JPH10152236A - 給紙装置およびそれを備えた印字装置 - Google Patents

給紙装置およびそれを備えた印字装置

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JPH10152236A
JPH10152236A JP31077196A JP31077196A JPH10152236A JP H10152236 A JPH10152236 A JP H10152236A JP 31077196 A JP31077196 A JP 31077196A JP 31077196 A JP31077196 A JP 31077196A JP H10152236 A JPH10152236 A JP H10152236A
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JP
Japan
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paper
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JP31077196A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
弘 鈴木
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で異なる幅の用紙を選択的に使用
することができ、かつ各種幅の用紙を円滑に送り出す。 【解決手段】 通常の幅の広い事務用箋は用紙台31に
直接載置して、2個の給紙ローラ41により送り出す。
ハガキなど幅の狭い用紙Saは、用紙台31上に重ねた
補助用紙台38上に載置して、1個の給紙ローラ41に
より送り出す。幅の狭い用紙Saの枚数が少なくなって
も、補助用紙台38の範囲外の給紙ローラ41と用紙台
31とは、補助用紙台38の厚さ分だけ間隔を確保し、
用紙台31に多少の変形や傾きがあっても、その給紙ロ
ーラ41が用紙台31をこすることをなくし、また1個
の給紙ローラ41の両側で回転自在なカラー42を補助
用紙台の用紙に接触させ、用紙を安定して保持すること
で、用紙を円滑に送り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層した用紙から
用紙一枚ずつ送り出す給紙装置およびそれを備えた印字
装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
から給紙装置として、種々の幅の用紙を択一的に装填で
きるものがある。このように種々の用紙を使用する場
合、2個の給紙ローラを持つものでは用紙の中心に対し
て左右対称になるように、用紙の側縁に当接するガイド
の移動に連動して給紙ローラを左右方向に移動するもの
がある。この構成では、構造が複雑で高価になる。
【0003】一方、複数個の給紙ローラが一定位置にあ
って、使用する用紙の幅にあわせて用紙に接触する給紙
ローラの個数を変えるものがある。
【0004】このような構成では、幅の狭い用紙を使用
する場合、用紙の幅外に位置する給紙ローラは、用紙の
枚数が少なくなってきたときに、用紙を載置している用
紙台に接触してしまう。用紙台が完全な平面で、完全な
平行移動で用紙を上昇させればこのようなことはない
が、現実には、用紙台には変形があったり、少し傾いて
上昇することが避けられないから、用紙の幅外の給紙ロ
ーラはその回転にともない用紙台をこすることになる。
この結果、給紙ローラの回転負荷が増大するだけでな
く、用紙に接触している給紙ローラでの送り出し力が不
足し、用紙が十分に送られなかったり、用紙通路の種々
の抵抗に負けて傾いて送り出されたり、また一部の給紙
ローラの摩耗が激しくなるなどの問題が生じる。
【0005】この問題を解消するために、特公平6−5
84号公報に記載されているように、用紙台の一部に逃
げ部を形成して、幅の広い用紙を使用するときには、逃
げ部に蓋をして用紙台を平面に戻すことが考えられる
が、構造が複雑で、ユーザーにおいて用紙幅を変える毎
の操作がめんどうになる。
【0006】本発明は、簡単な構造で容易に異なる幅の
用紙を使用することができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、異なる
幅の用紙を積層して収容可能な給紙ホッパと、その給紙
