JPH10154966A - 交通情報受信装置 - Google Patents

交通情報受信装置

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JPH10154966A
JPH10154966A JP31071996A JP31071996A JPH10154966A JP H10154966 A JPH10154966 A JP H10154966A JP 31071996 A JP31071996 A JP 31071996A JP 31071996 A JP31071996 A JP 31071996A JP H10154966 A JPH10154966 A JP H10154966A
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JP
Japan
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broadcast
traffic information
time
area
broadcasting
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Application number
JP31071996A
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English (en)
Inventor
Shigeki Imada
茂樹 今田
Satoru Obata
哲 小畑
Toshiya Kimura
敏也 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】交通情報を容易、かつ確実に受信することの出
来る交通情報受信装置を提供する。 【解決手段】ラジオ放送における交通情報の放送時刻と
当該放送周波数とを記憶しているCD−ROM2と、時
刻を与える時計IC3と、ラジオ放送を選択して受信す
るラジオチューナ4と、使用者の操作によって交通情報
の受信を指令する交通情報予約スイッチ6と、該スイッ
チが操作されると上記時計ICから現在時刻を読み込
み、上記CD−ROMから交通情報の放送される時刻を
検索しながら最も近未来に放送予定の放送時刻と当該放
送周波数を読み出し、読み込んだ放送時刻に合わせて、
読み込んだ放送周波数に上記ラジオチューナをチューニ
ングする制御手段1と、を備え、自動的に交通情報を受
信する交通情報受信装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオ放送の交通
情報番組を容易に選択して受信できる交通情報受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】最も近い従来技術としては、高速道路等
の特定区域で放送されているAM1620kHzの交通
情報専用放送を受信するための手段が組み込まれたAM
/FMラジオがある。このようなラジオは、通常、車載
用として市販されており、それを搭載した車両が上記特
定区域内を走行中に、乗員がスイッチ操作を行なうと、
上記AM1620kHzの交通情報を自動的にチューニ
ングして受信するようになっている。また、一般の放送
局においても、特定の時間に交通情報を放送しているの
で、使用者がその時間に当該放送局を選局すれば、通常
のラジオでも交通情報を受信することが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のごとき
従来の装置において、上記のAM1620kHzの交通
情報専用放送を受信する場合には、車両が当該特定区域
を走行中しか受信することが出来ないので、受信可能エ
リアが狭く、かつ車両が受信可能エリアを走行中か否か
を掲示板等から乗員が判断して受信操作を行なう必要が
あるので、交通情報を受信し損なうおそれがあった。ま
た、一般の放送局の交通情報を受信する場合には、使用
者が交通情報の放送時間と当該放送局とを記憶してお
き、その時間にその放送局を選局する必要があるので、
交通情報を受信する効率が悪い、等の問題があった。
【0004】本発明は、上記のごとき問題を解決するた
めになされたものであり、交通情報を容易、かつ確実に
受信することの出来る交通情報受信装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、特許請求の範囲に記載するよう
に構成している。すなわち、請求項1に記載の発明にお
いては、ラジオ放送における交通情報の放送時刻と当該
放送周波数とを記憶している記憶手段を設け、使用者の
操作による交通情報の受信指令を受けると、上記記憶手
段から交通情報の放送される時刻を検索しながら最も近
未来に放送予定の放送時刻と当該放送周波数を読み出
し、読み込んだ放送時刻に合わせて、読み込んだ放送周
波数にチューナを合わせることにより、自動的に交通情
