JPH10151775A - ワイヤドットプリンタヘッド及びアーマチュアとワイヤの固着方法 - Google Patents
ワイヤドットプリンタヘッド及びアーマチュアとワイヤの固着方法Info
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- JPH10151775A JPH10151775A JP8324885A JP32488596A JPH10151775A JP H10151775 A JPH10151775 A JP H10151775A JP 8324885 A JP8324885 A JP 8324885A JP 32488596 A JP32488596 A JP 32488596A JP H10151775 A JPH10151775 A JP H10151775A
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- fixing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明はワイヤドットプリンタヘッドのワ
イヤの固着を確実にしワイヤのアーマチュアからの剥離
を防止する。 【解決手段】 アーマチュア110の自由端の先端部に
は印字ワイヤ120の軸方向に第1の固着面(ワイヤ溶
接面111a)と、この第1の固着面に段部111bを
形成することにより第1の固着面より基部113側に位
置するとともに第1の固着面と平行に沿って形成された
第2の固着面(金属管溶接面111c)を形成し、第1
の固着面には補助部材(金属管130)を貫通したワイ
ヤの後端の一部を、第2の固着面には補助部材をそれぞ
れ固着することにより、ワイヤ120をアーマチュア1
10に確実に固着できるワイヤドットプリンタヘッド。
イヤの固着を確実にしワイヤのアーマチュアからの剥離
を防止する。 【解決手段】 アーマチュア110の自由端の先端部に
は印字ワイヤ120の軸方向に第1の固着面(ワイヤ溶
接面111a)と、この第1の固着面に段部111bを
形成することにより第1の固着面より基部113側に位
置するとともに第1の固着面と平行に沿って形成された
第2の固着面(金属管溶接面111c)を形成し、第1
の固着面には補助部材(金属管130)を貫通したワイ
ヤの後端の一部を、第2の固着面には補助部材をそれぞ
れ固着することにより、ワイヤ120をアーマチュア1
10に確実に固着できるワイヤドットプリンタヘッド。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤドットプリ
ンタヘッドに関する。
ンタヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワイヤドットプリンタヘッド(以
下プリンタヘッドと言う)には、コイルが巻回された複
数のコアをプリンタヘッドの本体内に環状配列し、アー
マチュアの一端側つまり自由端側にワイヤの後端を銀ロ
ー等で溶接することによって固着されたアーマチュアの
他端部つまり基部側を個々のコアの端面に対向させてコ
ア近傍に設けた支点を回動中心として動作可能に支持
し、前記コイルへの通電により動作するアーマチュアに
よってワイヤをプリンタヘッドの本体に設けたワイヤガ
イドの先端からプラテンに向けて突出させるように構成
したものがある。
下プリンタヘッドと言う)には、コイルが巻回された複
数のコアをプリンタヘッドの本体内に環状配列し、アー
マチュアの一端側つまり自由端側にワイヤの後端を銀ロ
ー等で溶接することによって固着されたアーマチュアの
他端部つまり基部側を個々のコアの端面に対向させてコ
ア近傍に設けた支点を回動中心として動作可能に支持
し、前記コイルへの通電により動作するアーマチュアに
よってワイヤをプリンタヘッドの本体に設けたワイヤガ
イドの先端からプラテンに向けて突出させるように構成
したものがある。
【0003】上記従来のプリンタヘッドにおけるアーマ
チュアと印字ワイヤ(以降ワイヤと言う)との固着とし
ては図8に示すような状態のものがある。
チュアと印字ワイヤ(以降ワイヤと言う)との固着とし
ては図8に示すような状態のものがある。
【0004】すなわちこの固着は同図に示すように、ア
ーマチュア210は先端が自由端211になっている腕
部212とこの腕部212の後端にピン孔214が設け
られた基部213とから構成され、そして前記自由端2
11の先端面にワイヤ220の後端を直接銀ロー等によ
り溶接して固着したものである。そして前記コイルに通
電することにより前記コア近傍に設けた(図示しない)
支点を回動中心としてアーマチュアを回動つまり動作さ
せ、固着されたワイヤ220をプラテンに向けて突出さ
せて印字を行うものである。
ーマチュア210は先端が自由端211になっている腕
部212とこの腕部212の後端にピン孔214が設け
られた基部213とから構成され、そして前記自由端2
11の先端面にワイヤ220の後端を直接銀ロー等によ
り溶接して固着したものである。そして前記コイルに通
電することにより前記コア近傍に設けた(図示しない)
支点を回動中心としてアーマチュアを回動つまり動作さ
せ、固着されたワイヤ220をプラテンに向けて突出さ
せて印字を行うものである。
【0005】そして上記のようにワイヤが固着された複
数のアーマチュア210を本体内にワイヤ220が固着
された自由端211を内側にして放射状に配置し、一方
ワイヤの先端はガイドチップに直線状に配列して設けた
ガイド孔に挿通されて配置されている。このように環状
に配列されたワイヤの後端と直線状に配列された先端と
はワイヤの軸方向に直線状となっていないため、ワイヤ
220は湾曲しこの湾曲によって曲げ応力が作用し、こ
の曲げ応力は図8に示すようにA,B方向に最も大きく
作用する。また、複数のアーマチュア210は自由端側
211を中心部として花弁のように放射状に配置されて
いるため、配置位置によってはアーマチュア210の長
手方向とワイヤ220の湾曲方向とが一致つまりアーマ
チュア210の長手方向に沿って湾曲するとは限らず、
長手方向と交差する方向に湾曲する事が生じる。この場
合にはワイヤ220にはC,D方向の曲げ応力も作用す
る。
数のアーマチュア210を本体内にワイヤ220が固着
された自由端211を内側にして放射状に配置し、一方
ワイヤの先端はガイドチップに直線状に配列して設けた
ガイド孔に挿通されて配置されている。このように環状
に配列されたワイヤの後端と直線状に配列された先端と
はワイヤの軸方向に直線状となっていないため、ワイヤ
220は湾曲しこの湾曲によって曲げ応力が作用し、こ
の曲げ応力は図8に示すようにA,B方向に最も大きく
作用する。また、複数のアーマチュア210は自由端側
211を中心部として花弁のように放射状に配置されて
いるため、配置位置によってはアーマチュア210の長
手方向とワイヤ220の湾曲方向とが一致つまりアーマ
チュア210の長手方向に沿って湾曲するとは限らず、
長手方向と交差する方向に湾曲する事が生じる。この場
合にはワイヤ220にはC,D方向の曲げ応力も作用す
る。
【0006】しかも、図8に示す例はワイヤ220がア
ーマチュア210の自由端211の先端の一面だけに固
定されて支えられているため、A,C,D方向の曲げ応
力には弱く、固着した部分が剥離しやすいと言う問題が
あり、この問題を解決するために図9乃至図11に示す
ような固着を採用したものがある。
ーマチュア210の自由端211の先端の一面だけに固
定されて支えられているため、A,C,D方向の曲げ応
力には弱く、固着した部分が剥離しやすいと言う問題が
あり、この問題を解決するために図9乃至図11に示す
ような固着を採用したものがある。
【0007】図9に示す固着は、アーマチュア210の
自由端211に形成した凹状溝215にワイヤ220を
溶接により固着した例であり、アーマチュア210の前
記固着に関する構成を除くその他の各部の構成は図8に
示したものと同一であり、アーマチュア210の動作も
図8で説明した動作と同じである。
自由端211に形成した凹状溝215にワイヤ220を
溶接により固着した例であり、アーマチュア210の前
記固着に関する構成を除くその他の各部の構成は図8に
示したものと同一であり、アーマチュア210の動作も
図8で説明した動作と同じである。
【0008】また、図10に示す固着は、アーマチュア
210の自由端211の近傍に貫通孔216を形成し、
この貫通孔216にワイヤ220を挿入して溶接により
固着した例である。なお、アーマチュア210の前記固
着に関する構成を除くその他の各部の構成は図8に示し
たものと同一であり、アーマチュア210の動作も図8
で説明した動作と同じである。
210の自由端211の近傍に貫通孔216を形成し、
この貫通孔216にワイヤ220を挿入して溶接により
固着した例である。なお、アーマチュア210の前記固
着に関する構成を除くその他の各部の構成は図8に示し
たものと同一であり、アーマチュア210の動作も図8
で説明した動作と同じである。
【0009】図11に示す固着は、アーマチュア210
の自由端211に金属管230の貫通孔にワイヤ220
を挿通し、金属管の上端をアーマチュア210の先端面
下端に接触させるとともにワイヤ220の後端を自由端
211の先端面に接触させて両接触部を溶接して固着し
た例である。なお、アーマチュア210の前記固着に関
する構成を除くその他の各部の構成は図8に示したもの
と同一であり、アーマチュア210の動作も図8で説明
した動作と同じである。
の自由端211に金属管230の貫通孔にワイヤ220
を挿通し、金属管の上端をアーマチュア210の先端面
下端に接触させるとともにワイヤ220の後端を自由端
211の先端面に接触させて両接触部を溶接して固着し
た例である。なお、アーマチュア210の前記固着に関
