JPH10150430A - 試験信号用フレームパターン生成装置 - Google Patents

試験信号用フレームパターン生成装置

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JPH10150430A
JPH10150430A JP30629296A JP30629296A JPH10150430A JP H10150430 A JPH10150430 A JP H10150430A JP 30629296 A JP30629296 A JP 30629296A JP 30629296 A JP30629296 A JP 30629296A JP H10150430 A JPH10150430 A JP H10150430A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが試験信号の各フレームに対して任意
にデータを設定でき、かつ試験信号のフレーム巡回周期
(フレーム系列長)を任意に設定する。 【解決手段】 複数のブロックが形成されたデータファ
イル3と、外部から入力されたユーザ指定のデータをデ
ータファイルの各ブロックに書込むデータファイル編集
手段7と、フレームを構成する情報を記憶するためのフ
レーム系列ファイル6と、外部から入力されたユーザ指
定のフレーム系列長が示すフレーム個数分の各フレーム
に対して同じくユーザ指定のブロック番号を前記フレー
ム系列ファイルに出力される順に書込むフレーム系列フ
ァイル編集手段7と、この編集されたフレーム系列ファ
イルに設定された各フレーム毎に該当フレームに指定さ
れた前記編集済みデータファイルのブロックのデータを
フレーム毎に順次読出して該当フレームに組込むフレー
ムパターン生成手段9とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話システ
ム、携帯電話システム、簡易携帯電話システム等のデジ
タル通信システムに用いられる信号を送受信する送受信
装置に対して試験信号を送出する試験装置に組込まれ、
試験信号における各フレームのパターンを生成する試験
信号用フレームパターン生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動電話システムにおいては、有限な周
波数資源を有効に使用するために、アナログ通信システ
ムからデジタル通信システムへの移行が進んでいる。こ
のようなデジタル通信システムにおける基地局と移動局
(加入者端末)との間で行われるデータ伝送において、
伝送されるデータは所定ビット長に分割されて各フレー
ムに組込まれて伝送される。
【0003】各フレームには、前記所定ビット長のデー
テの他に、フレームの開始や終了を示すフレーム制御ビ
ットが付されている。そして、このフレームを受信した
基地局及び移動局はこのフレーム制御ビットを確認する
ことによって、フレーム内のデータ位置を特定し、デー
タを読取る。
【0004】フレーム長はごく短いので、送信したい一
連の音声やデータ長が1フレームのデータ領域に収まる
ことは殆どなく、この一連のデータは複数のフレームに
亘って設定されて送受信される。
【0005】このようなデジタル通信システムにおい
て、基地局を新設したり、新規の移動局(加入者端末)
を開発したり、または定期的な点検保守時においては、
基地局及び移動局が正常にこのフレームに組込まれた信
号を受信できることを試験する必要がある。
【0006】一般に、このような試験においては、移動
局の代りに試験信号発生装置で試験用のデータを各フレ
ームに組込んで試験信号として基地局又は移動局へ送信
する。基地局又は移動局に誤り測定装置を接続し、この
誤り測定装置で基地局又は移動局がが正しく試験信号を
受信して、ビットデータの誤り率を測定して正しくデー
タを解読した否かを調べる。
【0007】このような試験信号の各フレームに組込む
試験データとして、一般にPN(擬似ランダム信号)パ
ターンが採用される。N(正整数)を例えばPNパター
ン発生回路のシフトレジスタの段数とすると、このPN
パターンは(2N −1)のビット周期(巡回周期)を有
する。このPNパターンにおいて、例えばN=9の場合
ビット周期TPNは511 となり、N=15の場合ビット周
期TPNは32767 となる。
【0008】通常、1フレームに組込むことが可能なビ
ット長は100〜200ビット長であるので、複数フレ
ームに亘って異なる種類のPNパターンのデータを設定
する必要がある。なお、同一のPNパターンのデータが
設定されるフレームが現れる周期はPNパターンのビッ
ト周期TPNと1フレームに組込み可能なビット長の最小
