JPH1015887A - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JPH1015887A
JPH1015887A JP18995896A JP18995896A JPH1015887A JP H1015887 A JPH1015887 A JP H1015887A JP 18995896 A JP18995896 A JP 18995896A JP 18995896 A JP18995896 A JP 18995896A JP H1015887 A JPH1015887 A JP H1015887A
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JP
Japan
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blade
lower blade
upper blade
cutting
cutting edge
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JP18995896A
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English (en)
Inventor
Etsuji Hara
悦二 原
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Kobayashi Engineering Works Ltd
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Kobayashi Engineering Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基材の切れ味を良好にできるとともに、切屑
の発生等も防止できるようにすること。 【解決手段】 一対の上刃15、下刃16が、それらの
刃先34、35を刃の長手方向に漸次噛み合わせること
にて基材27を切断する切断装置10において、上刃に
は、下刃の刃先と最初に噛み合う位置にガイド部材40
が設けられ、このガイド部材は、下刃を刃厚方向に撓み
変形させてこの下刃に上刃に対し接触可能な接圧力を付
与するとともに、この下刃の刃先を上刃の刃先に接触さ
せるべく案内するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板紙や鉄板等の基
材を切断する切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上刃と下刃とを噛み合わせることにより
板紙や鉄板等の基材を切断する切断装置では、一般に、
金属刃である上刃と下刃とが接触して欠けることを防止
するために、噛み合わせ時の両刃間に隙間が設定されて
いる。
【0003】例えば、図9に示すようなロータリータイ
プの切断装置1で、上刃2、下刃3がドラム4、5のそ
れぞれの外周部に設置され、これらの上刃2及び下刃3
が、それらの長手方向がドラム4及び5の軸方向に対し
傾斜配置されたスパイラル刃である場合にも、上刃2と
下刃3の長手方向の一点が噛み合って基材6を切断する
ときに、噛み合い時の上刃2及び下刃3間に隙間が設定
されている。尚、符号γは、スパイラル刃である上刃
2、下刃3のねじれ角を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に、噛み合わせ時の上刃と下刃との間に隙間が生じてい
ると、切れ味が悪くなり、切屑(紙粉)が発生し易い。
【0005】例えば、基材が感熱紙の場合は、切れ味が
悪くなることから切断箇所がこすれて発色してしまう。
また、基材がレントゲン紙の場合には、切れ味が悪くな
って感光剤が剥離してしまう。更に、基材が粘着剤を塗
布した粘着剤紙の場合には、基材と粘着剤とが塊となっ
て上刃或いは下刃に付着し、その後この塊が脱落して、
切断前後の複数枚の紙の間に付着してしまう。
【0006】本発明の課題は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、基材の切れ味を良好にできるととも
に、切屑の発生等を防止できる切断装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、一対の刃が、それらの刃先を上記刃の長手方向に漸
次噛み合せることにて基材を切断する切断装置におい