する構成を除くその他の各部の構成は図8に示したもの
と同一であり、アーマチュア210の動作も図8で説明
した動作と同じである。
【0010】更に、アーマチュアとワイヤのその他の固
着としては例えば特公平3−7510号公報に記載され
たものがある。この公報記載の固着は図12(a),
(b),図13(a),(b)に示すようになってい
る。図12および図13の(a)は側面図、(b)は背
面図である。
着としては例えば特公平3−7510号公報に記載され
たものがある。この公報記載の固着は図12(a),
(b),図13(a),(b)に示すようになってい
る。図12および図13の(a)は側面図、(b)は背
面図である。
【0011】そして、図12に示す固着は、ワイヤ32
0の径より厚みの薄いアーマチュアの可動部311の先
端312を円筒状に曲げてワイヤ径程度の凹所を形成
し、この凹所にワイヤ320の後端を挿入してロー付け
313により溶接して固着したものである。また、図1
3に示す固着は、アーマチュアの可動部311にワイヤ
径程度の切込み314を入れてそこにワイヤ320を挿
入し、ロー付け313により溶接して固着したものであ
る。
0の径より厚みの薄いアーマチュアの可動部311の先
端312を円筒状に曲げてワイヤ径程度の凹所を形成
し、この凹所にワイヤ320の後端を挿入してロー付け
313により溶接して固着したものである。また、図1
3に示す固着は、アーマチュアの可動部311にワイヤ
径程度の切込み314を入れてそこにワイヤ320を挿
入し、ロー付け313により溶接して固着したものであ
る。
【0012】上述したように、ワイヤには印字の際の衝
撃により軸方向の応力とともに図8に示すA,B方向あ
るいはC,D方向への曲げ応力が作用し、この曲げ応力
はワイヤとアーマチュアの固着部にも作用し、固着部が
剥離などにより破損する虞れがある。この破損を防止す
る為に上記図9乃至図13に示したような固着が採用さ
れている。
撃により軸方向の応力とともに図8に示すA,B方向あ
るいはC,D方向への曲げ応力が作用し、この曲げ応力
はワイヤとアーマチュアの固着部にも作用し、固着部が
剥離などにより破損する虞れがある。この破損を防止す
る為に上記図9乃至図13に示したような固着が採用さ
れている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示す例
は、凹状溝215の3面でワイヤ220を支る状態であ
るため、B,C,D方向の曲げ応力には強いがA方向の
曲げ応力には弱く、また、図10に示す例は、貫通孔2
16の内側でワイヤ220の全周が支えられているた
め、前記A,B,C,D方向に対する応力に対しては強
いが、貫通孔216にワイヤ220を挿入した後、銀ロ
ー等の固着剤が貫通孔216内に注入しずらいため、固
着作業が困難であるという問題がある。また、図9及び
図10に示す例では自由端のC,D方向に対してアーマ
チュア210の肉厚が薄いため加工も困難になり、自由
端のC,D方向の肉厚を一定の厚みに維持しようとする
とヘッド全体が大きくなるとともにアーマチュア210
を動作させる電流値も大きくする必要があるという問題
がある。図11に示す例は、金属管230によってワイ
ヤ220の湾曲する部分の長さが短くなり、ワイヤ22
0の曲げ応力が更に大きくなるという問題がある。
は、凹状溝215の3面でワイヤ220を支る状態であ
るため、B,C,D方向の曲げ応力には強いがA方向の
曲げ応力には弱く、また、図10に示す例は、貫通孔2
16の内側でワイヤ220の全周が支えられているた
め、前記A,B,C,D方向に対する応力に対しては強
いが、貫通孔216にワイヤ220を挿入した後、銀ロ
ー等の固着剤が貫通孔216内に注入しずらいため、固
着作業が困難であるという問題がある。また、図9及び
図10に示す例では自由端のC,D方向に対してアーマ
チュア210の肉厚が薄いため加工も困難になり、自由
端のC,D方向の肉厚を一定の厚みに維持しようとする
とヘッド全体が大きくなるとともにアーマチュア210
を動作させる電流値も大きくする必要があるという問題
がある。図11に示す例は、金属管230によってワイ
ヤ220の湾曲する部分の長さが短くなり、ワイヤ22
0の曲げ応力が更に大きくなるという問題がある。
【0014】また、図12に示すものは図10に示す例
と同じように可動部311によってワイヤ320の全周
が支えられているため、A,B,C,D方向の応力には
強いが、直径が約0.2mm程度のワイヤに対して可動
部311の先端312を円筒状に曲げてワイヤ径程度の
凹所を形成することは難しく加工の面で問題がある。ま
た、図13に示すようなものは、可動部311の先端の
板厚がワイヤ320の直径よりかなり小さいため、同図
(b)に示すように、可動部311の板厚方向にワイヤ
320がはみ出てしまい、固着作業が難しくなるという
問題がある。また、固着する面積を確保しにくいため、
可動部311に対するワイヤ320の固着する長さを長
くしなければならない。このため、可動部311の先端
におけるワイヤの軸方向の寸法が大きくなってしまい、
本体の軸方向の厚み寸法が大きくなってしまうという問
題がある。
と同じように可動部311によってワイヤ320の全周
が支えられているため、A,B,C,D方向の応力には
強いが、直径が約0.2mm程度のワイヤに対して可動
部311の先端312を円筒状に曲げてワイヤ径程度の
凹所を形成することは難しく加工の面で問題がある。ま
た、図13に示すようなものは、可動部311の先端の
板厚がワイヤ320の直径よりかなり小さいため、同図
(b)に示すように、可動部311の板厚方向にワイヤ
320がはみ出てしまい、固着作業が難しくなるという
問題がある。また、固着する面積を確保しにくいため、
可動部311に対するワイヤ320の固着する長さを長
くしなければならない。このため、可動部311の先端
におけるワイヤの軸方向の寸法が大きくなってしまい、
本体の軸方向の厚み寸法が大きくなってしまうという問
題がある。
【0015】上述のように従来のプリンタヘッドに於い
ては、アーマチュアの自由端とワイヤとの固着はその強
度の点で必ずしも充分ではないという問題があり、また
固着作業が難しいなどの問題点もある。
ては、アーマチュアの自由端とワイヤとの固着はその強
度の点で必ずしも充分ではないという問題があり、また
固着作業が難しいなどの問題点もある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みなされたもので、請求項1記載の発明は、本体内に環
状に配列されるとともにコイルが巻回された複数のコア
と、このコアに基部を対向して配置され前記コイルへの
通電によって前記コア近傍に設けられた支点を回動中心
として動作するとともに自由端の先端部に第1の固着面
とこの第1の固着面より前記基部側に位置するとともに
前記第1の固着面と略平行な第2の固着面を設けたアー
マチュアと、このアーマチュアと共動するワイヤの後端
部にこのワイヤの一部をその孔に固着状態で貫通させた
補助部材を設け、前記ワイヤの貫通部分を前記第1の固
着面に、前記補助部材を第2の固着面にそれぞれ固着し
たものである。
みなされたもので、請求項1記載の発明は、本体内に環
状に配列されるとともにコイルが巻回された複数のコア
と、このコアに基部を対向して配置され前記コイルへの
通電によって前記コア近傍に設けられた支点を回動中心
として動作するとともに自由端の先端部に第1の固着面
とこの第1の固着面より前記基部側に位置するとともに
前記第1の固着面と略平行な第2の固着面を設けたアー
マチュアと、このアーマチュアと共動するワイヤの後端
部にこのワイヤの一部をその孔に固着状態で貫通させた
補助部材を設け、前記ワイヤの貫通部分を前記第1の固
着面に、前記補助部材を第2の固着面にそれぞれ固着し
たものである。
【0017】この請求項1記載の発明によれば、ワイヤ
がその各方向に対する曲げ方向の応力に対して強くなる
とともに補助部材によってワイヤの湾曲する長さが規制
されることを減少させ、またアーマチュア,補助部材及
びワイヤがそれぞれ相互に固着され一体的に形成できる
という作用を有する。
がその各方向に対する曲げ方向の応力に対して強くなる
とともに補助部材によってワイヤの湾曲する長さが規制
されることを減少させ、またアーマチュア,補助部材及
びワイヤがそれぞれ相互に固着され一体的に形成できる
という作用を有する。
【0018】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の発明における補助部材を金属管にしたものである。
の発明における補助部材を金属管にしたものである。
【0019】この請求項2記載の発明によれば、前記請
求項1記載の発明における作用に加え補助部材を容易に
作成できるとともに溶接剤で溶接できるという効果を有
する。
求項1記載の発明における作用に加え補助部材を容易に
作成できるとともに溶接剤で溶接できるという効果を有
する。
【0020】請求項3記載の発明は、本体内に環状に配
列されるとともにコイルが巻回された複数のコアと、こ
のコアに基部を対向して配置され前記コイルへの通電に
よって前記コア近傍に設けられた支点を回動中心として
動作するとともに自由端の先端部に第1の固着面とこの
第1の固着面より前記基部側に位置するとともに前記第
1の固着面と略平行な第2の固着面を設けたアーマチュ
アと、このアーマチュアと共動するワイヤの後端部にこ
のワイヤの一部をその孔に固着状態で貫通させた補助部
材を設け、前記ワイヤの貫通部分を前記第1の固着面
に、前記補助部材を第2の固着面にそれぞれ固着するワ
イヤドットプリンタヘッドにおける前記アーマチュアと
ワイヤの固着方法であって、位置決め手段によって前記
第1の固着面の前記アーマチュアの長手方向と直交する
方向の長さと略等しく成るように前記ワイヤの一部を遊
