JPH1015122A - ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 - Google Patents
ゴルフクラブヘッド及びその製造方法Info
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- JPH1015122A JPH1015122A JP8195629A JP19562996A JPH1015122A JP H1015122 A JPH1015122 A JP H1015122A JP 8195629 A JP8195629 A JP 8195629A JP 19562996 A JP19562996 A JP 19562996A JP H1015122 A JPH1015122 A JP H1015122A
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Abstract
材料から成るにもかかわらず、強度を十分大きくするこ
とができるようにし、かつ、外観上の違和感を無くす。 【解決手段】 ヘッド重量の過半を成す金属製主部材1
と、主部材1とは異なる材質から成る副部材2と、主部
材1に溶着可能な取付補助部材3と、を備える。副部材
2を主部材1に当接させる。副部材2の外端縁4を取付
補助部材3と主部材1にて挾持状に固定するように取付
補助部材3を主部材1に溶着する。
Description
ド及びその製造方法に関する。
料を組み合わせて作製することは、従来より頻繁に行わ
れていた。これは、比重差のある材料を組み合わせるこ
とでヘッドの重量配分や重心設計の自由度を高めたり、
あるいは打球面のみ材料を変えて打球時のフィーリング
を向上させる等の様々な効果があるからである。
かが問題となるが、従来では、金属と有機材料の組み合
わせの場合には接着やねじ止め、異種金属の組み合わせ
では嵌合圧入、ねじ止め、鋳ぐるみ、接着等の手段によ
って行われてきた。
型のゴルフクラブヘッドに於て、中空状のヘッド本体部
aの底壁部にボス部g,gを設け、そのヘッド本体部a
の比重よりも大きな比重のソールプレートbを、ボス部
g,gにねじ込まれるねじc,cを介してヘッド本体部
aの底面に固着したものが公知であった。また、図15に
示すようなアイアン型のゴルフクラブヘッドに於て、低
比重の金属から成るフェース面形成用プレートdを、ヘ
ッド本体部fの圧入用段付部eに嵌合圧入したものが公
知であった。
ねじ止め、嵌合圧入、接着、鋳ぐるみ等の手法では、次
のような問題があった。即ち、図14に示したねじ止めの
場合、ねじ頭部が露出して外観上好ましくない上、ヘッ
ド本体部aにねじ込み用のボス部gを設ける必要があり
設計自由度の上で大きな制約となっていた。また、図15
に示した圧入の場合、基本的に受け台を精度よく作らな
ければならず、複雑な形状とするのは非常に困難であっ
た。さらに、圧入により大きな内部応力が生ずるので実
施可能な部位に制約があった。かつ、強度の弱い材料に
対しては実施が困難であった。また、接着剤による接着
では、特に応力の比較的集中するような部位では、基本
的に強度不足であった。また、鋳ぐるみの場合、鋳込み
温度に耐え得る素材である必要があり、高温による収
縮、変形等の問題もあり、実施の過程で様々な工夫が必
要となる上、組み合わせる材料に制約も多かった。
て、2種以上の異種材料から成るにもかかわらず、ゴル
フクラブとしての使用に耐え得る十分大きな強度を有す
ると共に、外観上美しいゴルフクラブヘッドを提供する
ことを目的とする。
固に接合することができると共に、外観上美しく仕上げ
ることができるゴルフクラブヘッドの製造方法を提供す
ることを目的とする。
めに、本発明に係るゴルフクラブヘッドは、ヘッド重量
の過半を成す金属製主部材と、該主部材とは異なる材質
から成る副部材と、上記主部材に溶着可能な取付補助部
材と、を備え、上記副部材を上記主部材に当接させると
共に、該副部材の外端縁を上記取付補助部材と上記主部
材にて挾持状に固定するように該取付補助部材を上記主
部材に溶着したものである。
は、段付部を一部に有すると共にヘッド重量の過半を成
す金属製主部材と、該主部材とは異なる材質から成る副
部材と、上記主部材に溶着可能な取付補助部材と、を備
え、上記副部材を上記主部材の段付部に嵌入すると共
に、該副部材の外端縁を上記取付補助部材と上記主部材
にて挾持状に固定するように該取付補助部材を上記主部
材に溶着したものである。
は、段付部を一部に有すると共にヘッド重量の過半を成
