JPH1015620A - 薄肉管曲げ装置 - Google Patents

薄肉管曲げ装置

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JPH1015620A
JPH1015620A JP17344496A JP17344496A JPH1015620A JP H1015620 A JPH1015620 A JP H1015620A JP 17344496 A JP17344496 A JP 17344496A JP 17344496 A JP17344496 A JP 17344496A JP H1015620 A JPH1015620 A JP H1015620A
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JP
Japan
Prior art keywords
bending
tube
pipe
bent
central axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP17344496A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Satakeda
剛 佐竹田
Masahito Kumon
将人 公文
Hiroshi Nakayama
弘 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Publication of JPH1015620A publication Critical patent/JPH1015620A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄肉管曲げ装置の矯正手段の摩耗を防止する
ことにある。 【解決手段】 管8と矯正手段9の係合を必要最小限の
円弧とし矯正手段9の上方を切除した。また、曲げ型1
と矯正手段9を搭載した回転台6を昇降させる昇降装置
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄肉管を曲げるに
好適な薄肉管曲げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の薄肉管曲げ装置の構成を示
す側面図である。本図に示すように、外周に曲げる管の
外径に等しい径の円弧状溝を環状に形成した円板状の曲
げ型1は、その中心軸5に垂直な平面で上下に二分割さ
れ、上の曲げ型1Aは中心軸5に固定され下の曲げ型1
Bは回転台6に固定されている。上の曲げ型1Aと下の
曲げ型1Bは、前記平面を挟んで面対称な形状となって
いる。曲げる管の外径や曲げ曲率が変わる時は曲げ型1
を交換する。
【0003】図7は従来の薄肉管曲げ装置の構成を示す
平面図である。曲げる管8の先端は、曲げ型1に固定さ
れ曲げる管8の外径に合わせ前記曲げ型1と同様に二分
割された曲げ型クランプ2と、可動で曲げる管8の外径
に合わせ二分割されたクランプ3とによって曲げ型1の
円弧状溝に固定される。管8を曲げる時に回転台6を回
転させると管8の先端以外の部分は拘束されていなけれ
ば自由に回転し、曲げることはできないので圧力型4に
より拘束し曲げの反力を受け止める。曲げる時に管8の
断面が楕円形となる変形を防止するため圧力装置7によ
り管供給方向に圧力を加える。しかし、このことにより
弧をなした管8の内周側が座屈を起すので矯正手段9を
用いて防止する。装置は、管8をほぼ水平に配置した状
態で曲げ加工が行われるよう、曲げ型1の中心軸5がほ
ぼ鉛直になるように設置されている。
【0004】図8は従来の矯正手段を示す拡大平面図で
ある。矯正手段9の曲げ型1との接触部aの形状は曲げ
型1の曲率に合わせてある。
【0005】図9は図8の側面図である。矯正手段9の
管8との接触部bの形状は管8の断面形状に合わせ、管
8の外周の半周を当接させている。
【0006】図10は従来の薄肉管曲げ装置の管曲げ後
の状態を示す側面図である。管8の曲げが完了すると、
本図に示すようにクランプ3を開き、上の曲げ型1Aを
上昇させてから管8を前方へ送る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、曲げ
加工終了後の管8の送給時に、下の曲げ型1B及び矯正
手段9が動かないから送給される管8と矯正手段9が接
触したままで矯正手段9の摩耗が起る。矯正手段9の摩
耗により、矯正手段9を交換する直接費用の増加と薄肉
管曲げ装置の稼働率低下の問題が生じる。
【0008】本発明の目的は、薄肉管曲げ装置の矯正手