ホッパに収容した用紙の幅方向に複数個設けられその用
紙に接して一枚ずつ送り出す給紙ローラと、前記給紙ホ
ッパに着脱可能に設けられ、前記複数個の給紙ローラの
うち一部のもののみに対応する幅を有する補助用紙台と
を備え、前記補助用紙台の装着時、残りの給紙ローラを
給紙ホッパから離した状態に維持することを特徴とする
給紙装置にある。
【0008】この構成により、幅の広い用紙を給紙ホッ
パに収容するときには補助用紙台を外すことで、全部の
給紙ローラを用紙に接触し、用紙を送り出す。幅の狭い
用紙すなわち給紙ローラの一部のもののみに対応する幅
の用紙を使用するときには、補助用紙台を給紙ホッパに
装着してその上に用紙を載置することで、その用紙に対
応する給紙ローラのみが用紙に接触して用紙を送り出
す。用紙の枚数が少なくなってきたとき、用紙台の変形
や傾きがあっても、補助用紙台の厚さ分だけ、外の給紙
ローラを給紙ホッパから離しているため、外の給紙ロー
ラが給紙ホッパをこすることがなくなる。この結果、幅
の狭い用紙を円滑に送り出すことができ、しかも一部の
給紙ローラのみが激しく摩耗することもない。
【0009】また、補助用紙台はほぼ板状のもので簡単
に形成でき、しかも着脱のみで、幅の異なる各種の用紙
に容易に対応することができ、そうさも容易である。
【0010】上記構成において、給紙ローラの個数は任
意に設計できるものであり、補助用紙台が対応する給紙
ローラの個数、補助用紙台の幅も任意であるが、通常よ
く使用される幅の狭い用紙としてハガキがあるので、補
助用紙台は、このハガキに対応する幅を有することが好
ましい。
【0011】さらに好ましくは、給紙ホッパは、収容可
能な最大幅の用紙を載置し用紙を複数個の給紙ローラに
向け押圧する用紙台を有し、補助用紙台を、その用紙台
の一部上面に重ねて装着する構成とすることで、構成が
一層簡単になり、補助用紙台の着脱が一層容易となる。
【0012】また好ましくは、複数個の給紙ローラと同
軸上に給紙ローラよりも僅か小径のカラーを回転自在に
複数個設け、補助用紙台に給紙ローラの両側において複
数個のカラーを対応させることで、補助用紙台上の用紙
は対応する給紙ローラが少なくなっても、安定して保持
され、給紙ローラに傾くことなく接触して円滑に送り出
される。
【0013】上記の給紙装置は、前記給紙ローラの下流
側に、それによって送り出された用紙に印字をする印字
機構を有する印字装置に実施することで、各種幅の用紙
に傾くことなく正確な印字を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をインクジェット式
の印字装置に具体化した図面を参照して説明する。
【0015】印字装置は、給紙装置2により一枚ずつ送
り出された用紙Sを、さらに送り機構7により印字機構
1の前面に搬送し、用紙Sに所定の印字を行う。用紙S
は、一定寸法の矩形状に裁断されたいわゆる単票用紙で
ある。
【0016】印字機構1は、ガイドレール10に沿って
往復移動するキャリッジ11と、キャリッジ11に支持
された印字ヘッド13およびインクカートリッジ12か
ら構成される。ガイドレール10は、給紙装置2から供
給される用紙Sの幅方向、すなわち用紙Sの表面と平行
でかつ用紙Sの送り方向と直交する方向に配置される。
印字時には、キャリッジ11が不図示の駆動源にて往復
駆動されながら印字ヘッド13からその下方を通過する
用紙Sに向かってインク滴が吐出され、それにより用紙
Sに文字や図形からなる画像がドットマトリクス形式で
印字される。
【0017】給紙装置2は、用紙Sを積層状態で収容す
る給紙ホッパ30と、給紙ホッパ3から用紙Sを送り出
すための送出機構4と、給紙ホッパ3から送り出される
用紙Sが突き当たるように設けられた壁部5と、その壁
部5に設けられたストッパ機構6からなる。
【0018】給紙ホッパ30は、印字装置のフレーム8
に形成されたホッパ受け凹部80により、その先端側
(用紙Sの送出端側)を下にして斜めに傾いた状態で支
持される。給紙ホッパ30の内部には、用紙Sを積層支
持する用紙台31が設けられる。用紙台31は給紙ホッ
パ30の後端側に設けられた回動軸34を中心として回
動可能であり、付勢手段例えばバネ35により先端側が
押し上げられ、送出機構4側に付勢される。図2に示す
ように、用紙台31の上面には摩擦部材36(図2)が
