JPH10150708A - ガス絶縁開閉装置とその耐電圧試験方法 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置とその耐電圧試験方法

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JPH10150708A
JPH10150708A JP8304874A JP30487496A JPH10150708A JP H10150708 A JPH10150708 A JP H10150708A JP 8304874 A JP8304874 A JP 8304874A JP 30487496 A JP30487496 A JP 30487496A JP H10150708 A JPH10150708 A JP H10150708A
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JP
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insulated switchgear
gas
withstand voltage
conductor
voltage test
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JP8304874A
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Atsushi Ohashi
淳 大橋
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】絶縁性ガスの開放作業を伴わず、密閉容器外部
よりの操作のみで耐電圧試験を可能にしたガス絶縁開閉
装置を提供すること。 【解決手段】ガス絶縁開閉装置に接続された導体とケー
ブルに接続されたブッシングが配設された接続装置を備
えたガス絶縁開閉装置において、ガス絶縁開閉装置に接
続された導体に接続する導体とブッシング頭部に接続す
る導体とを密閉容器内でかつ外部よりそれぞれ回転可能
な構造とし、耐電圧試験装置へ接続する接触子を取り付
けたスペーサを密閉容器の開口部に配設し、このスペー
サの外側にエンドカバーをガス密に取り付けた構成であ
るので、接続装置容器の外部から操作するだけで、内部
導体の接続構成を変えることが可能なため、工場内およ
び現地においてもガス処理なしで、ガス絶縁開閉装置及
びケーブルの耐電圧試験を容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルを接続す
るケーブルヘツドを備えたガス絶縁開閉装置とその耐電
圧試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置を構成する機器には、
電力系統を外部の機器と接続する接続装置がある。この
ような接続装置は、ガス絶縁開閉装置の容器内部に設け
られた接離可能な接触部によって容器外部からの引き込
みケーブルの先端の接触部と容器内部の内部導体との間
を接続あるいは開離する構成を備えている。この構成に
より、接続装置は隣接機器であるガス絶縁母線に接続さ
れた内部導体と外部機器である引き込みケーブルの接触
部間を電気的に接続あるいは開離することができる。
【0003】従来のガス絶縁開閉装置における接続装置
を図7を用いて説明する。同図において、接続装置1は
密閉容器2に絶縁性ガスを封入して構成され、上部開口
部は着脱可能な蓋2aにて閉塞されている。密閉容器2
の側面に形成された開口部にはスペーサ4を介して隣接
機器のガス絶縁開閉装置3が接続されている。また、密
閉容器2内には内部導体5がスペーサ4に絶縁支持され
ている。さらに、スペーサ4の中央部の高圧側電極には
接触子6が取り付けられており、隣接機器のガス絶縁開
閉装置3の内部に装着されている導体7と密閉容器2の
内部導体5が接触子6を介して電気接続されている。
【0004】また、密閉容器2の内部には外部機器と接
続するケーブル8のブッシング9が内挿されている。こ
のブッシング9と密閉容器2とは絶縁配置されている。
ブッシング9の頭部には、ケーブル8の端部が接続され
た接触部10が取り付けられている。この接触部10に
は接触子10aが装着されている。さらに密閉容器2の
蓋2aを取り外すことにより、この開口部から耐電圧試
験装置等を挿入することができる。
【0005】上記した従来の接続装置1において、隣接
機器であるガス絶縁開閉装置3とケーブル8に接続され