嵌状態で貫通させて前記補助部材を位置決めする工程
と、前記貫通したワイヤの一部と前記補助部材とを前記
第1の固着面と前記第2の固着面に対応させて位置決め
する工程と、遊嵌状態で貫通したワイヤの一部と前記補
助部材とを前記第1の固着面と前記第2の固着面とに同
時に固着する工程とによってアーマチュアとワイヤとを
固着するものである。
列されるとともにコイルが巻回された複数のコアと、こ
のコアに基部を対向して配置され前記コイルへの通電に
よって前記コア近傍に設けられた支点を回動中心として
動作するとともに自由端の先端部に第1の固着面とこの
第1の固着面より前記基部側に位置するとともに前記第
1の固着面と略平行な第2の固着面を設けたアーマチュ
アと、このアーマチュアと共動するワイヤの後端部にこ
のワイヤの一部をその孔に固着状態で貫通させた補助部
材を設け、前記ワイヤの貫通部分を前記第1の固着面
に、前記補助部材を第2の固着面にそれぞれ固着するワ
イヤドットプリンタヘッドにおける前記アーマチュアと
ワイヤの固着方法であって、位置決め手段によって前記
第1の固着面の前記アーマチュアの長手方向と直交する
方向の長さと略等しく成るように前記ワイヤの一部を遊
嵌状態で貫通させて前記補助部材を位置決めする工程
と、前記貫通したワイヤの一部と前記補助部材とを前記
第1の固着面と前記第2の固着面に対応させて位置決め
する工程と、遊嵌状態で貫通したワイヤの一部と前記補
助部材とを前記第1の固着面と前記第2の固着面とに同
時に固着する工程とによってアーマチュアとワイヤとを
固着するものである。
【0021】この請求項3記載の発明によれば、アーマ
チュアとワイヤと補助部材を一度に固着でき固着作業が
効率よくできるとともに、印字におけるワイヤの衝撃力
に対する強度を増大させる作用を有する。更に、曲げ応
力に対しても強くなる作用を有する。
チュアとワイヤと補助部材を一度に固着でき固着作業が
効率よくできるとともに、印字におけるワイヤの衝撃力
に対する強度を増大させる作用を有する。更に、曲げ応
力に対しても強くなる作用を有する。
【0022】請求項4記載の発明は、本体内に環状に配
列されるとともにコイルが巻回された複数のコアと、こ
のコアに基部を対向して配置され前記コイルへの通電に
よって前記コア近傍に設けられた支点を回動中心として
動作するとともに自由端の先端部に第1の固着面とこの
第1の固着面より前記基部側に位置するとともに前記第
1の固着面と略平行な第2の固着面を設けたアーマチュ
アと、このアーマチュアと共動するワイヤの後端部にこ
のワイヤの一部をその孔に固着状態で貫通させた補助部
材を設け、前記ワイヤの貫通部分を前記第1の固着面
に、前記補助部材を第2の固着面にそれぞれ固着するワ
イヤドットプリンタヘッドにおける前記アーマチュアと
ワイヤの固着方法であって、位置決め手段によって前記
第1の固着面の前記アーマチュアの長手方向と直交する
方向の長さと略等しく成るように前記ワイヤの一部を遊
嵌状態で貫通させて前記補助部材を位置決めし、補助部
材貫通孔内周壁と前記ワイヤとを固着する工程と、固着
状態で貫通したワイヤの一部と前記補助部材とを前記第
1の固着面と前記第2の固着面に対応させて位置決めす
る工程と、前記貫通したワイヤの一部と前記補助部材と
を前記第1の固着面と前記第2の固着面とに同時に固着
する工程とによってアーマチュアとワイヤとを固着する
ものである。
列されるとともにコイルが巻回された複数のコアと、こ
のコアに基部を対向して配置され前記コイルへの通電に
よって前記コア近傍に設けられた支点を回動中心として
動作するとともに自由端の先端部に第1の固着面とこの
第1の固着面より前記基部側に位置するとともに前記第
1の固着面と略平行な第2の固着面を設けたアーマチュ
アと、このアーマチュアと共動するワイヤの後端部にこ
のワイヤの一部をその孔に固着状態で貫通させた補助部
材を設け、前記ワイヤの貫通部分を前記第1の固着面
に、前記補助部材を第2の固着面にそれぞれ固着するワ
イヤドットプリンタヘッドにおける前記アーマチュアと
ワイヤの固着方法であって、位置決め手段によって前記
第1の固着面の前記アーマチュアの長手方向と直交する
方向の長さと略等しく成るように前記ワイヤの一部を遊
嵌状態で貫通させて前記補助部材を位置決めし、補助部
材貫通孔内周壁と前記ワイヤとを固着する工程と、固着
状態で貫通したワイヤの一部と前記補助部材とを前記第
1の固着面と前記第2の固着面に対応させて位置決めす
る工程と、前記貫通したワイヤの一部と前記補助部材と
を前記第1の固着面と前記第2の固着面とに同時に固着
する工程とによってアーマチュアとワイヤとを固着する
ものである。
【0023】この請求項4記載の発明によれば、ワイヤ
と補助部材を固着してから補助部材と一体化したワイヤ
をアーマチュアとに固着するので、ワイヤと補助部材の
固着を確実にできるとともに、印字におけるワイヤの衝
撃力に対する強度を増大させる作用を有する。更に、曲
げ応力に対しても強くなる作用を有する。
と補助部材を固着してから補助部材と一体化したワイヤ
をアーマチュアとに固着するので、ワイヤと補助部材の
固着を確実にできるとともに、印字におけるワイヤの衝
撃力に対する強度を増大させる作用を有する。更に、曲
げ応力に対しても強くなる作用を有する。
【0024】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載の固着方法において、前記位置決め手段を少なくと
も位置決め面を非磁性部材で構成したワイヤ支持台にし
たものである。
記載の固着方法において、前記位置決め手段を少なくと
も位置決め面を非磁性部材で構成したワイヤ支持台にし
たものである。
【0025】この請求項5記載の発明によれば、請求項
3または4記載の作用に加え、ワイヤ支持台の補助部材
を載置する部分が非磁性の部材で構成されているので、
電磁波発生手段から発生するエネルギーをワイヤ支持台
に吸収されることがなく効率よく固着作業ができる作用
を有する。
3または4記載の作用に加え、ワイヤ支持台の補助部材
を載置する部分が非磁性の部材で構成されているので、
電磁波発生手段から発生するエネルギーをワイヤ支持台
に吸収されることがなく効率よく固着作業ができる作用
を有する。
【0026】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の一実施の形態を
図1乃至図7に基づいて説明をする。まず、図5及び図
6に基づいてプリンタヘッドPHの全体構造に付いて説
明をする。図5は縦断側面図、図6は主要部品の取り付
け関係を示す分解斜視図である。
図1乃至図7に基づいて説明をする。まず、図5及び図
6に基づいてプリンタヘッドPHの全体構造に付いて説
明をする。図5は縦断側面図、図6は主要部品の取り付
け関係を示す分解斜視図である。
【0027】プリンタヘッドPHは、図5及び図6に示
すように取付部材1とアーマチュアブロックABとヨー
クブロックYBとから構成されており、これら取付部材
1とアーマチュアブロックABとヨークブロックYBと
をねじ2によって一体的に組み立てられている。
すように取付部材1とアーマチュアブロックABとヨー
クブロックYBとから構成されており、これら取付部材
1とアーマチュアブロックABとヨークブロックYBと
をねじ2によって一体的に組み立てられている。
【0028】前記アーマチュアブロックABは、前面カ
バー3,アーマチュアガイド4,ストッパー受け5,フ
ィルム6(図5では不図示),アーマチュアストッパー
7,アーマチュアスプリング8(図5では不図示),支
点押さえスプリング9(図5では不図示)及びワイヤ1
20を固着したアーマチュア110から構成されてお
り、図5に示すようにねじ10によって一体的に組み立
てられてブロック化されている。また、前記ヨークブロ
ックYBは、ヨーク21,スペーサ22,基板23,ハ
ウジング24から構成されており、ねじ26によってブ
ロック化されている。
バー3,アーマチュアガイド4,ストッパー受け5,フ
ィルム6(図5では不図示),アーマチュアストッパー
7,アーマチュアスプリング8(図5では不図示),支
点押さえスプリング9(図5では不図示)及びワイヤ1
20を固着したアーマチュア110から構成されてお
り、図5に示すようにねじ10によって一体的に組み立
てられてブロック化されている。また、前記ヨークブロ
ックYBは、ヨーク21,スペーサ22,基板23,ハ
ウジング24から構成されており、ねじ26によってブ
ロック化されている。
【0029】次にアーマチュアブロックABの各構成部
品について詳細に説明をする。
品について詳細に説明をする。
【0030】前記取付部材1は、中央にワイヤガイド1
1を嵌合させるための長方形の嵌合孔1aが設けられ、
この嵌合孔1aの両側には図示されていないプリンタ本
体のキャリアにねじによって固定される2つのねじ孔1
bを設けた2つの突起1cを設けているとともにプリン
タヘッドPHを構成する他の部品と一体化させるねじ2
を取り付ける為のねじ孔1dが3個設けられている。
1を嵌合させるための長方形の嵌合孔1aが設けられ、
この嵌合孔1aの両側には図示されていないプリンタ本
体のキャリアにねじによって固定される2つのねじ孔1
bを設けた2つの突起1cを設けているとともにプリン
タヘッドPHを構成する他の部品と一体化させるねじ2
を取り付ける為のねじ孔1dが3個設けられている。
【0031】前記前面カバー3は、取付部材1に対向し
た円形の底面3aとする一端開口の容器状に形成され、
底面3aの中央にワイヤガイド11を嵌合させるための
長方形の嵌合孔3bと、プリンタヘッドPHを構成する
他の部品と一体化させるねじ2を取り付ける為のねじ孔
3cが3個(図6では2個のみ図示)設けている。ま
た、前面カバー3の底面3aにアーマチュアブロックA
