JPH10155221A - ビルの垂直幹線の布設方法 - Google Patents

ビルの垂直幹線の布設方法

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JPH10155221A
JPH10155221A JP31182496A JP31182496A JPH10155221A JP H10155221 A JPH10155221 A JP H10155221A JP 31182496 A JP31182496 A JP 31182496A JP 31182496 A JP31182496 A JP 31182496A JP H10155221 A JPH10155221 A JP H10155221A
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connector
cable
laid
floor
construction section
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Application number
JP31182496A
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English (en)
Inventor
Shoji Yamamoto
昇司 山本
Seishi Takagi
清史 高木
Yasushi Horie
靖 堀江
Kiyoshi Saito
清 齋藤
Jun Shibayama
純 柴山
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビルの垂直幹線を適当階数ずつ布設でき、垂
直布設されるケーブルの中間に分岐ケーブルを接続する
必要のない、布設方法を提供する。 【解決手段】 ビルの垂直幹線を適当階数ずつ複数の工
事区画に分けて布設する。第一の工事区画では、上端に
コネクタ7aを取り付けた延長ケーブル1Aを布設する
と共に、その工事区画内の各階へ行く端末ケーブル3
A、3Bを布設する。中間の工事区画では、両端にコネ
クタ7a、7bを取り付けた延長ケーブル1Bを布設す
ると共に、下端にコネクタ7bを取り付けた各階行きの
端末ケーブル3E、3Fを布設する。最も上の工事区画
では、下端にコネクタ7bを取り付けた各階行きの端末
ケーブル3E、3Fを布設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル(中高層集合
住宅などを含む)の垂直幹線の布設方法に関し、特にビ
ル建設工事の進捗に合わせて垂直幹線を適当階数ずつ布
設していく方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルの垂直幹線としては、各階を
貫通する長尺なケーブルに各階用の分岐ケーブルを接続
した、いわゆるビル用ハーネスが用いられている(実開
昭49−34396号公報)。このビル用ハーネスの布
設工事は、ビルの躯体が最上階まで出来上がった段階で
行われる。しかし、このような垂直幹線の布設方法で
は、ビル用ハーネスの布設工事と各階の電気工事とが一
時期に集中するため、一時期に多数の電気工事作業員を
投入しなければならないという問題があった。
【0003】そこで最近では、ビルの垂直幹線工事を適
当階数ずつ複数の工事区画に分け、一つの工事区画の電
気工事が可能になったら、その時点でその工事区画内の
垂直幹線の布設と各階の配線工事を行い、次にその上の
工事区画の電気工事が可能になったら、その時点で上記
と同様な工事を行う、というようにして、電気工事量を
平準化することが提案されている(特開平7−1706
32号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の垂直幹
線の布設方法は、垂直布設されるケーブルの中間部に分
岐ケーブルを接続しておいて、その分岐ケーブルを各階
へ引き出すというものであるため、分岐ケーブル接続部
の形成が面倒で、コスト高になるという問題がある。特
に通信ケーブル(電話ケーブル、LAN用ケーブル、非
常用信号ケーブル等)の場合は、ケーブル内の心線数が
多いため、分岐ケーブル接続部の形成が困難であると共
に、中間に分岐ケーブルを接続した通信ケーブルは、ド
ラム巻きが困難で、損傷を受けやすいという問題があ
