JPH1053094A - 車両搭乗者の保護装置 - Google Patents

車両搭乗者の保護装置

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JPH1053094A
JPH1053094A JP9156405A JP15640597A JPH1053094A JP H1053094 A JPH1053094 A JP H1053094A JP 9156405 A JP9156405 A JP 9156405A JP 15640597 A JP15640597 A JP 15640597A JP H1053094 A JPH1053094 A JP H1053094A
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panel
opening
inflator
compartment
seam
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Richard E Shellabarger
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TRW Vehicle Safety Systems Inc
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
    • B60R21/2171Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアーバッグモジュールをコンパクトに構成
する。 【解決手段】 エアーバッグモジュール14は、エアー
バッグ12と、取付けスタッド32を有するインフレー
タ構造20とを備える。エアーバッグ12は、インフレ
ータ構造20のための区画室63を備え、巻き付けられ
た状態にされる。その巻き付けられた状態で、インフレ
ータ構造20は区画室63内に保持される。エアーバッ
グ12は、第1のパネル72と第2のパネル74とを備
える。第1のパネル72に形成された開口部94は、区
画室63に連通する。第1のパネル72は、第1のパネ
ル72の端66と開口部94との間に設けられた継ぎ目
134で、第2のパネル74に固定される。他の開口部
88が、第1のパネル72の端66と継ぎ目134との
間の位置で第1のパネル72を貫通している。エアーバ
ッグ12が巻き付けられた状態になったとき、インフレ
ータ構造20の取付けスタッド32を受けるように、開
口部94と開口部88は整合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、車両搭乗者の膨
張式保護装置に関し、また、前記車両搭乗者の膨張式保
護装置を膨張させるための膨張流体源を備えたインフレ
ータ(inflator)構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エアーバッグのような車両搭乗者の膨張
式保護装置は、衝突センサやインフレータをさらに備え
た装置の一部となっている。衝突センサが、厳密性のあ
る所定の限界値ないししきい値を少なくとも有する車両
の衝突を感知したとき、インフレータが作動する。その
とき、インフレータは、膨張流体を放出し、その膨張流
体は、車両搭乗者区画室内でエアーバッグを膨張させ、
これによって、車両の搭乗者(すなわち、車両の乗員)
の保護を補助している。
【0003】エアーバッグ及びインフレータは、典型的
に、エアーバッグモジュールの部品として一緒に組み立
てられている。エアーバッグモジュールは、衝突センサ
とは別体になっている。エアーバッグモジュールは、車
両の車両搭乗者区画室に隣接して設けられている。例え
ば、エアーバッグモジュールは、車両のステアリングコ
ラムや車両のインストルメント・パネルに設けるように
してもよい。エアーバッグモジュールは、また、ドア・
パネルのような車両のサイド部に設けてもよいし、ルー
フ、フロアあるいはシートのような車両の他の部分に設
けてもよい。
【0004】エアーバッグモジュールに設けられたイン
フレータは、通常、細長い円筒形状となっている。その
ようなインフレータを有するエアーバッグモジュール
は、また、細長い管状のディフューザを備えることがで
きる。ディフューザは、前記インフレータを含んでい
る。ディフューザは、典型的に、前記エアーバッグモジ
ュールを車両に取付けるための、径方向に突出する取付
けスタッド(すなわち、取付け用の植込みボルト)の列
を備えている。エアーバッグモジュールが組み立てら
れ、車両に取り付けられたとき、ディフューザとインフ
レータは、共に、エアーバッグのインレット部(すなわ
ち、入口部)に設けられる。取付けスタッドは、エアー
バッグのインレット部に設けられた対応する開口部の列
を通して外側に突出している。
【0005】インフレータが作動したとき、ディフュー
ザによって、膨張流体は、エアーバッグのインレット部
から、エアーバッグのうち膨張可能な大きな本体部に流
れるように案内される。膨張流体は、車両搭乗者区画室