Bを構成する他の部品と一体化させるねじ10を挿通さ
せる為のねじ孔3dが3個(図6では2個のみ図示)設
けるとともに、アーマチュアガイド4を位置決めする為
の位置決め孔3e...が設けられている。
た円形の底面3aとする一端開口の容器状に形成され、
底面3aの中央にワイヤガイド11を嵌合させるための
長方形の嵌合孔3bと、プリンタヘッドPHを構成する
他の部品と一体化させるねじ2を取り付ける為のねじ孔
3cが3個(図6では2個のみ図示)設けている。ま
た、前面カバー3の底面3aにアーマチュアブロックA
Bを構成する他の部品と一体化させるねじ10を挿通さ
せる為のねじ孔3dが3個(図6では2個のみ図示)設
けるとともに、アーマチュアガイド4を位置決めする為
の位置決め孔3e...が設けられている。
【0032】前記アーマチュアガイド4は、前記取付部
材1に設けた嵌合孔1aと前記前面カバー3の底面3a
に設けた嵌合孔3bから突出するワイヤガイド11と一
体的に形成され、ストッパー受け5を嵌め込むためのス
トッパー受け溝4aを3個(図6では2個のみ図示)等
配して設けられるとともに、前面カバー3の底面3aに
設けられた位置決め孔3e...に嵌合するためのピン
4b...が設けられ、前面カバー3の底面3aに当接
している。このアーマチュアガイド4はさらに、前面カ
バー3の底面3aに当接する面とは反対側すなわち図6
では図示されない側に複数のガイドピン4cが環状に配
列して形成されるとともに、複数のアーマチュアスプリ
ング8及び支点押さえスプリング9とがガイドピン4c
の内側と外側とに環状に配置される複数の溝4d及び4
eが設けられている。また、ワイヤガイド11に固定さ
れている複数のガイドチップ12...は、アーマチュ
ア110の自由端111に固定されたワイヤ120をワ
イヤの軸方向に摺動自在に保持している。
材1に設けた嵌合孔1aと前記前面カバー3の底面3a
に設けた嵌合孔3bから突出するワイヤガイド11と一
体的に形成され、ストッパー受け5を嵌め込むためのス
トッパー受け溝4aを3個(図6では2個のみ図示)等
配して設けられるとともに、前面カバー3の底面3aに
設けられた位置決め孔3e...に嵌合するためのピン
4b...が設けられ、前面カバー3の底面3aに当接
している。このアーマチュアガイド4はさらに、前面カ
バー3の底面3aに当接する面とは反対側すなわち図6
では図示されない側に複数のガイドピン4cが環状に配
列して形成されるとともに、複数のアーマチュアスプリ
ング8及び支点押さえスプリング9とがガイドピン4c
の内側と外側とに環状に配置される複数の溝4d及び4
eが設けられている。また、ワイヤガイド11に固定さ
れている複数のガイドチップ12...は、アーマチュ
ア110の自由端111に固定されたワイヤ120をワ
イヤの軸方向に摺動自在に保持している。
【0033】また、前記ストッパー受け5は、プリンタ
ヘッドPHを構成する他の部品と一体化させるねじ2を
取り付ける為のねじ孔5aを設けるとともに、アーマチ
ュアブロックABを構成する他の部品と一体化させるね
じ10を挿通させる為のねじ孔5bが設けられている。
またこのストッパー受け5は、アーマチュアガイド4に
設けられたストッパー受け溝4a内に配置されるととも
に前記カバー3と前記アーマチュアストッパー7に挟持
されて設けられている。
ヘッドPHを構成する他の部品と一体化させるねじ2を
取り付ける為のねじ孔5aを設けるとともに、アーマチ
ュアブロックABを構成する他の部品と一体化させるね
じ10を挿通させる為のねじ孔5bが設けられている。
またこのストッパー受け5は、アーマチュアガイド4に
設けられたストッパー受け溝4a内に配置されるととも
に前記カバー3と前記アーマチュアストッパー7に挟持
されて設けられている。
【0034】またフィルム6は、アーマチュア110と
ヨーク21とを接触させない役割をするもので非磁性材
料でできている。
ヨーク21とを接触させない役割をするもので非磁性材
料でできている。
【0035】また、アーマチュアストッパー7は、アル
ミからなり中央部に貫通孔が形成された環状部7aと前
記貫通孔部分に取り付けられたゴムからなる円板部7b
で形成している。この環状部7aにはアーマチュアブロ
ックABを構成する他の部品と一体化させるねじ10を
取り付ける為のねじ孔7cが3個設けられている。
ミからなり中央部に貫通孔が形成された環状部7aと前
記貫通孔部分に取り付けられたゴムからなる円板部7b
で形成している。この環状部7aにはアーマチュアブロ
ックABを構成する他の部品と一体化させるねじ10を
取り付ける為のねじ孔7cが3個設けられている。
【0036】次にアーマチュアブロックABの組み立て
方について説明をする。
方について説明をする。
【0037】最初にアーマチュアガイド4の各ストッパ
ー受け溝4aに各ストッパー5を嵌合させる。次に前面
カバー3の嵌合孔3bにワイヤガイド11を嵌合させる
とともに底面3aにある位置決め孔3e...にアーマ
チュアガイド4のピン4b...を嵌合させて、前面カ
バー3とアーマチュアガイド4を一体的にする。そして
アーマチュア110の自由端111に固着しているワイ
ヤ120をガイドチップ12に挿通しながらアーマチュ
ア110のピン孔113にガイドピン4cを挿入し、複
数のアーマチュア110の自由端111側を内側にして
放射状に配置させる。前面カバー3の底面3aとストッ
パー受け5とフィルム6とアーマチュアストッパー7と
を順次積層してアーマチュアストッパー7側からねじ1
0をねじ孔7c,5b,3dに挿通させてねじ10の先
端をナット10aで固定させてブロック化する。
ー受け溝4aに各ストッパー5を嵌合させる。次に前面
カバー3の嵌合孔3bにワイヤガイド11を嵌合させる
とともに底面3aにある位置決め孔3e...にアーマ
チュアガイド4のピン4b...を嵌合させて、前面カ
バー3とアーマチュアガイド4を一体的にする。そして
アーマチュア110の自由端111に固着しているワイ
ヤ120をガイドチップ12に挿通しながらアーマチュ
ア110のピン孔113にガイドピン4cを挿入し、複
数のアーマチュア110の自由端111側を内側にして
放射状に配置させる。前面カバー3の底面3aとストッ
パー受け5とフィルム6とアーマチュアストッパー7と
を順次積層してアーマチュアストッパー7側からねじ1
0をねじ孔7c,5b,3dに挿通させてねじ10の先
端をナット10aで固定させてブロック化する。
【0038】次に、アーマチュア110の自由端111
に固着されたワイヤ120のプリンタヘッドの本体内の
配置を図4に基づいて説明をする。これは24ピンの例
であり図中、白丸120−1a〜120−24aはアー
マチュアの自由端に固着されたワイヤ120の後端の配
置状態を示し、黒丸120−1b〜120−24bは、
ワイヤガイド11の先端に設けたガイド孔に配置された
ワイヤの先端の配置状態を示している。点線120−1
c〜120−24cは、ワイヤの湾曲した経路を示すも
のである。そしてアーマチュアはこのように配置された
白丸120−1a〜120−24aの外側に配置されて
いる。
に固着されたワイヤ120のプリンタヘッドの本体内の
配置を図4に基づいて説明をする。これは24ピンの例
であり図中、白丸120−1a〜120−24aはアー
マチュアの自由端に固着されたワイヤ120の後端の配
置状態を示し、黒丸120−1b〜120−24bは、
ワイヤガイド11の先端に設けたガイド孔に配置された
ワイヤの先端の配置状態を示している。点線120−1
c〜120−24cは、ワイヤの湾曲した経路を示すも
のである。そしてアーマチュアはこのように配置された
白丸120−1a〜120−24aの外側に配置されて
いる。
【0039】次に、ヨークブロックYBの各構成部品に
ついて詳細に説明をする。
ついて詳細に説明をする。
【0040】前記ヨーク21は3個のねじ孔21a(図
6では2個のみ図示)を設けた3個のヨーク取り付け部
材21b(図6では2個のみ図示)と、各ヨーク取り付
け部材21bの間にそれぞれコイル25が装着される合
計24個のコア21c...が環状に配置されて形成さ
れ、この環状に配置されたコア21c...等の内側に
設けられる側に段部21dを有する円筒部21eと、こ
のコア21cの底壁を形成する円板部21fから構成さ
れている。
6では2個のみ図示)を設けた3個のヨーク取り付け部
材21b(図6では2個のみ図示)と、各ヨーク取り付
け部材21bの間にそれぞれコイル25が装着される合
計24個のコア21c...が環状に配置されて形成さ
れ、この環状に配置されたコア21c...等の内側に
設けられる側に段部21dを有する円筒部21eと、こ
のコア21cの底壁を形成する円板部21fから構成さ
れている。
【0041】また、前記ハウジング24は、熱伝導率の
高い金属材よりなり、コイル25の配置方向に沿ってこ
れらコイル25の近傍の外側と円形状のスペーサ22と
コイル25を電気的に接続する後述する端子23
a...,23b...が設けられた基板23の外周縁
を囲む筒状壁24aと、この筒状壁24aの底部を形成
する底壁24bと、この底壁24bの外側に一体に設け
られ内部で発生した熱を外部に放出させるためのフィン
24cとから構成されている。また、ハウジング24の
底壁24bには吸熱部24dが突出形成されヨーク21
の円板部21fの一端面を形成している接触面21gに
広い面積で接しヨーク21で発生する熱を吸収するよう
になっている。また、底壁24bにはこの吸熱部24d
の両側に設けられ外部回路に接続される2つのコネクタ
23c,23dを挿通させる為のコネクタ開口24e,
24fと、ヨークブロックYBを構成する他の部品と一
体化させるねじ26を取り付けるためのねじ孔24gが
3個(図5では1個のみ図示)設けられている。
高い金属材よりなり、コイル25の配置方向に沿ってこ