貼付固定され、その摩擦部材36により最も下の用紙を
用紙台31上に拘束し、用紙Sの枚数が少ないとき(例
えば2、3枚のとき)には全ての用紙Sが重なって用紙
台31の上面から送り出されることを防止している。摩
擦部材36としては例えばコルクが使用される。摩擦部
材36は図2のように後述する複数の給紙ローラ41と
それぞれ対向する位置に配置されることが望ましいが、
必ずしも給紙ローラ41と対向する位置になくてもよ
い。例えば、複数の給紙ローラの間あるいは近傍などで
もよい。
【0019】給紙ホッパ30は、その一側壁30a(図
2において右側)を、用紙Sの一側を当接位置決めする
基準ガイドとして形成され、用紙台31上には、用紙S
の他側を位置決めする可動ガイド37が用紙Sの幅方向
にスライド移動可能に設けられている。
【0020】送出機構4は、用紙Sの幅方向と平行な支
持軸40と、支持軸40上に間隔をおいて取付けられた
複数の給紙ローラ41と、複数のカラー42を有する。
支持軸40は、フレーム8の上面に立つ一対の側壁81
間に橋渡して支持され、不図示の駆動源により図1の時
計方向に回転可能である。給紙ローラ41は、支持軸4
0と同軸の円弧を描くように湾曲する外周部410と、
その外周部410よりも半径方向中心側に後退した切欠
部411とを有する。給紙ローラ41は支持軸40と一
体に回転可能とされている。外周部410はその周方向
において一枚の用紙Sを後述する送り機構7の送りロー
ラ70と案内片73との間まで送り出すのに必要な長さ
以上を有する。
【0021】カラー42は、曲率一定の外周面を有する
円板状に形成され、支持軸40に対して相対的に回転自
在である。カラー42の外周面は給紙ローラ41の外周
部410の外径よりも僅かに小径に設定され、給紙ロー
ラ41の切欠部411よりも半径方向外側に位置する。
支持軸40が図1の時計方向に回転して給紙ローラ41
の外周部410が用紙台31にて押し上げられた用紙S
に接触すると、給紙ホッパ30の最上位の用紙Sが送り
出される。給紙ローラ41の回転が進行して切欠部41
1が給紙ホッパ30側に対向すると、給紙ホッパ30内
に残された用紙Sがカラー42の外周面に突き当てられ
る。これにより、用紙Sの送出完了後、給紙ローラ41
が用紙Sから離れた状態に保持されながら、送り機構7
により搬送される用紙Sに追従してカラー42が回転さ
れる。そして次の用紙Sの送り出しが開始される迄の
間、用紙Sの浮き上がりが阻止される。
【0022】図2に示すように2個の給紙ローラ41
は、通常の事務用箋に対して幅方向において左右バラン
スよく送り出し力を付与するように位置する。例えばA
4サイズあるいは英文レターサイズS1の用紙に対して
両側縁からそれぞれ内側へ所定距離入ったところに位置
し、かつ相互に間隔をおいている。給紙ホッパ30の用
紙台31は、上記用紙を載置可能な最大サイズとしてそ
の幅が設定されている。ハガキが給紙ホッパ30に装填
されるとき、用紙台31上に補助用紙台38が装着され
る。補助用紙台38は、図2に示すようにハガキの幅お
よび長さにほぼ対応した横幅および長さを有する偏平な
板状をなしており、基準ガイ30aドに沿って用紙台3
1上に重ねて載置され、給紙ローラ41の下に対応位置
する。補助用紙台38は、その前端を後述する用紙受け
面51に当接して給紙ローラ41による送り出しにとも
なう前進移動が阻止される。補助用紙台38は、給紙ロ
ーラ41により給紙ホッパ30から送り出されることの
ないように、剛体によって形成される。この補助用紙台
38の幅内に、給紙ローラ41は1個、カラー42はそ
の給紙ローラ41の両側において少なくとも1個ずつ
(本実施の形態では左側に2個)位置する。補助用紙台
38は、図示しないがその上面に上記摩擦部材36と同
様の摩擦部材が貼付固定される。
【0023】図1に示すように、壁部5はホッパ受け凹
部80の一側においてフレーム8に一体に形成される。
壁部5の詳細を図5に示す。壁部5には、給紙ホッパ3
0の先端から下降する用紙Sを受け止める用紙受け面5
0と、この用紙受け面50の上方に連続し、給紙ホッパ
30から送り出し方向前方へ向かうにしたがって上昇す
る傾斜面51とが形成される。これによりホッパ受け凹
部80一側の用紙受け面50から連続して印字ヘッド1
3と対向する位置へ延びるフレーム8の通路壁82に沿
って、給紙ホッパ30から送り出された用紙Sのための
用紙通路が形成される。
