JPH10152472A - 4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジンの製造方法 - Google Patents

4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジンの製造方法

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JPH10152472A
JPH10152472A JP8310386A JP31038696A JPH10152472A JP H10152472 A JPH10152472 A JP H10152472A JP 8310386 A JP8310386 A JP 8310386A JP 31038696 A JP31038696 A JP 31038696A JP H10152472 A JPH10152472 A JP H10152472A
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JP8310386A
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Masaaki Yasuda
昌明 安田
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Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (1)4−ヒドロキシ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジンと、ホルムアルデヒド、パラ
ホルムアルデヒドおよびトリオキサンから成る群より選
ばれる少なくとも1つの化合物とを、所望により蟻酸を
添加して反応させる工程、(2)塩基を添加して前記反
応生成物を中和する工程、(3)中和後、水層と粗生成
物とを分離し、該粗生成物を晶析、ろ過して水分濃度3
重量%以下の4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペ
ンタメチルピペリジンの結晶を取得する工程を含むこと
を特徴とする4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペ
ンタメチルピペリジンの製造方法。 【効果】 本発明によれば、目的とするN−メチル−T
AAM中の水分を低下させることができる。また中和後
の水層を繰り返し使用することが可能であり、廃水を減
らすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4−ヒドロキシ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(トリアセト
ンアルカミンとして知られている。以下TAAMと略す
ことがある。)をメチル化して4−ヒドロキシ−1,
2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン(以下N−メ
チル−TAAMと略すことがある。)を製造する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】N−メチル−TAAMは、プラスチック
の光安定剤として使用される立体障害ピペリジン化合物
の合成原料として有用である。N−メチル−TAAMは
TAAMのメチル化により製造される。例えばホルムア
ルデヒド/蟻酸を用いてN−メチル化する反応はエッシ
ュウェイラー・クラーク反応として知られている。
【0003】この反応に関する文献としては、USP
3,364,220、特開平2−212479が挙げら
れる。USP3,364,220には、18gのTAA
Mに対して37%ホルマリン18gと水1%を含有する
蟻酸4mlを添加してN−メチル化反応を行ない、その
後水酸化ナトリウム添加、エーテル抽出することが記載
されている。特開平2−212479には、TAAM
と、ホルムアルデヒドまたはパラホルムアルデヒドと、
蟻酸とを反応させること、該反応生成物を蒸留するに先
立ち、塩基を添加することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らの検討によ
れば、TAAMと、ホルムアルデヒドまたはパラホルム
アルデヒドと、所望により蟻酸とを反応させてN−メチ
ル−TAAMを製造する場合、該反応生成物は、目的物
であるN−メチル−TAAMの他に、ホルムアルデヒ
ド、蟻酸等の不純物、水を含んでいることがわかった。
【0005】蟻酸は一部N−メチル−TAAMの蟻酸塩
として存在しているが、この蟻酸塩は有機溶媒との相溶
性がよく、晶析により単離・精製することが困難であ
る。目的物を単離・精製するに先だってこれらの不純物
を中和除去しておくことが純度、収率を向上させる上で
望ましい。
【0006】中和は前記反応生成物に塩基を添加するこ
とにより行われる。本発明者らの知見によれば、中和
