてい
ると考えられる部分を支持する他の点に対して適所にロ
ックし、少なくとも1つの固定点を位置決めするための
装置であって、まず地震、橋梁上での列車の緊急停止、
または他の何らかの妨害に起因するような異常応力が加
わった場合に、前記の構造物の一点の移動を許し、次い
で、妨害作用がなくなるとすぐに前記の構造物部分をそ
の初めの位置に戻すようになっており、前記装置は、固
定点のいずれの側にも対向して取り付けられた少なくと
も2つのプレストレス緩衝ばねを含み、そしてこれらの
プレストレス緩衝ばねは、まず橋床などの相対的に移動
する構造物部分に作用し、次いで橋脚など固定されてい
ると考えられる構造物部分に作用し、こうしてばねのプ
レストレスが、異常応力が加わらないときには装置が固
定された相対位置にある構造物の2つの部分をこの点に
維持するように計算されることを特徴とする。
【0008】これらの手段のどれが選ばれるかに応じ
て、対向して取り付けられた2つのプレストレスばねの
使用は正常時には「仮想の」固定点を生じさせ、ばねの
プレストレス力は、通常の応力が加えられるときには構
造物の2つの部分の間の相対的移動をその場所で防止
し、異常な応力が加えられる場合には、ばねの介在が構
造物の可動部分を固定部分に対して変位することを可能
にし、同時にこの移動を確実に緩衝させ、妨害作用がな
くなると、十分な力を有するプレストレスばねは構造物
の可動部分をその初めの位置に戻すことができ、構造物
の仮想固定部分を同じ場所に再び作り出すことが理解さ
れよう。
【0009】本発明は同様に、構造物、特に橋脚すなわ
ち支持体の上に置かれた橋床を有し、本発明による形式
の位置決め装置を含む橋梁に適用される。
【0010】米国特許第4402483号は、一見して
本発明による装置に類似していると思われる装置を開示
している。
【0011】しかしながら、この特許に記載された装置
は全く異なる形式のものである。その装置は実質的に
は、図1と図2において2で、また図4と図5において
22で示される支持板を含み、この支持板は、固定され
ていると考えられ図1と図2において4で、また図4と
図5において24で示される環状輪郭の中に囲まれ、支
持板は、平行に取り付けられた緩衝装置6、26を有す
る対向して取り付けられたプレストレスばね5、25に
よって環状リングの中に中心を合わせて保持されてい
る。
【0012】通常はその装置は、コンピュータなどの壊
れやすい機械類、非常発電機、および危険性のある対象
物(第1欄11、12行)を特に地震による衝撃から保
護するために適応される。米国特許第4402483号
による装置を、より大きな対象物に使用することもでき
る。この場合には、複数のつり合いユニットが共通の支
持板を支持する(第5欄65行から第6欄8行まで)。
【0013】したがって本発明とは違って、この米国特
許は「仮想」固定点を有する装置を記載するものではな
く、例えば橋床などの大きな対象物の場合には、装置の
各々が衝撃を弱めるために同時に作動し、衝撃がなくな
ると構造物をその初めの位置に戻すので、特別の固定点
は存在しない。米国特許第4402483号による装置
は構造物を支持するが、本発明による装置は構造物を支
持せず、単に構造物の定着点を希望の場所に位置付け
る。
【0014】換言すれば、これらの装置は構造の点で非
常に異なり、決して同じ機能を果たすものではない。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明およびその実施形態は、単
に例示として準備した添付の図面を参照して提供する以
下の説明から、より明確に理解されよう。
【0016】まず図1を参照すると、10は橋床を示
し、この橋床は2つの橋脚11、12の上に載ってお
り、橋床の両端では2つの支持体13、14の上に載っ
ている。図1における両方向矢印は、橋脚11、12と
支持体13、14に対する橋床の可能な相対移動を示
す。
【0017】図2は通常の構造を示し、この場合は、橋
脚11の頂部に載った橋床10は、ステンレス鋼板1
5、テフロン(TM)板16、カップ18の中に載った
ピストン17、介在するエラストマ19を介して、例え
ばコンクリートで作られ橋脚頂部11に置かれたプレー
ト20を圧迫している。
【0018】両方向矢印F1、F2で示すように、この
建造物は特に長さ方向に、橋脚11に対する橋床10の
自由な滑動変位と、エラストマ19を圧縮するピストン
手段17による所定の緩衝移動を許す。
【0019】図3はさらなる従来の技術による実施形態
を概略的に示すもので、この場合は、橋床10は例えば
ネオプレン型のゴム・ブロック21によって橋脚11の
頂部に上に載っている。このブロックの例えば破線で示
すような右側へ向かっての変形も、橋脚11に対する橋
床10の限られた変位と、ネオプレン・ブロックの荷重
の下での圧縮度合いの多少に応じるわずかな垂直移動を
可能にする、ある程度の自由度を許す。
【0020】図4は、橋脚11の上の橋床10の組立物
を概略的に示すもので、橋脚11自体は地面22の上に
載っている。
【0021】図5と図6は一変形実施形態を示すもの
で、この場合は、橋床10はプレート23によって橋脚
11の上に載っており、プレート23の上にはレール2
4が取り付けられ、レール24の中にはくさび25がか
み合っており、くさび自体は橋床10の下面によって堅
く固定されている。くさび25はレール24のランナ2
6の中を縦方向に滑動することができ、こうして矢印F
1の両方向に縦方向に滑動することによって、橋床が橋
脚に対して自由に移動できるようにしている。簡単なく
さび25の代わりに、直角方向に向けられ橋脚によって
堅く固定されている両レールを貫通する直交くさび(図
示せず)を設ける場合には、1つの固定点によってロッ
クが行われ、この点において橋脚に対する橋床のいかな
る変位も妨げられることが認識されよう。この形式の固
定点を有するシステムの欠点は、くさびが強過ぎる場
合、地震またはその他の激しい妨害がある際に橋脚が崩