公倍数Nmで定まる。
【0009】試験信号の各フレームに組込む試験データ
を簡単に生成するためには、メモリ内にNm個の領域を
形成して、各領域に各フレームに組込む所定長のデータ
を予め書込んでおき、この各領域から順次データを読出
して各フレームの所定領域に書込んで送出することが考
えられる。
【0010】しかし、この手法においては、メモリの必
要記憶容量が膨大になるので、PNパターンの1巡回周
期分(1ビット周期TPN)のデータのみをメモリに記憶
保持し、この1巡回周期分(1ビット周期TPN)のデー
タのなかから所定ビット長づづ順番に読出していって、
各フレームの所定領域に順番に組込んでいく手法が提唱
されている(特開平8−37484号公報)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た手法においても、まだ改良すべき次のような課題が有
った。すなわち、試験信号の各フレームに組込むデータ
として上述したPNパターンの他に基地局の設置者や移
動局の開発者等のこの試験装置のユーザが指定したユー
ザ指定データもある。このユーザ指定データは試験対象
の仕様に応じてユーザ側で任意にかつ、簡単に設定、変
更できることが望まれている。
【0012】例えば、ユーザ指定データの1種類として
呼出音がある。この呼出音の継続時間や回数を種々に変
更して試験する必要がある。しかし、このようなユーザ
指定データと送信ビットエラー率(誤り率)を測定する
ためのPNパターンとを各フレームに組込む場合、各フ
レームにおけるPNパターンの連続性を確保するため
に、ユーザ指定データの長さとは関係なく、試験信号と
して前述した最小公倍数であるNm個のフレームが作成
される。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、試験信号のフレーム巡回周期(フレーム系
列長)を構成する各フレームに書込む情報種別を記憶す
るフレーム系列ファイルを設けることによって、簡単な
操作で、試験信号の各フレームにユーザが必要なデータ
を任意に設定でき、かつ試験信号のフレーム巡回周期
(フレーム系列長)を任意に設定でき、試験範囲を大幅
に拡張できる試験信号用フレームパターン生成装置を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に請求項1の発明は、デジタル通信システムに対する動
作試験の試験信号における各フレームのパターンを生成
する試験信号用フレームパターン生成装置において、複
数のブロックが形成されたデータファイルと、外部から
入力されたユーザ指定のデータをデータファイルの各ブ
ロックに書込むデータファイル編集手段と、フレームを
構成する情報を記憶するためのフレーム系列ファイル
と、外部から入力されたユーザ指定のフレーム系列長が
示すフレーム個数分の各フレームに対して同じくユーザ
指定のブロック番号を前記フレーム系列ファイルに出力
される順に書込むフレーム系列ファイル編集手段と、こ
の編集されたフレーム系列ファイルに設定された各フレ
ーム毎に該当フレームに指定された前記編集済みデータ
ファイルのブロックのデータをフレーム毎に順次読出し
て該当フレームに組込むとともに、同一ブロックのデー
タが隣合う複数フレームに亘る場合は、前記同一ブロッ
クのデータをその隣合う複数のフレームにデータが連続
するように組込み出力していくフレームパターン生成手
段とを備えたものである。
【0015】また、請求項2は上記発明の試験信号用フ
レームパターン生成装置において、さらに、表示器を備
え、データファイル編集手段及びフレーム系列ファイル
編集手段に対して、表示器の表示画面にフレームパター
ンを生成するための操作ガイドを表示し、この操作ガイ
ドに従ったユーザ指定を受付けて各ファイルを編集させ
るようにしている。
【0016】このように構成された試験信号用フレーム
パターン生成装置においては、ユーザはデータファイル
の各ブロックにフレームに組込むための各一連のデータ
を任意に設定可能である。また、ユーザはフレーム系列
ファイルに、1フレーム巡回周期を示すフレーム系列長
分の各フレームに対してどのようなデータを組込むかを
ブロック番号で設定可能である。
【0017】ユーザがデータファイル及びフレーム系列
ファイルに必要な情報を書込んだ後は、フレームパター
ン生成手段が起動して、試験信号を構成する各フレーム
に対してフレーム系列ファイルが指定するデータをデー
タファイルから順次読出して組込んで順次出力してい
く。
【0018】さらに、別の発明においては、データファ
イル及びフレーム系列ファイルの編集過程で表示器の表
