JPH10153053A - 板ガラス取付構造およびガラス窓 - Google Patents
板ガラス取付構造およびガラス窓Info
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- JPH10153053A JPH10153053A JP8313222A JP31322296A JPH10153053A JP H10153053 A JPH10153053 A JP H10153053A JP 8313222 A JP8313222 A JP 8313222A JP 31322296 A JP31322296 A JP 31322296A JP H10153053 A JPH10153053 A JP H10153053A
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- JP
- Japan
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- glass
- plate glass
- concave groove
- sheet
- mounting structure
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B5/00—Doors, windows, or like closures for special purposes; Border constructions therefor
- E06B5/10—Doors, windows, or like closures for special purposes; Border constructions therefor for protection against air-raid or other war-like action; for other protective purposes
- E06B5/16—Fireproof doors or similar closures; Adaptations of fixed constructions therefor
- E06B5/165—Fireproof windows
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/54—Fixing of glass panes or like plates
- E06B3/58—Fixing of glass panes or like plates by means of borders, cleats, or the like
- E06B3/62—Fixing of glass panes or like plates by means of borders, cleats, or the like of rubber-like elastic cleats
- E06B2003/625—Specific form characteristics
- E06B2003/6258—U-shaped
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
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- E06B3/54—Fixing of glass panes or like plates
- E06B3/58—Fixing of glass panes or like plates by means of borders, cleats, or the like
- E06B3/5807—Fixing of glass panes or like plates by means of borders, cleats, or the like not adjustable
- E06B3/5814—Fixing of glass panes or like plates by means of borders, cleats, or the like not adjustable together with putty or fixed by glue
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Special Wing (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 板ガラスが火災等による熱により軟化したと
しても、被固定部材から抜け落ちにくい板ガラス取付け
