JPH10154828A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH10154828A
JPH10154828A JP33025196A JP33025196A JPH10154828A JP H10154828 A JPH10154828 A JP H10154828A JP 33025196 A JP33025196 A JP 33025196A JP 33025196 A JP33025196 A JP 33025196A JP H10154828 A JPH10154828 A JP H10154828A
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JP
Japan
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chip
light
substrate
semiconductor device
emitting element
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JP33025196A
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English (en)
Inventor
Koichi Ikeda
孝市 池田
Hiroshi Miyagi
弘 宮城
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T I F KK
Original Assignee
T I F KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップの面積を大きくすることなくノイズの
発生を防止しつつ、チップと基板との間でやり取りされ
る信号線の数を増やした半導体装置。 【解決手段】 半導体装置は、チップ1とチップ1を保
護するためのパッケージ部材2からなる。チップ1は、
p−Si基板3の上面に形成された半導体素子4と、p
−Si基板3の下面に形成された半導体レーザ5あるい
はフォトダイオードとで構成される。半導体レーザ5は
基板面に垂直な方向に光を出射する面発光型レーザであ
る。半導体素子4の出力端子は半導体レーザ5の電極と
接続され、入力端子はフォトダイオードの電極と接続さ
れている。チップ1の半導体レーザ5やフォトダイオー
ドが形成された面に対向してパッケージ部材2が配置さ
れる。パッケージ部材2には、チップ1の半導体レーザ
5に対向してフォトダイオードが、チップ1のフォトダ
イオードに対向して半導体レーザ5が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ上に
形成されたチップと基板とを接続して構成される半導体
装置に関し、パッケージングされたLSIや、複数のチ
ップが実装されたプリント配線板などを対象とする。
【0002】
【従来の技術】最近の電子機器は、小型化やコスト削減
を図るために、多機能のLSIを用いて開発されること
が多い。多機能のLSIを用いると、プリント配線板上
に実装される部品数を削減できるため、プリント配線板
のパターン設計が容易になり、設計開発に要する時間を
短縮することも可能となる。
【0003】この種の通常のLSIは、半導体ウエハか
ら切り出されたベアチップをパッケージ部材で覆った構
造をしており、ベアチップのパッドとパッケージ部材の
パッドとはボンディングワイヤにより接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、LSIの機
能が複雑になるに従って、LSIのベアチップのパッド
数が増え、場合によっては、何百ものパッドが必要にな
ることがある。従来のベアチップのパッドは、チップの
外周近傍に1列あるいは千鳥状に形成されており、パッ
ドの数を増やすのにも限界がある。また、パッドの数が
増えると、ボンディングワイヤの数が増えるだけでな
く、チップ上の配線も複雑になり、ノイズによる影響を
受けやすくなる。特に、最近のLSIは高速のクロック
で動作することが多く、隣接信号間で信号の漏れ(クロ
ストーク)が生じやすい。
【0005】一方、LSIのパッケージ部材には、各パ
ッドに対応して外部接続端子(例えば、リードやバンプ
など)が設けられているが、これら外部接続端子はパッ
ドよりも面積が大きいため、パッドの数が多くなると、
それに応じてパッケージ部材の面積を大きくせざるを得
ない。また、パッドの数が増えると、パッケージ部材内
部の配線が複雑になり、ノイズや断線等の障害が起きや
すくなる。
【0006】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、チップ面積を大きくするこ
となく、かつノイズの発生を防止しつつ、チップと基板
との間でやり取りされる信号線の数を増やすことができ
る半導体装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の半導体装置は、チップと基板の双方