て、上記一対の刃には、上記他方の刃の刃先と最初に噛
み合う位置に刃先導入部が設けられ、この刃先導入部
は、上記他方の刃を刃厚方向に撓み変形させてこの他方
の刃に上記一方の刃に対し接触可能な接圧力を付与する
とともに、この他方の刃の刃先を上記一方の刃先に接触
させるべく案内するようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記切断装置は、互いに反対方向に回
転する一対のドラムのそれぞれの外周部に刃を設置した
ロータリータイプの切断装置であり、上記刃は、その長
手方向が上記ドラムの軸方向に対し傾斜配置されたスパ
イラル刃であるようにしたものである。
【0009】請求項1又は2に記載の発明には、次の作
用がある。一方の刃に設けられた刃先導入部が他方の刃
を刃厚方向に撓み変形させて、この他方の刃に一方の刃
に対し接触可能な接圧力を付与することから、これらの
刃による基材の切断はこれらの刃の接触状態下で実施さ
れる。このため、基材の切れ味を良好にできるととも
に、両刃を相互に研磨でき、更に、両刃が隙間を有して
基材を切断する場合に生ずる切屑の発生を防止できる。
【0010】また、上記刃先導入部が他方の刃の刃先を
一方の刃の刃先へ接触させるべく案内するので、両刃の
接触状態を刃先導入部にて滑らかに案内でき、両刃の欠
けを防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る切断装置
の第1の実施の形態が適用されたロータリータイプの切
断装置を示す正面図である。図2は、図1のII-II 線に
沿う断面図である。図3は、図2の一部を拡大して示す
断面図である。図4(A)は、図1の上刃を装着したド
ラムを示す正面図であり、図4(B)は、図4(A)の
IV矢視図である。図5は、図4の上刃の一部を示し、
(A)は平面図であり、(B)は側面図であり、(C)
は背面図である。図6は、図4のガイド部材を示し、
(A)は平面図であり、(B)は側面図であり、(C)
は背面図である。図7は、図3の上刃及びガイド部材と
下刃との噛み合わせ動作を示す動作図である。
【0012】ロータリータイプの切断装置10は、図1
に示す如く、架台11に対しそれぞれ両端固定された上
下一対の支軸12A、12Bと、各支軸12A、12B
のそれぞれに図示しないベアリングを介して回転自在に
支持され、互いに反対方向に回転する上下一対の中空ド
ラム13、14と、各ドラム13、14の外周部にそれ
ぞれ固定され、両ドラム13、14の回転時に互いに噛
み合う上刃15、下刃16と、両ドラム13、14を回
転させる駆動装置17とを有して構成されている。
【0013】上下の支軸12A、12Bの各両端部は、
架台11に設けた支持孔18に嵌着支持され、それらの
両端面に固着された固定プレート19を介して架台11
に固定されている。これにより、上下の支軸12A、1
2Bは、架台11に対し両端固定される。
【0014】上下の中空ドラム13、14は、それぞれ
対応する支軸12A、12Bの外周部に、複数対のベア
リング(図示せず)を介して回転自在に支持される。ま
た、中空ドラム13、14の両端面には従動ギヤ20
A、20Bが固定され、各従動ギヤ20A、20Bは、
各一対のベアリング(図示せず)を介して対応する支軸
12A、12Bに回転自在に支持される。ドラム13の
両端に固定される従動ギヤ20Aと、ドラム14の両端
に固定された従動ギヤ20Bとは互いに噛み合い、これ
により、ドラム13とドラム14とを互いに反対方向に
回転可能としている。
【0015】上刃15、下刃16は、後に詳説するが、
図2に示すように、それぞれ対応するドラム13、14
の外周部の長手方向に設けた着座面21にボルト22
A、22Bにより固定され、前述の如く、両ドラム1
3、14の回転時に噛み合う。
【0016】図1に示す駆動装置17は、ドラム13の
両端に対応する 2台のACサーボモータ23Aと、ドラ
ム14の両端に対応する 2台のACサーボモータ23B
とを有して構成される。各モータ23A、23Bは架台
11に固定され、各モータ23A、23Bの出力軸24
はベアリング25を介して架台11に支持される。
【0017】両モータ23Aの出力軸24には、前述の
従動ギヤ20Aに噛み合う駆動ギヤ26Aが固定され
る。両モータ23Bの出力軸24には、前述の従動ギヤ
20Bに噛み合う駆動ギヤ26Bが固定される。モータ
駆動は、 1台をメインとし、他の 3台をヘルパとし、メ
インモータと同じトルク指令により 4台の同時駆動を行