る。
【0005】本発明の目的は、ビルの垂直幹線を適当階
数ずつ布設していくことができ、垂直布設されるケーブ
ルの中間に分岐ケーブルを接続する必要のない、布設方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の布設方法は、ビ
ルの垂直幹線を適当階数ずつ複数の工事区画に分けて布
設する場合に、各階へ行くケーブルの出発階を含む第一
の工事区画では、少なくとも上端にコネクタを取り付け
た、その工事区間より上の各階へ行く延長ケーブルを、
上端のコネクタがその工事区画の最上階に位置するよう
に布設すると共に、前記出発階からその工事区画内の各
階へ行く端末ケーブルを布設し、前記第一の工事区画と
最も上の工事区画との間にある中間の工事区画では、両
端にコネクタを取り付けた、当該工事区間より上の各階
へ行く延長ケーブルを、下端のコネクタがその下の工事
区画に布設された延長ケーブルの上端のコネクタと接続
され、上端のコネクタが当該工事区画の最上階に位置す
るように布設すると共に、少なくとも下端にコネクタを
取り付けた、当該工事区画内の各階へ行く端末ケーブル
を、下端のコネクタがその下の工事区画に布設された延
長ケーブルの上端のコネクタと接続されるように布設
し、最も上の工事区画では、少なくとも下端にコネクタ
を取り付けた、その工事区画内の各階へ行く端末ケーブ
ルを、下端のコネクタがその下の工事区画に布設された
延長ケーブルの上端のコネクタと接続されるように布設
する、ことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。 〔実施形態1〕図1〜図8は本発明の第1の実施形態を
示す。この実施形態は、10階建てのビルの垂直幹線工
事を2階ずつの5つの工事区画に分けて行う場合であ
る。この例では、1階が各階へ行くケーブルの出発階と
なっている。
【0008】まず図1に示すように、ビル建設工事の進
行により第一の工事区画(1階と2階)の電気工事が可
能になったら、その工事区画より上の階へ行く延長ケー
ブル1Aと、その工事区画内の各階つまり1階と2階へ
行く端末ケーブル3A、3Bとを布設する。
【0009】延長ケーブル1Aは図4(a)に示すよう
に、ほぼ2階分の長さの通信用多対ケーブル5の上端に
多対コネクタ7aを取り付けたものである。この延長ケ
ーブル1Aは、上端のコネクタ7aが2階に位置し、下
端が1階に設置された集合端子盤9内に位置するように
布設される。
【0010】1階用の端末ケーブル3Aは図4(b)に
示すようにほぼ1階分の長さの通信用多対ケーブル5で
構成され、2階用の端末ケーブル3Bは同図(c)に示
すようにほぼ2階分の長さの通信用多対ケーブル5で構
成される。1階用の端末ケーブル3Aは、図1に示すよ
うに一端が集合端子盤9内に、他端が1階に設置された
各階用端子盤11内に位置するように布設される。また
2階用の端末ケーブル3Bは一端が集合端子盤9内に、
他端が2階に設置された各階用端子盤11内に位置する
ように布設される。なお、延長ケーブル1Aの下端およ
び端末ケーブル3A、3Bの一端または両端にも必要に
応じ図5(a)〜(c)のように多対コネクタ7a、7
bを取り付けておくこともできる。
【0011】次に図2に示すように、第二の工事区画
(3階と4階)の電気工事が可能になったら、その工事
区画より上の階へ行く延長ケーブル1Bと、その工事区
画内の各階つまり3階と4階へ行く端末ケーブル3E、
3Fとを布設する。延長ケーブル1Bは図6(a)に示
すように、ほぼ2階分の長さの通信用多対ケーブル5の
両端に多対コネクタ7a、7bを取り付けたものであ
る。この延長ケーブル1Bは、下端のコネクタ7bが第
一の工事区画に布設された延長ケーブル1Aの上端のコ
ネクタ7aと接続され、上端のコネクタ7aが4階に位
置するように布設される。
【0012】3階用の端末ケーブル3Eは図6(b)に
示すようにほぼ1階分の長さの通信用多対ケーブル5の
下端にコネクタ7bを取り付けたものであり、4階用の
端末ケーブル3Fは同図(c)に示すようにほぼ2階分
の長さの通信用多対ケーブル5の下端にコネクタ7bを
取り付けたものである。3階用の端末ケーブル3Eは、
図2に示すように下端のコネクタ7bが第一の工事区画
に布設された延長ケーブル1Aの上端のコネクタ7aと
接続され、上端が3階に設置された各階用端子盤11内