構造を、提供することにあり、さらには、防火性能の高
い窓ガラスを提供すること。 【解決手段】 板ガラス2を、前記板ガラス2の周縁部
を受け入れ自在な凹溝部3aを備えた被固定部材3に取
付けるに、前記凹溝部3aに前記板ガラス2が嵌入した
状態で、互いに係合しあって、前記被固定部材3と、前
記板ガラス2周縁部とに、前記板ガラス2が前記凹溝部
3aから抜けるのを防止する一対の係合部3b、5を分
散配設してある
しても、被固定部材から抜け落ちにくい板ガラス取付け
構造を、提供することにあり、さらには、防火性能の高
い窓ガラスを提供すること。 【解決手段】 板ガラス2を、前記板ガラス2の周縁部
を受け入れ自在な凹溝部3aを備えた被固定部材3に取
付けるに、前記凹溝部3aに前記板ガラス2が嵌入した
状態で、互いに係合しあって、前記被固定部材3と、前
記板ガラス2周縁部とに、前記板ガラス2が前記凹溝部
3aから抜けるのを防止する一対の係合部3b、5を分
散配設してある
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板ガラスを、前記
板ガラスの周縁部を受け入れ自在な凹溝部を備えた被固
定部材に取付ける板ガラス取付構造に関し、さらには、
前記板ガラス取付構造を採用したガラス窓に関する。
板ガラスの周縁部を受け入れ自在な凹溝部を備えた被固
定部材に取付ける板ガラス取付構造に関し、さらには、
前記板ガラス取付構造を採用したガラス窓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の板ガラス取付構造として
は、板ガラス2を、前記板ガラス2の周縁部を受け入れ
自在な凹溝部を形成し被固定部材Aに単に嵌入させると
ともに、前記凹溝部3a内にセラミクスファイバー等の
充填材7を充填した後、前記凹溝部3aと前記周縁部と
の間をシーリング材6等でシールするだけの構造が採用
されている(図2参照)。
は、板ガラス2を、前記板ガラス2の周縁部を受け入れ
自在な凹溝部を形成し被固定部材Aに単に嵌入させると
ともに、前記凹溝部3a内にセラミクスファイバー等の
充填材7を充填した後、前記凹溝部3aと前記周縁部と
の間をシーリング材6等でシールするだけの構造が採用
されている(図2参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の板ガラス取付構造は、たとえば、窓ガラスを形成する
場合に、被固定部材、板ガラス、充填材、シーリング材
を順次施工すればよい単純かつ施工性の良い構造ではあ
るものの、板ガラスを凹溝部から引き抜く応力が働いた
場合には、前記板ガラスは凹溝部から比較的抜けやすい
状況にあった。通常は、板ガラスの剛性のために、この
ような応力が前記板ガラス取付構造の凹溝部に働くこと
はないのであるが、火災の発生等により板ガラスが軟化
し、変形しやすくなって、前記板ガラスが自重等によ
り、たわみ変形した際には、前記凹溝部に引張力が働
き、前記応力が生じることがある。火災の発生の際にこ
のような状況が起きると、たわみ変形等により前記板ガ
ラスが被固定部材から抜け落ち、前記板ガラスにより仕
切られている2空間が連通してしまい、火炎が隣接する
空間に類焼してしまい、防災上の問題となる場合もあ
る。ところで、防災上のこのような問題を解消すべく、
熱強化等の手法によって火災の類焼を防止することが試
みられているが、ソーダライムガラス等、軟化点の低い
ガラスは特に、上述の問題点に基づいて防火戸としての
評価が低くなりがちであった。
の板ガラス取付構造は、たとえば、窓ガラスを形成する
場合に、被固定部材、板ガラス、充填材、シーリング材
を順次施工すればよい単純かつ施工性の良い構造ではあ
るものの、板ガラスを凹溝部から引き抜く応力が働いた
場合には、前記板ガラスは凹溝部から比較的抜けやすい
状況にあった。通常は、板ガラスの剛性のために、この
ような応力が前記板ガラス取付構造の凹溝部に働くこと
はないのであるが、火災の発生等により板ガラスが軟化
し、変形しやすくなって、前記板ガラスが自重等によ
り、たわみ変形した際には、前記凹溝部に引張力が働
き、前記応力が生じることがある。火災の発生の際にこ
のような状況が起きると、たわみ変形等により前記板ガ
ラスが被固定部材から抜け落ち、前記板ガラスにより仕
切られている2空間が連通してしまい、火炎が隣接する
空間に類焼してしまい、防災上の問題となる場合もあ
る。ところで、防災上のこのような問題を解消すべく、
熱強化等の手法によって火災の類焼を防止することが試
みられているが、ソーダライムガラス等、軟化点の低い
ガラスは特に、上述の問題点に基づいて防火戸としての