ている外部機器とを電気的に接続する場合、内部導体5
の接触子5aとブッシング8の頭部に設けられた接触子
10aとの間を接続ロッド11によって接続する。
【0006】この接続構成により、隣接機器のガス絶縁
開閉装置3の導体7は、接触子6を介して内部導体5と
電気的に接続され、さらに、接続ロッド11および接触
部10を介してケーブル8に接続された外部機器に電気
的に接続される。また、ケーブル8に接続されている外
部機器を電気的に開離する場合は、内部導体5の接触子
5aと接触子10aとの間を電気接続している接続ロッ
ド11を取り外すことにより、内部導体5とケーブル8
との接続は開離される。したがって、接続ロッド11を
取り外すことにより、隣接機器のガス絶縁開閉装置3の
導体7及び内部導体5と、接触部10の間は電気的接続
が開離されるので、導体7は外部機器と非通電状態とな
る。
【0007】次に、接続装置1の外部機器に接続したケ
ーブル8または隣接機器側のガス絶縁開閉装置3の耐電
圧試験を図7乃至図9を用いて説明する。まず、ケーブ
ル8の耐電圧試験について説明する。
【0008】図7において、密閉容器2内の絶縁ガスを
抜きその蓋2aを開き、内部導体5の接触子5aとブッ
シング9の接触子10aとの間を接続している接続ロッ
ド11を取り外すことにより接触子5aと接触子10a
とを電気的に開離する。次に、内部導体5を接触子6か
ら取り外し、密閉容器2内部から取り出す。内部導体5
を密閉容器2から取り外した後、図8に示すように容器
2内にむき出しになった接触子6に電界緩和用のシール
ド12をかぶせる。この状態にして蓋2bを閉め、この
蓋2bに設けた穴に耐電圧試験装置13の検出部13a
を挿入し、接触部10に投入接触させる。その後、密閉
容器2内部に絶縁性ガスを封入し、ケーブル8の耐電圧
試験を行う。
【0009】次に、隣接機器側のガス絶縁開閉装置3の
耐電圧試験について説明する。最初に、上記したケーブ
ル8の耐電圧試験と同様に接続ロッド11を取り外し、
内部導体5と接触部10との間の電気的接続を開離した
後、内部導体5を接触子6から取り外して上部の開口部
より密閉容器2外部に取り出す。
【0010】次に、ガス絶縁開閉装置3に接続された隣
接機器の耐電圧試験を行う場合、図9に示すように接触
子6にガス絶縁開閉装置3の耐電圧試験用の導体14を
取り付ける。この状態にした後、蓋2bを閉め、蓋2b
に設けた穴に耐電圧試験装置13の検出部13aを挿入
して導体14に投入接触させる。その後、密閉容器2内
部に絶縁性ガスを封入し、ガス絶縁開閉装置3に接続さ
れた隣接機器の耐電圧試験を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ガス絶縁開閉装置の接続装置1では、耐電圧試験を実施
する際、密閉容器2内部に封入された絶縁性ガスを一旦
放出し、内部の導体類を組み替えた後耐電圧試験装置1
3を取り付け、再度、絶縁性ガスを密閉容器2内部に封
入し、耐電圧試験を行う必要があった。更に、耐電圧試
験完了後、製品姿に戻すため、再度、絶縁性ガスの放
出、密閉容器2内部の導体の組替え、絶縁性ガスの封入
という作業を繰り返し実施する必要があった。
【0012】したがって、耐電圧試験の際の作業に長時
間を要し、絶縁性ガスの放出による大気汚染及び絶縁性
ガスを多量に使用し、かつこの絶縁性ガスの開放作業に
伴い、異物並びに水分の浸入などにより品質が低下する
等の問題があった。
【0013】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、請求項1乃至請求項6の目的は、ガス絶縁
開閉装置またはケーブルの耐電圧試験の際、絶縁性ガス
の開放作業を伴わず、密閉容器外部よりの操作のみで耐
電圧試験を可能にし、しかも品質が高くかつ耐電圧試験
時間を短縮できるガス絶縁開閉装置とその耐電圧試験方
法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、絶縁ガスが封入された密閉容
器内に、ガス絶縁開閉装置に接続された導体とケーブル
に接続されたブッシングが配設された接続装置を備えた
ガス絶縁開閉装置において、前記ガス絶縁開閉装置に接
続された導体に接続する導体と前記ブッシング頭部に接
続する導体とを前記密閉容器内でかつ外部よりそれぞれ
回転可能な構造とし、耐電圧試験装置へ接続する接触子
を取り付けたスペーサを前記密閉容器の開口部に配設
し、このスペーサの外側にエンドカバーをガス密に取り
付けたことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項2は、絶縁ガスが封入され
た密閉容器内に、ガス絶縁開閉装置に接続された導体と
ケーブルに接続されたブッシングが直交配置するように
配設された接続装置を備えたガス絶縁開閉装置におい
て、前記密閉容器を断面略十字状に形成すると共に、前
記ガス絶縁開閉装置に接続された導体に接続する導体と
前記ブッシング頭部に接続する導体を、直角形状の導体
でかつ外部より回転可能な構造とし、前記ガス絶縁開閉
装置及び前記ブッシングへの前記密閉容器の開口部以外
の開口部に耐電圧試験装置へ接続する接触子を取り付け
たそれぞれのスペーサを配設し、このそれぞれのスペー
サの外側にエンドカバーをガス密に取り付けたことを特
徴とする。
【0016】本発明の請求項3のガス絶縁開閉装置の耐
電圧試験方法は、請求項1記載のガス絶縁開閉装置にお
いて、前記回転可能な導体の一方を前記ガス絶縁開閉装
置に接続された導体に接続し、前記回転可能な導体の他
方を前記耐電圧試験装置に接続される接触子に接続する
ことにより、前記耐電圧試験装置より前記ガス絶縁開閉
装置へ試験電圧を印加するようにしたことを特徴とす
る。
【0017】本発明の請求項4のガス絶縁開閉装置に接
続されたケーブルの耐電圧試験方法は、請求項1記載の
ガス絶縁開閉装置において、前記回転可能な接続導体の
一方を前記ケーブルに接続されたブッシング頭部に接続
し、前記回転可能な接続導体の他方を耐電圧試験装置に
接続される接触子に接続することにより、前記耐電圧試
験装置より前記ケーブルへ試験電圧を印加するようにし
たことを特徴とする。
【0018】本発明の請求項5のガス絶縁開閉装置に接
続されたケーブルの耐電圧試験方法は、請求項2記載の
ガス絶縁開閉装置において、前記回転可能な直角形状の
導体を、前記耐電圧試験装置に接続される接触子と前記
ケーブルに接続されたブッシング頭部に接続することに
より、前記耐電圧試験装置より前記ケーブルに試験電圧
を印加するようにしたことを特徴とする。
【0019】本発明の請求項6のガス絶縁開閉装置に接
続されたケーブルの耐電圧試験方法は、請求項2記載の
ガス絶縁開閉装置において、前記回転可能な直角形状の
導体を、前記耐電圧試験装置に接続される接触子と前記
ガス絶縁開閉装置に接続された導体に接続することによ
り、前記耐電圧試験装置より前記ガス絶縁開閉装置に試
験電圧を印加するようにしたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は、本発明の第1実施例(請求
項1対応)のガス絶縁開閉装置の接続装置1Aの断面図
である。なお、既に説明した図7乃至図9の従来の接続
装置と同一部分は同一符号を付して説明する。
【0021】同図において、隣接機器のガス絶縁開閉装
置3の導体7とケーブル8のブッシング9頭部の接触部
10の接触子10aは、それぞれ回転軸15aと回転軸
16aを中心に回転可能な導体15と導体16により接
続されている。回転軸15aと回転軸16aは容器20
内に絶縁支持体17により絶縁支持された導体18に回
転自在に取付られ、容器20外部に引出されている。導
体7と導体15は、容器20の側部に設けられた開口部
に取り付けられたスペーサ4により絶縁支持された接触
子19aと接触子19bを介して接続されている。ま
た、容器20のもう一つの開口部にはスペーサ23によ
り絶縁支持された接触子22aと接触子22bを備えて
おり、そのスペーサ23の端部にはエンドカバー21が
取り付けられている。
【0022】本実施例のガス絶縁開閉装置の接続装置1
Aは、上記のように構成されているので、導体15と導
体16はそれぞれ回転軸15aと回転軸16aを中心に
それぞれ回転することにより接触子22aと接続するこ
とが可能である。これにより、従来のように絶縁性ガス
の開放作業なしに、外部からの操作のみで内部導体の接
続を変更し、ガス絶縁開閉装置3とケーブル8の切離し
作業及び耐電圧試験装置へのつなぎ込み作業が容易にで
きる。
【0023】図2は、本発明の第2実施例(請求項2対
応)のガス絶縁開閉装置の接続装置1Bの断面図であ
る。なお、図1の第1実施例と同一部分は同一符号を付
し、重複説明は省略する。
【0024】同図において、容器20の側部に設けられ
た開口部及びその下部の開口部には、それぞれガス絶縁
開閉装置3の導体7及びケーブル8のブッシング9が配
置されており、ガス絶縁開閉装置3の導体7はスペーサ
4に絶縁支持された接触子19a,19bを介して回転