示画面に操作ガイドが表示されるので、ユーザによる各
ファイルの編集作業性を大幅に向上できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図3は、本発明の実施形態の図1に示
す試験信号フレームパターン生成装置のフレームパター
ン生成部9で作成される1フレーム系列長(1巡回周
期)を構成する一つの試験信号に含まれる14個のフレ
ーム11からなるフレーム系列13を示す図である。フ
ームパターン生成部9で作成されたフレーム系列13の
各フレーム11は、図示しない信号発生回路で直交変調
され、所定のPNパターン信号でスペクトラム拡散され
たのち、搬送波に載せられて試験信号として外部へ出力
される。
【0020】図2は、図3におけるフレーム系列13に
組込むべき各フレーム11単位のフレーム構成図であ
る。このフレーム11は、例えばCDMA(code divis
ion multipule access)通信システムに用いられる試験
信号に組込まれる。
【0021】このフレーム11は、192ビット長を有
し、フレーム11の属性を示すフレーム制御ビットとデ
ータとで構成されている。先頭のフレーム制御ビットに
は、混合モードビットMM、通信チャネルタイプビット
TM,通信チャネルモードビットTMが組込まれ、後半
には、第1のデーテ領域12a、第2のデータ領域12
b、巡回冗長検査ビットCRC及び畳込符号冗長ビット
TAILが組込まれる。
【0022】図1はこの実施形態の試験信号用フレーム
パターン生成装置の概略構成を示すブロック図である。
この試験信号用フレームパターン生成装置は、移動体通
信システム等のデジタル通信システムにおける基地局と
移動局との間の通信試験を行うための試験装置内に組込
まれており、コンピュータ等の一種の情報処理装置で構
成されている。
【0023】図1の各部の概略動作は以下の通りであ
る。この試験信号用フレームパターン生成装置の例えば
HDD(ハードディスクドライブ)等内には第1のメモ
リ1及び第2のメモリ2が形成されている。第1のメモ
リ1内には、複数のデータファイル3、巡回ビットパタ
ーンメモリ4及びアドレス対応テーブル5aの各領域が
形成されている。また、第2のメモリ2内には複数のフ
レーム系列ファイル6及びアドレス対応テーブル5bの
各領域が形成されている。
【0024】データファイル編集部7はユーザの指示を
受けて各データファイル3にそれぞれユーザ指定のデー
タを書込む。また、フレーム系列ファイル編集部8はユ
ーザの指定を受けて各フレーム系列ファイル6にデータ
ファイル3中の必要な情報を特定する情報(名称又はア
ドレス)を書込む。
【0025】フレームパターン生成部9は試験信号を構
成する図3に示すフレーム系列13を構成する各フレー
ム11に対して、フレーム系列ファイル6を読み、それ
で特定されるデータをデータファイル3及び巡回ビット
パターンメモリ4から読出して組込んで順次出力してい
く。また、フレームパターン生成部9は生成したフレー
ム系列13の各フレーム11を表示器10へ表示出力す
る。
【0026】次に、図1の各部の詳細説明を行う。第1
のメモリ1内の各データファイル3内には、図4に示す
ように、それぞれプロック番号が付された複数のブロッ
ク14が形成されている。各ブロック14には、この試
験装置のユーザがデータファイル編集部7から16進で
ユーザが任意に指定した複数のデータ15が書込まれ
る。
【0027】また、第1のメモリ1内の巡回ビットパタ
ーンメモリ4内には、巡回ビットパターンとしてN=9
やN=15等の複数種類のPN(擬似ランダム信号)パ
ターン(以下これをPNパータン種別と称する)が記憶
されている。
【0028】さらに、第1のメモリ1内のアドレス対応
テーブル5a内には、図8に示すように、各データファ
イル3の各ブロック14のブロック番号と該当ブロック
に所属する各データの格納アドレスとの関係が記憶され
ている。なお、図8においては、[DD]と[EE]と
の2つのデータファイル3が登録されていることを示
す。
【0029】第2のメモリ2内の各フレーム系列ファイ
ル6内には、図5に示すように、図3に示す試験信号の
フレーム系列13を構成する順にフレーム番号が付され
た各フレーム11毎に、該当フレーム11の第1のデー
タ領域12a,第2のデータ領域12b、フレーム制御
ビットの混合モードビットMM、通信チャネルタイプビ
ットTM,通信チャネルモードビットTMを設定するの
に対応して、それらの情報を格納するための各領域が形
成されている。これらの各情報はフレーム系列ファイル
編集部8を通してユーザによって入力される。
【0030】さらに、第2のメモリ2内のアドレス対応
