JPH10156298A - 超音波洗浄乾燥装置およびその方法 - Google Patents

超音波洗浄乾燥装置およびその方法

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JPH10156298A
JPH10156298A JP35385096A JP35385096A JPH10156298A JP H10156298 A JPH10156298 A JP H10156298A JP 35385096 A JP35385096 A JP 35385096A JP 35385096 A JP35385096 A JP 35385096A JP H10156298 A JPH10156298 A JP H10156298A
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JP
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ultrasonic
plate
cleaning
cleaning liquid
vibration
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JP35385096A
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Mamoru Tano
護 田野
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/26Cleaning or polishing of the conductive pattern

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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の版の洗浄乾燥装置および方法における
洗浄液が大量に必要で冷風では乾燥中に結露を生じ、温
風ではヒーターを要し洗浄液への引火の恐れがあり送風
のほこりを除去する必要があるなどの問題点を解消する
手段を提供する。 【解決手段】洗浄ヘッド部1の超音波振動板2の裏面に
1ないし複数個の超音波振動子4を結合し超音波発振器
6で駆動する。版12の版面12bは版受け10に載置
して版表用送液パイプ14の細孔14aから版面12b
の表面側の上端付近に洗浄液14bを散布し版裏用送液
パイプ16の細孔16aから版面12bの裏面側と振動
板2の上端付近との隙間に洗浄液16bを散布してそれ
ぞれ流下させて洗浄液を介して超音波洗浄して、終われ
ば洗浄液14b,16bの散布を停止すれば超音波振動
子4と超音波振動板2の振動および発熱で版12の版面
12bが乾燥される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシルクスクリーンの
版等を超音波で洗浄した後に乾燥させる超音波洗浄乾燥
装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シルクスクリーン印刷法を用いて
印刷配線基板にクリームはんだや部品接着用の接着剤を
印刷する方法が広く用いられている。これはには化学繊
維の織物でできた版やステンレス、ニッケル板等の金属
製の版が用いられている。この方法を用いて、たとえば
クリームはんだを印刷配線基板上に印刷するとき、時間
の経過と共にクリームはんだの溶剤の揮散により版が目
詰まりを起こして所望の印刷品質が得られなくなる。ま
たエポキシ系の接着剤を印刷配線基板上等に印刷すると
きもポットライフが短いために短時間内に版の目詰まり
を起こすなどの問題があった。したがってこのような印
刷に用いる版は所定時間ごとに洗浄し、乾燥させる必要
がある。
【0003】洗浄のためには、従来は版が入る大きさの
金属製の容器に洗浄液を満たし、容器の底面に結合した
超音波振動子を振動させて洗浄液を介して版に振動を与
えて超音波洗浄し、その後に容器から取り出して送風し
たり、ヒーターを併用して熱風を送って乾燥させる等の