軸24aを中心に回転可能な直角形状の導体24の一方
に接続されており、またケーブル8の頭部の接触部10
の接触子10aは、直角形状の導体24の他方に接続さ
れている。回転軸24aは容器20aに対し、回転自由
に絶縁支持され、容器20a外部に引出されている。ま
た、容器20aは十字形に構成されており、他の2つの
開口部にはそれぞれスペーサ23と23により、それぞ
れ接触子22a及び22bと接触子26a及び26bが
絶縁支持され、それぞれの開口部にはエンドカバー21
とエンドカバー25が取り付けられている。
【0025】本実施例のガス絶縁開閉装置3の接続装置
1Bは、上記のように構成されているので、回転軸24
aを容器20a外部より操作するだけで絶縁性ガスの開
放作業なしに内部の接続状態を変更することができる。
これによりガス絶縁開閉装置3とケーブル8の切離し作
業及び耐電圧試験装置へのつなぎ込み作業が容易にでき
る。
【0026】図3は本発明の第3実施例(請求項3対
応)のガス絶縁開閉装置の接続装置1Cの断面図であ
り、ガス絶縁開閉装置の耐電圧試験を実施する場合を示
したものである。なお、本実施例では図1の第1実施例
のエンドカバー21を取り外し、耐電圧試験装置28を
装着した容器27を取り付けたものであるので、第1実
施例と同一部分は同一符号を付し、重複説明は省略す
る。
【0027】同図に示すように、ガス絶縁開閉装置3の
導体7と耐電圧試験装置28下部の接触部は、それぞれ
回転軸15aと回転軸16aを中心に回転可能な導体1
5と導体16により接続されている。回転軸15aと回
転軸16aは容器20に絶縁支持体17により絶縁支持
された導体18に回転支持され、容器20外部に引出さ
れている。導体7と導体15との間は容器20とガス絶
縁開閉装置3間のスペーサ4により絶縁支持された接触
子19aと接触子19bを介して接続されている。ま
た、容器20のもう一つの上部開口部にはスペーサ23
により絶縁支持された接触子22aと接触子22bが配
設されている。そして、ガス絶縁開閉装置の耐電圧試験
を実施する場合は、容器27内部のガス処理は必要であ
るが、接続装置1C自身のガス処理は不要である。
【0028】本実施例のガス絶縁開閉装置の接続装置1
Cは、上記のように構成されているので、ガス開放作業
なしで内部導体15及び16の接続を切り替えられる。
したがって、隣接機器のガス絶縁開閉装置の耐電圧試験
がガス開放作業なしで可能であり、また、ケーブル8は
ガス絶縁開閉装置と切離されるためケーブル8の相手端
からケーブル8の耐電圧試験の実施も可能である。
【0029】図4は本発明の第4実施例(請求項4対
応)のガス絶縁開閉装置の接続装置1Cの断面図であ
り、ガス絶縁開閉装置に接続されるケーブルの耐電圧試
験を実施する場合を示したものである。なお、本実施例
では図1の第1実施例のエンドカバー21を取り外し、
耐電圧試験装置28を装着した容器27を取り付けたも
のであるので、第1実施例と同一部分は同一符号を付
し、重複説明は省略する。
【0030】同図に示すように、ケーブル8のブッシン
グ9の頭部の接触部10の接触子10aと耐電圧試験装
置28下部の接触部は、それぞれ回転軸15aと回転軸
16aを中心に回転可能な導体15と導体16により接
続されている。回転軸15aと回転軸16aは容器20
に絶縁支持体17により絶縁支持された導体18に回転
支持され、容器20外部に引出されている。容器20の
ガス絶縁開閉装置3への開口部にはスペーサ4により接
触子19aと接触子19bが絶縁支持されいる。また、
容器20のもう一つの上部開口部にはスペーサ23によ
り絶縁支持された接触子22aと接触子22bが設けら
れている。そして、ケーブルの耐電圧試験を実施する場
合は、容器27内部のガス処理は必要であるが、接続装
置1C自身のガス処理は不要である。
【0031】本実施例のガス絶縁開閉装置の接続装置1
Cは、上記のように構成されているので、ガス開放作業
なしで内部導体15及び16の接続を切り替えられる。
したがって、ケーブル8の耐電圧試験がガス開放作業な
しで可能であり、また、隣接機器のガス絶縁開閉装置3
はケーブル8と切離されるためガス絶縁開閉装置3の相
手端からガス絶縁開閉装置3の耐電圧試験の実施も可能
である。
【0032】図5は本発明の第5実施例(請求項5対
応)のガス絶縁開閉装置の接続装置1Dの断面図であ
り、ガス絶縁開閉装置に接続されるケーブルの耐電圧試
験を実施する場合を示したものである。なお、本実施例
