JPH1015818A - ワークの切断装置 - Google Patents
ワークの切断装置Info
- Publication number
- JPH1015818A JPH1015818A JP17481996A JP17481996A JPH1015818A JP H1015818 A JPH1015818 A JP H1015818A JP 17481996 A JP17481996 A JP 17481996A JP 17481996 A JP17481996 A JP 17481996A JP H1015818 A JPH1015818 A JP H1015818A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- block
- grinding wheel
- piston rod
- cutting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワークの端部を、ワークの姿勢を矯正したの
ち正しく切断する。 【解決手段】 Vブロック5と砥石車3の間におけるワ
ーク1の端部上方に、下方を向く流体圧シリンダ11
を、そのピストンロッド11aの下端が、Vブロック5
上に保持されたワーク1の端部上面に当接するように設
けるとともに、ピストンロッド11aの下降ストローク
を検知するセンサ12を設ける。
ち正しく切断する。 【解決手段】 Vブロック5と砥石車3の間におけるワ
ーク1の端部上方に、下方を向く流体圧シリンダ11
を、そのピストンロッド11aの下端が、Vブロック5
上に保持されたワーク1の端部上面に当接するように設
けるとともに、ピストンロッド11aの下降ストローク
を検知するセンサ12を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの端部を、
ワークの全長が所定長となるように切断する装置に関す
る。
ワークの全長が所定長となるように切断する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えばエンジンバルブのような
ワーク(1)の軸部(1a)の軸端を、ワーク(1)の全長が所
定の長さとなるように、側方移動する切断機本体(2)の
砥石車(3)により切断する従来の切断装置を示すもので
ある。(4)はカバーで、図示を省略したが、正面板(図
中左面)側部には、ワーク(1)の軸端の挿入溝が切設さ
れている。
ワーク(1)の軸部(1a)の軸端を、ワーク(1)の全長が所
定の長さとなるように、側方移動する切断機本体(2)の
砥石車(3)により切断する従来の切断装置を示すもので
ある。(4)はカバーで、図示を省略したが、正面板(図
中左面)側部には、ワーク(1)の軸端の挿入溝が切設さ
れている。
【0003】切断機本体(2)の前側方(図中左方)に
は、ワーク(1)の軸部(1a)を砥石車(3)に向けて、その
軸線と平行に支持するVブロック(5)が固着されてい
る。
は、ワーク(1)の軸部(1a)を砥石車(3)に向けて、その
軸線と平行に支持するVブロック(5)が固着されてい
る。
【0004】Vブロック(5)の側方に設けられたクラン
プ装置(6)の回動アーム(7)の遊端には、軸部(1a)を上
方より押圧するクランプローラ(8)が、その軸線をVブ
ロック(5)上のワーク(1)の軸部(1a)と直交するように
して枢設されている。
プ装置(6)の回動アーム(7)の遊端には、軸部(1a)を上
方より押圧するクランプローラ(8)が、その軸線をVブ
ロック(5)上のワーク(1)の軸部(1a)と直交するように
して枢設されている。
【0005】公知のクリッパ(ワーク搬送装置)(9)に
より軸部(1a)を把持されて搬送されてきたワーク(1)
は、Vブロック(5)上に載置されたのち、クランプロー
ラ(8)により押圧されて保持される。
より軸部(1a)を把持されて搬送されてきたワーク(1)
は、Vブロック(5)上に載置されたのち、クランプロー
ラ(8)により押圧されて保持される。
【0006】ついで、クリッパ(9)が退避すると同時
に、ワーク(1)の傘部(1b)がプッシャー(10)により押圧
されることにより、図3の想像線のように、軸部(1a)の
端部がカバー(4)内における砥石車(3)の後方(右方)
の所定位置まで押し入れられる。ついで、切断機本体
(2)を側方移動させれば、軸部(1a)の端部は、砥石車
(3)により切断され、ワーク(1)の全長は所定長とな
る。
に、ワーク(1)の傘部(1b)がプッシャー(10)により押圧
されることにより、図3の想像線のように、軸部(1a)の
端部がカバー(4)内における砥石車(3)の後方(右方)
の所定位置まで押し入れられる。ついで、切断機本体
(2)を側方移動させれば、軸部(1a)の端部は、砥石車
(3)により切断され、ワーク(1)の全長は所定長とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の装置では、ワーク(1)をVブロック(5)へ載置する
際、クリッパ(9)による把持位置不良、クランプローラ
(8)あるいはVブロック(5)上への切り粉の付着等によ
り、図4に示すように、ワーク(1)がVブロック(5)上
に若干傾斜して載置されることがある。
の装置では、ワーク(1)をVブロック(5)へ載置する