れらコイル25の近傍の外側と円形状のスペーサ22と
コイル25を電気的に接続する後述する端子23
a...,23b...が設けられた基板23の外周縁
を囲む筒状壁24aと、この筒状壁24aの底部を形成
する底壁24bと、この底壁24bの外側に一体に設け
られ内部で発生した熱を外部に放出させるためのフィン
24cとから構成されている。また、ハウジング24の
底壁24bには吸熱部24dが突出形成されヨーク21
の円板部21fの一端面を形成している接触面21gに
広い面積で接しヨーク21で発生する熱を吸収するよう
になっている。また、底壁24bにはこの吸熱部24d
の両側に設けられ外部回路に接続される2つのコネクタ
23c,23dを挿通させる為のコネクタ開口24e,
24fと、ヨークブロックYBを構成する他の部品と一
体化させるねじ26を取り付けるためのねじ孔24gが
3個(図5では1個のみ図示)設けられている。
【0042】次に、前記基板23は、中央部に吸熱部2
4dを挿通させるための長円形な長孔23eと、この長
孔23eの両側に設けられコイル25の導線の端部を取
り付ける端子23a...,23b...と、プリンタ
ヘッドの本体の内部の温度を測定する図示しないサーミ
スタを配置させる為のサーミスタ配置孔23fと、ヨー
クブロックYBを構成する他の部品と一体化させるねじ
26を通す為の切り欠き23gが3個(図6では2個の
み図示)設けられている。また、基板23の端子23
a...,23b...が設けられている側面と反対側
(図6では図示されていない側)には外部回路に接続さ
れる前記2つのコネクタ23c,23dが設けられてい
る。
4dを挿通させるための長円形な長孔23eと、この長
孔23eの両側に設けられコイル25の導線の端部を取
り付ける端子23a...,23b...と、プリンタ
ヘッドの本体の内部の温度を測定する図示しないサーミ
スタを配置させる為のサーミスタ配置孔23fと、ヨー
クブロックYBを構成する他の部品と一体化させるねじ
26を通す為の切り欠き23gが3個(図6では2個の
み図示)設けられている。また、基板23の端子23
a...,23b...が設けられている側面と反対側
(図6では図示されていない側)には外部回路に接続さ
れる前記2つのコネクタ23c,23dが設けられてい
る。
【0043】更に、前記スペーサ22は、ヨーク21と
基板23とを電気的に絶縁するためのものであり、中央
部に吸熱部24dを挿通させるための長円形な長孔22
aと、この長孔22aの両側に設けられコイル25の導
線を挿通させる貫通孔22b及びコイル25の導線を挿
通させるとともに図示しないサーミスタを配置させる為
の孔とを一つにした貫通孔22cと、ヨークブロックY
Bを構成する他の部品と一体化させるねじ26を通す為
の切り欠き22dが3個(図6では2個のみ図示)設け
られている。
基板23とを電気的に絶縁するためのものであり、中央
部に吸熱部24dを挿通させるための長円形な長孔22
aと、この長孔22aの両側に設けられコイル25の導
線を挿通させる貫通孔22b及びコイル25の導線を挿
通させるとともに図示しないサーミスタを配置させる為
の孔とを一つにした貫通孔22cと、ヨークブロックY
Bを構成する他の部品と一体化させるねじ26を通す為
の切り欠き22dが3個(図6では2個のみ図示)設け
られている。
【0044】前記基板23に設けられた長孔23eとス
ペーサ22に設けられた長孔22aの寸法及び形状は、
吸熱部24dの断面より僅かに大きく形成されている。
ペーサ22に設けられた長孔22aの寸法及び形状は、
吸熱部24dの断面より僅かに大きく形成されている。
【0045】次に、ヨークブロックYBの組立て及びこ
のヨークブロックYBと前記アーマチュアブロックAB
とを結合してプリンタヘッドPHを組み立てる組み立て
方について説明をする。
のヨークブロックYBと前記アーマチュアブロックAB
とを結合してプリンタヘッドPHを組み立てる組み立て
方について説明をする。
【0046】まず、ヨークブロックYBの組立ては、コ
イル25を装着したヨーク21,スペーサ22,基板2
3及びハウジング24を積層さしてねじ26をハウジン
グ24側からねじ孔24gに挿通させ切り欠き23g,
22dを通して、ねじ孔21aにねじ26を螺合して一
体的に結合してヨークブロックYBとして組み立てる。
イル25を装着したヨーク21,スペーサ22,基板2
3及びハウジング24を積層さしてねじ26をハウジン
グ24側からねじ孔24gに挿通させ切り欠き23g,
22dを通して、ねじ孔21aにねじ26を螺合して一
体的に結合してヨークブロックYBとして組み立てる。
【0047】次に、前記アーマチュアブロックABのア
ーマチュアストッパー7とヨークブロックYBのヨーク
21を対向させ、また取付部材1とアーマチュアブロッ
クABの前面カバー3を対向させた状態でねじ2を取付
部材1側からねじ孔1d,3c,5aに挿通するととも
にヨーク21のねじ孔21aにねじ2の先端を螺合し
て、取付部材1とアーマチュアブロックAB及びヨーク
ブロックYBとを結合させ一体化させることにより、プ
リンタヘッドPHは組み立てられる。この状態では、前
記アーマチュア110の一方つまり基部は前記コア21
cの端面に対向するとともに、支点押さえスプリング9
の圧力によって前記ヨーク21の円筒部21eの支点と
しての段部21dを回動中心として回動自在に支えられ
ている。
ーマチュアストッパー7とヨークブロックYBのヨーク
21を対向させ、また取付部材1とアーマチュアブロッ
クABの前面カバー3を対向させた状態でねじ2を取付
部材1側からねじ孔1d,3c,5aに挿通するととも
にヨーク21のねじ孔21aにねじ2の先端を螺合し
て、取付部材1とアーマチュアブロックAB及びヨーク
ブロックYBとを結合させ一体化させることにより、プ
リンタヘッドPHは組み立てられる。この状態では、前
記アーマチュア110の一方つまり基部は前記コア21
cの端面に対向するとともに、支点押さえスプリング9
の圧力によって前記ヨーク21の円筒部21eの支点と
しての段部21dを回動中心として回動自在に支えられ
ている。
【0048】次に、このプリンタヘッドPHの動作につ
いて説明をする。コイル25に電流が供給されると、ア
ーマチュア110の基部がコア21cの端面に吸引され
ヨーク21の円筒部21eの前記段部21dを支点にし
て回動動作しワイヤ120の先端が図示しないプラテン
に向かってプリンタヘッドPHより突出する。これによ
り、図示しないインクリボンを介してプラテン上の用紙
にワイヤ120の先端が衝突することにより印字がなさ
れる。コイル25への通電が停止されると、アーマチュ
ア110がアーマチュアスプリング8の付勢力によって
復帰しアーマチュアストッパー7によって予め定められ
ている復帰位置にもどる。
いて説明をする。コイル25に電流が供給されると、ア
ーマチュア110の基部がコア21cの端面に吸引され
ヨーク21の円筒部21eの前記段部21dを支点にし
て回動動作しワイヤ120の先端が図示しないプラテン
に向かってプリンタヘッドPHより突出する。これによ
り、図示しないインクリボンを介してプラテン上の用紙
にワイヤ120の先端が衝突することにより印字がなさ
れる。コイル25への通電が停止されると、アーマチュ
ア110がアーマチュアスプリング8の付勢力によって
復帰しアーマチュアストッパー7によって予め定められ
ている復帰位置にもどる。
【0049】ここで、アーマチュア110とワイヤ12
0との位置関係及び結合状態を図1乃至図3を用いて説
明をする。アーマチュア110は、コア21cと対向す
る基部114の部分が最も幅が広く、腕部112はアー
マチュア110の先端部に設けた自由端111に向かっ
て次第に細くなっている。前記自由端111の先端部に
はワイヤ120の軸方向に沿う第1の固着面としてのワ
イヤ溶接面111aと、このワイヤ溶接面111aに段
部111bとを形成することによりワイヤ溶接面111
aより前記基部113側に位置するとともにワイヤ溶接
面111aと略平行つまりワイヤ120の軸方向に沿っ
て形成された第2の固着面としての金属管溶接面111
cが形成されている。そして前記ワイヤ溶接面111a
には後述するようにワイヤ後端の一部分が、また金属管
溶接面111cには同じく後述する補助部材としての金
属管130がそれぞれ溶接により固着されるようになっ
ている。また、前記ワイヤ溶接面111a及び前記金属
管溶接面111cはアーマチュアの長手方向に対して直
交している。なお、前記金属管溶接面111cはワイヤ
溶接面111aよりワイヤの先端側つまり図示していな
いプラテンに近い方に形成されている。
0との位置関係及び結合状態を図1乃至図3を用いて説
明をする。アーマチュア110は、コア21cと対向す
る基部114の部分が最も幅が広く、腕部112はアー
マチュア110の先端部に設けた自由端111に向かっ
て次第に細くなっている。前記自由端111の先端部に
はワイヤ120の軸方向に沿う第1の固着面としてのワ
イヤ溶接面111aと、このワイヤ溶接面111aに段
部111bとを形成することによりワイヤ溶接面111
aより前記基部113側に位置するとともにワイヤ溶接
面111aと略平行つまりワイヤ120の軸方向に沿っ
て形成された第2の固着面としての金属管溶接面111
cが形成されている。そして前記ワイヤ溶接面111a
には後述するようにワイヤ後端の一部分が、また金属管
溶接面111cには同じく後述する補助部材としての金
属管130がそれぞれ溶接により固着されるようになっ
ている。また、前記ワイヤ溶接面111a及び前記金属
管溶接面111cはアーマチュアの長手方向に対して直
交している。なお、前記金属管溶接面111cはワイヤ
溶接面111aよりワイヤの先端側つまり図示していな
いプラテンに近い方に形成されている。
