JPH10157553A - 子供用シート - Google Patents

子供用シート

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JPH10157553A
JPH10157553A JP8321940A JP32194096A JPH10157553A JP H10157553 A JPH10157553 A JP H10157553A JP 8321940 A JP8321940 A JP 8321940A JP 32194096 A JP32194096 A JP 32194096A JP H10157553 A JPH10157553 A JP H10157553A
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JP
Japan
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seat
child
bag
child seat
inflator
Prior art date
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Pending
Application number
JP8321940A
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English (en)
Inventor
Keiichi Tamura
惠一 田村
Toshio Saito
俊雄 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/26Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles for children
    • B60N2/28Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle
    • B60N2/2884Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle with protection systems against abnormal g-forces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats
    • B60R21/2072Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats in children's seats

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体への所定の高荷重作用時における子供に
対する保護性能を一層高める。 【解決手段】 子供用シート10のシートクッション部
12の内部には、所定の高荷重作用時に作動してガスを
噴出する一対のインフレータ46と、このインフレータ
46の周囲に折り畳み状態で配置されたバッグ48と、
を含んで構成されるエアバッグ装置44が配設されてい
る。従って、所定の高荷重作用時になると、インフレー
タ46から噴出されるガスによってバッグ48が膨張
し、その一部であるバッグ側部48Bを子供用シート1
0の側方へ膨出される。これにより、車体への所定の高
荷重作用時における子供に対する保護性能を一層高める
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に装備された
シートベルト装置を用いて車両用シートのシートクッシ
ョンに固定され、子供拘束用ベルトを備えた子供用シー
トに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、車両に装備されたシートベルト装置では幼児等の子
供の体格に適合しないことから、子供用シートを使って
幼児等の子供を拘束することが行われている。この種の
子供用シートを使って子供を拘束する場合、通常はシー
トベルト装置を用いて子供用シートを座席(助手席、後
部座席)に固定し、子供用シートに装備された子供拘束
用ベルトを用いて子供を拘束状態とする。従って、車両
前部への所定の高荷重作用時等にあっては、子供は子供
拘束用ベルトによって拘束され、所定の保護性能が発揮
される。
【0003】このように子供用シートを用いることで、
所定の高荷重作用時における子供に対する基本的保護性