報を受信するように構成したものである。なお、上記の
構成は、例えば後記図1の実施の形態に相当する。上記
のように構成したことにより、使用者は交通情報の受信
を指令(例えばスイッチを操作)するだけで、最も近い
時間に放送される交通情報を自動的に受信することが出
来る。したがって従来よりも広いエリアで、確実に、効
率よく、かつ容易に交通情報を得ることが出来る。
【0006】また、請求項2に記載の発明においては、
上記記憶手段が交通情報の放送を行なう放送局を受信可
能なエリア毎に区分けして記憶しており、現在位置(当
該交通情報受信装置の存在する現在位置、例えば車載し
た車両の位置)に応じてエリアを切り換えて、受信可能
な放送を検索するように構成したものである。なお、上
記の構成は、例えば後記図1、図3、図5、図7の実施
の形態に相当する。上記のように構成したことにより、
受信可能な放送局を効率良く検索することが出来る。
【0007】また、請求項3に記載の発明においては、
エリアを切り換える手段として、使用者の操作によって
入力する信号に応じて上記エリアを切り換える手段を用
いるように構成している。なお、上記の構成は、例えば
後記図3の実施の形態に相当する。上記のように構成し
たことにより、車載装置のように現在位置が広範囲に移
動する場合でも、エリア別の記憶手段を交換する必要が
なく、簡単な操作で必要とする放送エリアを選択するこ
とが出来る。
【0008】また、請求項4に記載の発明においては、
上記エリアを切り換える手段として、チューナの受信レ
ベルに基づいて受信可能なエリアを判別し、その結果に
よって上記エリアを切り換えるように構成している。な
お、上記の構成は、例えば後記図5の実施の形態に相当
する。上記のように構成したことにより、現在位置に対
応した放送エリアを自動的に検出してエリアの選択を行
なうので、エリアの選択が確実になり、かつ使用者の操
作が簡単になる。
【0009】また、請求項5に記載の発明においては、
上記エリアを切り換える手段として、車両用のナビゲー
ション装置で検出した車両の現在位置に応じて上記エリ
アを切り換えるように構成している。なお、上記の構成
は、例えば後記図7の実施の形態に相当する。上記のよ
うに構成したことにより、ナビゲーション装置によって
現在位置を検出し、その位置に対応した放送エリアを自
動的に検出してエリアの選択を行なうので、エリアの選
択が確実になり、かつ使用者の操作が簡単になる。
【0010】また、請求項6に記載の発明においては、
受信した交通情報を録音しておき、使用者の操作によっ
て任意の時期に交通情報の再生を可能にするように構成
している。なお、上記の構成は、例えば後記図3の実施
の形態に相当する。上記のように構成したことにより、
交通情報を録音しておき、使用者の都合の良い時点で、
任意に再生して情報を得ることが出来る。
【0011】また、請求項7に記載の発明においては、
受信可能な交通情報を放送時刻順に順次録音し、使用者
によって録音内容の再生が指令されると、その時点にお
ける最新の交通情報を再生するように構成している。な
お、上記の構成は、例えば後記図3の実施の形態に相当
する。上記のように構成したことにより、交通情報を順
次録音し、使用者が必要とするときに最新の情報を再生
するように構成したことにより、任意の時期に最新の交
通情報を容易に入手することが可能になる。
【0012】
【発明の効果】本発明においては、使用者は交通情報の
受信を指令するだけで、最も近い時間に放送される交通
情報を自動的に受信することが出来る。したがって従来
よりも広いエリアで、確実に、効率よく、かつ容易に交
通情報を得ることが出来る、という効果が得られる。
【0013】また、請求項2においては、受信可能な放
送局を効率良く検索することが出来る。また、請求項3
においては、車載装置のように現在位置が広範囲に移動
する場合でも、エリア別の記憶手段を交換する必要がな
く、簡単な操作で必要とする放送エリアを選択すること
が出来る。また、請求項4および請求項5においては、
放送エリアの選択が確実になり、かつ使用者の操作が簡
単になる。
【0014】また、請求項6においては、交通情報を録
音しておき、使用者の都合の良い時点で、任意に再生し
て情報を得ることが出来る。また、請求項7において
は、使用者が任意の時期に最新の交通情報を容易に入手
することが可能になる、等の効果が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態を示すブロック図である。図1において、1は制御部
(例えば車載コンピュータまたは専用のハードウエアで
構成)、2は交通情報放送時刻とその放送周波数とを記
録したCD−ROM、3は時計IC、4はAM/FMラ
ジオチューナ、5はAM/FMラジオチューナから出力
される音響信号を増幅するスピーカアンプ、6は使用者
が操作して交通情報の受信を予約するための交通情報予
約スイッチ、7は放送受信用のアンテナ、8はスピーカ