では図2の第2実施例のエンドカバー25を取り外し、
耐電圧試験装置28を装着した容器27を取り付けたも
のであるので、第2実施例と同一部分は同一符号を付
し、重複説明は省略する。
【0033】同図に示すように、ケーブル8のブッシン
グ9の頭部の接触部10の接触子10aは、回転軸24
aを中心に回転可能な直角形状の導体24からスペーサ
23に絶縁支持された接触子26a及び26bを経て耐
電圧試験装置28下部の接触部に接続されている。回転
軸24aは容器20aに対し、回転自由に絶縁支持さ
れ、容器20a外部に引出されている。また、容器20
aは十字形に構成され他の2つの開口部には、それぞれ
スペーサ23とスペーサ4により、それぞれ接触子22
a及び22bと接触子19a及び19bが絶縁支持さ
れ、さらにエンドカバー21とガス絶縁開閉装置3のガ
ス密容器が取り付けられている。
【0034】本実施例のガス絶縁開閉装置の接続装置1
Dは、上記のように構成されているので、回転軸24a
を容器20a外部より操作するだけで絶縁性ガスの開放
作業なしに内部の接続状態を変更することができる。こ
れにより、ガス絶縁開閉装置とケーブルを切離してケー
ブルの耐電圧試験を行うことができる。
【0035】図6は、本発明の第6実施例(請求項6対
応)のガス絶縁開閉装置の接続装置1Eの断面図であ
り、ガス絶縁開閉装置の耐電圧試験を実施する場合を示
したものである。なお、本実施例では図2の第2実施例
のエンドカバー21を取り外し、耐電圧試験装置28を
装着した容器27を取り付けたものであるので、第2実
施例と同一部分は同一符号を付し、重複説明は省略す
る。
【0036】同図に示すように、隣接機器のガス絶縁開
閉装置3の導体7は、スペーサ4により、それぞれ絶縁
支持された接触子19a及び19bから回転軸24aを
中心に回転可能な直角形状の導体24、スペーサ23に
絶縁支持された接触子22a及び22bを経て耐電圧試
験装置28下部の接触部に接続されている。回転軸24
aは容器20aに対し、回転自由に絶縁支持され、容器
20a外部に引出されている。また、容器20aは十字
形に構成され他の2つの開口部の1つは、スペーサ23
により、接触子26a及び26bが絶縁支持され、さら
にエンドカバー25が取り付けられており、他の開口部
にはケーブル8のブッシング9ガ配置されている。
【0037】本実施例のガス絶縁開閉装置の接続装置1
Eは、上記のように構成されているので、回転軸24a
を容器20a外部より操作するだけで絶縁性ガスの開放
作業なしに内部の接続状態を変更することができる。こ
れにより、ガス絶縁開閉装置とケーブルを切離してガス
絶縁開閉装置の耐電圧試験装置を行うことができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項1
乃至請求項6対応)によれば、ガス絶縁開閉装置とケー
ブルの接続導体を接続装置容器の外部から操作するだけ
で、内部導体の接続構成を変えることが可能なため、工
場内および現地においてもガス処理なしで、ガス絶縁開
閉装置及びケーブルの耐電圧試験を容易に行うことがで
き、しかも耐電圧試験に伴う作業時間の削減及びガス中
開放作業レスによる品質向上並びにガス使用量削減、ガ
ス放出による大気汚染防止等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図。
【図2】本発明の第2実施例の断面図。
【図3】本発明の第3実施例の断面図。
【図4】本発明の第4実施例の断面図。
【図5】本発明の第5実施例の断面図。
【図6】本発明の第6実施例の断面図。
【図7】従来の接続装置の断面図。
【図8】従来の接続装置のケーブルの耐電圧試験方法を
説明するための断面図。
【図9】従来の接続装置のガス絶縁開閉装置の耐電圧試
験方法を説明するための断面図。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E…接続装置、2…容
器、2a,2b…蓋、3…ガス絶縁開閉装置、4…スペ
ーサ、5…導体、5a…接触子、6…接触子、7…導
体、8…ケーブル、9…ブッシング、10…接触部、1
0a…接触子、11…接続ロッド、12…シールド、1
3…耐電圧試験装置、13a…検出部、14…導体、1
5,16…導体、15a,16a…回転軸、17…絶縁
支持体、18…導体、19a,19b…接触子、20…
容器、21,25…エンドカバー、22a,22b…接
触子、23…スペーサ、24…導体、24a…回転軸、
26a,26b…接触子、27…容器、28…耐電圧試