【0050】また、ワイヤ溶接面111aと金属管溶接
面111cのワイヤの軸方向の長さは同じに設定されて
る。
面111cのワイヤの軸方向の長さは同じに設定されて
る。
【0051】次に、ワイヤ120の後端部の構成につい
て説明する。金属管130が取り付けられており、この
金属管130は、中央部にワイヤ120を挿通させる孔
131を有する断面が円形の鉄,ステンレス等の磁性材
から構成されており、この金属管130の孔131の縁
である内周縁と外周縁との幅である肉厚は段部111b
の段差に等しい。なお、前記孔131の内径とワイヤ1
20との直径との関係は、孔131にワイヤ120を貫
通させた状態ではワイヤ120の周囲に僅かな間隙が形
成される関係、つまり遊嵌状態となっている。
て説明する。金属管130が取り付けられており、この
金属管130は、中央部にワイヤ120を挿通させる孔
131を有する断面が円形の鉄,ステンレス等の磁性材
から構成されており、この金属管130の孔131の縁
である内周縁と外周縁との幅である肉厚は段部111b
の段差に等しい。なお、前記孔131の内径とワイヤ1
20との直径との関係は、孔131にワイヤ120を貫
通させた状態ではワイヤ120の周囲に僅かな間隙が形
成される関係、つまり遊嵌状態となっている。
【0052】次にアーチュア110,ワイヤ120及び
金属管130の固着方法について図7を用いて説明をす
る。
金属管130の固着方法について図7を用いて説明をす
る。
【0053】まず、金属管130を位置決めする位置決
め面142aを有するとともにワイヤ120を位置決め
するV字状の切り欠き141を有し非磁性材料である真
鍮でできている載置部142、V字状の切り欠き141
に位置決めされたワイヤ120を挟持するための板ばね
143を有する側板部144、ワイヤ120の先端部を
位置決めするV字状の切り欠き145を有するとともに
前記側板部144を直立状態に支持する脚部146とか
ら構成されているワイヤ支持台140を準備する。
め面142aを有するとともにワイヤ120を位置決め
するV字状の切り欠き141を有し非磁性材料である真
鍮でできている載置部142、V字状の切り欠き141
に位置決めされたワイヤ120を挟持するための板ばね
143を有する側板部144、ワイヤ120の先端部を
位置決めするV字状の切り欠き145を有するとともに
前記側板部144を直立状態に支持する脚部146とか
ら構成されているワイヤ支持台140を準備する。
【0054】ついで、金属管130の孔131にワイヤ
120を貫通させた状態とした金属管130を載置部1
42の上に載置位置決めした後、ワイヤ120を前記載
置部142のV字状の切り欠き141頂点及び脚部14
6のV字状の切り欠き145の頂点に位置決めするとと
もに板ばね143によってワイヤ120の中央付近の側
板部144とで挟持し位置決めする。また、ワイヤ12
0が位置決めされた状態では、金属管130の上方に突
出するワイヤ120aの長さとワイヤ溶接面111aの
アーマチュア110の長手方向と直行する方向の長さと
が等しくなるように、載置部142の厚さと側面部14
4の長さの合計値即ちワイヤ支持台140の長さを所定
の長さに設定している。
120を貫通させた状態とした金属管130を載置部1
42の上に載置位置決めした後、ワイヤ120を前記載
置部142のV字状の切り欠き141頂点及び脚部14
6のV字状の切り欠き145の頂点に位置決めするとと
もに板ばね143によってワイヤ120の中央付近の側
板部144とで挟持し位置決めする。また、ワイヤ12
0が位置決めされた状態では、金属管130の上方に突
出するワイヤ120aの長さとワイヤ溶接面111aの
アーマチュア110の長手方向と直行する方向の長さと
が等しくなるように、載置部142の厚さと側面部14
4の長さの合計値即ちワイヤ支持台140の長さを所定
の長さに設定している。
【0055】ついで、ワイヤ120を貫通させた金属管
130をアーマチュア110の金属管溶接面111c
に、また、金属管130の上端より上方に貫通させたワ
イヤ120aの一部をワイヤ溶接面111aにそれぞれ
対応させるとともに、アーマチュア110のコア21c
の側の面とワイヤ120の後端が略同一面とになるよう
にして位置決めし、この状態で溶接剤である銀ローを用
いてワイヤ120の貫通部分および金属管130を溶接
するとともにワイヤ120の貫通部分および金属管13
0をアーマチュア110に形成したワイヤ溶接面111
a及び金属管溶接面111cに溶接することにより固着
する。この際、金属管130はワイヤ120に遊嵌状態
となっていることから、孔131の内周壁とワイヤ12
0の周面とは銀ローによって固着される。そのため、衝
撃力に対する強度が増大し、曲げ応力に対しても強くな
る。そして、この溶接は電磁コイル等電磁波を発生する
電磁波発生手段を用いて溶接する。
130をアーマチュア110の金属管溶接面111c
に、また、金属管130の上端より上方に貫通させたワ
イヤ120aの一部をワイヤ溶接面111aにそれぞれ
対応させるとともに、アーマチュア110のコア21c
の側の面とワイヤ120の後端が略同一面とになるよう
にして位置決めし、この状態で溶接剤である銀ローを用
いてワイヤ120の貫通部分および金属管130を溶接
するとともにワイヤ120の貫通部分および金属管13
0をアーマチュア110に形成したワイヤ溶接面111
a及び金属管溶接面111cに溶接することにより固着
する。この際、金属管130はワイヤ120に遊嵌状態
となっていることから、孔131の内周壁とワイヤ12
0の周面とは銀ローによって固着される。そのため、衝
撃力に対する強度が増大し、曲げ応力に対しても強くな
る。そして、この溶接は電磁コイル等電磁波を発生する
電磁波発生手段を用いて溶接する。
【0056】ロー付けでは金属管130とワイヤ120
及びワイヤ120とアーマチュア110に形成したワイ
ヤ溶接面111a,金属管130と金属管溶接面111
cの総てを一度の溶接作業で出来る効果を有するとも
に、更にロー付けではワイヤ120,金属管130及び
アーマチュア110に形成したワイヤ溶接面111aと
金属管溶接面111c総てに銀ローが確実に溶接される
ことから固着が確実になされるという効果を有する。ま
た、載置部142を磁性材で構成すると電磁波発生手段
から発生した電磁波が載置部142からの磁力により吸
収されるため発熱量が低下するが、非磁性材で構成した
のでこのように吸収されることはなく、電磁波発生手段
から放出されたエネルギーを有効に溶接に用いることが
できる。
及びワイヤ120とアーマチュア110に形成したワイ
ヤ溶接面111a,金属管130と金属管溶接面111
cの総てを一度の溶接作業で出来る効果を有するとも
に、更にロー付けではワイヤ120,金属管130及び
アーマチュア110に形成したワイヤ溶接面111aと
金属管溶接面111c総てに銀ローが確実に溶接される
ことから固着が確実になされるという効果を有する。ま
た、載置部142を磁性材で構成すると電磁波発生手段
から発生した電磁波が載置部142からの磁力により吸
収されるため発熱量が低下するが、非磁性材で構成した
のでこのように吸収されることはなく、電磁波発生手段
から放出されたエネルギーを有効に溶接に用いることが
できる。
【0057】したがって、本実施の形態では金属管13
0の肉厚は段部111bの長さに等しいのでアーマチュ
ア110とワイヤ120を直角に取り付けることができ
るとともに銀ローをワイヤ120と金属管120の溶接
が均一の厚さでアーマチュア110に溶接でき銀ローの
使用量を節減できる効果がある。
0の肉厚は段部111bの長さに等しいのでアーマチュ
ア110とワイヤ120を直角に取り付けることができ
るとともに銀ローをワイヤ120と金属管120の溶接
が均一の厚さでアーマチュア110に溶接でき銀ローの
使用量を節減できる効果がある。
【0058】本実施の形態では、ワイヤ120に金属管
130を貫通して取り付ける構成とすることにより金属
管130の環状の肉厚により補強されていることから
A,B,C,Dの各方向の曲げ応力に対して強くワイヤ
120の溶接した部分が剥がれ難いという効果を有す
る。
130を貫通して取り付ける構成とすることにより金属
管130の環状の肉厚により補強されていることから
A,B,C,Dの各方向の曲げ応力に対して強くワイヤ
120の溶接した部分が剥がれ難いという効果を有す
る。
【0059】また、ワイヤ120を単独でアーマチュア
110の先端部に溶接した場合と比較してロー付け面積
が大きく溶接の強度が強いという効果を有する。
110の先端部に溶接した場合と比較してロー付け面積
が大きく溶接の強度が強いという効果を有する。
【0060】また、補助部材である金属管130を断面
が円形の金属管130としたので補助部材を容易に作成
でき、固着剤として銀ロー,半田等の溶接剤が使用でき
るという効果を有する。
が円形の金属管130としたので補助部材を容易に作成
でき、固着剤として銀ロー,半田等の溶接剤が使用でき
るという効果を有する。
【0061】また、金属管130の側面の一部がアーマ
チュア110の金属管溶接面111cと接するので図1
1に比べて金属管130の下端がアーマチュア110に
近くなり、よって、ワイヤ120の変形可能部分の距離
が長く確保できワイヤ120に対して緩やかな曲げ応力
でガイドチップ12に保持させることができるという効
果が有る。また、ワイヤ120に対する曲げを図11の
従来技術と同一にすればワイヤガイド11の長さを短く
し小型化できるという効果を有する。
チュア110の金属管溶接面111cと接するので図1
1に比べて金属管130の下端がアーマチュア110に
近くなり、よって、ワイヤ120の変形可能部分の距離
が長く確保できワイヤ120に対して緩やかな曲げ応力
でガイドチップ12に保持させることができるという効