能は確保される訳であるが、需要者ニーズとしては、子
供拘束用ベルトを用いた構成以外の構成を付加すること
で子供に対する多重防護的な保護性能の確立を求める声
が高まっている。
【0004】本発明は上記背景を考慮し、車体への所定
の高荷重作用時における子供に対する保護性能を一層高
めることができる子供用シートを得ることが目的であ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車両に装備されたシートベルト装置を用いて車両用
シートのシートクッションに固定され、子供拘束用ベル
トを備えた子供用シートであって、子供用シート内に設
けられ、車体への所定の高荷重作用時に作動してガスを
噴出するインフレータと、このインフレータの周囲に折
り畳み状態で配置され、インフレータから噴出されたガ
スによって子供用シートの側方へ膨出されるバッグと、
を有することを特徴としている。
【0006】請求項2記載の本発明は、車両に装備され
たシートベルト装置を用いて車両用シートのシートクッ
ションに固定され、子供拘束用ベルトを備えた子供用シ
ートであって、子供用シート内に設けられ、車体への所
定の高荷重作用時に作動してガスを噴出するインフレー
タと、このインフレータの周囲に折り畳み状態で配置さ
れ、インフレータから噴出されたガスによって子供用シ
ートの底面よりも下方側へ膨出されるバッグと、を有す
ることを特徴としている。
【0007】請求項3記載の本発明は、車両に装備され
たシートベルト装置を用いて車両用シートのシートクッ
ションに固定され、子供拘束用ベルトを備えた子供用シ
ートであって、子供用シート内に設けられ、車体への所
定の高荷重作用時に作動してガスを噴出するインフレー
タと、このインフレータの周囲に折り畳み状態で配置さ
れ、インフレータから噴出されたガスによって子供用シ
ートの側方へ膨出される第1バッグ部並びに子供用シー
トの底面よりも下方側へ膨出される第2バッグ部と、を
有することを特徴としている。
【0008】請求項1記載の本発明の作用は、以下の通
りである。まず、車両に装備されたシートベルト装置を
用いて、車両用シートのシートクッションに子供用シー
トが固定される。次に、子供用シートに子供を着座さ
せ、子供用シートに設けられた子供拘束用ベルトで子供
を拘束状態とする。
【0009】ここで、車体へ所定の高荷重が作用する
と、子供用シート内に配置されたインフレータが作動し
てガスを噴出する。このため、インフレータの周囲に折
り畳み状態で配置されたバッグ内へガスが流入し、これ
により子供用シートの側方へバッグが膨出される。その
結果、膨出したバッグによって子供が保護される。
【0010】すなわち、本発明では、所定の高荷重作用
時に、従来から用いられている子供拘束用ベルトを使っ
て子供を拘束することで子供の保護性能を確保する他、
子供用シート内に設けられたバッグを子供用シートの側
方へ膨出させることで当該バッグ自体のクッション性を
生かして子供の保護性能を一層確保するものである。
【0011】請求項2記載の本発明の作用は、以下の通
りである。なお、前述した請求項1記載の発明の作用と
重複する部分については割愛する。
【0012】本発明によれば、車体へ所定の高荷重が作
用すると、子供用シート内に配置されたインフレータが
作動してガスを噴出する。このため、インフレータの周
囲に折り畳み状態で配置されたバッグ内へガスが流入
し、これにより子供用シートの底面よりも下方側へバッ
グが膨出される。その結果、膨出したバッグが車両用シ
ートのシートクッションに押し付けられて、その際の反
力がバッグを介して子供用シート側に作用する。これに
より、高荷重作用時における子供用シートの沈み込みが
防止され、更に沈み込みが防止されることによってシー
トベルト装置による子供用シートの固定状態を確実に維
持することができる。
【0013】すなわち、本発明では、所定の高荷重作用
時に、従来から用いられている子供拘束用ベルトを使っ
て子供を拘束することで子供の保護性能を確保する他、
子供用シート内に設けられたバッグを子供用シートの底
面よりも下方側へ膨出させることでシートベルト装置に
よる子供用シートの固定状態を安定的に維持して子供の
保護性能を一層確保するものである。
【0014】請求項3記載の本発明によれば、車体へ所
定の高荷重が作用すると、子供用シート内に配置された
インフレータが作動して、ガスを噴出する。このため、
