JPH10151510A - 型鋼のフィレット部分を残し、追い込み寸法の任意の変化に対応できる溶接部の開先切削加工工法 - Google Patents

型鋼のフィレット部分を残し、追い込み寸法の任意の変化に対応できる溶接部の開先切削加工工法

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JPH10151510A
JPH10151510A JP35174996A JP35174996A JPH10151510A JP H10151510 A JPH10151510 A JP H10151510A JP 35174996 A JP35174996 A JP 35174996A JP 35174996 A JP35174996 A JP 35174996A JP H10151510 A JPH10151510 A JP H10151510A
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C3/00Milling particular work; Special milling operations; Machines therefor
    • B23C3/12Trimming or finishing edges, e.g. deburring welded corners

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼構造物のノンスカラップ溶接工法の開先切
削加工において、溶接施工性が高く溶接欠陥が少ない開
先切削加工工法を提供すること。 【解決手段】 型鋼のフィレット部分を残し追い込み深
さの寸法は任意調整でき型鋼の傾斜にも対応できる切削
形状で、追い込み部分とルートギャップ及び開先を複数
のロータリーカッター刃を用いて上下のフランジを同時
に、かつ連続的に切削加工を可能とした。型鋼のフィレ
ット部分を残さない場合においても、この解決手段の応
用により追い込み深さの寸法は任意調整でき型鋼の傾斜
にも対応できる切削形状で、追い込み部分とルートギャ
ップ及び開先を複数のロータリーカッター刃を用いて上
下のフランジを同時に、かつ連続的に切削加工を可能と
なった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】建築や土木、機械、設備等の
溶接により組立られる鋼構造物に使用される圧延により
造られたH、CT型鋼や鋼板を組立て溶接したBH、B
T型鋼のノンスカッラプ溶接工法の完全溶け込み溶接部
の開先部分の加工に関するものである。
【0002】
【従来の技術】型鋼類に完全溶け込み溶接を施工する場
合、型鋼側のフランジ面に開先を取りウェブ面にはフィ
レット部分も一緒に削り込んだ形でスカッラプと呼ばれ
る開口を設ける工法が一般的であった。
【0003】この目的は、溶接線の交差防止や裏当て金
を使用した溶接工法時に裏当て金を貫通させる事やガウ
ジング溶接工法の施工時の溶接線の交差防止等である。
【0004】従来技術の変化と開先加工の現状は、近年
発生した大地震においてスカラップの端部に亀裂の発生
が多く見られスカッラプの形状も改善された。
【0005】更に、改善された方法としてノンスカッラ
プ溶接工法(図6,11)が提唱されこの工法が採用さ
れつつある。
【0006】開先部の加工は精度に対する要求が高まり
従来のガスに依る加工から機械による切削に変わってき
たため、より加工性が高く汎用性富んだ工法や形状が求
められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ダイヤフラムが無い柱
貫通形のノンスカッラプ溶接工法の場合には、フィレッ
ト部分を残した形も考えられているが、柱よりダイヤフ
ラムが出ているダイヤフラム形には対応できない。
【0008】ダイヤフラム形のノンスカッラプ溶接工法
の開先形状と裏当て金(図6)では、フィレット部分を
削り取ってしまう為その部分の充填溶接が必要となる。
(図7)
【0009】この充填溶接は、溶接線上の変則的凹みで
あるため溶接はショートビードとなり溶接欠陥を発生さ
せる原因となる事が多い。