後、油水分離、晶析して得られた結晶は、N−メチル−
TAAMの1水塩を含有している。N−メチル−TAA
Mの1水塩の融点は約50℃であり、N−メチル−TA
AMよりも20℃も低いため、精製後の乾燥を低温で長
時間かけて行なわなければならない。また、工業的には
中和に使用した水の廃水処理費が製造コストを挙げる一
要因となる。
【0007】前記の文献USP3,364,220に
は、中和工程の系内の塩基濃度、中和廃水の削減、結晶
中の水分低下について記載がない。また、特開平2−2
12479では、反応混合物を仕上げる前に50%水性
NaOHを添加している。しかし、あらかじめ系内に存
在する水によってNaOHは希釈されており、また、中
和後の水層の濃度も記載されていない。また、廃水の削
減や、結晶中の水分低下について記載がない。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
N−メチル−TAAMの乾燥時間の短縮、中和廃水の削
減を目標にさらに検討を行った。その結果、中和後の水
層の塩基の濃度を高めると、意外にも前記の課題を解決
できることが判明した。
【0009】すなわち、本発明は、(1)4−ヒドロキ
シ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンと、ホル
ムアルデヒド、パラホルムアルデヒドおよびトリオキサ
ンから成る群より選ばれる少なくとも1つの化合物と
を、所望により蟻酸を添加して反応させる工程、(2)
塩基を添加して前記反応生成物を中和する工程、(3)
中和後、水層から粗生成物を分離、該粗生成物を晶析、
ろ過して水分濃度3重量%以下の4−ヒドロキシ−1,
2,2,6,6−ペンタメチルピペリジンの結晶を取得
する工程を含むことを特徴とする4−ヒドロキシ−1,
2,2,6,6−ペンタメチルピペリジンの製造方法を
提供する。以下本発明の各工程について詳述する。
【0010】(1)メチル化工程 原料として使用されるTAAMは、例えば、4−オキソ
−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンを水溶媒中
でラネーニッケルやルテニウム等の触媒の存在下で水素
添加することにより製造される。本発明では水素添加後
に得られる溶液をそのまま使用してもよいし、濃縮ない
し単離精製して使用してもよい。
【0011】次にTAAMのメチル化反応について説明
する。ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒドおよび
トリオキサンは各々単独で使用しても併用してもよい。
ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒドおよびトリオ
キサンから成る群より選ばれる少なくとも1つの化合物
の添加量は、TAAMに対してホルムアルデヒド換算で
通常1〜4モル倍、好ましくは1.5〜3.0モル倍を
使用すると、目的物の収率も高く、後の中和工程で使用
する塩基の使用量が少なくなるので好ましい。
【0012】ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド
およびトリオキサンから成る群より選ばれる少なくとも
1つの化合物は反応を開始する際に全量をTAAMに添
加しておいてもよいし、あるいは一部をTAAMと混合
して加熱溶融ないし溶解したのち、残りをフィードさせ
て反応をおこなってもよい。ホルムアルデヒドは好まし
くは35〜37%のホルマリンとして使用される。
【0013】蟻酸の添加量はTAAMに対し、通常0以
上3モル倍以下、好ましくは0以上1モル倍以下であ
り、さらに好ましくは0以上0.5モル倍以下である。
添加量0は即ち蟻酸を添加しない態様を意味し、最も好
ましくはこの態様である。蟻酸を添加する場合、反応を
開始する際に全量の蟻酸をTAAMに添加しておいても
よいし、あるいは一部をTAAM、ホルムアルデヒド、
パラホルムアルデヒドおよびトリオキサンから成る群よ
り選ばれる少なくとも1つの化合物と混合して加熱溶融
ないし溶解したのち、残りをフィードさせて反応をおこ
なってもよい。
【0014】反応温度は、通常60〜160℃、好まし
くは90〜160℃である。反応時間は、通常1〜10
時間、好ましく1〜2時間である。この反応は溶媒を使
用してもよく、溶媒としては、水、メタノールなど、好
ましくは水を使用するとよい。
【0015】反応終了前には反応混合物を120〜16
0℃、好ましくは130〜160℃に昇温しておくと、
水分の他、未反応のホルムアルデヒド、ギ酸、反応で副
生する二酸化炭素等が反応混合物から除去され、N−メ
チル−TAAMが濃縮されるので好ましい。反応圧力は
通常大気圧で行われる。
【0016】特に好ましい反応条件は例えば次の通りで
ある。まずTAAMと、TAAMに対してホルムアルデ
ヒド換算で0.5〜1.0モル倍のホルムアルデヒド、
パラホルムアルデヒドおよびトリオキサンから成る群よ