す金属製主部材と、外端縁に段付部を有し上記主部材と
は異なる材質から成る副部材と、上記主部材に溶着可能
な取付補助部材と、を備え、上記副部材の外端縁を上記
主部材の段付部に嵌入すると共に、該副部材の上記段付
部に上記取付補助部材を嵌入し、さらに、該副部材の外
端縁を上記取付補助部材と上記主部材にて挾持状に固定
するように該取付補助部材を上記主部材に溶着すると共
に該取付補助部材と上記主部材と上記副部材の外面を連
続面状としたものである。
は、凹部を一部に有すると共にヘッド重量の過半を成す
金属製主部材と、該主部材とは異なる材質から成る副部
材と、上記主部材に溶着可能な取付補助部材と、を備
え、上記副部材を上記主部材の凹部に嵌入すると共に、
該副部材の外端縁を上記取付補助部材と上記主部材にて
挾持状に固定するように該取付補助部材を上記主部材に
溶着したものである。
製造方法は、ヘッド重量の過半を占める金属製主部材
に、異なる材質から成る副部材を当接させ、さらに、上
記主部材に溶着可能な取付補助部材を上記副部材の外端
縁を覆うように該副部材と上記主部材に当接させ、次
に、該取付補助部材を上記主部材に溶着して上記副部材
の外端縁を上記主部材と取付補助部材にて挾持状に固着
し、その後、上記主部材と上記溶着による溶接金属と上
記取付補助部材の外面が連続面状となるように研磨す
る。
づいて本発明を詳説する。
の実施の一形態を示し、このゴルフクラブヘッドHは、
ヘッド重量の過半を成す金属製主部材1と、副部材2
と、取付補助部材3と、を備え、ウッド型ゴルフクラブ
ヘッドの場合を例示する。
された中空状であって、かつ、下面に穴部6が貫設され
ている。また、副部材2は、主部材1とは異なる材質か
ら成り、底面側から見て、主部材1の底面の外形寸法よ
りも小さく、かつ、主部材1の穴部6の内形寸法よりも
大きな外形寸法の平板状に形成される。
材質から成り、底面側から見て環状であって、かつ、副
部材2の外端縁4を下方から受ける受け用段付部13を内
側に有する。
副部材2を主部材1に当接させると共に、副部材2の外
端縁4を取付補助部材3と主部材1にて挾持状に固定す
るように取付補助部材3を主部材1に溶着したものであ
る。即ち、主部材1と取付補助部材3は溶接金属10を介
して相互に固着される。
アルミニウム、アルミニウム合金、チタン(純チタ
ン)、チタン合金等があげられる。また、副部材2の材
質としては、真鍮、アルミニウム、タングステン等があ
げられる。また、取付補助部材3の材質としては、主部
材1と同様にアルミニウム、アルミニウム合金、チタン
(純チタン)、チタン合金等があげられる。その場合、
主部材1と取付補助部材3の材質は相互に溶接可能な材
質とし、かつ、主部材1と副部材2の材質は相互に溶接
できない異種材質とするのは勿論である。
するには、先ず、図2に示すように、金属製主部材1の
底面に、副部材2を当接させる。具体的には、副部材2
が主部材1の底面の穴部6を施蓋するようにその副部材
2を当接させる。
3を、副部材2の外端縁4を覆うようにその副部材2と
主部材1に当接させる。即ち、取付補助部材3の受け用
段付部13を副部材2の外端縁4の下面に当接させると共
に、その取付補助部材3の上端面14を主部材1の底面に
当接させる。
を主部材1に溶着して副部材2の外端縁4を主部材1と
取付補助部材3にて挾持状に固着する。具体的には、取
付補助部材3の外端縁部と主部材1の底面との間にて、
溶接金属10がやや盛り上がるように溶接を施す。
部材3の外面が連続面状となるように研磨する。つま
り、溶接金属10が盛り上がった部分を研磨して、溶接金
属10と主部材1の外面を連続面状とすれば、図1のゴル
フクラブヘッドHが完成する。
方法によれば、主部材1と副部材2が、一般的な溶接で
は溶着できない異種の材質から成るにもかかわらず、取
付補助部材3及び溶接金属10を介して、主部材1に副部
材2を強固に固着することができる。特に、ねじ止めや
接着剤による接着等に比して、強固に固着できると共に
強度が大きくなる。また、主部材1と溶接金属10と取付
補助部材3の外面を滑らかな連続面状とすることがで
き、ヘッドの外観が美しくなる。さらに、圧入する場合
に比して、受け台が必要なく、内部凹力も極めて小さい
ので、主部材1の複雑な形状の部分や強度的に弱い部位
に容易に接合ができると共に強度を増大させることがで
きる。
ば、主部材1と副部材2が、一般的な溶接では溶着でき
ない異種の材質から成るにもかかわらず、ゴルフクラブ
ヘッドとして十分大きな強度を得ることができる。ま