に発光素子あるいは受光素子を形成し、チップと基板間
で光による信号電送を行う。したがって、チップと基板
とをボンディングワイヤなどにより物理的に接続する必
要がなくなり、配線領域が軽減される分、高密度実装が
可能となる。
【0008】請求項2の半導体装置は、チップと基板の
対向配置された面に発光素子および受光素子を形成する
ため、発光素子から出射された光を確実に、対応する受
光素子で受光することができ、信号の電送ミスが起きな
くなる。
【0009】請求項3の半導体装置は、チップとパッケ
ージ部材との間で光による信号電送を行う。したがっ
て、チップの入出力端子(電極)の数が増えても、パッ
ケージ部材のサイズを大きくすることなく、チップとパ
ッケージ部材間で信号をやり取りできるようになる。
【0010】請求項4の半導体装置は、チップ上の電極
の中には光による信号電送に向かないものがあることを
考慮に入れて、一部の電極のみ光による信号電送を行
い、その他の電極は電気信号による信号電送を行う。
【0011】請求項5の半導体装置は、データ端子など
の双方向にデータが流れる電極については、電極ごとに
発光素子と受光素子が必要となることを考慮に入れ、こ
れら電極は光でなく電気信号で信号電送を行う。
【0012】請求項6の半導体装置は、データ端子など
の双方向にデータが流れる電極については、各電極ごと
に発光素子と受光素子を形成し、双方向にデータが流れ
る電極についても光による信号電送が行えるようにす
る。
【0013】請求項7の半導体装置は、ベアチップある
いはパッケージングされたチップとプリント配線板との
間で光による信号電送を行う。このため、プリント配線
板上には、チップを実装する前に、予め発光素子や受光
素子を実装しておく。
【0014】請求項8の半導体装置は、化合物半導体薄
膜を利用して形成された半導体レーザを発光素子として
用いる。
【0015】請求項9の半導体装置は、発光ダイオード
を発光素子として利用するため、製造コストを下げるこ
とができる。
【0016】請求項10の半導体装置は、チップの素子
形成面側に発光素子と受光素子を形成するため、チップ
の素子形成面を下にした状態で基板に実装することがで
きる。
【0017】請求項11の半導体装置は、チップの素子
形成面と反対の面側に発光素子と受光素子を形成するた
め、チップの素子形成面を上にした状態で基板に実装す
ることができる。
【0018】請求項12の半導体装置は、チップの外側
面に発光素子を形成して外側面から放射状に光を放射さ
せるため、チップの外側面に対向させて基板を配置すれ
ば、チップと基板間で光による信号電送を行うことがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した半導体装
置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0020】図1(a)は半導体装置の一部を構成する
チップ1の一実施形態の断面図、図1(b)はチップ1
を保護するためのパッケージ部材2の断面図であり、こ
れらチップ1とパッケージ部材2によって半導体装置が
構成される。図1(a)に示すチップ1は、シリコン基
板上に化合物半導体薄膜を加熱接着して半導体レーザや
受光素子を形成し、シリコン電子回路とチップ外部との
信号のやり取りを光で行うものである。
【0021】図1(a)は、シリコン基板としてp−S
i基板3を用いた例を示している。p−Si基板3上に
は、トランジスタやダイオードなどの多数の半導体素子
4が形成され、各半導体素子4の出力電極には半導体レ
ーザ5が、入力電極にはフォトダイオードがそれぞれ一
体に形成されている。なお、図1(a)は一例として半
導体レーザ5の構造を示しており、フォトダイオードに
ついては後述する図1(b)と構造が同じであるため省
略している。
【0022】これら半導体レーザ5やフォトダイオード
は、トランジスタ等の半導体素子4が形成される面の反
対側の面に沿って形成され、半導体レーザ5からは図示
の矢印の向きに所定の波長の光が出射される。
【0023】図1(a)に示す半導体レーザ5は、p−
Si基板3に対して垂直方向に光を出射する面発光型レ
ーザと呼ばれるものである。図示のInGaAsP層6
が光を発生する活性層であり、その両側には光を閉じこ
めるための反射鏡の役目をするMgOミラー層7とSi
2 ミラー層8が形成されている。また、InGaAs
P層6の周囲には、p−InPクラッド層9、n−In
Pクラッド層10、p−InPブロッキング層11、n
−InPクラッド層12からなるPNPN電流狭窄層が
形成されている。また、SiO2 ミラー層8の中央部に
は孔8aが形成され、この孔8aから出力された光は、
後述するように、対向配置されたパッケージ部材2のフ
ォトダイオードにより受光される。
【0024】上述したPNPN電流狭窄層の上面には、
p−GaInAsPキャップ層13およびSiO2 層1
4を介してp側電極層15が形成され、このp側電極層
15はその上面に形成された半導体素子4のドレイン電
極16と導通している。これにより、半導体レーザ5か