段の摩耗を防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、曲げる管の
外径に等しい径の円弧状溝を外周に環状に形成した上下
二枚重ねの円板状の曲げ型と、前記曲げる管の先端を前
記曲げ型に押しつけ前記曲げ型の中心軸を中心として旋
回するクランプ手段と、前記曲げる管に前記曲げ型の反
対側から当接して曲げ反力を受ける圧力型と、前記曲げ
型近傍で前記曲げる管の曲げ型に当接する側の外周面に
前記曲げ型側から当接してこぶ及びしわの発生を防止す
る矯正手段と、を含んでなる薄肉管曲げ装置において、
前記矯正手段を、前記曲げる管外周の6分の1周を超え
ない範囲で前記曲げる管の直線部の中心軸線を含み前記
中心軸に垂直な平面をほぼ中心として曲げる管外周面に
当接し、前記曲げる管に当接せざる部分の周方向の端面
を、前記曲げる管と当接する円筒面の周方向端部に立て
た前記曲げる管の直線部の中心軸と前記中心軸に平行な
平面より前記曲げ型側となるように切除されたものと
し、前記二枚重ね曲げ型と前記矯正手段を前記曲げる管
に対して前記中心軸に沿って進退させる昇降手段を設け
ることにより達成される。
【0010】管と矯正手段の係合が必要最小限であり、
矯正手段の上方あるいは下方を切除した構成により、管
と矯正手段との係合が容易に解除される。管曲げが完了
した時に、下側の曲げ型と矯正手段を下降させ上側の曲
げ型を上昇させて管と矯正手段を分離できるから、管の
前方送給時に管と矯正手段が接触せず、矯正手段の摩耗
は発生しない。矯正手段の下方を切除しておき、管曲げ
が完了した時に矯正手段を下降させる代わりに、矯正手
段を上昇させるようにしても矯正手段の摩耗の発生を避
けることができる。この場合、矯正手段の移動する方向
側の管との接触面の周方向端部は、かならずしも、前記
曲げる管の直線部の中心軸線を含み前記中心軸に垂直な
平面と曲げる管の交線から管外周に沿って管外周の12
分の1の範囲内にとどめる必要はない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。図1は本発明の実施の形態の構成を示す
側面図である。本図の構成は基本的に図6と同じである
が、矯正手段9の管8と係合する幅が狭くなっている点
と、曲げ型1と矯正手段9を搭載した回転台6を昇降さ
せる図示せざる昇降装置を設けた点だけが異なる。
【0012】図2は本発明の実施の形態の構成を示す平
面図である。本図の構成も基本的に図7と同じであるが
矯正手段9の管8と係合する幅が狭くなっている点だけ
が異なる。
【0013】図3は本発明の実施の形態の矯正手段を示
す拡大平面図である。矯正手段9の曲げ型1との接触部
aの形状は曲げ型1の曲率に合わせる点は従来と変わり
はないが、管8と係合する幅が極めて狭くなっている。
【0014】図4は図3の側面図である。本図は図3の
矯正手段9を管供給方向から見たもので、本発明の特徴
を最も表している。矯正手段9の管8との接触部bは、
管8断面の外周形状に合わせた形状の円筒面としてあ
り、管8の外周と、管8の中心軸線を通り曲げ型1の中
心軸5に垂直な平面と管8の交線をほぼ中心として管8
の外周の6分の1周(60°)の範囲に当接している。
また、管8に当接せざる部分の端面は、管8と当接する
円筒面の周方向端部に立てた前記中心軸5と管8の直線
部の中心軸線に平行な平面より曲げ型1側となるように
切除してある。
【0015】図5は本発明の実施の形態の管曲げ後の状
態を示す側面図である。本図に示すように管8の曲げが
完了すると、まずクランプ3を開き圧力型4による拘束
を開放する。次に上の曲げ型1Aを上昇させ、下の曲げ
型1Bおよび矯正手段9を搭載した回転台6を下降させ
る。本実施の形態の矯正手段9の構造により矯正手段9
と管8との係合は容易に解除されて矯正手段9は下降
し、管8との接触は無くなるので管8の送給に際し矯正
手段9の摩耗は発生しない。次の管が曲げ型近傍まで送
給されたら、再び上の曲げ型1Aを下降させ、下の曲げ
型1Bおよび矯正手段9を搭載した回転台6を上昇させ
る。
【0016】なお、本実施例では、矯正手段9の図上、
上側、及び下側の両方を切除してあるが、一方(回転台
6の移動側と反対側)のみを切除するようにしてもよ
い。この場合、管8の中心軸線を通り曲げ型1の中心軸
5に垂直な平面と管8の交線に対して、切除する側と反
対側の管8の外周面に当接する矯正手段9の範囲は、前
記交線から管外周の12分の1の範囲に限定する必要は
ない。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、管曲げが完了した時に