り選ばれる少なくとも1つの化合物を混合、加熱溶融な
いし溶解する。次いで、混合物を撹拌しながら、TAA
Mに対してホルムアルデヒド換算で1.0〜2.0モル
倍のホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒドおよびト
リオキサンから成る群より選ばれる少なくとも1つの化
合物を追加フィードし、反応混合物95〜100℃に加
熱して、0.5〜2時間反応を行う。その後反応混合物
を約140℃〜160℃にまで昇温させて、混合物中の
N−メチル−TAAMを濃縮する。濃縮された反応混合
物中の水分は好ましくは5重量%以下である。
【0017】(1.1)抽出工程 濃縮されていてもよい反応生成物は、中和に先だって水
と混和しない有機溶媒で抽出して、N−メチル−TAA
Mを有機溶媒相に移行させることにより、目的物の収率
を向上させることができる。
【0018】有機溶媒としてはベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素溶媒、n−ヘキサン、n−ヘ
プタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン等の脂肪族な
いし脂環族の炭化水素、エーテル等が挙げられる。ま
た、後述する工程(3)の晶析母液を使用してもよい。
有機溶媒の使用量は反応生成物に対して通常1〜3重量
倍、好ましくは1〜1.5重量倍である。
【0019】(2)中和工程 中和は、所望により濃縮、抽出工程を経た反応生成物に
塩基を添加することにより行われる。その際、4−ヒド
ロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン
の結晶の水分濃度が3重量%以下になるように、中和後
の水層の塩基の濃度をコントロールする。中和後の水層
の塩基の濃度が通常25重量%以上に、好ましくは25
〜50重量%、さらに好ましくは27〜50重量%にな
るように塩基を添加するとよい。
【0020】このように中和後の水層の塩基の濃度を高
めると、目的物中のN−メチル−TAAMの1水塩の割
合が少なくなり、結晶の乾燥時間が短縮できる。塩基は
通常濃度30〜50重量%、好ましくは35〜50重量
%の水溶液として添加される。供給された塩基は、反応
生成物に含まれる水分により希釈されるが、予め前記の
濃縮操作を行って水分等を低減させておくと、塩基の濃
度を高く保つことができるので好ましい。
【0021】その結果、中和後の水層を再度中和工程に
リサイクルすることが可能になり、廃水が削減される。
塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等を例
示できる。また、塩基の使用量は、通常N−メチル−T
AAMに対して0.1〜1.5モル倍、好ましくは0.
2〜1.0モル倍である。
【0022】(3)分離・晶析工程 中和後、水層と粗生成物とを分離して、該粗生成物から
N−メチル−TAAMを晶析により単離・精製する。分
離した水層を中和工程(2)にリサイクルしてもよい。
【0023】晶析溶媒としては、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素溶媒、n−ヘキサン、n−
ヘプタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン等の脂肪族
ないし脂環族の炭化水素、エーテル等が挙げられる。特
に脂肪族ないし脂環族炭化水素が好ましい。晶析後は濾
過してN−メチル−TAAMの結晶(以下ウェットケー
キと略すことがある)を取得する。
【0024】ウェットケーキ中の水分濃度は通常3重量
%以下、好ましくは2.5重量%以下、さらに好ましく
は2重量%以下である。ウェットケーキは常法により乾
燥されるが、本発明の方法で得られたウェットケーキは
水分濃度が低いため、乾燥を容易に行うことができる。
なお晶析母液をリサイクルして前記(1.1)の抽出溶
媒として使用することも可能である。
【0025】
【発明の実施の形態】
【0026】
【実施例】
〔実施例1〕 (1)10%含水のTAAM(TAAM 1.0モル)
と37%ホルマリン(HCHO 1.0モル)とを蒸留
塔(10×1cmφ)付き反応容器に仕込み、混合物を
70℃で加熱溶解した。98℃(還流温度)に昇温後、
37%ホルマリン(HCHO 1.0モル)を1時間か
けてフィードして、大気圧でさらに1時間反応を行なっ
た。次いで、2時間かけて該混合物を140℃に昇温し
て濃縮した。反応収率は99モル%以上であった。濃縮
液、留出水の各成分濃度(重量%)を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】(2)(1)で得られた濃縮液を60℃に
まで放置冷却し、濃縮液の1.5重量倍の三井ヘキサン
(三井石油化学工業(株)製、沸点68℃)を添加して
N−メチル−TAAMを油層に抽出した。次いで、Na
OH/N−メチル−TAAMのモル比が0.2、0.
