JPH10149403A - 表処理装置 - Google Patents

表処理装置

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JPH10149403A
JPH10149403A JP8310257A JP31025796A JPH10149403A JP H10149403 A JPH10149403 A JP H10149403A JP 8310257 A JP8310257 A JP 8310257A JP 31025796 A JP31025796 A JP 31025796A JP H10149403 A JPH10149403 A JP H10149403A
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JP
Japan
Prior art keywords
comparison
processing
numerical data
data
sheet
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JP8310257A
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Hisahiko Watanabe
久彦 渡辺
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多項目の時系列データを、各項目の増減傾向が
つかみやすい形で表現できるようにすること。 【解決手段】CPU10は、記憶装置18もしくはRA
M20に記憶され表示装置14に表示した処理対象の表
シートに於ける所定セル位置、例えば行の先頭位置のセ
ルの数値データをスタート地点の比較データとして、所
定方向、例えば行方向で隣接する各セル同士の比較を行
い、この比較結果を各セルに於いてグラフィック画像と
して表現した表シート、例えば、増加・減少の傾向を矢
印記号として表現した表シートを作成し、表示装置14
に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表の作成を行うた
めの表処理装置に関し、特に、表を構成するセルの表示
制御に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等を利用
した表処理装置が利用されることが多くなってきてい
る。この表処理装置は、縦横に配されたセルと呼ばれる
ます目に対してデータを入力してスプレッドシートと称
される表シートを完成させ、また、そのセルに対して計
算式を設定することにより、表計算を自動的に行って、
売上表や家計簿等の各種の表シートを作成できるように
なっている。また、こうして作成された表シート上の時
系列データを、任意のフォーマットで、グラフ化して表
示を行うことができる表処理装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな表処理装置に於けるグラフ化では、多項目の時系列
データを一つのグラフで表現すると、重なってしまい、
項目の増減傾向がつかみにくいものとなってしまうとい
う問題があった。本発明の課題は、多項目の時系列デー
タを、各項目の増減傾向がつかみやすい形で表現できる
ようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。記憶手段は、数値データが入るセルを二次元に
配置してなる処理対象表を記憶するもので、例えば、ハ
ードディスク等の記憶装置やRAM等のメモリからな
る。比較手段は、上記記憶手段に記憶された処理対象表
に於ける所定セル位置の数値データをスタート地点の比
較データとし、所定方向で隣接する各セル同士の比較を
行う。 表作成手段は、上記比較手段による比較結果
を各セルに於いてグラフィック画像として表現した表を
作成する。
【0005】本発明の手段の作用は次の通りである。比
較手段にて、記憶手段に記憶された処理対象表に於ける
所定セル位置の数値データをスタート地点の比較データ
として、所定方向で隣接する各セル同士の比較を行い、
表作成手段は、この比較結果を各セルに於いてグラフィ
ック画像として表現した表、例えば、増加・減少の傾向
を矢印記号として表現した表を作成する。従って、多項
目の時系列データを、各項目の増減傾向がつかみやすい
形で表現できるようになる。
【0006】また、本発明の別の手段は次の通りであ
る。数値データが入るセルを二次元に配置してなる処理
対象表から、多項目の時系列データを各項目の増減傾向
がつかみやすい形で表現した表を作成する際に、上記処
理対象表に於ける所定セル位置の数値データをスタート
地点の比較データとし、所定方向で隣接する各セル同士
の比較を行う処理と、上記比較の結果を各セルに於いて
グラフィック画像として表現した表を作成する処理と、
をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格
納した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
【0007】本発明の別の手段の作用は次の通りであ
る。コンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納され
たプログラムを読み取って処理を実行するコンピュータ
は、数値データが入るセルを二次元に配置してなる処理
対象表から、多項目の時系列データを各項目の増減傾向
がつかみやすい形で表現した表を作成する際に、上記処
理対象表に於ける所定セル位置の数値データをスタート
地点の比較データとし、所定方向で隣接する各セル同士
の比較を行う処理と、上記比較の結果を各セルに於いて
グラフィック画像として表現した表を作成する処理とを
実行する。従って、多項目の時系列データを、各項目の
増減傾向がつかみやすい形で表現できるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1乃至第4の実
施の形態を図1の(A)乃至図5を参照して説明する。
図1の(A)は本発明の第1乃至第4の実施の形態の表
処理装置に共通の構成を示す図で、同図中、参照番号1
0は当該表処理装置全体を制御するCPUである。12
はキーボードやマウス等の入力装置であり、14はCR
T等の表示装置、16はページプリンタ等の印刷装置で
ある。18は入力制御、ファイル制御、データ処理制御
等のプログラム、表シートや後述する各種レジスタ
(i,m,n,d,項目始点,因子始点,等)を記憶す
るハードディスク等の記憶装置であり、20は上記CP
U10がこの記憶装置18に記憶されたプログラムを実
行する際のワークメモリとして用いられるRAMであ
る。
【0009】なお、上記記憶装置18に記憶されるプロ
グラムやデータ等は、予め記憶されていても良いし、フ
ロッピーディスクや光(磁気)ディスク等の記憶媒体2
2や通信回線24によって供給されて、記憶装置18に
格納されるものであっても良い。あるいは、該記憶装置
18に記憶されたプログラム以外にも、CPU10は、
記憶媒体22に記憶されたプログラムや通信回線24を
介して与えられるプログラムを直接実行することも可能
である。
【0010】以下、このような構成の表処理装置の第1
の実施の形態に於ける動作を説明する。今、操作者によ
って、図1の(B)に示すように、縦横に配されたセル
に対してデータが入力されてなる表シートが完成され、
記憶装置18に記憶されると共に、表示装置14にて表
示されているものとする。この表シートでは、A,B,
C,…という項目がa,b,c,…という因子で時系列
データとして表現されている。
【0011】そして、本第1の実施の形態では、このよ
うな表シートをグラフ化するのではなく、このような表
シート上の数値データを項目ごとに前因子との増減関係
に基づいて矢印記号のテキストに置換することで、図1
の(C)に示すような増減傾向がわかりやすい新しい表
シートを作成して表示装置14に表示する。
【0012】図2は、このような新しい表シートを作成
するための、1項目に於ける各因子の置換処理のフロー
チャートである。この置換処理は、前因子のデータを変
数iとして記憶しておき、この値と現因子との増減関係
から置換する矢印記号を決定するものである。
【0013】即ち、まず、記憶装置16に設けたiレジ
スタの値を「0」に初期設定した後(ステップS1
0)、iレジスタの値が何であるかを判断する(ステッ
プS12)。iレジスタの値が「0」の場合には、元の
表シート(以下、元シートと記す)の当該フィールドの
数値データをスペースに置換して新しい表シート(以
下、新シートと記す)の対応するフィールドに表示する
と共に(ステップS14)、元シートの当該フィールド
の数値データをiレジスタに格納する(ステップS1
6)。つまり、本実施の形態では、最初のフィールド
(因子a)即ち始点をスペースにして表示する。その
後、最終フィールドまで処理が終わったかどうか判断し
(ステップS18)、まだの場合には、上記ステップS
12に戻る。この際、処理対象の現フィールドを一つ進
める。
【0014】ステップS12では、2回目からは、iレ
ジスタの値が「0」以外の数値データであると判断さ
れ、この場合には、次に、iレジスタの値と元シートの
現フィールドの数値データとの比較を行う(ステップS
20)。そして、その比較の結果、現フィールドの数値
データがiレジスタの値よりもn%以上増加しているの
であれば、現フィールドの数値データを斜め上向きの矢
印記号に置換して新シートの対応するフィールドに表示
する(ステップS22)。つまり、項目Aについて見る
と、2番目のフィールド(因子b)の数値データ「2
0」はiレジスタに格納された最初のフィールド(因子
a)の数値データ「10」よりもn%(例えば、50
%)以上増加しているので、この2番目のフィールドの
数値データ「20」が斜め上向きの矢印記号に置換され
る。
【0015】また、上記ステップS20に於いて、元シ
ートの現フィールドの数値データがiレジスタの値より
もn%以上減少していると判断された場合には、現フィ
ールドの数値データを斜め下向きの矢印記号に置換して
新シートの対応するフィールドに表示する(ステップS
24)。つまり、項目Aについて見ると、4番目のフィ
ールド(因子d)の数値データ「30」はiレジスタに
格納された3番目のフィールド(因子c)の数値データ
「50」よりもn%以上減少しているので、この4番目
のフィールドの数値データ「30」が斜め下向きの矢印
記号に置換される。
【0016】そして、上記ステップS20に於いて、元
シートの現フィールドの数値データに対してiレジスタ
の値が±n%の範囲内の増減しかないと判断された場合
には、現フィールドの数値データを右向きの矢印記号に
置換して新シートの対応するフィールドに表示する(ス
テップS26)。つまり、項目Aについて見ると、5番
目のフィールド(因子e)の数値データ「30」はiレ
ジスタに格納された4番目のフィールド(因子d)の数
値データ「30」と同じ即ち±n%の範囲内であるの
で、この5番目のフィールドの数値データ「30」が右
向きの矢印記号に置換される。
【0017】このようにして、上記ステップS18に於
いて最終フィールドまで処理が終わったと判断される
と、1項目についての処理を終了する。後は、この1項
目に於ける各因子の置換処理を各項目に対して同様に実
行することで、図1の(C)に示すような新しい表シー
トが得られる。
【0018】このように、本第1の実施の形態によれ
ば、多項目の時系列データを矢印記号を用いてビジュア
ル表示することにより、各項目の増減傾向を表シート上
で表現でき、従来のグラフ化したものよりも各項目の増
減傾向がわかりやすいという効果がある。
【0019】なお、本第1の実施の形態では、始点の数
値データをスペースに置き換えるものとしたが、実デー
タをそのまま表示しても良いことは勿論である。また、
元の表シートから別の新しい表シートを作成するものと
したが、元シート上のデータに置換後の矢印記号を上書
きするものとしても良い。
【0020】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。本第2の実施の形態は、元となる表シート上で、置
換対象範囲の指定を可能としたものであり、例えば、図
1の(B)の表シート上で、項目Bの因子b(これを略
してB−bと記す、以下同じ。)からC−eを置換対象
範囲とした場合には、図3の(A)に示すような新しい
表シートが得られる。
【0021】図4は、本第2の実施の形態のフローチャ
ートであり、項目,因子をそれぞれ変数m,lとして指
定範囲に対して置換処理を実行するものである。即ち、
予め、操作者が指定した項目始点B,因子始点b,項目
終点C,及び因子終点eが記憶装置18に設けられた対
応するレジスタに格納されているものとする。ここで、
まず、その予め記憶されている項目始点を同様に記憶装
置18に設けたmレジスタに格納する(ステップS3
0)。その後、同様に予め記憶されている因子始点を記
憶装置18に設けたlレジスタに格納し、またiレジス
タの値を「0」に初期設定する(ステップS32)。
【0022】そして、iレジスタの値が何であるかを判
断する(ステップS34)。iレジスタの値が「0」の
場合には、元シートの現フィールドの数値データをその
まま置換せずに新シートの対応するフィールドに表示す
ると共に(ステップS36)、元シートの現フィールド
の数値データをiレジスタに格納しておく(ステップS
38)。つまり、本第2の実施の形態では、最初のフィ
ールド(B−b)即ち始点は置換しないので、そのまま
「40」が表示される。
【0023】その後、lレジスタの内容が予め記憶され
ている因子終点となっているかどうか、つまり操作者が
指定した因子終点までの処理が終わったかどうか判断し
(ステップS40)、まだの場合には、上記ステップS
34に戻るが、この際、処理対象の現フィールドを一つ
進めるために、lレジスタの内容を次因子を示すように
インクリメントする(ステップS42)。
【0024】ステップS34では、2回目からは、iレ
ジスタの値が「0」以外の数値データであると判断さ
れ、この場合には、次に、iレジスタの値と現フィール
ドの数値データとの比較を行う(ステップS44)。そ
して、その比較の結果、元シートの現フィールドの数値
データがiレジスタの値よりもn%以上増加しているの
であれば、現フィールドの数値データを斜め上向きの矢
印記号に置換して新シートの対応するフィールドに表示
し(ステップS48)、また、現フィールドの数値デー
タがiレジスタの値よりもn%以上減少していると判断
された場合には、現フィールドの数値データを斜め下向
きの矢印記号に置換して新シートの対応するフィールド
に表示する(ステップS50)。あるいは、現フィール
ドの数値データに対してiレジスタの値が±n%の範囲
内の増減しかないと判断された場合には、現フィールド
の数値データを右向きの矢印記号に置換して新シートの
対応するフィールドに表示する(ステップS52)。
【0025】このようにして、上記ステップS40に於
いてlレジスタの内容が操作者が指定した因子終点とな
っていると判断されると、さらに、mレジスタの内容が
予め記憶されている項目終点となっているかどうか、つ
まり操作者が指定した項目及び因子終点までの処理が終
わったかどうか判断し(ステップS54)、まだの場合
には、上記ステップS32に戻る。ただしこの際、処理
対象のレコード(項目)を一つ進めるために、mレジス
タの内容を次項目を示すようにインクリメントする(ス
テップS56)。そして、ステップS32に戻って、更
新された項目の因子始点を示すようにlレジスタの内容
を設定することになる。
【0026】そして、上記ステップS54に於いて、m
レジスタの内容が操作者が指定した項目終点となったな
らば、処理を終える。これにより、図3の(A)に示す
ような表シートが得られる。なおこの場合、操作者によ
って指定された置換対象範囲外の数値データは、元シー
トから新シートにそのままコピーされる。
【0027】このように、本第2の実施の形態では、置
換対象範囲の指定を可能としたことにより、部分的な傾
向表示が行えるようになる。なお、本第2の実施の形態
に於いても、元の表シートから別の新しい表シートを作
成するものとしたが、元シート上のデータに置換後の矢
印記号を上書きするものとしても良いことは勿論であ
る。
【0028】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。本第3の実施の形態は、前述した第1の実施の形態
のように置換の基点を先頭の因子に規定するのではな
く、任意に指定できるようにしたものであり、例えば、
図1の(B)の表シート上で、因子dを指定した場合に
は、図3の(B)に示すような新しい表シートが得られ
る。
【0029】図5は、1項目に於ける各因子の置換を表
したフローチャートであり、基点から先頭までの置換を
実施した後、基点から末尾までの置換を実施するもので
ある。
【0030】即ち、予め、操作者が指定した因子dが記
憶装置18に設けられた指定因子レジスタに格納されて
いるものとする。ここで、まず、その予め記憶されてい
る因子を基点として設定すると共に、記憶装置18に設
けたiレジスタの値を「0」に初期設定する(ステップ
S60)。
【0031】そして、iレジスタの値が何であるかを判
断する(ステップS62)。iレジスタの値が「0」の
場合には、元シートの現フィールドつまり基点の数値デ
ータを黒丸記号に置換して新シートの対応するフィール
ドに表示すると共に(ステップS64)、元シートの現
フィールドの数値データをiレジスタに格納しておく
(ステップS66)。つまり、本第3の実施の形態で
は、項目Aについてみると、基点に指定された因子のフ
ィールド(d)の数値データ「30」が黒丸記号に置換
されて表示される。
【0032】その後、先頭フィールドまで処理が終わっ
たかどうか判断し(ステップS68)、まだの場合に
は、処理対象の現フィールドを前因子として(ステップ
S70)、上記ステップS62に戻る。
【0033】ステップS62では、2回目からは、iレ
ジスタの値が「0」以外の数値データであると判断さ
れ、この場合には、次に、iレジスタの値と元シートの
現フィールドの数値データとの比較を行う(ステップS
72)。そして、その比較の結果、現フィールドの数値
データがiレジスタの値よりもn%以上増加しているの
であれば、現フィールドの数値データを斜め上向きの矢
印記号に置換して新シートの対応するフィールドに表示
する(ステップS74)。また、元シートの現フィール
ドの数値データがiレジスタの値よりもn%以上減少し
ていると判断された場合には、現フィールドの数値デー
タを斜め下向きの矢印記号に置換して新シートの対応す
るフィールドに表示する(ステップS76)。さらに、
元シートの現フィールドの数値データに対してiレジス
タの値が±n%の範囲内の増減しかないと判断された場
合には、現フィールドの数値データを右向きの矢印記号
に置換して新シートの対応するフィールドに表示する
(ステップS78)。
【0034】このようにして、上記ステップS68に於
いて先頭フィールドまで処理が終わったと判断される
と、次に、上記予め記憶されている因子を再び基点とし
て設定すると共に、iレジスタの値を「0」に初期設定
する(ステップS80)。
【0035】そして、iレジスタの値が何であるかを判
断する(ステップS82)。iレジスタの値が「0」の
場合には、既に現フィールドつまり基点には黒丸記号が
表示されているので、今度ははなにもしないで、次のス
テップS84に進むが、上記ステップS64と同様の処
理を行っても良いことは勿論である。
【0036】次に、元シートの現フィールドの数値デー
タをiレジスタに格納した後(ステップS84)、末尾
フィールドまで処理が終わったかどうか判断する(ステ
ップS86)。まだ処理が終了していないときには、処
理対象の現フィールドを次因子として(ステップS8
8)、上記ステップS82に戻る。
【0037】ステップS82では、2回目からは、iレ
ジスタの値が「0」以外の数値データであると判断さ
れ、この場合には、次に、iレジスタの値と元シートの
現フィールドの数値データとの比較を行う(ステップS
90)。そして、その比較の結果、現フィールドの数値
データがiレジスタの値よりもn%以上増加しているの
であれば、現フィールドの数値データを斜め上向きの矢
印記号に置換して新シートの対応するフィールドに表示
する(ステップS92)。また、元シートの現フィール
ドの数値データがiレジスタの値よりもn%以上減少し
ていると判断された場合には、現フィールドの数値デー
タを斜め下向きの矢印記号に置換して新シートの対応す
るフィールドに表示する(ステップS94)。さらに、
元シートの現フィールドの数値データに対してiレジス
タの値が±n%の範囲内の増減しかないと判断された場
合には、現フィールドの数値データを右向きの矢印記号
に置換して新シートの対応するフィールドに表示する
(ステップS96)。
【0038】このようにして、上記ステップS86に於
いて末尾フィールドまで処理が終わったと判断される
と、1項目についての処理を終了する。後は、この1項
目に於ける各因子の置換処理を各項目に対して同様に実
行することで、図3の(B)に示すような新しい表シー
トが得られる。
【0039】このように、本第3の実施の形態では、基
点の指定を可能としたことにより、順方向、逆方向の傾
向表示が行えるようになる。なお、本第3の実施の形態
に於いては、基点には黒丸記号を表示するようにした
が、上記第1の実施の形態のようにスペースとしたり、
第2の実施の形態のように元の数値データそのまま表示
するようにしても良い。
【0040】また、本第3の実施の形態に於いても、元
の表シートから別の新しい表シートを作成するものとし
たが、元シート上のデータに置換後の矢印記号を上書き
するものとしても良いことは勿論である。
【0041】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。本第4の実施の形態は、前述した第1の実施の形態
が比較対照を因子方向としていたものを、項目方向とし
た例であり、これにより図3の(C)に示すような表シ
ートが得られる(ただし、この例では基点にスペースで
はなくて黒丸記号を表示するようにしている)。
【0042】このような表シートを作成する動作につい
ては、前述した第1の実施の形態に於ける横方向の比較
を縦方向の比較に置き換えるだけであるので、その詳細
は省略する。
【0043】このように、本第4の実施の形態では、項
目方向の指定を可能としたことにより、縦方向での傾向
表示が行えるようになる。なお、本第4の実施の形態に
於いても、基点には黒丸記号を表示するようにしたが、
上記第1の実施の形態のようにスペースとしたり、第2
の実施の形態のように元の数値データそのまま表示する
ようにしても良い。また、元の表シートから別の新しい
表シートを作成するものとしたが、元シート上のデータ
に置換後の矢印記号を上書きするものとしても良いこと
は勿論である。
【0044】さらに、本第4の実施の形態は、上記第1
の実施の形態を項目方向(縦方向)に展開したものであ
るが、上記第2及び第3の実施の形態も同様に縦方向に
展開できることは勿論である。なお、これら第1乃至第
3の実施の形態及びそれらの縦方向への展開を操作者が
適宜もしくは組み合わせて選択できるようにしても良い
ことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、多項目の時系列データ
を、元の表のイメージそのままに同じ配列状態でグラフ
ィック表示されるので、各項目の増減傾向がつかみやす
い形で表現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1乃至第4の実施の形態の
表処理装置に共通の構成を示すブロック図であり、
(B)及び(C)はそれぞれ元となる表シート及び第1
の実施の形態に於いて作成される表シートを示す図であ
る。
【図2】第1の実施の形態の動作フローチャートであ
る。
【図3】(A)乃至(C)はそれぞれ本発明の第2乃至
第4の実施の形態に於いて作成される表シートを示す図
である。
【図4】第2の実施の形態の動作フローチャートであ
る。
【図5】第3の実施の形態の動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 CPU 12 入力装置 14 表示装置 16 印刷装置 18 記憶装置 20 RAM 22 記憶媒体 24 通信回線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値データが入るセルを二次元に配置し
    てなる処理対象表を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された処理対象表に於ける所定セル
    位置の数値データをスタート地点の比較データとし、所
    定方向で隣接する各セル同士の比較を行う比較手段と、 上記比較手段による比較結果を各セルに於いてグラフィ
    ック画像として表現した表を作成する表作成手段と、 を具備することを特徴とする表処理装置。
  2. 【請求項2】 上記比較手段は、上記スタート地点とし
    て複数設定し、行方向あるいは列方向に上記比較処理を
    展開していくことを特徴とする請求項1に記載の表処理
    装置。
  3. 【請求項3】 上記比較手段は、上記スタート地点を操
    作者が任意に指定するためのスタート地点指定手段を含
    むことを特徴とする請求項1に記載の表処理装置。
  4. 【請求項4】 上記比較手段は、上記スタート地点とし
    て1つのセルを設定し、行方向のみならず列方向へも上
    記比較処理を展開していくことを特徴とする請求項1に
    記載の表処理装置。
  5. 【請求項5】 上記比較手段は、上記比較処理を展開す
    る範囲を操作者が指定するめたの範囲指定手段を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の表処理装置。
  6. 【請求項6】 数値データが入るセルを二次元に配置し
    てなる処理対象表から、多項目の時系列データを各項目
    の増減傾向がつかみやすい形で表現した表を作成する際
    に、 上記処理対象表に於ける所定セル位置の数値データをス
    タート地点の比較データとし、所定方向で隣接する各セ
    ル同士の比較を行う処理と、 上記比較の結果を各セルに於いてグラフィック画像とし
    て表現した表を作成する処理と、をコンピュータに実行
    させる命令を含むプログラムを格納した、コンピュータ
    が読み取り可能な記録媒体。
JP8310257A 1996-11-21 1996-11-21 表処理装置 Abandoned JPH10149403A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006092520A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Microsoft Corp ソフトウェアプログラムに係わるワンクリック型条件付き書式設定の方法およびシステム
JP2010128922A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Canon Inc 選択装置、選択方法、及びコンピュータプログラム
JP2012221157A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Yokogawa Electric Corp フィールドデータ表示装置

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