に位置するように布設される。また4階用の端末ケーブ
ル3Fは、下端のコネクタ7bが第一の工事区画に布設
された延長ケーブル1Aの上端のコネクタ7aと接続さ
れ、上端が4階に設置された各階用端子盤11内に位置
するように布設される。なお、端末ケーブル3E、3F
の上端にも必要に応じ図7(b)、(c)のように多対
コネクタ7aを取り付けておくこともできる。
【0013】次に第三の工事区画(5階と6階)の電気
工事が可能になったら、図3に示すように、その工事区
画で第二の工事区画で行ったのと同様な工事を行う。さ
らに第四の工事区画(7階と8階)の電気工事が可能に
なったら、図3に示すように、その工事区画で第二の工
事区画で行ったのと同様な工事を行う。第三、第四の工
事区画で使用する延長ケーブルおよび端末ケーブルは第
二の工事区画で使用したものと同じであり、ただ延長ケ
ーブルの本数が少なくなるだけである。
【0014】最後に第五の工事区画(9階と10階)の
電気工事が可能になったら、図3に示すように、9階と
10階へ行く端末ケーブル3E、3Fを布設する。端末
ケーブル3E、3Fは第二〜第四の工事区画で使用した
ものと同じであり、布設の仕方も第二〜第四の工事区画
と同じである。
【0015】以上でこのビルの垂直幹線が完成する。こ
の布設方法では、多対ケーブルの一端または両端にコネ
クタ取り付けた延長ケーブルと端末ケーブルを使用する
だけであり、分岐ケーブル付きの多対ケーブルを使用す
る必要がないので、コスト安である。
【0016】なお、この実施形態で使用した多対コネク
タ7a、7bはすべて雄端子と雌端子が交互に配列され
た同一形状のコネクタである(コネクタ先端の凸部に雄
端子が、凹部に雌端子が内蔵されている)。このタイプ
のコネクタは、特開平6−251812号公報に開示さ
れており、パットコネクタとして市販されている。
【0017】ところで、同一形状の2つのコネクタ7
a、7bを結合すると図8のようになる。つまり同一形
状の2つのコネクタ7a、7bは雄端子(凸部)と雌端
子(凹部)の配列順序を逆にして結合されることにな
る。上下の延長ケーブル1Bは、この結合状態で、対応
する素線13が1対1で接続される必要がある。図8の
例でいえば、多数の素線13を、特定の色のトレーサー
素線13aから決められた順序で配列した場合に、トレ
ーサー素線13a同士が接続されるようにする必要があ
る。このため、この実施形態では、図6(a)のように
各延長ケーブル1Bの上端のコネクタ7aと下端のコネ
クタ7bを、ケーブル5の素線13の配列順序に対する
雄端子と雌端子の配列順序が逆になるように取り付けて
ある。
【0018】しかし、このようなコネクタの取り付け方
では、延長ケーブル1Aの上下を間違って布設すると、
コネクタを結合したときに対応しない素線が接続される
という問題が生じる。そこでこの実施形態では、各延長
ケーブル1Bの両端付近(両端のコネクタでも可)に、
上下を識別するマーク15を付してある(請求項2)。
このようにすれば両端に同一形状のコネクタ7a、7b
が付いている延長ケーブル1Aを、上下を間違って布設
するおそれが少なくなる。
【0019】〔実施形態2〕図9は本発明の第2の実施
形態を示す(請求項3対応)。図9は、図3における第
二の工事区画から第四の工事区画に布設される延長ケー
ブル1Bの、コネクタ7a、7bの取り付け方を示した
ものである。各コネクタ7a、7bは雄端子と雌端子が
交互に配列された同一形状のコネクタである。
【0020】各延長ケーブル1Bの上端のコネクタ7a
と下端のコネクタ7bは、ケーブルの素線13の配列順
序に対する雄端子と雌端子の配列順序が同じになるよう
に取り付けられている。その上で、布設されたときに上
下に隣合う延長ケーブル1B、1Bは、素線13の配列
順序に対するコネクタ7a、7bの雄端子と雌端子の配
列順序を逆にしてある(図示してないが上下に隣合う延
長ケーブルと端末ケーブルの場合も同じ)。このように
すれば両端に同一形状のコネクタ7a、7bを取り付け
た延長ケーブル1Aを、上下を関係なく布設することが
できるので、工事が簡単になると共に、工事ミスも少な
くなる。
【0021】上記以外の構成は第1の実施形態と同じで
ある。なお、この例の延長ケーブル1Bに取り付けるコ
ネクタ7a、7bは雄端子のみ又は雌端子のみが設けら
れたものであってもよい。この場合、下側の延長ケーブ