た、外観上の違和感がほとんど無くなる。さらに、副部
材2の材質を自由に選定できるため、ゴルフクラブヘッ
ドとして要求される所望の特性のものを得やすくなり、
設計自由度が増すという利点がある。
ヘッドの他の実施の形態を示し、主部材1が段付部7を
一部に有すると共に、副部材2が外端縁4に段付部8を
有し、かつ、副部材2の外端縁4を主部材1の段付部7
に嵌入すると共に、副部材2の段付部8に取付補助部材
3を嵌入し、さらに、副部材2の外端縁4を取付補助部
材3と主部材1にて挾持状に固定するように取付補助部
材3を主部材1に溶着すると共に取付補助部材3と主部
材1と副部材2の外面を連続面状としたものである。
1の壁部に貫設された穴部6の内周端面に隣接すると共
に主部材1の壁部の外面よりも内側に段差を成すように
その主部材1の壁部を変形又は切欠いて形成された小幅
の面部のことをいうものと定義する。
の下面よりも上方に段差を成すようにその副部材2の外
端縁を変形又は切欠いて形成された小幅の面部のことを
いうものと定義する。副部材2は、具体的には、ヘッド
の底面を成す底面形成部9と、段付部8を成す外端縁4
と、から成る。
と副部材2の外端縁4の厚み寸法T1 を同一とし、か
つ、取付補助部材3の厚み寸法T2 と副部材2の段付部
8の深さ寸法D2 を同一とする。なお、取付補助部材3
は、断面形状が横長長方形状の環状の金属部材から成
る。他の構成は図1のものと同様である。
は、先ず、図6に示すように、主部材1の段付部7に、
副部材2の外端縁4を嵌入する。これにより、主部材1
の底面と副部材2の段付部8が面一となる。さらに、図
7に示すように、副部材2の外端縁4の段付部8に取付
補助部材3を嵌入する。これにより、副部材2の底面と
取付補助部材3の底面が連続平面状となる。
3を主部材1に溶着して副部材2の外端縁4を主部材1
と取付補助部材3にて挾持状に固着する。さらにその
後、主部材1と溶接金属10と副部材2の外面が連続面状
となるように、溶接金属10の盛り上がった部分を研磨す
れば、図5に示したゴルフクラブヘッドHが完成する。
法によれば、主部材1に対して副部材2を容易に位置決
めすることができると共に、副部材2が不意に位置ずれ
するのを防止できるので、一層容易にゴルフクラブヘッ
ドHを製造できる。さらに、副部材2を主部材1に一層
強固に固着することができる。
外表面(ヘッドの底面)を一層滑らかに仕上げることが
でき、外観上美しくなる。なお、副部材2と取付補助部
材3の底面を研磨するのが好ましく、そのようにすれ
ば、一層滑らかな外面を得ることができる。また、図5
に示したゴルフクラブヘッドHによれば、強度が一層大
きくなり、かつ、違和感の無い一層美しい外観を得るこ
とができる。
ヘッドの別の実施の形態を示し、主部材1の段付部7の
深さ寸法D3 を、副部材2の外端縁4の厚み寸法T3 よ
りも大きい値に設定し、かつ、副部材2の段付部8の深
さ寸法D4 を取付補助部材3の厚み寸法T4 と同一と
し、さらに、副部材2の外端縁4の厚み寸法T3 と取付
補助部材3の厚み寸法T4 の和を、主部材1の段付部7
の深さ寸法D3 と等しくしたものである。他の構成は図
4のものと同様である。
は、図10に示すように、主部材1の段付部7に、副部材
2の外端縁4を嵌入し、さらに、図11に示すように、副
部材2の外端縁4の段付部8に取付補助部材3を嵌入す
る。これにより、主部材1と副部材2と取付補助部材3
の底面が連続平面状となる。
3を主部材1に溶着して副部材2の外端縁4を主部材1
と取付補助部材3にて挾持状に固着する。具体的には、
取付補助部材3の外端縁を主部材1に溶着する。これに
より、主部材1の底面と取付補助部材3の底面が連続面
状となる。また、溶接金属10を、極僅かに肉盛りする。
なお、肉盛りしなくてもよい場合もある。
部材2の外面が連続面状となるように、溶接金属10の盛
り上がった部分を研磨すれば、図9に示したゴルフクラ
ブヘッドHが完成する。
れば、主部材1に対して副部材2を容易に位置決めする
ことができると共に、副部材2が不意に位置ずれするの
を防止できるので、一層容易にゴルフクラブヘッドHを
製造できる。さらに、副部材2を主部材1に一層強固に
固着することができる。また、溶接金属10の盛り上げが
少量で済み、溶接金属10を節約できる上、短時間で研磨
できる。また、図9に示したゴルフクラブヘッドHによ
れば、強度が一層大きくなると共に、ヘッドの外面(ソ
ール面)が一層滑らかとなり外観上美しくなる。
ヘッドのさらに別の実施の形態を示し、主部材1が凹部