【0024】上述したストッパ機構6は、傾斜面51に
用紙通路側に開口して形成した凹所510内に配置され
る。ストッパ機構6は複数の給紙ローラ41の中間位置
に対して左右対称な位置、例えば図示のように1個なら
ば中間位置、2個以上ならば左右対称な位置に設けら
れ、給紙ローラ41による送り出し力に対し対称に負荷
をかける。
【0025】ストッパ機構6は、軸60を中心に揺動し
て傾斜面51から出没可能なストッパ61と、このスト
ッパ61を傾斜面51から給紙ホッパ30側へ突出する
ように付勢するコイルバネ62とを有する。軸60は傾
斜面51に対して送り出し方向上流側に位置して用紙の
幅方向と平行に設けられ、ストッパ61はその軸と反対
側の端部、すなわち傾斜面51に対して下流側の端部を
傾斜面51から突出させている。その突出状態において
給紙ホッパ側に向いたストッパ61の面610は、傾斜
面51に対して給紙ホッパ側から見て鈍角に傾斜し、用
紙Sと接触可能な面となっている。用紙Sの送り出し方
向に関して傾斜面51よりも接触面610の方が勾配が
大きい。また、ストッパ61は、その一端(軸側の端
部)から突出したアーム63を凹所510の一側上面に
当接させることで、傾斜面51からの最大突出位置を規
制している。
【0026】ストッパ61はフレーム8と同様の樹脂に
て形成され、その剛性は接触面610に突き当たる用紙
Sが押す力に抗して一定形態を保つように高く設定され
ている。コイルバネ62がストッパ61を押す力は、用
紙Sの剛性に応じてストッパ61が傾斜面51から出没
するように設定され、それにより用紙Sの剛性に応じた
適切な分離効果が保障される。
【0027】すなわち、剛性の大きい用紙S(例えばハ
ガキのような厚紙)が接触面610を押すときには、図
5に実線で示すようにストッパ61が傾斜面51とほぼ
同一面まで押し込まれ、つまり用紙通路から退避し、用
紙Sの先端が傾斜面51を滑りつつ給紙ホッパ30から
送り出される。このとき、給紙ホッパ30から複数の用
紙Sが同時に送り出されても、それらの用紙Sが傾斜面
51に沿って湾曲することで、相互に分離される。その
結果、最上位の用紙Sのみが給紙ローラ41に押されて
傾斜面51を乗り越える。
【0028】一方、通常の事務用箋などの薄紙つまり剛
性の小さい用紙Sがストッパ61を押すときには、図4
(a)に示すようにその用紙Sの剛性ではバネ62がほ
とんど圧縮されることなくストッパ61が傾斜面51か
ら突出し、図4(b)、(c)に示すように、用紙Sは
湾曲してストッパ61を乗り越え、送り出される。この
場合、ストッパ61が傾斜面51下に退避した場合と比
較して用紙Sの先端部が大きく湾曲するので、剛性の小
さい用紙Sでも十分に分離され、最上位の用紙Sよりも
下の用紙Sはストッパ61にて確実に拘束される。
【0029】このように剛性の小さい用紙Sは専らスト
ッパ61にて分離されるので、傾斜面51の勾配は剛性
の大きい用紙Sに対して適切な分離作用が働くように設
定すればよく、それにより種々の用紙Sをそれらの剛性
の大小に拘りなく確実に分離できる。
【0030】送り機構7は、送りローラ70および従動
ローラ71と、従動ローラ71を支持するレバー部材7
2とから構成される。給紙ローラ41によって送り出さ
れた用紙は両ローラ70、71にレジストされた後、そ
の両ローラによって印字機構1に搬送される。
【0031】A4サイズあるいはレターサイズS1の事
務用箋を使用する場合、補助用紙台38は用紙台31か
ら取り外され、事務用箋は用紙台3上1に平坦に置かれ
て2個の給紙ローラ41、41により送り出される。
【0032】ハガキを使用する場合、補助用紙台38は
給紙ホッパ30内にその上流側から挿入され、基準ガイ
ド30aに沿って用紙台31上に重ねて装着される。ハ
ガキSa(図3)は、その補助用紙台38上に積層して
載置され、1個の給紙ローラ41のみで送り出される。
カラー42は給紙ローラ41の両側においてハガキと接
触しているため、ハガキは1個の給紙ローラ41に傾く
ことなく接触する。また、補助用紙台38はその上流側
の端部39で給紙ホッパ31と係止し、安定した状態で
給紙を行うことができる。
【0033】ハガキの残り枚数が少なくなっても、補助
用紙台38の範囲外の給紙ローラ41と用紙台31と
は、補助用紙台38の厚さ分だけ間隔があけられる。こ
のため、用紙台31に多少の変形や傾きがあっても、そ