である。なお、図1の装置は、車両に搭載してもよい
し、一般に通常のラジオとして使用することもできる。
【0016】図2は、上記CD−ROM2の記憶内容の
一例を示す図であり、交通情報の放送時刻9と放送局お
よびその放送周波数10が記憶されている。また、この
CD−ROM2の記憶内容は受信できる放送局のエリア
別に設けられており、使用者が当該装置を設置する場所
(または車両が走行している場所)に応じて該当するも
のを用いる。例えば、固定の場所で使用する場合には、
当該使用場所に対応した1個のCD−ROMでよいし、
車載装置のように使用場所が移動する場合には、複数の
CD−ROMを走行場所に応じて使用者が取り替えて用
いるようにする。なお、図2は、エリアが東京近県(東
京、神奈川、千葉、埼玉)の例を示している。
【0017】次に作用を説明する。図1において、使用
者が交通情報予約スイッチ6を操作して予約信号を制御
部1に送ると、制御部1は時計IC3から現在時刻を読
み込み、CD−ROM2から交通情報の放送される時刻
9を検索しながら最も近未来に放送予定の放送局とその
放送周波数10とを読み出す。そして読み出した放送時
刻と現在時刻とを比較し、読み込んだ放送時刻と同時刻
もしくは一定時間前になった時に、読み込んだ放送周波
数へチューニングするための信号をラジオチューナ4へ
送る。それによってラジオチューナ4は当該放送局にチ
ューニングされ、当該交通情報を受信してスピーカアン
プ5を介してスピーカ8から音声として使用者へ提供す
る。
【0018】上記のように、図1の装置においては、交
通情報予約スイッチ6を操作するだけで、最も近い時間
に放送される交通情報を自動的に受信することが出来る
ので、使用者は従来よりも広いエリアで、確実に、効率
よく、かつ容易に交通情報を得ることが出来る。
【0019】次に、図3は本発明の第2の実施の形態を
示すブロック図である。図3において、11は制御部
(例えば車載コンピュータまたは専用のハードウエアで
構成)、12は交通情報放送時刻とその放送局周波数と
を記録したROM、13はGPS(Global Positioning
System)受信機、14はラジオチューナ、15は音響
信号を増幅するスピーカアンプ、16は使用者が操作し
て最新の交通情報を再生するための最新交通情報スイッ
チ、17は放送受信用のアンテナ、18はスピーカ、1
9はテープレコーダ、20は使用者が操作して放送局の
エリアを選択するためのエリア選択スイッチ、21はそ
の時点で設定されているエリアを表示する表示器(液晶
表示器等)である。
【0020】なお、図3の装置は、一般に通常のラジオ
として使用することもできるが、車両等の移動体に搭載
して使用するのに適している。
【0021】図4は、上記ROM12の記憶内容の一例
を示す図であり、交通情報の放送時刻22と放送局およ
びその放送周波数23の情報が複数のエリア別に設けら
れている。すなわち、24は東京近県エリア(東京、神
奈川、千葉、埼玉)、24’は長野エリア、24”は静
岡エリアであり、それぞれのエリア内で受信できる放送
局とその交通情報放送時刻の情報が記憶されている。
【0022】次に作用を説明する。図3において、制御
部11は、ROM12内に記憶された複数の放送エリア
のうち現在設定されているエリアを表示器21に表示す
る。使用者は表示されているエリアが現在位置に適応し
ているか否かを判断し、エリア選択スイッチ20を操作
して現在位置に該当するエリアを選択する。この操作
は、例えばエリア選択スイッチ20がオンにされる毎
に、予め定められた順序でエリアを順次変更するように
すればよい。また、制御部11は、GPS受信機13で
受信した現在時刻を読み込み、ROM12から現在選択
されている放送エリア内で、交通情報の放送される時刻
22を検索しながら最も近未来に放送予定の放送局とそ
の放送周波数23とを読み出す。そして読み出した放送
時刻と現在時刻とを比較し、読み込んだ放送時刻と同時
刻もしくは一定時間前になった時に、読み込んだ放送周
波数へチューニングするための信号をラジオチューナ1
4へ送り、かつテープレコーダ19へ録音開始信号を送
る。それによってラジオチューナ14は当該放送局にチ
ューニングされ、当該交通情報を受信してテープレコー
ダ19へ送り、テープレコーダ19はその放送を録音す
る。一定時間後に録音が終了すると、制御装置11は次
の交通情報放送の検索を行ない、順次テープレコーダ1
9に録音させる。
【0023】上記の状態で、使用者が最新交通情報スイ
ッチ16を操作すると、制御装置11がテープレコーダ
19を制御して最新(最後に録音された)の交通情報を
再生し、スピーカアンプ15を介してスピーカ18から
音声出力する。
【0024】上記のように第2の実施の形態において
は、テープレコーダに交通情報を順次録音し、使用者が
必要とするときに最新のものを再生するように構成した
ことにより、任意の時期に最新の交通情報を容易に入手
することが可能になる。また、複数の放送エリアを記憶
したROMとエリア選択スイッチと表示器を設け、放送
エリアを切り換え可能にしたことにより、車載装置のよ
うに現在位置が広範囲に移動する場合でも、エリア別の
ROMを交換する必要がなく、簡単な操作で必要とする
放送エリアを設定することが出来る。また、計時機能を
GPS信号に含まれる時刻データとしたことにより、時
刻の調整操作が不要となり、計時精度も向上させること
が出来る。
【0025】なお、第2の実施の形態においては、複数
の放送エリアの選択機能と録音機能との両方を設けた例
を示しているが、第1の実施の形態の一部と第2の実施
の形態の一部とをそれぞれ組み合わせることもできる。
例えば、(1)放送エリアの選択は第1の実施の形態の
ように単一放送エリアのCD−ROMを用い、それと第
2の実施の形態の録音機能とを組み合わせたもの、
(2)第2の実施の形態で、録音機能を設けず、放送エ
リアを選択する機能のみを設けたもの、のごとき構成で
もよい。
【0026】次に、図5は本発明の第3の実施の形態を
示すブロック図である。図5において、25は制御部
(例えば車載コンピュータまたは専用のハードウエアで
構成)、26は交通情報放送時刻とその放送周波数とを
記録したCD−ROM、27は現在時刻を入力する時計
IC、28はラジオチューナ、29は音響信号を増幅す
るスピーカアンプ、30は使用者が操作して交通情報の
受信を予約するための交通情報予約スイッチ、31は放
送受信用のアンテナ、32はスピーカ、33は受信感度
検出部である。ラジオチューナ28の出力はスピーカア
ンプ29と受信感度検出部33との両方に送られ、受信
感度検出部33の出力は制御部25へ送られる。
【0027】なお、図5の装置は、一般に通常のラジオ
として使用することもできるが、車両等の移動体に搭載
して使用するのに適している。
【0028】図6は、上記CD−ROM26の記憶内容
の一例を示す図であり、交通情報の放送時刻34と放送
局およびその放送周波数35の情報が複数のエリア別に
設けられている。すなわち、36は東京近県エリア(東
京、神奈川、千葉、埼玉)、36’は長野エリア、3
6”は静岡エリアであり、それぞれのエリア内で受信で
きる放送局とその交通情報放送時刻の情報が記憶されて
いる。
【0029】次に作用を説明する。図5において、制御
部25は、ラジオチューナ28の受信周波数を変化さ
せ、受信感度検出部33で受信感度レベルを検出して感
度良く受信できる周波数を認識し、各放送エリア毎の受
信可能周波数データと比較することにより、現在位置が
CD−ROM26に記憶されている各放送エリアのう
ち、どのエリアに存在するかを判断し、当該エリアを選
択する。そして交通情報予約スイッチ30が操作されて
その信号が入力されると、制御部25は、時計IC27
から現在時刻を読み込み、CD−ROM26から現在選
択されている放送エリア内で、交通情報の放送される時
刻34を検索しながら最も近未来に放送予定の放送局と
その放送周波数35とを読み出す。そして読み出した放
送時刻と現在時刻とを比較し、読み込んだ放送時刻と同
時刻もしくは一定時間前になった時に、読み込んだ放送
周波数へチューニングするための信号をラジオチューナ
28へ送る。それによってラジオチューナ28は当該放
送局にチューニングされ、当該交通情報を受信し、スピ
ーカアンプ29を介してスピーカ32から音声出力す
る。
【0030】また、AM1620kHzの交通情報専用
放送が受信可能放送局として選択された場合には、交通
情報予約スイッチ30が操作されると、制御部25はA
M1620kHzへのチューニング制御を直ちに行な
い、その放送を受信する。
【0031】上記のように第3の実施の形態において
は、現在位置に対応した放送エリアを自動的に検出して
CD−ROMに記憶されている放送エリアの選択を行な
うので、エリアの選択が確実になり、かつ使用者の操作
が簡単になる。また、AM1620kHzの交通情報専
用放送の受信に関しても、交通情報予約スイッチを操作
しておけば、上記放送の受信可能区域に入ると、自動的
に選択されて受信するので、使用者が掲示板等の情報か
ら受信可能区域であることを判断して操作する必要がな
く、操作が簡単になり、かつ確実に受信することが出来
る。例えば、本実施の形態の装置を車載した場合、高速
道路を走行中に、AM1620kHzの交通情報専用放
送の受信可能区域付近において交通情報予約スイッチを
操作すれば、車両が受信可能区域に入ると同時に自動的
にAM1620kHzの交通情報専用放送が受信され
る。したがって使用者は受信可能区域内であるか否かを
正確に認識していなくても適当な場所で交通情報予約ス
イッチを操作しておけば、確実に交通情報を受信するこ
とが出来ることになる。
【0032】なお、第3の実施の形態における放送エリ
アの自動選択機能と第2の実施の形態における録音機能
とを組み合わせることもできる。
【0033】次に、図7は本発明の第4の実施の形態を
示すブロック図である。図7において、37は制御部
(例えば車載コンピュータまたは専用のハードウエアで
構成)、38は交通情報放送時刻とその放送局周波数と
を記録したCD−ROM、39は現在時刻を入力する時
計IC、40はラジオチューナ、41は音響信号を増幅
するスピーカアンプ、42は使用者が操作して交通情報
の受信を予約するための交通情報予約スイッチ、43は
放送受信用のアンテナ、44はスピーカ、45はナビゲ
ーション制御部である。このナビゲーション制御部45
は、例えば車載用のナビゲーション装置であり、車両の
現在位置を検出する装置である。
【0034】なお、図7の装置は、一般に通常のラジオ
として使用することもできるが、車両等の移動体に搭載
して使用するのに適している。
【0035】図8は、上記CD−ROM38の記憶内容
の一例を示す図であり、交通情報の放送時刻46と放送
局およびその放送周波数47の情報が複数のエリア別に
設けられている。すなわち、48は東京近県エリア(東
京、神奈川、千葉、埼玉)、48’は長野エリア、4
8”は静岡エリアであり、それぞれのエリア内で受信で
きる放送局とその交通情報放送時刻の情報が記憶されて
いる。
【0036】次に作用を説明する。図7において、ナビ
ゲーション制御部45は現在位置(例えば車両の現在位
置)情報を検出し、その結果を制御部37へ送る。制御
部37は上記の現在位置情報に基づいてCD−ROM3
8に記憶されている放送エリアのうちから現在位置に対
応する放送エリアを選択する。そして交通情報予約スイ
ッチ42が操作されてその信号が入力されると、制御部
37は、時計IC39から現在時刻を読み込み、CD−
ROM38から現在選択されている放送エリア内で、交
通情報の放送される時刻46を検索しながら最も近未来
に放送予定の放送局とその放送周波数47とを読み出
す。そして読み出した放送時刻と現在時刻とを比較し、
読み込んだ放送時刻と同時刻もしくは一定時間前になっ
た時に、読み込んだ放送周波数へチューニングするため
の信号をラジオチューナ40へ送る。それによってラジ
オチューナ40は当該放送局にチューニングされ、当該
交通情報を受信し、スピーカアンプ40を介してスピー
カ41から音声出力する。
【0037】また、AM1620kHzの交通情報専用
放送が受信可能放送局として選択された場合には、交通
情報予約スイッチ42が操作されると、制御部37はA
M1620kHzへのチューニング制御を直ちに行な
い、その放送を受信する。
【0038】上記のように第4の実施の形態において
は、ナビゲーション装置によって現在位置を検出し、そ
の位置に対応した放送エリアを自動的に検出してCD−
ROMに記憶されている放送エリアの選択を行なうの
で、エリアの選択が確実になり、かつ使用者の操作が簡
単になる。
【0039】また、AM1620kHzの交通情報専用
放送の受信に関しても、交通情報予約スイッチを操作し
ておけば、上記放送の受信可能区域に入ると、自動的に
選択されて受信するので、使用者が掲示板等の情報から
受信可能区域であることを判断して操作する必要がな
く、操作が簡単になり、かつ確実に受信することが出来
る。
【0040】なお、第4の実施の形態におけるナビゲー
ション装置による放送エリアの自動選択機能と第2の実
施の形態における録音機能とを組み合わせることもでき
る。また、第1〜第4の実施の形態において、時刻の計
測手段としては時計ICとGPS信号に含まれる時刻デ
ータとの何れを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】CD−ROM2に記憶されている交通情報の放
送時刻と放送局およびその放送周波数の一例を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図4】ROM12に記憶されている交通情報の放送時
刻と放送局およびその放送周波数の一例を示す図。
【図5】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図6】CD−ROM26に記憶されている交通情報の
放送時刻と放送局およびその放送周波数の一例を示す
図。
【図7】本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図8】CD−ROM38に記憶されている交通情報の
放送時刻と放送局およびその放送周波数の一例を示す
図。
【符号の説明】
1…制御部 2…CD−R
OM 3…時計IC 4…AM/F
Mラジオチューナ 5…アンプ 6…交通情報
予約スイッチ 7…放送受信用のアンテナ 8…スピーカ 9…交通情報の放送時刻 10…放送局お
よびその放送周波数 11…制御部 12…ROM 13…GPS受信機 14…ラジオ
チューナ 15…アンプ 16…最新交
通情報スイッチ 17…放送受信用のアンテナ 18…スピー
カ 19…テープレコーダ 20…エリア
選択スイッチ 21…表示器 22、34、46…交通情
報の放送時刻 23、35、47…放送局およびその放送周波数 24、36、48…東京近県エリア 24’、3
6’、48’…長野エリア 24”、36”、48”…静岡エリア 25…制御部 26…CD−ROM 27…時計I
C 28…ラジオチューナ 29…アンプ 30…交通情報予約スイッチ 31…放送受
信用のアンテナ 32…スピーカ 33…受信感
度検出部 37…制御部 38…CD−
ROM39…時計IC 40…
ラジオチューナ 41…アンプ 42…交通情
報予約スイッチ 43…放送受信用のアンテナ 44…スピー
カ 45…ナビゲーション制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジオ放送における交通情報の放送時刻と
    当該放送周波数とを記憶している記憶手段と、 時刻を与える計時手段と、 ラジオ放送を選択して受信するチューナと、 使用者の操作によって交通情報の受信を指令する指令手
    段と、 上記指令手段の指令を受けると、上記計時手段から現在
    時刻を読み込み、上記記憶手段から交通情報の放送され
    る時刻を検索しながら最も近未来に放送予定の放送時刻
    と当該放送周波数を読み出し、読み込んだ放送時刻に合
    わせて、読み込んだ放送周波数に上記チューナをチュー
    ニングする制御手段と、を備え、自動的に交通情報を受
    信することを特徴とする交通情報受信装置。
  2. 【請求項2】上記記憶手段は、交通情報の放送を行なう
    放送局を受信可能なエリア毎に区分けして、その放送時
    刻と当該放送周波数とを記憶しているものであり、 上記エリアを切り換える手段を備え、現在位置に応じて
    上記エリアを切り換えて、受信可能な放送を検索するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の交通情報受信装置。
  3. 【請求項3】上記エリアを切り換える手段は、使用者の
    操作によって入力する信号に応じて上記エリアを切り換
    えるものである、ことを特徴とする請求項2に記載の交
    通情報受信装置。
  4. 【請求項4】上記エリアを切り換える手段は、上記チュ
    ーナの受信レベルに基づいて受信可能なエリアを判別
    し、その結果によって上記エリアを切り換えるものであ
    る、ことを特徴とする請求項2に記載の交通情報受信装
    置。
  5. 【請求項5】上記エリアを切り換える手段は、車両用の
    ナビゲーション装置で検出した車両の現在位置に応じて
    上記エリアを切り換えるものである、ことを特徴とする
    請求項2に記載の交通情報受信装置。
  6. 【請求項6】受信した交通情報を録音する録音手段と、 使用者の操作によって録音内容の再生を指令する手段
    と、を備え、受信した交通情報を録音しておき、使用者
    の操作によって任意の時期に交通情報の再生を可能にし
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記
    載の交通情報受信装置。
  7. 【請求項7】受信可能な交通情報を放送時刻順に順次録
    音し、使用者の操作によって録音内容の再生が指令され
    ると、その時点における最新の交通情報を再生する手段
    を備えたことを特徴とする請求項6に記載の交通情報受
    信装置。
JP31071996A 1996-11-21 1996-11-21 交通情報受信装置 Pending JPH10154966A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002344403A (ja) * 2001-05-16 2002-11-29 Mitsubishi Electric Corp 情報ブラウズ装置、情報ブラウズ方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2004533779A (ja) * 2001-06-05 2004-11-04 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション ブロードキャスト・ベースのデータ配信環境におけるデータ・ソース・ハンドオフ

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JP2004533779A (ja) * 2001-06-05 2004-11-04 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション ブロードキャスト・ベースのデータ配信環境におけるデータ・ソース・ハンドオフ

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