ル1Bに雄端子のみからなるコネクタ7a、7bを用い
たときは、上側の延長ケーブル1Bには雌端子のみから
なるコネクタ7a、7bを用いる。
【0022】〔実施形態3〕図10は本発明の第3の実
施形態を示す(請求項4対応)。図10は、図3におけ
る延長ケーブル1A、1Bおよび端末ケーブル3E、3
Fのコネクタ7の取り付け方と、コネクタ7a、7bの
接続の仕方を示したものである。各コネクタ7a、7b
は雄端子と雌端子が交互に配列された同一形状のコネク
タである。
【0023】各延長ケーブル1A、1Bおよび端末ケー
ブル3E、3Fの、上端のコネクタ7aと下端のコネク
タ7bは、ケーブルの素線13の配列順序に対する雄端
子と雌端子の配列順序が同じになるように取り付けられ
ている。その上で、布設されたときに上下に隣合うコネ
クタ7a、7bは、それらのコネクタとは雄端子と雌端
子の配列順序を逆にした中間コネクタ17を介して接続
されるようになっている。このような構成でも、両端に
同一形状のコネクタ7a、7bを取り付けた延長ケーブ
ル1Aを、上下を関係なく布設することができる。ただ
しこの場合は中間コネクタ17が必要となるのて、実施
形態2の場合よりコスト高になる。上記以外の構成は第
1の実施形態と同じである。なお、この例の延長ケーブ
ル1Bに取り付けるコネクタ7a、7bは、雄端子のみ
又は雌端子のみが設けられたものであってもよい。
【0024】〔実施形態4〕図11は本発明の第4の実
施形態を示す。この実施形態は、9階建てのビルの垂直
幹線工事を3階ずつの3つの工事区画に分けて行う場合
である。実施形態1と異なる点は、延長ケーブル1A、
1Bの長さがほぼ3階分の長さになること、第一の工事
区画で3種類の端末ケーブル3A、3B、3Cが必要に
なり、それより上の工事区画でも3種類の端末ケーブル
3E、3F、3Gが必要になることである。それ以外は
実施形態1と同様であるので、同一部分には同一符号を
付して説明を省略する。この実施形態の場合も、コネク
タの取り付け方は、図8、図9または図10のような形
態にすることができる。
【0025】〔その他の実施形態〕以上の実施形態は通
信ケーブルの垂直幹線を布設する場合について説明した
が、本発明は電力ケーブルの垂直幹線を布設する場合に
も同様に適用できる。また上記実施形態では、延長ケー
ブルを各階毎に用意したが、2階ずつ工事を行う場合は
2階分の延長ケーブルを1本にまとめること、あるいは
3階ずつ工事を行う場合は3階分の延長ケーブルを1本
にまとめることも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ケ
ーブルの一端または両端にコネクタ取り付けた延長ケー
ブルおよび端末ケーブルを使用することにより、ビルの
垂直幹線を適当階数ずつ布設していくことができると共
に、分岐ケーブル付きケーブルを使用する必要がないの
で、コストを低減することができる。
【0027】また請求項2のような延長ケーブルを使用
すれば、両端に同一形状のコネクタが取り付けられた延
長ケーブルを、上下を間違いなく布設することができる
ので、工事ミスが少なくなる。さらに請求項3または4
のような延長ケーブルを使用すれば、両端に同一形状の
コネクタが取り付けられた延長ケーブルを、上下を関係
なく布設することができるので、工事を非常に簡単に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の第1段階を示す説
明図。
【図2】 同じく第2段階を示す説明図。
【図3】 同じく最終段階を示す説明図。
【図4】 (a)は第1段階で使用した延長ケーブルの
正面図、(b)、(c)は第1段階で使用した端末ケー
ブルの正面図。
【図5】 (a)〜(c)は図4のケーブルの変形例を
示す正面図。
【図6】 (a)は第2段階から第4段階で使用した延
長ケーブルの正面図、(b)、(c)は第2段階から最
終段階で使用した端末ケーブルの正面図。
【図7】 (a)〜(c)は図6のケーブルの変形例を
示す正面図。
【図8】 図1の実施形態におけるコネクタの接続状態
を示す正面図。
【図9】 本発明の第2の実施形態における延長ケーブ
ルのコネクタの取り付け方を示す説明図。
【図10】 本発明の第3の実施形態における各ケーブ
ルのコネクタの取り付け方と接続の仕方を示す正面図。