方法をとっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の方法では洗浄の際の容器が大きいために大量
の洗浄液が必要であり、この大量の洗浄液を振動させる
超音波振動子の駆動には大きなパワーが必要であった。
【0005】また乾燥の際、洗浄液にアルコール等を用
いていると、送風のみでは洗浄液の蒸発の際の気化熱に
より版面の温度が低下して空気中の水分が結露して水滴
ができてしまい、版面にむらとなって残り乾燥状態がよ
くないという問題点があった。
【0006】また乾燥時にヒーターを併用する方法では
発熱体を必要とし、またヒーターに近い部分では局部的
に高温となり、洗浄液に引火するという危険があり、ま
た冷風でも、温風であっても送風のエアーのほこりを取
るためのフィルタが必要であった。
【0007】また洗浄用の容器に出し入れし、また取り
出したワークを乾燥機に掛け直す等の手数がかかってい
た。
【0008】本発明は上記のような従来の問題点を解決
するためのもので、少量の洗浄液で短時間に洗浄でき、
また洗浄した後に、そのままの位置で短時間に乾燥も行
える超音波洗浄乾燥装置およびその方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を達成するため
に本発明の超音波洗浄乾燥装置は、請求項1において、
傾斜して設置し裏面に超音波振動子を結合した超音波振
動板と、洗浄乾燥すべき対象物の面を超音波振動板表面
と一定間隔に保って設置するための載置手段と、対象物
の表面あるいは裏面上方に少なくとも洗浄すべき幅にお
いて均等に洗浄液を散布する洗浄液散布手段と、超音波
振動子に超音波電流を印加する超音波発振手段とを備え
た構成である。
【0010】この構成において、超音波発振手段から超
音波電流を超音波振動子に印加しつつ洗浄液散布手段に
より対象物の表面あるいは裏面上方に洗浄液を散布流下
させ対象物の裏面上方と超音波振動板表面上方との隙間
に洗浄液を流下させて対象物を超音波洗浄し、ついで洗
浄液の散布流下を停止させ超音波発振手段から超音波電
流を超音波振動子に印加することによって超音波振動子
と超音波振動板から発生する振動および熱によって対象
物を乾燥させるものである。
【0011】また本発明の超音波洗浄乾燥方法は、請求
項2において、傾斜して設置し裏面に超音波振動子を結
合した超音波振動板と洗浄乾燥すべき対象物とを一定間
隔に保ったうえで、超音波振動子に超音波発振器から超
音波電流を印加して超音波振動子によって超音波振動板
を振動させ、対象物の表面あるいは裏面上方から少なく
とも洗浄すべき幅において均等に洗浄液を散布流下さ
せ、かつ対象物の裏面上方と超音波振動板表面上方との
隙間に少なくとも洗浄すべき幅において均等に洗浄液を
流下させながら洗浄液を介して超音波洗浄を行い、つい
で超音波振動子に超音波電流を印加したまま洗浄液の散
布を停止することによって超音波振動子の振動および発
熱によって対象物を乾燥させるものである。
【0012】本発明は上記の装置または方法によってシ
ルクスクリーン版等を対象物としたとき、少ない洗浄液
で迅速に洗浄し、版面や超音波洗浄駆動部分の乾燥を結
露なく行うことができ、ヒーター等の局部高温発熱体が
ないために引火の危険がなく安全であり、送風のエアー
のほこりを取るフィルタも不要であって、洗浄が終わる
と洗浄液の供給を止めるだけという簡単な操作で乾燥工
程に入ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の超音波
洗浄乾燥装置の一実施形態について説明する。図1は本
発明の一実施形態の超音波洗浄乾燥装置のブロック図、
図2は同じくその超音波洗浄乾燥装置要部の側断面図、
図3は同じく超音波振動板と版との関係を示す要部側面
図である。
【0014】洗浄ヘッド部1は平面で周辺を下方に向け
て曲げた超音波振動板(ホーン)2の裏面に1ないし複
数個の超音波振動子4をスタッドボルトによるネジ止め
または接着等の方法で固定して構成する。超音波振動子
4を複数個する場合はそれぞれ並列に接続されて超音波
発振器6の出力に接続されている。超音波発振器6は超
音波振動子4の共振周波数に合わせて、たとえば40.
5±1kHzで発振し、超音波電流を超音波振動子4に
印加できるように調整しておく。この洗浄ヘッド部1は
取り付け台8上に取り付け、また取り付け台8には載置
手段として超音波振動板2の両側方に版受け10を設
け、これは洗浄乾燥すべき対象物である版12の枠12
aの内方において版面12bを載置して保持するように
なっている。
【0015】ワークである版12の版面12bは前述の
ように化学繊維の織物またはステンレス、ニッケル等の
金属板で作られ、インクを通すための開口12cを有し
ている。この版面はアルミニウム等で作られた枠12a
に接着等の方法で張り付けられている。載置手段である
版受け10は洗浄乾燥すべき版12の版面12bを載置
して洗浄ヘッド1との間隔を適当に調整して所定の隙間
を設けるためのもので、洗浄すべき版12が一定のもの
であれば固定したものでよく、必要によって高さを微調
整できるものであってもよい。また洗浄液を効率良く版
全面に行き渡らせるために上方の間隙を広くして洗浄液
を多く流下させ、液が少なくなる下方を狭くして液に気
泡が入らないよう一定に保つのが効果的である。
【0016】取り付け台8は斜めに設置され、超音波ヘ
ッド部1も、その上に載置される版12も斜めに設置さ
れる。版表用送液パイプ14には多数の細孔14aを少
なくとも版12の洗浄されるべき部分の幅12dまたは
それより少し広い幅にわたって設け、洗浄される版12
の表面側の上端付近に版12の幅方向に配置し、この版
表用送液パイプ14と同様に版裏用送液パイプ16にも
多数の細孔16aを少なくとも版12の洗浄されるべき
部分の幅12dまたはそれより少し広い幅にわたって設
け、洗浄される版12の版面12b裏面側の上端付近に
版12の幅方向に配置する。そして洗浄液タンク18か
らポンプ20を介して版表用送液パイプ14と版裏用送
液パイプ16とに洗浄液が送られるように接続する。洗
浄液タンク18とポンプ20と版表用送液パイプ14と
を表面側の洗浄液散布手段とする。同様に洗浄液タンク
18とポンプ20と版裏用送液パイプ16とを裏面側の
洗浄液散布手段とする。
【0017】ポンプ20が作動したときは版表用送液パ
イプ14の細孔14aから洗浄液14bを版12の版面
12bの表面上端に均等に流出散布させて版面12bの
表面を流下させ、また版裏用送液パイプ16の細孔16
aから版面12bの上端と超音波振動板2の表面上端の
間に洗浄液16bを均等に流出散布させて版面12bの
裏面と洗浄ヘッド1の超音波振動板2の表面との隙間を
流下させるように構成する。したがって取り付け台8の
傾斜は流下する洗浄液がワークである版面12bの表面
および裏面をまんべんなく潤すように決定する。傾斜が
緩やかすぎると洗浄液の流れにむらが起こり、版から剥
離した異物が流れにくくなり、また傾斜が急に過ぎれば
洗浄液が早く流下してしまい、ワーク表裏面に滞留しな
くなり、洗浄液を大量に必要とする。
【0018】コントロールボックス22は発振超音波発
振器6とポンプ20とをコントロールするように接続さ
れている。そして上記各構成部分を筺体24内におさめ
筺体24の前面窓26から内部の洗浄状態を監視できる
ようにし、コントロールボックス22を筺体外から操作
できるようにすればよい。またここでは図示しないが流
下した洗浄液を濾過して洗浄液を分離するフィルタ等を
設てもよい。
【0019】このように構成され、つぎにその動作の説
明に移る。筺体24の前面窓26を開き、版12を取り
付け台8上の版受け10に載置し、洗浄ヘッド部1の超
音波振動板2上に版12の洗浄すべき版面12bがかか
るようにする。そして前面窓26を閉じてコントロール
ボックス22を操作して、ポンプ20を作動させて版表
用送液パイプ14から洗浄液14bを版面12bの表面
に流下させ、また版裏用送液パイプ16から洗浄液16
bを流出させて版面12bの裏面と超音波振動板2との
隙間を流下させる。同時に超音波発振器6を発振させ、
その出力を超音波振動子4に印加することにより超音波
振動板2を振動させ、この超音波振動により洗浄液を超
音波振動させて版面12bを洗浄する。
【0020】図3(b)は版面の開口部の側面図である
が、この図に基づいて洗浄時の振動のメカニズムを説明