果が有る。また、ワイヤ120に対する曲げを図11の
従来技術と同一にすればワイヤガイド11の長さを短く
し小型化できるという効果を有する。
【0062】また、本実施の形態では金属管130の側
面の一部がアーマチュア110の金属管溶接面111c
と接する構成にし、溶接した部分が剥がれ難いという効
果を有するが、これを金属管130の側面の総てをアー
マチュア110の金属管溶接面111cと接する構成つ
まり金属管130の下端面とアーマチュア110と同一
面にする構成にすれば金属管130とアーマチュア11
0の溶接面積を最大限に維持したままワイヤ120に対
して緩やかな曲げ応力でガイドチップ12に保持させる
ことが出来る効果がさらに得られる。
面の一部がアーマチュア110の金属管溶接面111c
と接する構成にし、溶接した部分が剥がれ難いという効
果を有するが、これを金属管130の側面の総てをアー
マチュア110の金属管溶接面111cと接する構成つ
まり金属管130の下端面とアーマチュア110と同一
面にする構成にすれば金属管130とアーマチュア11
0の溶接面積を最大限に維持したままワイヤ120に対
して緩やかな曲げ応力でガイドチップ12に保持させる
ことが出来る効果がさらに得られる。
【0063】なお、本実施の形態では、金属管溶接面1
11cはワイヤ溶接面111aと平行な面を成すように
したがこれに限定されるものではなく、略平行であれば
よい。この場合銀ローの使用量を節減するために金属管
は円筒状ではなく挿入させたワイヤの軸方向に沿った断
面を台形にし、金属管溶接面と金属管の側面が平行にす
る事が望ましい。
11cはワイヤ溶接面111aと平行な面を成すように
したがこれに限定されるものではなく、略平行であれば
よい。この場合銀ローの使用量を節減するために金属管
は円筒状ではなく挿入させたワイヤの軸方向に沿った断
面を台形にし、金属管溶接面と金属管の側面が平行にす
る事が望ましい。
【0064】また、本実施の形態では金属管130の断
面を孔131を中心とする円形にしたがこれに限定され
るものではなく、断面が正多角形であってもよい。断面
が正多角形であれば金属管溶接面の対向する側面が互い
に平面であり取り付け方が容易になるという効果を有す
る。
面を孔131を中心とする円形にしたがこれに限定され
るものではなく、断面が正多角形であってもよい。断面
が正多角形であれば金属管溶接面の対向する側面が互い
に平面であり取り付け方が容易になるという効果を有す
る。
【0065】本実施の形態では、段部111bをワイヤ
溶接面111aと金属管溶接面111cの各々に対して
直交させて形成したが、これに限定されるものではな
く、交わる角度が2つの溶接面に対して各々鋭角または
鈍角であっても良い。
溶接面111aと金属管溶接面111cの各々に対して
直交させて形成したが、これに限定されるものではな
く、交わる角度が2つの溶接面に対して各々鋭角または
鈍角であっても良い。
【0066】また、本実施の形態ではワイヤ溶接面11
1aと金属管溶接面111cとを平面にしたがこれに限
定されるものではなく例えば凹状面としてもよい。
1aと金属管溶接面111cとを平面にしたがこれに限
定されるものではなく例えば凹状面としてもよい。
【0067】また、本実施の形態では銀ローを用いて溶
接したが、これに限定されるものではなく半田によって
溶接してもよく、また接着剤によって固着してもよい。
接したが、これに限定されるものではなく半田によって
溶接してもよく、また接着剤によって固着してもよい。
【0068】また、本実施の形態では、ワイヤ支持台1
40の載置台のみを非磁性材としたがこれに限定される
ものではなく、ワイヤ支持台140全体を非磁性材で構
成してもよい。また、非磁性材として真鍮を用いたがこ
れに限定されるものだはなく、銅,セラミックで構成し
てもよい。
40の載置台のみを非磁性材としたがこれに限定される
ものではなく、ワイヤ支持台140全体を非磁性材で構
成してもよい。また、非磁性材として真鍮を用いたがこ
れに限定されるものだはなく、銅,セラミックで構成し
てもよい。
【0069】本実施の形態では、ワイヤ支持台140を
載置部142と側板部144と脚部146から構成した
がこれに限定されるわけではなく、ワイヤ支持台140
全体を非磁性材からなる直方体から構成してもよい。更
に、V字状の切り欠き状でなくU字状でもよい。
載置部142と側板部144と脚部146から構成した
がこれに限定されるわけではなく、ワイヤ支持台140
全体を非磁性材からなる直方体から構成してもよい。更
に、V字状の切り欠き状でなくU字状でもよい。
【0070】さらに本実施の形態では、ワイヤ120の
先端面をワイヤ支持台140を支持する面に突きあてす
るように構成したが、これに限定されるものではなくワ
イヤ支持台140の長さは金属管130の下方に突出す
るワイヤ120の長さ以上であればどの様な長さであっ
ても良い。また本実施の形態では、ワイヤ支持台140
の側板部144を垂直状態で溶接するのでワイヤ120
の自重によって簡単に位置決め出来る効果があるが、こ
れに限定されるものではなく側板部144を水平状態で
溶接すれば板ばね143を用いないでワイヤ120を位
置決めできる効果がある。
先端面をワイヤ支持台140を支持する面に突きあてす
るように構成したが、これに限定されるものではなくワ
イヤ支持台140の長さは金属管130の下方に突出す
るワイヤ120の長さ以上であればどの様な長さであっ
ても良い。また本実施の形態では、ワイヤ支持台140
の側板部144を垂直状態で溶接するのでワイヤ120
の自重によって簡単に位置決め出来る効果があるが、こ
れに限定されるものではなく側板部144を水平状態で
溶接すれば板ばね143を用いないでワイヤ120を位
置決めできる効果がある。
【0071】また、本実施の形態では、遊嵌させた状態
でワイヤ120の一部と金属管130とを各々ワイヤ溶
接面111aと金属管溶接面111cとに同時に溶接す
るようにしたが、これに限定される事はなく、予め、遊
嵌状態で貫通したワイヤ120と金属管130とを一体
化したものを複数準備した後、ワイヤ120の金属管か
ら突出した部分120aをワイヤ溶接面111aに、金
属管を金属管溶接面111cに溶接する方法でもよい。
さらに遊嵌させた状態で貫通したワイヤ120と金属管
130とを溶接し、続けてこれをアーマチュアに溶接す
る方法であってもよく、この場合の方がワイヤ支持台に
ワイヤを位置決めする回数が少ないので作業時間が短く
なる効果がある。いずれの場合でも、ワイヤと金属間が
確実に溶接されているので、印字時における衝撃力に対
する強度を増大できるという効果を有するとともに、曲
げ応力に対しても強くなる効果を有する。
でワイヤ120の一部と金属管130とを各々ワイヤ溶
接面111aと金属管溶接面111cとに同時に溶接す
るようにしたが、これに限定される事はなく、予め、遊
嵌状態で貫通したワイヤ120と金属管130とを一体
化したものを複数準備した後、ワイヤ120の金属管か
ら突出した部分120aをワイヤ溶接面111aに、金
属管を金属管溶接面111cに溶接する方法でもよい。
さらに遊嵌させた状態で貫通したワイヤ120と金属管
130とを溶接し、続けてこれをアーマチュアに溶接す
る方法であってもよく、この場合の方がワイヤ支持台に
ワイヤを位置決めする回数が少ないので作業時間が短く
なる効果がある。いずれの場合でも、ワイヤと金属間が
確実に溶接されているので、印字時における衝撃力に対
する強度を増大できるという効果を有するとともに、曲
げ応力に対しても強くなる効果を有する。
【0072】尚、上記実施の形態における遊嵌状態の概
念は、上記実施の形態のように金属管130の孔131
とワイヤ120の周面との間に間隙を有して貫通させた
状態、及び前記孔131に貫通させたワイヤ120と孔
131との間に銀ローが流入する間隙が形成される場合
は、ワイヤ120に金属管130が仮止めされうる貫通
状態を含んだものである。
念は、上記実施の形態のように金属管130の孔131
とワイヤ120の周面との間に間隙を有して貫通させた
状態、及び前記孔131に貫通させたワイヤ120と孔
131との間に銀ローが流入する間隙が形成される場合
は、ワイヤ120に金属管130が仮止めされうる貫通
状態を含んだものである。
【0073】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ワイヤの
各方向に対する曲げ方向の応力に対して強くなるととも
に補助部材によってワイヤの湾曲する長さが規制される
ことを減少させ、またアーマチュア,補助部材及びワイ
ヤのそれぞれが相互に固着され一体的に形成できるとい
う効果を有する。
各方向に対する曲げ方向の応力に対して強くなるととも
に補助部材によってワイヤの湾曲する長さが規制される
ことを減少させ、またアーマチュア,補助部材及びワイ
ヤのそれぞれが相互に固着され一体的に形成できるとい
う効果を有する。
【0074】請求項2記載の発明によれば、前記請求項
1記載の発明における効果に加え補助部材を容易に作成
できるとともに溶接剤で溶接できるという効果を有す
る。
1記載の発明における効果に加え補助部材を容易に作成
できるとともに溶接剤で溶接できるという効果を有す
る。
【0075】この請求項3記載の発明によれば、アーマ
チュアとワイヤと補助部材を一度に固着でき固着作業が
効率よくできるとともに、印字におけるワイヤの衝撃力
に対する強度を増大させる効果を有する。更に、曲げ応
力に対しても強くなる効果を有する。
チュアとワイヤと補助部材を一度に固着でき固着作業が
効率よくできるとともに、印字におけるワイヤの衝撃力
に対する強度を増大させる効果を有する。更に、曲げ応
力に対しても強くなる効果を有する。
【0076】この請求項4記載の発明によれば、ワイヤ