験装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ガスが封入された密閉容器内に、
    ガス絶縁開閉装置に接続された導体とケーブルに接続さ
    れたブッシングが配設された接続装置を備えたガス絶縁
    開閉装置において、前記ガス絶縁開閉装置に接続された
    導体に接続する導体と前記ブッシング頭部に接続する導
    体とを前記密閉容器内でかつ外部よりそれぞれ回転可能
    な構造とし、耐電圧試験装置へ接続する接触子を取り付
    けたスペーサを前記密閉容器の開口部に配設し、このス
    ペーサの外側にエンドカバーをガス密に取り付けたこと
    を特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 絶縁性ガスが封入された密閉容器内に、
    ガス絶縁開閉装置に接続された導体とケーブルに接続さ
    れたブッシングが直交配置するように配設された接続装
    置を備えたガス絶縁開閉装置において、前記密閉容器を
    断面略十字状に形成すると共に、前記ガス絶縁開閉装置
    に接続された導体に接続する導体と前記ブッシング頭部
    に接続する導体を、直角形状の導体でかつ外部より回転
    可能な構造とし、前記ガス絶縁開閉装置及び前記ブッシ
    ングへの前記密閉容器の開口部以外の開口部に耐電圧試
    験装置へ接続する接触子を取り付けたそれぞれのスペー
    サを配設し、このそれぞれのスペーサの外側にエンドカ
    バーをガス密に取り付けたことを特徴とするガス絶縁開
    閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のガス絶縁開閉装置におい
    て、前記回転可能な導体の一方を前記ガス絶縁開閉装置
    に接続された導体に接続し、前記回転可能な導体の他方
    を前記耐電圧試験装置に接続される接触子に接続するこ
    とにより、前記耐電圧試験装置より前記ガス絶縁開閉装
    置へ試験電圧を印加するようにしたことを特徴とするガ
    ス絶縁開閉装置の耐電圧試験方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のガス絶縁開閉装置におい
    て、前記回転可能な接続導体の一方を前記ケーブルに接
    続されたブッシング頭部に接続し、前記回転可能な接続
    導体の他方を耐電圧試験装置に接続される接触子に接続
    することにより、前記耐電圧試験装置より前記ケーブル
    へ試験電圧を印加するようにしたことを特徴とするガス
    絶縁開閉装置に接続されたケーブルの耐電圧試験方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のガス絶縁開閉装置におい
    て、前記回転可能な直角形状の導体を、前記耐電圧試験
    装置に接続される接触子と前記ケーブルに接続されたブ
    ッシング頭部に接続することにより、前記耐電圧試験装
    置より前記ケーブルに試験電圧を印加するようにしたこ
    とを特徴とするガス絶縁開閉装置に接続されたケーブル
    の耐電圧試験方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のガス絶縁開閉装置におい
    て、前記回転可能な直角形状の導体を、前記耐電圧試験
    装置に接続される接触子と前記ガス絶縁開閉装置に接続
    された導体に接続することにより、前記耐電圧試験装置
    より前記ガス絶縁開閉装置に試験電圧を印加するように
    したことを特徴とするガス絶縁開閉装置の耐電圧試験方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010193543A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Japan Ae Power Systems Corp ガス絶縁開閉器
EP3276763A1 (en) * 2016-07-29 2018-01-31 General Electric Technology GmbH A cable box between a gis and a high-voltage electric cable

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