なっている。これにより、両ドラム13、14の駆動
は、上下左右対称となり、両ドラム13、14の全長に
わたってねじれのない同期回転を確保可能としている。
【0018】上記上刃15、下刃16は、図1、図2及
び図4に示すように、これらの刃の長手方向が中空ドラ
ム13、14のそれぞれの軸方向に傾斜配置されたスパ
イラル刃であり、上刃15及び下刃16のそれぞれの長
手方向両端面の位置が、中空ドラム13、14の周方向
においてねじれ角γだけ偏在している。従って、中空ド
ラム13及び14の互いに反対方向の回転により、上刃
15及び下刃16は、長手方向の一端から漸次噛み合
い、基材27をその搬送方向Aに直交する幅方向に切断
する。ここで、上刃15は超硬合金にて構成され、下刃
16は工具鋼にて構成される。
【0019】上記上刃15には、図5に示すように、そ
の長手方向に適宜間隔でボルト挿通孔としての長孔28
が複数貫通して形成され、これらの長孔28を臨む位置
に座部29が、凹陥形状に複数形成される。また、上刃
15の背面部33に、雌ねじ孔30が複数穿設される。
この上刃15は、図2に示すように、長孔28にボルト
22Aを挿通させ、このボルト22Aを中空ドラム13
に螺合させることにより、中空ドラム13の着座面21
に固定される。このとき、ボルト22Aの頭部が座部2
9内に収容される。
【0020】また、中空ドラム13には、着座面21付
近に押しボルト31及び引きボルト32が、中空ドラム
13の軸方向に沿い交互に複数本螺装されている。押し
ボルト31の先端が上刃15の背面部33に当接し、引
きボルト32の先端部が上刃15の雌ねじ孔30に螺合
される。ボルト22Aを緩めた状態で、押しボルト31
により上刃15の刃先34を押し出し、又、引きボルト
32により上刃15の刃先34を引いて、この上刃15
の刃先34と下刃16の刃先35との噛合せを調整す
る。この調整後、ボルト22Aが締め付けられて、上刃
15が中空ドラム13に固定される。
【0021】上記下刃16は、図3に示すように断面楔
形状であり、基端部16Aが、ボルト22Bの締め付け
によりアーバーブロック36のテーパ面37に押圧され
て、中空ドラム14の着座面21に固定される。上記ア
ーバーブロック36には、このアーバーブロック36の
長手方向に複数個のボルト挿通孔38が貫通して穿設さ
れるとともに、このボルト挿通孔38を臨む位置に座部
39が複数形成される。ボルト22Bがボルト挿通孔3
8に挿通され中空ドラム14に締め付け螺合されること
により、アーバーブロック36のテーパ面37が上述の
如く下刃16の基端部16Aを押圧固定する。このと
き、ボルト22Bの頭部は、アーバーブロック36の座
部39内に収容される。
【0022】上記下刃16における先端部16Bは、基
端部16Aがアーバーブロック36を介して中空ドラム
14に固定された状態において、下刃16の刃厚方向に
撓み変形可能に設けられる。つまり、下刃16の先端部
16Bは、刃先35が後述のガイド部材40に案内され
ず、且つ上刃15にも接触していない状態では、図3の
二点鎖線位置(下刃16の表面44が中空ドラム14に
当接する位置)に位置するが、刃先35がガイド部材4
0に案内され、又は上刃15に噛み合った状態で、図3
の実線位置まで、下刃16の刃厚方向でこの下刃16の
裏面45側へ撓み変形する。
【0023】上記ガイド部材40は刃先導入部として機
能し、図4〜図6に示すように、上刃15において下刃
16と最初に噛み合う位置に設置される。上刃15に
は、下刃16と最初に噛み合う位置に取付凹部41が形
成され、ガイド部材40はこの取付凹部41に嵌合さ
れ、図示しないボルトにて上刃15に固定される。
【0024】ガイド部材40は超硬合金にて構成され、
そのガイド面42が中空ドラム13及び14の回転時
に、上述の如く下刃16の刃先35に当接してこの下刃
16の先端部16Bを下刃16の刃厚方向でその裏面4
5側へ撓み変形させ、この下刃16の先端部16Bに、
撓み変形の反力として上刃15に接触可能な接圧力を付
与する。更に、このガイド部材40は、下刃16の先端
部16Bに上述の接圧力を付与するとともに、この先端
部16Bをガイド面42に沿って上刃15の刃先34に
接触させるように案内する。
【0025】次に、上刃15にガイド部材40を備えた
切断装置10の作用を説明する。ACサーボモータ23
A、23Bの回転駆動により中空ドラム13及び14が
互いに反対方向に回転すると、上刃15及び下刃16