らは、ドレイン電極16の電位に応じた強度の光が出射
される。また、チップ1の素子形成面の反対側の面に
は、n側電極層17が形成されており、n側電極層17
とp側電極層15との間の電位差により半導体レーザ5
から出射される光の強度が調整される。
【0025】一方、図1(b)に示すパッケージ部材2
は、チップ1上に形成された半導体レーザ5やフォトダ
イオードに対向する位置に配置され、チップ1の半導体
レーザ5に対向する位置にはフォトダイオード18が、
チップ1のフォトダイオードに対向する位置には半導体
レーザが配置されている。なお、図1(b)ではフォト
ダイオード18の構造を示しており、半導体レーザは図
1(a)と構造が同じのため省略している。
【0026】パッケージ部材2に形成されたフォトダイ
オード18は、図1(b)に示すように、p+ 層19、
- 層20およびn+ 層21からなるPIN構造をして
おり、p- 層20は絶縁層として作用する。パッケージ
部材2の上面には円環状のn側電極22が形成され、下
面にはp側電極23が形成されている。図示のフォトダ
イオードは、n側電極22で囲まれた領域に照射された
光を検出するような構造になっており、光の照射面には
量子効率の向上を図るため反射防止膜(AR膜)24が
コーティングされている。また、n側電極22の外側領
域には、表面リーク電流を防ぐためのp+ 層25が形成
されている。
【0027】図1(b)のような構造のフォトダイオー
ド18に逆バイアスをかけた状態で、反射防止膜24に
光を照射すると、照射された光はp- 層20に到達し、
-層20内の電子を伝導帯に励起し、正孔を価電子帯
につくり出す。励起された電子は正電位のN側領域に、
正孔は負電位のP側領域に移動し、これにより光の強度
に応じた電流が発生される。
【0028】図2は本実施形態のチップ1の外観を示す
斜視図である。チップ1は、外部からの信号が入力され
るレシーバと、外部に信号を出力するドライバと、外部
と双方向に信号をやり取りする双方向バッファを備えて
おり、チップ1の上面には、これらレシーバ、ドライバ
および双方向バッファに対応して、レシーバ形成領域1
01、ドライバ形成領域102、双方向バッファ形成領
域103が設けられている。また、チップ1の下面側に
は、レシーバ形成領域101に対応してフォトダイオー
ドが、ドライバ形成領域102に対応して半導体レーザ
5が、双方向バッファ形成領域103に対応してフォト
ダイオードおよび半導体レーザが形成されている。ま
た、チップ1の上面には、多数のパッドが形成された領
域104が設けられ、これらパッドはボンディングワイ
ヤなどを介して物理的にパッケージ部材2と接続され
る。この領域104に形成される端子としては、例え
ば、電流が多く流れる電源端子や接地端子、あるいは高
周波で動作するクロック端子などが考えられる。
【0029】なお、チップ1に半導体レーザとフォトダ
イオードの双方を形成すると構造が複雑になることか
ら、半導体レーザとフォトダイオードのいずれか一方の
みをチップ1に形成してもよい。例えば図3(a)は、
レシーバが形成される領域105の下面側にフォトダイ
オードを形成し、ドライバに対しては領域106にパッ
ドを形成してボンディングワイヤ等により物理的にパッ
ケージ部材2と接続する例を示す。これに対して図3
(b)は、ドライバの形成領域である領域107に半導
体レーザを形成し、レシーバに対しては領域108にパ
ッドを形成する例を示す。
【0030】図4は図1(a)に示したチップ1の一部
を構成する半導体レーザ5の製造工程の概略を示す図で
ある。なお、この図では、図1(a)とは上下を逆にし
て表している。
【0031】まず、図4(a)に示すように、p−Si
基板3上にp側電極となるAu層(p側電極層15)を
形成し、その上面にSiO2 層14、p−GaInAs
Pキャップ層13を順に形成する。次に、図4(b)に
示すように、SiO2 層14およびp−GaInAsP
キャップ層13の一部をエッチングにより除去し、除去
した部分に図4(c)に示すように、MgOミラー層7
を形成し、その上面にp−InPクラッド層9を形成す
る。
【0032】次に図4(d)に示すように、p−InP
クラッド層9の一部をマスクしてGaInAsP層6を
形成する。次に図4(e)に示すように、n−InPク
ラッド層10、p−InPブロッキング層11、n−I
nPクラッド層12、n側電極層17を順に形成した
後、光が通過するようにn側電極層17の一部を除去
し、除去した部分に図1(a)に示すようにSiO2
ラー層を形成する。
【0033】このように、本実施形態のチップ1は、p
−Si基板3上に化合物半導体薄膜を熱圧着して半導体
レーザ5やフォトダイオードを形成し、p−Si基板3
上に形成された半導体素子4の入出力端子(電極)を半
導体レーザ5やフォトダイオードと直結したため、半導
体素子4と外部との信号のやり取りを光で行うことがで
きる。したがって、チップ1を収納するパッケージ部材
2に半導体レーザ5やフォトダイオードを形成すれば、
チップ1とパッケージ間で非接触で信号をやり取りで