【0010】充填溶接をせずにスペサーを入れる工法も
あるが、小さな部品のため取付精度や取付溶接に難点が
ある。(図11,12,13)
【0011】溶接線上の変則的凹みと充填溶接は自動溶
接機器による自動溶接の施工を難しくする要因となる。
【0012】溶接逃げ開口を開先面の延長線で切削した
場合は、ダイヤフラムの出寸法によっては柱面で柱の溶
接に当たったりあるいは溶接逃げ開口が大きくなり過ぎ
たりするので後処理が必要となる。(図6,11)
【0013】梁はいつも柱に対して水平に取付られてい
るものではなく屋根面の様に傾斜をもつ場合もありこの
時、上側のフランジ面では、一定の形状で柱溶接逃げ開
口として切削された場合にはウェッブ面がダイヤフラム
や柱溶接部分に当たってしまい組立精度が確保されなく
なる。(図14)
【0014】また、下側のフランジ面では、傾斜角のぶ
ん開先角度が小さくなり溶接作業性が悪くなり溶接欠陥
の発生原因となる。(図14)
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、切削形状とその工法を下記の様にした。
【0016】フィレット部分の充填溶接やスペーサーを
無くする為に、フィレット部分は切削せずに切り残しの
形状とする。(図1)
【0017】ダイヤフラムの出寸法の変化、すなはち柱
溶接逃げ開口切削時の追い込み深さの寸法を任意に変化
させる為にウェッブの切削形状の平な部分はフランジと
水平にする。(図3)
【0018】溶接逃げ開口の縦の部分は、型鋼が水平に
取付られる場合を想定してフランジと垂直とする。(図
3)
【0019】入り隅のR部分はダイヤフラムの使用され
る最小出寸法より小さくしておけば、出寸法は最小出寸
法に水平部が加算されるかたちであるから寸法変化に十
分対応出来る事になる。
【0020】ダイヤフラムの出寸法0の時、すなはち柱
貫通形の時は追い込み深さを0として切削すればウェブ
のカットが無くなり対応できる。(図4)
【0021】柱に対して梁が傾斜している時の上フラン
ジ面は、柱溶接逃げ開口のウェッブの斜線部分(増し切
り開口)を切削するが、この時の開先角度は、傾斜角度
分大きくなるが溶接には支障はない。(図14)
【0022】柱に対して梁が傾斜している時の下フラン
ジ面は、開先部分の斜線部分(開先増し切り部)を切削
するが、この時の柱溶接逃げ開口は、型鋼に傾斜が無い
時のままで切削しても開口は広がる方向へ作用する為支
障は発生しない。(図14)
【0023】
【発明の実施の形態】はじめに、加工部分の区分と一般
的な寸法について説明する。
【0024】切削加工する部分は、柱溶接逃げ開口と開
先部分(水平ハッチング部)に分けられる。(図3)
【0025】溶接逃げ開口の追い込み深さは、鋼構造物
の設計により変化するダイヤフラムの出寸法で通常0,
20,25,30,40,50mm程度の寸法を使用す
る事が多い。(図3)
【0026】柱溶接逃げ開口の柱溶接逃げ部分の高さ
は、鋼構造物の設計により変化するが通常25〜50m
m程度が多い。(図3)
【0027】ルートギャプは、裏当て金を使用しない時
は0〜5mm程度、裏当てを使用する時は6〜9mm程
度となる。(図3)
【0028】開先角度は、30゜,35゜,45゜,6
0゜が標準とされ(開先の形状は、I形やJ形とする事
もある)機械的に開先を切削する場合は、通常数種類の
角度の専用のカッター刃を用意しておく事になる。(図
3)
【0029】梁の傾斜は、1〜5/100,1/10,
1/5,3/10,30〜60度等が主として使わてい
る。(図14)
【0030】次に、切削機械の概要について説明する。
【0031】平面的には、図面上の上側をAブロック軸
受けボックス、下側をBブロック軸受けボックスとす
る。(図20)
【0032】Aブロック軸受けボックスは型鋼に傾斜が
付いた時のために図面上の左側に移動出来る物とし、こ
のブロックは上に移動しながら切削がするものでこのブ
ロックの中に軸が上下に3段に配列された物である。
(図22)
【0033】Bブロック軸受けボックスは平面的には固
定された物で、このブロックも上に移動しながら切削が
するものでAブロックと対称に軸が上下に3段に配列さ