は、これらの刃先34及び35を、上刃15及び下刃1
6の長手方向に漸次噛み合わせることにより基材27を
切断する。
【0026】このとき、上刃15には、下刃16と最初
に噛み合う位置にガイド部材40が設置されたので、下
刃16の刃先35は、図7(A)及び(B)に示すよう
に、ガイド部材40のガイド面42に当接し、下刃16
の先端部16Bが刃厚方向で下刃16の裏面45側に撓
み変形されながら、ガイド面42に沿って上刃15の刃
先34へ案内される。
【0027】下刃16の刃先35は、やがて、図7
(C)に示すように上刃15の刃先34に噛み合うが、
このとき、下刃16が撓み変形されているので、下刃1
6の刃先35は、撓み変形の反力として上刃15の刃先
34に接触可能な接圧力を付与されており、この状態で
基材27を切断する。
【0028】中空ドラム13及び14の回転に伴い、図
7(D)及び(E)に示すように、下刃16の刃先35
は、上刃15の刃先34から離れて上刃15の研磨面4
3に沿って摺動し、やがて、図7(F)に示すように、
上刃15から完全に離れて基材27の切断を終了する。
基材27は、このようにして、上刃15及び下刃16に
より基材27の搬送方向A(図2)に直交する幅方向に
漸次切断される。
【0029】上記実施の形態によれば、次の効果を奏す
る。 上刃15に設けられたガイド部材40が下刃16を刃
厚方向に撓み変形させて、この下刃16に撓み変形の反
力として上刃15に対し接触可能な接圧力を付与するこ
とから、これらの上刃15及び下刃16による基材27
の切断は、これらの上刃15及び下刃16の接触状態下
で実施される。このため、基材27の切れ味を良好にで
きるとともに、上刃15及び下刃16を相互に研磨で
き、更に、上刃15及び下刃16が隙間を有して基材2
7を切断する場合に生ずる切屑の発生を防止できる。
【0030】例えば、基材27の切れ味が良好であるこ
とから、基材27が感熱紙の場合には、この感熱紙が発
色せず、また基材27がレントゲン紙の場合には、この
レントゲン紙に塗布された感光剤が剥離しない。また、
切屑の発生を防止できることから、基材27が粘着剤紙
の場合には、切屑としての紙粉と粘着剤とが結合した塊
が上刃15或いは下刃16に付着して脱落し、切断前後
の粘着剤紙に付着することがない。
【0031】また、上記ガイド部材40のガイド面4
2が下刃16の刃先35を上刃16の刃先34へ接触さ
せるべく案内するので、上刃15及び下刃16の接触状
態をガイド部材40のガイド面42にて滑らかに案内で
き、上刃15及び下刃16の欠けを防止できる。
【0032】図8は、本発明に係る切断装置の第2の実
施の形態が適用されたロータリータイプの切断装置にお
ける図3に対応する拡大断面図である。この第2の実施
の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部分
は、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0033】この第2の実施の形態におけるロータリー
タイプの切断装置50では、下刃51が楔形状ではなく
平面形状であり、この下刃51とアーバーブロック36
との間に、楔形状の押えプレート52が介在される。下
刃51の裏面側には凹部53が形成され、この凹部53
に押えプレート52の凸部54が嵌合可能とされる。
【0034】アーバーブロック36のテーパ面37が押
えプレート52のテーパ面57を押圧することにより、
押えプレート52の凸部54が下刃51の凹部53に強
固に嵌合して、下刃51の基端部51Aが、押えプレー
ト52及びアーバーブロック36を介し、ボルト22B
にて中空ドラム14に押圧固定される。この状態で、下
刃51の先端部51Bは、下刃51の刃厚方向に撓み変
形可能に設けられる。
【0035】つまり、下刃51の先端部51Bは、下刃
51の刃先35がガイド部材40に案内されず、且つ上
刃15にも接触していないときに、図8中の二点鎖線に
示す位置(下刃51の表面55が中空ドラム14に当接
する位置)にあり、下刃51の刃先35がガイド部材4
0のガイド面42に案内され、又は上刃15に接触して
いるときに、図8中の実線に示す位置にあって、下刃5
1の刃厚方向でこの下刃51の裏面56側へ撓み変形す
る。
【0036】従って、この切断装置50においても、上
刃15に設けられたガイド部材40が下刃51の先端部
51Bを撓み変形させて、この下刃51に撓み変形の反
力として上刃15に対し接触可能な接圧力を付与するこ