テーブル5b内には、図11に示すように、各フレーム
系列ファイル6における各フレーム11と該当フレーム
11の格納アドレスとの関係が記憶されている。なお、
図11においては、[DD]と[EE]との2つのフレ
ーム系列ファイル6が登録されていることを示す。
【0031】データファイル編集部7においては、図6
に示すように、各種処理業務の調整及びファイルの一時
保管を行う管理部16に対して、データ書込部17、デ
ータファイル選択部18、データファイルセーブ部1
9、データファイルロード管理部20、データファイル
セーブ管理部21及びデータ内容表示制御部22が接続
されている。
【0032】このデータファイル編集部7が起動される
と、データ内容表示制御部22が起動してヒューマンイ
ンタフェース装置の図1に示す表示器10の表示画面に
図7に示すデータ入力画面23を表示出力する。
【0033】そして、操作者(ユーザ)がヒューマンイ
ンタフェース装置の図示しないマウスでデータ入力画面
23のデータ・シーケンス領域を指定して、図示しない
キーボードで一つのデータファイル3の名称24を入力
し、さらに、この指定したデータファイアル3のブロッ
ク番号25を指定すると、データファイル選択部18が
起動して、管理部16に対して該当データファイル3の
指定されたブロック番号のデータ15の読出指令を入力
する。
【0034】管理部16は第1のメモリ1内の指定され
たデータファイル3の指定されたブック番号のブロック
14に記憶された一連のデータ15をデータファイルロ
ード管理部20を介して読出して、自己の内部に記憶保
持すると共に、図7に示すように、データ内容表示制御
部22を介してデータ入力画面23の指定領域26内に
表示出力する。
【0035】具体的には、データファイルロード管理部
20は、入力されたファイル名称24及びブロック番号
25でアドレス対応テーブル5aを検索して、該当デー
タ15の記憶されているブロック14のアドレスを読出
して、該当アドレスに記憶されているデータ15を読出
す。
【0036】なお、新規にデータファイル3を作成する
場合は、当然各ブロック14にはデータ15は何も書込
まれていないので、以下のようにデータを書込む。操作
者(ユーザ)はマウスでデータ入力画面23の領域26
を指定して、該当ブロック14に設定すべきデータ15
をキーボードで順次入力する。すると、データ書込部1
7が起動して、該当領域26にデータ15が順次書込ま
れる。
【0037】一つのブロック14に対する一連のデータ
15の書込処理が終了して、データ入力画面23上の書
込み指令(データセーブ指令)をマウスで指定すると、
データファイルセーブ部19が起動して、書込指令を管
理部16へ入力する。管理部16は、データ入力画面2
3の領域26に設定された一連のデータ15を、データ
ファイルセーブ管理部21を介して第1のメモリ1の該
当データファイル3の指定されたブロック番号25のブ
ロック14に書込む。
【0038】一つのブロック14に対する一連のデータ
15の書込処理が終了すると、次のブロック14のブロ
ック番号25を指定して、同様な手法にて、次のデータ
15を書込む。一つのデータファイル3に対する必要な
ブロック14に対するデータ15の書込みが終了すると
次のデータファイル3に対するデータ書込処理を開始す
る。
【0039】フレーム系列ファイル編集部8において
は、図9に示すように、各種処理業務の調整及びファイ
ルの一時保管を行う管理部27に対して、パラメータ設
定部28、フレーム系列ファイル選択部29、フレーム
フォーマット選択部30、フレーム系列長設定部31、
データファイル選択部32.データファイルロード管理
部33、フレーム系列ファイルロード管理部34、フレ
ーム系列ファイルセーブ管理部35、フレーム系列ファ
イルセーブ部36、及びフレーム内挿パターン表示部3
7が接続されている。
【0040】このフレーム系列ファイル編集部8が起動
されると、フレーム内挿パターン表示制御部37が起動
してヒューマンインタフェース装置の表示器10の表示
画面に図10に示すデータ入力画面37を表示出力す
る。
【0041】そして、操作者(ユーザ)がヒューマンイ
ンタフェース装置のマウスでデータ入力画面37のフレ
ーム・シーケンス領域を指定して、キーボードで一つの
フレーム系列ファイル6の名称38を入力し、さらに、
同様に、フレーム番号領域を指定してフレーム番号41
を入力すると、フレーム系列ファイル選択部29が起動
して、管理部27に対して該当フレーム系列ファイル6
に対する読出指令を送出する。
【0042】管理部27は第2のメモリ2内のフレーム