際、クリッパ(9)による把持位置不良、クランプローラ
(8)あるいはVブロック(5)上への切り粉の付着等によ
り、図4に示すように、ワーク(1)がVブロック(5)上
に若干傾斜して載置されることがある。
【0008】このような状態でプッシャー(10)により押
込まれると、軸端切断後のワーク(1)の軸端面が、軸部
(1a)の軸線に対し傾斜したり、段付品が発生したりする
ことがある。
込まれると、軸端切断後のワーク(1)の軸端面が、軸部
(1a)の軸線に対し傾斜したり、段付品が発生したりする
ことがある。
【0009】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、傾斜してVブロック上に載置されたワーク
の姿勢を矯正することにより、不良品の発生するのを防
止しうるようにした切断装置を提供することを目的とし
ている。
れたもので、傾斜してVブロック上に載置されたワーク
の姿勢を矯正することにより、不良品の発生するのを防
止しうるようにした切断装置を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、棒状ワークを、砥石車の前側方に設けた水平をな
すVブロック上に、砥石車の軸端と平行に保持し、ワー
クの一端を砥石車の側方に押し出すことにより、ワーク
の端部を切断するようにした切断装置において、前記V
ブロックと砥石車の間におけるワークの端部上方に、下
方を向く流体圧シリンダを、そのピストンロッドの下端
が、Vブロック上に保持されたワークの端部上面に当接
するように設けるとともに、ピストンロッドの下降スト
ロークを検知するセンサを設けることにより解決され
る。
題は、棒状ワークを、砥石車の前側方に設けた水平をな
すVブロック上に、砥石車の軸端と平行に保持し、ワー
クの一端を砥石車の側方に押し出すことにより、ワーク
の端部を切断するようにした切断装置において、前記V
ブロックと砥石車の間におけるワークの端部上方に、下
方を向く流体圧シリンダを、そのピストンロッドの下端
が、Vブロック上に保持されたワークの端部上面に当接
するように設けるとともに、ピストンロッドの下降スト
ロークを検知するセンサを設けることにより解決され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の一実施
例を示すもので、上述した従来例と同一の各部材には、
同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
例を示すもので、上述した従来例と同一の各部材には、
同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0012】切断機本体(2)とVブロック(5)の間にお
けるワーク(1)の上方には、常時は短縮して下方を向く
細長の押圧シリンダ(11)が固設され、その側面には、シ
リンダ(11)の作動の状態を検知するセンサ(12)が設けら
れている。
けるワーク(1)の上方には、常時は短縮して下方を向く
細長の押圧シリンダ(11)が固設され、その側面には、シ
リンダ(11)の作動の状態を検知するセンサ(12)が設けら
れている。
【0013】押圧シリンダ(11)は、クリッパ(9)がワー
ク(1)をVブロック(5)に載置するのとほぼ同時に作動
して、所定のストロークだけ下向きに突出する。ピスト
ンロッド(11a)の下端が、軸部(1a)に当接することによ
り、ワーク(1)をVブロック(5)上に正常姿勢に押し付
ける。この際のピストンロッド(11a)の下降ストローク
は、センサ(12)により検知される。
ク(1)をVブロック(5)に載置するのとほぼ同時に作動
して、所定のストロークだけ下向きに突出する。ピスト
ンロッド(11a)の下端が、軸部(1a)に当接することによ
り、ワーク(1)をVブロック(5)上に正常姿勢に押し付
ける。この際のピストンロッド(11a)の下降ストローク
は、センサ(12)により検知される。
【0014】従って、万一ワーク(1)が、図2に示すよ
うに、Vブロック(5)上に軸端を上方に傾斜して載置さ
れると、下降するピストンロッド(11a)により、ワーク
(1)の軸端がVブロック(5)のV溝内に当接するまで押
し下げられることにより、ワーク(1)は正常姿勢に矯正
させられる。これにより、ワーク(1)の軸端は、砥石車
(3)により正常に切断される。
うに、Vブロック(5)上に軸端を上方に傾斜して載置さ
れると、下降するピストンロッド(11a)により、ワーク
(1)の軸端がVブロック(5)のV溝内に当接するまで押
し下げられることにより、ワーク(1)は正常姿勢に矯正
させられる。これにより、ワーク(1)の軸端は、砥石車
(3)により正常に切断される。
【0015】ワーク(1)の傾斜原因が、たとえばクリッ
パ(9)の故障等であって、ピストンロッド(11a)が下降
してもワーク(1)の姿勢が矯正しえない時は、センサ(1
2)が信号を発することにより、全装置を停止させ、不良
品の発生を防止することができる。
パ(9)の故障等であって、ピストンロッド(11a)が下降
してもワーク(1)の姿勢が矯正しえない時は、センサ(1
2)が信号を発することにより、全装置を停止させ、不良