とから、これらの上刃15及び下刃51による基材27
の切断を切れ味良好に実施できるとともに、切屑の発生
を防止できる。また、ガイド部材40のガイド面42が
下刃51の刃先35を上刃15の刃先34へ案内するこ
とから、上刃15と下刃51の欠けも防止できる。
【0037】更に、この切断装置50にあっては、交換
部品としての下刃51が平面形状であり、厚肉の楔形状
と異なるので、押えプレート52及びアーバーブロック
36をそのまま使用し、下刃51のみを交換すればよ
い。このため、下刃51のコストを低減できる。
【0038】尚、上記両実施の形態では、切断装置1
0、50がロータリータイプの切断装置で、上刃15及
び下刃16、51がスパイラル刃である場合を述べた
が、上刃15及び下刃16、51が、それらの長手方向
が中空ドラム13及び14の軸方向に平衡なストレート
刃の場合にも本発明を適用できる。また、中空ドラム1
3に下刃16を装着し、中空ドラム14に、ガイド部材
40を備えた上刃15を装着しても良い。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る切断装置に
よれば、基材の切れ味を良好にできるとともに、切屑の
発生等も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る切断装置の第1の実施の
形態が適用されたロータリータイプの切断装置を示す正
面図である。
【図2】図2は、図1のII-II 線に沿う断面図である。
【図3】図3は、図2の一部を拡大して示す断面図であ
る。
【図4】図4(A)は、図1の上刃を装着したドラムを
示す正面図であり、図4(B)は、図4(A)のIV矢視
図である。
【図5】図5は、図4の上刃の一部を示し、(A)は平
面図であり、(B)は側面図であり、(C)は背面図で
ある。
【図6】図6は、図4のガイド部材を示し、(A)は平
面図であり、(B)は側面図であり、(C)は背面図で
ある。
【図7】図7は、図3の上刃及びガイド部材と下刃との
噛み合わせ動作を示す動作図である。
【図8】図8は、本発明に係る切断装置の第2の実施の
形態が適用されたロータリータイプの切断装置における
図3に対応する拡大断面図である。
【図9】図9(A)は、従来のロータリータイプの切断
装置を示す正面図であり、図9(B)は、図9(A)の
IX矢視図出である。
【符号の説明】
10 切断装置 13、14 中空ドラム 15 上刃 16 下刃 16A 下刃の基端部 16B 下刃の先端部 27 基材 34 上刃の刃先 35 下刃の刃先 40 ガイド部材(刃先導入部) 42 ガイド面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の刃が、それらの刃先を上記刃の長
    手方向に漸次噛み合せることにて基材を切断する切断装
    置において、 上記一対の刃には、上記他方の刃の刃先と最初に噛み合
    う位置に刃先導入部が設けられ、 この刃先導入部は、上記他方の刃を刃厚方向に撓み変形
    させてこの他方の刃に上記一方の刃に対し接触可能な接
    圧力を付与するとともに、この他方の刃の刃先を上記一
    方の刃先に接触させるべく案内することを特徴とする切
    断装置。
  2. 【請求項2】 上記切断装置は、互いに反対方向に回転
    する一対のドラムのそれぞれの外周部に刃を設置したロ
    ータリータイプの切断装置であり、上記刃は、その長手
    方向が上記ドラムの軸方向に対し傾斜配置されたスパイ
    ラル刃である請求項1に記載の切断装置。
JP18995896A 1996-07-02 1996-07-02 切断装置 Pending JPH1015887A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7325472B2 (en) 2003-01-15 2008-02-05 Tokyo Automatic Machinery Works, Ltd. Film cutting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7325472B2 (en) 2003-01-15 2008-02-05 Tokyo Automatic Machinery Works, Ltd. Film cutting device

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