JPH10157220A - インクジェットプリンタの排出搬送装置 - Google Patents

インクジェットプリンタの排出搬送装置

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Publication number
JPH10157220A
JPH10157220A JP8325001A JP32500196A JPH10157220A JP H10157220 A JPH10157220 A JP H10157220A JP 8325001 A JP8325001 A JP 8325001A JP 32500196 A JP32500196 A JP 32500196A JP H10157220 A JPH10157220 A JP H10157220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
absorbing
ink absorbing
contact portion
jet printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8325001A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenobu Suzuki
秀信 鈴木
Hiroyuki Takada
浩之 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP8325001A priority Critical patent/JPH10157220A/ja
Publication of JPH10157220A publication Critical patent/JPH10157220A/ja
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インク吸収部材のインク吸収能力を長期にわた
って保持できるようにする。 【解決手段】インク吸収手段31のインク吸収部32が
補助送り手段(21)の接触部(22)に対して印字媒
体Mの送り方向と交叉する方向に相対移動可能に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字媒体を排出搬
送するための主送り手段および補助送り手段と,この補
助送り手段の接触部と接触して当該接触部に付着したイ
ンクを吸収可能なインク吸収手段とを具備するインクジ
ェットプリンタの排出搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、インクジェットプリンタの従来
構成を示す。図において、2は印字ヘッド,5はプラテ
ンである。この印字ヘッド2は、搬送されてきた印字媒
体Mに対して所定の間隙(例えば、0.5〜1.0m
m)をもって対向するように設けられており、印字媒体
Mと対向する前面には通常複数のインク吐出口が配列さ
れている。
【0003】そして、印字ヘッド2は、図示しないキャ
リッジによって図中紙面と直交する方向に往復移動しつ
つ,搬送されてきた印字媒体Mの印字面にインク吐出口
からインク滴を噴射して文字・画像等を印字可能に構成
されている。
【0004】印字後、印字媒体Mは、排出搬送装置10
Pによって所定の方向へ排出・搬送される。排出搬送装
置10Pは、印字媒体Mの非印字面に接触可能な主送り
手段(搬送ローラ11R)と,印字ヘッド2により文字
・画像等が印字された印字面に接触可能な接触部を有す
る補助送り手段(21)とから構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記インク
ジェットプリンタにおいては、高湿度の環境下で使用し
たり、高密度印字を行う場合には、印字媒体M上のイン
クが乾きにくく、補助送り手段(21)の接触部にイン
クが付着してしまう事態が生じる。かかる事態が生じる
と、補助送り手段(21)側からインクが印字媒体M側
に転写されてインク汚れする原因となる。
【0006】かかるインク汚れを低減するために、従来
より、印字媒体Mの印字面と接触する部分の面積が極小
とされた接触部22を有する拍車形状部材21から補助
送り手段を形成することがなされている。しかし、拍車
形状部材21であっても、その接触部22にインクが付
着してしまうと、このインクが印字媒体M側に転写され
てしまい、その印字面には点々のインク汚れが付いてし
まうことになる。
【0007】そこで、拍車形状部材21の接触部22と
接触して当該接触部22に付着したインクを吸収可能な
インク吸収部を有するインク吸収手段(インク吸収ロー
ラ31)を備えることが一般的に行われている。
【0008】しかし、このようにインク吸収部材(3
1)を備えていても、使用に伴い拍車形状部材21の接
触部22に付着したインクを十分にクリーニングするこ
とができずに印字媒体Mがインク汚れすることがある。
【0009】本発明の目的は、補助送り手段の接触部に
付着したインクを長期間にわたってインク吸収手段で確
実に吸収して,印字媒体をインク汚れさせることなく排
出搬送することができるインクジェットプリンタの排出
搬送装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、印字媒体の非
印字面に接触可能な主送り手段と,印字ヘッドにより文
字・画像等が印字された印字面に接触可能な接触部を有
する補助送り手段と,この補助送り手段の接触部に付着
したインクを吸収可能なインク吸収部を有するインク吸
収手段とを具備してなるインクジェットプリンタの排出
搬送装置において、前記インク吸収手段のインク吸収部
が前記補助送り手段の接触部に対して前記印字媒体の送
り方向と交叉する方向に相対移動可能に形成されてい
る、ことを特徴とする。
【0011】かかる発明では、印字する際にはインク吸
収手段のインク吸収部を補助送り手段の接触部に対して
印字媒体の送り方向と交叉する方向に相対移動する。こ
れにより、インク吸収手段のインク吸収部と補助送り手
段の接触部との接触部分が変化する。したがって、イン
ク吸収部を全体的に使用して補助送り手段の接触部に付
着したインクを吸収することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタの排出搬
送装置は、図1に示す如く、基本的構成は従来例(図
2)と同様とされているが、インク吸収手段(31)用
の移動駆動手段41を設け、インク吸収手段(31)の
インク吸収部(32)と補助送り手段(21)の接触部
(22)に対して印字媒体Mの送り方向と交叉する方向
に相対移動可能に構成されている。
【0013】なお、従来例(図2)の場合と共通する構
成要素については同一の符号を付し、その説明は簡略化
または省略する。
【0014】インク吸収手段は、補助送り手段としての
拍車形状部材21の接触部22と接触するインク接触部
32を有するインク吸収ローラ31から形成されてい
る。インク吸収ローラ31は、スポンジ状の多孔質材で
形成されており、回転軸33を介してプリンタ本体(図
示省略)に回転自在に設けられている。このインク吸収
ローラ31は、その自重を利用して拍車形状部材21に
押圧されており、拍車形状部材21の回転に追従して回
転(従動回転)するものとされている。
【0015】移動駆動手段41は、揺動リンク機構42
とカム機構45とを含み、インク吸収ローラ31のイン
ク吸収部32を拍車形状部材21の接触部22に対して
印字媒体Mの送り方向(矢印X方向)と交叉する方向
[この実施形態では、交叉角度が90度となる方向(す
なわち、直交する方向)]に相対移動可能に構成されて
いる。
【0016】具体的には、揺動リンク機構42は、水平
方向に対向して配設された一対の揺動リンク(43L,
43R)から形成されている。各揺動リンク(43L,
43R)は、それぞれ基端部が支軸44pを介してプリ
ンタ本体(図示省略)に回転自在に設けられており、各
先端部に設けられた軸受部44aでインク吸収ローラ3
1の回転軸33の左右端部を回転自在に保持するものと
されている。
【0017】また、カム機構45は、揺動リンク43R
と係合して当該リンク43Rを揺動可能なカム46と,
このカム46を回転駆動する駆動モータ47と,揺動リ
ンク43Rを図1で時計回り方向に付勢するスプリング
48とを含み、各揺動リンク(43L,43R)を同期
して揺動運動可能に形成されている。
【0018】したがって、駆動モータ47を駆動するこ
とにより、揺動リンク機構42を介してインク吸収ロー
ラ31のインク吸収部32は拍車形状部材21の接触部
22に対して印字媒体Mの送り方向(X方向)と直交す
る方向に往復移動する。
【0019】かかるインク吸収ローラ31の移動によ
り、インク吸収部32の拍車形状部材21の接触部22
と接触する部分が変化する。
【0020】例えば、各揺動リンク(43L,43R)
を連続的に揺動運動させることにより、インク吸収部3
2のインク吸収箇所(拍車形状部材21の接触部22と
接触する箇所)の軌跡は螺旋状となる。また、各揺動リ
ンク(43L,43R)を間歇的に揺動運動させること
により、インク吸収部32のインク吸収箇所の軌跡は軸
線方向に離れたリング状となる。
【0021】これにより、インク吸収ローラ31のイン
ク吸収部32を全体的に利用して拍車形状部材21の接
触部22に付着したインクを吸収することができる。そ
の結果、インク吸収ローラ31のインク吸収能力を長期
にわたって保持することができ,印字媒体Mをインク汚
れさせることなく排出搬送することができる。
【0022】なお、上記実施形態では、インク吸収ロー
ラ31のインク吸収部32が拍車形状部材21の接触部
22に対して印字媒体Mの送り方向と直交する方向に相
対移動させたが、交叉角度が90°とは異なる(例え
ば、60°)方向に相対移動可能に形成してもよい。
【0023】また、インク吸収手段を、インク吸収ロー
ラ31から形成したが、補助送り手段としての拍車形状
部材21の接触部22に付着したインクを吸収すること
ができれば,これに限定されない。例えば、インク吸収
手段をベルト形状としてもよい。なお、インク吸収ロー
ラ31,インク吸収ベルトは、回転不能であってもよ
い。
【0024】また、拍車形状部材21を、図1に示す如
く、歯車状としたが,算盤の駒のようにローラ全周が鋭
角に突出した形状としてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、インク吸収手段のイン
ク吸収部が補助送り手段の接触部に対して印字媒体の送
り方向と交叉する方向に相対移動可能に形成したので、
インク吸収部材のインク吸収能力を長期にわたって保持
して,印字媒体をインク汚れさせることなく円滑に排出
搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】インクジェットプリンタの排出搬送装置の従来
構成を説明するための図である。
【符号の説明】
11 ベルトコンベア(主送り手段) 21 拍車形状部材(補助送り手段) 22 接触部 31 インク吸収ローラ(インク吸収手段) 32 インク吸収部 41 移動駆動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字媒体の非印字面に接触可能な主送り
    手段と,印字ヘッドにより文字・画像等が印字された印
    字面に接触可能な接触部を有する補助送り手段と,この
    補助送り手段の接触部に付着したインクを吸収可能なイ
    ンク吸収部を有するインク吸収手段とを具備してなるイ
    ンクジェットプリンタの排出搬送装置において、 前記インク吸収手段のインク吸収部が前記補助送り手段
    の接触部に対して前記印字媒体の送り方向と交叉する方
    向に相対移動可能に形成されている、ことを特徴とする
    インクジェットプリンタの排出搬送装置。
JP8325001A 1996-12-05 1996-12-05 インクジェットプリンタの排出搬送装置 Pending JPH10157220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8325001A JPH10157220A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 インクジェットプリンタの排出搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8325001A JPH10157220A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 インクジェットプリンタの排出搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10157220A true JPH10157220A (ja) 1998-06-16

Family

ID=18172031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8325001A Pending JPH10157220A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 インクジェットプリンタの排出搬送装置

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JP (1) JPH10157220A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011213078A (ja) * 2010-04-02 2011-10-27 Canon Inc 液体塗布装置および記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011213078A (ja) * 2010-04-02 2011-10-27 Canon Inc 液体塗布装置および記録装置

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