評価が低くなりがちであった。
【0004】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、たとえ、板ガラスが火災等による熱により軟化した
としても、被固定部材から抜け落ちにくい板ガラス取付
け構造を、提供することにあり、さらには、防火性能の
高いガラス窓を提供することにもある。
み、たとえ、板ガラスが火災等による熱により軟化した
としても、被固定部材から抜け落ちにくい板ガラス取付
け構造を、提供することにあり、さらには、防火性能の
高いガラス窓を提供することにもある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の板ガラス取付構造の特徴構成は、板ガラス
を、前記板ガラスの周縁部を受け入れ自在な凹溝部を備
えた被固定部材に取付ける板ガラス取付構造において、
前記凹溝部に前記板ガラスが嵌入した状態で、互いに係
合しあって、前記被固定部材と、前記板ガラス周縁部と
に、前記板ガラスが前記凹溝部から抜けるのを防止する
一対の係合部を分散配設してあることにあり、前記凹溝
部の長手方向に沿った側縁部に、前記凹溝部内に嵌入さ
せる前記板ガラスに近接させる方向に突出する突出部を
設けて、前記凹溝内に板ガラスを嵌入保持させるととも
に、前記凹溝部内に、ガラス接着性の耐火性接着材を充
填してあっても良く、尚、ここでいうガラス接着性の耐
火性接着材には、いわゆるセラミック接着剤を利用する
ことが出来、たとえば、 珪酸ソーダ(Na2O・nSiO2・XH2O) 約15% シリカ (SiO2) 約50% アルミナ (Al2O3) 約35% アルカリ (R2O:Rはアルカリ金属) <2% のもの等を利用することが出来る。
の本発明の板ガラス取付構造の特徴構成は、板ガラス
を、前記板ガラスの周縁部を受け入れ自在な凹溝部を備
えた被固定部材に取付ける板ガラス取付構造において、
前記凹溝部に前記板ガラスが嵌入した状態で、互いに係
合しあって、前記被固定部材と、前記板ガラス周縁部と
に、前記板ガラスが前記凹溝部から抜けるのを防止する
一対の係合部を分散配設してあることにあり、前記凹溝
部の長手方向に沿った側縁部に、前記凹溝部内に嵌入さ
せる前記板ガラスに近接させる方向に突出する突出部を
設けて、前記凹溝内に板ガラスを嵌入保持させるととも
に、前記凹溝部内に、ガラス接着性の耐火性接着材を充
填してあっても良く、尚、ここでいうガラス接着性の耐
火性接着材には、いわゆるセラミック接着剤を利用する
ことが出来、たとえば、 珪酸ソーダ(Na2O・nSiO2・XH2O) 約15% シリカ (SiO2) 約50% アルミナ (Al2O3) 約35% アルカリ (R2O:Rはアルカリ金属) <2% のもの等を利用することが出来る。
【0006】尚、前記被固定部材は、窓ガラス固定用フ
レームに対して板ガラスを取り付け固定するための板ガ
ラス保持部材であってもよい。また、上記目的を達成す
るための本発明のガラス窓の特徴構成は、少なくとも上
端部側に、上記板ガラス取付構造を採用してあることに
ある。
レームに対して板ガラスを取り付け固定するための板ガ
ラス保持部材であってもよい。また、上記目的を達成す
るための本発明のガラス窓の特徴構成は、少なくとも上
端部側に、上記板ガラス取付構造を採用してあることに
ある。
【0007】〔作用効果〕つまり、上述の板ガラス取付
構造によれば、板ガラスが前記凹溝部から抜けようとす
る応力が働いたとしても、前記一対の係合部がその応力
に抗し、前記板ガラスが前記凹溝部から抜けるのを防止
する効果を発揮するのである。そのため、火災等の発生
により、軟化して自重等により変形したとしても、その
変形により前記板ガラス取付構造に働く応力は、前記係
合部の係合力を上回らねば、前記板ガラスを前記凹溝部
から引き抜くのに十分な力とはならないために、前記板
ガラスが、前記凹溝部から抜け落ちるのを防止すること
が出来、火災の類焼を防止することが出来るのである。
構造によれば、板ガラスが前記凹溝部から抜けようとす
る応力が働いたとしても、前記一対の係合部がその応力
に抗し、前記板ガラスが前記凹溝部から抜けるのを防止
する効果を発揮するのである。そのため、火災等の発生
により、軟化して自重等により変形したとしても、その
変形により前記板ガラス取付構造に働く応力は、前記係
合部の係合力を上回らねば、前記板ガラスを前記凹溝部
から引き抜くのに十分な力とはならないために、前記板
ガラスが、前記凹溝部から抜け落ちるのを防止すること
が出来、火災の類焼を防止することが出来るのである。
【0008】ここで、上述の一対の係合構造を形成する