インフレータの周囲に折り畳み状態で配置された第1バ
ッグ部内へガスが流入して子供用シートの側方へ膨出さ
れると共に、第2バッグ部内へもガスが流入して子供用
シートの底面よりも下方側へ膨出される。従って、本発
明では、前述した請求項1記載の発明の作用及び請求項
2記載の発明の作用の双方が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、図1〜図5を用いて、第1実施
形態について説明する。 (子供用シート10の全体構成)図1〜図3には、本実
施形態に係る子供用シート(チャイルドシート;CR
S)10が正面図、斜視図、側面図でそれぞれ示されて
いる。これらの図に示されるように、子供用シート10
は、幼児等の子供の臀部及び大腿部を支持するシートク
ッション部12と、このシートクッション部12の後端
側から後傾された状態で設けられ子供の上体背面側を支
持するシートバック部14と、これらのシートクッショ
ン部12及びシートバック部14の両側部に設けられ子
供の上体側面側を支持するサイドサポート部16と、に
よって構成されている。
【0016】さらに、上述したシートバック部14から
は、一対の子供拘束用ベルト18が引き出されている。
これらの子供拘束用ベルト18の先端部にはクロッチタ
ング20が取り付けられており、シートクッション部1
2から立設されたクロッチバックル22に係合されてい
る。なお、クロッチタング20は、クロッチバックル2
2に設けられた解除ボタン24を押圧することにより係
合状態が解除されるようになっている。また、シートバ
ック部14の下端部付近には図示しない一対の巻取装置
が配設されており、クロッチバックル22との係合状態
が解除された子供拘束用ベルト18を付勢力で各々所定
量巻取るようになっている。
【0017】また、上述したサイドサポート部16の中
間部には、上縁側から下縁側にかけて所定長さの切欠2
6が形成されている。この切欠26は、図3に示される
如く、切欠幅が狭幅(後述するショルダ側のウエビング
36Aとラップ側のウエビング36Bとの重合厚さより
も若干大きい寸法)に設定された狭幅部26Aと、狭幅
部26Aと連通されると共に切欠幅が幅広(ショルダ側
のウエビング36A、ラップ側のウエビング36Bの幅
方向寸法よりも若干大きい寸法)に設定された幅広部2
6Bと、から成る。さらに、サイドサポート部16の下
方側(シートクッション部12の両側部の前端側)に
は、所定値以上の押圧力が作用することにより破断して
展開するエアバッグドア部28が一体に形成されてい
る。 (子供用シート10の固定構成)上述した子供用シート
10は、サイドサポート部16に形成された切欠26を
利用して、シートベルト装置30を用いて車両用シート
32に固定されてようになっている。
【0018】すなわち、図3及び図4に示されるよう
に、シートベルト装置30は、一端部がセンタピラー下
端部側に配設された図示しないウエビング巻取装置に付
勢力で巻き取られ、他端部がフロアパネルに固定されブ
ーツ34で覆われたアンカプレートに係止されたウエビ
ング36を備えている。ウエビング36の中間部は、セ
ンタピラーの上部に配設された図示しないショルダアン
カに挿通されて折り返されている。さらに、ウエビング
36の中間部には、車両用シート32の室内側の側部に
立設されたバックル装置38に係合及び離脱可能とされ
たタングプレート40が挿通されている。従って、通常
は、タングプレート40をバックル装置38に係合させ
ることにより、ショルダアンカからタングプレート40
までの部分がショルダ側のウエビング36Aとして機能
すると共に、タングプレート40からアンカプレートま
での部分がラップ側のウエビング36Bとして機能して
所謂三点式のシートベルト装置を構成する。
【0019】このシートベルト装置30を用いて子供用
シート10を固定するに際しては、ショルダ側のウエビ
ング36Aとラップ側のウエビング36Bとを子供用シ
ート10の室外側の側方にて重合させてEクリップ42
に係止させると共に、両者を双方の切欠26の狭幅部2
6Aから挿通させて幅広部26Bに至らせ、更にタング
プレート40をバックル装置38に係合させるようにす
ればよい。
【0020】次に、本実施形態の要部について説明す
る。図4に示されるように、上述した子供用シート10
のシートクッション部12の前端側には、エアバッグ装
置44が内蔵されている。このエアバッグ装置44は、
略円柱状とされた一対のインフレータ46と、これらの