系列ファイル6から指定されたフレーム番号41のファ
イルをフレームファイルロード管理部34を介して読出
して、自己の内部に記憶保持すると共に、指定されたフ
レーム11の第1,第2のデータ領域12a,12bに
設定されたブロック番号,PNパターン種別及びフレー
ム制御ビット等を、フレーム内挿パターン表示制御部3
7を介して、図10に示すデータ入力領域37の指定領
域43へ表示出力する。
【0043】同時に、指定されたフレーム系列ファイル
6に設定されたフレーム11の数をデータ入力領域37
にフレーム巡回周期(フレーム系列長)39として表示
する。また、フレーム型40も同時に表示する。
【0044】なお、指定されたフレーム系列ファイル6
に未だ何も設定されていない場合においては、データ入
力画面37の各領域には何も表示されないので、次のよ
うらして書込む。
【0045】ユーザは、データ入力画面37のフレーム
タイプ(frame Type)26にマウス又はキーボード等でそ
の形式を指定すると、フレームフォーマット選択部30
が起動して、管理部27に対し、指定されたフレームフ
ォーマットをフレーム内挿パターン表示制御部37を介
して表示画面の領域42に表示させる。図10の画面は
このようにして選択されたものの一つであるる。
【0046】フレーム系列ファイル6の指定されたフレ
ーム番号のフレーム11に組込まれるブロック番号やP
Nパターン種別及びフレーム制御ビットの各パラメータ
が表示された状態で、操作者(ユーザ)はマウスとキー
ボードを用いて、一つのフレーム11に組込むべきデー
タファイル3のブロック番号、PNパターン種別、各種
パラメータを書込み、さらに、フレーム巡回周期(フレ
ーム系列長)39を書込むと、パラメータ設定部28、
フレーム系列長設定部31が起動する。そして、管理部
27に読出されている該当フレーム系列ファイル6の各
フレーム番号の各フレームに対して指定された情報を書
込むと共に、書込まれた該当フレーム系列ファイル6を
フレーム系列ファイルセーブ管理部35を介して第2の
メモリ2へ記憶する。
【0047】また、データファイル選択部32は、この
フレーム系列ファイルの編集作業過程において、操作者
(ユーザ)が必要に応じて、各データファイル3のブロ
ック番号のブロック14のデータ15を読出して表示可
能にする。
【0048】このように、一つのフレーム番号41のフ
レーム11に対するデータの設定処理が終了すると、次
のフレーム番号41を指定して、同様な操作で各種情報
をフレーム11に設定していく。
【0049】そして、最後に、領域42内に、一つの試
験信号を構成する複数のフレーム11からなるフレーム
系列13が表示される。フレームパターン生成部9にお
いては、図12に示すように、各種情報処理を実行する
マイクロプロセッサ44に対して、データファイル選択
部45、フレーム系列ファイル選択部46、データファ
イルロード管理部47、フレーム系列ファイルロード管
理部48、ソフトウェアロード管理部49が接続されて
いる。
【0050】このフレームパターン生成部9が起動され
ると、ソフトウェアロード管理部49にて、フレームパ
ターン生成ソフトウェア50がマイクロブロセッサ44
内に自動的にロードされる。
【0051】そして、各データファイル3及び各フレー
ム系列ファイル6に各種情報が操作者(ユーザ)にて設
定された状態において、このフレームパターン生成部9
へ操作者にてフレーム系列ファイル6の名称38を指定
した送信開始指令が入力されると、フレーム系列ファイ
ル選択部46が起動して、マイクロプロセッサ44はフ
レーム系列ファイルロード管理部48を介して指定され
た名称38のフレーム系列ファイル6を第2のメモリ2
から読出て記憶保持する。
【0052】次に、読出したフレーム系列ファイル6の
先頭のフレーム番号のフレーム11におけるフレーム構
成ビットを構成するMM,TT,TMの各パラメータを
読出てフレーム11の先頭領域に設定する。次に、第1
のデータ領域12a及び第2のデータ領域12bに設定
するブロック番号,PN番号、フレーム名称(シーケン
シャル)を読出す。
【0053】次に、データファイル選択部45を起動し
て、読出したブロック番号,PNパターン種別が指定す
るデータファイル3の該当ブロック14のデータ15や
巡回ビットパターンメモリ4の指定された種別のPNパ
ターンデータを読出してマイクロプロセッサ44内に一
時記憶する。この一時記憶したデータ15やPNパター
ンデータのうちフレーム11の各データ領域12a,1
2bに設定可能なビット長のデータを抽出して第1のデ
ータ領域12a及び第2のデータ領域12bに設定す
る。
【0054】なお、図5に示すように、同一ブロックの