5、1.0になるように、48重量%の水酸化ナトリウ
ム水溶液を添加し、攪拌した。しばらく放置した後、油
水分離した。油層を徐々に5℃まで冷却してゆくと、2
1℃付近から結晶が晶出し始めた。結晶を三井ヘキサン
で数回リンス、濾過した。得られたウェットケーキ中の
水分濃度、中和後の水層のNaOH濃度は表2の通りで
あった。
【0029】〔ウェットケーキの水分濃度測定方法〕ろ
過後の結晶約0.3gをJIS−K−0068に準じて
カール・フィッシャー水分測定装置(京都電子工業
(株)製 MKC−210)を用いて測定した。
【0030】
【表2】
【0031】〔実施例2〕NaOH/N−メチル−TA
AM(モル比)を0.5とし、添加する水酸化ナトリウ
ム濃度を変化させた他は実施例1と同様に操作を行なっ
た。得られたウェットケーキを60℃、1.4kPaで
2時間乾燥した。結果を表3に示す。
【0032】
【表3】
【0033】〔実施例3〕NaOH/N−メチル−TA
AM(モル比)を0.5とし、添加する水酸化ナトリウ
ム濃度を48重量%とし、中和後の水層を中和工程にリ
サイクルする以外は実施例1と同様に操作を行なった。
結果を表4に示す。
【0034】
【表4】
【0035】〔実施例4〕NaOH/N−メチル−TA
AM(モル比)を0.5とし、添加する水酸化ナトリウ
ム濃度を48重量%とし、晶析後の母液を抽出工程に2
回リサイクルする以外は実施例1と同様に操作を行なっ
た。得られたウェットケーキを1.4kPa、60℃で
2時間乾燥した。乾燥後のN−メチル−TAAMの収率
は98%、水分量は0.5重量%以下であった。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、目的とするN−メチル
−TAAM中の水分を低下させることができる。また中
和後の水層を繰り返し使用することが可能であり、廃水
を減らすことができる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)4−ヒドロキシ−2,2,6,6
    −テトラメチルピペリジンと、ホルムアルデヒド、パラ
    ホルムアルデヒドおよびトリオキサンから成る群より選
    ばれる少なくとも1つの化合物とを、所望により蟻酸を
    添加して反応させる工程、(2)塩基を添加して前記反
    応生成物を中和する工程、(3)中和後、水層と粗生成
    物とを分離し、該粗生成物を晶析、ろ過して水分濃度3
    重量%以下の4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペ
    ンタメチルピペリジンの結晶を取得する工程を含むこと
    を特徴とする4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペ
    ンタメチルピペリジンの製造方法。
  2. 【請求項2】 工程(3)で得られる4−ヒドロキシ−
    1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジンの結晶の
    水分濃度が3重量%以下になるように、中和後の水層の
    塩基の濃度をコントロールすることを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 工程(3)で得られる水分濃度3重量%
    以下の1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジンの
    結晶を乾燥することを特徴とする請求項1または2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 中和工程(2)に先立ち、反応生成物を
    濃縮することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 中和工程(2)に先立ち、反応生成物ま
    たは濃縮された反応生成物を水と混和しない有機溶媒で
    抽出することを特徴とする請求項14のいずれかに記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 濃度30重量%以上の塩基を中和工程に
    添加することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 中和後の水層の塩基の濃度が、25重量
    %以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 中和に用いる塩基が水酸化ナトリウムで
    あることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 中和後、粗生成物を分離した水層を中和
    工程(2)にリサイクルすることを特徴とする請求項1
    〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 有機溶媒が工程(3)の晶析後の母液
    であることを特徴とする請求項5記載の方法。
JP8310386A 1996-10-17 1996-11-21 4−ヒドロキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジンの製造方法 Pending JPH10152472A (ja)

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DE1997604749 DE69704749T2 (de) 1996-10-17 1997-10-15 Verfahren zur Herstellung von 4-Hydroxy-1,2,2,6,6,-Pentamethylpiperidin
EP97308184A EP0837057B1 (en) 1996-10-17 1997-10-15 Method of preparation of 4-hydroxy-1,2,2,6,6-pentamethylpiperidine
TW086115220A TW505632B (en) 1996-10-17 1997-10-16 Method of preparation of 4-hydroxy-1,2,2,6,6-pentamethylpiperidine
US08/953,517 US5910591A (en) 1996-10-17 1997-10-17 Method of preparation of 4-hydroxy-1,2,2,6,6-pentamethylpiperidine
KR1019970053306A KR100244572B1 (ko) 1996-10-17 1997-10-17 4-히드록시-1,2,2,6,6-펜타메틸피페리딘의 제조방법

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