インフレータ46を覆うと共に折り畳み状態で配置され
たバッグ48と、を主要構成要素として構成されてい
る。以下、この順に説明する。 (インフレータ46の構成)シートクッション部12の
前端側には、その幅方向を長手方向とする円筒状のイン
フレータケース50が配設されている。図5に示される
ように、このインフレータケース50の両端部には、そ
の軸方向へ突出しかつ径方向へ弾性変形可能な複数の爪
52が一体に形成されている。さらに、インフレータケ
ース50の内周面における長手方向中間部には、径方向
内側へ突出する環状の段部54が一体に形成されてい
る。
【0021】上述したインフレータケース50における
段部54を挟んだ両側には、インフレータ46がそれぞ
れ収容されている。いずれのインフレータ46も構成は
同一であるので、以下の説明においては一方のインフレ
ータ46についてのみ説明する。
【0022】インフレータ46は、有底円筒状のハウジ
ング56と、このハウジング56の開放端に螺合されて
これを閉止する栓体58と、によってその外郭が構成さ
れている。ハウジング56の外周面における軸方向中間
部には、インフレータ46の挿入時にインフレータケー
ス50の爪52と干渉する爪60が一体に形成されてい
る。従って、インフレータ46をインフレータケース5
0内へ挿入させると、栓体58の端面が段部54に当接
すると共に爪60と爪52とが弾性的に係合されるよう
になっている。
【0023】また、ハウジング56における閉止端側の
周壁には、複数のガス噴出孔62が周方向に等間隔で形
成されている。さらに、ハウジング56の軸心部には、
栓体58側へ突出しかつ基端部内周面に雌ねじが形成さ
れた有底円筒状の膨出部64が一体に形成されている。
この膨出部64内へは、加熱剤66、リテーナ68、及
びスクイブ70をこの順に収容する有底円筒状の収容部
72が挿入されている。そして、膨出部64の雌ねじへ
周面に雄ねじが形成されたキャップ74が螺合されるこ
とにより、収容部72が膨出部64内に抜止めされた状
態で固定されている。なお、膨出部64及び収容部72
の各底部には径が異なる貫通孔76、78がそれぞれ形
成され相互に連通されていると共に、又キャップ74の
軸心部にはスクイブ70に接続されたリード線80が挿
通されている。
【0024】このリード線80は、双方のインフレータ
46のスクイブ70からそれぞれ引き出されて子供用シ
ート10のシートクッション部12の後方側へ引き出さ
れた後、単一の雄型コネクタ82(図4参照)に接続さ
れている。この雄型コネクタ82は、センタコンソール
ボックス84の底部に配設された雌型コネクタ86に接
続されている。さらに、雌型コネクタ86は、センタコ
ンソールボックス84の下方に配設されたセンタコント
ロールユニット88に接続されている。なお、センタコ
ントロールユニット88は、各エアバッグセンサ(セン
タピラー下端部付近に配設された側突用エアバッグセン
サ、フロントフェンダ付近に配設されたフロントエアバ
ッグセンサ等)と接続されていると共に、各センサから
高荷重作用状態の検出信号が入力された際にはインフレ
ータ46のスクイブ70に所定電流を通電するようにな
っている。
【0025】また、ハウジング56の内周面所定位置に
は薄肉の隔壁材90の外周部が図示しない接着手段によ
って接着されており、更に適宜間隔でリベット92によ
ってハウジング56に補強的に固定されている。隔壁材
90が配設された状態では、隔壁材90の中央部が膨出
部64の底部に密着され貫通孔76、78を閉止してい
る。これにより、インフレータ46のハウジング56内
の空間は、隔壁材90から栓体58までの第1空間部9
4と、隔壁材90からハウジング56の閉止端までの第
2空間部96と、に隔成されている。なお、上述した隔
壁材90は、所定値以上の張力が作用することにより破
断して第1空間部94と第2空間部96とを連通するよ
うになっている。
【0026】また、ハウジング56の開放端を閉止して
いる栓体58の軸心部には円柱状の凹部98が形成され
ており、この凹部98にはシール部材100が螺合され
ている。栓体58の軸心部にはガス封入路102が形成
されており、これに対応してシール部材100の軸心部
にもガス封入路102と同軸上に大径路104A及び小
径路104Bから成る通路104が形成されている。ま
た、栓体58には、通路104の大径路104Aと第1
空間部94とを連通する複数のガス供給路106が形成