管と矯正手段との係合が容易に解除され、矯正手段は管
から離れるように曲げ型の中心軸に沿って進退させて管
と分離されるから、管の前方送給時に管と矯正手段が接
触することがなくなり、矯正手段の摩耗を防止する効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す側面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の構成を示す平面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の矯正手段を示す拡大平面
図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】本発明の実施の形態の管曲げ後の状態を示す側
面図である。
【図6】従来の薄肉管曲げ装置の構成を示す側面図であ
る。
【図7】従来の薄肉管曲げ装置の構成を示す平面図であ
る。
【図8】従来の矯正手段を示す拡大平面図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】従来の薄肉管曲げ装置の管曲げ後の状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 曲げ型 1A 上の曲げ型 1B 下の曲げ型 2 曲げ型クランプ 3 クランプ 4 圧力型 5 中心軸 6 回転台 7 圧力装置 8 管 9 矯正手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げる管の外径に等しい径の円弧状溝を
    外周に環状に形成した上下二枚重ねの円板状の曲げ型
    と、前記曲げる管の先端を前記曲げ型に押しつけ前記曲
    げ型の中心軸を中心として旋回するクランプ手段と、前
    記曲げる管に前記曲げ型の反対側から当接して曲げ反力
    を受ける圧力型と、前記曲げ型近傍で前記曲げる管の曲
    げ型に当接する側の外周面に前記曲げ型側から当接して
    こぶ及びしわの発生を防止する矯正手段と、を含んでな
    る薄肉管曲げ装置において、 前記矯正手段は、前記曲げる管外周の6分の1周を超え
    ない範囲で前記曲げる管の直線部の中心軸線を含み前記
    中心軸に垂直な平面をほぼ中心として曲げる管外周面に
    当接し、前記曲げる管に当接せざる部分の周方向の端面
    を、前記曲げる管と当接する円筒面の周方向端部に立て
    た前記曲げる管の直線部の中心軸と前記中心軸に平行な
    平面より前記曲げ型側となるように切除されており、前
    記二枚重ね曲げ型と前記矯正手段を前記曲げる管に対し
    て前記中心軸に沿って進退させる昇降手段を設けたこと
    を特徴とする薄肉管曲げ装置。
  2. 【請求項2】 曲げる管の外径に等しい径の円弧状溝を
    外周に環状に形成した上下二枚重ねの円板状の曲げ型
    と、前記曲げる管の先端を前記曲げ型に押しつけ前記曲
    げ型の中心軸を中心として旋回するクランプ手段と、前
    記曲げる管に前記曲げ型の反対側から当接して曲げ反力
    を受ける圧力型と、前記曲げ型近傍で前記曲げる管の曲
    げ型に当接する側の外周面に前記曲げ型側から当接して
    こぶ及びしわの発生を防止する矯正手段と、を含んでな
    る薄肉管曲げ装置において、 前記矯正手段は、前記曲げる管の直線部の中心軸線を含
    み前記中心軸に垂直な平面と曲げる管の交線から一方の
    周方向には、管外周の12分の1を超えない範囲で管外
    周面に当接し、前記曲げる管に管外周の12分の1を超
    えない範囲で当接した側の周方向の端面を、前記曲げる
    管と当接する円筒面の周方向端部に立てた前記曲げる管
    の直線部の中心軸と前記中心軸に平行な平面より前記曲
    げ型側となるように切除されており、前記二枚重ね曲げ
    型と前記矯正手段を前記曲げる管に対して前記中心軸に
    沿って進退させる昇降手段を設けたことを特徴とする薄
    肉管曲げ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006064802A1 (ja) * 2004-12-14 2006-06-22 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Limited 曲げ部を有する高圧用燃料噴射管とその曲げ加工方法およびその装置
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