JP2006211638A - シナリオ編集装置および無線通信用擬似基地局試験シミュレータおよび無線通信用擬似端末試験シミュレータおよびシナリオ編集方法および試験処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents

シナリオ編集装置および無線通信用擬似基地局試験シミュレータおよび無線通信用擬似端末試験シミュレータおよびシナリオ編集方法および試験処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006211638A
JP2006211638A JP2005235108A JP2005235108A JP2006211638A JP 2006211638 A JP2006211638 A JP 2006211638A JP 2005235108 A JP2005235108 A JP 2005235108A JP 2005235108 A JP2005235108 A JP 2005235108A JP 2006211638 A JP2006211638 A JP 2006211638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scenario
test
wireless communication
base station
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005235108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4440185B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Ito
廣之 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSP KK
Original Assignee
TSP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TSP KK filed Critical TSP KK
Priority to JP2005235108A priority Critical patent/JP4440185B2/ja
Publication of JP2006211638A publication Critical patent/JP2006211638A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4440185B2 publication Critical patent/JP4440185B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】熟練した技能を有しない者であっても、簡便に無線通信用擬似基地局試験シミュレータや無線通信用擬似端末試験シミュレータを用いる試験を行うためのテストシナリオとしてのプログラムを容易、かつ、効率よく作成することである。
【解決手段】無線通信用擬似基地局試験シミュレータに固有のテストシナリオが所定の単一または複数のシーケンス単位に分割されているシナリオ構成片群をメモリに個別に記憶し、該記憶されるシナリオ構成片属性に対応付けられている第1のアイコン群をディスプレイ41に選択可能に表示した状態で、第1のアイコン群から選択されるシナリオ構成片をディスプレイ41に表示されるシナリオ内容表示部42に連結登録させてテストシナリオを作成して記憶装置に登録する構成を特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば携帯電話などの無線通信用端末の試験を行うための通信基地局試験シミュレータや携帯電話用基地局などの無線通信用基地局の試験を行うための通信端末試験シミュレータのためのテストシナリオを作成処理するシナリオ編集装置およびシナリオ編集方法および試験処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである。
従来、無線通信用端末の一例である携帯電話の試験を行うには、実際に供用される基地局と通信して各種試験を行う前に、小型の携帯電話用擬似基地局試験シミュレータを用いて各携帯電話と通信することにより、携帯電話の各種試験を擬似的に行う。
このような携帯電話用擬似基地局試験シミュレータは、携帯電話の試験を目的とした装置であって、試験者が簡便に屋内にて試験が行えるように、実際の基地局と同等の性能を有しながら小型化された装置である。
なお、この携帯電話用擬似基地局試験シミュレータを動作させるソフトウエアとして、擬似基地局試験シミュレータがある。この擬似基地局試験シミュレータは、GSM(Global System for Mobile Communications)(登録商標)やCDMA(Code Division Multiple Access)など携帯電話用通信方式規格ごと、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータの種類ごとにそれぞれ作成される。
なお、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータを動作させるソフトウエアは、シナリオと呼ばれる一群のモジュールとして構成されていた。
なお、この種のシミュレータとして、下記特許文献1が既に公開されており、通信ソフトウエアの複数の異なる通信プロトコルの動作確認試験を行うため、複数のプロトコルの各々の通信形式を予め保持することで、動作確認試験専用の通信ソフトウエアを、試験者が通信プロトコルの数だけ作成する必要がなくなることが記載されている。
特開平10−65762号公報
しかしながら、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータを作成するには、作成者であるプログラマに、種々の通信プログラム等の通信制御規約やプログラム上のルールに関する豊富な技術的知識が必要となり、通常は数少ない熟練した技能を備えるプログラマに限定されてしまう。
一方、このようなプログラマを養成するにしても膨大な育成時間がかかり、その改善が切望されている。
また、上記携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ用のプログラム開発には、当該プログラムを初めから作成するために、プログラム作成には相当の開発時間が必要となり、開発効率が極めて低くなり、結果として、試験内容が増大するに従って、作成に技能が必要であるプログラムの量が増大して、元々数が少ない熟練プログラマばかりに仕事量が増大して、プログラム作成に多くの時間を要してしまい、プログラム開発効率が低くなってしまうという課題が指摘されていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の第1の目的は、例えば各無線通信用擬似基地局試験シミュレータや各無線通信用擬似端末試験シミュレータに固有のテストシナリオが所定のシーケンス単位に分割されているシナリオ構成片群を個別に記憶し、該記憶されるシナリオ構成片属性に対応付けられている第1のアイコン群を表示部に選択可能に表示した状態で、第1のアイコン群から選択されるシナリオ構成片を前記表示部に表示されるシナリオ表示部に連結登録させてテストシナリオを作成することにより、熟練した技能を有しない者であっても、簡便に無線通信用擬似基地局試験シミュレータや無線通信用擬似端末試験シミュレータを用いる試験を行うためのテストシナリオとしてのプログラムを容易、かつ、効率よく作成できるシナリオ編集装置およびシナリオ編集方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
第2の目的は、シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似基地局試験シミュレータや無線通信用擬似端末試験シミュレータにおいて、シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを取得して保存し、該保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行し、該テストシナリオの実行に基づいて、通信手段を介して例えば携帯電話である無線通信用端末や携帯電話用基地局である無線通信用基地局と通信処理により応答される応答情報を取得することにより、固有の無線通信用擬似基地局試験シミュレータや無線通信用擬似端末試験シミュレータに適応するテストシナリオをシナリオ編集装置から取得するという簡単な構成で、機種や機能が異なる種々のシミュレータに有効なテストシナリオによる試験を短期間、かつ安価なコストで自在に行える無線通信用擬似基地局試験シミュレータや無線通信用擬似端末試験シミュレータ、およびそれらの試験処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
上記目的を達成する本発明のシナリオ編集装置は以下に示す構成を備える。
例えば任意の無線通信用擬似基地局試験シミュレータに取り込ませるテストシナリオを編集するシナリオ編集装置であって、各無線通信用擬似基地局試験シミュレータに固有のテストシナリオが所定の単一または複数のシーケンス単位に分割されているシナリオ構成片群を個別に記憶する第1の記憶手段(図1に示す外部コンピュータ8のハードディスク等に対応する)と、前記第1の記憶手段に記憶されるシナリオ構成片属性に対応付けられている第1のアイコン群を表示部(図4,図5に示すディスプレイ41)に選択可能に表示する第1のアイコン表示手段(図1に示すシナリオエディタ9)と、前記第1のアイコン表示手段により表示される第1のアイコン群から選択されるシナリオ構成片を前記表示部に表示されるシナリオ表示部に連結登録させてテストシナリオを作成するシナリオ作成手段(図1に示すシナリオエディタ9)と、前記シナリオ作成手段により作成されるテストシナリオを記憶する第2の記憶手段(例えば図1に示す外部コンピュータ8のハードディスク等に対応する)とを有することを特徴とする。
また、前記シナリオ作成手段により作成されるテストシナリオの連結性をあらかじめ記憶される連結ルールに基づいて評価する評価手段(図1に示すシナリオエディタ9)と、前記評価手段による評価結果を前記表示部に表示する評価通知手段(図1に示すシナリオエディタ9)とを有することを特徴とする。
例えば任意の無線通信用擬似端末試験シミュレータに取り込ませるテストシナリオを編集するシナリオ編集装置であって、各無線通信用擬似端末試験シミュレータに固有のテストシナリオが所定の単一または複数のシーケンス単位に分割されているシナリオ構成片群を個別に記憶する第1の記憶手段(図10に示す外部コンピュータ8のハードディスク等に対応する)と、前記第1の記憶手段に記憶されるシナリオ構成片属性に対応付けられている第1のアイコン群を表示部(図4,図5に示すディスプレイ41)に選択可能に表示する第1のアイコン表示手段(図10に示すシナリオエディタ9)と、前記第1のアイコン表示手段により表示される第1のアイコン群から選択されるシナリオ構成片を前記表示部に表示されるシナリオ表示部に連結登録させてテストシナリオを作成するシナリオ作成手段(図10に示すシナリオエディタ9)と、前記シナリオ作成手段により作成されるテストシナリオを記憶する第2の記憶手段(例えば図10に示す外部コンピュータ8のハードディスク等に対応する)とを有することを特徴とする。
そして、前記シナリオ作成手段により作成されるテストシナリオの連結性をあらかじめ記憶される連結ルールに基づいて評価する評価手段(図10に示すシナリオエディタ9)と、前記評価手段による評価結果を前記表示部に表示する評価通知手段(図10に示すシナリオエディタ9)とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の携帯電話用擬似基地局試験シミュレータや基地局用擬似端末試験シミュレータは以下に示す構成を備える。
シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する例えば無線通信用擬似基地局試験シミュレータであって、例えば携帯電話である無線通信用端末と通信する通信手段と、前記テストシナリオを取得して保存するシナリオ保存手段と、前記シナリオ保存手段に保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行手段(例えば図1に示すエンジン12)と、前記シナリオ実行手段によるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信手段を介して前記無線通信用端末と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得手段(例えば図1に示すエンジン12)とを有することを特徴とする。
また、前記通信手段が、前記無線通信用端末と無線または有線により通信することを特徴とする。
さらに、シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似基地局試験シミュレータであって、無線通信用端末の通信機能を代行する仮想端末手段(図9に示す仮想端末構成部93)と、前記仮想端末手段と通信する通信手段と、前記テストシナリオを取得して保存するシナリオ保存手段と、前記シナリオ保存手段に保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行手段(例えば図9に示すエンジン12)と、前記シナリオ実行手段によるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信手段を介して前記仮想端末手段と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得手段とを有することを特徴とする。
また、シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似端末試験シミュレータであって、無線通信用基地局と通信する通信手段と、前記テストシナリオを取得して保存するシナリオ保存手段と、前記シナリオ保存手段に保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行手段(例えば図10に示すエンジン12)と、前記シナリオ実行手段によるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信手段を介して前記無線通信用基地局と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得手段とを有することを特徴とする。
さらに、前記通信手段が、前記無線通信用基地局と無線または有線により通信することを特徴とする。
また、シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似端末試験シミュレータであって、無線通信用基地局の通信機能を代行する仮想基地局手段(図11に示す仮想基地局構成部113)と、前記仮想基地局手段と通信する通信手段と、前記テストシナリオを取得して保存するシナリオ保存手段と、前記シナリオ保存手段に保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行手段(例えば図11に示すエンジン12)と、前記シナリオ実行手段によるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信手段を介して前記仮想基地局手段と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明のシナリオ編集方法は以下に示す構成を備える。
例えば任意の無線通信用擬似基地局試験シミュレータに取り込ませるテストシナリオを編集するシナリオ編集装置におけるシナリオ編集方法であって、各無線通信用擬似基地局試験シミュレータに固有のテストシナリオが所定の単一または複数のシーケンス単位に分割されているシナリオ構成片群を第1の記憶手段に個別に記憶する第1の記憶ステップ(図示しない)と、前記第1の記憶手段に記憶されるシナリオ構成片属性に対応付けられている第1のアイコン群を表示部に選択可能に表示する第1のアイコン表示ステップ(図6に示すステップ(72))と、前記第1のアイコン表示ステップにより表示される第1のアイコン群から選択されるシナリオ構成片を前記表示部に表示されるシナリオ表示部に連結登録させてテストシナリオを作成するシナリオ作成ステップ(図6に示すステップ(75))と、前記シナリオ作成ステップにより作成されるテストシナリオを第2の記憶手段に記憶する第2の記憶ステップ(図示しない)とを有することを特徴とする。
また、前記シナリオ作成ステップにより作成されるテストシナリオの連結性をあらかじめ記憶される連結ルールに基づいて評価する評価ステップ(図6に示すステップ(79))と、前記評価ステップによる評価結果を前記表示部に表示する評価通知ステップ(図6に示すステップ(80))とを有することを特徴とする。
さらに、任意の無線通信用擬似端末試験シミュレータに取り込ませるテストシナリオを編集するシナリオ編集装置におけるシナリオ編集方法であって、各無線通信用擬似端末試験シミュレータに固有のテストシナリオが所定の単一または複数のシーケンス単位に分割されているシナリオ構成片群を第1の記憶手段に個別に記憶する第1の記憶ステップと、前記第1の記憶手段に記憶されるシナリオ構成片属性に対応付けられている第1のアイコン群を表示部に選択可能に表示する第1のアイコン表示ステップと、前記第1のアイコン表示ステップにより表示される第1のアイコン群から選択されるシナリオ構成片を前記表示部に表示されるシナリオ表示部に連結登録させてテストシナリオを作成するシナリオ作成ステップと、前記シナリオ作成ステップにより作成されるテストシナリオを第2の記憶手段に記憶する第2の記憶ステップとを有することを特徴とする。
そして、前記シナリオ作成ステップにより作成されるテストシナリオの連結性をあらかじめ記憶される連結ルールに基づいて評価する評価ステップと、前記評価ステップによる評価結果を前記表示部に表示する評価通知ステップとを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の試験処理方法は以下に示す構成を備える。
シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する例えば無線通信用擬似基地局試験シミュレータにおける試験処理方法であって、例えば無線通信用端末と通信する通信ステップ(図示しない)と、前記テストシナリオを取得してシナリオ保存手段に保存するシナリオ保存ステップと、前記シナリオ保存手段に保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行ステップ(図8に示すステップ(85))と、前記シナリオ実行ステップによるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信ステップにより前記無線通信用端末と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得ステップ(図示しない)とを有することを特徴とする。
また、前記通信ステップが、前記無線通信用端末と無線または有線により通信することを特徴とする。
さらに、シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似基地局試験シミュレータにおける試験処理方法であって、無線通信用端末の通信機能を代行する仮想端末手段と通信する通信ステップと、前記テストシナリオを取得してシナリオ保存手段に保存するシナリオ保存ステップと、前記シナリオ保存ステップに保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行ステップと、前記シナリオ実行ステップによるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信ステップを介して前記仮想端末手段と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得ステップとを有することを特徴とする。
さらに、シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似端末試験シミュレータにおける試験処理方法であって、無線通信用基地局と通信する通信ステップと、前記テストシナリオを取得してシナリオ保存手段に保存するシナリオ保存ステップと、前記シナリオ保存ステップに保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行ステップと、前記シナリオ実行ステップによるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信ステップを介して前記無線通信用基地局と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得ステップとを有することを特徴とする。
そして、前記通信ステップが、前記無線通信用基地局と無線または有線により通信することを特徴とする。
また、シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似端末試験シミュレータにおける試験処理方法であって、無線通信用基地局の通信機能を代行する仮想基地局手段と通信する通信ステップと、前記テストシナリオを取得してシナリオ保存手段に保存するシナリオ保存ステップと、前記シナリオ保存ステップに保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行ステップと、前記シナリオ実行ステップによるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信ステップを介して前記仮想基地局手段と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得ステップとを有することを特徴とする。
さらに、本発明に係るシナリオ編集方法を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納したことを特徴とする。
また、本発明に係る試験処理方法を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納したことを特徴とする。
さらに、本発明に係るシナリオ編集方法をコンピュータに実行させるプログラムであることを特徴とする。
また、本発明に係る試験処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、熟練した技能を有しない者であっても、簡便に携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ・基地局用擬似端末試験シミュレータを用いる試験を行うためのプログラムを容易、かつ、効率よく作成して、種々のタイプが異なる携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ・基地局用擬似端末試験シミュレータで自在に試験することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
≪システム構成の説明≫
図1は、本発明の第1実施形態を示すテストシナリオ編集装置および擬似基地局試験シミュレータに適用可能なシミュレータシステムの構成を説明するブロック図である。あらかじめ期待する正しい動作に対するプログラムの逐次的な実行過程を記述したものである。
図1において、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1は、シナリオ取込部2とエンジン保存部3とAPI保存部4とプロトコル蓄積部5と無線通信部6とから構成されている。
12はエンジンで、シミュレータを実行するためのプログラム本体であり、各種の処理を行うためのプログラムの集合体である。
シナリオ取込部2は、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1外で作成されたテストシナリオ11(テスト処理が記述された処理フローの集合体)を取り込み、一時記録しておくメモリやハードディスクなどの記録媒体で構成される。また、エンジン保存部3は、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1の種類毎に作成され、テストシナリオ11の処理フローにしたがって実行されるプログラムで構成されるエンジン12を記録しておく記録媒体である。
さらに、API保存部4は、後述するプロトコル蓄積部5と無線通信部6とを動作させ制御するプログラムであるAPI(Application Program Interface)が記録されている記録媒体である。
そして、プロトコル蓄積部5は、携帯電話機7と通信するための複数のプロトコルが蓄積されている記録媒体である。また、無線通信部6は、携帯電話機7と通信を行うための無線電波を発出するものである。なお、この無線通信部6の代わりに、図示しない携帯電話機接続部として構成し、携帯電話機7と該携帯電話機接続部とを図示しないケーブルにより有線接続して通信する構成とすることも可能である。
さらに、外部コンピュータ8は、いわゆるCPU,RAM,ROMなどを含むハードウエアとキーボード、ポインティングデバイス、表示装置を含み、ハードディスク等に記憶されるOSをRAM上にロードして各種のアプリケーションを実行可能に構成されており、OSとしては、Windows(登録商標)などの各種のOS、その他のOSであっても、本発明を適用可能である。
また、外部コンピュータ8のハードディスク等の外部記憶装置には、アプリケーションとしてのシナリオエディタ9がユーザからのアプリケーション起動指示で実行可能な状態に記録されている。
図2は、図1に示したテストシナリオ11を構成する複数のシナリオ構成片の一例を示す図である。なお、221〜226、231〜236、241〜244はそれぞれシーケンスを示す。
図2において、21はシナリオ構成片で、発呼シナリオ構成片22、着呼シナリオ構成片23、位置登録シナリオ構成片24などがある。なお、この各シナリオ構成片は、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータのプログラムの集合体であるエンジン12が実行すべき通信機能に着目して、フロー構成要素に分割された構成片として機能するが、その分割レベルは、本例に限定されることはなく、シナリオ構成片21、例えば各発呼シナリオ構成片22、着呼シナリオ構成片23、位置登録シナリオ構成片24などをまとまりのある要素フロー片にさらに分割した要素としてもよい。
発呼シナリオ構成片22は、複数個のシーケンス(ある処理を行うための一連の処理フローの集合体)から構成されている。
まず、シーケンス221では、携帯電話機7より携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1へ、通信するための周波数の帯域(チャンネル)の確保を要求するための処理が行われる。その後、シーケンス222で、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1より携帯電話機7へ、チャンネルが割り当てられたことを通知する処理が行われる。
次いで、シーケンス223で、携帯電話機7より携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1へ、端末である携帯電話機7が正当な端末であるか認証を要求する処理が行われる。
そして、ここで、正当な端末であると携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1側で判断した場合は、シーケンス224で、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1より携帯電話機7へ、端末の認証結果が「OK」であることを通知する処理が行われる。
さらに、シーケンス225で、携帯電話機7より携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1へ、呼の接続を要求する処理がなされる。そして、シーケンス226で、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1より携帯電話機7へ、要求に応じて呼の接続が確立したことを通知する処理がなされる。
一方、着呼シナリオ構成片23も複数のシーケンスから構成されている。
先ず、シーケンス231では、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1より携帯電話機7へ、ページ(無線チャンネル確保のための呼出)の呼出処理が行われる。
次いで、シーケンス232で、携帯電話機7より携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1へ、チャンネルの確保を要求するための処理が行われる。すると、シーケンス233で、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1より携帯電話機7へ、チャンネルが確保できたことを通知する処理が行われる。シーケンス234で、携帯電話機7より携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1へ、ページの応答処理が行われる。
さらに、シーケンス235で、携帯電話機7より携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1へ、呼の接続を要求する処理がなされる。そして、シーケンス236で、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1より携帯電話機7へ、要求に応じて呼の接続が確立したことを通知する処理がなされる。
また、位置登録シナリオ構成片24も複数のシーケンスから構成されている。
先ず、シーケンス241では、携帯電話機7より携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1へ、チャンネルの確保を要求するための処理が行われる。すると、シーケンス242で、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1より携帯電話機7へ、チャンネルが割り当てられたことを通知する処理が行われる。そして、シーケンス243で、携帯電話機7より携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1へ、端末である携帯電話機7が正当な端末であるか認証を要求する処理が行われる。正当な端末であると携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1側で判断した場合は、シーケンス244で、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1より携帯電話機7へ、端末の認証が「OK」であると通知する処理が行われる。
図3は、図1に示したテストシナリオ11を構成するシナリオ構成片の組み合わせ例を示す図であり、複数のシナリオ構成片より構成される1つのテストシナリオの構造例に対応する。なお、(a)は着信テストのシナリオに対応し、(b)は通話中着呼テストのシナリオに対応する。
着信テストシナリオ31は、図3の(a)に示すように、位置登録シナリオ構成片24と、着呼シナリオ構成片23と、端末からの終話シナリオ構成片25とから構成されており、着信テストは、位置登録シナリオ構成片24→着呼シナリオ構成片23→終話シナリオ構成片25の順番で処理されるように構成されている。
なお、例えば端末からの終話シナリオ構成片25を基地局からの終話シナリオ構成片に替えてテストシナリオを構成することも可能であり、この着信テストシナリオ31は、着呼テストシナリオの一例に過ぎないものである。
また、通話中着信テストシナリオ32は、図3の(b)に示すように、位置登録シナリオ構成片24と発呼シナリオ構成片22と通話中着呼構成片26と基地局からの終話シナリオ構成片27とから構成されており、位置登録シナリオ構成片24→発呼シナリオ構成片22→通話中着呼構成片26→基地局からの終話シナリオ構成片27の順番で繋がって構成されている。
なお、図3の(a)に示すテストシナリオ31や図3の(b)に示すテストシナリオ32のように、複数のシナリオ構成片を所望の順序で並べることによりテストシナリオを構成することによって、シナリオ構成片を構成している複数のシーケンスの処理フローが所望の順序で繋がり、結果として、テストシナリオが、所望する一体の処理フローとして構成される。
図4、図5は、図1に示した外部コンピュータ8が備えるディスプレイに表示されるシナリオ編集画面の一例を示す図であり、図1の外部コンピュータ8には、シナリオ編集を行うためのディスプレイ41を備えているものとする。以下、外部コンピュータ8のディスプレイ41を用いた、シナリオエディタ9の動作について説明する。
図4、図5において、ディスプレイ41には、現在、図示しないポインティングデバイス等を作成者が操作してシナリオエディタ9を立ち上げることにより、シナリオ編集画面が表示されている状態である。
そして、画面左側に、シナリオ内容表示部42が配置されるとともに、画面右側にシナリオ構成片表示部43が配置されている。なお、配置構成は、左右による配置に代えて、上下による配置構成であっても何等問題はない。
そして、シナリオ内容表示部42とシナリオ構成片表示部43との間に、シナリオ構成片追加ボタン44とシナリオ構成片削除ボタン45とが配置されている。
また、シナリオ構成片表示部43の下方にシナリオチェックボタン46とシナリオ登録ボタン47とシナリオエディタ終了ボタン48とが配置されている。
以下、各図を参照して、シナリオ編集処理を含む擬似基地局試験シミュレータの動作、処理について説明する。
≪システム処理の説明≫
〔シナリオ編集装置側の処理〕
先ず、熟練した技能を有するプログラマが、シナリオエディタ9と複数のエンジン12とを、プログラムを記述することにより作成する。複数のエンジン12を作成するためには、各種メーカの携帯電話機と基地局とに関する知識や通信方式規格に関する技術的知識が必要であるので、これらに関する技術的知識を有するプログラマにより、あらかじめコンピュータ装置を操作し、所定のプログラム言語を用いて、シナリオエディタ9とそれぞれのバリエーションに対応する各種エンジン12が作成される。
さらに、熟練した技能を有するプログラマが、処理フローである複数のシナリオ構成片21を、例えばテキスト形式やバイナリ形式で文を記述することにより作成する。
そして、作成されたシナリオエディタ9と複数のシナリオ構成片21とが、外部コンピュータ8へ、そのハードディスク等の外部記録媒体にインストール等の方法であらかじめ記録されている。なお、作成されたシナリオエディタ9と複数のシナリオ構成片21を複数の外部コンピュータの外部記憶媒体に登録して、分散処理する構成であってもよい。
また、作成されたエンジン12が、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1へ、そのエンジン保存部3を構成するハードディスク等の外部記録媒体にインストール等の方法であらかじめ記録されている。
試験者であるテスタは、図示しない入力デバイスを操作して、外部コンピュータ8の外部記録媒体に記録されたシナリオエディタ9を起動させる。シナリオエディタ9の起動後、外部コンピュータ8のディスプレイ41には、図4に示されるように、シナリオ内容表示部42とシナリオ構成片表示部43とシナリオ構成片追加ボタン44とシナリオ構成片削除ボタン45とシナリオチェックボタン46とシナリオ登録ボタン47とシナリオエディタ終了ボタン48とが表示される。
以下、テスタが、図3に示した着信テストシナリオ31を作成する例について説明する。
ディスプレイ41のシナリオ構成片表示部43には、複数個のシナリオ構成片を示すアイコン49が表示されている。テスタは所望のテストシナリオ(この例では、着信テストシナリオ31)を作成する際に必要なシナリオ構成片を抽出する。
先ず、着信テストシナリオ31の最初を構成するシナリオ構成片である位置登録シナリオ構成片を示すアイコン49をシナリオ構成片表示部43において、ポインティングデバイス等の入力デバイスを操作して、アイコン49をクリックすることで選択すると、アイコン49の表示状態が選択状態に変化する。
次いで、シナリオ構成片追加ボタン44を同様の操作でクリックすると、シナリオ内容表示部42の上部に位置登録シナリオ構成片を示すアイコン49が表示される。
続いて、同様の操作を繰り返すことによって、テスタが抽出した複数のシナリオ構成片がテスタの所望する順序に従って並べられて構成されたテストシナリオが作成される。なお、テスタは、図4に示すように外部コンピュータ8のディスプレイ41上に表示されるGUI(Graphical User Interface)を操作して、複数のシナリオ構成片を所望の順序で並べて1つのテストシナリオを簡便に作成することができる。
なお、所望のシナリオ構成片を並べてテストシナリオを構成する際に、テスタがシナリオ構成片の順序を誤った場合や、所望のテストシナリオには不要なシナリオ構成片を混入させてしまう可能性がある。
そこでこのような事態を防止するため、テスタがテストシナリオを構成した後、シナリオチェックボタン46をポインティングデバイスを操作して指示すると、ディスプレイ41上に表示される編集画面上で、ハードディスク等に記億されるシナリオ判定テーブルを参照して、そのシナリオ構成片の連結可能性を評価する処理を実行するチェック機能を備えている。
その際、テストシナリオが誤っていると判定した場合には、図5に示すディスプレイ41上のシナリオ内容表示部42内にあるシナリオ構成片のアイコン49の近傍に、テストシナリオが誤っている旨(例えば「指定できません」等のメッセージ)とその理由とが表示される。なお、修正可能性の高いシナリオ構成片をシナリオ構成片表示部43上に示唆するように表示形態を代えて表示制御するように構成してもよい。
これにより、テスタは、テストシナリオを構成するシナリオ構成片の順番や種類が誤っていることが分かり、テストシナリオを自在に修正することができる。
図6は、本発明に係るシナリオ編集装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示した外部コンピュータ8における図示しないCPUがハードディスク等の外部メモリから制御プログラムをRAM上にロードして実行することで実現される。
なお、(71)〜(81)は各ステップを示す。
先ず、テスタが外部コンピュータ8の入力デバイスを操作して、図示しないハードディスク等に記憶されているシナリオエディタ9を起動指示しているかどうかを判定し(71)、起動指示していると判定した場合は、図示しないハードディスクに登録されているシナリオ構成片データベースからシナリオ構成片を読み込み、ディスプレイ41上にシナリオ編集画面(図4参照)をCPUの表示制御に基づき表示する(72)。
次いで、シナリオ構成片表示部43に表示されているシナリオ構成片が、テスタが入力デバイス等を操作することで選択指示されているかどうかを判断して(73)、選択指示されていない場合には、選択指示を待機する。
一方、ステップ(73)で、シナリオ構成片が選択指示されていると判定した場合には、ディスプレイ41上に表示される編集画面上で、シナリオ構成片追加ボタン44がテスタの入力デバイスの操作で指示されているかどうかを判定して(74)、指示されていない場合には、指示されるのを待機、もしくは他のシナリオ構成片が選択指示されるのを待機する。
一方、ステップ(74)で、追加ボタン44が指示されていると判定した場合は、追加するシナリオ構成片を、先行して追加され並んでいる他のシナリオ構成片の前後といった所望の位置に連結する(75)。
次いで、ディスプレイ41上に表示される編集画面上で、シナリオチェックボタン46が指示されているかどうかを判定して(76)、指示されていないと判定した場合は、ステップ(77)へ進み、指示されていると判定した場合には、ハードディスク等に記憶されているシナリオチェックテーブルを参照して、シナリオ内容表示部42に追加されている各シナリオ構成片の連結が可能かどうかを判定して(79)、連結不可と判定した場合には、シナリオ構成片の選択エラーを図5に示すように表示して(80)、ステップ(73)へ戻る。
他方、連結可能と判定した場合には、テスタの入力デバイスの操作により、さらにシナリオ構成片が追加されるかどうかを判定して(81)、追加される場合には、ステップ(73)へ戻る。また、追加されない場合には、ステップ(77)へ進む。
ステップ(77)では、シナリオ登録ボタン47を指示して、テスタの入力デバイス等の操作でシナリオを完結するかどうかを判定して、シナリオ登録ボタン47が指示されていないと判定した場合は、ステップ(73)へ戻る。
一方、ステップ(77)で、シナリオを完結すると判定した場合は、ステップ(78)で、シナリオエディタ終了ボタン48を指示して、テスタの入力デバイスの操作でシナリオエディタ9を終了するかどうかを判定して(78)、シナリオエディタ終了ボタン48が指示されていないと判定した場合は、ステップ(73)へ戻り、シナリオ構成片編集処理を繰り返す。
一方、ステップ(78)で、シナリオエディタ終了ボタン48が指示されていると判定した場合は、シナリオエディタ9を終了し、本処理を終了する。
なお、ステップ(79)、(80)を実行させるかどうかは、任意とするが、本実施形態では、テスタにより作成されるテストシナリオを評価して、その信頼性を高めている。
複数のシナリオ構成片により作成されたテストシナリオ11は、メモリ等の記憶媒体やネットワーク回線などを介して携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1のシナリオ取込部2にインストール等の方法により記録される。
一方、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1を用いてテストを行う際には、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1を起動させる。すると、シナリオ取込部2に記憶されているテストシナリオ11が、エンジン保存部3に記録されているエンジン12により読み取られて実行される。
〔携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ側の処理〕
図7は、図1に示したシナリオ取込部2に取り込まれるテストシナリオの構造を説明する模式図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図7において、テストシナリオ11は、シナリオ取込部2では、シナリオデータベース61の形態で記録されている。
そして、シナリオ構成片21を構成する複数のシーケンスそれぞれが、シナリオデータベース61の複数のレコード62と対応して記録されている。
図8は、本発明に係る通信基地局の試験シミュレータシステムにおけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示したエンジン12によりシナリオデータベース61内の複数のシーケンスが実行される手順に対応する。なお、(81)〜(84)、(85−1)〜(85−N),(86)は各ステップを示す。
先ず、テストシナリオ11が記録されているシナリオデータベース61(図1に示すシナリオ取込部2内に確保される)がオープンされる(81)。そして、シナリオデータベース61のレコード62が存在するかどうかを判定する(82)。ここで、レコード62が存在すると判定した場合は、エンジン12により1つ読み取られる(83)。そして、読み取られたレコード62がどのような種類の処理であるかをその属性から判定する(84)。
そして、その種類に応じて、対応する種類のエンジン12のプログラムを起動させることにより、異なるシナリオ処理を実行する(85)。
なお、異なるシナリオ処理として、チャンネル要求(85−1)、チャンネルの割当て(85−2)、その他図示しない他のシナリオ処理(85−3)〜(85−N)を実行可能としている。
例えば、レコード62がチャンネル割当シーケンスであった場合、エンジン保存部3で読み取られた後、エンジン12のチャンネル割当処理プログラムが起動され、API保存部4に処理が伝達される。
さらに、API保存部4からプロトコル蓄積部5に処理が伝達される。プロトコル蓄積部5では、電波のチャンネル割当に用いるプロトコルが抽出される。そして、プロトコル蓄積部5から無線通信部6に処理が伝達されて、無線通信部6において、電波チャンネルが確保され、携帯電話機7との通信に用いるチャンネルが割当てられる処理が実行される。
なお、図8において、種類別の処理の実行が終了した後、ステップ(82)へ戻り、読み込む次のレコードが存在するかどうかを判定して、ステップ(83)移行の処理を繰り返すこととなる。そして、レコード62が存在しないと判断した場合は、シナリオデータベース61をクローズして(86)、本処理を終了する。
上記実施形態によれば、プログラム作成に熟知していないテスタであっても、正常にテストシナリオとして機能するテストシナリオを短時間に効率よく作成し、該作成されたテストシナリオを携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1で自在にテストすることができるので、テストシナリオ作成に要する作業負担が大幅に軽減され、誰でも各種の携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ1に適応するテストシナリオを安価なコストで効率よく作成できる。
なお、上記第1実施形態は、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータに適用可能なシミュレータシステムの構成をハードウエア資源で構成する場合について説明したが、無論、各構成手段をソフトウエア資源で構成することも可能であり、擬似基地局試験シミュレータに適用可能なシミュレータシステムにおける試験方法も本発明の適用範囲である。
また、その処理は、図示しないが図1に示したエンジン12によりシナリオデータベース61内の複数のシーケンスが実行される手順に対応する。
なお、本実施形態において、エンジン保存部3は、コンピュータ装置を構成するCPU,RAM,ROMを備えたものとして構成することができ、CPUは、本試験方法の制御主体として、各プログラムの実行を総括的に制御する。
<第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態において、携帯電話機を携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ内部で仮想的に構成するものである。
≪システム構成の説明≫
図9は、本発明の第2実施形態を示すテストシナリオ編集装置および擬似基地局試験シミュレータに適用可能なシミュレータシステムの構成を説明するブロック図である。第1実施形態と同様の構成のものには第1実施形態と同じ番号を付し、その説明を省略する。
図9において、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ91は、シナリオ取込部2とエンジン保存部3とAPI保存部4とプロトコル蓄積部5と基地局側擬似無線通信部92と仮想端末構成部93とから構成されている。
なお、仮想端末構成部93の内部には、仮想端末側仮想無線通信部94と仮想通信折返部95と仮想端末側プログラム蓄積部96とが設けられており、実際の携帯電話機における通信処理を担う部分(例えば、第1実施形態における携帯電話機7内部の通信処理機能を提供することができる部分(図示しない)と同等の構成を有する部分)を提供できるように構成されている。
基地局側擬似無線通信部92は、前述の第1実施形態における無線通信部6に相当するものであって、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ91内部で仮想端末構成部93と有線で通信することにより、無線を利用せずに有線を用いて擬似的に無線通信を行う機能を有するものである。
また、仮想端末側仮想無線通信部94は、基地局側擬似無線通信部92と有線で通信することで、無線通信を行っているが如く擬似的に通信を行うことができるよう構成されているものである。
さらに、仮想通信折返部95は、後述する仮想端末側プログラム蓄積部96が仮想端末側仮想無線通信部94と通信する際に、例えば携帯電話機位置登録情報を自動処理するといった、同期用のデータや手続上必要な制御データを仮想端末側プログラム蓄積部96へ返答するものである。
また、仮想端末側プログラム蓄積部96は、実際の携帯電話機における通信機能部分を提供する、CDMAやGSMといった携帯電話用通信方式規格ごとの複数のプロトコル別に処理機能を有するアプリケーションが実装されている。
なお、仮想端末構成部93内部に設けられた仮想端末側プログラム蓄積部96は、RAMなどの書き換え可能記憶媒体から構成されている。
これは、仮想端末構成部93が機能するための各メーカ・各キャリアごとの携帯電話機用プログラムを、例えば既に携帯電話機用プログラムが記憶されている記憶媒体97からプログラムをコピーすることによって実装し、携帯電話機用プログラムがロードされるよう構成するためである。
コピーする記憶媒体97を取り替えて別の記憶媒体97に記憶されたプログラムをコピーすることによって、他の携帯電話機用プログラムに変更して実装することが容易に可能である。
ところで、実際の携帯電話機において、公衆通信事業者(キャリア)ごとに提供されたSIMカードと呼ばれるICカードが用いられることが一般的である。そして、そのSIMカードを交換することによって別のキャリアを利用することができる。
そこで、前述の記憶媒体97に該SIMカードの一部データ(通信処理に必要となるデータ)を記憶させて用いることにより、キャリアを変更する機能を提供することができる。
次に、第2実施形態におけるシステム処理について説明する。なお、第2実施形態におけるシステム処理では、始めに、前述の第1実施形態のシステム処理の説明における、シナリオ編集装置側の処理と同じ処理がなされるので、その説明を省略する。
≪システム処理の説明≫
〔携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ側の処理〕
第1実施形態の場合と異なり、第2実施形態では、図7におけるレコード62がチャンネル割当シーケンスであった場合、図9において、エンジン保存部3で読み取られた後、エンジン12のチャンネル割当処理プログラムが起動され、API保存部4に処理が伝達される。
さらに、API保存部4からプロトコル蓄積部5に処理が伝達される。プロトコル蓄積部5では、電波のチャンネル割当に用いるプロトコルが抽出される。
次いで、プロトコル蓄積部5から基地局側擬似無線通信部92へ処理が伝達され、さらに仮想端末構成部93内部の仮想端末側仮想無線通信部94へ有線を用いて処理が伝達される。この際、無線は用いられないが、無線通信を行う際に用いる処理とほぼ同等の有線通信を用いた処理が利用されることにより、擬似的に無線通信と同等となる通信を行う。
そして、仮想端末側仮想無線通信部94を介して、仮想端末側プログラム蓄積部96に処理が伝達される。この仮想端末側プログラム蓄積部96では、仮想端末構成部93側での電波のチャンネル割当に用いるプロトコルの抽出処理が行われ、さらに携帯電話機における種々の通信処理が行われる。
このような第2実施形態のように、仮想端末構成部93を携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ91に設け、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ91と仮想端末構成部93とが通信する、つまり、仮想端末構成部93が第1実施形態の携帯電話機7の通信機能を仮想的に代行して通信することによって、実物の携帯電話機に提供されるプログラム群が開発途上であっても、通信処理に必要な仮想端末側プログラム蓄積部96を前もって用意することにより、仮想端末側仮想無線通信部94を介して擬似的に無線通信することができる試験環境を構築でき、テストを行うことができる。
その結果、実際の携帯電話機を用意してからテストする場合と比較して、システムの不具合を早期に発見し解消することができ、携帯電話機や基地局の携帯電話システムの開発期間を大幅に短縮し、システム開発費用を低減させることができる。
また、仮想端末側プログラム蓄積部96が、機能向上するといったように、仕様変更になった場合でも、随時テストを行うことができ、システム開発の効率が向上する。
さらに、実際の携帯電話機では、異なる携帯電話機製造業者(メーカ)や公衆通信事業者(キャリア)のテストを行う際に、それぞれのメーカ・キャリアの携帯電話機・キャリアのSIMカードなどを用意する必要が生じる場合があるが、第2実施形態のように仮想的に端末を提供することにより、それぞれのメーカ・キャリアのシステムを仮想的に構成することができ、それら相互間の変更が容易となり、テストの際の利便性が向上する。
さらに、メーカやキャリアとしても、テストが早期に行われることによりシステム納入までの期間が短縮するという利点がある。
そして、第1実施形態のように無線通信部6と携帯電話機7との間で無線通信するために無線電波を送出する必要が無く、無線電波を送出することが好ましくない・送出できない周辺環境であっても、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ91を動作させることができる。
なお、上記第2実施形態は、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータに適用可能なシミュレータシステムの構成をハードウエア資源で構成する場合について説明したが、無論、各構成手段をソフトウエア資源で構成することも可能であり、擬似基地局試験シミュレータに適用可能なシミュレータシステムにおける試験方法も本発明の適用範囲である。
また、その処理は、図示しないが図9に示したエンジン12によりシナリオデータベース61内の複数のシーケンスが実行される手順に対応する。
なお、本実施形態において、エンジン保存部3は、コンピュータ装置を構成するCPU,RAM,ROMを備えたものとして構成することができ、CPUは、本試験方法の制御主体として、各プログラムの実行を総括的に制御する。
<第3実施形態>
第3実施形態は、第1実施形態・第2実施形態とは異なり、テストシナリオを端末側に適用して、試験を行うものである。
≪システム構成の説明≫
図10は、本発明の第3実施形態を示すテストシナリオ編集装置および擬似端末試験シミュレータに適用可能なシミュレータシステムの構成を説明するブロック図である。第1実施形態と同様の構成のものには同じ番号を付し、その説明を省略する。
図10において、基地局用擬似端末試験シミュレータ101は、シナリオ取込部2とエンジン保存部3とAPI保存部4とプロトコル蓄積部5と無線通信部102とから構成されている。
無線通信部102は、後述する携帯電話用基地局103と通信を行うための無線電波を発出するものである。なお、この無線通信部102の代わりに、図示しない基地局接続部として構成し、携帯電話用基地局103と該基地局接続部とを図示しないケーブルで有線接続して通信する構成とすることも可能である。
一方、携帯電話用基地局103は、テスト対象である実際の携帯電話用基地局が用いられる。
次に、第3実施形態におけるシステム処理について説明する。なお、第3実施形態におけるシステム処理では、始めに、前述の第1実施形態のシステム処理の説明における、シナリオ編集装置側の処理と同じ処理がなされるので、その説明を省略する。
≪システム処理の説明≫
〔基地局用擬似端末試験シミュレータ側の処理〕
第1実施形態の場合と異なり、第3実施形態では、図7におけるレコード62がチャンネル割当シーケンスであった場合、エンジン保存部3で読み取られた後、エンジン12のチャンネル割当処理プログラムが起動され、API保存部4に処理が伝達される。そして、さらに、API保存部4からプロトコル蓄積部5に処理が伝達される。プロトコル蓄積部5では、電波のチャンネル割当に用いるプロトコルが抽出される。そして、プロトコル蓄積部5から無線通信部102に処理が伝達されて、無線通信部102において、電波チャンネルが確保され、携帯電話用基地局103との通信に用いるチャンネルが割当てられる処理が実行される。
このような第3実施形態のように、テストシナリオ104を基地局用擬似端末試験シミュレータ101に適用することによって、端末側に、所望するテストを実施可能とするテストシナリオを適用でき、テストが可能となる範囲が広がり、柔軟にテストを行うことができる。
なお、上記第3実施形態は、基地局用擬似端末試験シミュレータに適用可能なシミュレータシステムの構成をハードウエア資源で構成する場合について説明したが、無論、各構成手段をソフトウエア資源で構成することも可能であり、擬似端末試験シミュレータに適用可能なシミュレータシステムにおける試験方法も本発明の適用範囲である。
また、その処理は、図示しないが図10に示したエンジン12によりシナリオデータベース61内の複数のシーケンスが実行される手順に対応する。
なお、本実施形態において、エンジン保存部3は、コンピュータ装置を構成するCPU,RAM,ROMを備えたものとして構成することができ、CPUは、本試験方法の制御主体として、各プログラムの実行を総括的に制御する。
<第4実施形態>
第4実施形態は、第3実施形態において、実際の携帯電話用基地局を基地局用擬似端末試験シミュレータ内部で仮想的に構成するものである。
≪システム構成の説明≫
図11は、本発明の第4実施形態を示すテストシナリオ編集装置および擬似端末試験シミュレータに適用可能なシミュレータシステムの構成を説明するブロック図である。第3実施形態と同様の構成のものには同じ番号を付し、その説明を省略する。
図11において、基地局用擬似端末試験シミュレータ111は、シナリオ取込部2とエンジン保存部3とAPI保存部4とプロトコル蓄積部5と端末側擬似無線通信部112と仮想基地局構成部113とから構成されている。
また、仮想基地局構成部113の内部には、仮想基地局側仮想無線通信部114と仮想通信折返部115と仮想基地局側プログラム蓄積部116とが設けられており、実際の携帯電話用基地局における通信処理を担う部分(例えば、第3実施形態における携帯電話用基地局103内部の通信処理機能を提供することができる部分(図示しない)と同等の構成を有する部分)を提供できるように構成されている。
端末側擬似無線通信部112は、前述の第3実施形態における無線通信部102に相当するものであって、基地局用擬似端末試験シミュレータ111内部で仮想基地局構成部113と有線で通信することにより、無線を利用せずに有線を用いて擬似的に無線通信を行う機能を有するものである。
また、仮想基地局側仮想無線通信部114は、端末側擬似無線通信部112と有線で通信することで、無線通信を行っているが如く擬似的に通信を行うことができるよう構成されているものである。
さらに、仮想通信折返部115は、後述する仮想基地局側プログラム蓄積部116が仮想基地局側仮想無線通信部114と通信する際に、例えば携帯電話機位置登録情報を自動処理するといった、同期用のデータや手続上必要な制御データを仮想基地局側プログラム蓄積部116へ返答するものである。
また、仮想基地局側プログラム蓄積部116は、実際の携帯電話用基地局における通信機能部分を提供する、CDMAやGSMといった携帯電話用通信方式規格ごとの複数のプロトコル別に処理機能を有するアプリケーションが実装されている。
次に、第4実施形態におけるシステム処理について説明する。なお、第4実施形態におけるシステム処理では、始めに、前述の第1実施形態のシステム処理の説明における、シナリオ編集装置側の処理と同じ処理がなされるので、その説明を省略する。
≪システム処理の説明≫
〔基地局用擬似端末試験シミュレータ側の処理〕
第3実施形態の場合と異なり、第4実施形態では、図7におけるレコード62がチャンネル割当シーケンスであった場合、エンジン保存部3で読み取られた後、エンジン12のチャンネル割当処理プログラムが起動され、API保存部4に処理が伝達される。そして、さらに、API保存部4からプロトコル蓄積部5に処理が伝達される。プロトコル蓄積部5では、電波のチャンネル割当に用いるプロトコルが抽出される。
次いで、プロトコル蓄積部5から端末側擬似無線通信部112に処理が伝達される。さらに仮想基地局構成部113内部の仮想基地局側仮想無線通信部114へ有線を用いて処理が伝達される。この際、無線は用いられないが、無線通信を行う際に用いる処理とほぼ同等の有線通信を用いた処理が利用されることにより、擬似的に無線通信と同等となる通信を行う。
そして、仮想基地局側仮想無線通信部114を介して、仮想基地局側プログラム蓄積部116に処理が伝達される。この仮想基地局側プログラム蓄積部116では、仮想基地局構成部113側での電波のチャンネル割当に用いるプロトコルの抽出処理が行われ、さらに携帯電話用基地局における種々の通信処理が行われる。
このような第4実施形態のように、仮想基地局構成部113を基地局用擬似端末試験シミュレータ111に設け、基地局用擬似端末試験シミュレータ111と仮想基地局構成部113とが通信する、つまり、仮想基地局構成部113が第3実施形態の携帯電話用基地局103の通信機能を擬似的に代行して通信することによって、実物の携帯電話用基地局に提供されるプログラム群が開発途上であっても、通信処理に必要な仮想基地局側プログラム蓄積部116を前もって用意することにより、仮想基地局側仮想無線通信部114を介して擬似的に無線通信することができる試験環境を構築でき、テストを行うことができる。
その結果、実際の携帯電話用基地局を用意してからテストする場合と比較して、システムの不具合を早期に発見し解消することができ、携帯電話機や基地局の携帯電話システムの開発期間を大幅に短縮し、システム開発費用を低減させることができる。
また、仮想基地局側プログラム蓄積部116が、機能向上するといったように、仕様変更になった場合でも、随時テストを行うことができ、システム開発の効率が向上する。
さらに、第3実施形態のように無線通信部102と携帯電話用基地局103との間で無線通信するために無線電波を送出する必要が無く、無線電波を送出することが好ましくない・送出できない周辺環境であっても、基地局用擬似端末試験シミュレータ111を動作させることができる。
なお、上記第4実施形態は、基地局用擬似端末試験シミュレータに適用可能なシミュレータシステムの構成をハードウエア資源で構成する場合について説明したが、無論、各構成手段をソフトウエア資源で構成することも可能であり、擬似端末試験シミュレータに適用可能なシミュレータシステムにおける試験方法も本発明の適用範囲である。
また、その処理は、図示しないが図11に示したエンジン12によりシナリオデータベース61内の複数のシーケンスが実行される手順に対応する。
なお、本実施形態において、エンジン保存部3は、コンピュータ装置を構成するCPU,RAM,ROMを備えたものとして構成することができ、CPUは、本試験方法の制御主体として、各プログラムの実行を総括的に制御する。
<第5実施形態>
なお、本発明に係る通信基地局試験シミュレータや通信端末試験シミュレータ及び通信基地局試験シミュレータや通信端末試験シミュレータの試験方法は、ディスプレイなどを備えた汎用の計算機システムにCD−ROMなどの情報記録媒体に記録されたプログラム(図6,図8に示すような手順やシナリオ構成片の登録等を含む)を読み込ませて、この汎用計算機システムのマイクロプロセッサに上述した処理を実行させる装置構成においても実施することが可能である。
この場合、本発明に係る上記シナリオ編集処理、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータや基地局用擬似端末試験シミュレータの試験処理を実行するためのプログラム(すなわち、ハードウェアシステムで用いられるプログラム)は、媒体に記録された状態で提供される。プログラムなどが記録される情報記録媒体としては、CD−ROMに限られるものではなく、ROM,RAM,フレキシブルディスク,メモリカード等が用いられても良い。
また、媒体に記録されたプログラムは、ハードウェアシステムに組み込まれている記憶装置、例えばハードディスク装置にインストールされることにより、このプログラムを実行して実現することができる。
上記実施形態では、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータや基地局用擬似端末試験シミュレータに適用する場合について説明したが、試験シミュレータであって、一連のプログラムを構造化して記述できるものであれば、携帯電話用擬似基地局試験シミュレータや基地局用擬似端末試験シミュレータに限定されず、種々の試験シミュレータに適用可能である。
本発明の第1実施形態を示すテストシナリオ編集装置および擬似基地局試験シミュレータに適用可能なシミュレータの構成を説明するブロック図である。 図1に示したテストシナリオを構成する複数のシナリオ構成片の一例を示す図である。 図1に示したテストシナリオを構成するシナリオ構成片の組み合わせ例を示す図である。 図1に示した外部コンピュータが備えるディスプレイに表示されるシナリオ編集画面の一例を示す図である。 図1に示した外部コンピュータが備えるディスプレイに表示されるシナリオ編集画面の一例を示す図である。 本発明に係るシナリオ編集装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示したシナリオ取込部に取り込まれるテストシナリオの構造を説明する模式図である。 本発明に係る擬似基地局試験シミュレータにおけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態を示すテストシナリオ編集装置および擬似基地局試験シミュレータに適用可能なシミュレータの構成を説明するブロック図である。 本発明の第3実施形態を示すテストシナリオ編集装置および擬似端末試験シミュレータに適用可能なシミュレータの構成を説明するブロック図である。 本発明の第4実施形態を示すテストシナリオ編集装置および擬似端末試験シミュレータに適用可能なシミュレータの構成を説明するブロック図である。
符号の説明
1 携帯電話用擬似基地局試験シミュレータ
2 シナリオ取込部
3 エンジン保存部
4 API保存部
5 プロトコル蓄積部
6 無線通信部
7 携帯電話機
8 外部コンピュータ
9 シナリオエディタ
11 テストシナリオ

Claims (24)

  1. 任意の無線通信用擬似基地局試験シミュレータに取り込ませるテストシナリオを編集するシナリオ編集装置であって、
    各無線通信用擬似基地局試験シミュレータに固有のテストシナリオが所定の単一または複数のシーケンス単位に分割されているシナリオ構成片群を個別に記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶されるシナリオ構成片属性に対応付けられている第1のアイコン群を表示部に選択可能に表示する第1のアイコン表示手段と、
    前記第1のアイコン表示手段により表示される第1のアイコン群から選択されるシナリオ構成片を前記表示部に表示されるシナリオ表示部に連結登録させてテストシナリオを作成するシナリオ作成手段と、
    前記シナリオ作成手段により作成されるテストシナリオを記憶する第2の記憶手段と、
    を有することを特徴とするシナリオ編集装置。
  2. 前記シナリオ作成手段により作成されるテストシナリオの連結性をあらかじめ記憶される連結ルールに基づいて評価する評価手段と、
    前記評価手段による評価結果を前記表示部に表示する評価通知手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のシナリオ編集装置。
  3. 任意の無線通信用擬似端末試験シミュレータに取り込ませるテストシナリオを編集するシナリオ編集装置であって、
    各無線通信用擬似端末試験シミュレータに固有のテストシナリオが所定の単一または複数のシーケンス単位に分割されているシナリオ構成片群を個別に記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶されるシナリオ構成片属性に対応付けられている第1のアイコン群を表示部に選択可能に表示する第1のアイコン表示手段と、
    前記第1のアイコン表示手段により表示される第1のアイコン群から選択されるシナリオ構成片を前記表示部に表示されるシナリオ表示部に連結登録させてテストシナリオを作成するシナリオ作成手段と、
    前記シナリオ作成手段により作成されるテストシナリオを記憶する第2の記憶手段と、
    を有することを特徴とするシナリオ編集装置。
  4. 前記シナリオ作成手段により作成されるテストシナリオの連結性をあらかじめ記憶される連結ルールに基づいて評価する評価手段と、
    前記評価手段による評価結果を前記表示部に表示する評価通知手段と、
    を有することを特徴とする請求項3記載のシナリオ編集装置。
  5. シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似基地局試験シミュレータであって、
    無線通信用端末と通信する通信手段と、
    前記テストシナリオを取得して保存するシナリオ保存手段と、
    前記シナリオ保存手段に保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行手段と、
    前記シナリオ実行手段によるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信手段を介して前記無線通信用端末と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得手段と、
    を有することを特徴とする無線通信用擬似基地局試験シミュレータ。
  6. 前記通信手段が、前記無線通信用端末と無線または有線により通信することを特徴とする請求項5記載の無線通信用擬似基地局試験シミュレータ。
  7. シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似基地局試験シミュレータであって、
    無線通信用端末の通信機能を代行する仮想端末手段と、
    前記仮想端末手段と通信する通信手段と、
    前記テストシナリオを取得して保存するシナリオ保存手段と、
    前記シナリオ保存手段に保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行手段と、
    前記シナリオ実行手段によるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信手段を介して前記仮想端末手段と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得手段と、
    を有することを特徴とする無線通信用擬似基地局試験シミュレータ。
  8. シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似端末試験シミュレータであって、
    無線通信用基地局と通信する通信手段と、
    前記テストシナリオを取得して保存するシナリオ保存手段と、
    前記シナリオ保存手段に保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行手段と、
    前記シナリオ実行手段によるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信手段を介して前記無線通信用基地局と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得手段と、
    を有することを特徴とする無線通信用擬似端末試験シミュレータ。
  9. 前記通信手段が、前記無線通信用基地局と無線または有線により通信することを特徴とする請求項8記載の無線通信用擬似端末試験シミュレータ。
  10. シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似端末試験シミュレータであって、
    無線通信用基地局の通信機能を代行する仮想基地局手段と、
    前記仮想基地局手段と通信する通信手段と、
    前記テストシナリオを取得して保存するシナリオ保存手段と、
    前記シナリオ保存手段に保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行手段と、
    前記シナリオ実行手段によるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信手段を介して前記仮想基地局手段と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得手段と、
    を有することを特徴とする無線通信用擬似端末試験シミュレータ。
  11. 任意の無線通信用擬似基地局試験シミュレータに取り込ませるテストシナリオを編集するシナリオ編集装置におけるシナリオ編集方法であって、
    各無線通信用擬似基地局試験シミュレータに固有のテストシナリオが所定の単一または複数のシーケンス単位に分割されているシナリオ構成片群を第1の記憶手段に個別に記憶する第1の記憶ステップと、
    前記第1の記憶手段に記憶されるシナリオ構成片属性に対応付けられている第1のアイコン群を表示部に選択可能に表示する第1のアイコン表示ステップと、
    前記第1のアイコン表示ステップにより表示される第1のアイコン群から選択されるシナリオ構成片を前記表示部に表示されるシナリオ表示部に連結登録させてテストシナリオを作成するシナリオ作成ステップと、
    前記シナリオ作成ステップにより作成されるテストシナリオを第2の記憶手段に記憶する第2の記憶ステップと、
    を有することを特徴とするシナリオ編集方法。
  12. 前記シナリオ作成ステップにより作成されるテストシナリオの連結性をあらかじめ記憶される連結ルールに基づいて評価する評価ステップと、
    前記評価ステップによる評価結果を前記表示部に表示する評価通知ステップと、
    を有することを特徴とする請求項11記載のシナリオ編集方法。
  13. 任意の無線通信用擬似端末試験シミュレータに取り込ませるテストシナリオを編集するシナリオ編集装置におけるシナリオ編集方法であって、
    各無線通信用擬似端末試験シミュレータに固有のテストシナリオが所定の単一または複数のシーケンス単位に分割されているシナリオ構成片群を第1の記憶手段に個別に記憶する第1の記憶ステップと、
    前記第1の記憶手段に記憶されるシナリオ構成片属性に対応付けられている第1のアイコン群を表示部に選択可能に表示する第1のアイコン表示ステップと、
    前記第1のアイコン表示ステップにより表示される第1のアイコン群から選択されるシナリオ構成片を前記表示部に表示されるシナリオ表示部に連結登録させてテストシナリオを作成するシナリオ作成ステップと、
    前記シナリオ作成ステップにより作成されるテストシナリオを第2の記憶手段に記憶する第2の記憶ステップと、
    を有することを特徴とするシナリオ編集方法。
  14. 前記シナリオ作成ステップにより作成されるテストシナリオの連結性をあらかじめ記憶される連結ルールに基づいて評価する評価ステップと、
    前記評価ステップによる評価結果を前記表示部に表示する評価通知ステップと、
    を有することを特徴とする請求項13記載のシナリオ編集方法。
  15. シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似基地局試験シミュレータにおける試験処理方法であって、
    無線通信用端末と通信する通信ステップと、
    前記テストシナリオを取得してシナリオ保存手段に保存するシナリオ保存ステップと、
    前記シナリオ保存手段に保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行ステップと、
    前記シナリオ実行ステップによるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信ステップにより前記無線通信用端末と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得ステップと、
    を有することを特徴とする試験処理方法。
  16. 前記通信ステップが、前記無線通信用端末と無線または有線により通信することを特徴とする請求項15記載の試験処理方法。
  17. シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似基地局試験シミュレータにおける試験処理方法であって、
    無線通信用端末の通信機能を代行する仮想端末手段と通信する通信ステップと、
    前記テストシナリオを取得してシナリオ保存手段に保存するシナリオ保存ステップと、
    前記シナリオ保存ステップに保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行ステップと、
    前記シナリオ実行ステップによるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信ステップを介して前記仮想端末手段と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得ステップと、
    を有することを特徴とする試験処理方法。
  18. シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似端末試験シミュレータにおける試験処理方法であって、
    無線通信用基地局と通信する通信ステップと、
    前記テストシナリオを取得してシナリオ保存手段に保存するシナリオ保存ステップと、
    前記シナリオ保存ステップに保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行ステップと、
    前記シナリオ実行ステップによるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信ステップを介して前記無線通信用基地局と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得ステップと、
    を有することを特徴とする試験処理方法。
  19. 前記通信ステップが、前記無線通信用基地局と無線または有線により通信することを特徴とする請求項18記載の試験処理方法。
  20. シナリオ編集装置に記憶されている複数のシナリオ構成片を含むテストシナリオを実行する無線通信用擬似端末試験シミュレータにおける試験処理方法であって、
    無線通信用基地局の通信機能を代行する仮想基地局手段と通信する通信ステップと、
    前記テストシナリオを取得してシナリオ保存手段に保存するシナリオ保存ステップと、
    前記シナリオ保存ステップに保存されているテストシナリオを起動して、コード単位にシナリオを実行するシナリオ実行ステップと、
    前記シナリオ実行ステップによるテストシナリオの実行に基づいて、前記通信ステップを介して前記仮想基地局手段と通信処理により応答される応答情報を取得する応答取得ステップと、
    を有することを特徴とする試験処理方法。
  21. 請求項11,12,13,14に記載のシナリオ編集方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  22. 請求項15,16,17,18,19,20に記載の試験処理方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  23. 請求項11,12,13,14に記載のシナリオ編集方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  24. 請求項15,16,17,18,19,20に記載の試験処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
JP2005235108A 2004-12-27 2005-08-15 シナリオ編集装置および擬似基地局試験システムおよび擬似端末試験システムおよびシナリオ編集方法および試験処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム Expired - Fee Related JP4440185B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005235108A JP4440185B2 (ja) 2004-12-27 2005-08-15 シナリオ編集装置および擬似基地局試験システムおよび擬似端末試験システムおよびシナリオ編集方法および試験処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004375374 2004-12-27
JP2005235108A JP4440185B2 (ja) 2004-12-27 2005-08-15 シナリオ編集装置および擬似基地局試験システムおよび擬似端末試験システムおよびシナリオ編集方法および試験処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006211638A true JP2006211638A (ja) 2006-08-10
JP4440185B2 JP4440185B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=36967932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005235108A Expired - Fee Related JP4440185B2 (ja) 2004-12-27 2005-08-15 シナリオ編集装置および擬似基地局試験システムおよび擬似端末試験システムおよびシナリオ編集方法および試験処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4440185B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199085A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Anritsu Corp シナリオ生成装置及びシナリオ生成プログラム
JP2008252630A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Anritsu Corp 擬似基地局装置
JP2009260754A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Nippon Syst Wear Kk 通信試験装置、通信試験機能を有するネットワーク、接続試験方法および接続試験プログラム
KR101297576B1 (ko) * 2011-08-17 2013-08-19 주식회사 이노와이어리스 기지국 에뮬레이터 및 그 제어 방법
JP2014072838A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Anritsu Corp 移動端末試験装置及び移動端末試験方法
JP2014138416A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Anritsu Corp シナリオ生成装置、シナリオ生成方法およびシナリオ生成プログラム
JP2015192351A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 アンリツ株式会社 試験装置及び試験方法
JP2017118188A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 アンリツ株式会社 シーケンス発生装置、それを用いた誤り率測定装置、及びシーケンス発生方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199085A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Anritsu Corp シナリオ生成装置及びシナリオ生成プログラム
JP2008252630A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Anritsu Corp 擬似基地局装置
JP2009260754A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Nippon Syst Wear Kk 通信試験装置、通信試験機能を有するネットワーク、接続試験方法および接続試験プログラム
KR101297576B1 (ko) * 2011-08-17 2013-08-19 주식회사 이노와이어리스 기지국 에뮬레이터 및 그 제어 방법
JP2014072838A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Anritsu Corp 移動端末試験装置及び移動端末試験方法
JP2014138416A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Anritsu Corp シナリオ生成装置、シナリオ生成方法およびシナリオ生成プログラム
JP2015192351A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 アンリツ株式会社 試験装置及び試験方法
JP2017118188A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 アンリツ株式会社 シーケンス発生装置、それを用いた誤り率測定装置、及びシーケンス発生方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4440185B2 (ja) 2010-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4440185B2 (ja) シナリオ編集装置および擬似基地局試験システムおよび擬似端末試験システムおよびシナリオ編集方法および試験処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP5112340B2 (ja) 加入者識別モジュール(sim)アプリケーション・ツールキットの改良されたテスト方法及びシステム
CN102420891B (zh) 移动终端及其测试方法、测试设备及测试系统
KR20080068385A (ko) 소프트웨어 테스트 시스템, 방법 및 그 방법을 실행하기위한 프로그램이 기록된 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체
CN101272422A (zh) 一种手机自动化测试方法
CN112732587B (zh) 一种自动化测试日志的获取方法、装置、电子设备及存储介质
CN111475390A (zh) 日志采集系统部署方法、装置、设备及存储介质
CN107509212B (zh) 一种用于移动终端的测试方法及测试系统
CN112181749A (zh) 硬件测试方法、装置、电子设备和存储介质
CN111651232A (zh) 一机多控方法、装置、系统及电子设备
CN105760300A (zh) 一种stk/utk业务的自动化测试方法及测试系统
CN104601798B (zh) 一种定制应用程序启动控制方法及装置
JP4064392B2 (ja) シナリオ生成装置、擬似基地局、シナリオ生成プログラムおよび記録媒体
CN113452556A (zh) 产品技能的配置方法、装置、存储介质及电子装置
CN111158987B (zh) 微服务架构的健康检查方法及装置
CN111131440B (zh) 资源调度方法、装置和服务器
US9774408B2 (en) Mobile communication terminal test device and a test analysis unit therefor
CN111050333A (zh) 一种基站自动化测试方法及系统
CN109995931B (zh) 一种实现自动呼叫的方法及装置
CN106713446A (zh) 一种重定位方法、装置、服务器和移动终端
CN109144850A (zh) 移动终端的交互通信的测试方法及系统
CN115190057A (zh) 自动化测试方法、装置以及电子设备
CN113934552A (zh) 功能代码的确定方法及装置、存储介质、电子装置
CN114490323A (zh) 终端设备的测试方法、装置及电子设备
KR101014905B1 (ko) 분석 및 테스트를 위한 시스템 결정 에뮬레이터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100106

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4440185

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160115

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees