JPH10156450A - かしめ方法およびかしめ装置 - Google Patents

かしめ方法およびかしめ装置

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JPH10156450A
JPH10156450A JP31658696A JP31658696A JPH10156450A JP H10156450 A JPH10156450 A JP H10156450A JP 31658696 A JP31658696 A JP 31658696A JP 31658696 A JP31658696 A JP 31658696A JP H10156450 A JPH10156450 A JP H10156450A
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JP
Japan
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work
caulking
ring
head
shaped object
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JP31658696A
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English (en)
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Hideo Mori
英生 森
Kunio Kato
国男 加藤
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KIYOUHOU SEISAKUSHO KK
Toyota Motor Corp
Kyoho Machine Works Ltd
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KIYOUHOU SEISAKUSHO KK
Toyota Motor Corp
Kyoho Machine Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リング状物の位置ずれを生じさせにくくかし
め荷重も小さいかしめ方法およびかしめ装置の提供。 【解決手段】 ワーク1にリング状物2を取付け治具部
40に固定する。バックアップローラー23とかしめロ
ーラー22を有するかしめヘッド21を回転させつつ、
かしめユニット21と治具部40の一方を他方に対して
相対的に軸方向に移動させ、ワーク内周をバックアップ
ローラー23でバックアップし外周側からかしめローラ
ー22にてワークの壁厚の外周部に軸方向荷重をかけな
がらワーク端部に盛り上がり部4を形成し、ワークをか
しめるかしめ方法とかしめ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かしめ方法とその
方法の実施に直接使用するかしめ装置に関し、とくに中
空円筒状ワークにリング状物を固定する場合に用いるこ
とができるかしめ方法およびかしめ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭58−100926号公報
には、円筒状中空ワークの軸方向端部の壁をかしめロー
ラによって内側に折り曲げてかしめるかしめ装置が開示
されている。かしめには、上記公報のようにワークの壁
を折り曲げるもの以外に、円筒状中空ワークの軸方向端
部の壁の厚さ方向の一部分をワーク軸方向に肉寄せして
かしめるものもある。図10、図11は従来のプレスに
よる肉寄せを示しており、図10に示すように円筒状中
空ワーク1の軸方向端部の壁の外周にリング状物2を取
付けた後、図11に示すようにプレスでワーク端部の壁
厚方向外周部分を、周方向全周を同時に、軸方向に肉寄
せして盛り上がり部3を形成することにより、かしめ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプレス
かしめには、つぎの問題がある。 図11に示すように、かしめの盛り上がり部3はリ
ング状物2の内周端からリング状物2物から離れる方向
に徐徐に拡径するので盛り上がり部3がリング状物2を
軸方向に押さえにくく、リング状物2が軸方向に位置ず
れを生じやすい。 プレス荷重がワーク全周にわたって同時にかかるの
で、大きなプレス荷重がワークにかかる。その結果、ワ
ーク内径の真円度を悪化させ、ワーク内径に高精度の真
円度が必要な場合に問題になる 大きなプレス荷重がかかることによって、ワークの
端面、端部に比較的大きな変形(たとえば端部の内周側
への折れ曲がり変形など)を伴なう。その結果、他部品
をワークに挿入したり、組付けたりする時に影響がで
る。 本発明の目的は、リング状物の位置ずれを生じにくく、
プレスに比べて荷重も小さくて済む、ワーク壁厚を変化
させて盛り上がり部を形成するタイプのかしめに使用す
る、かしめ方法およびその方法の実施に直接使用するか
しめ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 中空円筒状ワークの端部の外周にリング状物を
組付ける工程と、前記中空円筒状ワークにワーク周方向
に局部的にかつワーク壁厚方向外周部に干渉可能なかし
めローラーと、前記ワークの内側に挿入されたときに前
記ワークを内側からバックアップするバックアップロー
ラーと、を有するかしめヘッドと前記ワークの一方を他
方に対して相対回転させつつ軸方向に相対動させること
により、前記ワークの前記リング状物を組付けた部分よ
り端部側のワーク部分を、該ワーク部分の壁厚方向外周
部分を前記リング状物側に軸方向に肉寄せするとともに
外周側に盛り上がらせ、該盛り上がった部分の前記リン
グ状物への対向面を前記リング状物に密着させる工程
と、からなるかしめ方法。 (2) 中空円筒状ワークにワーク周方向に局部的にか
つワーク壁厚方向外周部に干渉可能なかしめローラー
と、前記ワークの内側に挿入されたときに前記ワークを
内側からバックアップするバックアップローラーと、を
有するかしめヘッドと、前記かしめヘッドとワークの一
方を他方に対して、かしめヘッド軸芯まわりに相対回転
させる回転駆動装置およびかしめヘッド軸方向に相対移
動させる軸方向駆動装置と、からなるかしめ装置。
【0005】上記(1)の方法および上記(2)の装置
では、かしめローラーとバックアップローラーでワーク
端部に、ワーク周方向に局部的に、軸方向荷重をかけな
がらワーク端部の壁厚方向外周部を軸方向に肉寄せして
盛り上がり部を形成してかしめる。この盛り上がり部の
リング状物への対向面をリング状物に密着させることに
よりリング状物が軸方向に位置ずれを生じなくなる。ま
た、ワークにはかしめローラから、ワーク周方向に局部
的に、軸方向に荷重がかけられるので、全周同時にかけ
られるプレスかしめに比べて、ワークの受ける荷重は大
幅に小さくなり、ワークの真円度への影響が小さくな
り、ワーク内周の真円度が維持される。また、ワークに
かかる荷重が小さくなったことと、ワーク端部が内周側
からバックアップローラーでバックアップ支持されるこ
ととにより、ワーク端部および端面の変形が小さくな
り、他部品のワークへの挿入に悪影響を与えにくい。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の何れの実施
例にも適用可能なかしめ方法とその方法を実施するのに
用いるかしめ装置を示している。図4〜6は本発明の第
1実施例に適用可能なかしめ方法を実施する装置を示し
ており、図7、図8は本発明の第2実施例に適用可能な
かしめ方法を実施する装置を示しており、図9は本発明
の第3実施例に適用可能なかしめ方法を実施する装置を
示している。本発明の全実施例に共通する部分には本発
明の全実施例にわたって同じ符号を付してある。
【0007】まず、本発明の全実施例の方法、装置に共
通する部分を、たとえば、図1〜図3および図4〜図6
を参照して説明する。本発明実施例のかしめ装置は、か
しめユニット20と、駆動装置30と、治具部40と、
架台50とを有する。かしめユニット20は、中空円筒
状ワーク1にワーク周方向に局部的にかつワーク壁厚方
向外周部に干渉可能なかしめローラー22と、前記ワー
クの内側に挿入されたときに前記ワークを内側からバッ
クアップするバックアップローラー23と、を備えたか
しめヘッド21を有する。駆動装置30は、ワーク1と
かしめヘッド21との一方を他方に対してかしめヘッド
回転軸芯(ワーク軸芯と同じ)まわりに相対回転させる
回転駆動装置31と、ワーク1とかしめユニット20
(したがって、かしめヘッド21)との一方を他方に対
してかしめヘッド軸方向(ワーク軸方向でもある)に相
対動させる軸方向駆動装置32と、を有している。治具
部40はワーク1を固定するチャック41を有してい
る。
【0008】かしめヘッド21は回転可能にかしめユニ
ット20の本体24に支持されている。ローラー22、
23はそれぞれのローラー軸芯まわりに回転可能にかし
めヘッド21に支持されている。中空円筒状ワーク1は
チャック41によって治具部40に支持されたときにワ
ーク軸芯がかしめヘッド21の回転軸芯と一致するよう
に治具部40に取り付けられ、チャック41によって治
具部40に固定される。
【0009】バックアップローラー23は、かしめユニ
ット21の回転軸芯から僅か(たとえば、1mm)偏心
されている。かしめローラー22は、ワークの外側でか
つローラー中心がかしめヘッド21の回転軸芯を中心と
する同一の円上に配置された複数(図示例では3個)の
外側ローラーのうちの、偏心されたバックアップローラ
ー23に最も近い1個の外側ローラー(バックアップロ
ーラー23がその1個の外側ローラに向かって変位され
ている場合)または2個の外側ローラー(バックアップ
ローラー23がその2個の外側ローラの中間位置に向か
って変位されている場合)からなる。外側ローラーのう
ちかしめローラー22以外の外側ローラーは、ワーク1
が軸芯と直交する方向に振れるのを押させる押えローラ
ーとして機能する。かしめローラー22はリング状物2
に対向する側のコーナーがテーパ(チャンファ)または
アールで面取りされている。かしめローラー22のリン
グ状物2に対向する側の面は、かしめヘッド21の回転
軸芯に対して直交する面からなる。
【0010】かしめユニット20と治具部40の何れか
少なくとも一方は、架台50に対して、ワーク軸方向に
可動とされている。すなわち、治具部40が架台50に
固定でかしめユニット20が架台50に対して軸方向に
移動される場合と、かしめユニット20が架台50に固
定で治具部40が架台50に対して軸方向に移動される
場合と、治具部40とかしめユニット20の両方が架台
50に対して軸方向に移動される場合の、何れを採用し
てもよい。
【0011】回転駆動装置31は、たとえばモータから
なり、かしめヘッド21をかしめヘッド回転軸芯まわり
に回転させる。軸方向駆動装置32は、たとえばモータ
からなる。かしめユニット20と治具部40のうち駆動
される方(両方駆動される場合は両方)は、たとえばボ
ールナットスクリュー機構によって軸方向に移動され、
すなわち、軸方向駆動装置32によってねじ軸33とね
じ軸33に噛み合っているナット34の一方が回転され
たときの他方の軸方向移動を利用して、軸方向に移動さ
れる。そして、かしめユニット20に支持されたかしめ
ヘッド21とワーク1との一方を他方に対して軸方向に
相対動させる。
【0012】つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を
説明する。本発明の第1実施例では、図4〜図6に示す
ように、モータ32の回転はナット34を回転させ、固
定のねじ軸33に対するナット34の軸方向移動によっ
てテーブル38、かしめユニット20、かしめヘッド2
1を軸方向に移動させる。治具部40は架台50に対し
て固定されていて、軸方向に移動不能である。また、モ
ータ31の回転は断面三角形のスプライン35と、ギア
36、37を介してかしめヘッド21に伝達される。5
1はスライドガイドである。
【0013】本発明の第2実施例では、図7、図8に示
すように、モータ32によってねじ軸33が回転されテ
ーブル38に固定されたナット34の動きによってテー
ブル38、かしめユニット20、かしめヘッド21を軸
方向に移動させる。治具部40は架台50に対して固定
されていて、軸方向に移動不能である。また、テーブル
38に取り付けたモータ31の回転を減速機39を介し
てかしめヘッド21に伝達し、かしめヘッド21を回転
させる。51はスライドガイドである。
【0014】本発明の第3実施例では、図9に示すよう
に、ねじ軸33には左ねじと右ねじが切ってあり、左ね
じと右ねじの一方を治具部40に取り付けたナット34
に螺合させ、左ねじと右ねじの他方をテーブル38に取
り付けたナット34に螺合させ、ねじ軸33をモータ3
2で回転させることにより、テーブル38と治具部40
を軸方向に互いに接近、離反させる。また、テーブル3
8に取り付けたモータ31の回転を減速機39を介して
かしめヘッド21に伝達し、かしめヘッド21を回転さ
せる。
【0015】上記の装置(共通部、第1〜第3の何れで
もよい)を用いて実施される本発明実施例のかしめ方法
は、図1〜図3(とくに、図1)に示すように、中空円
筒状ワーク1の端部の外周にリング状物2を組付けし
(図1のAの状態)ワーク1を治具部40にチャック4
1にて固定する工程(リング状物取付け工程)と、ワー
ク1のリング状物2取付け部よりさらにワーク端に近い
部分にワーク壁厚方向外周部をリング状物2に向かって
軸方向に肉寄せして(図1のB、C、Dの状態)盛り上
がり部4を作る工程(かしめ工程)と、からなる。
【0016】かしめ工程では、中空円筒状ワーク1にワ
ーク周方向に局部的にかつワーク壁厚方向外周部に干渉
可能なかしめローラー22と、ワークの内側に挿入され
たときにワークを内側からバックアップするバックアッ
プローラー23と、を有するかしめヘッド21とワーク
1との一方を他方に対して相対回転させつつ軸方向に相
対動させる。すなわち、回転装置31でかしめヘッド2
1を回転させつつ、軸方向駆動装置32でかしめユニッ
ト20(したがって、かしめヘッド21も)と治具部4
0の何れか少なくとも一方を軸方向に移動させる。
【0017】ワーク端面にかしめローラー22が干渉す
ると、かしめローラー22とバックアップローラー23
によりかしめが始まる。かしめヘッド21が回転されワ
ーク1は静止しているので、かしめローラー22とバッ
クアップローラー23がワーク1と干渉すると、ワーク
1から回転力を受けてかしめローラー22とバックアッ
プローラー23はそれぞれの軸芯まわりに回転され、か
しめヘッド21に対して相対回転する。ワーク1と干渉
する前は、かしめローラー22とバックアップローラー
23はかしめヘッド21に対して回転していない。
【0018】軸方向駆動装置32でかしめユニット20
(したがって、かしめヘッド21も)をさらにリング状
物2側に相対的に移動させることにより、ワークのリン
グ状物を組付けた部分より端部側のワーク部分を、該ワ
ーク部分の壁厚方向外周部分を前記リング状物側に軸方
向に肉寄せするとともに外周側に盛り上がらせ、この盛
り上がった部分4のリング状物2への対向面をリング状
物2の側面(リング状物2の、盛り上がり部分4に対向
する面)に密着させる。かしめヘッド21がリング状物
2側に最も接近する移動端で、盛り上がり部4のうちリ
ング状物2とかしめローラー22で挟まれた部分は偏平
かほぼ偏平になる。
【0019】かしめ中は、外側ローラーのうちかしめロ
ーラー22以外の外側ローラーは、かしめ中、ワーク1
の振れを外周から押させる押えローラーとして働く。ま
た、バックアップローラー23はかしめ中にワーク端部
が内側に変形し曲がることを防止し、ワーク壁厚が軸方
向に肉寄せされることを助ける。もしも、バックアップ
ローラがないと、ワークが内周側に逃げ、壁厚が軸方向
に肉寄せされにくくなるが、それを防止する。
【0020】ついで、軸方向駆動装置32によってかし
めヘッド21はリング状物2から離れる方向にワークに
対して相対的に移動され、かしめが完了し、チャック4
1を緩めてワーク1が治具部40から取り外される。上
記は、治具部40側を静止させ、かしめヘッド21側を
回転、軸方向駆動させる場合を示したが、これに限るも
のではなく、治具部40とかしめヘッド21は相対的に
回転、軸方向移動できるものであればよく、治具部40
側を軸方向に駆動させてもよく、あるいは治具部40と
かしめヘッド21の両方を軸方向に移動させてもよく、
また、治具部40(したがって、ワーク)側を回転させ
てもよく、あるいは治具部40とかしめヘッド21の両
方を回転させてもよい。
【0021】つぎに、本発明実施例の装置、方法の作用
を説明する。本発明の何れかの実施例の方法および装置
では、かしめローラー22とバックアップローラー23
でワーク端部に、ワーク周方向に局部的に、軸方向荷重
をかけながらワーク端部の壁厚方向外周部を軸方向に肉
寄せして盛り上がり部4を形成してかしめる。
【0022】この盛り上がり部4のリング状物2への対
向面をリング状物2に密着させることによりリング状物
2が軸方向に位置ずれを生じなくなり、耐軸方向荷重能
力も上がる。この密着は、バックアップローラー23で
ワークの内周側への逃げを抑えたので軸方向に効率よく
肉寄せできること、かしめローラー22のコーナ形状を
テーパ(チャンファ)またはアールとしリング状物2へ
の対向面をフラットとして盛り上がり部4の形状をかし
めローラー外面形状に形成するようにしたこと、ワーク
1へのかしめローラー22からの軸方向荷重をワーク周
方向に局部的に作用させて大きな軸方向荷重をかけるこ
とができるようにしたこと、などによって達成される。
【0023】また、ワーク1にはかしめローラ22か
ら、ワーク周方向に局部的に、軸方向に荷重がかけられ
るので、全周同時にかけられるプレスかしめに比べて、
ワーク1の受ける荷重は大幅に小さくなり、ワーク1の
真円度への影響が小さくなり、ワーク内周の真円度が維
持される。たとえば、プレスによる全周同時かしめで
は、内周径に3〜10ミクロン程度の変形が生じていた
ものが、本発明実施例では1ミクロン以下となる。
【0024】また、ワークにかかる軸方向荷重が小さく
なったことと、ワーク端部が内周側からバックアップロ
ーラー23でバックアップ支持されることとにより、ワ
ーク端部および端面の変形が小さくなり、他部品のワー
クへの挿入に悪影響を与えにくい。したがって、本発明
実施例では、かしめ後に、真円が出るように内周を機械
加工することは必要でない。
【0025】
【発明の効果】請求項1の方法によれば、バックアップ
ローラーでワークを内周からバックアップしつつかしめ
ローラーでワークに周方向局部的に軸方向荷重をかけ
て、壁厚の外周部を軸方向に肉寄せするようにしたの
で、盛り上がり部をリング状物に密着させることができ
それによってリング状物の位置ずれを防止でき、また、
真円度、ワーク端面への影響を小さくすることができ
る。請求項2の装置によれば、上記方法と同じ効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の何れの実施例にも適用可能なかしめ方
法を工程順に示すとともに本発明の何れの実施例にも適
用可能なかしめ装置の要部の概略を示す側面図である。
【図2】図1の装置のかしめヘッドの側面図である。
【図3】図2のかしめヘッドの正面図である。
【図4】本発明の第1実施例のかしめ装置の全体側面図
である。
【図5】図4のかしめ装置の平面図である。
【図6】図4のかしめ装置の側面図である。
【図7】本発明の第2実施例のかしめ装置の全体平面図
である。
【図8】図7のかしめ装置の側面図である。
【図9】本発明の第3実施例のかしめ装置の全体平面図
である。
【図10】従来のプレスかしめにおいてリング状物をワ
ークに取り付けた状態の断面図である。
【図11】図10でプレスかしめ後の状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ワーク 2 リング状物 4 盛り上がり部 20 かしめユニット 21 かしめヘッド 22 かしめローラー 23 バックアップローラー 30 駆動装置 31 回転装置 32 軸方向駆動装置 38 テーブル 40 治具部 41 チャック 50 架台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空円筒状ワークの端部の外周にリング
    状物を組付ける工程と、 前記中空円筒状ワークにワーク周方向に局部的にかつワ
    ーク壁厚方向外周部に干渉可能なかしめローラーと、前
    記ワークの内側に挿入されたときに前記ワークを内側か
    らバックアップするバックアップローラーと、を有する
    かしめヘッドと前記ワークの一方を他方に対して相対回
    転させつつ軸方向に相対動させることにより、前記ワー
    クの前記リング状物を組付けた部分より端部側のワーク
    部分を、該ワーク部分の壁厚方向外周部分を前記リング
    状物側に軸方向に肉寄せするとともに外周側に盛り上が
    らせ、該盛り上がった部分の前記リング状物への対向面
    を前記リング状物に密着させる工程と、からなるかしめ
    方法。
  2. 【請求項2】 中空円筒状ワークにワーク周方向に局部
    的にかつワーク壁厚方向外周部に干渉可能なかしめロー
    ラーと、前記ワークの内側に挿入されたときに前記ワー
    クを内側からバックアップするバックアップローラー
    と、を有するかしめヘッドと、 前記かしめヘッドとワークの一方を他方に対して、かし
    めヘッド軸芯まわりに相対回転させる回転駆動装置およ
    びかしめヘッド軸方向に相対移動させる軸方向駆動装置
    と、からなるかしめ装置。
JP31658696A 1996-11-27 1996-11-27 かしめ方法およびかしめ装置 Pending JPH10156450A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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