されている。さらに、通路104の大径路104A内に
は、ボール108が孔軸線方向へ移動可能に収容されて
いる。従って、栓体58のガス封入路102へ図示しな
いガス封入装置のノズルが挿入されてボール108を大
径路104Aの底面に押圧することにより、ガス封入路
102とガス供給路106とが大径路104Aを介して
相互に連通され、この状態で高圧ガスが第1空間部94
内へ封入される。ガス封入完了後は、ガス封入装置のノ
ズルをガス封入路102から抜き取ることにより、第1
空間部94内に封入されたガスの圧力が通路104の小
径路104Bを介してボール108に作用してボール1
08をガス封入路102の端部に密着させる。これによ
り、ガス封入路102及びガス供給路106が閉止さ
れ、高圧ガスの第1空間部94内への密封状態が形成さ
れる。 (バッグ48の構成)上述したインフレータ46の周囲
には、バッグ48が折り畳み状態で配設されている。こ
のバッグ48は、インフレータ46の周囲に当該インフ
レータ46に沿って配置されるバッグ基部48Aと、こ
のバッグ基部48Aの両側部に折り畳み状態で設けられ
かつ前述したエアバッグドア部28と対向して配置され
る一対のバッグ側部48Bと、を含んで構成されてい
る。なお、バッグ基部48Aの後端側にはインフレータ
挿通用の図示しない開口部が形成されており、この開口
部の内側には環状かつボルトが溶接されたリングプレー
トが配設されている。そして、このリングプレートを子
供用シート10の骨格部材を構成する図示しないシート
フレームに固定されたベースプレートにナットで固定す
ることにより、バッグ48の開口部がリングプレートと
ベースプレートとの間に挟持された状態で固定されるよ
うになっている。
【0027】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。図3及び図4に示される状態が、シートベ
ルト装置30を用いた子供用シート10の車両用シート
32への固定状態である。この状態では、子供用シート
10のシートクッション部12の底面が車両用シート3
2のシートクッション32Aの座面に密着され、又子供
用シート10のシートバック部14の背面が車両用シー
ト32のシートバック32Bの前面に密着されている。
【0028】この状態において、子供用シート10に子
供を着座させ、子供拘束用ベルト18の先端部のクロッ
チタング20をクロッチバックル22に係合させる。こ
れにより、子供は、子供拘束用ベルト18によって拘束
状態とされる。
【0029】ここで、例えば、車体側部に所定の高荷重
が作用すると、当該高荷重作用状態が側突用エアバッグ
センサによって検出されてセンタコントロールユニット
88に検出信号が出力される。このため、センタコント
ロールユニット88から所定電流が一対のインフレータ
46のスクイブ70に通電される。これにより、加熱剤
66が加熱されて貫通孔76、78内の内圧が上昇し、
隔壁材90に所定値以上の張力が作用してこれを破断さ
せる。従って、第1空間部94と第2空間部96とが連
通され、第1空間部94内に封入されていた高圧ガスが
ガス噴出孔62から噴出される。このため、バッグ48
(特にはバッグ側部48B)が膨張し、その際の膨張圧
によってエアバッグドア部28が展開される(図1参
照)。その結果、バッグ側部48Bが子供用シート10
の側方に膨出され、当該膨出されたバッグ側部48Bに
よって子供が保護される。
【0030】なお、例えば、車体前部に所定の高荷重が
作用した場合にも、当該高荷重作用状態がフロントエア
バッグセンサによって検出されてセンタコントロールユ
ニット88に検出信号が出力されるので、同様にバッグ
側部48Bが子供用シート10の側方へ膨出される。付
言すれば、一般には、車体前部に所定の高荷重が作用し
た場合に、子供用シート10の側方へバッグ側部48B
を膨出させるメリットはあまりないが、コーナリング時
等において車体前部に所定の高荷重が作用すると、慣性
力と遠心力との合力の作用方向へ子供が移動しようとす
るので、この場合には功を奏すものと考えられる。
【0031】このように本実施形態では、子供用シート
10内にエアバッグ装置44を設け、車体への所定の高
荷重作用時にインフレータ46を作動させてバッグ側部
48Bを子供用シート10の側方へ膨出させるように構
成したので、バッグ側部48Bのクッション性を生かし
て子供の保護性能を確保することができる。従って、従