に、前記板ガラスの端部及び前記凹溝部の双方に係合部
を形成する加工を施しておくことが考えられるが、特
に、前記凹溝部の長手方向に沿った側縁部に、前記凹溝
部内に嵌入させる前記板ガラスに近接させる方向に突出
する突出部を設けて、前記凹溝内に板ガラスを嵌入保持
させるとともに、前記凹溝部内に、ガラス接着性の耐火
性接着材を充填してあれば、前記板ガラスを施工する場
合に、前記被固定部材に対して、耐火性接着剤を使用し
た後、前記板ガラスを前記凹溝部に嵌入させるだけで簡
単に施工できながら、施工した後には、前記耐火性接着
剤が前記ガラスと一体化して、前記板ガラスが前記凹溝
部から抜けようとしたときに、前記凹溝部内において、
前記突出部と係合し合って、前記突出部と前記耐火性接
着剤とが一対の係合部として働くため、簡便に上述の機
能を発揮する板ガラスの取付構造を得ることが出来るの
で有利である。尚、ここで、前記耐火性接着剤は板ガラ
スの施工とともにその板ガラスの端部に一体化し、さら
に、火災時に前記板ガラスが凹溝部から抜けようとする
ときには前記突出部に係合しながら板ガラスの抜け落ち
を防止するのであるが、仮に、前記板ガラスの端部すら
軟化し始めた状況を想定したとしても、前記板ガラスと
前記耐火性接着剤とがより一体化して、板ガラスが流動
して前記凹溝部から抜け落ちるのを防止する効果を発揮
する。
に、前記板ガラスの端部及び前記凹溝部の双方に係合部
を形成する加工を施しておくことが考えられるが、特
に、前記凹溝部の長手方向に沿った側縁部に、前記凹溝
部内に嵌入させる前記板ガラスに近接させる方向に突出
する突出部を設けて、前記凹溝内に板ガラスを嵌入保持
させるとともに、前記凹溝部内に、ガラス接着性の耐火
性接着材を充填してあれば、前記板ガラスを施工する場
合に、前記被固定部材に対して、耐火性接着剤を使用し
た後、前記板ガラスを前記凹溝部に嵌入させるだけで簡
単に施工できながら、施工した後には、前記耐火性接着
剤が前記ガラスと一体化して、前記板ガラスが前記凹溝
部から抜けようとしたときに、前記凹溝部内において、
前記突出部と係合し合って、前記突出部と前記耐火性接
着剤とが一対の係合部として働くため、簡便に上述の機
能を発揮する板ガラスの取付構造を得ることが出来るの
で有利である。尚、ここで、前記耐火性接着剤は板ガラ
スの施工とともにその板ガラスの端部に一体化し、さら
に、火災時に前記板ガラスが凹溝部から抜けようとする
ときには前記突出部に係合しながら板ガラスの抜け落ち
を防止するのであるが、仮に、前記板ガラスの端部すら
軟化し始めた状況を想定したとしても、前記板ガラスと
前記耐火性接着剤とがより一体化して、板ガラスが流動
して前記凹溝部から抜け落ちるのを防止する効果を発揮
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を窓枠
1に対して板ガラス2を取付け、窓ガラスを形成するの
に用いた場合を例に、図面に基づいて説明する。
1に対して板ガラス2を取付け、窓ガラスを形成するの
に用いた場合を例に、図面に基づいて説明する。
【0010】図1に示すように、前記窓枠1は、スチー
ル製で、上下左右の各辺部分を構成するチャンネル状の
板ガラス保持部材3をそれぞれ組み付けて形成してあ
る。また、板ガラス保持部材3は、前記窓枠1にボルト
固定される押縁4と、前記窓枠1との間に挟み込み固定
して取付けてある。前記板ガラス保持部材3は、前記板
ガラス2の周縁部を受け入れ自在な凹溝部3aを備える
とともに、その凹溝部3aの周縁部に、前記凹溝部3a
内に嵌入させる板ガラス2に近接する方向に突出する突
出部3bを設けてある。これにより、前記凹溝部3a内
で全周にわたって、嵌入させた板ガラス2と前記板ガラ
ス保持部材3との両側に接着自在に耐火性接着剤5を充
填した状態で、前記板ガラス2を嵌入させると前記耐火
性接着剤5と前記突出部3bとが、前記板ガラス2が前
記凹溝部3aから抜けるのを防止する一対の係合部を構
成する。また、前記板ガラス保持部材3の凹溝部3aの
外側と、前記板ガラス2との接触部分近傍にはシリコン
ゴム等のシーリング材6を充填して目止めしてある。
ル製で、上下左右の各辺部分を構成するチャンネル状の
板ガラス保持部材3をそれぞれ組み付けて形成してあ
る。また、板ガラス保持部材3は、前記窓枠1にボルト
固定される押縁4と、前記窓枠1との間に挟み込み固定
して取付けてある。前記板ガラス保持部材3は、前記板
ガラス2の周縁部を受け入れ自在な凹溝部3aを備える
とともに、その凹溝部3aの周縁部に、前記凹溝部3a
内に嵌入させる板ガラス2に近接する方向に突出する突
