JP4673723B2 - 建屋内外部通信伝送路及び統合信号伝送システム - Google Patents

建屋内外部通信伝送路及び統合信号伝送システム Download PDF

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Description

本発明は、建屋内に設けられる外部との通信伝送路及び統合信号伝送システムに関する。
近年、インターネットなどの普及に伴って、高速大容量の通信伝送路は必須の要件となりつつある。また、従来このような大容量通信伝送路が必要なかった中小の事務所ビルあるいは集合住宅などにおいてもその必要性が増してきている。これらの通信伝送路は、LAN(Local Area Network)の利用等を目的として光ケーブルを敷設することによって構成することが多くなされている。
図4に光ケーブルによる通信伝送路網を示す。基幹光ケーブル101によって各基幹局107が接続され基幹光ネットワークが形成される。各基幹局107には基幹分配器108が設けられ、基幹光ケーブル101を各幹線光ケーブル102に分岐する。各幹線光ケーブル102は分岐点109にて各建物114に向かう支線光ケーブル103を分岐する。各支線光ケーブル103は各建物114の主配線盤110に接続される。主配線盤110からは建屋内光ケーブル104によって建物各階の分配器111に接続され、各分配器から個別光ケーブル106によって各個の端末112に接続されている。各個別の住宅117に接続する時には、幹線光ケーブル102の分岐点109から光ドロップケーブル116によって接続器113に接続され、ここから屋内の個別光ケーブル106によって各個の端末112に接続される。
上記の基幹光ケーブル101、幹線光ケーブル102、支線光ケーブル103、建屋内光ケーブル104は、複数の大容量あるいは中小容量回線であることから、図5(a)のように、数十から数百のテープ心線121を溝つきスペーサ122のスロット126に収容し外面を押さえ巻き124およびポリエチレンシース125で覆ったテープスロット型ケーブル120が用いられる。また、個別光ケーブル106には図5(b)のような1つのテープ心線121の周りをポリエチレンシース125で覆ったインドアケーブル130が用いられる。テープ心線121は石英ガラスでできている非常に脆弱な光ファイバを保護するために、その周囲を紫外線硬化樹脂で覆った心線を複数本並べてさらに紫外線硬化樹脂で覆ったものである。また、光ケーブルの敷設時に光ファイバに張力がかかり破損することを防止するためにテープスロット型ケーブル、インドアケーブルともに鋼線からなるテンションメンバ123が埋め込まれている。
光ファイバはその特性上、曲がると伝播特性が劣化したり、破損が生じたりすることから、各ケーブルに最小曲げ半径が規定されている。幹線光ケーブル102に用いられる、数百心をまとめた大容量のテープスロット型ケーブルではその最小曲げ半径は300〜600mm、支線光ケーブル103、建屋内光ケーブル104に用いられる数十心をまとめた中小容量のテープスロット型ケーブルでもその最小曲げ半径は100〜200mmで、個別光ケーブル106に用いられる単心のインドアケーブルでは15〜30mm程度となっている。このため、建屋内光ケーブル104は専用の直線状の縦配線路に設置され、分配器からの個別光ケーブル106は各個への曲げ配管の中に設置されている。
古いビル、あるいは中小の事務所ビルあるいは集合住宅はこのような光ファイバケーブルによる高速大容量の通信伝送路を設置することを考慮した設計となっていないため、上記のような直線状の縦配線路を設置できるようなスペースがなく、光ファイバケーブルによる高速大容量の通信伝送路を敷設できない状況が発生してきている。いくつかの曲がり配線路がある場合には、主配線盤110のそばに分配器111を配置し、そこから各個の端末まで個別光ケーブル106を敷設することが考えられるが、少数のケーブルの場合は可能であっても、数百箇所もの端末があるビルや集合住宅では、このような大規模な個別光ケーブルを設置することは困難で、実質的には光ファイバケーブルによる高速大容量の通信伝送路を敷設することは非常に困難であった。
そこで、このような建物内へ光ケーブルを敷設する場合は、建物の各階の床に穴開けし、建物の縦方向に光ケーブルを敷設する縦配線路を設けていた。そのために、まず各階の床をX線による非破壊検査等で検査して、床の中に埋め込まれている電気ケーブルや配管の位置を事前調査し、それらの場所を避けて床に穴開け施工して、その穴に直線状の縦配線管を設置して、配管中に光ケーブルを敷設する方法が行われている。
しかし、建物の各階の床に穴開け施工を行うことは、非破壊検査等による事前調査と床が厚いことによる大規模工事が必要になることから、工期とコストが増大するという問題があった。また、光ファイバケーブルは光ファイバに張力を掛けないように設置することが必要なことから、縦配線路に多くのサポートをとることが必要で、工期とコストが増大するという問題があった。
そこで、本発明の目的は、建屋に床の穴開けなどの大規模工事をすることなく、縦配線路のサポート数を少なくして、建屋の居住者に光ケーブルを短期間にかつ低コストの工事で、敷設することが可能な建屋内外部通信伝送路を提供することにある。
本発明の建屋内外部通信伝送路は、外部通信ケーブルを各階に設けられた分配器に接続する建屋内外部通信伝送路において、各階の昇降路壁を貫通するように前記昇降路壁の中に取り付けられた取付ケースと、前記取付けケースに収容された外部通信ケーブル接続コネクタと、前記外部通信ケーブル接続コネクタと前記分配器とを同一階において接続する分配器接続ケーブルと、各前記外部通信ケーブル接続コネクタ間を接続するために昇降路内に配置された各外部通信渡りケーブルと、を含むことを特徴とする。ここで、前記取付ケースは、各階に設けられる呼び出し用操作盤背面の前記昇降路壁を貫通するように前記昇降路壁の中に取り付けられたこととしてもよい。
本発明の統合信号伝送システムは、外部通信ケーブルを各階に設けられた分配器に接続するとともに、昇降機制御ケーブルを各階に設けられた呼び出し用操作制御盤に接続する統合信号伝送システムにおいて、各階の昇降路壁を貫通するように前記昇降路壁の中に取り付けられた共通の取付ケースと、前記取付けケースに収容された昇降機制御ケーブル接続コネクタと、前記昇降機制御ケーブル接続コネクタと前記呼び出し用操作制御盤とを同一階において接続する制御盤接続ケーブルと、各前記昇降機制御ケーブル接続コネクタ間を接続するために昇降路内に設置された昇降機制御渡りケーブルと、前記共通の取付ケースに収容された外部通信ケーブル接続コネクタと、前記外部通信ケーブル接続コネクタと前記分配器とを同一階において接続する分配器接続ケーブルと、各前記外部通信ケーブル接続コネクタ間を接続するために昇降路内に配置された外部通信渡りケーブルと、を有することを特徴とする。ここで、昇降機制御渡りケーブルと外部通信渡りケーブルは共通ハーネスユニットに収容されていることとしてもよいし、前記共通の取付ケースは、各階に設けられる呼び出し用操作盤背面の前記昇降路壁を貫通するように前記昇降路壁の中に取り付けられたこととしてもよい。
本発明による建屋内外部通信伝送路は、建屋の昇降機の昇降路内に外部通信ケーブルを配置するため、床の非破壊検査等による事前調査や穴開け施工が不要で光ケーブルの敷設が容易になり、建屋内の居住者に外部通信伝送路を短期間にかつ低コストの工事で、敷設することができるという効果を奏する。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施形態の建屋内外部通信伝送路の説明図、図2は本発明の参考例の建屋内外部通信伝送路の説明図、図3は本発明の他の参考例による外部通信渡りケーブルの敷設方法の説明図である。
図1は、建屋1の中に設置された昇降機2の昇降路30とその中に配置された、昇降機の制御用ケーブル配置と建屋内外部通信伝送路を示している。建屋1は、複数の階を有し、その複数の階を連絡するために昇降機2が設置されている。昇降機2は建屋1に設けられた昇降路30の中を上下に移動するように設置され、昇降路30の最上部の機械室31には昇降機を駆動するための巻き上げ機などの駆動機構及び昇降機制御盤20が設置されている。建屋の各階には昇降機を呼び出すための押しボタンなどが配置された呼び出し用操作盤22が設けられており、呼び出し用操作盤22の中には、呼び出し操作制御盤23が配置されている。機械室31の昇降機制御盤20と呼び出し制御盤23とは、一端に昇降機制御盤側昇降機制御ケーブル接続コネクタ26bが取り付けられた昇降機制御盤ケーブル21と、一端に呼び出し用操作盤側昇降機制御ケーブル接続コネクタ26aが取り付けられた制御盤接続ケーブル24によって接続されている。昇降機制御盤側昇降機制御ケーブル接続コネクタ26bと呼び出し用操作盤側昇降機制御ケーブル接続コネクタ26aを有する昇降機制御ケーブル接続コネクタ26は、共通ケース33に収容され昇降路壁32に固定されている。また、呼び出し制御盤23相互間は、一端に呼び出し用操作盤側昇降機制御ケーブル接続コネクタ26aが取り付けられた制御盤接続ケーブル24と一端に昇降機制御渡りケーブル側昇降機制御ケーブル接続コネクタ26cが取り付けられた昇降機制御渡りケーブル25によって、昇降路30の中で接続されている。このように各階の呼び出し操作制御盤23は昇降機制御盤ケーブル21、昇降機制御渡りケーブル25、昇降機制御ケーブル接続コネクタ26、制御盤接続ケーブル24によって接続され、各階から昇降機2の呼び出しをすることができるようになっている。
外部の幹線通信路から分岐した外部通信ケーブル3は建屋1の中に引き込まれ、建屋内の主配線盤10に接続されている。建屋の各階にはケーブルを各個に分配する分配器11が設置されている。主配線盤10と分配器11とは、一端に主配線盤側建屋内外部通信ケーブル接続コネクタ9bが取り付けられた建屋内外部通信ケーブル4と、一端に分配器側外部建屋内外部通信ケーブル接続コネクタ9aが取り付けられた分配器接続ケーブル7によって接続されている。主配線盤側建屋内外部通信ケーブル接続コネクタ9bと分配器側外部建屋内外部通信ケーブル接続コネクタ9aが取り付けられた建屋内外部通信ケーブル接続コネクタ9は、共通ケース33によって昇降路壁32に固定されている。また、分配器11相互間は、一端に分配器側外部通信ケーブル接続コネクタ8aが取り付けられた分配器接続ケーブル7と一端に渡りケーブル側外部通信ケーブル接続コネクタ8bが取り付けられた外部通信渡りケーブル5によって、昇降路30の中で接続されている。このように各階の分配器11は順次主配線盤10に接続され各階への外部通信伝送路が形成されている。渡りケーブル側外部通信ケーブル接続コネクタ8bと分配器側外部通信ケーブル接続コネクタ8aとを有する外部通信ケーブル接続コネクタ8は、共通ケース33に収容され昇降路壁32に固定されている。各階の分配器11と各個の端末12の間は個別接続ケーブル13によって接続されている。また、外部通信渡りケーブル5と昇降機制御渡りケーブル25は共通ハーネスユニット27に収容されている。各階の分配器11は各階の呼び出し用操作盤22の周りに配置されてもよいし、呼び出し用操作盤の中に配置されてもよい。
建屋内外部通信ケーブル4、外部通信渡りケーブル5は、数十心をまとめた中小容量のテープスロット型ケーブルが用いられるため、最小曲げ半径が100〜200mmとなるように昇降路内に配置される。また、分配器接続ケーブル7も同様のテープスロット型ケーブルを用いて呼び出し用操作盤22の近傍に配置される。一方、個別接続ケーブル13は最小曲げ半径は15〜30mm単心のインドアケーブルが用いられるので、分配器11から既設の電話回線配管などの曲がり配管内に自在に配置される。
本発明の第1の実施形態によると、最小曲げ半径が100〜200mmの数十心をまとめた中小容量のテープスロット型ケーブルを床に穴を開けずに配置できることから、床の非破壊検査等による事前調査や穴開け施工が不要で光ケーブルの敷設が容易になり、建屋内の居住者に外部通信伝送路を短期間にかつ低コストの工事で、敷設することができるという効果を奏する。また、各階を接続する渡りケーブルは長さが各階高程度であることから、コネクタ間のケーブル重量は軽量で別途ケーブルサポートを設置しなくとも光ファイバを損傷することがないので、特別なサポートなしでケーブルを敷設することができ、現場作業を低減し工事を短期間にすることができるという効果を奏する。さらに、外部通信ケーブル接続コネクタ8と昇降機制御ケーブル接続コネクタ26は共通ケース33に収納されており、外部通信渡りケーブル5と昇降機制御渡りケーブル25は共通ハーネスユニット27に収容されていることから、外部通信ケーブル3と昇降機制御ケーブル21を工場でユニット化して製造、準備し、現場での接続にかかる作業を大幅に低減することができることから短期間にかつ低コストの工事で、敷設することができるという効果を奏する。特に、昇降機の交換にあわせて建屋内外部通信伝送路を設置しようとする場合にはこの効果が大きくなる。
本発明の参考例について図2を参照しながら説明する。第1の実施形態と同様の部分については同様の符号を用い説明は省略する。
本参考例は、外部通信ケーブル接続コネクタ8と昇降機制御ケーブル接続コネクタ26は共通ケース33に収納されて昇降路30の壁の内側に固定されているものである。本参考例では、外部通信渡りケーブル5と昇降機制御渡りケーブル25は直線の共通ハーネスユニット27に収容されていることから、階層が多く、各階間の接続が多い場合に、その接続作業を効率化することができるという効果を奏する。
今までの第1の実施形態、参考例は昇降機の制御ケーブルと外部通信伝送路を同時に敷設する場合についてのものであるが、昇降機が設置されている建屋に外部通信伝送路のみを追設するような場合、あるいは一部の階に外部通信伝送路を設置することが必要な場合がある。他の本参考例は、このような場合にも床に穴を開けないでケーブルを敷設する方法である。
以下、他の参考例について、図3を参照しながら説明する。ケーブルの敷設は次のような手順で行う。
(1)上部の階の呼び出し用操作盤の背面の昇降路30の昇降路壁32に壁孔34を開ける。
(2)開けた壁孔34にケーブル挿入ガイド41を挿入する。ケーブル挿入ガイド41は曲り管状のもので、曲り半径は、外部通信渡りケーブル5の最小曲げ半径以上となっている。ケーブル挿入ガイド41は孔に挿入後、昇降路内側が略垂直下向きになるように位置を調整し、固定する。
(3)ケーブルを配線しようとする下側の階の呼び出し用操作盤の背面の昇降路30の昇降路壁32にも上部の階と同様、壁孔34を明ける。壁孔34は上部の階のものよりも大きいものとしておく。
(4)開けた壁孔34にケーブル引き出しガイド42を挿入する。ケーブル引き出しガイド42も曲り管状のもので、曲り半径は、外部通信渡りケーブル5の最小曲げ半径以上となっており、先端に漏斗状の受け口43を有している。ケーブル引き出しガイド42は孔に挿入後、受け口43が略垂直上向きで、ケーブル挿入ガイド41と受け口43が対向するように位置を調整し、固定する。
(5)ケーブル引き出しガイド42の呼び出し用操作盤22側にジャバラダクト45と吸引機46を接続する。
(6)外部通信渡りケーブル5の先端にスポンジボール等の弾性体44を取り付け、上部の階のケーブル挿入ガイド41から挿入する。
(7)吸引機46を運転し、昇降路30の空気をケーブル引き出しガイド42から吸い込む。このときに外部通信渡りケーブル5の先端に取り付けたスポンジボール等の弾性体44を同時に受け入れ口43から吸い込み、外部通信渡りケーブル5をケーブル取り出しガイド42の中に取り込む。
(8)外部通信渡りケーブル5の先端がケーブル引き出しガイド42から出てきたところで、吸引機46の運転を停止し、ジャバラダクト45を取り外して、外部通信渡りケーブル5を取り出した後、ケーブル挿入ガイド41、ケーブル引き出しガイド42を取り外す。このとき、ケーブル挿入ガイド41、ケーブル引き出しガイド42は昇降機の運行に支障がなければ取り外さなくてもよい。
(9)外部通信渡りケーブル5の両端に外部通信ケーブル接続コネクタ8を取り付けて、第1の実施形態と同様分配器11と接続する。
参考例によると、床に穴を開けず、しかも昇降路内に入らなくとも外部通信ケーブルの敷設が可能であることから、床の非破壊検査等による事前調査や穴開け施工が不要で光ケーブルの敷設が容易になり、建屋内の居住者に外部通信伝送路を短期間にかつ低コストの工事で、敷設することができるという効果を奏する。また、昇降路内に入らなくとも作業できることから、工事のために昇降機を停止させる期間を最短にすることができ、建屋の居住者等の不便を最小にしてケーブルを敷設することができるという効果を奏する。さらに、第1の実施形態と同様、各階を接続する渡りケーブルは長さが各階高程度であることから、別途ケーブルサポートを設置することなくケーブルを敷設することができるので、現場作業を低減し工事を短期間にすることができるという効果を奏する。
本発明はエレベータなどの人貨用の昇降機の昇降路に限らず、小荷物専用昇降機や、自動車用エレベータなどの昇降路に外部通信伝送路を敷設する場合にも同様に適用することができる。また、主配線盤10は建屋の下部に設置した場合に限らず建屋の上部の機械室31の中など、どこに設置してもよい。
本発明の第1の実施形態の建屋内外部通信伝送路の説明図である。 本発明の参考例の建屋内外部通信伝送路の説明図である。 本発明の他の参考例による外部通信渡りケーブルの敷設方法の説明図である。 光ケーブルによる通信伝送路網の概念図である。 光ファイバケーブルの断面図である。
1 建屋、2 昇降機、3 外部通信ケーブル、4 建屋内外部通信ケーブル、5 外部通信渡りケーブル、7 分配器接続ケーブル、8 外部通信ケーブル接続コネクタ、8a 分配器側外部通信ケーブル接続コネクタ、8b 渡りケーブル側外部通信ケーブル接続コネクタ、9 建屋内外部通信ケーブル接続コネクタ、9a 分配器側外部建屋内外部通信ケーブル接続コネクタ、9b 主配線盤側建屋内外部通信ケーブル接続コネクタ、10 主配線盤、11 分配器、12 端末、13 個別接続ケーブル、20 昇降機制御盤、21 昇降機制御ケーブル、22 呼び出し用操作盤、23 呼び出し操作制御盤、24 制御盤接続ケーブル、25 昇降機制御渡りケーブル、26 昇降機制御ケーブル接続コネクタ、26a 呼び出し用操作盤側昇降機制御ケーブル接続コネクタ、26b 昇降機制御盤側昇降機制御ケーブル接続コネクタ、26c 昇降機制御渡りケーブル側昇降機制御ケーブル接続コネクタ、27 共通ハーネスユニット、30 昇降路、31 機械室、32 昇降路壁、33 共通ケース、34 壁孔、41 ケーブル挿入ガイド、42 ケーブル引き出しガイド、43 受け口、44 弾性体、45 ジャバラダクト、46 吸引機、103 支線光ケーブル、104 建屋内光ケーブル、106 個別光ケーブル、107 基幹局、108 基幹分配器、110 主配線盤、111 分配器、112 端末、113 接続器、114 建物、121 テープ心線、122 溝つきスペーサ、123 テンションメンバ、124 押さえ巻き、125 ポリエチレンシース、126 スロット、130 インドアケーブル。

Claims (5)

  1. 外部通信ケーブルを各階に設けられた分配器に接続する建屋内外部通信伝送路において、
    各階の昇降路壁を貫通するように前記昇降路壁の中に取り付けられた取付ケースと、
    前記取付けケースに収容された外部通信ケーブル接続コネクタと、
    前記外部通信ケーブル接続コネクタと前記分配器とを同一階において接続する分配器接続ケーブルと、
    各前記外部通信ケーブル接続コネクタ間を接続するために昇降路内に配置された各外部通信渡りケーブルと、
    を含む建屋内外部通信伝送路。
  2. 前記取付ケースは、各階に設けられる呼び出し用操作盤背面の前記昇降路壁を貫通するように前記昇降路壁の中に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の建屋内外部通信伝送路。
  3. 外部通信ケーブルを各階に設けられた分配器に接続するとともに、昇降機制御ケーブルを各階に設けられた呼び出し用操作制御盤に接続する統合信号伝送システムにおいて、
    各階の昇降路壁を貫通するように前記昇降路壁の中に取り付けられた共通の取付ケースと、
    前記取付けケースに収容された昇降機制御ケーブル接続コネクタと、
    前記昇降機制御ケーブル接続コネクタと前記呼び出し用操作制御盤とを同一階において接続する制御盤接続ケーブルと、
    各前記昇降機制御ケーブル接続コネクタ間を接続するために昇降路内に設置された昇降機制御渡りケーブルと、
    前記共通の取付ケースに収容された外部通信ケーブル接続コネクタと、
    前記外部通信ケーブル接続コネクタと前記分配器とを同一階において接続する分配器接続ケーブルと、
    各前記外部通信ケーブル接続コネクタ間を接続するために昇降路内に配置された外部通信渡りケーブルと、
    を有すること、
    を特徴とした統合信号伝送システム。
  4. 昇降機制御渡りケーブルと外部通信渡りケーブルは共通ハーネスユニットに収容されていることを特徴とする請求項3に記載の統合信号伝送システム。
  5. 前記共通の取付ケースは、各階に設けられる呼び出し用操作盤背面の前記昇降路壁を貫通するように前記昇降路壁の中に取り付けられたことを特徴とする請求項3又は4に記載の統合信号伝送システム。
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