来から用いられている子供拘束用ベルト18を使って子
供を拘束することで子供の保護性能を確保する構成と相
まって、車体への所定の高荷重作用時における子供の保
護性能を一層高めることができる。 〔第2実施形態〕次に、図6及び図7を用いて、第2実
施形態について説明する。なお、前述した実施形態と同
一構成部分については同一番号を付してその説明を省略
する。
【0032】これらの図に示されるように、本実施形態
では、前述した第1実施形態で用いたバッグ48と膨張
形状が異なるバッグ120を用いた点に特徴がある。具
体的には、本実施形態におけるバッグ120は、バッグ
側部120Aの下端部120A’が子供用シート10の
シートクッション部12の底面よりも下方側へ所定量膨
出されるように構成されている。この下端部120A’
の下方への膨出量は、車両用シート32のシートクッシ
ョン32Aに子供用シート10を固定して更に子供を着
座させた状態において、所定の高荷重作用時に子供用シ
ート10が前傾方向へ回転した場合におけるシートクッ
ション32Aの沈み込み量に略一致するように設定され
ている。
【0033】上記構成の本実施形態の作用は、以下の通
りである。シートベルト装置30によって子供用シート
10が車両用シート32に固定された状態において、例
えば車体前部に所定の高荷重が作用すると、一般には子
供用シート10は以下の挙動を示す。すなわち、子供用
シート10自体はシートベルト装置30によって固定さ
れているものの、子供は子供用シート10が備える子供
拘束用ベルト18によってのみ拘束されているため、車
体前部に所定の高荷重が作用すると、子供が車両前方側
へ慣性移動しようとすることに起因して、子供用シート
10がシートベルト装置30による固定部位回りに前傾
方向へ所定量回転する。このため、車両用シート32に
おけるシートクッション32Aの前部側が沈み込む。
【0034】しかしながら、本実施形態によれば、この
ような所定の高荷重が車体前部に作用すると、バッグ側
部120Aが子供用シート10の側方へ膨出され、この
際にバッグ側部120Aの下端部120A’が子供用シ
ート10のシートクッション部12の底面よりも下方
(シートクッション32Aに食い込む方向)側へ所定量
膨出される。このため、シートクッション32Aはバッ
グ側部120Aの下端部120A’によって押圧され、
この際の反力がバッグ側部120Aの下端部120A’
を介して子供用シート10を持ち上げる方向(後傾させ
る方向)への回転力として作用する。従って、当該後傾
させる方向への回転力によって前述した子供用シート1
0を前傾させる方向への回転力が相殺される。これによ
り、子供用シート10のシートベルト装置30による固
定状態を確実に維持することができる。
【0035】なお、上記の説明では、車体前部に所定の
高荷重が作用した場合を例にしたが、例えば、車体側部
に所定の高荷重が作用した場合においても、本実施形態
は功を奏す。すなわち、車体側部に所定の高荷重が作用
すると、子供用シート10には横転する方向への回転力
が作用する。このため、子供用シート10の下端部内側
又は下端部外側が車両用シート32のシートクッション
32Aに沈み込もうとする。従って、子供用シート10
のシートクッション32Aへの沈み込みという観点では
同様の現象が起こり得るので、上記の如く作動する本実
施形態によれば、車体前部への高荷重作用時のみなら
ず、車体側部への高荷重作用時においても功を奏す。
【0036】このように本実施形態では、子供用シート
10内にエアバッグ装置44を設け、車体への所定の高
荷重作用時にインフレータ46を作動させてバッグ側部
120Aを子供用シート10の側方へ膨出させ、更に当
該バッグ側部120Aの下端部120A’を子供用シー
ト10の底面よりも下方側へ所定量膨張させるように構
成したので、子供用シート10のシートクッション32
Aへの沈み込みを防止することができ、これによりシー
トベルト装置30による子供用シート10の固定状態を
安定的に維持することができる。従って、子供の保護性
能を確保することができる。その結果、従来から用いら
れている子供拘束用ベルト18を使って子供を拘束する
ことで子供の保護性能を確保する構成と相まって、車体
への所定の高荷重作用時における子供の保護性能を一層
高めることができる。
【0037】さらに、本実施形態においても、バッグ1
20のバッグ側部120Aが子供用シート10の側方へ
膨出されることから、前述した第1実施形態と同様の作
用並びに効果も得られる。従って、総括すると、本実施
形態によれば、子供用シート10の側方へバッグ側部1
20Aを膨出させることによる子供の保護性能向上並び
に前述した沈み込み防止による子供の保護性能向上の双
方が得られることになる。
【0038】また、本実施形態では、バッグ120の形
状を変更するだけで子供用シート10の沈み込みを防止
することができるので、部品点数が増加することもな
く、構造の簡素化を図ることができる。 〔第3実施形態〕次に、図8〜図10を用いて、第3実
施形態について説明する。なお、前述した実施形態と同
一構成部分については同一番号を付してその説明を省略
する。
【0039】これらの図に示されるように、本実施形態
においても、前述した第1実施形態で用いたバッグ48
と膨張形状が異なるバッグ130を用いた点に特徴があ
る。具体的には、本実施形態におけるバッグ130は、
インフレータ46の周囲に当該インフレータ46に沿っ
て配置されるバッグ基部130Aと、このバッグ基部1
30Aの両側部に折り畳み状態で設けられかつエアバッ
グドア部28と対向して配置される一対のバッグ側部1
30Bと、バッグ基部130Aの下部側に折り畳み状態
で設けられかつ子供用シート10のシートクッション部
12の底面に設けられた別のエアバッグドア部132と
対向して配置されるバッグ下部130Cと、によって構
成されている。すなわち、本実施形態では、前述した第
2実施形態におけるバッグ側部120Aの下端部120
A’の機能を、バッグ側部120Aとは別個独立に設け
たバッグ下部130Cに持たせた点に特徴がある。
【0040】従って、本実施形態においても、前述した
第2実施形態と同様に、車体への所定の高荷重作用時に
バッグ下部130Cが子供用シート10の底面よりも下
方側へ所定量膨出されることで、子供用シート10のシ
ートクッション32Aへの沈み込みを防止することがで
きる。従って、シートベルト装置30による子供用シー
ト10の固定状態を安定的に維持することができ、ひい
ては車体への所定の高荷重作用時における子供の保護性
能を一層高めることができる。
【0041】さらに、本実施形態においても、バッグ1
30のバッグ側部130Bが子供用シート10の側方へ
膨出されることから、第2実施形態と同様に、総括的に
は子供用シート10の側方へバッグ側部130Bを膨出
させることによる子供の保護性能向上並びに沈み込み防
止による子供の保護性能向上の双方が得られることにな
る。
【0042】なお、上述した第2実施形態及び第3実施
形態では、車体への所定の高荷重作用時に子供用シート
10の側方へバッグ120、130が膨出されると共
に、当該バッグ120、130の一部が子供用シート1
0の底面よりも下方側へ膨出される構成を採ったが、請
求項2記載の発明との関係においては、車体への所定の
高荷重作用時に子供用シート10の底面よりも下方側へ
膨出されるバッグを備えているだけの構成でも差し支え
ない。
【0043】また、上述した第1実施形態乃至第3実施
形態では、車体側部への所定の高荷重作用時並びに車体
前部への所定の高荷重作用時のいずれにおいても、イン
フレータ46が作動してバッグ48、120、130を
膨出させるように構成したが、これに限らず、いずれか
の場合にのみインフレータが作動するように構成しても
よい。例えば、請求項1記載の発明について言及すれ
ば、車体側部に所定の高荷重が作用した場合に特に有効
であることから、この場合にのみインフレータが作動す
るように構成してもよい。
【0044】さらに、上述した第1実施形態乃至第3実
施形態では、高圧ガス封入タイプのインフレータ46を
用いたが、これに限らず、燃焼することによりガスを発
生するガス発生剤が封入されたインフレータを用いるこ
とも可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係る子供用シートは、子供用シート内に設けられ、
車体への所定の高荷重作用時に作動してガスを噴出する
インフレータと、このインフレータの周囲に折り畳み状
態で配置され、インフレータから噴出されたガスによっ
て子供用シートの側方へ膨出されるバッグと、を有する
ので、高荷重作用時に側方へ移動しようとする子供を膨
張したバッグで支持することができ、その結果車体への
所定の高荷重作用時における子供に対する保護性能を一
層高めることができるという優れた効果を有する。