【図11】 本発明の第4の実施形態を示す説明図。
【符号の説明】
1A、1B:延長ケーブル 3A、3B、3C、3E、3F、3G:端末ケーブル 5:多心ケーブル 7a、7b:コネクタ 9:集合端子盤 11:各階用端子盤 13:ケーブルの素線 15:マーク 17:中間コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 清 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 柴山 純 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビルの垂直幹線を適当階数ずつ複数の工事
    区画に分けて布設する場合に、 各階へ行くケーブルの出発階を含む第一の工事区画で
    は、少なくとも上端にコネクタ(7a)を取り付けた、
    その工事区間より上の各階へ行く延長ケーブル(1A)
    を、上端のコネクタ(7a)がその工事区画の最上階に
    位置するように布設すると共に、前記出発階からその工
    事区画内の各階へ行く端末ケーブル(3A、3B)を布
    設し、 前記第一の工事区画と最も上の工事区画との間にある中
    間の工事区画では、両端にコネクタ(7a、7b)を取
    り付けた、当該工事区間より上の各階へ行く延長ケーブ
    ル(1B)を、下端のコネクタ(7b)がその下の工事
    区画に布設された延長ケーブル(1A、1B)の上端の
    コネクタ(7a)と接続され、上端のコネクタ(7a)
    が当該工事区画の最上階に位置するように布設すると共
    に、少なくとも下端にコネクタ(7b)を取り付けた、
    当該工事区画内の各階へ行く端末ケーブル(3E、3
    F)を、下端のコネクタ(7b)がその下の工事区画に
    布設された延長ケーブル(1A、1B)の上端のコネク
    タ(7a)と接続されるように布設し、 最も上の工事区画では、少なくとも下端にコネクタ(7
    b)を取り付けた、その工事区画内の各階へ行く端末ケ
    ーブル(3E、3F)を、下端のコネクタ(7b)がそ
    の下の工事区画に布設された延長ケーブル(1B)の上
    端のコネクタ(7a)と接続されるように布設する、 ことを特徴とするビルの垂直幹線の布設方法。
  2. 【請求項2】各コネクタ(7a、7b)は雄端子と雌端
    子が交互に配列された同一形状のコネクタであり、延長
    ケーブル(1B)の上端のコネクタ(7a)と下端のコ
    ネクタ(7b)はケーブルの素線(13)の配列順序に
    対する雄端子と雌端子の配列順序が逆になるように取り
    付けられており、前記延長ケーブル(1B)または両端
    のコネクタ(7a、7b)には延長ケーブルの上下を識
    別するマーク(15)が付されていることを特徴とする
    請求項1記載のビルの垂直幹線の布設方法。
  3. 【請求項3】各コネクタ(7a、7b)は同一形状のコ
    ネクタであり、延長ケーブル(1B)の上端のコネクタ
    (7a)と下端のコネクタ(7b)はケーブルの素線
    (13)の配列順序に対する雄端子または雌端子の配列
    順序が同じになるように取り付けられており、布設され
    たときに上下に隣合う延長ケーブル(1B)同士または
    延長ケーブル(1B)と端末ケーブル(3E、3F)
    は、素線(13)の配列順序に対するコネクタ(7a、
    7b)の雄端子または雌端子の配列順序が逆になってい
    ることを特徴とする請求項1記載のビルの垂直幹線の布
    設方法。
  4. 【請求項4】各コネクタ(7a、7b)は同一形状のコ
    ネクタであり、延長ケーブル(1B)の上端のコネクタ
    (7a)と下端のコネクタ(7b)はケーブルの素線
    (13)の配列順序に対する雄端子または雌端子の配列
    順序が同じになるように取り付けられており、布設され
    たときに上下に隣合うコネクタ(7a、7b)は、それ
    らのコネクタとは雄端子または雌端子の配列順序を逆に
    した中間コネクタ(17)を介して接続されることを特
    徴とする請求項1記載のビルの垂直幹線の布設方法。
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