すると、超音波は空気中では秒速約340mで伝搬する
が、液体中では秒速約1.4km、金属中では秒速約5
kmであり、物質によって異なるため、化学繊維やステ
ンレス、ニッケルの薄板でできた版面12bの開口12
cにインク、クリーム半田、接着剤や異物などの付着物
13が付着した状態で超音波振動を加えると、すべての
物質が同じモードで振動できないために付着物が振り切
られるような状態になるものと考えられる。版面12b
に与えられた超音波振動により付着物の付着界面におい
て振動起伏のずれによってマイクロクラックが発生し
て、その隙間に洗浄液が侵入して化学溶解し約40kH
zの振動により付着物は付着力の限界を超えて版面12
bから剥離洗浄される。版面12bから剥離した付着物
は洗浄液と共に流出する。この付着物を含んだ洗浄液は
貯蔵しておいて定期的に回収して洗浄液とはんだ等の物
質を回収して再利用してもよく、または同一筺体24中
に図示しないフィルタ装置を内蔵して付着物と洗浄液と
を分離してもよい。
【0021】所定の時間洗浄した後、コントロールボッ
クス22を操作してポンプ20を停止させ、洗浄液14
b,16bの流下を停止する。ただし超音波発振器6の
振動は継続する。するとまず洗浄液14b,16bの流
れなくなった洗浄ヘッド部1の超音波振動板2の超音波
振動によって版上の洗浄液の水滴を霧化させる。水滴が
なくなるまで十分に洗浄液を霧化した後、振動板の熱損
失による発熱や、また超音波振動子4から発生する熱も
伝導することによって温度が60度C程度に上昇し、熱
伝導で洗浄液はさらに気化されて蒸発し、洗浄された版
面12bは超音波振動板2からの振動による霧化と輻射
熱によって加熱されて約2分間で乾燥する。とくに乾燥
は熱だけでなく超音波振動板2が振動していることによ
って液体が直接霧化し、さらに空気分子の動きも激しく
なり熱だけで乾燥する場合に比べて乾燥が促進されるも
のと考えられる。このようにコントロールボックス22
を設けて操作を手動で行ってもよいがコンピュータによ
って超音波発振器6の発振および停止、ポンプ20の作
動および停止を外部から自動的に行ってもよい。
【0022】このように本実施形態においては、洗浄ヘ
ッド部1の超音波振動板2が超音波振動子4によって超
音波振動をしている所へ、その上に僅かな距離をおいて
載置されている版12の版面12bの表面を流下する洗
浄液14bおよび版面12bの裏面と超音波振動板2の
隙間を流下する洗浄液16bを介して超音波洗浄され、
その後洗浄液を停止することによって超音波振動する振
動板および超音波振動子の振動および発熱によってすば
やく乾燥され、すなわち版を載置したまま、超音波振動
を与え続け、洗浄液を流下して洗浄が完了すれば洗浄液
の流下を止めて超音波振動を与え続けて乾燥するという
簡単な構成と簡単な操作によって洗浄と乾燥がなされ、
少量の洗浄液で洗浄でき、結露を生じることもほこりの
付着も発火の危険もなく短時間に良好な乾燥状態が得ら
れるものである。
【0023】なお、必要によって異なった大きさの版に
対応できるよう版受け10の一方を移動できるようにし
てもよく、その場合は版面の大きさに合わせて版表用送
液パイプ14、版裏用送液パイプ16の細孔14a,1
6aにカバーを設けておき、このカバーをスライドさせ
て送液範囲を版の大きさに合わせるようにすれば洗浄液
を有効に利用することができる。また洗浄液散布手段は
図では版の上面と裏面に設けたが、版などの対象物の種
類により裏面だけで良い場合もある。
【0024】また、本実施形態ではシルクスクリーンの
版の乾燥について説明したが、シルクスクリーンの版だ
けではなく平面の物体であれば対象物として洗浄と乾燥
を行えることはいうまでもない。
【0025】さらに実施形態に例示のものは一例であり
超音波振動子の数とか共振周波数その他の数値や構成、
方法の細部は例示のものに限定されるものではない。
【0026】
【発明の効果】以上説明のように本発明の超音波洗浄乾
燥装置は、請求項1の構成によって、洗浄液を介して対
象物を超音波洗浄し、洗浄液の散布を停止することによ
って超音波振動子と超音波振動板から発生する振動およ
び熱によって対象物を早く乾燥させることができる。
【0027】また本発明の超音波洗浄乾燥方法は、請求
項2の方法によって請求項1の超音波洗浄乾燥装置と同
様に対象物を洗浄し早く乾燥させることができる。
【0028】このように本発明は印刷のための版等を少
量の洗浄液で洗浄でき、結露を生じることもほこりの付
着も発火の危険もなく短時間に良好な乾燥状態が得られ
る実用効果高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の超音波洗浄乾燥装置のブ
ロック図
【図2】同じくその超音波洗浄乾燥装置要部の側断面図
【図3】同じく超音波振動板と版との関係を示す要部側
断面図
【符号の説明】
1 洗浄ヘッド部 2 超音波振動板 4 超音波振動子 6 超音波発振器 8 取り付け台 10 版受け 12 版 12a 枠 12b 版面 12c 開口 13 付着物 14 版表用送液パイプ 14a,16a 細孔 14b,16b 洗浄液 16 版裏用送液パイプ 18 洗浄液タンク 20 ポンプ 22 コントロールボックス 24 筺体 26 前面窓

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜して設置し裏面に超音波振動子を結
    合した超音波振動板と、洗浄乾燥すべき対象物の面を前
    記超音波振動板表面と一定間隔に保って設置するための
    載置手段と、 前記対象物の表面あるいは裏面上方に少なくとも洗浄す
    べき幅において均等に洗浄液を散布する洗浄液散布手段
    と、 前記超音波振動子に超音波電流を印加する超音波発振手
    段とを備え、前記超音波発振手段から超音波電流を超音
    波振動子に印加しつつ前記洗浄液散布手段により前記対
    象物の表面あるいは裏面上方に洗浄液を散布流下させ、
    上記対象物の裏面上方と前記超音波振動板表面上方との
    隙間に洗浄液を流下させて前記対象物を超音波洗浄し、
    ついで前記洗浄液の散布流下を停止させ前記超音波発振
    手段から超音波電流を超音波振動子に印加することによ
    って前記超音波振動子と超音波振動板から発生する振動
    または熱によって前記対象物を乾燥させることを特徴と
    する超音波洗浄乾燥装置。
  2. 【請求項2】 傾斜して設置し裏面に超音波振動子を結
    合した超音波振動板と洗浄乾燥すべき対象物とを一定間
    隔に保ったうえで、前記超音波振動子に超音波発振器か
    ら超音波電流を印加して前記超音波振動子によって前記
    超音波振動板を振動させ、前記対象物の表面あるいは裏
    面上方から少なくとも洗浄すべき幅において均等に洗浄
    液を散布流下させ、かつ前記対象物の裏面上方と前記超
    音波振動板表面上方との隙間に少なくとも洗浄すべき幅
    において均等に洗浄液を流下させながら洗浄液を介して
    超音波洗浄を行い、ついで前記超音波振動子に超音波電
    流を印加したまま前記洗浄液の散布を停止することによ
    って前記超音波振動子の振動および発熱によって前記対
    象物を乾燥させることを特徴とする超音波洗浄乾燥方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7293567B2 (en) * 1999-07-24 2007-11-13 Allen David Hertz Application of acoustic and vibrational energy for fabricating bumped IC die and assembly of PCA's
WO2008146828A1 (ja) * 2007-05-29 2008-12-04 Nakamura Choko Co., Ltd. メタル版の洗浄方法及び洗浄装置並びにメタル版洗浄用の噴射ノズル
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CN112566384A (zh) * 2020-12-03 2021-03-26 江西威尔高电子科技有限公司 一种pcb防止表面氧化设备

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