内でエアーバッグの本体部を膨張させ、これによって、
車両の搭乗者の保護を補助している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、ディフューザがインフレータ構造を有しているの
で、エアーバッグモジュールが、比較的大型化してしま
うという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明の主要な特徴に
よれば、装置は、取付けスタッドを有するインフレータ
構造を備えている。前記装置は、さらに、パネル構造を
有する車両搭乗者の膨張式保護装置を備えている。前記
パネル構造は、インフレータ構造のための区画室を画定
している。パネル構造は、また、巻き付けられた状態と
なっている。その巻き付けられた状態において、パネル
構造は、インフレータ構造を区画室に保持している。
【0008】パネル構造は、第1のパネルと第2のパネ
ルとを備えている。第1の開口部が、第1のパネルに形
成されている。第1の開口部は、区画室に連通してい
る。第1のパネルは、第1の開口部と第1のパネルの端
との間に設けられた継ぎ目(シーム)で、第2のパネル
に固定されている。第2の開口部が、継ぎ目と第1のパ
ネルの端との間にある位置で、第1のパネルを通って伸
びている。第1の開口部と第2の開口部は、整合してお
り、これによって、パネル構造が巻き付けられた状態に
なったとき、インフレータ構造に設けられた取付けスタ
ッドを受けることができるようになっている。
【0009】本願発明の他の主要な特徴によれば、パネ
ル構造は、前記膨張式保護装置のインレット部を備えて
いる。パネル構造は、さらに、前記膨張式保護装置の膨
張可能な本体部を備えている。インレット部は、インフ
レータ構造用の区画室を画定している。本体部は、車両
の搭乗者の区画室内に膨張できるようになっている。前
記膨張式保護装置は、さらに、継ぎ目を備えている。こ
の継ぎ目は、第1のパネルの一部を、区画室の周囲を完
全に伸長するループ形状に維持している。第1のパネル
のその部分は、膨張流体のアウトレット開口部(すなわ
ち、出口開口部)を備えている。アウトレット開口部
は、区画室と前記膨張式保護装置の本体部との間を連通
している。
【0010】本願発明の他の特徴は、下記に詳細に述べ
られる記述や添付した図面を参照することによって、本
願発明が関係する当業者にとって明らかとなるであろ
う。
【0011】本願発明の一実施例を詳細に説明する前
に、本願発明が、下記の記述に述べられ図面に示された
構成要素の詳細な配置や詳細な構造への適用に限定され
るものではないということを、理解するべきである。本
願発明は、他の実施例においても可能であり、また、種
々の方法で実行され成し遂げることができる。また、こ
こに使用された用語や術語は説明のためのものであっ
て、限定して解釈されるべきでないということを理解す
るべきである。
【0012】
【発明の実施の形態】本願発明の好ましい実施例を備え
た装置10が、図1及び図2に概略的に図示されてい
る。装置10は、特別のタイプの、車両搭乗者の膨張式
保護装置12である。この車両搭乗者の膨張式保護装置
12は、一般に、エアーバッグとして参照されている。
エアーバッグ12は、図1に示されたように折り重ねら
れた膨張していない状態から、図2に示されたように折
り重ねられていない膨張した状態に、膨張可能となって
いる。本願発明にしたがって使用可能な他の車両搭乗者
の膨張式保護装置は、膨張式のシートベルト、膨張式の
ひざボルスター(bolster、すなわち、まくら状
の物)、膨張式の頭部ライナー、及び膨張式のエアーバ
ッグによって作動するひざボルスターを含んでいる。
【0013】エアーバッグ12は、エアーバッグモジュ
ール14の一部となっている。エアーバッグモジュール
14の他の部分は、インフレータ16と、ディフューザ
18とを備えている。インフレータ16とディフューザ
18は、共に、インフレータ構造20を画定している。
インフレータ構造20は、エアーバッグ12の内側に設
けられている。エアーバッグモジュール14は、車両搭
乗者区画室22に隣接する位置で、車両に取り付けるこ
とができるように設計されている。図1及び図2の例に
よって示されているように、エアーバッグモジュール1
4は、車両シート26の上側フレーム部24に取り付け
られている。
【0014】インフレータ16は、エアーバッグ12を
膨張させるための膨張流体源を含んでいる。当該技術で
公知なように、インフレータ16は、大きな容積の膨張
ガスを発生させるための、可燃性のガス発生材料を含む
ことができる。別の実施例として、インフレータ16
は、内蔵された多量の加圧された膨張流体、または、加
圧された膨張流体と膨張流体を熱するための可燃性の材
料との組み合わせを含むことができる。図1及び図2に
示されているように、インフレータ16は、細長い円筒
形の形状となっている。電気式起爆剤28が、インフレ
ータ16の一端に設けられている。
【0015】ディフューザ18は、公知の方法でインフ
レータ16を含んでいる、概ね管状の細長い部品となっ
ている。複数の膨張流体アウトレット開口部30が、デ
ィフューザ18を通って伸びている。複数の取付けスタ
ッド32が、ディフューザ18から突出している。図示
された本願発明の好ましい実施例において、3つの取付
けスタッド32が、膨張流体アウトレット開口部30の
反対の位置で、ディフューザ18に沿って伸びる一列に
なっている。各取付けスタッド32には、ねじ山が切ら
れており、対応するナット34を受けるようになってい
る。ナット34は、車両シート26の上側フレーム部2
4にエアーバッグモジュール14を固定するためのもの
である。
【0016】図3に示されているように、電気式起爆剤
28は、電源42と常時開スイッチ44とを備えた電気
回路40に連結されている。電源42は、車両バッテリ
ー及び/またはコンデンサーであることが好ましい。常
時開スイッチ44は、センサ46の一部となっている。
センサ46は、車両の衝突の発生を示す状態を感知す
る。本願発明の好ましい実施例において、センサ46
は、車両の側部への衝突による車両の側部での衝撃の発
生を示す状態を感知する。そのような衝突を示す状態
は、例えば、車両の進行方向に対する横断方向への車両
の突然の加速及び/又は車両の側部のクラッシュなどと
することができる。もし、衝突を示す状態が予め定めら
れたしきい値のレベル以上であるならば、それは、予め
定められたしきい値のレベルを有する激しい衝突の発生
を示している。激しい衝突のしきい値は、エアーバッグ
12の膨張が車両シート26の搭乗者の保護を補助する
ことが望まれるレベルである。そのとき、常時開スイッ
チ44が閉じ、そして、電流が、電気式起爆剤28を通
るように流れ、これにより、インフレータ16が作動す
る。
【0017】インフレータ16が作動したとき、インフ
レータ16は、ディフューザ18内に膨張流体を放出す
る。ディフューザ18が膨張流体をエアーバッグ12内
に案内し、エアーバッグ12を膨張させる。膨張流体が
エアーバッグ12を膨張させることを開始したとき、膨
張流体は、車両シート26のカバー部50に抗してエア
ーバッグ12を外側へ移動させる。エアーバッグ12に
作用する膨張流体の圧力から生じる力が、車両シート2
6のカバー部50を破る。当該技術で公知なように、車
両シート26のカバー部50は、予め定められた形状に
破れるように(図示しない)引裂用継ぎ目(tear
seam)を備えることができる。当該技術でさらに公
知なように、エアーバッグモジュール14は、また、エ
アーバッグ12やエアーバッグモジュール14の他の部
品を、車両シート26のカバー部50の内側に封入する
ためのカバー(図示せず)を備えることができる。ま
た、そのようなモジュールカバーを、エアーバッグ12
に作用する膨張流体の圧力の力によって、破ることもで
きる。膨張流体がエアーバッグ12を膨張させ続けると
き、膨張流体は、エアーバッグ12を、外側に向けて、
車両シート26から車両搭乗者区画室22内に移動させ
る。
【0018】エアーバッグ12は、パネルから構成され
ている。パネルは、織布(または、織物状材料)やプラ
スチックフィルムを含む任意の適切なエアーバッグ材料
から形成することができる。エアーバッグ材料のパネル
は、継ぎ目にそって互いに連結されている。継ぎ目は、
パネルを形成する特定の材料に応じて、ステッチ、超音
波溶接、接着剤、またはヒート・ステーキング(hea
t−staking、すなわち、熱によるかしめ。より
詳細に説明すれば、一方のパネルに設けられたプラスチ
ック製のスタッドを、他方のパネルに形成された開口部
に貫通させ、貫通したスタッドの頭部を加熱して圧力を
加え、他方のパネルの開口部を通過できないようにする
工程)などによって形成することができる。エアーバッ
グ12は、シリコーンで被覆され織って作られたナイロ
ン織物から形成されている。そのようなエアーバッグの
材料は、当該技術で公知となっている。
【0019】図1及び図2に概略的に示されているよう
に、エアーバッグ12は、膨張可能な本体60とインレ
ット部62とを備えている。膨張可能な本体60は、図
2に示す状態では、車両シート26から外側に向けて膨
張して折り重ねられていないようになっている。インレ
ット部62は、インフレータ構造20を含む区画室63
を画定している。インレット部62は、インフレータ構
造20を備えた車両シート26に保持されている。本願
発明の好ましい実施例において、エアーバッグ12の膨
張可能な本体60とインレット部62は、共に、連続的
な単一構成部品64の(すなわち、連続的な一個構成
の)エアーバッグ材料から、構成されている。
【0020】連続的な単一構成部品64のエアーバッグ
材料は、一対の対向する端エッジ66及び68を備えた
細長い形状となっている。端エッジ66及び68は、共
に、単一構成部品64の長手方向の中心線69に対して
垂直になっている。連続的な単一構成部品64は、ま
た、横断方向の中心線71を備えている。連続的な単一
構成部品64は、また、横断方向の中心線71の両側に
一対のパネル72及び74を備えている。第1のパネル
72は、横断方向の中心線71から第1の端エッジ66
に十分に伸びている。第2のパネル74は、横断方向の
中心線71から第2の端エッジ68に十分に伸びてい
る。2つのパネル72及び74の各々は、長手方向の中
心線69に関して対称的になっている。
【0021】第1のパネル72の本体部76は、対向す
る同様の一対のサイドエッジ78を備えている。第1の
パネル72の端部80が、本体部76から第1の端エッ
ジ66まで伸長している。第1のパネル72の端部80
は、対向する同様の一対のサイドエッジ84を備えてい
る。サイドエッジ84は、概ね、長手方向の中心線69
と平行になっている。サイドエッジ84は、対応する一
対のタブ86を備えている。タブ86は、互いに対して
対向している。
【0022】第1のパネル72の端部80は、さらに、
複数の開口部を備えている。開口部は、複数の列となっ
ており、各列は、横断方向の中心線71と平行になって
いる。これらの列は、第1の開口部88の列と、第2の
開口部90の列と、第3の開口部92の列と、第4の開
口部94の列とを備えている。第1の開口部88は、第
1の端エッジ66に隣接して一列となるように設けられ
ている。第2の開口部90は、他の開口部88、92及
び94よりもかなり大きくなっている。また、第2の開
口部90は、タブ86の中心に位置決めされて一列に配
置されている。第3の開口部92と第4の開口部94
は、同様になっており、タブ86と本体部76との間で
列をなして配置されている。
【0023】第2のパネル74は、また、本体部100
と、端部102とを備えている。第2のパネル74の本
体部100は、対向する同様の一対のサイドエッジ10
4を備えている。一対の折り重ね線106が、図4の点
線に示されているように、本体部100を部分的に横切
って伸びている。折り重ね線106は、本体部100の
うち対応する一対の周辺コーナーセクション108の内
側境界を画定している。第2のパネル74の端部102
は、本体部100から第2の端エッジ68まで伸びてい
る。第2のパネル74の端部102は、第1のパネル7
2の端部80よりもかなり小さくなっている。端部10
2は、同様な対向する一対のサイドエッジ110を備え
ている。端部102は、第1のパネル72の他端に設け
られた一列の第1の開口部88と同様な一列の開口部1
12を備えている。
【0024】エアーバッグ12が、連続的な単一構成部
品64のエアーバッグ材料から構成されるとき、第1の
パネル72は、最初に、図4で見て左から右の方向に、
横断方向の中心線71を中心として枢動される。これに
よって、第1のパネル72は、第2のパネル74に重な
る位置に置かれる。エアーバッグ12の膨張可能な本体
60(図5参照)が、次いで、第1のパネル72の本体
部76と第2のパネル74の本体部100とを互いに対
して固定することによって形成される。具体的に説明す
ると、エアーバッグ材料の単一構成部品64が横断方向
の中心線71を中心として折り重ねられたとき、本体部
76のサイドエッジ78が、本体部100のサイドエッ
ジ104に接触して配置される。2つの本体部76と本
体部100は、次いで、一対の継ぎ目114及び116
の所で互いに対して固定される。一対の継ぎ目114及
び116は、それらに近接するサイドエッジ78及び1
04に沿って伸長している。一対の継ぎ目114及び1
16は、また、第2のパネル74の周辺コーナーセクシ
ョン108を、第1のパネル72の端部80に設けられ
たタブ86に接続する。これによって、ループ118
が、本体部76とタブ86との間で、第1のパネル72
の端部80に形成される。部分的に構成されたエアーバ
ッグ12は、次いで、図5に示されるように、エアーバ
ッグ12の膨張可能な本体60内に継ぎ目114及び1
16が隠れるように、裏返される。
【0025】エアーバッグ12のインレット部62は、
第1のパネル72の端部80と第2のパネル74の端部
102とを互いに対して固定することによって、形成さ
れている。図6に最もよく示されているように、第1の
パネル72の第1の端エッジ66は、第2のパネル74
の第2の端エッジ68に沿って配置される。第1の端エ
ッジ66の近くにある第1の開口部88は、第2の端エ
ッジ68の近くにある開口部112に整合している。
(概略的に図示されている)継ぎ目120によって、第
1のパネル72と第2のパネル74が、整合した開口部
88及び112とその隣接する端エッジ66及び68と
の間の位置で、互いに対して固定されている。
【0026】さらに、図6に示されているように、第1
のパネル72の端部80に設けられた第2の開口部90
は、膨張流体アウトレット開口部が、区画室63とエア
ーバッグ12の膨張可能な本体60との間を連通するよ
うに、配置されている。端部80のループ118は平ら
にされており、区画室63の周囲を部分的に伸長するよ
うに配置されている。平らにされたループ118は、そ
のとき、端部80の内側層124を備えており、さら
に、内側層124に重なる外側層126とを備えてい
る。内側層124は、第3の開口部92を備えている。
外側層126は、第4の開口部94を備えている。第3
の開口部92と第4の開口部94は、互いに対して整合
している。また、第3の開口部92と第4の開口部94
は、第2の開口部90の位置と反対の位置で区画室63
に連通している。
【0027】端部80の中間部128は、第2の開口部
90を備えている。また、端部80の中間部128は、
平らにされたループ118の両端の間で、区画室63の
周囲を部分的に伸長している。したがって、平らにされ
たループ118と中間部128との両方を含む、第1の
パネル72の端部80は、区画室63の周囲全体を伸長
するループ形状となっている。
【0028】第1のパネル72の端部80は、1セット
からなる3つの継ぎ目130、132及び134によっ
て、ループ形状に維持されている。第1の継ぎ目130
と第2の継ぎ目132は、第2の開口部90の両側に設
けられている。第3の継ぎ目134は、整合した開口部
92及び開口部94と整合した開口部88及び開口部1
12との間の位置で、区画室63を閉鎖している。第3
の継ぎ目134は、また、タブ86と、整合した開口部
88及び112との間に設けられている。この互いに連
結された形状において、第1のパネル72は、第3の継
ぎ目134から第1の端エッジ66まで伸びる端部セク
ション136を備えており、第2のパネル74は、第3
の継ぎ目134から第2の端エッジ68まで伸びる端部
セクション138を備えている。
【0029】エアーバッグ12は、図7に示されたよう
な巻き付けられていない状態から、図8に示されたよう
な巻き付けられた状態まで折り重ねることができる。エ
アーバッグ12が図7の巻き付けられていない状態にあ
るとき、取付けスタッド32を含むインフレータ構造2
0が、開口端140を通って区画室63内に長手方向に
移動できるように、区画室63の開口端140(図5参
照)は、十分大きくなっている。このようにインフレー
タ構造20を区画室63内に移動したとき、取付けスタ
ッド32は、図7に示されるように、平らにされたルー
プ118に設けられた整合した開口部92及び94を通
って挿入される。平らにされたループ118の内側層1
24と外側層126が、次いで、図8に示されるよう
に、インフレータ構造20と端部102との間で内側
に、折り重ねられ押し込まれる。2つのパネル72及び
74の端部セクション136及び138が、次いで、図
7及び図8に示されるように、上方で左側に移動させら
れる。その結果、取付けスタッド32は、端エッジ66
及び68に隣接する整合した開口部88及び112を通
して受け入れられる。したがって、エアーバッグ12の
インレット部62は、インフレータ構造20の周囲に巻
き付けられる。それによって、区画室63及び開口端1
40の直径が十分に減少して、インレット部62によっ
てインフレータ構造20が保持される。
【0030】本願発明の上記記述から、当業者は、改
良、変更及び修正を理解するであろう。当該技術内での
そのような改良、変更及び修正は、請求の範囲によって
カバーされるように意図されている。
【0031】本願発明の種々の特徴が、特許請求の範囲
に述べられている。
【0032】以上のように本願発明によれば、エアーバ
ッグがインフレータ構造のための区画室を備え、エアー
バッグを巻き付けた状態にでき、その巻き付けられた状
態で、インフレータ構造を区画室内に保持するようにし
たので、エアーバッグモジュールをコンパクトすなわち
小型に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の好ましい実施例を備えたエ
アーバッグモジュールを有する装置の略図である。
【図2】図2は、図1のエアーバッグモジュールの作動
状態を示している図面である。
【図3】図3は、図1のエアーバッグモジュールの一部
を含んでいる電気回路の略図である。
【図4】図4は、図1のエアーバッグモジュールに含ま
れるエアーバッグを構成するために使用される1部品材
料の平面図である。
【図5】図5は、一部が構成された状態にあるエアーバ
ッグを示している斜視図である。
【図6】図6は、完全に構成された状態にあるエアーバ
ッグを示している略断面図である。
【図7】図7は、エアーバッグ内に設けられているイン
フレータの構造を示している、図6と同様な略断面図で
ある。
【図8】図8は、インフレータの構造の周囲に巻き付け
られているエアーバッグを示している、図7と同様な略
断面図である。
【符号の説明】
12 エアーバッグ 14 エアーバ
ッグモジュール 16 インフレータ 18 ディフュ
ーザ 20 インフレータ構造 22 車両搭乗
者区画室 26 車両シート 28 電気式起
爆剤 30 膨張流体アウトレット開口部 32 取付けス
タッド 34 ナット 42 電源 44 常時開スイッチ 46 センサ 50 カバー部 60 膨張可能
な本体 62 インレット部 63 区画室 64 連続的な単一構成部品 66 第1の端
エッジ 68 第2の端エッジ 69 長手方向
の中心線 71 横断方向の中心線 72 第1のパ
ネル 74 第2のパネル 76 本体部 78 サイドエッジ 80 端部 84 サイドエッジ 86 タブ 88 第1の開口部 90 第2の開
口部 92 第3の開口部 94 第4の開
口部 100 本体部 102 端部 104 サイドエッジ 106 折り重
ね線 108 周辺コーナーセクション 110 サイド
エッジ 112 開口部 114 継ぎ目 116 継ぎ目 118 ループ 120 継ぎ目 124 内側層 126 外側層 128 中間部 130 第1の継ぎ目 132 継ぎ目 134 第3の継ぎ目 136 端部セ
クション 138 端部セクション 140 開口端

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付けスタッドを有するインフレータ構
    造と、 前記インフレータ構造用の区画室を画定するパネル構造
    を有する車両搭乗者の膨張式保護装置とを備えた装置で
    あって、 前記パネル構造は、前記インフレータ構造を前記区画室
    内に保持するための巻き付けられた状態を有しており、 前記パネル構造は、第1のパネルを備えており、前記第
    1のパネルには、前記区画室と連通するように第1の開
    口部が形成されており、前記第1のパネルは、前記第1
    の開口部と前記第1のパネルの端との間に設けられた継
    ぎ目で、第2のパネルに固定されており、前記第1のパ
    ネルは、さらに、前記継ぎ目と前記端との間に設けられ
    た第2の開口部を有しており、 前記パネル構造が前記巻き付けられた状態にあるとき、
    前記取付けスタッドを受けることができるように、前記
    第1の開口部と前記第2の開口部とが、整合されている
    ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記インフレータ構造は、1列の取付けスタッドを備え
    ており、 前記パネル構造が前記巻き付けられた状態にあるときに
    前記取付けスタッドを受けることができるように整合さ
    れたそれぞれの列の開口部に、前記第1の開口部と第2
    の開口部が含められていることを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置において、 第2のパネルは、前記継ぎ目と前記第2のパネルの端と
    の間に設けられた追加の開口部を備えており、 前記パネル構造が前記巻き付けられた状態にあるとき、
    前記追加の開口部は、前記第1の開口部と前記第2の開
    口部とに整合して、前記取付けスタッドを受けることが
    できることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、 前記第1の開口部は、前記第1のパネルの内側層と重な
    る前記第1のパネルの外側層を貫通しており、 前記内側層は、前記第1の開口部と整合する追加の開口
    部を備えていることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装置において、 前記パネル構造は、連続的な一個構成のパネル材料から
    なっており、前記一個構成のパネル材料は、第1の端エ
    ッジと、第2の端エッジと、前記第1の端エッジと前記
    第2の端エッジとの間に設けられた横断方向に伸びる折
    り重ね線とを有する細長い形状となっており、 前記第1のパネルは、前記折り重ね線から前記第1の端
    エッジまで伸びており、前記第2のパネルは、前記折り
    重ね線から前記第2の端エッジまで伸びていることを特
    徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の装置において、 前記継ぎ目は、前記区画室の開口端を画定するループ形
    状に、前記パネル構造を維持する複数の継ぎ目の1つで
    あり、前記パネル構造は、巻き付けられていない状態を
    有しており、その巻き付けられていない状態において、
    前記開口端は、前記インフレータ構造を該開口端を通し
    て移動させることができるように十分大きな寸法を有し
    ており、 前記パネル構造が前記巻き付けられた状態にあるとき、
    前記開口端は、前記インフレータ構造を前記開口端を通
    して移動させるには十分に大きくない縮小した寸法を有
    することを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の装置において、 前記継ぎ目は、前記区画室の周囲全体を伸長するループ
    形状に、前記第1のパネルの一部を維持する複数の継ぎ
    目の1つであることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の装置において、 前記パネル構造が、さらに、前記車両搭乗者の膨張式保
    護装置の膨張可能な本体を画定しており、前記第1のパ
    ネルの前記一部が、前記膨張可能な本体と前記区画室と
    の間を連通する膨張流体アウトレット開口部を有してい
    ることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の装置において、 前記膨張流体アウトレット開口部は、前記第1のパネル
    の前記一部に設けられた1列の膨張流体アウトレット開
    口部のうちの1つであることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の装置において、 前記インフレータ構造は、膨張流体源を含むインフレー
    タと、前記インフレータを含むディフューザとを備えて
    おり、前記取付けスタッドは、前記ディフューザから突
    出していることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 取付けスタッドを有するインフレータ
    構造と、 前記インフレータ構造用の区画室を画定するパネル構造
    を有する車両搭乗者の膨張式保護装置とを備えた装置で
    あって、 前記パネル構造は、前記インフレータ構造を前記区画室
    内に保持するための巻き付けられた状態を有しており、 前記パネル構造は、第1のパネルを備えており、前記第
    1のパネルには、前記区画室と連通するように第1の開
    口部が形成されており、前記第1のパネルは、前記第1
    の開口部と前記第2のパネルの端との間に設けられた継
    ぎ目で、第2のパネルに固定されており、前記第2のパ
    ネルは、さらに、前記継ぎ目と前記端との間に設けられ
    た第2の開口部を有しており、 前記パネル構造が前記巻き付けられた状態にあるとき、
    前記取付けスタッドを受けることができるように、前記
    第1の開口部と前記第2の開口部とが、整合されている
    ことを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の装置において、 前記インフレータ構造は、一列の取付けスタッドを備え
    ており、前記パネル構造が前記巻き付けられた状態にな
    ったとき、前記取付けスタッドを受けることができるよ
    うに整合された開口部のそれぞれの列に、前記第1の開
    口部と第2の開口部が含められていることを特徴とする
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の装置において、 前記第1のパネルは、前記継ぎ目と前記第1のパネルの
    端との間に設けられた追加の開口部を備えており、前記
    パネル構造が前記巻き付けられた状態にあるとき、前記
    取付けスタッドを受けることができるように、前記追加
    の開口部は、前記第1の開口部と前記第2の開口部とに
    整合していることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の装置において、 前記第1の開口部は、前記第1のパネルの内側層と重な
    る前記第1のパネルの外側層を貫通しており、前記内側
    層は、前記第1の開口部と整合する追加の開口部を備え
    ていることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載の装置において、 前記パネル構造は、連続的な一個構成のパネル材料から
    なっており、 前記一個構成のパネル材料は、第1の端エッジと、第2
    の端エッジと、前記第1の端エッジと前記第2の端エッ
    ジとの間に設けられた横断方向に伸びる折り重ね線とを
    有する細長い形状となっており、 前記第1のパネルは、前記折り重ね線から前記第1の端
    エッジまで伸びており、 前記第2のパネルは、前記折り重ね線から前記第2の端
    エッジまで伸びていることを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項11に記載の装置において、 前記継ぎ目は、前記区画室の開口端を画定するループ形
    状に、前記パネル構造を維持する複数の継ぎ目の1つで
    あり、前記パネル構造は、巻き付けられていない状態を
    有しており、その巻き付けられていない状態において、
    前記開口端は、前記インフレータ構造を該開口端を通し
    て移動させることができるように十分大きな寸法を有し
    ており、 前記パネル構造が前記巻き付けられた状態にあるとき、
    前記開口端は、前記インフレータ構造を前記開口端を通
    して移動させるには十分に大きくない縮小した寸法を有
    することを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項11に記載の装置において、 前記継ぎ目は、前記区画室の周囲全体を伸長するループ
    形状に、前記第1のパネルの一部を維持する複数の継ぎ
    目の1つであることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項11に記載の装置において、 前記パネル構造が、さらに、前記車両搭乗者の膨張式保
    護装置の膨張可能な本体を画定しており、前記第1のパ