れた物で最下段のカッターは、開先の増し切りのための
開先カッターを取り付ける。(図21)
【0034】AとBブロック軸受けボックスは同時に上
昇しながら切削するが、片側のみ切削する必要がある時
は、片側のみの単独切削も可能である。
【0035】次に、発明による型鋼が水平の場合の切削
加工手順を説明する。
【0036】型鋼(材料)の固定(準備工程)は、A,
Bブロックとも型鋼を必要な追い込み深さで固定する。
(図20)
【0037】溶接逃げ開口の切削(工程−1)は、上フ
ランジ側(Aブロック)と下フランジ側(Bブロック)
を同時に柱溶接逃げ開口に必要な形状の持つ切削加工用
のロータリーカッター刃で1回または切削量が多い場合
は複数回で切削する。(図15)
【0038】開先部とフィレット切り残し部の切削(工
程−2)は、上フランジ側(Aブロック)と下フランジ
側(Bブロック)を同時にルートギャップと開先面にフ
ィレット部分を残す為に必要な形状を持つ切削加工用の
ロータリーカッター刃で切削する。(図16)
【0039】A,Bブロックとも2軸の使用(2工程)
で完了する。(図4)
【0040】さらに、発明による型鋼に傾斜が有る場合
の加工手順を説明する。
【0041】型鋼(材料)の固定(準備工程)は、上フ
ランジ側(Aブロック)を傾斜に合わせるために左側へ
必要量移動し、A,Bブロックとも必要な追い込み深さ
で固定する。(図21)
【0042】第1回目の柱溶接逃げ開口の切削(工程−
1)は、上フランジ側(Aブロック)と下フランジ側
(Bブロック)を同時に柱溶接逃げ開口を必要な形状の
持つ切削加工用のロータリーカッター刃で1回または切
削量が多い場合は送り込み量を調整して複数回で切削す
る。(図17)
【0043】第1回目の開先部とフィレット切り残し部
の切削(工程−2)は、上フランジ側(Aブロック)と
下フランジ側(Bブロック)を同時にルートギャップと
開先面をフィレット部分を残す為に必要な形状を持つ切
削加工用のロータリーカッター刃で切削する。(図−1
8)
【0044】第2回目の柱溶接逃げ開口の増し切り切削
(工程−3,A側)は、上フランジ面の増し切り開口の
形状は使用する傾斜の範囲で決められるがウェブのフィ
レットがダイヤフラム下端と柱の溶接部に当たらぬよう
な形状の増し切り専用のロータリーカッターで増し切削
する。(図19)
【0045】原則としては、この増し切削は増し切り開
口専用のロータリーカッター刃で始めの溶接逃げ開口切
削の後で切削する。
【0046】この方法は、型鋼に傾斜が無い場合には増
し切り開口専用のロータリーカッター刃を外した状態で
切削し、型鋼に傾斜が有る時のみ増し切り専用のロータ
リーカッター刃を取り付けることにすれば、機械の調整
作業が簡略化される。(3軸使用の利点)
【0047】第2回目の開先増し切り切削(工程−3B
側)は、下フランジ面の開先の増し角度部分を開先専用
のロータリーカッター刃を用いて切削する。(図19)
【0048】カッター刃は、開先角度の必要値は近似値
的に±5度程度であるから30゜,35゜,45゜,6
0゜等の開先専用のロータリーカッター刃を転用も可能
となが、原則としては、目的に合った開先角度の専用ロ
ータリーカッター刃を使用する。
【0049】型鋼に傾斜がある時は、3軸使用(3工
程)で完了する。(図5)
【0050】但し、他の使用目的の機械を転用した場合
に軸位置とカッターの径の関係で3軸使用出来ない時
は、第1工程から増し柱溶接逃げ開口用のカッターと開
先増し切りカッターを使用い2工程で終わらせる場合も
ある。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0052】型鋼のフィレット部分を残しかつ追い込み
深さの寸法の調整が出来るため、ダイヤフラムの出寸法
の変化にも対応ができる。
【0053】傾斜を持った型鋼の上フランジ側のウェッ
ブ面の柱溶接逃げ開口は、所望の形状を持った増し切り
専用のロータリーカッター刃により切削する事により傾
斜を持った部材でもダイヤフラムとフィレットの切り残
し部や柱溶接部とウェッブが当たらずに対応ができる。
【0054】傾斜を持った型鋼の下フランジは、開先角
度が狭まる現象が発生しても所望の形状を持った開先増