品の発生を防止することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の装置によれば、ワークの端部切
断に際し、Vブロック上に載置されたワークの姿勢を、
流体圧シリンダにより自動的に矯正するとともに、シリ
ンダの動きをセンサにより検知しているので、ワークの
端部は正しく切断され、不良品の発生する恐れはない。
断に際し、Vブロック上に載置されたワークの姿勢を、
流体圧シリンダにより自動的に矯正するとともに、シリ
ンダの動きをセンサにより検知しているので、ワークの
端部は正しく切断され、不良品の発生する恐れはない。
【図1】本発明装置におけるワークの姿勢矯正前の状態
の側面図である。
の側面図である。
【図2】同じく矯正時の側面図である。
【図3】従来装置におけるVブロックへワークを保持し
た時の側面図である。
た時の側面図である。
【図4】同じくワークが傾斜して保持された時の側面図
である。
である。
【符号の説明】 (1)ワーク (1a)軸部 (1b)傘部 (2)切断機本体 (3)砥石車 (4)カバー (5)Vブロック (6)クランプ装置 (7)回動アーム (8)クランプローラ (9)クリッパ (10)プッシャー (11)押圧シリンダ(流体圧シリンダ) (11a)ピストンロッド (12)センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 棒状ワークを、砥石車の前側方に設けた
水平をなすVブロック上に、砥石車の軸端と平行に保持
し、ワークの一端を砥石車の側方に押し出すことによ
り、ワークの端部を切断するようにした切断装置におい
て、前記Vブロックと砥石車の間におけるワークの端部
上方に、下方を向く流体圧シリンダを、そのピストンロ
ッドの下端が、Vブロック上に保持されたワークの端部
上面に当接するように設けるとともに、ピストンロッド
の下降ストロークを検知するセンサを設けたことを特徴
とするワークの切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17481996A JPH1015818A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | ワークの切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17481996A JPH1015818A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | ワークの切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1015818A true JPH1015818A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15985225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17481996A Pending JPH1015818A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | ワークの切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1015818A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011118593A1 (ja) * | 2010-03-25 | 2011-09-29 | 本田技研工業株式会社 | ワーク搬送装置およびこれを備えたバルブ研削盤ならびにワーク搬送方法およびバルブ研削方法 |
CN103831699A (zh) * | 2014-03-26 | 2014-06-04 | 零八一电子集团四川天源机械有限公司 | 气门类零件自动切断装置 |
CN105666313A (zh) * | 2016-03-03 | 2016-06-15 | 安庆市鼎立汽车配件有限公司 | 一种用于气门杆端部研磨的装置 |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP17481996A patent/JPH1015818A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011118593A1 (ja) * | 2010-03-25 | 2011-09-29 | 本田技研工業株式会社 | ワーク搬送装置およびこれを備えたバルブ研削盤ならびにワーク搬送方法およびバルブ研削方法 |
JP5572695B2 (ja) * | 2010-03-25 | 2014-08-13 | 本田技研工業株式会社 | ワーク搬送装置およびこれを備えたバルブ研削盤ならびにワーク搬送方法およびバルブ研削方法 |
CN103831699A (zh) * | 2014-03-26 | 2014-06-04 | 零八一电子集团四川天源机械有限公司 | 气门类零件自动切断装置 |
CN105666313A (zh) * | 2016-03-03 | 2016-06-15 | 安庆市鼎立汽车配件有限公司 | 一种用于气门杆端部研磨的装置 |
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