の給紙ローラ41が用紙台31をこすることがない。し
たがって、従来のように、給紙ローラ41の回転負荷が
過大になることにより、用紙の送り出し力が不足して用
紙が十分に送り出されなかったり、通路上の抵抗により
傾きやすくなることがなく、用紙を円滑に送り出すこと
ができる。また、給紙ローラ41が用紙台31をこする
ことによる摩耗も解消でき、給紙装置の耐久性も向上で
きる。
【0034】本実施の形態においては、補助用紙台38
の着脱は、給紙ホッパ31の上流側から挿脱するだけで
あるから、容易である。補助用紙台38はハガキだけで
なく、幅の狭い薄紙に対しても用いることができる。
【0035】また、給紙ローラを3個以上設け、補助用
紙台38をハガキとともに横向きに用紙台31上に置
き、補助用紙台38に2個の給紙ローラ41を対応させ
ることもできる。この場合、補助用紙台38の表面には
補助用紙台を縦置きにしたときに給紙ローラ41と対応
する位置に摩擦部材36を配置し、裏面には、補助用紙
台を横置きにしたときに給紙ローラ41と対応する位置
に摩擦部材36を配置することで、ハガキの縦向き、横
向きに応じて補助用紙台38を裏返すだけで、用紙に対
して適正な摩擦力を付与することができる。
【0036】本発明の給紙装置は、インクジェット式の
印字装置に限らず、レーザー式等の他の印字装置、コピ
ー機、ファクシミリ等の各種の印刷装置に適用できる。
用紙を水平に保持する給紙装置であっても本発明は適用
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るインクジェット式の印
字装置の給紙ホッパから印字機構に至る部分の縦断面
図。
【図2】図1の矢印B方向からの平面図。
【図3】送出機構4と用紙台3の関係を示す正面図。
【図4】剛性の小さい用紙が分離される状態を示す図。
【図5】剛性の大きい用紙が分離される状態を示す図。
【符号の説明】
1…印字機構 2…給紙装置 30…給紙ホッパ 31…用紙台 38…補助用紙台 41…給紙ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる幅の用紙を積層して収容可能な給
    紙ホッパと、 その給紙ホッパに収容した用紙の幅方向に複数個設けら
    れその用紙に接して一枚ずつ送り出す給紙ローラと、 前記給紙ホッパに着脱可能に設けられ、前記複数個の給
    紙ローラのうち一部のもののみに対応する幅を有する補
    助用紙台とを備え、前記補助用紙台の装着時、残りの給
    紙ローラを給紙ホッパから離した状態に維持することを
    特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記補助用紙台は、
    ハガキに対応する幅を有することを特徴とする給紙装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記給紙ホ
    ッパは、収容可能な最大幅の用紙を載置し用紙を前記複
    数個の給紙ローラに向け押圧する用紙台を有し、前記補
    助用紙台は、その用紙台の一部上面に重ねて装着される
    ことを特徴とする給紙装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記
    複数個の給紙ローラと同軸上に回転自在なカラーを複数
    個設け、前記補助用紙台に給紙ローラの両側において複
    数個のカラーを対応させたことを特徴とする給紙装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの給紙装置を備
    え、前記給紙ローラの下流側に、それによって送り出さ
    れた用紙に印字をする印字機構を有することを特徴とす
    る印字装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105459636A (zh) * 2014-09-25 2016-04-06 兄弟工业株式会社 图像记录装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105459636A (zh) * 2014-09-25 2016-04-06 兄弟工业株式会社 图像记录装置

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