出部3bを設けてある。これにより、前記凹溝部3a内
で全周にわたって、嵌入させた板ガラス2と前記板ガラ
ス保持部材3との両側に接着自在に耐火性接着剤5を充
填した状態で、前記板ガラス2を嵌入させると前記耐火
性接着剤5と前記突出部3bとが、前記板ガラス2が前
記凹溝部3aから抜けるのを防止する一対の係合部を構
成する。また、前記板ガラス保持部材3の凹溝部3aの
外側と、前記板ガラス2との接触部分近傍にはシリコン
ゴム等のシーリング材6を充填して目止めしてある。
【0011】前記耐火性接着剤としては、たとえば、 珪酸ソーダ(Na2O・nSiO2・XH2O) 約15% シリカ (SiO2) 約50% アルミナ (Al2O3) 約35% アルカリ (R2O:Rはアルカリ金属) <2% からなるセラミック接着剤を用いる。
【0012】また、前記板ガラスとしては、たとえば、
表1のものを用いる。
表1のものを用いる。
【0013】
【表1】
【0014】上述の板ガラス取付構造を形成するには、
まず、前記板ガラス保持部材3のうち少なくとも窓ガラ
スを形成するときに上辺部を構成する部分に、前記セラ
ミック接着剤5を充填した状態で、前記板ガラス2の周
縁部を前記凹溝部3aに嵌入させることによって組み付
ける。他辺についても、順次同様の工程で板ガラス保持
部材3を組み付ければ、同様の板ガラス取付構造を形成
できる。
まず、前記板ガラス保持部材3のうち少なくとも窓ガラ
スを形成するときに上辺部を構成する部分に、前記セラ
ミック接着剤5を充填した状態で、前記板ガラス2の周
縁部を前記凹溝部3aに嵌入させることによって組み付
ける。他辺についても、順次同様の工程で板ガラス保持
部材3を組み付ければ、同様の板ガラス取付構造を形成
できる。
【0015】〔別実施の形態〕先の実施の形態では、板
ガラス保持部材3を用いて板ガラス2を取付ける板ガラ
ス取付構造を形成したが、板ガラス2を直接窓枠(窓ガ
ラス固定用フレーム)1に施工する形態であっても良
い。また、板ガラス2の周縁部に前記突出部3bに係合
自在な引っかかり部を形成して、前記板ガラス2が前記
凹溝部3aから抜けるのを防止する一対の係合部を形成
しても良く、前記係合部を形成する手段は、種々変更す
ることが可能である。ただし、上述の実施の形態によれ
ば、引っかかり部が、耐火性のため、火災時の熱により
変形することが無く、施工容易であるという観点から簡
便かつ確実な板ガラス取付構造を形成できる。
ガラス保持部材3を用いて板ガラス2を取付ける板ガラ
ス取付構造を形成したが、板ガラス2を直接窓枠(窓ガ
ラス固定用フレーム)1に施工する形態であっても良
い。また、板ガラス2の周縁部に前記突出部3bに係合
自在な引っかかり部を形成して、前記板ガラス2が前記
凹溝部3aから抜けるのを防止する一対の係合部を形成
しても良く、前記係合部を形成する手段は、種々変更す
ることが可能である。ただし、上述の実施の形態によれ
ば、引っかかり部が、耐火性のため、火災時の熱により
変形することが無く、施工容易であるという観点から簡
便かつ確実な板ガラス取付構造を形成できる。
【図1】窓ガラスの概略図
【図2】板ガラス取付構造を示す縦断面図
1 窓ガラス固定用フレーム(窓枠) 2 板ガラス 3 板ガラス保持部材 3a 凹溝部 3b 突出部 5 耐火性接着剤
Claims (4)
- 【請求項1】 板ガラスを、前記板ガラスの周縁部を受
け入れ自在な凹溝部を備えた被固定部材に取付ける板ガ
ラス取付構造であって、 前記凹溝部に前記板ガラスが嵌入した状態で、互いに係
合しあって、前記被固定部材と、前記板ガラス周縁部と
に、前記板ガラスが前記凹溝部から抜けるのを防止する
一対の係合部を分散配設してある板ガラスの取付構造。 - 【請求項2】 板ガラスを、前記板ガラスの周縁部を受
け入れ自在な凹溝部を備えた被固定部材に取付ける板ガ
ラス取付構造であって、 前記凹溝部の長手方向に沿った側縁部に、前記凹溝部内
に嵌入させる前記板ガラスに近接させる方向に突出する
突出部を設けて、前記凹溝部内に板ガラスを嵌入保持さ
せるとともに、前記凹溝部内に、ガラス接着性の耐火性
接着材を充填してある板ガラスの取付構造。 - 【請求項3】 前記被固定部材が、窓ガラス固定用フレ
ームに対して板ガラスを取り付け固定するための板ガラ
ス保持部材である請求項1〜2のいずれか1項に記載の
板ガラス取付構造。 - 【請求項4】 少なくとも上端部側が、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の板ガラス取付構造により、板ガラ