し切りカッターを取り付け切削する事により所望の開先
形状が得られ溶接作業に支障が発生しなくなる。
【0055】フィレット部分を切り残しているため、充
填溶接による欠陥の発生が減少する。
【0056】フィレット部分を切り残すことにより溶接
されるルートギャップ下面に不要な凹みが発生しないの
で、溶接の作業性がよくなり自動溶接機器への対応が容
易となる。
【0057】カッター刃の付いた軸が複数の時、各軸に
取り付けるカッター刃は種類により異なる機械の調整部
分があるので事前に調整し固定しておけば脱着作業が簡
略となる。
【0058】この様にしておけば、増し切り用のカッタ
ー刃の装着するだけで素早く傾斜の有る型鋼に対応で
き、逆の場合には増し切り用のカッター刃を外すだけで
傾斜の無い型鋼に対応できる事になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明により切削されフィレットの残った部分と
裏当て金の面が平になる事を示す説明図である。
【図2】ダイヤフラム形の柱に発明により切削加工され
た型鋼を取り付けた説明図である。
【図3】発明により切削加工された型鋼の部分横断面図
である。
【図4】発明により切削加工された傾斜を持たない型鋼
の横断面図である。
【図5】発明により切削加工された傾斜を持つ型鋼の横
断面図である。
【図6】現在施工されているノンスカラップ溶接工法の
開先をフィレットも一緒に切断する例の説明図である。
【図7】現在施工されているノンスカラップ工法例の充
填溶接部の部分縦断面図である。
【図8】現在施工されているノンスカラップ工法で使用
される裏当て金例の説明図である。
【図9】現在施工されているノンスカラップ工法で使用
される裏当て金例の説明図である。
【図10】現在施工されているノンスカラップ工法で使
用される裏当て金例の説明図である。
【図11】現在施工されているスペーサーを使用したノ
ンスカラップ工法の開先をフィレットも一緒に切断して
スペーサーを入れる例の説明図である。
【図12】現在施工されているノンスカラップ工法例の
裏当て金とスペーサーの説明図である。図
【図13】現在施工されているノンスカラップ工法で使
用されるとスペーサーの取り付け部の部分縦断面図であ
る。
【図14】発明による傾斜の有る型鋼の増し切り開日と
開先増し切り部を示す部分の断面の説明図である。
【図15】発明による傾斜の無い型鋼の柱溶接逃げ開口
を切削している時のカッターと型鋼の配置を示す部分の
平面の説明図である。
【図16】発明による傾斜の無い型鋼の柱溶接逃げ開口
を切削した後フィレットの残し面と開先部を切削してい
る時のカッターと型鋼の配置を示す部分の平面の説明図
である。
【図17】発明による傾斜の有る型鋼の柱溶接逃げ開口
を切削している時のカッターと型鋼の配置を示す部分の
平面の説明図である。
【図18】発明による傾斜の無い型鋼の柱溶接逃げ開口
を切削した後フィレットの残し面と開先部を切削してい
る時のカッターと型鋼の配置を示す部分の平面の説明図
である。
【図19】発明による傾斜の無い型鋼のフィレットの残
し面開先部とを切削した後柱溶接逃げ開口の増し切り開
口と開先部の開先増し切り部を切削している時の平面の
説明図である。
【図20】発明による切削を行う多軸切削機械の型鋼の
傾斜が無い時の配置を示す平面の説明図である。
【図21】発明による切削を行う多軸切削機械の型鋼の
傾斜が有る時の軸が型鋼の傾斜分移動して配置された事
を示す平面の説明図である。
【図22】発明による切削を行う多軸切削機械の軸受ボ
ックスとその切削時の移動方向と型鋼の固定位置を示す
縦断面の説明図である。
【符号の説明】
1 ルートギャップ 2 開先面 3 開先角度 4 裏当て金 5 フィレット残し面 6 柱溶接逃げ開口 7 追い込み深さ 8 柱溶接逃げ高さ 9 垂直部(柱溶接逃げ開口の) 10 水平部(柱溶接逃げ開口の) 11 フィレット部分 12 ダイヤフラム 13 上フランジ 14 ウェッブ 15 下フランジ 16 増し切り開口 17 増し切り角度 18 開先増し切り部 19 開先増し切り角度 20 型鋼 21 柱面(フランジ) 22 柱溶接部 23 充填溶接部 24 斜め切り 25 R加工 26 曲げ加工 27 直線切り 28 スペーサー 29 Aブロック軸受ボックス 30 Bブロック軸受ボックス 31 材料固定台 32 傾斜角 AI 逃げ開口カッター A2 開先カッター A3 増し切り開口カッター BI 逃げ開口カッター B2 開先カッター B3 開先増し切りカッター

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型鋼のフィレット部分を残し追い込み
    深さの寸法変化にも対応できる所望の切削形状で、追い
    込み部分とルートギャップ及び開先を機械を用いて上下
    フランジを同時に、または片側ずつ連続的に切削加工す
    る工法。
  2. 【請求項2】 型鋼に傾斜が有りダイヤフラム端部に
    開先部のフィレット切り残し部の垂直面が当たる時は、
    開口部の垂直面を後側に斜めに傾斜を持たせ、開口部低
    面の水平部の柱溶接部に当たる部分は増し開口した形状
    とし、所望の形状の1個のロータリーカッターで同時に
    増し切削する事によりダイヤフラムとフィレット切り残
    し部や柱溶接部とウェッブの当たりを解消させる切削加
    工工法。
  3. 【請求項3】 型鋼のフィレット部分を残さない形の
    ノンスカラップ溶接工法において、型鋼に傾斜が有りダ
    イヤフラム端部に開先下部のウェッブ切り残し部が当た
    る時は、開口部の当たり面を斜めにして後側に傾斜を持
    たせ、開口部低面の水平部の柱溶接部に当たる部分は増
    し開口した形状とし、所望の形状の1個のロータリーカ
    ッターで同時に増し切削する事によりダイヤフラムとフ
    ィレット切り残し部や柱溶接部とウェッブの当たりを解
    消させる切削加工工法。
  4. 【請求項4】 型鋼のフィレット部分を残し追い込み
    深さの寸法変化に対応できる切削形状で追い込み部分を
    切削する切削加工用のロータリーカッター刃。
  5. 【請求項5】 型鋼のフィレット部分を残し追い込み
    深さの寸法変化が型鋼の傾斜にも対応できる切削形状で
    追い込み部分を切削する切削加工用のロータリーカッタ
    ー刃。
  6. 【請求項6】 型鋼のフィレット部分を残さない形の
    ノンスカラップ溶接工法において、開先部分の追い込み
    深さの寸法変化が型鋼の傾斜にも対応できる切削形状で
    追い込み部分を切削する切削加工用のロータリーカッタ
    ー刃。
  7. 【請求項7】 型鋼のフィレット部分を残し追い込み
    深さの寸法変化に対応できる切削形状のルートギャプ及
    び開先を切削する切削加工用のロータリーカッター刃。
  8. 【請求項8】 型鋼のフィレット部分を残さない形の
    ノンスカラップ溶接工法において、型鋼の追い込み深さ
    の寸法変化に対応できる切削形状のルートギャプ及び開
    先を増し切削する目的の切削加工用のロータリーカッタ
    ー刃。
  9. 【請求項9】 型鋼のフィレット部分を残し追い込み
    深さの寸法変化が型鋼の傾斜にも対応できる切削形状で
    追い込み部分とルートギャプ及び開先を連続的に切削で
    きる複数の組み合わせによる切削加工用のロータリーカ
    ッター刃を使用する多軸切削機械。
  10. 【請求項10】 型鋼の追い込み深さの寸法変化が型
    鋼の傾斜にも対応できる切削形状で追い込み部分とルー
    トギャプ及び開先を連続的に切削できる複数の組み合わ
    せによる切削加工用のロータリーカッター刃を使用する
    多軸切削機械。
JP35174996A 1996-11-20 1996-11-20 型鋼のフィレット部分を残し、追い込み寸法の任意の変化に対応できる溶接部の開先切削加工工法 Pending JPH10151510A (ja)

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Cited By (4)

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