データが複数のフレームに跨がり1つのフレームのデー
タ領域12a,12bに設定しきれなかったデータ15
やPNパターンデータは次のフーム11のデータ領域1
2a,12bにデータが連続するように設定される。
【0055】各データ領域12a,12bに対するデー
タ設定処理が終了すると、CRCお及びTAILを算出
して、各領域に設定する。全ての領域に所定のデータが
設定されたフレーム11は外部へ出力されるとともに表
示器10へ表示出力される。
【0056】1番目のフレーム番号のフレーム11に対
する送出処理が終了すると、2番目のフレーム番号のフ
レーム11に対するデータの設定処理及び送出処理を開
始する。
【0057】この場合、上述したように。1番目のフレ
ーム11と同一ブロック番号や同一PNパターン種別が
指定されていた場合は、同一ブロックのデータ15及び
同一PNパターンデータのうち1番目のフレーム11で
読出したデータの次のデータから順番に設定していく。
【0058】この関係を、図3の一部のフレーム11の
データを含めて記載した図13、図4及び図5を用いて
説明する。つまり、図5のフレーム系列ファイル6によ
ると、フレーム1.2.3のDATA1(図2のフレー
ム11のデータ領域12aに入れるデータ)は、ブロッ
ク1(Block1) である。このため、図13のフレーム1
には図4のブロック1のFFAB〜A031のデータが入り、フ
レーム2(図示せず)には、OA36〜B367が入り、フレー
ム3には、OB36〜0301が切れ目なく入る。
【0059】すなわち、同一ブロック番号及び同一PN
パターン種別を指定した各フレーム11においては各ブ
ロック14に記憶された一連のデータが連続して設定さ
れる。このために、フレームパターン生成部9は、次の
フレームに設定するデーテが前のフレームに設定したデ
ータのブロックと同一か否か、同一の場合は、どのデー
タから設定するか等の判断を行っている。そのためにフ
レームパターン生成部9は、必要な情報を記憶保持す
る。
【0060】このように、フレーム系列ファイル6に設
定されている全部のフレーム11に必要なデータを設定
して順番に出力していく。フレームパターン生成部9か
ら出力されたフレームパターンは。この後に接続される
データ信号発生装置により、クロック信号等で時間管理
されてパターンに搭載された情報を有した実信号として
出力される。さらには、直交変調器等でデジタル変調さ
れ、必要によっては、高周波の可変周波数信号に変換さ
れて試験信号として出力される。
【0061】このように構成された試験信号用フレーム
パターン生成装置においては、この試験信号用フレーム
パターン生成装置が組込まれた試験装置のユーザは各デ
ータファイル3の各ブロック14にフレーム11に組込
むための各一連のデータ15を任意に設定可能である。
例えば、試験信号毎に、異なる長さの呼出し音や、異な
る呼出し回数を設定可能である。また、試験信号毎に、
通常の会話以外にデータ通信を実施することを想定し
た、種々の種類及び種々の長さのデジタル制御データを
設定できる。
【0062】また、ユーザは試験信号毎に、各試験信号
に対応する各フレーム系列ファイル6に、フレーム巡回
周期を示すフレーム系列長分の各フレーム11に対して
どのようなデータを組込むかをデーファイル3のブロッ
ク番号や巡回ビットパターンメモリ4に記憶されたPN
パターンの9段や15段等のPN種別を指定することに
よって、任意に設定可能である。
【0063】さらに、PNパターンデータのビット周期
(2N −1)とフレーム11の各データ領域12a,1
2bのビット長との最小公倍数Nmのフレーム数に関係
なく、試験信号を任意のフレーム巡回周期(フレーム系
列長)に設定できる。例えば、図5に示すフレーム系列
ファイル6においては、14個のフレーム11で一つの
試験信号を構成している。
【0064】このように、ユーザは各データファイル3
及び各フレーム系列ファイル6に必要な情報を書込ん
で、出力指令を入力すれば、フレームパターン生成部9
が起動して、指定した試験信号を構成する各フレーム1
1に対してフレーム系列ファイル6が指定するデータを
データファイル3及び巡回ビットパターンメモリ4から
順次読出して組込んで順次出力していくので、操作性が
大幅に向上できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の試験信号
用フレームパターン生成装置においては、各試験信号に
組込む一連のデータをブロック単位で記憶するデータフ
ァイルと、試験信号のフレーム巡回周期(フレーム系列
長)を構成する各フレームに書込む情報種別を記憶する
フレーム系列ファイルを設け、試験信号を構成する各フ
レームの出力時に、フレーム系列ファイル及びデータフ
ァイルの情報を該当フレームに組込むようにしている。
【0066】したがって、簡単な操作で、試験信号の各
フレームにユーザが必要なデータを任意に設定でき、か
つ試験信号のフレーム巡回周期(フレーム系列長)を任
意に設定でき、試験範囲を大幅に拡張できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の試験信号用フレームパ
ターン生成装置の概略構成を示すブロック図
【図2】 同実施形態装置で作成されるフレーム系列を
構成する各フレームのフォーマット図
【図3】 同実施形態装置で作成されるフレーム系列を
示す図
【図4】 同実施形態装置におけるデータファイルを示
す図
【図5】 同実施形態装置におけるフレーム系列ファイ
ルを示す図
【図6】 同実施形態装置におけるデータファイル編集
部の概略構成を示す図
【図7】 同データファイル編集部におけるデータ入力
画面を示す図
【図8】 同実施形態装置におけるアドレス対応テーブ
ルを示す図
【図9】 同実施形態装置におけるフレーム系列ファイ
ル編集部の概略構成を示す図
【図10】 同フレーム系列ファイル編集部におけるデ
ータ入力画面を示す図
【図11】 同実施形態装置におけるアドレス対応テー
ブルを示す図
【図12】 同実施形態装置におけるフレームパターン
生成部の概略構成を示す図
【図13】 フレームパターン生成部で生成されたフレ
ーム系列の一部のフレームの詳細データ構成図
【符号の説明】
3…データファイル 4…巡回ビットパターンメモリ 5a,5b…アドレス対応テーブル 6…フレーム系列ファイル 7…データファイル編集部 8…フレーム系列ファイル編集部 9…フレームパターン生成部 10…表示部 11…フレーム 13…フレーム系列 14…ブロック 15…データ 23,37…データ入力画面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル通信システムに対する動作試験
    の試験信号における各フレームのパターンを生成する試
    験信号用フレームパターン生成装置において、 複数のブロックが形成されたデータファイル(3) と、 外部から入力されたユーザ指定のデータを前記データフ
    ァイルの各ブロックに書込むデータファイル編集手段
    (7) と、 前記フレームを構成する情報を記憶するためのフレーム
    系列ファイル(6) と、 外部から入力されたユーザ指定のフレーム系列長が示す
    フレーム個数分の各フレームに対して同じくユーザ指定
    のブロック番号を前記フレーム系列ファイルに出力され
    る順に書込むフレーム系列ファイル編集手段(8) と、 この編集されたフレーム系列ファイルに設定された各フ
    レーム毎に該当フレームに指定された前記編集済みデー
    タファイルのブロックのデータをフレーム毎に順次読出
    して該当フレームに組込むとともに、同一ブロックのデ
    ータが隣合う複数フレームに亘る場合は、前記同一ブロ
    ックのデータをその隣合う複数のフレームにデータが連
    続するように組込み出力していくフレームパターン生成
    手段(9)とを備えた試験信号用フレームパターン生成装
    置。
  2. 【請求項2】 表示器(10)を備え、前記データファイル
    編集手段及びフレーム系列ファイル編集手段は、前記表
    示器の表示画面にフレームパターンを生成するための操
    作ガイドを表示し、この操作ガイドに従ったユーザ指定
    を受付けて前記各ファイルを編集することを特徴とする
    請求項1記載の試験信号用フレームパターン生成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013162274A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Anritsu Corp 信号発生装置および信号発生方法
JP2014138416A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Anritsu Corp シナリオ生成装置、シナリオ生成方法およびシナリオ生成プログラム
JP2014143644A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Anritsu Corp 試験装置および試験表示方法

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