壊することがあるが、くさびがこのような状況において
はせん断するように設計されている場合には、橋脚には
もはや保持されず、制御不可能に移動する可能性がある
ことである。
【0022】図7では、橋床10はそれぞれA〜Hで示
された8つの支持体の上に載っていると想定する。4つ
の支持体A、B、C、Dは滑動支持体であると想定し、
これらは特に両方向矢印F1にしたがう縦方向と両方向
矢印F3にしたがう橋床の横断方向とにおけるいかなる
変位も許す。このような支持体は、例えば図2と図3に
説明し図示された形式の支持体にすることができる。
【0023】支持体E、F、Hは、単一方向すなわち両
方向矢印F1にしたがう橋床の縦方向における自由変位
を許す支持体であると想定する。これらも、例えば図5
と図6に図示する形式の支持体にすることができる。
【0024】最後に、Gは固定点の位置を示すもので、
この固定点の周りに橋床が構造物に対して定着されてい
る。原則としてこの点は、固定されていると考えられる
他の構造部分に対して、特にこの場所に取り付けられた
橋脚などの構造物を支持する支持体に対して、移動して
はならない。
【0025】図8は、橋梁の2つの部分、すなわち橋床
10と橋脚11との間にそれぞれ取り付けられたプレス
トレスばね30と緩衝装置31からなる、本発明による
装置の一部を概略的に示す。本発明による装置は、一緒
にして32で示す2つのこのような装置部分からなる。
図9は、2つのこのような装置部分が橋脚11とこれに
よって支持される橋床との間に対向して取り付けられる
方法を示す。
【0026】橋床10を、例えば図2と図3に示すよう
な滑動ケーシングまたはエラストマ・ブロックを有する
形式の装置33によって、または図5と図6に示すよう
な滑動くさび装置によっても、橋脚11の上に支持する
ことができる。しかしながら、両方向矢印F1の方向に
おける変位移動は、それぞれがプレストレスばね30と
緩衝装置31とを含む2つに装置32を介在させること
によって押しとどめられる。プレストレスばね30は、
装置をばね力が釣り合っている対称中央位置に戻すこと
によって、橋脚頂部と橋床とを固定された相対位置に維
持する傾向を持つ。しかしながら、異常な応力が加わる
と、橋床は、緩衝装置31と同時に応力を吸収するばね
をさらに圧縮するために、矢印F1にしたがって加えら
れる力の方向に滑動することができる。妨害が通り過ぎ
てしまうと、装置は自動的に橋床を中央位置に戻すこと
になる。
【0027】弾性ゴムの圧縮緩衝器または油圧式緩衝器
を緩衝装置31として使用できることは有利である。橋
床の質量が問題となる場合には、ばねのプレストレス力
を緩衝しようとする質量の関数として計算すべきである
ことが認識されよう。またプレストレス力は、応力の付
加がなくなると橋床がこれらの支持体の上の橋床の摩擦
力に打ち勝つことによって効果的に適所に戻すような、
十分なものでなければならない。
【0028】本発明による「想像の」すなわち「仮想」
固定点を生じさせるための装置が、特に橋床のすべての
点の変位移動の大きさを減少するように、好ましくは橋
床の中心に向かって取り付けられると有利である。
【0029】複数の並置された橋床からなる橋梁の場合
には、問題とする形式の「仮想」固定点を各橋床に対し
て設けると有利である。
【0030】本発明によれば、妨害が通り過ぎてしまう
と固定点は再び生じ、いわば「再生可能」な固定点が作
られることは認識されよう。
【0031】橋床の縦方向の変位(図7の矢印F1の方
向)またはその横断方向の変位(図7の矢印F3の方
向)を減衰するために、この装置を橋床の上に取り付け
ることが可能であることを認識されたい。
【0032】本発明による装置を使用するために、図7
に示す例において構造物を支持し、正常な移動、特に構
造物とその支持体との間の熱膨脹を許す周知の従来形式
の滑動支持体などの他の装置、すなわち例えば構造物を
固定点に戻すことを目的としない他の緩衝装置も必要と
されることに注目しなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 橋床が一般的な方法で、橋床の各端部におけ
る2つの支持体の間の2つの橋脚の上に載っている様式
を示す概略図である。
【図2】 熱膨張や熱収縮の現象ならびに収縮やクリー
プの現象が発生することを許すために、橋床が橋脚の上
を移動できるようにする従来の技術による装置を示す図
である。
【図3】 実質的に図2におけるものと同じ効果を達成
できるようにする従来の技術による別の装置を示す図で
ある。
【図4】 同じ効果を達成可能にし、そして図示しない
が簡単に説明する一変形実施形態による構造物のための
固定点を作ることができる、くさび形式の従来の技術に
よる装置を示す図である。
【図5】 同じ効果を達成可能にし、そして図示しない
が簡単に説明する一変形実施形態による構造物のための
固定点を作ることができる、くさび形式の従来の技術に
よる装置を示す図である。
【図6】 同じ効果を達成可能にし、そして図示しない
が簡単に説明する一変形実施形態による構造物のための
固定点を作ることができる、くさび形式の従来の技術に
よる装置を示す図である。
【図7】 8つの支持点を含み、このうち4つは支持体
に対する橋床のいかなる相対的変位移動も許し、3つは
橋床のその支持体に対する縦方向の相対的変位移動を許
し、1つは固定点を構成する、橋床の概略図である。
【図8】 本発明による装置を製造するために使用され
るプレストレスばねと緩衝装置の組立品の概略図であ
る。
【図9】 橋脚の上に対向して取り付けられ、本発明に
よる「想像の」固定点を作るように橋脚によって支持さ
れた橋床に作用する、図8に示す形式の2つの機構の使
用を示す図である。
【符号の説明】
10 橋床、 11 橋脚、 12 橋脚、 13、1
4 支持体、 19エラストマ、 20 プレート、
21 ゴム・ブロック、 30 プレストレスばね、3
1 緩衝装置、 32 プレストレスばねと緩衝装置と
の組立品