と補助部材を固着してから補助部材と一体化したワイヤ
をアーマチュアに固着するので、ワイヤと補助部材の固
着を確実にできるとともに、印字におけるワイヤの衝撃
力に対する強度を増大させる効果を有する。更に、曲げ
応力に対しても強くなる効果を有する。
と補助部材を固着してから補助部材と一体化したワイヤ
をアーマチュアに固着するので、ワイヤと補助部材の固
着を確実にできるとともに、印字におけるワイヤの衝撃
力に対する強度を増大させる効果を有する。更に、曲げ
応力に対しても強くなる効果を有する。
【0077】この請求項5記載の発明によれば、請求項
3または4記載の作用に加え、ワイヤ支持台の補助部材
を載置する部分が非磁性の部材で構成されているので、
電磁波発生手段から発生するエネルギーをワイヤ支持台
に吸収されることがなく効率よく固着作業ができる効果
を有する。
3または4記載の作用に加え、ワイヤ支持台の補助部材
を載置する部分が非磁性の部材で構成されているので、
電磁波発生手段から発生するエネルギーをワイヤ支持台
に吸収されることがなく効率よく固着作業ができる効果
を有する。
【図1】本発明の一実施の形態におけるアーマチュアと
ワイヤとの位置関係を示す斜視である。
ワイヤとの位置関係を示す斜視である。
【図2】アーマチュアとワイヤとの固着を示す斜視であ
る。
る。
【図3】アーマチュアとワイヤとの位置関係を示す分解
斜視である。
斜視である。
【図4】ワイヤの後端部と先端部との位置関係を示す説
明図である。
明図である。
【図5】ワイヤドットプリンタヘッドの内部構造を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図6】ワイヤドットプリンタヘッドの分解斜視図であ
る。
る。
【図7】アーマチュアとワイヤ,金属管の取り付け方法
を説明する図である。
を説明する図である。
【図8】従来におけるアーマチュアとワイヤとの固着を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図9】従来におけるアーマチュアとワイヤとの固着を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図10】従来におけるアーマチュアとワイヤとの固着
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図11】従来におけるアーマチュアとワイヤとの固着
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図12】従来におけるアーマチュアとワイヤとの固着
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図13】従来におけるアーマチュアとワイヤとの固着
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
HP ワイヤドットプリンタヘッド AB アーマチュアブロック YB コアブロック 110 アーマチュア 111a ワイヤ溶接面(第1の固着面) 111b 段部 111c 補助部材溶接面(第2の固着面) 120 ワイヤ 130 金属管(補助部材) 140 ワイヤ支持台
Claims (5)
- 【請求項1】 本体内に環状に配列されるとともにコイ
ルが巻回された複数のコアと、このコアに基部を対向し
て配置され前記コイルへの通電によって前記コア近傍に
設けられた支点を回動中心として動作するとともに自由
端の先端部に第1の固着面とこの第1の固着面より前記
基部側に位置するとともに前記第1の固着面と略平行な
第2の固着面を設けたアーマチュアと、このアーマチュ
アと共動するワイヤの後端部にこのワイヤの一部をその
孔に固着状態で貫通させた補助部材を設け、前記ワイヤ
の貫通部分を前記第1の固着面に、前記補助部材を第2
の固着面にそれぞれ固着したことを特徴にするワイヤド
ットプリンタヘッド。 - 【請求項2】 前記補助部材は金属管で構成したことを
特徴とする請求項1記載のワイヤドットプリンタヘッ
ド。 - 【請求項3】 本体内に環状に配列されるとともにコイ
ルが巻回された複数のコアと、このコアに基部を対向し
て配置され前記コイルへの通電によって前記コア近傍に
設けられた支点を回動中心として動作するとともに自由
端の先端部に第1の固着面とこの第1の固着面より前記
基部側に位置するとともに前記第1の固着面と略平行な
第2の固着面を設けたアーマチュアと、このアーマチュ
アと共動するワイヤの後端部にこのワイヤの一部をその
孔に固着状態で貫通させた補助部材を設け、前記ワイヤ
の貫通部分を前記第1の固着面に、前記補助部材を第2
の固着面にそれぞれ固着するワイヤドットプリンタヘッ
ドにおける前記アーマチュアとワイヤの固着方法であっ
て、位置決め手段によって前記第1の固着面の前記アー
マチュアの長手方向と直交する方向の長さと略等しく成
るように前記ワイヤの一部を遊嵌状態で貫通させて前記
補助部材を位置決めする工程と、前記貫通したワイヤの
一部と前記補助部材とを前記第1の固着面と前記第2の
固着面に対応させて位置決めする工程と、遊嵌状態で貫
通したワイヤの一部と前記補助部材とを前記第1の固着
面と前記第2の固着面とに同時に固着する工程とによっ
てアーマチュアとワイヤとを固着することを特徴とする
アーマチュアとワイヤの固着方法。 - 【請求項4】 本体内に環状に配列されるとともにコイ
ルが巻回された複数のコアと、このコアに基部を対向し
て配置され前記コイルへの通電によって前記コア近傍に
設けられた支点を回動中心として動作するとともに自由
端の先端部に第1の固着面とこの第1の固着面より前記
基部側に位置するとともに前記第1の固着面と略平行な
第2の固着面を設けたアーマチュアと、このアーマチュ
アと共動するワイヤの後端部にこのワイヤの一部をその
孔に固着状態で貫通させた補助部材を設け、前記ワイヤ
の貫通部分を前記第1の固着面に、前記補助部材を第2
の固着面にそれぞれ固着するワイヤドットプリンタヘッ
ドにおける前記アーマチュアとワイヤの固着方法であっ
て、位置決め手段によって前記第1の固着面の前記アー
マチュアの長手方向と直交する方向の長さと略等しく成
るように前記ワイヤの一部を遊嵌状態で貫通させて前記
補助部材を位置決めし、補助部材貫通孔内周壁と前記ワ
イヤとを固着する工程と、固着状態で貫通したワイヤの
一部と前記補助部材とを前記第1の固着面と前記第2の
固着面に対応させて位置決めする工程と、前記貫通した
ワイヤの一部と前記補助部材とを前記第1の固着面と前
記第2の固着面とに同時に固着する工程とによってアー
マチュアとワイヤとを固着することを特徴とするアーマ
チュアとワイヤの固着方法。 - 【請求項5】 前記位置決め手段は少なくとも位置決め
面を非磁性部材で構成したワイヤ支持台であることを特
徴とする請求項3または4記載のアーマチュアとワイヤ
の固着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324885A JPH10151775A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | ワイヤドットプリンタヘッド及びアーマチュアとワイヤの固着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324885A JPH10151775A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | ワイヤドットプリンタヘッド及びアーマチュアとワイヤの固着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10151775A true JPH10151775A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18170718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8324885A Withdrawn JPH10151775A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | ワイヤドットプリンタヘッド及びアーマチュアとワイヤの固着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10151775A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1311281C (zh) * | 2000-12-21 | 2007-04-18 | 精工爱普生株式会社 | 彩色滤光器、液晶装置、el装置的制造方法和制造装置 |
CN105773037A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-07-20 | 上海中沧电子技术有限公司 | 一种用于打印针的焊接工装及工艺 |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP8324885A patent/JPH10151775A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1311281C (zh) * | 2000-12-21 | 2007-04-18 | 精工爱普生株式会社 | 彩色滤光器、液晶装置、el装置的制造方法和制造装置 |
CN105773037A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-07-20 | 上海中沧电子技术有限公司 | 一种用于打印针的焊接工装及工艺 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |