JPH10151751A - 静電式インクジェット記録装置 - Google Patents

静電式インクジェット記録装置

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JPH10151751A
JPH10151751A JP31044196A JP31044196A JPH10151751A JP H10151751 A JPH10151751 A JP H10151751A JP 31044196 A JP31044196 A JP 31044196A JP 31044196 A JP31044196 A JP 31044196A JP H10151751 A JPH10151751 A JP H10151751A
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ink jet
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Hitoshi Takemoto
人司 竹本
Tadashi Mizoguchi
忠志 溝口
Junichi Suetsugu
淳一 末次
Hitoshi Minemoto
仁史 峯本
Kazuo Shima
和男 島
Yoshihiro Hagiwara
良広 萩原
Toru Yakushiji
徹 薬師寺
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2/06Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯電した色材粒子を含んだインクに電界を与
え、色材粒子に働くクーロン力によりインクを噴射して
印字を行う静電式インクジェット記録装置において、色
材粒子を吐出するドライバ数を削減し、装置を小型化、
低コスト化する。 【解決手段】 顔料系インク中の色材粒子33を電気泳
動現象によりインク吐出口へ集中させるための電気泳動
電極24と、インク吐出口へ集中した色材粒子33を吐
出させるための複数の吐出電極21と、記録媒体30を
介してインク吐出口に対向した位置に配設された対向電
極22と、記録媒体30と吐出電極21の間に位置し、
インク吐出口と対向した部分がスリット状またはノズル
状に開口したゲート電極23を有し、吐出電極21を複
数に集合化して電圧を個別に印加し制御する吐出電極制
御手段と、電気泳動電極24を複数に分割化して電圧を
個別に印加し制御する電気泳動電極制御手段とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電式インクジェッ
ト記録装置に関し、特に顔料系インク中の色材粒子を電
気泳動現象により制御するようにした静電式インクジェ
ット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の静電式インクジェット記録装置を
図3、図4および図5に示す。図3は電気泳動現象を利
用した静電式インクジェット記録装置の概略図、図4は
電気泳動現象を利用した静電式インクジェット記録装置
の平面図、図5は電気泳動電極と吐出電極への印加電圧
波形図である。
【0003】複数の吐出電極を持った静電式インクジェ
ット記録装置は、図3に示すように、顔料系インク32
が満たされているインク室131と、この顔料系インク
32中の図4に示す色材粒子33をインク吐出口102
へ集中させるための電気泳動電極124と、インク吐出
口102へ集中した色材粒子33を吐出させ記録媒体3
0上に飛翔させるための複数の吐出電極21と、吐出電
極21に対向し記録媒体30の背面に配設した対向電極
22を有している。インク吐出口102は各吐出電極2
1の先端で凸状の顔料系インク32の図4に示すメニス
カス116ができるように、流路壁108により各吐出
電極毎に仕切られている。インク室131は、インク供
給口106とインク排出口107とで不図示のインクタ
ンクとチューブにより接続されており、インク室131
内のインクに背圧を付与するとともにインク室131内
の顔料系インク32は強制的に循環されている。
【0004】次に動作について説明する。本方式は帯電
している色材粒子を含んでいる顔料系インクに電界を加
えると色材粒子が電界の下で一方向に動くという電気泳
動現象を利用したものである。すなわち、電気泳動電極
124に図5に示す一定電圧V1の電圧を与え、顔料系
インク32が満たされているインク室131に電界を加
えると顔料系インク32中の色材粒子33がインク吐出
口102へある電気泳動速度で移動する。インク吐出口
102に色材粒子33が移動するとメニスカス116が
生じる。色材粒子33の吐出を行う吐出電極21に図5
に示す電圧V2、時間T2のパルス状の吐出電圧Vejを
印加すると、図4に示すドライバ103がオンし、吐出
電極21と対向電極22間に発生する静電界によって色
材粒子33は吐出電極21の先端部に移動し集中する。
粒子は静電気力によって顔料系インクの表面張力や粘性
力等に打ち勝って、このパルス状の吐出電圧Vejに同期
したタイミングで図4に示すように微少な飛翔粒子群1
11となって吐出電極21の先端部から飛翔し、記録媒
体30上に付着する。その後色材粒子33の補給が行わ
れ、このような動作が繰り返されて記録媒体30上に画
像が形成される。
【0005】図6は電気泳動現象を利用した静電式イン
クジェット記録装置においてゲート電極を用いた場合の
平面図であり、色材粒子の吐出動作を示すものである。
図7は吐出電極と泳動電極とゲート電極への印加電圧波
形図である。
【0006】本方式は上述の吐出電極と対向電極間に発
生する静電界を利用して色材粒子を吐出させる方式と類
似しており、帯電している色材粒子を含んでいる顔料系
インクに電界を加えると色材粒子が電界の下で一方向に
動くという電気泳動現象を利用したものである。
【0007】ゲート電極23は、吐出電極21と、記録
媒体30を介してインク吐出口102に対向した位置に
配設された対向電極22との間に位置し、インク吐出口
102と対向した部分はスリット112が設けられて開
口している。電気泳動電極に図7に示す一定電圧V1の
電圧を与え、顔料系インクが満たされているインク室1
31に電界を加えると顔料系インク中の色材粒子33が
インク吐出口102へある電気泳動速度で移動する。イ
ンク吐出口102に色材粒子33が移動するとメニスカ
ス116が生じる。色材粒子33の吐出を行う吐出電極
21に図7に示す電圧V2、時間T2のパルス状の吐出
電圧Vejを印加すると、図6に示すドライバ103がオ
ンし、吐出電極21部に吐出電圧V2が発生する。これ
に同期して図7に示す様にゲート電極23に電圧−V
3、時間T2のパルス状の吐出電圧VGTを印加すると、
図6に示すドライバ104がオンし、ゲート電極23部
に−V3が発生する。ここで、吐出電極21とゲート電
極23間に、 V2−(−V3) の電位差が発生し、この静電界によって色材粒子33は
吐出電極21の先端部に移動し集中する。粒子は静電気
力によって顔料系インク32の表面張力や粘性力等に打
ち勝って、このパルス状の吐出電圧V2に同期したタイ
ミングで図6に示すように微少な飛翔粒子群111とな
って吐出電極21の先端部から飛翔し、記録媒体30上
に付着する。その後色材粒子33の補給が行われ、この
ような動作が繰り返されて記録媒体30上に画像が形成
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の静電式
インクジェット記録装置において、図6に示す様な従来
の記録ヘッド駆動手段は、1つの吐出電極につき1つの
ドライバを必要としたため、例えば、数十列にも並ぶマ
ルチヘッドや数百から数千列にも連なるラインヘッド等
を駆動する場合、ドライバの数がそれに応じて増えてし
まい、駆動回路が大規模化してしまうという問題点があ
る。また、これにより装置が大型化し、ドライバの数が
増えることでコスト的にも高価なものとなってしまうと
いう問題点がある。
【0009】本発明の目的は、ドライバの数を低減し、
駆動回路の小規模化による装置の小型化と低コスト化を
図った静電式インクジェット記録装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の静電式インクジ
ェット記録装置は、帯電した色材粒子を含んだ顔料系イ
ンクに電界を与え、色材粒子に働くクーロン力によりイ
ンク滴を噴射して記録媒体上に印字を行う静電式インク
ジェット記録装置において、前記顔料系インク中の色材
粒子を電気泳動現象によりインク吐出口へ集中させるた
めの電気泳動電極と、前記インク吐出口へ集中した前記
色材粒子を吐出させるための複数の吐出電極と、前記記
録媒体を介して前記インク吐出口に対向した位置に配設
された対向電極と、前記記録媒体と前記吐出電極の間に
位置し前記インク吐出口と対向した部分がスリット状ま
たはノズル状に開口したゲート電極とを有し、前記吐出
電極を複数に集合化して電圧を個別に印加し制御する吐
出電極制御手段と、前記電気泳動電極を複数に分割化し
て電圧を個別に印加し制御する電気泳動電極制御手段と
を設けている。
【0011】本発明の静電式インクジェット記録装置
は、前記吐出電極制御手段は、前記色材粒子の吐出を行
う記録周期の中で時分割を行い、前記時分割の中のそれ
ぞれのタイミングに同期して駆動し制御するようにして
もよい。
【0012】本発明の静電式インクジェット記録装置
は、前記電気泳動電極制御手段は、前記色材粒子の吐出
を行う記録周期の中で時分割を行い、前記時分割の中の
それぞれのタイミングに同期して駆動し制御するように
してもよい。
【0013】本発明の静電式インクジェット記録装置
は、前記複数の吐出電極をm個ずつからなるn組のグル
ープに分け、前記色材粒子の吐出を行う記録周期を1/
mまたは1/nに時分割し、前記電気泳動電極をm個に
分割するようにしてもよい。
【0014】本発明の静電式インクジェット記録装置
は、m+nの値が最小になるようにmとnの値を選択す
るようにしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は吐出電極制御手段と電気泳動電極制
御手段における記録ヘッド駆動手段の概略回路図であ
る。
【0017】本発明の記録ヘッド制御手段は、大きく分
けて吐出電極制御手段と電気泳動電極制御手段とに分け
られる。本実施の形態では、800個の吐出電極を有す
るマルチヘッドを例にして説明する。
【0018】吐出電極制御手段は、吐出電極21を吐出
電極No.1、101、201、……、701を第1グ
ループとし、以下同様にNo.2、102、202、…
…、702を第2グループ、そして、No.100、2
00、300、……、800の第100グループまでの
100個のグループに分けられ、それぞれのグループの
吐出電極21は同一の信号で接続されている。第1グル
ープは、吐出電極ドライバ3に接続され、他端は吐出電
極21に電圧を供給する吐出電極電源5に接続される。
これらドライバのスイッチ部は吐出電極制御部6によっ
てオン・オフ制御されることにより、各グループの吐出
電極21に電圧を供給したり遮断したりする。
【0019】電気泳動電極制御手段は、8個のブロック
に分けられた電気泳動電極24に泳動電極電源7を供給
したり遮断したりして制御を行う。それぞれのブロック
に設けられた電気泳動電極24は、一定電圧を与えられ
ることによって顔料系インク32に満たされたインク室
31内の色材粒子33を、インク吐出口へ移動させ、メ
ニスカスを形成させる。泳動電極グループ1は、吐出電
極No.1からNo.100に色材粒子33を移動させ
る電気泳動電極24であり、これらは泳動電極ドライバ
1に接続され、その他端は泳動電極電源7に接続され
る。同様に、吐出電極21のNo.201からNo.3
00に色材粒子33を移動させる電気泳動電極24をグ
ループ2とし、泳動電極ドライバ2に接続される。そし
て、これ以降に設けられた泳動電極グループ8まで、ブ
ロック化された電気泳動電極24は、それぞれ個別に設
けられた泳動電極ドライバに接続され、泳動電極制御部
8によってオン・オフ制御されることにより、各ブロッ
クの電気泳動電極に電圧を供給したり遮断したりする。
【0020】図2は複数の吐出電極と電気泳動電極への
印加電圧波形図である。図2を参照して、吐出電極から
色材粒子を吐出させる動作について説明する。
【0021】泳動電極制御部8は8個の泳動電極ドライ
バに対し、記録周期Tを8等分に時分割した泳動電極制
御信号を、AからHまで順次出力する。従って、泳動電
極ドライバ1に出力される泳動電極制御信号Aがオンす
る期間((1/8)×T時間、図中1部)では、吐出電
極No.1〜100の泳動電極グループ1に泳動電極電
圧が印加されることになる。これにより、吐出電極N
o.1〜100には電気泳動現象によって色材粒子33
が移動し、吐出口にメニスカスが形成される。同様に順
次、泳動電極グループ2からグループ8の電気泳動電極
24に泳動電極電圧が(1/8)×T時間の間供給さ
れ、インク吐出口にメニスカスを順次形成させる。吐出
電極制御部6は、画像制御部(図示せず)から吐出電極
No.1に画像情報有りとして吐出指令を受けた場合、
吐出電極制御信号D1を通じ、吐出電極ドライバ3をオ
ンさせる信号を出力し(図中部)、吐出電極No.1
を含む101、201、……、701の第1グループに
吐出電極電圧が印加される。上述の図1にて説明したよ
うに、泳動電極電圧が印加されて(図中1部)メニスカ
スが形成された吐出電極No.1では、色材粒子33が
吐出するために十分な静電界が、吐出電極21とゲート
電極23間に発生し、従来の技術の項で図6に示したよ
うに微少な飛翔粒子群111となって吐出電極No.1
の先端部から飛翔し、ゲート電極23に設けられたスリ
ットを潜り抜けて、記録媒体30上に付着する。ここ
で、吐出電極No.1と同様に吐出電圧が印加された第
1グループの吐出電極No.101、201、……、7
01では、泳動電極電圧が印加されてないため、それら
の吐出口にメニスカスが形成されず、不正に色材粒子3
3が吐出することはない。一方、画像情報が無く色材粒
子の吐出を行わない場合について、吐出電極No.2を
例に取って説明する。吐出電極制御部6は、画像制御部
(図示せず)から吐出電極No.2に画像情報無しとし
て吐出指令を受けた場合、吐出電極制御信号D2を通じ
て吐出電極ドライバ4をオフさせる信号を出力し(図中
(1)部)、吐出電極No.2を含む102,202、
……、702の第2グループに吐出電極電圧を印加しな
いようにする。これによって、吐出電極No.2とゲー
ト電極23間に色材粒子33が吐出するために十分な静
電界が発生しないため、吐出が行われない。同様に図2
において、吐出電極No.100から吐出させる場合
は、この吐出電極に泳動電極電圧が印加されてメニスカ
スが形成されている区間(図中1部)に、吐出電極制御
信号D100をオンさせて吐出電極電圧を吐出電極N
o.2に印加することで、吐出させることが出来る。
【0022】このように、画像データ有りとして吐出指
令を受けて任意の吐出電極から色材粒子を吐出させたい
場合、順次分割して電圧が印加される電気泳動電極に対
応する区間において、その任意の吐出電極に吐出電極電
圧を印加することで可能となる。よって、図2に示す様
に吐出電極制御信号をオンした場合、 図中部 ……吐出電極No.1から吐出 図中(1)部 ……吐出電極No.2から不吐出 図中[1]部 ……吐出電極No.100から吐出 図中部 ……吐出電極No.101から吐出 図中(2)部 ……吐出電極No.102から吐出 図中[2]部 ……吐出電極No.200から不吐出 図中部 ……吐出電極No.701から吐出 図中(8)部 ……吐出電極No.702から不吐出 図中[8]部 ……吐出電極No.800から吐出 となる。
【0023】本実施の形態では、吐出電極を100分
割、電気泳動電極を8分割とする構成としたが、ヘッド
製造上等の問題で吐出電極を細分化することが困難な場
合は、電気泳動電極を100分割、吐出電極を8分割と
する構成でも同様の効果を得ることが出来る。
【0024】本実施の形態によると、800個の吐出電
極を有するマルチヘッドにおいて、従来は、1吐出電極
に対し1ドライバで駆動を行い、合計800個のドライ
バを必要としたところを、8個+100個、すなわち1
08個のドライバで駆動できる。
【0025】また、本実施の形態では108個でドライ
バを構成したが、泳動電極ドライバと吐出電極ドライバ
を任意に組み合わせることによって、ドライバの個数を
より低減することも可能である。例えば、泳動電極ドラ
イバ16個+吐出電極ドライバ50個=66個、あるい
は、泳動電極ドライバ32個+吐出電極ドライバ25個
=57個の構成も可能である。すなわち、吐出電極のグ
ループ数と電気泳動電極の分割数を最適に選択すること
によりドライバの個数を最小化することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、顔料系イ
ンク中の色材粒子を電気泳動現象によりインク吐出口へ
集中させるための電気泳動電極を、複数に分割化して電
圧を個別に印加し制御する電気泳動電極制御手段と、イ
ンク吐出口へ集中した前記色材粒子を吐出させるための
複数の吐出電極を、複数に集合化して電圧を個別に印加
し制御する吐出電極制御手段とを有する記録ヘッド駆動
手段を設けた。そしてこれらを組み合わせて駆動し制御
することによって、ドライバの数が低減でき、駆動回路
の小規模化による装置の小型化と低コスト化が可能にな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吐出電極制御手段と電気泳動電極制御
手段における記録ヘッド駆動手段の概略回路図である。
【図2】本発明の複数の吐出電極と電気泳動電極への印
加電圧波形図である。
【図3】従来の電気泳動現象を利用した静電式インクジ
ェット記録装置の概略図である。
【図4】従来の静電式インクジェット記録装置の簡単な
基本構造図(平面図)である。
【図5】従来の吐出電極と電気泳動電極への印加電圧波
形図である。
【図6】従来の静電式インクジェット記録装置のゲート
電極を用いた場合の平面図である。
【図7】従来の吐出電極と電気泳動電極とゲート電極へ
の印加電圧波形図である。
【符号の説明】
1 泳動電極ドライバ 2 泳動電極ドライバ 3 吐出電極ドライバ 4 吐出電極ドライバ 5 吐出電極電源 6 吐出電極制御部 7 泳動電極電源 8 泳動電極制御部 21 吐出電極 22 対向電極 23 ゲート電極 24 電気泳動電極 30 記録媒体 31 インク室 32 顔料系インク 33 色材粒子 102 インク吐出口 103 ドライバ 104 ドライバ 106 インク供給口 107 インク排出口 108 流路壁 111 飛翔粒子群 116 メニスカス 124 電気泳動電極 131 インク室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峯本 仁史 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内 (72)発明者 島 和男 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内 (72)発明者 萩原 良広 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内 (72)発明者 薬師寺 徹 新潟県柏崎市大字安田7546番地 新潟日本 電気株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電した色材粒子を含んだ顔料系インク
    に電界を与え、色材粒子に働くクーロン力によりインク
    滴を噴射して記録媒体上に印字を行う静電式インクジェ
    ット記録装置において、前記顔料系インク中の色材粒子
    を電気泳動現象によりインク吐出口へ集中させるための
    電気泳動電極と、前記インク吐出口へ集中した前記色材
    粒子を吐出させるための複数の吐出電極と、前記記録媒
    体を介して前記インク吐出口に対向した位置に配設され
    た対向電極と、前記記録媒体と前記吐出電極の間に位置
    し前記インク吐出口と対向した部分がスリット状または
    ノズル状に開口したゲート電極とを有し、前記吐出電極
    を複数に集合化して電圧を個別に印加し制御する吐出電
    極制御手段と、前記電気泳動電極を複数に分割化して電
    圧を個別に印加し制御する電気泳動電極制御手段とを設
    けたことを特徴とする静電式インクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記吐出電極制御手段は、前記色材粒子
    の吐出を行う記録周期の中で時分割を行い、前記時分割
    の中のそれぞれのタイミングに同期して駆動し制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の静電式インクジェット
    記録装置。
  3. 【請求項3】 前記電気泳動電極制御手段は、前記色材
    粒子の吐出を行う記録周期の中で時分割を行い、前記時
    分割の中のそれぞれのタイミングに同期して駆動し制御
    することを特徴とする請求項1または2記載の静電式イ
    ンクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の吐出電極をm個ずつからなる
    n組のグループに分け、前記色材粒子の吐出を行う記録
    周期を1/mまたは1/nに時分割し、前記電気泳動電
    極をm個に分割することを特徴とする請求項3記載の静
    電式インクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 m+nの値が最小になるようにmとnの
    値を選択することを特徴とする請求項4記載の静電式イ
    ンクジェット記録装置。
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