11を一部に有し、かつ、副部材2を主部材1の凹部11に
嵌入すると共に、副部材2の外端縁4を取付補助部材3
と主部材1にて挾持状に固定するように取付補助部材3
を主部材1に溶着したものである。ここで、凹部11と
は、主部材1の壁部の一部を内側へ凹状に変形させた断
面凹状の部位を言うものと定義する。
厚み寸法T5 を同一に設定する。取付補助部材3は一定
厚みの環状の金属部材とされる。
するには、先ず、主部材1の凹部11に副部材2を嵌入す
る。言い換えれば、主部材1に副部材2を当接させる。
これにより、主部材1の下端面と副部材2の下面が面一
となる。その後は、図1〜図4にて説明した製造方法と
同様に、取付補助部材3を、副部材2の外端縁4を覆う
ようにその副部材2と主部材1に当接させ、次に、取付
補助部材3を主部材1に溶着し、その後、主部材1と溶
接金属10と取付補助部材3の外面が連続面状となるよう
に研磨する。
助部材3の材質として、アルミニウム、アルミニウム合
金、チタン(純チタン)、チタン合金以外の金属を使用
可能である。また、副部材2の材質として、真鍮、アル
ミニウム、タングステン以外の金属を使用するも自由で
あり、あるいは、金属以外のもの(例えばセラミック
ス、カーボン等)を使用することも可能である。
の位置は、底面(ソール面)に限られず、例えば、クラ
ウン部やサイド部に設けてもよい。本発明のゴルフクラ
ブヘッド及びその製法は、ウッド型ゴルフクラブヘッド
のみならずアイアン型ゴルフクラブヘッドにも適用可能
である。
際に作製して実施例とし、その実施例と従来例との比較
を行った。その実施例と従来例の材質等の詳細を次の表
1に示す。
クラブに、実施例2は図5のゴルフクラブに、実施例
3,4,5は図9のゴルフクラブに、夫々対応し、各実
施例は本発明のゴルフクラブの製造方法により製造した
ものである。なお、6−4チタンとは、チタン90%,ア
ルミニウム6%,バナジウム4%のチタン合金のことで
ある。
ッド本体)をアルミ鋳造で作製し、副部材(ソール)に
真鍮を使用し、かつ、取付補助部材をアルミニウムとし
たものである。従来このアルミニウムと真鍮のように溶
接できない金属同士を接合するには、ねじ止め、接着、
あるいは、ソールのごく限られた部分に圧入するしかな
く、設計自由度が低かったのに対し、この実施例1によ
れば、ソールのほぼ全面に副部材(真鍮)を強固に固着
することができ、かつ、金属製主部材のバックアップが
必要ないので設計自由度が著しく向上した。なお、金属
製主部材と副部材及び取付補助部材の間の隙間を比較的
大きくとったので、溶接の際に溶接金属がその隙間に流
れ込んで隙間を埋めることができた。このため、金属製
主部材と副部材と取付補助部材を強固に接合することが
できた。
とし、副部材を真鍮とし、さらに、取付補助部材を純チ
タンとしたものである。この実施例2によれば、実施例
1に比して、製造の際の溶接金属の肉盛りを少なくする
ことができた。また、溶接金属の研磨が容易であった。
とし、副部材をアルミニウムとし、さらに、取付補助部
材を6−4チタンとしたものである。この実施例3によ
れば、製造の際に、溶接による肉盛りをせずに済み(あ
るいは極僅かな肉盛りで済み)溶接金属の量を一層少な
くすることができた。また、溶接後の溶接金属の研磨に
よる平滑化が一層容易であった。
とし、副部材を真鍮とし、取付補助部材を純チタンとし
たものである。さらに、実施例5は、主部材をアルミニ
ウムとし、副部材をタングステンとし、取付補助部材を
アルミニウムとしたものである。この実施例4及び実施
例5によれば、実施例3と同様に、溶接による肉盛りの
量を一層少なくすることができ、かつ、溶接後の溶接金
属の研削による平滑化が一層容易であった。
ド本体の底面に真鍮製のソールプレートを接着剤にて接
着し、かつ、ねじ止めしたものであり、ヘッド本体ソー
ル部にバックアップが必要な上、ヘッド本体にねじ用の
ボス部を設ける必要があるので、設計自由度が著しく制
限される欠点があり、さらに、ねじ頭部がソール面に露
出するので外観上好ましくない。
本体の底面に純チタン製のソールプレートを圧入したも
のであり、逆テーパにより強固に接合が行われている
が、形状が複雑になると圧入が困難である。また、中空
ウッド等の変形し易い部位には圧入は不可能である。
で、次に記載する効果を奏する。
ば、主部材1と副部材2が溶接できない異種材質から成
るにもかかわらず、主部材1に副部材2を容易かつ強固
に固着できる。かつ、十分大きな強度を得ることができ