    ネルの前記一部が、前記膨張可能な本体と前記区画室と
    の間を連通する膨張流体アウトレット開口部を有してい
    ることを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項11に記載の装置において、 前記膨張流体アウトレット開口部は、前記第1のパネル
    の前記一部に設けられた1列の膨張流体アウトレット開
    口部のうちの1つであることを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 請求項11に記載の装置において、 前記インフレータ構造は、膨張流体源を含むインフレー
    タと、前記インフレータを含むディフューザとを備えて
    おり、前記取付けスタッドは、前記ディフューザから突
    出していることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 インフレータ構造と、 第1のパネルと第2のパネルとを含むパネル構造を有す
    る車両搭乗者の膨張式保護装置とを備えた装置であっ
    て、 前記パネル構造は、車両搭乗者区画室内に膨張可能な前
    記膨張式保護装置の本体を備えており、前記パネル構造
    は、さらに、前記インフレータ構造用の区画室を画定す
    る前記膨張式保護装置のインレット部を備えており、 前記膨張式保護装置は継ぎ目を備えており、前記継ぎ目
    は、前記パネル構造の隣接部分を互いに連結しており、
    前記継ぎ目は、前記第1のパネルの一部を、前記区画室
    の周囲全体を伸長するループ形状に維持しており、 前記第1のパネルの前記一部は、前記膨張式保護装置の
    前記本体と前記区画室との間を連通する膨張流体アウト
    レット開口部を備えていることを特徴とする装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の装置において、 前記第1のパネルの前記一部は、前記膨張式保護装置の
    前記本体と前記区画室との間を連通する一列の膨張流体
    アウトレット開口部を備えていることを特徴とする装
    置。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載の装置において、 前記パネル構造は、連続的な一個構成のパネル材料から
    なっており、 前記一個構成のパネル材料は、第1の端エッジと、第2
    の端エッジと、前記第1の端エッジと前記第2の端エッ
    ジとの間に設けられた横断方向に伸びる折り重ね線とを
    有する細長い形状となっており、 前記第1のパネルは、前記折り重ね線から前記第1の端
    エッジまで伸びており、 前記第2のパネルは、前記折り重ね線から前記第2の端
    エッジまで伸びていることを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】 請求項21に記載の装置において、 前記インフレータ構造は取付けスタッドを備えており、
    開口部が前記第1のパネルの前記一部に形成されてお
    り、また、前記開口部は前記区画室に連通しており、前
    記ループ形状は、前記第1のパネルの端と前記開口部と
    の間に設けられた継ぎ目によって閉鎖されており、前記
    第1のパネルは、前記継ぎ目と前記端との間に設けられ
    た他の開口部を備えており、前記パネル構造は巻き付け
    られた状態を有しており、その巻き付けられた状態にお
    いて、前記開口部と前記他の開口部は、前記取付けスタ
    ッドを受けることができるように整合されていることを
    特徴とする装置。
  25. 【請求項25】 請求項21に記載の装置において、 前記インフレータ構造は取付けスタッドを備えており、
    前記パネル構造は巻き付けられた状態を有しており、そ
    の巻き付けられた状態において、前記第1のパネルの開
    口部と前記第2のパネルの開口部とが、前記取付けスタ
    ッドを受けることができるように整合されていることを
    特徴とする装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の装置において、 前記インフレータ構造は、一列の取付けスタッドを備え
    ており、前記パネル構造が前記巻き付けられた状態にな
    ったとき、前記取付けスタッドを受けることができるよ
    うに整合された複数列の開口部に、前記開口部が含めら
    れていることを特徴とする装置。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載の装置において、 前記インフレータ構造は、膨張流体源を含むインフレー
    タと、前記インフレータを含むディフューザとを備えて
    おり、前記取付けスタッドは、前記ディフューザから突
    出していることを特徴とする装置。
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