き、従来のようにボンディングワイヤなどを介してチッ
プ1とパッケージ部材2とを物理的に接続する必要がな
くなり、配線領域が不要になる分、信号線の数を増やす
ことができる。特に、半導体レーザ5やフォトダイオー
ドは、微細加工プロセスにより形成されるため、高密度
に形成でき、入出力端子数の数が多い高機能LSIなど
のチップ1に対しても、小サイズのパッケージ部材2に
無理なく収納できるようになる。
【0034】また、本実施形態の半導体装置は、半導体
素子4の直下に半導体レーザ5やフォトダイオードを形
成するため、従来のようにチップ1の外周側にパッドを
形成するよりもチップ1の配線領域の構造を簡略化する
ことができる。さらに、光は混信が起きないため、半導
体レーザ5やフォトダイオードを密着配置してもノイズ
による影響は受けない。
【0035】図1(a)では、p−Si基板3の下面、
すなわち半導体素子4の形成面の反対側の面から光を出
射する例を説明したが、半導体素子4の形成面側に半導
体レーザやフォトダイオードを形成し、この面をパッケ
ージ部材2に対向配置させて両者を接合してもよい。
【0036】また、図2では、レシーバやドライバ等を
それぞれ別領域に形成する例を示したが、チップ1上の
レイアウトは任意に変更可能であり、例えば、チップ1
の外周に沿ってレシーバやドライバを形成してもよい。
また、所定の周波数以上の信号が流れる端子のみ光で信
号電送したり、逆に所定の周波数未満の信号が流れる端
子のみ光で信号電送してもよい。
【0037】また、図1では、チップ1とパッケージ部
材2間の信号電送を光で行う例を説明したが、パッケー
ジ部材2とプリント配線板間、あるいはパッケージ部材
2を設けずに実装する場合にはチップ1とプリント配線
板間の信号電送を光で行ってもよい。この場合は、チッ
プ1あるいはパッケージ部材2に形成された半導体レー
ザに対応してプリント配線板にフォトダイオードを形成
し、チップ1あるいはパッケージ部材2に形成されたフ
ォトダイオードに対応してプリント配線板に半導体レー
ザを形成する必要がある。
【0038】図5はプリント配線板への実装を説明する
図である。この図は、図1(a)と同じ構造のチップ1
をパッケージングすることなくプリント配線板110上
に実装する例を示している。プリント配線板110上の
チップ1の実装箇所には、チップ1に形成された半導体
レーザに対応してフォトダイオード111が、フォトダ
イオードに対応して半導体レーザ112が実装されてい
る。チップ1を実装する場合には、プリント配線板11
0上の半導体レーザ112やフォトダイオード111の
実装位置を基準としてチップ1の位置決めを行う。チッ
プ1のプリント配線板110への固定は、従来同様にボ
ンディングなどで行えばよい。
【0039】上述した図1(a)では、基板面に垂直に
光を出射する面発光型レーザを用いる例を説明したが、
図6に概略を示すように、基板面に平行に光を出射する
半導体レーザ5を用いて半導体装置を構成してもよい。
このような半導体レーザ5を用いた場合には、チップ1
の外側面に半導体レーザ5を形成して放射状に光を放射
させ、チップ1の外側面に対向配置されたパッケージ部
材2にフォトダイオードを形成すればよい。
【0040】また、半導体レーザを形成する代わりに発
光ダイオードを形成してもよい。図7は、基板面に垂直
に光を出射する発光ダイオードの構造を示す図である。
図示のように、化合物半導体薄膜を材料とする点で半導
体レーザと共通するため、同様のプロセスで形成するこ
とができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、チップと基板の双方に、発光素子あるいは受光素
子を形成して光信号により信号の送受を行うため、チッ
プと基板とをボンディングワイヤやバンプを用いて物理
的に接続する必要がなくなり、従来よりもはるかに高密
度に信号のやり取りを行える。したがって、入出力信号
の数が非常に多い高機能LSIのチップも無理なくパッ
ケージ部材に収納できる。
【0042】また、本発明は、チップと基板間の信号電
送を光で行うため、従来のように電気信号で信号の送受
を行うよりも、はるかに高速に信号を電送できる。ま
た、光信号は、電気信号と異なり、混信が起きないた
め、ノイズによる影響を受けなくなる。
【0043】また、例えばチップとパッケージ部材との
間の信号電送を光で行っても、パッケージ部材とプリン
ト配線板との信号電送は従来と同様に電気信号で行える
ため、従来と同様の手法でプリント配線板に実装でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は半導体装置の一部を構成するチップの
断面図、(b)はパッケージ部材の断面図である。
【図2】本実施形態のチップの外観を示す斜視図であ
る。
【図3】(a)はフォトダイオードのみが形成されたチ
ップの斜視図、(b)は半導体レーザのみが形成された
チップの斜視図である。
【図4】チップの一部を構成する半導体レーザの製造工
程の概略を示す図である。
【図5】プリント配線板への実装を説明する図である。
【図6】基板面に平行に光を出射する半導体レーザの概
略を示す図である。
【図7】基板面に垂直の方向に光を出射する発光ダイオ
ードの断面図である。
【符号の説明】
1 チップ 2 パッケージ部材 3 p−Si基板 4 半導体素子 5 半導体レーザ 6 InGaAsp層 7 MgOミラー層 8 SiO2 ミラー層 18 フォトダイオード

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハから切り出されたチップが
    実装された基板を備えた半導体装置において、 前記チップは、前記チップ上の電極のそれぞれに対応し
    て形成された複数の発光素子あるいは受光素子を備え、 前記基板は、前記複数の発光素子あるいは受光素子のそ
    れぞれに対応して形成された複数の発光素子あるいは受
    光素子を備え、 前記チップと前記基板との間で光による信号電送を行う
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記発光素子および前記受光素子は、前記チップおよび
    前記基板の対向配置された面に形成され、前記発光素子
    に対向して前記受光素子が形成され、前記受光素子に対
    向して前記発光素子が形成されることを特徴とする半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記基板は、前記チップを収納するパッケージ部材であ
    り、前記パッケージ部材には、他の基板に実装するため
    の複数の外部接続端子が形成され、それぞれの外部接続
    端子は前記基板に形成された前記発光素子あるいは前記
    受光素子と接続されることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記チップ上の電極のうち、少なくとも電源電極および
    接地電極を含む一部の電極については、前記発光素子お
    よび前記受光素子を介することなく、前記基板上に対応
    して形成された電極と導電性材料を介して接続されるこ
    とを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記チップ上の電極のうち、双方向に信号が流れる電極
    については、前記発光素子および前記受光素子を介する
    ことなく、前記基板上に対応して形成された電極と導電
    性材料を介して接続されることを特徴とする半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記チップ上の電極のうち、双方向に信号が流れる電極
    については、各電極に対応させて、前記チップおよび前
    記基板のそれぞれに前記発光素子および前記受光素子を
    形成することを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記基板はプリント配線板であり、前記チップの前記発
    光素子に対応させて前記プリント配線板に前記受光素子
    を実装し、前記チップの前記受光素子に対応させて前記
    プリント配線板に前記発光素子を実装することを特徴と
    する半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 前記発光素子は、化合物半導体薄膜上に形成された半導
    体レーザであることを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 前記発光素子は、発光ダイオードであることを特徴とす
    る半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 前記発光素子は、前記チップ表面に垂直の方向に光を放
    射する面発光レーザあるいは面発光ダイオードであり、 前記チップの前記発光素子および前記受光素子は、前記
    チップの素子形成面側に形成されることを特徴とする半
    導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 前記発光素子は、前記チップ表面に垂直の方向に光を放
    射する面発光レーザあるいは面発光ダイオードであり、 前記チップの前記発光素子および前記受光素子は、前記
    チップの素子形成面と反対の面側に形成されることを特
    徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜9において、 前記発光素子は、前記チップの外側面に形成され、前記
    チップの外側面から放射状に光を放射することを特徴と
    する半導体装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104201191A (zh) * 2014-08-28 2014-12-10 上海和辉光电有限公司 Amoled结构及其制作方法

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