る。さらに、副部材2の材質を自由に選定できるため、
ゴルフクラブヘッドとして要求される所望の特性のもの
を得やすくなり、設計自由度が増すという利点がある。
また、外面を滑らかとすることが可能であり、美しい外
観が得られる。
ば、請求項1記載のものと同様の効果を奏すると共に、
強度が一層大きくなり、かつ、外面を一層滑らかとする
ことができる。
ば、請求項2と同様の効果を奏すると共に、強度と外面
の滑らかさを一層向上させることができる。
ば、請求項1記載のものと同様の効果を奏すると共に、
強度が一層大きくなる。
方法によれば、主部材1と副部材2が溶接できない異種
材質から成るにもかかわらず、主部材1に副部材2を容
易かつ強固に固着できる。また、溶接を容易に行うこと
ができると共に、溶接金属の肉盛りが少なくて済む。さ
らに、外面を滑らかに仕上げることが可能であり、外観
上違和感の無いゴルフクラブヘッドを製造できる。
示す断面側面図である。
を示す断面側面図である。
を示す断面側面図である。
の形態を示す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ヘッド重量の過半を成す金属製主部材1
と、該主部材1とは異なる材質から成る副部材2と、上
記主部材1に溶着可能な取付補助部材3と、を備え、上
記副部材2を上記主部材1に当接させると共に、該副部
材2の外端縁4を上記取付補助部材3と上記主部材1に
て挾持状に固定するように該取付補助部材3を上記主部
材1に溶着したことを特徴とするゴルフクラブヘッド。 - 【請求項2】 段付部7を一部に有すると共にヘッド重
量の過半を成す金属製主部材1と、該主部材1とは異な
る材質から成る副部材2と、上記主部材1に溶着可能な
取付補助部材3と、を備え、上記副部材2を上記主部材
1の段付部に嵌入すると共に、該副部材2の外端縁4を
上記取付補助部材3と上記主部材1にて挾持状に固定す
るように該取付補助部材3を上記主部材1に溶着したこ
とを特徴とするゴルフクラブヘッド。 - 【請求項3】 段付部7を一部に有すると共にヘッド重
量の過半を成す金属製主部材1と、外端縁4に段付部8
を有し上記主部材1とは異なる材質から成る副部材2
と、上記主部材1に溶着可能な取付補助部材3と、を備
え、上記副部材2の外端縁4を上記主部材1の段付部7
に嵌入すると共に、該副部材2の上記段付部8に上記取
付補助部材3を嵌入し、さらに、該副部材2の外端縁4
を上記取付補助部材3と上記主部材1にて挾持状に固定
するように該取付補助部材3を上記主部材1に溶着する
と共に該取付補助部材3と上記主部材1と上記副部材2
の外面を連続面状としたことを特徴とするゴルフクラブ
ヘッド。 - 【請求項4】 凹部11を一部に有すると共にヘッド重量
の過半を成す金属製主部材1と、該主部材1とは異なる
材質から成る副部材2と、上記主部材1に溶着可能な取
付補助部材3と、を備え、上記副部材2を上記主部材1
の凹部11に嵌入すると共に、該副部材2の外端縁4を上
記取付補助部材3と上記主部材1にて挾持状に固定する
ように該取付補助部材3を上記主部材1に溶着したこと
を特徴とするゴルフクラブヘッド。 - 【請求項5】 ヘッド重量の過半を占める金属製主部材
1に、異なる材質から成る副部材2を当接させ、さら
に、上記主部材1に溶着可能な取付補助部材3を上記副
部材2の外端縁4を覆うように該副部材2と上記主部材
1に当接させ、次に、該取付補助部材3を上記主部材1
に溶着して上記副部材2の外端縁4を上記主部材1と取
付補助部材3にて挾持状に固着し、その後、上記主部材
1と上記溶着による溶接金属10と上記取付補助部材3の
外面が連続面状となるように研磨することを特徴とする
ゴルフクラブヘッドの製造方法。
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---|---|---|---|
JP08195629A JP3143590B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
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JPH1015122A true JPH1015122A (ja) | 1998-01-20 |
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ID=16344352
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