JP2014138416A - シナリオ生成装置、シナリオ生成方法およびシナリオ生成プログラム - Google Patents

シナリオ生成装置、シナリオ生成方法およびシナリオ生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】報知情報の送信スケジュールを効率良く生成することができ、試験シナリオの生成効率も向上させる事ができるシナリオ生成装置を提供する。
【解決手段】移動体通信における報知情報の送信に割り当て可能な複数のフレームの位置にそれぞれ対応付けられ記報知情報の種別名の設定を受け入れることが可能な複数の設定欄を有する表形式の第1の送信スケジュール設定環境を表示手段に表示させ、入力手段より選択されたフレームの位置に対応する設定欄への前記種別名の入力を受け付けて、この入力結果に基づいて報知情報の送信スケジュールを生成する報知情報スケジュール生成部111と、報知情報の送信スケジュールをもとに、試験対象の移動体通信端末と通信する擬似基地局装置に用いられる試験シナリオであって、前記報知情報に関する通信シーケンスが記述された前記試験シナリオを生成するシナリオ生成部13とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動体通信端末の試験を行う試験装置に用いられる試験シナリオを作成するシナリオ生成装置、シナリオ生成方法およびシナリオ生成プログラムに関する。
携帯電話機やモバイル機器等の移動体通信端末の開発では、開発中の移動体通信端末が通信規格に従って基地局と正常に通信できるかを試験するために、基地局をシミュレートする試験装置が用いられる。このような試験装置には、予め作成された試験シナリオが記憶されている。試験シナリオには、試験装置の動作シーケンスや移動体通信端末との通信シーケンスが記述されている。移動体通信端末の通信試験では、この試験シナリオに従って試験装置を疑似基地局として動作させ、試験対象の移動体通信端末と通信させて、正常な通信が行わるか否かを確認することが行われる。このため、試験シナリオを作成するシナリオ生成装置の開発も重要課題となってくる。
ところで、移動体通信規格では、基地局から移動体通信端末に送信される重要な情報として、報知情報が規定されている。報知情報とは、例えば、基地局の位置情報、周辺セル情報、および発信規制制御を行うための情報などを含むものであり、128フレーム毎に巡回的に移動体通信端末への一斉同報送信が行われるものである。
例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)通信方式では、報知情報は、1つのMIB(Master Information Block)および複数のSIB(System Information Block)から構成されている。
MIBは、128フレーム単位で巡回的に一斉同報送信されるSIBの構成(何フレーム目でどのSIBが送信されるかの送信スケジュール)を移動体通信端末に報知するための情報および報知情報の変更を報知するための情報を含む。
SIBには、SIB1、SIB2、SIB3、・・・というように様々なタイプが存在する。例えば、SIB1はセルのグループ単位の共通情報を報知するものであり、SIB2およびそれ以降のSIBは、セル単位の共通情報を報知するものである。
なお、報知情報には、オプションで、複数のSB(Scheduling Block)を含めることが出来る。SBには、SIBのスケジューリング情報(送信スケジュールの情報)が収められる。
W−CDMAにおいて基地局は、これらMIB、SIB、およびSBのブロックを送信する際、128フレームを単位とした繰り返しの中で、1フレームおきに1つのブロックを割り当てて送信する。これらのブロックは、通信規格により、MIBのように128フレーム中での割り当て位置および割り当て回数が固定されているものと、割り当て位置や回数が任意に設定可能なものとに分けられている。
上記の報知情報の送信に関する通信シーケンスも当然ながら上述した試験シナリオに含まれており、試験実行時には、疑似基地局から試験対象の移動体通信端末に対して、設定された送信スケジュールに基づいて各ブロックが巡回的に送信される。
特開2008−199085号公報
しかしながら、報知情報を通信シーケンスとして含む試験シナリオを作成する場合、シナリオ作成者は、例えば、報知情報の送信スケジュールを確認しながら通信シーケンスを記述する必要があり、手間がかかっていた。また、報知情報の送信スケジュールを効率良く設定するための手段についても、これといったものが提供されていなかった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、報知情報の送信スケジュールを効率良く生成することができ、試験シナリオの生成効率も向上させることのできるシナリオ生成装置、シナリオ生成方法およびシナリオ生成プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るシナリオ生成装置は、情報を表示可能な表示手段(40)と、情報を入力可能な入力手段(20)と、移動体通信における報知情報の送信に割り当て可能な複数のフレームの位置にそれぞれ対応付けられ、前記報知情報の種別名の設定を受け入れることが可能な複数の設定欄を有する表形式の第1の送信スケジュール設定環境を前記表示手段に表示させ、前記入力手段より選択されたフレームの位置に対応する前記設定欄への前記種別名の入力を受け付けて、この入力結果に基づいて前記報知情報の送信スケジュールを生成する報知情報スケジュール生成手段(111)と、前記生成された報知情報の送信スケジュールをもとに、試験対象の移動体通信端末と通信する擬似基地局装置に用いられる試験シナリオであって、前記報知情報に関する通信シーケンスが記述された前記試験シナリオを生成するシナリオ生成手段(13)とを具備する。
本発明では、報知情報の送信に割り当て可能な複数のフレームの位置にそれぞれ対応付けられ、報知情報の種別名の設定を受け入れることが可能な複数の設定欄を有する表形式の第1の送信スケジュール設定環境において報知情報の送信スケジュールを設定できることによって、設定の効率が向上するとともに、少なくとも、生成された報知情報の送信スケジュールをもとに、疑似基地局装置の移動体通信端末との報知情報に関する通信シーケンスが記述された試験シナリオが自動的に生成されるので、試験シナリオの作成の効率も向上させることができる。
前記報知情報スケジュール生成手段は、前記複数の設定欄を、行および列のいずれか一方の向きにフレーム番号の昇順を合わせて行列状に並べた表形式による第1の送信スケジュール設定環境を表示するものであってよい。
これにより、第1の送信スケジュール設定環境の全体を一望でき、また、第1の送信スケジュール設定環境の全体を見るために画面のスクロールを繰り返す手間が省けるため、報知情報の送信スケジュールの設定効率が向上する。
前記報知情報スケジュール生成手段は、前記報知情報において通信規約によりフレームの割当位置が周期的な位置に固定された種別の当該送信周期のフレーム数をnとして、前記フレーム番号の昇順を合わせた行および列のいずれか一方の前記設定欄の数を、前記n/2の倍数とした表形式による第1の送信スケジュール設定環境を表示するようにしてもよい。
これにより、通信規約によりフレームの割当位置が周期的な位置に固定されたMIBなどの種別について送信スケジュールを設定する際には、特定の行または列に属する複数の設定欄にその種別名を同様に入力すればよく、設定の効率が向上する。
前記報知情報スケジュール生成手段は、前記報知情報の種別にそれぞれ対応付けられ、当該報知情報が送信されるフレーム周期および当該フレーム周期内の前記送信フレームの割当位置の設定を受け入れることが可能な表形式の第2の送信スケジュール設定環境を前記表示手段に表示させ、前記入力手段より入力された前記フレーム周期および前記割当位置の入力を受け付けて、前記報知情報の送信スケジュールを生成するものとしてよい。
これにより、第1の送信スケジュール設定環境とは異なる方法で送信スケジュールの設定を行うことができる。
前記報知情報スケジュール生成手段は、前記第2の送信スケジュール設定環境を前記第1の送信スケジュール設定環境と同時に表示させ、相互に、一方の送信スケジュール設定環境に対する入力を他方の送信スケジュール設定環境に反映させるものとしてもよい。
これにより、送信スケジュールの設定内容をシナリオ作成者が確認する際に、2つの送信スケジュール設定環境の設定内容を確認することで、確認精度の向上を期待できる。
上記目的を達成するため、本発明の別の形態に係るシナリオ生成方法は、移動体通信における報知情報の送信に割り当て可能な複数のフレームの位置にそれぞれ対応付けられ、前記報知情報の種別名の設定を受け入れることが可能な複数の設定欄を有する表形式の第1の送信スケジュール設定環境を表示するステップと、選択されたフレームの位置に対応する前記設定欄への前記種別名の入力を受け付けるステップと、この入力結果に基づいて前記報知情報の送信スケジュールを生成するステップと、前記生成された報知情報の送信スケジュールをもとに、試験対象の移動体通信端末と通信する擬似基地局装置に用いられる試験シナリオであって、前記報知情報に関する通信シーケンスが記述された前記試験シナリオを生成するステップとを具備する。
上記目的を達成するため、本発明の別の形態に係るシナリオ生成プログラムは、移動体通信における報知情報の送信に割り当て可能な複数のフレームの位置にそれぞれ対応付けられ、前記報知情報の種別名の設定を受け入れることが可能な複数の設定欄を有する表形式の第1の送信スケジュール設定環境を表示手段に表示させ、入力手段より選択されたフレームの位置に対応する前記設定欄への前記種別名の入力を受け付けて、この入力結果に基づいて前記報知情報の送信スケジュールを生成する報知情報スケジュール生成手段(111)と、前記生成された報知情報の送信スケジュールをもとに、試験対象の移動体通信端末と通信する擬似基地局装置に用いられる試験シナリオであって、前記報知情報に関する通信シーケンスが記述された前記試験シナリオを生成するシナリオ生成手段(13)としてコンピュータを動作させるプログラムである。
以上、本発明によれば、報知情報の送信スケジュールを効率良く生成することができ、試験シナリオの生成効率も向上させることができる。
本発明に係る一実施形態であるシナリオ生成装置の機能的な構成を示すブロック図である。 図1のシナリオ生成装置で採用された第1の送信スケジュール設定環境の初期状態を示す図である。 図2の第1の送信スケジュール設定環境に用いられる報知情報の種別選択用のプルダウンメニューの例を示す図である。 図2の第1の送信スケジュール設定環境に用いられ、列の単位で報知情報の種別を選択可能なプルダウンメニューの例を示す図である。 図4の列単位の複数の情報設定欄の種別名設定欄への種別名の設定が完了した第1の送信スケジュール設定環境の例を示す。 送信スケジュールの設定が完了した第1の送信スケジュール設定環境を示す図である。 図6の第1の送信スケジュール設定環境の表示方法の変形例を示す図である。 第2の送信スケジュール設定環境の具体例を示す図である。 図8の第2の送信スケジュール設定環境の変形例を示す図である。 図2の第1の送信スケジュール設定環境の変形例を示す図である。 図2の第1の送信スケジュール設定環境の別の変形例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明に係る一実施形態であるシナリオ生成装置の機能的な構成を示すブロック図である。
シナリオ生成装置1は、シナリオ生成部10、操作部20、表示制御部30および表示部40を備える。
シナリオ生成部10は、移動体通信端末の疑似基地局として動作しつつ移動体通信端末の動作の試験を行う試験装置において用いられる試験シナリオ50を生成するものであり、CPU(Central Processing Unit)、メインメモリ、入出力インタフェースなどを含むコンピュータのハードウェア要素と、シナリオ生成用のプログラムであるソフトウェア要素で構成される。
シナリオ生成部10は、機能的な要素として、メッセージ生成部11と、制御シーケンス生成部12と、シナリオ生成部13とを備える。
メッセージ生成部11は、試験装置から移動体通信端末に配信される各種のメッセージを生成するユニットである。試験装置から移動体通信端末に配信されるメッセージの一つに報知情報がある。メッセージ生成部11は、この報知情報の送信スケジュールおよび種別毎の報知情報の内容を設定する報知情報スケジュール生成部111と、報知情報の内容を設定する報知情報内容設定部112とを有する。また、報知情報内容設定部112は、報知情報スケジュール生成部111により設定されたSIBの送信スケジュールをもとにMIBの内容を自動的に設定するMIB自動生成部113を含む。
このメッセージ生成部11において、報知情報スケジュール生成部111は、より詳細には、試験シナリオの作成者(以下「シナリオ作成者」と呼ぶ。)による報知情報の送信スケジュールの生成の支援に用いられる表形式による送信スケジュール設定環境の情報を表示制御部30に出力することにより、表示部40に当該表形式による送信スケジュール設定環境を表示させる。そして報知情報スケジュール生成部111は、表示部40に表示された表形式による送信スケジュール設定環境に対して操作部20を使ってシナリオ作成者より入力された情報をもとに、報知情報の送信スケジュールを生成する。
また、報知情報内容設定部112は、より詳細には、シナリオ作成者による報知情報の内容の設定の支援に用いられる内容設定環境の情報を表示制御部30に供給することにより、表示部40に報知情報の内容設定環境を表示させる。そして報知情報内容設定部112は、表示部40に表示された内容設定環境に対して操作部20を使ってシナリオ作成者より入力された情報をもとに報知情報の内容を設定する。
制御シーケンス生成部12は、試験装置が移動体通信端末との間の通信を実行するための手順である制御シーケンスを生成するユニットである。
シナリオ生成部13は、メッセージ生成部11により生成された、報知情報の送信スケジュールおよび報知情報の内容を含む各種メッセージと、制御シーケンス生成部12により生成された制御シーケンスをもとに、報知情報の通信シーケンスに関する、所定のスクリプト言語による記述からなる試験シナリオ50を生成するユニットである。
さらに、シナリオ生成装置1におけるシナリオ生成部10以外の構成において、表示制御部30は、報知情報スケジュール生成部111より出力された表形式による送信スケジュール設定環境および内容設定環境の情報から、表示部40での表示用のデータを生成する。表示部40は、表示用の画面を有し、表示制御部30より供給された表示用のデータを画面に可視化する。そして、操作部20は、ユーザによって操作可能な、マウス、キーボードなどの入力手段である。
シナリオ生成用のプログラムは、例えば、図示しないハードディスクドライブなどのストレージデバイスに格納され、操作部20を使ってユーザから与えられた起動の指示に従いメインメモリにロードされる。メインメモリにロードされたシナリオ生成用のプログラムはCPUによって読み込まれ、実行される。すなわち、シナリオ生成用のプログラムは、例えば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータにアプリケーションプログラムとして導入されることが可能である。コンピュータへの導入を可能とするために、シナリオ生成用のプログラムは、例えばDVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク(登録商標)などの記憶媒体に記録されて流通させることが可能である。あるいは、インターネットを通じてサーバ装置からのダウンロードにより流通させることも可能である。
(シナリオ生成装置1の動作)
このシナリオ生成装置1では、報知情報スケジュール生成部111によって報知情報の送信スケジュールの生成が行われる。この処理は、シナリオ作成者による操作部20からの操作入力をもとに、報知情報スケジュール生成部111によって表示部40に提示される表形式による送信スケジュール設定環境(以下「第1の送信スケジュール設定環境」と呼ぶ。)を用いて行われる。
この表形式による第1の送信スケジュール設定環境を用いた報知情報の送信スケジュールの生成に際して、シナリオ作成者は操作部20を操作して、報知情報の送信スケジュールを生成することができる。第1の送信スケジュール設定環境の具体的な構成、およびこの第1の送信スケジュール設定環境を用いた送信スケジュールの具体的な生成方法については後で説明する。
第1の送信スケジュール設定環境が表示部40に表示されているとき、シナリオ作成者は操作部20を操作して、内容を設定したい報知情報の選択と、この選択された報知情報に対する内容設定環境を呼び出す指示を入力することができる。報知情報内容設定部112は、この指示を受けて、選択された報知情報に対する内容設定環境を表示部40に表示させる。シナリオ作成者が、この操作部20を操作して、内容設定環境に対して各種のパラメータを入力すると、報知情報内容設定部112は、これらのパラメータを当該報知情報の設定内容として受け入れる。
なお、報知情報の設定内容とは、例えば、エリア範囲、ブロックが有効なUE(ユーザ装置)モード/状態、ブロックが読み込まれるUEモード/状態、スケジューリング情報(SIBの位置と繰り返し間隔など)、システム情報修正などを含むものである。
上記のようにして報知情報の送信スケジュールの生成と報知情報の内容設定、さらには制御シーケンス生成部12による通信シーケンスの生成などが完了した後、シナリオ作成者は操作部20を操作して試験シナリオ50の生成指示を入力することができる。シナリオ生成部13は、試験シナリオ50の生成指示を受けると、報知情報の送信スケジュール、報知情報の内容、および通信シーケンスをもとに試験シナリオ50を生成する。
(第1の送信スケジュール設定環境の説明)
次に、上記の第1の送信スケジュール設定環境の概要を説明する。
本実施形態の第1の送信スケジュール設定環境では、報知情報の送信に割り当て可能なフレームの位置を示すフレーム番号が表示されたフレーム番号欄と、シナリオ作成者より報知情報の種別名の設定を受け入れることが可能な種別名設定欄とで、1つの情報設定欄が構成される。
例えば、W−CDMAにおいては、報知情報は128フレーム単位で巡回的に一斉同報送信され、1フレームおきに1つのブロックが割り当てられて送信されることから情報設定欄の数は64となる。
64個のすべての情報設定欄を1行あるいは1列に表示させようとすると、画面サイズの制約などから、すべての情報設定欄をスクロール操作なしで参照することが困難になる。そこで本実施形態では、各情報設定欄を行列状に並べることによって表全体が画面に収まりやすくなるようにし、一覧性を向上させることによって、送信スケジュールの設定効率の向上を図る。
また、W−CDMAの通信規格では、MIBは128フレームの最初のフレーム(フレーム番号=0)に割り当てられて送信され、以後MIBは8フレームに一回の周期で送信される。本実施形態では、このようにMIBの送信周期性を考慮して、第1の送信スケジュール設定環境の表形式の構成(行数、列数)が最適化されている。
すなわち、第1の送信スケジュール設定環境の表形式では、行の向きにフレーム番号の昇順を合わせ、フレーム番号の順に並ぶ1行分(または1列分)の情報設定欄の数を、MIBの送信周期であるフレーム数をnとしてn/2の倍数とする。例えば、MIBの送信周期であるフレーム数は8であるから4の倍数を1行分(または1列分)の情報設定欄の数とする。これにより、通信規約上MIBが設定されるべき各々の情報設定欄が表の特定の列(または行)に揃い、一覧性が向上し、送信スケジュールの設定効率が向上する。
次に、上記の第1の送信スケジュール設定環境の具体例を説明する。
図2は、第1の送信スケジュール設定環境の初期状態を示す図である。
この具体例では、フレーム番号(Frame No.)の表示欄であるフレーム番号欄110と報知情報の種別名(Block Type)の設定欄である種別名設定欄120とで一つの情報設定欄100が構成される。この情報設定欄100が行列の要素となる。1行分の情報設定欄100の数(列数)は8、一列分の情報設定欄100の数(行数)は8である。そして、この表形式では、行の向きにフレーム番号の昇順を合わせてある。すなわち、この行列の一番上の行の左端の情報設定欄100にはフレーム番号=0が割り当てられ、その行の残る7つの情報設定欄100に左側のものから順に、フレーム番号=2,4,6,8,10,12,14がそれぞれ割り当てられる。そして次の行の情報設定欄100に対しても同様に、左端のものから順に、フレーム番号=16,18,20,22,24,26,28,30が割り当てられ、以降の行にも同様にフレーム番号が割り当てられる。そして、一番下の行の右端の情報設定欄100にフレーム番号=126が割り当てられる。
図2に示す初期状態において、すべての情報設定欄100の種別名設定欄120は、種別名の設定が完了していないことをシナリオ作成者が一目で認識できるように空白とされている。あるいは、未設定であることを示すマークが表示されていてもよい。
次に、この第1の送信スケジュール設定環境の操作方法を説明する。
この第1の送信スケジュール設定環境の操作は、基本的には、シナリオ作成者が報知情報の種別名を設定したい情報設定欄100を操作部20を操作して選択し、選択された情報設定欄100の種別名設定欄120に操作部20を操作して種別名を入力し、これを繰り返す、という手順になる。
ここで、種別名設定欄120に種別名を入力する方法として、次の種類が用意されている。
方法1.操作部20であるキーボードなどを使って種別名のテキストコードを直接入力する方法。
方法2.種別名設定欄120毎にプルダウンメニューを使って種別名を入力する方法。
方法3.列の単位でプルダウンメニューを使って種別名をまとめて入力する方法。
方法2および方法3のプルダウンメニューを使って種別名を入力する方法について説明する。
(方法2の詳細)
まず、シナリオ作成者は操作部20であるマウスやキーボードを使って、報知情報の種別名を設定したいフレーム番号の情報設定欄100を選択する。より具体的には、その情報設定欄100の種別名設定欄120をクリック操作などにより選択する。報知情報スケジュール生成部111は、この選択操作によって発生した情報を受けて、報知情報の種別選択用のプルダウンメニューを種別名設定欄120に付随して表示させる。
図3は、この報知情報の種別選択用のプルダウンメニュー130の例を示す図である。
このプルダウンメニュー130には、報知情報の種別名の一覧が表示される。プルダウンメニューには、報知情報の種別名が階層的な順序で上から順番に表示されることが望ましい。例えば、上から、MIB、SB1、SB2、SIB1、SIB2、・・・のように表示されることが望ましい。
このプルダウンメニュー130においてシナリオ作成者は任意の種別名を操作部20の操作によって選択することができる。報知情報スケジュール生成部111は、この選択操作によって発生した情報を受けて、その選択された種別名をフレーム番号と対応付けてメインメモリに保存し、当該情報設定欄100の種別名設定欄120にその種別名を表示させる。
このプルダウンメニュー130による種別名の選択機能は、第1の送信スケジュール設定環境におけるすべての情報設定欄100の種別名設定欄120に同様に採用される。したがって、シナリオ作成者は、第1の送信スケジュール設定環境における一つ一つの情報設定欄100に対して、プルダウンメニュー130による種別名の選択操作を繰り返すことによって、報知情報の送信スケジュールの生成を完了させることができる。
このように、方法2の種別名設定欄120毎にプルダウンメニュー130を使って種別名を入力する方法は、一つ一つのフレーム番号に対して種別名を入力できる確実な方法である。
(方法3の詳細)
次に、方法3の、列の単位でプルダウンメニュー130を使って種別名をまとめて入力する方法について説明する。
この方法3は、効率に重点を置いた方法である。
既に説明したように、本実施形態の第1の送信スケジュール設定環境の表形式では、行の向きにフレーム番号の昇順を合わせ、フレーム番号の順に並ぶ1行分の情報設定欄100の数をMIBの送信周期であるフレーム数をnとしてn/2の倍数としたことで、MIBが設定されるべき各々の情報設定欄100が表の特定の列に揃う。また、他の種別のブロックのなかには、そのブロックの送信されるフレーム位置がMIBの送信されるフレーム位置を基準に決められるものがあり、このような種別が設定されるべき各々の情報設定欄100も表の特定の列に揃う場合がある。方法3は、このように列の単位で同じ種別名を設定する場合に好適な方法である。
まず、シナリオ作成者は操作部20であるマウスやキーボードを使って、報知情報の種別名を設定したい列に属するすべての情報設定欄100を選択する。報知情報スケジュール生成部111は、この選択操作によって発生した情報を受けて、報知情報の種別選択用のプルダウンメニューを、選択された列に付随して表示させる。
図4は、この列の単位で報知情報の種別を選択可能なプルダウンメニュー140の表示例を示す図である。
プルダウンメニュー140そのものの構成は、図3に示した種別名設定欄120毎のプルダウンメニュー130と同じであってよい。
このプルダウンメニュー140においてシナリオ作成者は任意の種別名を操作部20の操作によって選択することができる。報知情報スケジュール生成部111は、この選択操作によって発生した情報を受けて、その選択された種別名を、当該列に属する各フレーム番号とそれぞれ対応付けてメインメモリに保存するとともに、当該列に属する複数の情報設定欄100の種別名設定欄120にその種別名をそれぞれ表示させる。図5に列単位の複数の情報設定欄100の種別名設定欄120への種別名の設定が完了した第1の送信スケジュール設定環境の例を示す。なお、図5では、左端の列に属する複数の情報設定欄100の種別名設定欄120に種別名として「MIB」が設定された場合を示している。
以上、情報設定欄100の種別名設定欄120に種別名を入力する方法について説明したが、一度入力された種別名は、例えば、方法1による直接入力方法によって随時変更することが可能である。
したがって、方法2によって列の単位で種別名が設定された後、その中の一部の情報設定欄100の種別名設定欄120の種別名を方法1による直接入力方法によって変更するといった手順で設定を行うこともできる。
なお、上記のプルダウンメニュー130、140を用いて種別名を入力可能な対象の単位は、情報設定欄100の単位、列の単位のほか、列方向に連続する複数の情報設定欄100の単位であってもよい。
図6に、上記の方法1−3を選択的に用いることによって、すべてのフレーム位置に対する報知情報の種別名の設定つまり送信スケジュールの設定が完了した第1の送信スケジュール設定環境の例を示す。
この例では、各行の左から1列目と5列目にそれぞれ属する各々の情報設定欄100の種別名設定欄120に種別名として「MIB」が設定された場合を示している。このように、通信規格により送信フレームの割当位置が周期的に固定されたMIBの種別名を設定する際には、列の単位で一括して設定をすることが可能であるとともに、送信フレームの割当位置がMIBの送信位置を基準に決められる種別についても同様に列の単位で一括して設定することが可能であることから、全体的な設定の効率を大幅に向上させることができる。例えば、図6の例では、左端から2列目にSB1が揃って設定されている。
シナリオ作成者が、生成された送信スケジュールを確認する際に種別の違いを容易に視認可能なように、特定の種別の情報設定欄100を種別毎に異なる色で表示してもよい。
図7は、種別名として「MIB」、「SB1」、「SIB11」、「SIB19」の情報設定欄100の例えば背景色および文字の少なくともいずれか一方を、種別毎に同じ色で表示した場合の例である。どの種別名に何色に割り当てるかは、シナリオ作成者が任意に設定できるようにしてもよい。この際、必ずしもすべての種別に対して色を割り当てなくてもよい。
(MIB自動生成部113について)
次に、MIB自動生成部113の詳細を説明する。
MIB自動生成部113は、報知情報スケジュール生成部111により設定されたSIBの送信スケジュールをもとにMIBの内容を自動的に設定する。
次に、このMIB自動生成部113によるMIB自動生成の動作を説明する。
MIBは、以降のフレームで送信される1以上のSIBがどのフレームに割り当てられて送信されるかというスケジュール情報で構成される。具体的には、MIBは、SIBの送信サイクル(SIB#REP)およびそのSIBが送信サイクル(SIB#REP)の値で規定される周期の中で何番目のブロックとしてSIB送信されるかを示す割当位置(SIB#POS)の情報を含む。したがって、MIBが送信されるフレーム位置から次のMIBが送信されるフレーム位置までの間のSIBのフレーム位置がすべて設定されれば、MIBの内容も自ずと決定されることになる。
すなわち、MIB自動生成部113は、上記のように、MIBが送信されるフレーム位置から次のMIBが送信されるフレーム位置までの間に設定された1以上のSIBのスケジュール情報(フレーム番号)を報知情報スケジュール生成部111から取得する。MIB自動生成部113は、取得した1以上のSIBのスケジュール情報(フレーム番号)をもとに、MIBの内容を自動的に生成する。また、もしMIBの内容が、SIBのスケジュール情報(フレーム番号)の設定前にシナリオ作成者からの入力により完了していた場合には、MIB自動生成部113は、自動的に生成したMIBの内容を入力内容と比較し、不一致の場合に警告を報知する。この警告は、シナリオ作成者が知覚可能な方法で行われる。例えば、第1の送信スケジュール設定環境、内容設定環境において、表示により行うという方法が挙げられる。
このMIB自動生成によって、MIBの内容の設定の効率および設定の精度を向上させることができる。
(変形例1)
変形例1は、第1の送信スケジュール設定環境とは別に、報知情報の種別毎に、送信サイクル、分割ブロック数および割当位置などを入力することによって報知情報の送信スケジュールを設定可能な新たな送信スケジュール設定環境を第2の送信スケジュール設定環境として導入したものである。この第2の送信スケジュール設定環境は、第1の送信スケジュール設定環境と同時にあるいは相互に切り替えて表示部40に表示させることが可能である。
図8は第2の送信スケジュール設定環境の具体例を示す図である。
同図に示すように、この第2の送信スケジュール設定環境は、報知情報の種別名(Block Type)の設定欄220と、送信サイクル(SIB#REP)の設定欄230と、分割ブロック数(SEG#COUNT)の設定欄240と、割当位置(SIB#POS)の設定欄250とで、ひとまとまりの情報設定欄200が構成される。
送信サイクル(SIB#REP)は、種別名の設定欄220に設定された種別名のブロックが何フレーム周期で送信されるかを示す値である。
分割ブロック数(SEG#COUNT)は、種別名の設定欄220に設定された種別名のブロックの内容が何ブロックに分割されて送信されるかを示す値である。
割当位置(SIB#POS)は、種別名の設定欄220に設定された種別名のブロックが、送信サイクル(SIB#REP)の値で規定される周期の中で何番目のブロックとして送信されるかを示す値である。なお、この割当位置(SIB#POS)の値は、フレーム数ではなく(フレーム数÷2)の値である。報知情報のブロックは2フレーム周期で送信されるからである。
図8に示す第2の送信スケジュール設定環境の具体例において、例えば、種別名が「MIB」である情報設定欄200に着目すると、
送信サイクル(SIB#REP)=8
分割ブロック数(SEG#COUNT)=1
割当位置(SIB#POS)=0
である。
これは、MIBが8フレーム周期で送信され、その内容は分割されず1フレームで送信され、8フレームのうちの最初(0番)のフレームとして送信されるという設定の内容を表している。
また、種別名が「SIB5/SIB5bis」である情報設定欄200に着目すると、
送信サイクル(SIB#REP)=32
分割ブロック数(SEG#COUNT)=3
割当位置(SIB#POS)=5,6,7
である。
これは、「SIB5/SIB5bis」という種別名の報知情報が32フレーム周期で送信され、その内容は3つのブロックに分割して送信され、それら3つのブロックは32フレームのうち先頭のフレーム(0番)から数えて6つ目、7つ目、8つ目(5番、6番、7番)の各フレームにおいて送信されるという設定の内容を表している。
このように、報知情報の種別毎に、送信サイクル、分割ブロック数および割当位置などを入力することによって報知情報の送信スケジュールを設定可能な第2の送信スケジュール設定環境を導入することによって、第1の送信スケジュール設定環境とは異なる方法で送信スケジュールの設定を行うことができる。
なお、第2の送信スケジュール設定環境における分割ブロック数の設定欄は、ブロックの割当位置を設定する目的においては、必ずしも採用される必要はない。
上記の第1の送信スケジュール設定環境と第2の送信スケジュール設定環境に対する情報の入力は互いに同期して行われる。すなわち、報知情報スケジュール生成部111は、第1の送信スケジュール設定環境に入力された情報を第2の送信スケジュール設定環境において等価な情報に置き換えて第2の送信スケジュール設定環境に同時に入力する。同様に、報知情報スケジュール生成部111は、第2の送信スケジュール設定環境に入力された情報を第1の送信スケジュール設定環境において等価な情報に置き換えて第1の送信スケジュール設定環境に同時に入力する。これにより、送信スケジュールの設定内容をシナリオ作成者が確認する際に、2つの送信スケジュール設定環境の設定内容を確認することにより、確認精度の向上を期待できる。
この第2の送信スケジュール設定環境においても、例えば、図9に示すように、特定の種別の情報設定欄200を種別毎に異なる色で表示するなどして識別可能に表示を行ってもよい。この場合、種別と色との関係を2つの送信スケジュール設定環境間で統一させることが好ましい。また、報知情報の種別名(Block Type)の設定欄220への入力には、上記のプルダウンメニューを採用してもよい。
なお、報知情報スケジュール生成部111は、シナリオ作成者から操作部20を使って与えられた指示に従って、第1の送信スケジュール設定環境と第2の送信スケジュール設定環境とを互いに切り替えて表示したり、同時に表示したりすることが可能である。
(変形例2)
図10は第1の送信スケジュール設定環境の変形例を示す図である。
図2に示した行列構造の第1の送信スケジュール設定環境では、一つの情報設定欄100を行列の要素とするものの、情報設定欄100はフレーム番号欄110と種別名設定欄120とで構成され、これらフレーム番号欄110と種別名設定欄120は縦並びに配置されるため、行間の境界が分かりづらくなりやすい。そこで、この変形例では、情報設定欄100を行列の要素とする本来の行どうしの間にスペース102を設けることによって、行間の境を分かりやすくしたものである。
また、このように行間の境を分かりやすくするために、行を区切る線の種類や色とフレーム番号欄と種別名欄とを区切る線の種類や色とが異なるようにしてもよい。
(変形例3)
図11は第1の送信スケジュール設定環境の別の変形例を示す図である。
この第1の送信スケジュール設定環境の別の変形例では、情報設定欄100においてフレーム番号欄110と種別名設定欄120とは互いに行の向きに並べて配置される。1列分の情報設定欄100の数(行数)は「16」、一行分の情報設定欄100の数(列数)は「4」である。
この第1の送信スケジュール設定環境の変形例では、列の向きにフレーム番号の昇順を合わせてある。すなわち、左端の列の上端の情報設定欄100にはフレーム番号=0が割り当てられ、その列の残る7つの情報設定欄100にそれぞれフレーム番号=2,4,6,8,10,12,14,16,18,20,22,24,26,28,30が順に割り当てられる。そして次の列の情報設定欄100に対しても同様に、上端のものから順に、フレーム番号=32,34,36,38,40,42,44,46,48,50,52,54,56,58,60が割り当てられ、以降の列にも同様にフレーム番号が割り当てられる。そして、右端の列の下端の情報設定欄100にフレーム番号=126が割り当てられる。
なお、この第1の送信スケジュール設定環境の変形例によると、列が32フレーム単位で構成されることから、W−CDMAの通信規約通りの設定を行うと、各列の上から1行目、5行目、9行目、13行目の各々の要素にあたる情報設定欄100の種別名設定欄120の内容が「MIB」で揃う。したがって、各々の行を選択した状態で図4に示したプルダウンメニュー140と同様のメニューを表示させることで、このメニューに対するシナリオ作成者による種別名の選択操作によって、行の単位でまとめて種別名を設定することができる。また、図11の例では、「SB1」、「SIB1」、「SIB3」、および「SIB5/SIB5bis」などの報知情報もそれぞれの種別毎に横並びに揃うので、これらの種別名も、メニューに対するシナリオ作成者による種別名の選択操作によって、行の単位でまとめて設定することができる。
また、情報設定欄100においてフレーム番号欄110と種別名設定欄120とを互いに横並びに配置したことで、列同士の境界が分かりにくくならないように、列同士の間にはスペース102が設けられている。さらに、この表形式においても、報知情報の種別毎に色分けをしてもよい。
(変形例4)
第1の送信スケジュール設定環境の行数および列数は、通信規約上の制約を考慮してシステムにおいて固定されたものであってよいし、シナリオ作成者から操作部20を使って指定された行数および列数の各値に従って変更できるようにしてもよい。
[補足事項]
なお、上記の説明では、W−CDMA方式を例に挙げたので、報知情報の送信スケジュール単位として「フレーム」を用いたが、その他、例えばLTE方式に本発明を適用する場合は、上記の「フレーム」をLTE方式のスケジュール単位である「サブフレーム」に読み替えて行えばよい。
その他、本発明は、上述の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1…シナリオ生成装置
10…シナリオ生成部
11…メッセージ生成部
12…制御シーケンス生成部
13…シナリオ生成部
20…操作部
30…表示制御部
40…表示部
111…報知情報スケジュール生成部
112…報知情報内容設定部
113…MIB自動生成部

Claims (7)

  1. 情報を表示可能な表示手段(40)と、
    情報を入力可能な入力手段(20)と、
    移動体通信における報知情報の送信に割り当て可能な複数のフレームの位置にそれぞれ対応付けられ、前記報知情報の種別名の設定を受け入れることが可能な複数の設定欄を有する表形式の第1の送信スケジュール設定環境を前記表示手段に表示させ、前記入力手段より選択されたフレームの位置に対応する前記設定欄への前記種別名の入力を受け付けて、この入力結果に基づいて前記報知情報の送信スケジュールを生成する報知情報スケジュール生成手段(111)と、
    前記生成された報知情報の送信スケジュールをもとに、試験対象の移動体通信端末と通信する擬似基地局装置に用いられる試験シナリオであって、前記報知情報に関する通信シーケンスが記述された前記試験シナリオを生成するシナリオ生成手段(13)と
    を具備するシナリオ生成装置。
  2. 請求項1に記載のシナリオ生成装置であって、
    前記報知情報スケジュール生成手段は、
    前記複数の設定欄を、行および列のいずれか一方の向きにフレーム番号の昇順を合わせて行列状に並べた表形式による第1の送信スケジュール設定環境を表示する
    シナリオ生成装置。
  3. 請求項2に記載のシナリオ生成装置であって、
    前記報知情報スケジュール生成手段は、
    前記報知情報において通信規約によりフレームの割当位置が周期的な位置に固定された種別の当該送信周期のフレーム数をnとして、前記フレーム番号の昇順を合わせた行および列のいずれか一方の前記設定欄の数を、前記n/2の倍数とした表形式による第1の送信スケジュール設定環境を表示する
    シナリオ生成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシナリオ生成装置であって、
    前記報知情報スケジュール生成手段は、
    前記報知情報の種別にそれぞれ対応付けられ、当該報知情報が送信されるフレーム周期および当該フレーム周期内の前記送信フレームの割当位置の設定を受け入れることが可能な表形式の第2の送信スケジュール設定環境を前記表示手段に表示させ、前記入力手段より入力された前記フレーム周期および前記割当位置の入力を受け付けて、前記報知情報の送信スケジュールを生成する
    シナリオ生成装置。
  5. 請求項4に記載のシナリオ生成装置であって、
    前記報知情報スケジュール生成手段は、
    前記第2の送信スケジュール設定環境を前記第1の送信スケジュール設定環境と同時に表示させ、相互に、一方の送信スケジュール設定環境に対する入力を他方の送信スケジュール設定環境に反映させる
    シナリオ生成装置。
  6. 移動体通信における報知情報の送信に割り当て可能な複数のフレームの位置にそれぞれ対応付けられ、前記報知情報の種別名の設定を受け入れることが可能な複数の設定欄を有する表形式の第1の送信スケジュール設定環境を表示するステップと、
    選択されたフレームの位置に対応する前記設定欄への前記種別名の入力を受け付けるステップと、
    この入力結果に基づいて前記報知情報の送信スケジュールを生成するステップと、
    前記生成された報知情報の送信スケジュールをもとに、試験対象の移動体通信端末と通信する擬似基地局装置に用いられる試験シナリオであって、前記報知情報に関する通信シーケンスが記述された前記試験シナリオを生成するステップと
    を具備するシナリオ生成方法。
  7. 移動体通信における報知情報の送信に割り当て可能な複数のフレームの位置にそれぞれ対応付けられ、前記報知情報の種別名の設定を受け入れることが可能な複数の設定欄を有する表形式の第1の送信スケジュール設定環境を表示手段に表示させ、入力手段より選択されたフレームの位置に対応する前記設定欄への前記種別名の入力を受け付けて、この入力結果に基づいて前記報知情報の送信スケジュールを生成する報知情報スケジュール生成手段(111)と、
    前記生成された報知情報の送信スケジュールをもとに、試験対象の移動体通信端末と通信する擬似基地局装置に用いられる試験シナリオであって、前記報知情報に関する通信シーケンスが記述された前記試験シナリオを生成するシナリオ生成手段(13)
    としてコンピュータを動作させるシナリオ生成プログラム。
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