スを被固定部材に取り付けて形成してあるガラス窓。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31322296A JP3218194B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 板ガラス取付構造およびガラス窓 |
US09/117,024 US6360499B1 (en) | 1996-11-25 | 1997-11-17 | Sheet glass attaching construction |
PCT/JP1997/004181 WO1998023839A1 (fr) | 1996-11-25 | 1997-11-17 | Structure de montage de panneau de verre et fenetre vitree |
KR10-1998-0705649A KR100500857B1 (ko) | 1996-11-25 | 1997-11-17 | 판유리부착구조및유리창 |
CN97191878A CN1209857A (zh) | 1996-11-25 | 1997-11-17 | 平板状玻璃安装结构和玻璃窗 |
TW089220654U TW437845U (en) | 1996-11-25 | 1997-11-20 | Sheet-glass attaching construction and glass window using the attaching construction |
MYPI97005635A MY123973A (en) | 1996-11-25 | 1997-11-24 | Sheet glass attaching construction and glass window using the attaching construction |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31322296A JP3218194B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 板ガラス取付構造およびガラス窓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10153053A true JPH10153053A (ja) | 1998-06-09 |
JP3218194B2 JP3218194B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=18038587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31322296A Expired - Fee Related JP3218194B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 板ガラス取付構造およびガラス窓 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6360499B1 (ja) |
JP (1) | JP3218194B2 (ja) |
KR (1) | KR100500857B1 (ja) |
CN (1) | CN1209857A (ja) |
MY (1) | MY123973A (ja) |
TW (1) | TW437845U (ja) |
WO (1) | WO1998023839A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005207226A (ja) * | 2005-01-26 | 2005-08-04 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 防火ガラスの組付け構造体及び防火ガラス戸及び防火ガラス窓 |
JP2010144412A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
KR200449582Y1 (ko) | 2008-07-01 | 2010-07-21 | (주)황두진건축사무소 | 한옥 시스템 창호 |
JP2012251424A (ja) * | 2012-09-24 | 2012-12-20 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
Families Citing this family (13)
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