【0046】請求項2記載の本発明に係る子供用シート
は、子供用シート内に設けられ、車体への所定の高荷重
作用時に作動してガスを噴出するインフレータと、この
インフレータの周囲に折り畳み状態で配置され、インフ
レータから噴出されたガスによって子供用シートの底面
よりも下方側へ膨出されるバッグと、を有するので、高
荷重作用時における子供用シートの沈み込みを防止する
ことができ、その結果車体への所定の高荷重作用時にお
ける子供に対する保護性能を一層高めることができると
いう優れた効果を有する。
【0047】請求項3記載の本発明に係る子供用シート
は、子供用シート内に設けられ、車体への所定の高荷重
作用時に作動してガスを噴出するインフレータと、この
インフレータの周囲に折り畳み状態で配置され、インフ
レータから噴出されたガスによって子供用シートの側方
へ膨出される第1バッグ部並びに子供用シートの底面よ
りも下方側へ膨出される第2バッグ部と、を有するの
で、前述した請求項1記載の発明の作用及び請求項2記
載の発明の作用の双方を併せ持つことができ、その結果
車体への所定の高荷重作用時における子供に対する保護
性能をより一層高めることができるという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る子供用シートをバッグが膨
出した状態で示す正面図である。
【図2】図1に示される子供用シートの斜視図である。
【図3】図1に示される子供用シートの側面図である。
【図4】図1に示される子供用シートにおけるエアバッ
グ装置を中心に示す斜視図である。
【図5】図4に示されるインフレータ及びバッグの構成
を一部破断して示す正面図である。
【図6】第2実施形態に係る子供用シートをバッグが膨
出した状態で示す図1に対応する正面図である。
【図7】図6に示される子供用シートの図2に対応する
側面図である。
【図8】第3実施形態に係る子供用シートをバッグが膨
出した状態で示す図6に対応する正面図である。
【図9】図8に示される子供用シートの図7に対応する
側面図である。
【図10】第3実施形態で用いられるバッグの折り畳み
形状を示す図5に対応する正面図である。
【符号の説明】
10 子供用シート 18 子供拘束用ベルト 30 シートベルト装置 32 車両用シート 32A シートクッション 46 インフレータ 48 バッグ 120 バッグ 120A バッグ側部(第1バッグ部) 120A’下端部(第2バッグ部) 130 バッグ 132B バッグ側部(第1バッグ部) 132C バッグ下部(第2バッグ部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に装備されたシートベルト装置を用
    いて車両用シートのシートクッションに固定され、子供
    拘束用ベルトを備えた子供用シートであって、 子供用シート内に設けられ、車体への所定の高荷重作用
    時に作動してガスを噴出するインフレータと、 このインフレータの周囲に折り畳み状態で配置され、イ
    ンフレータから噴出されたガスによって子供用シートの
    側方へ膨出されるバッグと、 を有することを特徴とする子供用シート。
  2. 【請求項2】 車両に装備されたシートベルト装置を用
    いて車両用シートのシートクッションに固定され、子供
    拘束用ベルトを備えた子供用シートであって、 子供用シート内に設けられ、車体への所定の高荷重作用
    時に作動してガスを噴出するインフレータと、 このインフレータの周囲に折り畳み状態で配置され、イ
    ンフレータから噴出されたガスによって子供用シートの
    底面よりも下方側へ膨出されるバッグと、 を有することを特徴とする子供用シート。
  3. 【請求項3】 車両に装備されたシートベルト装置を用
    いて車両用シートのシートクッションに固定され、子供
    拘束用ベルトを備えた子供用シートであって、 子供用シート内に設けられ、車体への所定の高荷重作用
    時に作動してガスを噴出するインフレータと、 このインフレータの周囲に折り畳み状態で配置され、イ
    ンフレータから噴出されたガスによって子供用シートの
    側方へ膨出される第1バッグ部並びに子供用シートの底
    面よりも下方側へ膨出される第2バッグ部と、 を有することを特徴とする子供用シート。
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