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土木工学構造物を支持すると同時に、構
    造物にその支持体に対する所定の自由度、特に橋床の熱
    膨脹移動などの熱膨脹移動を許す滑り支持体などの、周
    知の形式の装置を備えた土木工学構造物に1つの固定点
    を位置決めする装置であって、その装置は、正常時に
    は、橋脚または他の支持体など固定されていると考えら
    れる部分である構造物の一点を他の点に対して所定の位
    置に固定し、地震、橋梁上における列車の緊急停止、ま
    たは他の何らかの妨害に起因するような異常応力が加わ
    った場合に、前記の構造物の一点の移動を許し、次い
    で、妨害作用がなくなるとすぐに前記の構造物部分をそ
    の初めの位置に戻し、固定点の両側に向かい合って取り
    付けられた少なくとも2つのプレストレス緩衝ばね(3
    0)を含み、これらのばねは、まず橋床(10)などの
    相対的に移動する構造物部分に作用し、次いで橋脚(1
    1)など固定されていると考えられる構造物部分に作用
    し、ばね(30)のプレストレスが、異常応力が加わら
    ないときには装置が構造物のこの2つの部分を固定され
    た相対位置にある点に維持するように計算されることを
    特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 プレストレスばね(30)の他に変位緩
    衝装置(31)を含むことを特徴とする請求項1に記載
    の装置。
  3. 【請求項3】 緩衝装置が弾性ゴム圧縮型であることを
    特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 緩衝装置が油圧型であることを特徴とす
    る請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 各橋床(10)が、構造物を支持するが
    構造物にその支持体に対するある程度の自由度を許す滑
    動支持体などの、周知の形式の装置に加えて、請求項1
    ないし4のいずれか一項に記載の位置決め装置(32)
    を含むことを特徴とする橋脚または支持体に載った床を
    含む橋梁の保持における前記の位置決め装置の使用。
  6. 【請求項6】 装置が好ましくは橋床の中心に向かって
    取り付けられることを特徴とする請求項5に記載の装置
    の使用。
  7. 【請求項7】 プレストレスばね(30)が橋脚の各側
    に配置され、各ばねが橋脚(11)の片側と橋床(1
    0)とを圧迫するように、前記の装置が橋床(10)と
    橋床を支持する橋脚(11)の1つとの間に取り付けら
    れていることを特徴とする請求項5または6に記載の使
    用。
  8. 【請求項8】 対向して取り付けられた2つのプレスト
    レスばね(30)を含む少なくとも1つの装置が橋床の
    縦方向に配置されていることを特徴とする請求項7に記
    載の使用。
JP9184595A 1996-06-26 1997-06-26 土木工学構造物における少なくとも1つの固定点を位置決めするための装置およびその使用 Pending JPH10159022A (ja)

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FR9607952A FR2750440B1 (fr) 1996-06-26 1996-06-26 Dispositif pour le positionnement d'au moins un point fixe dans un ouvrage de genie civil et application a de tels ouvrages
FR9607952 1996-06-26

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JPH10159022A true JPH10159022A (ja) 1998-06-16

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ID=9493444

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JP (1) JPH10159022A (ja)
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